JP2005242004A - 半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005242004A
JP2005242004A JP2004052047A JP2004052047A JP2005242004A JP 2005242004 A JP2005242004 A JP 2005242004A JP 2004052047 A JP2004052047 A JP 2004052047A JP 2004052047 A JP2004052047 A JP 2004052047A JP 2005242004 A JP2005242004 A JP 2005242004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mask
semiconductor device
mask pattern
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004052047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4229857B2 (ja
Inventor
Toshihiko Tanaka
稔彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004052047A priority Critical patent/JP4229857B2/ja
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to PCT/JP2004/019165 priority patent/WO2005083515A1/ja
Priority to CN2004800132128A priority patent/CN1791836B/zh
Priority to KR1020067016910A priority patent/KR20060129403A/ko
Priority to EP04807522A priority patent/EP1635217A4/en
Priority to US10/551,553 priority patent/US7736839B2/en
Priority to TW094100686A priority patent/TW200529295A/zh
Publication of JP2005242004A publication Critical patent/JP2005242004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229857B2 publication Critical patent/JP4229857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/70433Layout for increasing efficiency or for compensating imaging errors, e.g. layout of exposure fields for reducing focus errors; Use of mask features for increasing efficiency or for compensating imaging errors
    • G03F7/70441Optical proximity correction [OPC]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70491Information management, e.g. software; Active and passive control, e.g. details of controlling exposure processes or exposure tool monitoring processes
    • G03F7/70508Data handling in all parts of the microlithographic apparatus, e.g. handling pattern data for addressable masks or data transfer to or from different components within the exposure apparatus

Abstract

【課題】 ウエハ上に形成されるパターンの形状を安定させることが可能な半導体装置の製造方法、マスクパターンデータ作成方法を提供する。
【解決手段】 縦方向に延在する第1配線パターンと、第1配線パターンと同一形状を有し、縦方向と直交する方向(横方向)に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、直線偏光照明を用い、第1パターン形成用のマスクパターン16と第2パターン形成用のマスクパターン17とを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、露光後にマスクパターン16,17に従った形状の第1と第2パターンを形成する工程とを備え、マスクパターン16,17の形状を互いに異ならせている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法に関し、特に、直線偏光光によるリソグラフィ技術を用いる半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法に関する。
半導体集積回路装置の製造においては、微細パターンを半導体ウエハ上に転写する方法としてリソグラフィ技術が用いられる。リソグラフィ技術においては、おもに投影露光装置が用いられ、投影露光装置に装着したフォトマスクのパターンを半導体ウエハ上に転写してデバイスパターンを形成する。
近年、デバイスの高集積化、およびデバイス動作速度向上の要請に応えるため、パターンの微細化が進められている。このような背景の下、露光装置の開口数(NA:Numerical Aperture)を上げて解像度を向上させることが従来から行なわれている。
また、より実効的なNAを向上させる方法として、液浸と呼ばれる露光方法も検討されている。液浸露光法はレンズと焼付け対象の試料となるレジスト面との間を液体で満たしてその空間の屈折率を上げ、実効的なNAを向上させる(別の観点では、露光光の実効的な波長を短くする)露光法である。液浸に関する技術については、たとえば、後述する非特許文献1に記載されている。
このように、実効的な開口数を上げて、パターンのコントラスト(解像度)を向上させる要請がますます高まっている。現状では、上記NAが0.9以上のものがすでに試作されている。また、液浸との組み合わせによって、換算上のNAが1.3程度になる露光装置についても計画されている。このような超高開口数の露光装置においては、露光光の偏光方向により、転写パターンのコントラストが大きく変化することが知られている。
一般に、パターンの延在方向に沿った偏光光(以下、S偏光光と称する場合がある。)による露光では高いコントラストが得られ、無偏光光による露光では解像度が低くなり、パターンの延在方向に垂直な偏光光(以下、P偏光光と称する場合がある。)による露光では解像度がさらに低くなることが知られている。このことは、たとえば、特開平6−275493号公報(従来例1)、特開平5−90128号公報(従来例2)、特開平6−140306号公報(従来例3)などに記載されている。
特開平6−275493号公報 特開平5−90128号公報 特開平6−140306号公報 "液浸露光技術"、[online]、(株)ニコン、[平成16年2月19日検索]、インターネット<URL:http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/technology/immersion/>
しかしながら、上記のような半導体装置の製造方法においては、以下のような問題があった。
上述したとおり、露光光の偏光方向によって、形成されるパターンのコントラストが変化する。液浸技術などの採用により開口数(NA)が向上するにつれて、この偏光依存性はますます高まる。この結果、露光光の偏光方向がパターン形状などに影響を及ぼし、所望のパターン形状を安定して得ることができない場合がある。
