JP2006134647A - 燃料電池システム - Google Patents

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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】 燃料電池システムの運転状態に拘わらずパージ弁の故障診断が可能な燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池のアノード2aまたは水素循環路11aから系外へ水素ガスを放出する水素排出路13上に、直列に上流パージ弁16と下流パージ弁17とを設ける。上流パージ弁16と下流パージ弁17とで挟まれた水素排出路13bの圧力を検出する圧力センサ15を設ける。システム制御部18は、上流パージ弁16及び下流パージ弁17を閉じて、水素排出路13bを密閉し、圧力センサ15による検出値の時間変化を監視する。システム制御部18は、圧力センサ15の検出値が大気圧へ向かって低下すれば、下流パージ弁17の開固着故障と判断し、同検出値がアノード2aの圧力へ向かって低下すれば、上流パージ弁16の開固着故障と判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、特にパージ弁の故障検出を改善した燃料電池システムに関する。
燃料電池は、水素ガスなどの燃料ガスと酸素を有する酸化ガスとを電解質を介して電気化学的に反応させ、電解質両面に設けた電極間から電気エネルギを直接取り出すものである。特に固体高分子電解質を用いた固体高分子型燃料電池は、動作温度が低く、取り扱いが容易なことから電動車両用の電源として注目されている。すなわち、燃料電池車両は、高圧水素タンク、液体水素タンク、水素吸蔵合金タンクなどの水素貯蔵装置を車両に搭載し、そこから供給される水素と、酸素を含む空気とを燃料電池に送り込んで反応させ、燃料電池から取り出した電気エネルギで駆動輪につながるモータを駆動するものであり、排出物質は水だけであるという究極のクリーン車両である。
固体高分子型燃料電池に用いられる高分子電解質は、湿潤状態でなければ良好な陽イオン伝導性を発揮しないものが多いために、燃料電池に供給する水素ガスまたは酸化剤ガス(以下、両者を併せて反応ガスと呼ぶ)は加湿されている。また、発電効率を高めるために燃料電池の出力電流から要求される反応ガスの質量流量より多くのガスを供給し、余剰の水素ガスは、水素循環経路によりアノード入口へ再循環させている。
このような燃料電池システムにおいて、カソードからアノードへ電解質膜をリークした空気中の不活性ガス(窒素、アルゴン等)は、アノード循環経路内に蓄積して水素分圧を低下させ、発電効率を低下させる。また、発電の電気化学反応により生じる生成水が液水となってガス通路に蓄積し、ガス流通やガス拡散を妨げ、発電効率の低下や発電停止に至ることがある。このような不純物ガスや液水をガス通路内から一掃するために、アノードから排出されるアノーオフガスを循環経路外へ放出するパージ弁が設けられている。
通常、パージ弁の下流には、排水素処理装置として、希釈装置や触媒燃焼装置が設けられる。希釈装置は、空気によりパージガス濃度を制限濃度未満に希釈して系外へ放出する。触媒燃焼装置は、燃焼触媒によりパージガス中の水素を燃焼させて水蒸気として系外へ放出する。
従来、パージ弁の故障診断としては、燃料電池の発電出力の変動が所定範囲内であるような一定運転時にパージ弁を開閉したときの目標アノード圧力と実アノード圧力を比較することで診断していた(例えば、特許文献1)。
特開2003−092125号公報(第5頁、図2)
しかしながら上記従来技術においては、燃料電池の発電出力が所定範囲内であるときしかパージ弁の故障診断ができないため、診断頻度に制約があった。また、パージラインの系が極小さいときには、パージによる圧力変化がアノード圧力に現れにくく、精度よく診断することが困難な場合もあるという問題点があった。
上記問題点を解決するために、本発明は、燃料極に供給された燃料ガスと酸化剤極に供給された酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料極へ燃料ガスを供給する燃料供給手段と、前記燃料極から排出される余剰燃料ガスを前記燃料極に還流する燃料循環路と、該燃料循環路内の気体の一部を外部に放出する燃料排出路と、該燃料排出路に直列に配置された複数のパージ弁と、前記複数のパージ弁の間の空間の圧力を計測する少なくとも一つの圧力センサと、該圧力センサが検出する圧力値の時間変化に基づいて前記空間を密閉する少なくとも一方のパージ弁からのガス漏洩を判断するパージ弁故障検出手段と、を備えたことを要旨とする燃料電池システムである。
本発明によれば、燃料循環路内の期待の一部を外部へ放出する燃料排出路に、複数のパージ弁と、パージ弁に挟まれた空間の圧力を検出する圧力センサを設けたので、2つのパージ弁の間の空間に燃料ガスを密封し、この空間の圧力変化を圧力センサで検出することでパージ弁の故障診断を行うことができる。このパージ弁の間に燃料ガスを密封する空間は、通常の燃料電池運転状態に左右されない部分なので、任意の運転状態においてパージ弁の故障診断を行うことができるという効果がある。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下に説明する各実施例は、特に限定されないが燃料電池車両に好適な燃料電池システムである。
図1は、本発明に係る燃料電池システムの実施例1の構成を説明するシステム構成図である。本実施例1は、燃料排出路である水素排出路に2つのパージ弁を設けた実施例である。
図1において、燃料電池システム1は、アノード(燃料極)2aに供給された燃料ガスとしての水素と、カソード(酸化剤極)2bに供給された酸化剤ガスとしての空気との電気化学反応により発電する燃料電池2を備えている。酸化剤ガスとしての空気は、空気コンプレッサ3で圧縮されて、空気供給路4を介して燃料電池2のカソード2bへ供給される。空気中の酸素の一部が発電反応に利用され残った酸素と窒素は、空気排出路5a、空気調圧弁6、空気排出路5b、集合排出路14を介して系外へ排出される。空貴重圧弁6は、その開度をを制御することにより、カソード2bの空気圧力を調整する。
一方、燃料ガスとしての水素は、高圧水素タンク7に貯蔵されている。高圧水素タンク7の水素は、減圧弁8で一定の圧力(例えば、1M[Pa])まで減圧された後、水素調圧弁9により所望の運転圧力まで減圧されて、水素供給路10を介して、燃料電池2のアノード2aへ供給される。アノード2aで反応しなかった水素は、水素循環路11a、水素循環ポンプ12,水素循環路11bを介して水素供給路10へ合流し、再びアノード2aへ供給される。
この燃料電池システム1において、カソード2bからアノード2aへ電解質膜をリークした空気中の不活性ガス(窒素、アルゴン等)は、アノード循環経路内に蓄積して水素分圧を低下させ、発電効率を低下させる。また、発電の電気化学反応により生じる生成水が液水となってガス通路に蓄積し、ガス流通やガス拡散を妨げ、発電効率の低下や発電停止に至ることがある。このような不純物ガスや液水をガス通路内から一掃するために、アノードから排出されるアノーオフガスを循環経路外へ放出するために、水素排出路13が設けられ、この水素排出路13上に直列に、上流パージ弁16と下流パージ弁17とが設けられている。
ここで、水素循環路11aとの分岐点と、上流パージ弁16までの水素排出路を13a,上流パージ弁16から下流パージ弁17までの水素排出路を13b、下流パージ弁17から水素排出路が空気排出路5bと合流する点までを水素排出路13cとする。尚、空気排出路5bと水素排出路13cとの合流点より下流は、水素が空気により希釈されて排出される集合排出路14とする。上流パージ弁16は、従来のパージ弁と同様に、開度を制御可能なパージ弁である。
下流パージ弁17と、圧力センサ15は、本発明に特徴的な構成要素である。下流パージ弁17は、上流パージ弁16と同様に開度制御可能な弁でもよいが、本実施例では単なる開閉弁とする。通常の運転時は下流パージ弁17は開とし、上流パージ弁16の開度制御にてパージ量の調整を行う。
圧力センサ15は、上流パージ弁16と下流パージ弁17とで密閉される水素排出路13bの圧力を検出するセンサであり、その検出値は、システム制御部18へ入力されている。システム制御部18は、燃料電池システム1の全体を制御するとともに、上流パージ弁16及び下流パージ弁17の間に密閉したアノードオフガス(水素ガス)の圧力変化を圧力センサ15で検出することにより、両パージ弁16,17の故障を検出するパージ弁故障検出手段を兼ねている。