これに対し、従来例1,2においては、一方向にのみ延在するパターンを想定した露光方法が開示されている。また、従来例3においては、直交する2方向のパターンを形成するためのマスクを別個に形成する露光方法が開示されているが、パターン方向別に寸法補正量を変化させるという思想は開示されていない。このように、本発明と従来例1〜3とは前提および構成が全く異なる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ウエハ上に形成されるパターン形状を安定させることが可能な半導体装置の製造方法、マスクパターンデータ作成方法を提供することにある。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1方向に延在する第1パターンと、該第1パターンと同一形状を有し、第1方向と直交する第2方向に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、直線偏光照明を用い、前記第1パターン形成用の第1マスクパターンと前記第2パターン形成用の第2マスクパターンとを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、露光後にマスクパターンに従った形状の前記第1と第2パターンを形成する工程とを備え、第1と第2マスクパターンの形状を互いに異ならせている。
本発明に係るマスクパターンデータ作成方法は、直線偏光光を用いてウエハ上にパターンを形成するためのマスクパターンを規定するマスクパターンデータ作成方法であって、直線偏光光の偏光方向に平行な第1方向と、該第1方向と直交する第2方向とにおいて互いに寸法補正量を異ならせている。
本発明によれば、露光によりウエハ上に形成されるパターンの形状を安定させることができる。
以下に、本発明に基づく半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法の実施の形態について、図1から図21を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示した上面図である。
本実施の形態に係る半導体装置は、不揮発性半導体記憶装置の一例であるフラッシュメモリである。なお、本実施の形態においては、本発明の適用例として上記フラッシュメモリに関する説明を行なうが、本願発明の適用範囲はフラッシュメモリに限定されるものではなく、任意の半導体装置に適用可能である。
図1を参照して、フラッシュメモリ(半導体装置)は、メモリマット部10と周辺回路部11とを備える。
図2は、メモリマット部10のゲート配線パターンの一例を示した図である。
図2を参照して、ゲート配線パターンは、メモリセル上に形成されたラインアンドスペースパターン13とコンタクトパッドに接続される引き出し線部12とを含む。
ラインアンドスペースパターン13は、フラッシュメモリの中で最も密度が高い微細パターンである。なお、ラインアンドスペースパターン13のチップ面積全体に占める割合は約50%以上であるので、ラインアンドスペースパターン13のピッチを狭めることで、効率的にチップ面積を縮小する効果(チップシュリンク効果)が得られる。
したがって、ラインアンドスペースパターン13の延在方向に対して平行な方向に偏光する直線偏光光(ラインアンドスペースパターン13に対してS偏光光となる直線偏光光)を用いて露光工程が施される。これにより、ラインアンドスペースパターン13の解像度を高め、ラインアンドスペースパターン13のピッチを狭めることができる。
上記直線偏光は、直線偏光照明を用いることで得られる。図15は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を実現する直線偏光照明を含めた半導体製造装置の一例を示した図である。
図15を参照して、光源1の背面にはミラー2が備えられる。光源1から発せられた光は、フライアイレンズ3を通過することで均一化され、偏光板4を通過することで、所定の方向に偏光する直線偏光光となる。本実施の形態においては、ウエハ9上の微細パターン6(たとえばラインアンドスペースパターン13など)および該パターン6を形成するためのマスクパターン5の延在方向に沿って偏光する直線偏光光(S偏光光)が生じる。
偏光板4からの直線偏光光は、フォトマスク7に達する。フォトマスク7上には、上述したマスクパターン5が形成されている。フォトマスク7を通過した直線偏光光は、対物レンズ8(投影レンズ)を介してウエハ9上に達する。この結果、マスクパターン5がウエハ9上に形成されたレジスト膜上に転写されることになる。
図15に示す露光装置においては、露光波長を193nm、レンズNAを0.92として、大気中露光を行なっている。ただし、これらの条件は一例であり、レンズのNAを向上させたり、液浸技術を用いたりして、さらにピッチの狭いパターン6の形成を可能とすることは、当然に予定されている。たとえば、エキシマレーザを用いて露光波長を157nmにすることができる。
ウエハ上に配線パターンを形成する一般的な工程について、図18〜図21を用いて説明する。
図18に示すように、絶縁層121および導電層122が形成されたウエハ120上にレジスト膜123を形成する(図21中のステップ130)。
次に、マスクパターンを用いて露光を行なう(図21中のステップ131)。その後、現像処理を施すことにより、図19に示すように、マスクパターンに対応したレジストパターン123Aが形成される。
さらに、レジストパターン123Aをマスクとして、エッチングを施すことにより、図20に示すように、ウエハ120上に絶縁膜121Aを介して配線パターン122Aが形成される。その後、レジストパターン123Aを除去する(以上、図21中のステップ132)。
次に、上述した露光工程において用いるフォトマスクのマスクパターンデータの作成方法について説明する。
一般的に、マスクパターン形成時には、該マスクパターンのウエハ転写時の変形量(パターン変形量)を予め見込んで、その変形を補正したマスクパターンを形成しておく手法(OPC:Optical Proximity Correction)が用いられる。このとき補正される寸法を、寸法補正量と称する。
露光光として無偏光(ランダム偏光)光を用いる場合、縦方向と横方向との間で寸法補正量に差異は設けない。しかし、露光光として直線偏光を用いる場合、形成されるパターンの解像度が縦方向と横方向とで異なるため、同一寸法のマスクパターンに従って形成されるパターンの寸法が、縦方向と横方向とで異なるという問題が生じる。
これに対し、本実施の形態に係るマスクパターンデータ作成方法においては、露光に用いる直線偏光光の偏光方向に平行な縦方向(第1方向)と、縦方向に対して直交する横方向(第2方向)とにおいて互いに寸法補正量を異ならせている。
これにより、露光光の偏光方向に依らずに安定した形状のパターンを得ることができる。
図16は、本実施の形態に係るマスクパターンデータ作成方法の手順を示す図である。
図16を参照して、ウエハ上に形成されるパターンに関するデータ(設計パターンデータ)と、露光に用いる直線偏光光の偏光方向に関するデータ(偏光方向データ)と、その他の露光条件(開口数(NA)、照明のコヒーレンシ(σ))と、レジストに関する情報(レジストおよび現像パラメータ)とが入力される(図16中のステップ61)。
次に、設計パターンデータと偏光方向データと露光条件とから光学像が計算される(図16中のステップ62)。ここで、偏光方向と個々の設計パターンの方向との関係が参照される。
算出された光学像と上述したレジスト(および現像)パラメータとから、転写像が計算される(図16中のステップ63)。
上記転写像から、フォトマスク上に形成されるマスクパターンデータが得られる(図16中のステップ64)。そして、算出されたマスクパターンデータが出力される(図16中のステップ65)。
図17は、図16に示すマスクパターンデータ作成方法の手順の変形例を示す図である。
図17を参照して、この変形例においては、入力された設計パターンデータにおける最も微細なパターン(微細密集パターン)を自動で抽出し(図17中のステップ61A)、その抽出結果に基づいて、露光に用いる直線偏光光の偏光方向を規定する(図17中のステップ61B)。この結果、上述した偏光方向データは自動で得られるので、該データを入力する必要はない。
ここで、直線偏光光の偏光方向は、微細密集パターンの延在方向に平行な方向として規定される。これにより、設計パターンにおける最も微細なパターンを、該パターンに対してS偏光光となる直線偏光光を用いてパターニングすることができる。この結果、微細密集パターンの解像度を向上させ、チップ面積を効果的に縮小することができる。
なお、上述したマスクパターンデータ作成方法における各ステップ61〜65を実現するEDA(Electronic Design Automation)プログラムを作成することは、当初から予定されている。
次に、上述したマスクパターンデータ作成方法によって得られるマスクパターンとその効果について説明する。
図3は、上述したフラッシュメモリ(半導体装置)の周辺回路部11におけるゲート配線パターンの一例を示した図である。なお、図3(a),(b)に示される配線パターンの形状は同一のものであり、図3(a)に示す配線パターンを90°回転させると、図3(b)に示す配線パターンが得られる。
図3を参照して、周辺回路部11における配線パターン14,15は、上述したメモリマット部10におけるラインアンドスペースパターン13に比べて、パターン間のピッチが大きい。具体的には、たとえば、ラインアンドスペースパターン13のパターン幅が60nm程度、パターンピッチが120nm程度であるのに対し、配線パターン14,15のパターンピッチは、最も狭いところでも240nm程度である。
配線パターン14(第1パターン)は縦方向(第1方向)に延在し、配線パターン15(第2パターン)は横方向(第2方向)に延在している。配線パターン14,15の幅(W0)は、互いに等しい。
ラインアンドスペースパターン13および配線パターン14,15は、同一の直線偏光光による同一の露光工程を経て形成される。ここで、露光に用いられる直線偏光光の偏光方向は、ラインアンドスペースパターン13の延在方向と平行になるように規定される。結果として、偏光方向は配線パターン14の延在方向(図3中の上下方向)と平行になる。すなわち、上記直線偏光光は、配線パターン14に対してはS偏光(TE(Transverse Electric)波)光となり、配線パターン15に対してはP偏光(TM(Transverse Magnetic)波)光となる。
上述したとおり、P偏光光により転写されたパターンよりも、S偏光光により転写されたパターンの方が解像度が高い。したがって、同一形状のマスクパターンを用いて配線パターン14,15を形成した場合、その寸法に3nm程度の差が生じる。
図4(a),(b)は、図3(a),(b)に示す配線パターン14,15を形成するためのマスクパターン16,17を示した図である。
図4を参照して、S偏光光により形成される配線パターン14に対応するマスクパターン16(第1マスクパターン)の幅(W1)を、P偏光光により形成される配線パターン15に対応するマスクパターン17(第2マスクパターン)の幅(W2)よりも大きくしている。なお、図4(a)において、マスクパターン17と同形状のパターンが、マスクパターン18としてマスクパターン16内に破線で描かれている。図4(a)におけるマスクパターン16,18の横方向の寸法差は16nmである。また、図4(a)において、マスクパターン16,18に縦方向の寸法差はない。
上述したとおり、S偏光光により形成される配線パターン14は、P偏光光により形成される配線パターン15よりも高い解像度を有するため、配線パターン14,15の形成において同形状のマスクパターンを用いた場合、配線パターン14の幅は配線パターン15の幅よりも小さくなる。これに対し、マスクパターンについて上記寸法補正を行なうことにより、配線パターン14の幅を大きくすることができ、結果として、ウエハ上に形成される配線パターン14,15の配線幅(W0)を互いに等しくすることができる。
なお、配線パターン14,15の配線ピッチは、ラインアンドスペースパターン13の配線ピッチに比べて大きいため、P偏光光により形成される配線パターン15についても十分に解像される。また、配線パターン14はS偏光光により形成され、焦点深度(DOF:Depth Of Focus)などに比較的余裕があるので、マスクパターン16の幅をマスクパターン17の幅よりも大きくしても、配線パターン14は十分に解像される。
このように、配線パターンの延在方向と偏光方向との関係に応じてマスクパターンの寸法補正量を変化させることにより、メモリマット部において微細ピッチのゲート配線パターンを形成しながら、周辺回路部の縦方向(第1方向)と横方向(第2方向)とで寸法差のない、設計に忠実なゲートパターンの形成が可能となった。
上記と同様の思想で寸法補正を施したマスクパターンの他の例について説明する。
図5(a),(b)は、上述したフラッシュメモリの周辺回路部における密集パターンを形成するためのマスクパターン19,20を示した図である。
図5を参照して、S偏光光により形成される配線パターンに対応するマスクパターン19(第1マスクパターン)の幅(W1)を、P偏光光により形成される配線パターンに対応するマスクパターン20(第2マスクパターン)の幅(W2)よりも大きくしている。なお、図5(a)において、マスクパターン20と同形状のパターンが、マスクパターン21としてマスクパターン19内に破線で描かれている。
このように、縦方向と横方向とでマスクパターンの寸法補正量を異ならせることで、周辺回路部における密集パターンにおいても縦横差のない、設計に忠実なパターン形成を行なうことができた。
図6(a),(b),(c),(d)は、上述したフラッシュメモリの周辺回路部における孤立パターンを形成するためのマスクパターンを示した図である。なお、図6(a),(b)は、無偏光光を用いて孤立パターンを形成する際に用いるマスクパターンであり、図6(c),(d)は、直線偏光光を用いて孤立パターンを形成する際に用いるマスクパターンを示す。
図6(a),(b)を参照して、それぞれ縦方向(第1方向)と横方向(第2方向)とに延在するL形の設計パターン101,102(破線)は、同一の形状を有する。設計パターン101,102を形成するためのマスクパターン103,104は、メイン部105,106と飛出し部107,108と、コーナ部の内側にインナセリフ部109,110(第1と第2凹部)と、コーナ部の外側にセリフ部111,112(第1と第2凸部)とを有する。ここで、設計パターン101,102は、無偏光光を用いた露光工程を経て形成されるので、設計パターン101,102を形成するためのマスクパターン103,104の形状は同一である。
図6(c),(d)を参照して、S偏光光により形成される配線パターンに対応するマスクパターン114(第1マスクパターン)の幅(W1)を、P偏光光により形成される配線パターンに対応するマスクパターン113(第2マスクパターン)の幅(W2)よりも大きくしている。なお、図6(d)において、マスクパターン113と同形状のパターンが、マスクパターン114内に破線で描かれている。
図6(c),(d)に示すように、横方向に延在するマスクパターン113と縦方向に延在するマスクパターン114とでは、メイン部115A,115Bの線幅、飛出し部116A,116Bの飛出し量、インナーセリフ部117A,117B(第1と第2凹部)の形状およびセリフ部118A,118B(第1と第2凸部)の形状が互いに異なる。これにより、縦方向と横方向とで同形状を有する設計パターンが形成される。
このように、縦方向と横方向とでマスクパターンの寸法補正量を異ならせることで、孤立パターンにおいても縦横差のない、設計に忠実なパターン形成を行なうことができた。一方、寸法補正量に差を設けずに直線偏光光を用いて露光した場合は、縦横で3nm程度の寸法差が生じた。
図7(a),(b)は、上述したフラッシュメモリの周辺回路部における突合せパターンを形成するためのマスクパターンを示した図である。
図7を参照して、横方向(第2方向)の突合せパターン形成用のマスクパターンは、主パターン22とハンマヘッド23とを有し、縦方向(第1方向)の突合せパターン形成用のマスクパターンは、主パターン24とハンマヘッド25とを有する。ここで、S偏光光により形成される配線パターンに対応する主パターン24(第1マスクパターン)の幅(W1)を、P偏光光により形成される配線パターンに対応する主パターン22(第2マスクパターン)の幅(W2)よりも大きくしている。なお、主パターンの幅と同様に、ハンマヘッド25の幅をハンマヘッド23の幅よりも大きくした。さらに、ハンマヘッド25(第1マスクパターン)の厚みを大きくし、その間隔(W3)をハンマヘッド23(第2マスクパターン)の間隔(W4)よりも小さくしている。
このように、縦方向と横方向とでマスクパターンの寸法補正量を異ならせることで、周辺回路部における突合せパターンにおいても縦横差のなく、設計に忠実な、かつ、突合せ間隔の小さいパターン形成を行なうことができた。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について要約すると、以下のようになる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、1つの局面では、縦方向(第1方向)に延在する第1パターン(たとえば図3中の配線パターン14など)と、第1パターンと同一形状を有し、縦方向と直交する横方向(第2方向)に延在する第2パターン(たとえば図3中の配線パターン15など)とを有する半導体装置の製造方法であって、直線偏光照明を用い、第1パターン形成用の第1マスクパターン(たとえば図4中のマスクパターン16など)と第2パターン形成用の第2マスクパターン(たとえば図4中のマスクパターン17など)とを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、露光後にマスクパターンに従った形状の第1と第2パターン(たとえば図3中の配線パターン14,15など)を形成する工程とを備え、第1と第2マスクパターン(たとえば図4中のマスクパターン16,17など)の形状を互いに異ならせている。別の観点では、マスクパターンの寸法補正量を縦方向と横方向とで互いに異ならせているといえる。