尚、特に限定されないが、本実施例では、システム制御部18は、CPU、プログラムROM、作業用RAM、及び入出力インタフェースを備えたマイクロプロセッサで構成され、CPUがプログラムROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、システム全体の制御及びパージ弁の故障診断が達成される。
また上流パージ弁16と下流パージ弁17で密閉される空間である水素排出路13bの容積を極小さくすること、言い換えれば、上流パージ弁16と下流パージ弁17とを近接して配置することにより、パージ弁16、17の漏洩による圧力センサ15の圧力変動感度を高めることができるので、非常に精度よく診断することができる。
図2は、本実施例におけるパージ弁の漏洩診断のタイミングチャートである。まず、通常の運転状態である状態1において診断を開始するタイミングt1で、下流パージ弁17を閉じる。すると、状態1から状態2へ遷移し、上流パージ弁16と下流パージ弁17の間の空間である水素排出路13bにアノード2aの水素圧力相当の圧力が保持される。
状態2である程度時間が経過して圧力センサ15の検出値が安定したら、その検出値を圧力1としてシステム制御部18へ記憶するとともに、タイミングt2で上流パージ弁16を閉じる。これにより状態2から状態3へ遷移する。続いて状態3にて、閉塞された水素排出路13bの圧力の時間変化を圧力センサ15でモニタする。
上流パージ弁16または下流パージ弁17のいずれかに漏洩があった場合は、水素排出路13bの圧力は比較的速やかにパージ弁外部の圧力に向かって変化する。例えば下流パージ弁17に漏れがある場合は大気圧に、上流パージ弁16に漏れがある場合はアノード2aの圧力に収束する。つまり、所定時間における水素排出路13b内の圧力の変化幅からパージ弁16,17の漏洩の有無を判断することができる。
一方、アノード2aの圧力と水素排出路13bの圧力が比較的近い圧力を示す場合、圧力センサ15の検出値に現れる変化が小さく、上流パージ弁16の漏洩を検出することが困難である。そこで、状態3にて、燃料電池2から電力を取り出してアノード2aの水素を消費させてアノード2aの圧力を燃料電池の発電要求が許す範囲で低下させる。そうすることにより、上流パージ弁16に漏れがあった場合に、水素排出路13bの圧力は、より低いアノード2aの圧力に向かって低下していくため、精度良い診断ができる。
次に、図3のフローチャートを参照して、アイドルストップ時におけるパージ弁の故障診断を説明する。
まず、ステップ(以下、ステップをSと略す)00において、現在アイドリングストップ状態かどうかを識別し、アイドリングストップ状態ではないときは、S02において、燃料電池の発電を一次的に停止(アイドリングストップ)してもよいか否かを決めるアイドリングストップ許可条件が成立しているか否かを判断する。アイドリングストップ条件としては、例えば、2次電池を備える燃料電池車両であれば、アクセル踏込量に基づく要求電力量が2次電池の放電量で十分賄える量とする。
S02にてアイドリングストップ許可条件が成立していると判断されたら、S04にて上流パージ弁16を開き、下流パージ弁17を閉じる。その後S06にて上流パージ弁16と下流パージ弁17との間の圧力が所定時間内に上昇するかどうかを圧力センサ15の検出値に基づいてチェックする。ここで、所定時間経過しても圧力が上昇しない場合は下流パージ弁17が開いたまま(下流パージ弁の開固着故障)であるか、上流パージ弁16が閉じたままである(上流パージ弁の閉故障)として、S14に移行しパージ弁故障診断NG(診断結果不良)と判断するとともに、パージ弁が故障であることをパージ弁NG経験フラグをセットすることによりシステム制御部18内に記憶する。
一方、S06にて、上流パージ弁16と下流パージ弁17の間の圧力が上昇した場合は、S08へ移行して上流パージ弁16を閉じて、両パージ弁16,17間の水素排出路13bの圧力を保持するとともに、圧力センサ15で検出するパージ弁間の圧力変化をシステム制御部18内に記憶する。また、水素、空気の供給を停止して燃料電池の発電を一時的に停止しアイドリングストップの状態とする。