また、他の局面では、上記第1と第2パターンが同一幅を有するのに対し、第1と第2マスクパターンが異なる幅を有する。
ここで、直線偏光の偏光方向が縦方向である場合に、縦方向に延在するマスクパターン(第1マスクパターン)の幅を、横方向に延在するマスクパターン(第2マスクパターン)の幅よりも広くしている。
第1と第2パターンの一例として、L形形状を有する設計パターン101,102(第1と第2パターン)が考えられる。設計パターン101,102に対応するマスクパターン113,114は、コーナ部113A,114Aを有する。コーナ部113A,114Aの内側にはインナセリフ部117A,117B(第1と第2凹部)が設けられ、コーナ部の外側にセリフ部118A,118B(第1と第2凸部)が設けられる。縦方向(第1方向)に延在するマスクパターン113と、横方向(第2方向)に延在するマスクパターン114との間で、インナセリフ部117A,117Bおよびセリフ部118A,118Bの形状が互いに異なる。
第1と第2パターンは、たとえばゲート配線パターンであってもよいし、密集パターンであってもよいし、孤立パターンであってもよいし、さらには、突合せパターンであってもよい。
本実施の形態に係る半導体装置は、メモリセル部と周辺回路部とを有する。上述した思想は、メモリセル部において実現されてもよいし、周辺回路部において実現されてもよい。
本実施の形態においては、上述した思想により、縦/横方向間の寸法差が抑制された、設計に忠実なパターン形成を行なうことができる。
(実施の形態2)
図8(a),(b)は、実施の形態2に係るフラッシュメモリ(半導体装置)における配線パターンを形成するためのマスクパターンを示した図である。
図8を参照して、S偏光光により形成される配線パターンに対応する縦方向の主パターン26(第1主パターン)の幅と、P偏光光により形成される配線パターンに対応する横方向の主パターン26A(第2主パターン)の幅とは同一(W1)である。ただし、横方向の主パターン26Aの両側には、それ自体は解像しない補助パターン27(ダミーパターン)が設けられている。
具体的には、主パターン26,26Aの幅(W1)をマスク上で240nm(ウエハ換算で60nm)とした。補助パターン27がない場合には、主パターン26,26Aに従って形成される縦方向の配線パターンと横方向の配線パターンとで2nm程度の寸法差が生じた。一方、マスク上に補助パターン27を配置した場合は、縦/横パターン間で寸法差も形状差もない配線パタンを形成することができた。なお、補助パターン27の線幅(b1)はマスク上で50nm程度である。
図9(a),(b)は、図8(a),(b)に示すマスクパターンの変形例を示した図である。
図9を参照して、S偏光光により形成される配線パターンに対応する縦方向の主パターン28(第1主パターン)の幅と、P偏光光により形成される配線パターンに対応する横方向の主パターン30(第2主パターン)の幅とは同一(W1)である。また、縦方向の主パターン28の両側には、それ自体は解像しない補助パターン29が設けられ、横方向の主パターン26Aの両側には、それ自体は解像しない補助パターン31が設けられている。
具体的には、主パターン28,30の幅(W1)をマスク上で200nm(ウエハ換算で50nm)とした。また、補助パターン29の線幅(b2)はマスク上で35nm程度とし、補助パターン31の線幅(b3)はマスク上で60nm程度とした。補助パターン29,31と主パターン28,30との間隔は、縦方向と横方向とで同一とした。これにより、縦/横パターン間で寸法差も形状差もない配線パタンを形成することができた。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について要約すると、以下のようになる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、縦方向(第1方向)に延在する配線パターン(第1パターン)と、第1パターンと同一幅を有し、縦方向と直交する横方向(第2方向)に延在する配線パターン(第2パターン)とを有する半導体装置の製造方法であって、直線偏光光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程と、レジスト膜をパターニングする工程と、パターニングされたレジスト膜を用いてパターンを形成する工程とを備え、直線偏光光の偏光方向は上記の縦方向(第1方向)と平行であり、第2パターンを形成するためのマスクパターンとして、第2パターンに対応する主パターン26Aと、主パターン26Aの両側に該主パターン26Aよりも幅が小さい(b1<W1)補助パターン27とを設けている。
主パターン26Aの両側に補助パターン27を設けることにより、主パターン26Aによって形成され、横方向(P偏光方向)に延在する第2パターンの幅を抑制することができる。結果として、第2パターンの幅を縦方向(S偏光方向)に延在する第1パターンの幅と合わせることができ、縦横方向間の寸法差が抑制された、設計に忠実なパターン形成を行なうことができる。
また、縦方向(S偏光方向)に延在する主パターン28(第1主パターン)の両側に補助パターン29(第1補助パターン)を設け、横方向(P偏光方向)に延在する主パターン30(第2主パターン)の両側に補助パターン31(第2補助パターン)を設け、補助パターン31の幅(b3)を補助パターン29の幅(b2)よりも大きくすることでも、上記と同様の効果を奏する。
なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
(実施の形態3)
図10は、ウエハ上にホールパターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図である。
図10(a)は一般的なマスクパターンを示す。図10(a)において、マスクパターンはハーフトーンフィールド部32(ハーフトーン領域)と開口部33とを有する。開口部33は、正方形の形状を有する。このマスクパターンに無偏光光を照射することで、円形のホールパターンが形成される。
これに対し、図10(b)は、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法において用いるマスクパターンレイアウトを示す。図10(b)において、マスクパターンはハーフトーンフィールド部32(ハーフトーン領域)と開口部34とを有する。開口部34は、縦方向(第1方向)の開口幅(W2)が横方向(第2方向)の開口幅(W1)よりも広い長方形の形状を有する。このマスクパターンに縦方向に偏光する偏光光を照射することで、円形のホールパタンが形成される。なお、図10(b)において、長方形の縦横比は1.6程度であるが、この値は1.2以上2以下程度の範囲で変更が可能である。縦横比をこの範囲内に設定することにより、後述する異状転写を防止する効果を十分に確保しながら、形成されるホールパターンが楕円形状となることを防止することができる。なお、ハーフトーンフィールド部32を透過する光は開口部34を透過する光に比べて、位相がπだけずれるように調整されている。
図11は、図10に示すマスクパターン複数配置した状態を示す図である。図11(a)においては、ハーフトーンフィールド部40に正方形の形状を有する開口部41が配置され、図11(b)においては、ハーフトーンフィールド部40に長方形の形状を有する開口部42が配置される。
ところで、上述した実施の形態1においては、露光に用いる直線偏光光がS偏光照明となる方向(第1方向)のマスクパターンの線幅を、該直線偏光光がP偏光照明となる方向(第2方向)のマスクパターンの線幅よりも大きくすることにより、縦/横方向間で寸法差のないパターンを形成したが、本実施の形態においては、縦方向(第1方向)の開口幅を横方向(第2方向)の開口幅よりも大きくする、すなわち、露光に用いる直線偏光光がS偏光照明となる方向(第1方向)のハーフトーンフィールド部の幅を、該直線偏光光がP偏光照明となる方向(第2方向)のハーフトーンフィールド部の幅よりも小さくすることにより、円形のホールパターンを形成している。このように、本実施の形態に係るマスクパターンは、上述した実施の形態1と異なる特徴部分を有する。
上記のように、本実施の形態において、実施の形態1と逆の寸法補正を行なったのは、ハーフトーン露光において解像度向上の阻害要因となっているサブピーク異状転写を防止するためである。サブピークとは開口部からの光回折により開口の周辺に生じる光強度の強いスポットのことで、周辺の開口からの回折光と干渉することによりそのスポット強度がより強くなり、異状転写像となって現れる現象のことである。
図12は、図11に示すマスクパタンを用いて形成したウエハ上のパターンを示した図である。なお、図12(a)は、図11(a)に示すマスクパターンに無偏光光を照射することで形成されたパターンを示す図であり、図12(b)は、図11(b)に示すマスクパターンに縦方向(第1方向)に偏光する直線偏光光を照射することで形成されたパターンを示す図である。
図12を参照して、レジスト43上にホール44,45が形成される。図12(a)においては、ホール44間に、サブピークによる異状転写パターン46が形成されている。一方、図12(b)においては、サブピークによる異状転写は観察されない。図12(b)においては、露光光として直線偏光を用い、かつ、その偏光方向の開口幅を相対的に大きくすることで、露光効率を改善し、開口部とフィールド部との相対的な露光比を小さくしたためである。
なお、本実施の形態においては、ハーフトーンフィールド部の透過率を6%程度に設定したが、この透過率をより高くすることで、サブピークによる異状転写を防止する効果をより高めることができる。具体的には、上記透過率は、2%以上25%以下程度の範囲で変更可能である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について要約すると以下のようになる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、ホール45(ホールパターン)を有する半導体装置の製造方法であって、直線偏光光によってマスク上に形成された開口部42を含むマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト43上に転写する工程と、レジスト43をパターニングする工程と、パターニングされたレジスト43を用いてパターンを形成する工程とを備え、ホール45を形成するための開口部42において、直線偏光光の偏光方向に平行な縦方向(第1方向)の開口幅(W2)を縦方向に直交する横方向(第2方向)の開口幅(W1)よりも広くしている。
これにより、レジスト上にサブピークによる異状転写パターンが形成されるのを抑制することができる。
なお、本実施の形態において、実施の形態1,2と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
(実施の形態4)
図13は、実施の形態4に係る半導体装置の製造方法における、基板50上に形成されたレジストパターン51,52,51A,52Aを示した断面図である。また、図14は、該レジストパターンを示した上面図である。図13(a),(c)は、図14(a)中のA−A断面を示し、図13(b),(d)は、図14(b)中のB−B断面を示す。
図13,図14に示すレジストパターンは、パターン幅が70nm程度のラインアンドスペースパターンを形成するためのものである。このレジストパターンは、たとえば、露光波長が193nm、開口数(NA)が0.92の露光条件下で形成される。
図13(a),(b)は、直線偏光光を用いて露光を行なった場合に形成されるレジストパターン51,52を示す図である。なお、直線偏光光の偏光方向は、図14中の上下方向である。すなわち、図13(a)に示すレジストパターン51は、S偏光光により形成されたものであり、図13(b)に示すレジストパターン52は、P偏光光により形成されたものである。
図13(a),(b)を参照して、S偏光光により形成されたレジストパターン51は、裾細りの断面形状を有する。一方、P偏光光により形成されたレジストパターン52は、矩形断面形状を有する。
図13(c),(d)は、縦方向(第1方向)に偏光する直線偏光光(第1直線偏光光)に横方向(第2方向)に偏光する他の直線偏光光(第2直線偏光光)を組み合わせた偏光光を用いて露光を行なった場合に形成されるレジストパターン51A,52Aを示す図である。なお、第1直線偏光光の偏光方向は、図14中の上下方向であり、第2直線偏光光の偏光方向は、図14中の左右方向である。また、第2直線偏光光の振幅は、第1直線偏光光の振幅の5%程度である。
図13(c)を参照して、S偏光光とP偏光光とを組み合わせた偏光光によって露光することで、レジストパターン51Aの形状を矩形形状とすることができた。ここで、レジストパターン51Aの解像度としては、レジストパターン51とほぼ同程度の解像度を確保することができる。なお、レジストパターン52Aの形状は、レジストパターン52の形状と同形状となる。この結果、縦/横のレジストパターン(レジストパターン51A,52A)の寸法差、形状差を小さくすることができる。
ここで、第1と第2の直線偏光光の組み合わせの手法としては、それらを合成した楕円偏光光を照射する方法と、第1と第2直線偏光光を別々に照射する方法とが考えられる。すなわち、第1直線偏光光と第2直線偏光光との組み合わせとは、第1と第2直線偏光光を合成して楕円偏光光にすることと、第1と第2直線偏光光を別々に照射することとを含む概念である。前者は露光が1回で完了するため、スループットが向上するという利点を有し、後者は露光光学系を簡便な装置で構成することができるので、偏光比率(第1と第2直線偏光光の振幅の比率)の制御がしやすくなるという利点を有する。
また、本実施の形態においては、第2直線偏光光の振幅を第1直線偏光光の振幅の5%程度としたが、この値は2%以上20%以下程度(より好ましくは、3%以上10%以下程度)の範囲で変更可能である。第1と第2直線偏光光の振幅の比率をこの範囲内に設定することにより、レジストパターンの解像度を十分に確保しながら、S偏光光によって転写形成されるレジストパターンの断面が裾細り形状となるのを抑制することができる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について要約すると、以下のようになる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、照明装置とマスクと投影レンズとを用い、照明装置からの照明光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程を備え、照明光として、マスクパターンの延在方向に平行な縦方向(第1方向)に偏光するS偏光光(第1直線偏光光)と、縦方向に直交する横方向(第2方向)に偏光するP偏光光(第2直線偏光光)とを組み合わせて用いている。
なお、本実施の形態において、実施の形態1〜3と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した各実施の形態の特徴部分を適宜組み合わせることは、当初から予定されている。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成の概要を示した上面図である。 図1に示す半導体装置のメモリマット部におけるパターンレイアウトを示した上面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置における周辺回路部のゲート配線パターンレイアウトを示した上面図であり、(a)は縦方向ゲートパターンを示し、(b)は横方向ゲートパターンを示す。 図3に示す配線パターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図であり、(a)は縦方向ゲートパターンを形成するための縦方向マスクパターンを示し、(b)は横方向ゲートパターンを形成するための横方向マスクパターンを示す。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置における周辺回路部の密集配線パターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図であり、(a)は縦方向密集パターンを形成するための縦方向マスクパターンを示し、(b)は横方向密集パターンを形成するための横方向マスクパターンを示す。 L形配線パターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図であり、(a),(b)は一般的なマスクパターンレイアウトを示し、(c),(d)は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法において用いるマスクパターンレイアウトを示す。