ここで、S10にて、燃料電池2から電力を取り出してアノード2aの圧力を2つのパージ弁で密閉された水素排出路13bの圧力より低く制御することにより、上流パージ弁16の前後差圧を発生できるので、上流パージ弁の16漏洩も検出することができる。
S12はパージ弁診断のステップである。S12にて両パージ弁16,17間の圧力が所定時間内に、S08にて記憶した圧力値(圧力1)に対して所定圧力以上低下するかどうかをチェックする。
S12にて所定時間1内に所定圧力1以上の圧力低下があった場合は、上流パージ弁16または下流パージ弁17の漏れがあるとしてS14に移行し、パージ弁故障診断NGと判断するとともに、パージ弁が故障であることをパージ弁NG経験フラグをセットすることによりシステム制御部18内に記憶する。一方、S12にて圧力の低下がないと判断される場合には、アイドリングストップの状態を継続する。
このように、アイドルストップ機能を持つ燃料電池においては、アイドルストップ中は燃料電池の補機を停止するため、アイドルストップ中の燃料排出経路からの排水素を処理する機能が損なわれたり、制限されたりする。従って、アイドルストップ中にパージ弁の漏洩を精度よく診断する必要がある。本実施例によれば、アイドルストップを行っているときにパージ弁の漏洩診断を行うことができるので、アイドルストップ状態のパージ弁からの水素漏れをリアルタイムで検出することができる。
一方、S00にてアイドリングストップ状態と識別したときには、S16にてアイドリングストップを解除する必要があるか判断する。S16にてアイドリングストップを解除する必要があると判断されたときは、S18で水素供給を開始するとともに空気供給を開始し、S20で上流パージ弁16の通常開度制御を開始すると共に、下流パージ弁17を開いて、通常の発電状態へ移行する。また、S16にてアイドリングストップを解除する必要がないと判断した場合は、S12に移行し、パージ弁の診断を継続しつつ、アイドリングストップを継続する。
ここで、S16のアイドリングストップ解除条件の中に、パージ弁開固着診断がNG判定されているかどうかを追加してもよい。アイドリングストップ中にS14にてパージ弁開固着NGと判断された場合は、S16にてアイドリングストップ復帰条件が成立し、S18、S20に従って通常の発電状態へ移行する。
さらに、S02のアイドリングストップ許可条件の中に、パージ弁開固着診断にてNGを経験していない、即ち、パージ弁NG経験フラグがセットされていないことを追加してもよい。アイドリングストップ中にS14にてパージ弁開固着NGと判断された場合は、S16にてアイドリングストップ復帰条件が成立し、S18、S20に従って通常の発電状態へ移行するが、その後は、アイドリングストップ許可条件が成立しないので、以降アイドリングストップに移行しない。
これにより、アイドリングストップ中にパージ弁の漏洩が検出された場合は、ただちにアイドリングストップを解除し、パージ弁からの排水素を処理する機能を復活させることができるので、車外に規定濃度以上の水素が排出されることを防止することができる。
また、一旦パージ弁の漏洩が検出された場合は、以後アイドリングストップを行わないようにできるので、パージ弁の故障によりアイドリングストップに移行したとたんにアイドリングストップから運転状態に復帰するという動作を防止することができる。
以上説明したアイドリングストップ時のパージ弁診断は、図2に示した通常運転時のパージ弁診断の状態3までは同様である。ここで状態3にてパージ弁の開固着と判断した場合は、このときの圧力を圧力2としてシステム制御部18に記憶すると同時に、上流パージ弁16を開く。ここで、もともと上流パージ弁16が開固着していた場合は、状態3と状態4で状態が変化しておらず、両パージ弁間の圧力の抜け方も変化がない。しかし、下流パージ弁17が開固着していた場合は、上流パージ弁16を開くことで状態3に対し状態4ではパージ弁間の圧力の抜ける面積が広がったことになり、圧力の抜け方が早くなる。従って、圧力1から圧力2に移行するまでに圧力低下速度と上流パージ弁16を開いた後の圧力2から現在の圧力に移行するまでの圧力低下速度を比較することにより、どちらのパージ弁が故障しているかを判別し、パージ弁の故障部位が特定できる。これにより、その後の修理を迅速に行うことができる。また、故障部位に応じた最適なフェールセーフ制御を行うことができる。