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置における突合せ配線パターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図であり、(a)は縦方向突合せ配線パターンを形成するための縦方向マスクパターンを示し、(b)は横方向突合せ配線パターンを形成するための横方向マスクパターンを示す。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置における配線パターンを形成するためのマスクパターンの1つの例を示した上面図であり、(a)は縦方向配線パターンを形成するための縦方向マスクパターンを示し、(b)は横方向配線パターンを形成するための横方向マスクパターンを示す。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置における配線パターンを形成するためのマスクパターンの他の例を示した上面図であり、(a)は縦方向配線パターンを形成するための縦方向マスクパターンを示し、(b)は横方向配線パターンを形成するための横方向マスクパターンを示す。 ホールパターンを形成するためのマスクパターンを示した上面図であり、(a)は一般的なマスクパターンを示し、(b)は本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法において用いるマスクパターンレイアウトを示す。 図10に示すマスクパターンを集合させた状態を示す上面図であり、(a)は図10(a)に示すマスクパターンを集合させたものを示し、(b)は図10(b)に示すマスクパターンを集合させたものを示す。 図11に示すマスクパターンを用いて行なうパターン転写の結果を示す上面図であり、(a)は図11(a)に示すマスクパターンによるパターン転写結果を示し、(b)は図11(b)に示すマスクパターンによるパターン転写結果を示す。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法における、マスクパターン転写後のレジストパターンを示した断面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法における、マスクパターン転写後のレジストパターンを示した上面図である。 半導体製造装置の構成の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係るマスクパターンデータ作成方法のフローの1つの例を示した図である。 本発明の実施の形態1に係るマスクパターンデータ作成方法のフローの他の例を示した図である。 一般的な配線パターン形成工程における第1工程を示した図である。 一般的な配線パターン形成工程における第2工程を示した図である。 一般的な配線パターン形成工程における第3工程を示した図である。 一般的な配線パターン形成工程のフローを示した図である。
符号の説明
1 光源、2 ミラー、3 フライアイレンズ、4 偏光板、5 マスクパターン、6 微細パターン、7 フォトマスク、8 対物レンズ、9 ウエハ、10 メモリマット部、11 周辺回路部、12 引き出し線部、13 ライアンドスペースパターン、14,15 配線パターン、16,17 マスクパターン、18 マスクパターン(寸法補正前)、19,20 マスクパターン、21 マスクパターン(寸法補正前)、22 主パターン(横方向)、23 ハンマヘッド(横方向)、24 主パターン(縦方向)、25 ハンマヘッド(縦方向)、26,26A 主パターン、27 補助パターン、28 主パターン(縦方向)、29 補助パターン(縦方向)、30 主パターン(横方向)、31 補助パターン(横方向)、32,40 ハーフトーンフィールド部、33,34 開口部、41,42 開口部、43 レジスト、44,45 ホール、46 異状転写パターン、50 基板、51,51A,52,52A レジストパターン、101,102 設計パターン、103,104 マスクパターン、105,106 メイン部、107,108 飛出し部、109,110 インナセリフ部(凹部)、111,112 セリフ部(凸部)、113,114 マスクパターン、113A,114A コーナ部、115A,115B メイン部、116A,116B 飛出し部、117A,117B インナセリフ部、118A,118B セリフ部、120 ウエハ、121 絶縁層、121A 絶縁膜、122 導電層、122A 配線パターン、123 レジスト膜、123A レジストパターン。

Claims (14)

  1. 第1方向に延在する第1パターンと、該第1パターンと同一形状を有し、前記第1方向と直交する第2方向に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光照明を用い、前記第1パターン形成用の第1マスクパターンと前記第2パターン形成用の第2マスクパターンとを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、
    前記露光後に前記マスクパターンに従った形状の前記第1と第2パターンを形成する工程とを備え、
    前記第1と第2マスクパターンの形状を互いに異ならせた半導体装置の製造方法。
  2. 第1方向に延在する第1パターンと、該第1パターンと同一幅を有し、前記第1方向と直交する第2方向に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光照明を用い、前記第1パターン形成用の第1マスクパターンと前記第2パターン形成用の第2マスクパターンとを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、
    前記露光後に前記マスクパターンに従った形状の前記第1と第2パターンを形成する工程とを備え、
    前記第1と第2マスクパターンの幅を互いに異ならせた半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1方向は、前記第1と第2マスクパターンを通過する露光光の偏光方向と平行な方向であり、
    前記第1マスクパターンの幅を前記第2マスクパターンの幅よりも広くした、請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1と第2マスクパターンは第1と第2コーナ部を有し、
    前記第1と第2コーナ部に第1と第2凹部が設けられ、
    前記第1と第2凹部の形状を互いに異ならせた、請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1と第2マスクパターンは第1と第2コーナ部を有し、
    前記第1と第2コーナ部に第1と第2凸部が設けられ、
    前記第1と第2凸部の形状を互いに異ならせた、請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 第1方向に延在する第1孤立パターンと、該第1孤立パターンと同一形状を有し、前記第1方向と直交する第2方向に延在する第2孤立パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光照明を用い、前記第1孤立パターン形成用の第1マスクパターンと前記第2孤立パターン形成用の第2マスクパターンとを含むマスクパターンに従って露光を行なう工程と、
    前記露光後に前記マスクパターンに従った形状の前記第1と第2孤立パターンを形成する工程とを備え、
    前記第1と第2マスクパターンの形状を互いに異ならせた半導体装置の製造方法。
  7. メモリセル部と周辺回路部とを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程と、
    前記レジスト膜をパターニングする工程と、
    パターニングされた前記レジスト膜を用いてパターンを形成する工程とを備え、
    前記周辺回路部のパターンを形成するための前記マスクパターンの寸法補正量を縦方向と横方向とで互いに異ならせた半導体装置の製造方法。
  8. 第1方向に延在する第1パターンと、該第1パターンと同一幅を有し、前記第1方向と直交する第2方向に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程と、
    前記レジスト膜をパターニングする工程と、
    パターニングされた前記レジスト膜を用いてパターンを形成する工程とを備え、
    前記第1方向は前記直線偏光光の偏光方向と平行であり、