図1のシステム構成図より、パージ弁から排出されるガスをカソードのOFFガスにて希釈する構成をとる場合、正常な状態であれば、パージされる分の水素を希釈するだけの空気を供給すればよいのだが、パージ弁に開固着があって通常の想定以上の水素が排出される場合は、それの応じた空気を供給する必要がある。ここで、上流パージ弁16が故障していた場合は通常のパージ制御の機能が損なわれており、パージ弁からの排出水素が安全濃度まで希釈されることを保証するために、希釈空気量を増加する等の水素処理機能の能力を高めたフェールセーフ処理を行う。この結果、燃料電池システム外に排出される水素濃度を低く抑制することができる。
パージ弁の故障部位特定の結果、下流パージ弁17が開固着故障していたとしても、上流パージ弁16で通常のパージ制御を行うことができるので、通常の発電制御を継続することができる。
図4に、燃料電池システムの運転停止時のパージ弁の漏洩診断のタイミングチャートを記載する。システム停止時に下流パージ弁17を閉じる。すると、状態2にて上流パージ弁16と下流パージ弁17の間の水素排出路13bにアノード2aの水素圧力相当の圧が保持される。この時に圧力センサ15で検出した圧力を圧力1としてシステム制御部18に記憶するとともに、上流パージ弁16を閉じる。つづいて状態3にて、閉塞された水素排出路13bの圧力の時間変化を圧力センサ15でモニタする。上流パージ弁16または下流パージ弁17に漏洩があった場合は、水素排出路13bの圧力は比較的速やかにパージ弁外部の圧力に向かい変化する。例えば下流パージ弁17に漏れがある場合は大気圧に、上流パージ弁16に漏れがある場合はアノード2aの圧力に収束する。つまり、所定時間における水素排出路13b内の圧力の変化幅からパージ弁16,17の漏洩の有無を判断することができる。
図5に、燃料電池システムの運転停止時のパージ弁診断のフローチャートを示す。
まず、S40において、燃料電池システムを起動するか否かを判定し、燃料電池システムを起動しないときには、S42において、燃料電池システムを停止するか否かを判断する。
S42にてシステム停止条件が成立していると判断されたら、S44にて上流パージ弁16を開き、下流パージ弁17を閉じる。その後S46にて上流パージ弁16と下流パージ弁17との間の圧力が所定時間内に上昇するかどうかを圧力センサ15の検出値に基づいてチェックする。ここで、所定時間経過しても圧力が上昇しない場合は下流パージ弁17が開いたまま(下流パージ弁の開固着故障)であるか、上流パージ弁16が閉じたままである(上流パージ弁の閉故障)として、S54に移行しパージ弁故障診断NGと判断するとともに、パージ弁が故障であることをパージ弁NG経験フラグをセットすることによりシステム制御部18内に記憶する。
一方、S46にて、上流パージ弁16と下流パージ弁17の間の圧力が上昇した場合は、S48へ移行して上流パージ弁16を閉じて、両パージ弁16,17間の水素排出路13bの圧力を保持するとともに、圧力センサ15で検出するパージ弁間の圧力変化をシステム制御部18内に記憶する。また、水素、空気の供給を停止して燃料電池の発電を停止する。
ここで、S50にて、燃料電池2から電力を取り出してアノード2aの圧力を低下させ診断の精度を向上する。
S52はパージ弁診断のステップである。S52にて両パージ弁16,17間の圧力が所定時間内に、S48にて記憶した圧力値(圧力1)に対して所定圧力以上低下するかどうかをチェックする。
S52にて所定時間1内に所定圧力1以上の圧力低下があった場合は、上流パージ弁16または下流パージ弁17の漏れがあるとしてS54に移行し、パージ弁故障診断NGと判断するとともに、パージ弁が故障であることをパージ弁NG経験フラグをセットすることによりシステム制御部18内に記憶する。一方、S52にて圧力の低下がないと判断される場合には、運転停止を終了してリターンする。
次回の燃料電池システム起動時は、S40にて起動と認識される。S40にて起動時と認識された場合は、S56にて前回停止時の診断にてパージ弁がNG判定されているかどうかをチェックする。S56にて前回診断でNGと判定されていない場合は、パージ弁は正常であると認識し、S60にて空気増量を行わずに起動を行う。一方、S56にて前回診断でNGと判定した場合は、パージ弁は異常であると認識し、S58にてパージ弁から排出されると推定される水素を希釈するのに十分な空気増量を行い、S62で水素供給を開始して燃料電池を起動する。
このように、燃料電池システムの停止時にパージ弁の故障判定を行ってその結果を記憶し、起動時に記憶した故障判定結果に応じて燃料電池の供給空気量を調整することにより、起動時に故障判定の必要が無くなり燃料電池システムの起動時間を短縮できる。停止時に故障判定しない場合には、パージ弁に開固着がある可能性を前提として、起動時に空気量を増大させる必要があるが、停止時に開固着診断を行えば、パージ弁が開固着していない場合までも空気量を増大させる必要がなくなり、消費電力削減及びコンプレッサ等による騒音低減することができる。
図6は、本発明に係る燃料電池システムの実施例2の要部構成を説明する構成図であり、水素排出路に直列に3つのパージ弁を設けた例を示している。図6において、水素排出路13には、上流パージ弁16、中流パージ弁20、下流パージ弁17の3つのパージ弁が直列に配置されている。そして、上流パージ弁16と中流パージ弁20で挟まれた水素排出路の圧力を検出する圧力センサ21,中流パージ弁20と下流パージ弁17で挟まれた水素排出路の圧力を検出する圧力センサ15が設けられている。その他の構成は、図1に示した実施例1の構成と同様であるので図示を省略する。
本実施例においては、3つのパージ弁の故障試験は、2つの試験に分割される。第1の試験は、上流パージ弁16を開いた状態で、圧力センサ15の検出値を用いて、中流パージ弁20と、下流パージ弁17の故障試験を行う。これは、実施例1の故障試験における上流パージ弁16と下流パージ弁17の試験において、上流パージ弁16を中流パージ弁20に読み替えればよい。
第2の試験は、下流パージ弁17を開いた状態で、圧力センサ21の検出値を用いて、上流パージ弁16と中流パージ弁20の故障試験を行う。これは、実施例1の故障試験における上流パージ弁16と下流パージ弁17の試験において、中流パージ弁20を下流パージ弁17に、圧力センサ15を圧力センサ21に読み替えればよい。
このように、3以上のパージ弁を備えた構成において、試験対象の隣り合うパージ弁以外のパージ弁を開いた状態で、2つの隣り合うパージ弁の故障試験を行うように、故障試験を分割すると、それぞれ分割された故障試験は、実施例1と同様に行うことができる。
本発明に係る燃料電池システムの実施例1の構成を説明するシステム構成図である。 実施例1における通常運転時のパージ弁故障診断タイミングチャートである。 実施例1におけるアイドリングストップ時の全体フローチャートである。 実施例1における故障部位特定診断タイミングチャートである。 実施例1におけるシステム停止時にパージ弁故障診断した場合の全体フローチャートである。 本発明に係る燃料電池システムの実施例2の要部構成を説明する構成図である。
符号の説明
1:燃料電池システム
2:燃料電池
2a:アノード
2b:カソード
3:空気コンプレッサ
4:空気供給路
5a、5b:空気排出路
6:空気調圧弁
7:高圧水素タンク
8:減圧弁
9:水素調圧弁
10:水素供給路
11a,11b:水素循環路
12:水素循環ポンプ
13a,13b,13c:水素排出路
14:集合排出路
15:圧力センサ
16:上流パージ弁
17:下流パージ弁
18:システム制御部

Claims (11)

  1. 燃料極に供給された燃料ガスと酸化剤極に供給された酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
    前記燃料極へ燃料ガスを供給する燃料供給手段と、
    前記燃料極から排出される余剰燃料ガスを前記燃料極に還流する燃料循環路と、
    該燃料循環路内の気体の一部を外部に放出する燃料排出路と、
    該燃料排出路に直列に配置された複数のパージ弁と、
    前記複数のパージ弁の間の空間の圧力を計測する少なくとも一つの圧力センサと、