    前記第2パターンを形成するためのマスクパターンとして、前記第2パターンに対応する主パターンと前記主パターンの両側に該主パターンよりも幅が小さい補助パターンとを設けた半導体装置の製造方法。
  9. 第1方向に延在する第1パターンと、該第1パターンと同一幅を有し、前記第1方向と直交する第2方向に延在する第2パターンとを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程と、
    前記レジスト膜をパターニングする工程と、
    パターニングされた前記レジスト膜を用いてパターンを形成する工程とを備え、
    前記第1パターンを形成するための第1マスクパターンとして、前記第1パターンに対応する第1主パターンと前記第1主パターンの両側に該第1主パターンよりも幅が小さい第1補助パターンとを設け、
    前記第2パターンを形成するための第2マスクパターンとして、前記第2パターンに対応する第2主パターンと前記第2主パターンの両側に該第2主パターンよりも幅が小さい第2補助パターンとを設け、
    前記第2補助パターンの幅が前記第1補助パターンの幅よりも大きい半導体装置の製造方法。
  10. ホールパターンを有する半導体装置の製造方法であって、
    直線偏光光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程と、
    前記レジスト膜をパターニングする工程と、
    パターニングされた前記レジスト膜を用いてパターンを形成する工程とを備え、
    前記ホールパターンを形成するためのマスクパターンにおいて、前記直線偏光光の偏光方向に平行な第1方向の開口幅を該第1方向に直交する第2方向の開口幅よりも広くした半導体装置の製造方法。
  11. 前記マスクパターンにハーフトーン領域を設けた、請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 照明装置とマスクと投影レンズとを用い、前記照明装置からの照明光によってマスク上に形成されたマスクパターンをウエハ上に形成されたレジスト膜上に転写する工程を備え、
    前記照明光として、前記マスクパターンの延在方向に平行な第1方向に偏光する第1直線偏光光と、前記第1方向に直交する第2方向に偏光する第2直線偏光光とを組み合わせて用いる半導体装置の製造方法。
  13. 前記第2直線偏光光の振幅を、前記第1直線偏光光の振幅の2パーセント以上20パーセント以下とした、請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 直線偏光光を用いてウエハ上にパターンを形成するためのマスクパターンを規定するマスクパターンデータ作成方法であって、
    前記直線偏光光の偏光方向に平行な第1方向と、該第1方向と直交する第2方向とにおいて互いに寸法補正量を異ならせたマスクパターンデータ作成方法。
JP2004052047A 2004-02-26 2004-02-26 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4229857B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004052047A JP4229857B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 半導体装置の製造方法
CN2004800132128A CN1791836B (zh) 2004-02-26 2004-12-22 半导体器件制造方法和掩模图案数据生成方法
KR1020067016910A KR20060129403A (ko) 2004-02-26 2004-12-22 반도체장치의 제조방법 및 마스크 패턴 데이터 작성방법
EP04807522A EP1635217A4 (en) 2004-02-26 2004-12-22 METHOD FOR MANUFACTURING SEMICONDUCTOR DEVICE AND METHOD FOR GENERATING MASK PATTERN DATA
PCT/JP2004/019165 WO2005083515A1 (ja) 2004-02-26 2004-12-22 半導体装置の製造方法およびマスクパターンデータ作成方法
US10/551,553 US7736839B2 (en) 2004-02-26 2004-12-22 Process for fabricating semiconductor device and method for generating mask pattern data
TW094100686A TW200529295A (en) 2004-02-26 2005-01-11 Method for manufacturing semiconductor device and method forming mask pattern data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004052047A JP4229857B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005242004A true JP2005242004A (ja) 2005-09-08
JP4229857B2 JP4229857B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=34908655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004052047A Expired - Fee Related JP4229857B2 (ja) 2004-02-26 2004-02-26 半導体装置の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7736839B2 (ja)
EP (1) EP1635217A4 (ja)
JP (1) JP4229857B2 (ja)
KR (1) KR20060129403A (ja)
CN (1) CN1791836B (ja)
TW (1) TW200529295A (ja)
WO (1) WO2005083515A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179056A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw 減衰型の位相シフトマスクの製造方法およびこれにより得られるデバイス
JP2008090286A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Samsung Electronics Co Ltd マスク及びその形成方法
US8021829B2 (en) 2006-04-06 2011-09-20 Tdk Corporation Method of forming photoresist pattern and method of manufacturing perpendicular magnetic recording head

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100809705B1 (ko) * 2006-09-26 2008-03-06 삼성전자주식회사 반도체 소자의 패턴 예측을 위한 이미지 콘투어 형성방법
CN101281364B (zh) * 2007-04-03 2012-10-31 奇美电子股份有限公司 彩色滤光片的制作方法及液晶显示面板的制作方法
TWI434143B (zh) * 2008-09-22 2014-04-11 Nanya Technology Corp 微影設備
CN103299396B (zh) * 2011-06-23 2015-11-25 旭化成电子材料株式会社 微细图案形成用积层体及微细图案形成用积层体的制造方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06275493A (ja) 1993-03-19 1994-09-30 Fujitsu Ltd 投影露光
US4864123A (en) * 1987-05-08 1989-09-05 Nikon Corporation Apparatus for detecting the level of an object surface
JPS6467914A (en) * 1987-09-09 1989-03-14 Hitachi Ltd Exposure device