    該圧力センサが検出する圧力値の時間変化に基づいて前記空間を密閉する少なくとも一方のパージ弁からのガス漏洩を判断するパージ弁故障検出手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料循環路の圧力を調整する燃料循環路圧力調整手段を備え、前記パージ弁故障検出手段により故障検出を行うときに、前記燃料循環路の圧力を前記故障検出を開始したガス圧力より低い圧力に調整することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 燃料電池の発電を停止するか否かを判断する燃料電池発電停止判断手段を備え、
    該燃料電池発電停止判断手段が燃料電池の発電停止を判断したときに、前記燃料電池に酸化剤ガスおよび燃料ガスの供給を停止し、燃料電池の発電を一時的に停止させ、燃料電池をアイドリングストップ状態にする一方、前記燃料電池発電停止判断手段が燃料電池の発電停止を解除したときに、前記燃料電池に酸化剤ガスおよび燃料ガスの供給を再開し、燃料電池の発電を再開させ、アイドリングストップ状態を解除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池発電停止判断手段が燃料電池の発電停止を判断したときに、前記アイドリングストップ状態に移行する前に、前記パージ弁故障検出手段による故障検出を行うことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記パージ弁故障検出手段が少なくとも一方のパージ弁からのガス漏洩を判断したときに、前記アイドリングストップの状態を解除することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池発電停止判断手段は、前記パージ弁の故障情報を記憶する故障情報記憶手段を備え、前記パージ弁故障検出手段が少なくとも一方のパージ弁からのガス漏洩を判断したときは、パージ弁の故障情報を前記故障情報記憶手段に記憶するとともに、以降は燃料電池発電停止判断を制限することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  7. 前記パージ弁故障検出手段は、少なくとも一方のパージ弁からのガス漏洩を判断したときに、前記圧力センサが検出した燃料ガス圧力値を前記故障情報記憶手段に記憶させるとともに、前記圧力センサを挟む2つのパージ弁のうち、燃料循環路に近いほうのパージ弁を開いて、前記圧力センサの検出値の時間変化を監視し、この時間変化に基づいて前記何れのパージ弁からガス漏洩の有無があるかを判別することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池システム。
  8. 前記パージ弁故障検出手段が下流側にあるパージ弁からのガス漏洩有りと判定したときに、前記アイドリングストップの状態を禁止し、前記燃料電池に酸化剤ガスおよび燃料ガスの供給を再開し、燃料電池の発電を再開させ、アイドリングストップ状態を解除することを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
  9. 前記パージ弁故障検出手段が上流側にあるパージ弁からのガス漏洩有りと判定したときに、前記アイドリングストップの状態を禁止し、前記燃料電池に酸化剤ガスおよび燃料ガスの供給を再開し、燃料電池の発電を再開させ、アイドリングストップ状態を解除するとともに、パージ弁からの排出ガス濃度を低下させるための処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
  10. 燃料電池システム停止時に、前記パージ弁故障検出手段が前記パージ弁の故障を検出した場合、
    次回の燃料電池システム起動時において、通常時より燃料電池に対する空気供給量を増大させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  11. 前記パージ弁を3以上備え、試験対象の2つの隣り合うパージ弁以外のパージ弁を開いた状態で、2つの隣り合うパージ弁の故障試験を行うように故障試験を分割することを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の燃料電池システム。
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