JP2881892B2 (ja) 1990-01-16 1999-04-12 富士通株式会社 投影露光用マスク
JPH0590128A (ja) 1991-06-13 1993-04-09 Nikon Corp 露光装置
US5242770A (en) * 1992-01-16 1993-09-07 Microunity Systems Engineering, Inc. Mask for photolithography
JP3322274B2 (ja) 1992-10-29 2002-09-09 株式会社ニコン 投影露光方法及び投影露光装置
KR0153796B1 (ko) * 1993-09-24 1998-11-16 사토 후미오 노광장치 및 노광방법
JPH088177A (ja) * 1994-04-22 1996-01-12 Canon Inc 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JPH08203806A (ja) * 1995-01-25 1996-08-09 Sony Corp 露光照明装置
JPH09167735A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Canon Inc 投影露光装置及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法
US6128067A (en) * 1998-04-28 2000-10-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Correcting method and correcting system for mask pattern
JP2000114246A (ja) * 1998-08-07 2000-04-21 Ulvac Seimaku Kk ドライエッチング方法および装置、フォトマスクおよびその作製方法、ならびに半導体回路およびその製作方法
JP2000138201A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Ulvac Seimaku Kk ハーフトーン位相シフト膜のドライエッチング方法および装置、ハーフトーン位相シフトフォトマスクおよびその作製方法、ならびに半導体回路およびその製作方法
JP2000235251A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Sony Corp 露光パターンの補正方法、露光方法、露光装置、フォトマスクおよび半導体装置
JP4646367B2 (ja) * 2000-08-25 2011-03-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法および半導体装置
TW479276B (en) 2001-05-08 2002-03-11 Macronix Int Co Ltd Method of optical proximity correction
JP3731566B2 (ja) * 2002-06-28 2006-01-05 ソニー株式会社 露光方法、マスク製造方法および半導体装置の製造方法
JP4240966B2 (ja) * 2002-09-06 2009-03-18 キヤノン株式会社 近接場光マスク、これを用いた近接場露光装置、これを用いたドットパターン作製方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179056A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw 減衰型の位相シフトマスクの製造方法およびこれにより得られるデバイス
US8021829B2 (en) 2006-04-06 2011-09-20 Tdk Corporation Method of forming photoresist pattern and method of manufacturing perpendicular magnetic recording head
JP2008090286A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Samsung Electronics Co Ltd マスク及びその形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1791836B (zh) 2010-08-18
CN1791836A (zh) 2006-06-21
EP1635217A1 (en) 2006-03-15
WO2005083515A1 (ja) 2005-09-09
EP1635217A4 (en) 2006-07-19
US7736839B2 (en) 2010-06-15
US20060183310A1 (en) 2006-08-17
JP4229857B2 (ja) 2009-02-25
KR20060129403A (ko) 2006-12-15
TW200529295A (en) 2005-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5233219B2 (ja) 半導体装置の製造方法及びフォトマスクの設計方法
JP5380703B2 (ja) マスクの製造方法および半導体装置の製造方法
TW200529295A (en) Method for manufacturing semiconductor device and method forming mask pattern data
JP2010145800A (ja) 位相シフトマスクおよびその製造方法、ならびに集積回路の製造方法
JPWO2004077155A1 (ja) フォトマスク及び半導体装置の製造方法
JP2007065246A (ja) 露光用マスク、マスクパターン補正方法、及び、半導体装置
JP2006163342A (ja) フォトマスク及びこれを用いたパターン製造方法
US8617797B2 (en) Pattern forming method, semiconductor device manufacturing method and phase shift photomask having dummy gate patterns
JP2008130897A (ja) 集積回路のパターンレイアウト
JP5169575B2 (ja) フォトマスクパターンの作成方法
JP2007123342A (ja) 半導体装置の製造方法。
US6861178B2 (en) Phase shift mask, method of exposure, and method of producing semiconductor device
JP2012059875A (ja) パターン形成方法
JP4843654B2 (ja) 描画パターンの生成方法、フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法
JP2007264475A (ja) フォトマスクの作製方法及び半導体装置の製造方法
US20060050389A1 (en) Polarizing reticle
KR100955168B1 (ko) 노광마스크 및 이를 이용한 반도체소자의 형성방법
KR101096209B1 (ko) 반도체 소자의 제조 방법
JP2002182363A (ja) マスク及びパターン形成方法
KR100914296B1 (ko) 어시스트 패턴을 구비한 포토마스크 형성방법
KR20090109351A (ko) 광학 근접 보정 방법
JP2007173609A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20050102074A (ko) 포토마스크 및 반도체 장치의 제조 방법
JP2005215588A (ja) 位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスク
JP2014211554A (ja) 露光用マスク、それを用いて製造された半導体デバイス、およびマスクデータ作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080729

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4229857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees