JP2012059875A - パターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】最終的に半導体基板上に形成されるパターンの寸法精度と位置精度を悪化させることのないパターン形成方法及び該方法により形成されるフォトマスクを提供する。
【解決手段】半導体基板に1回目の露光でパターンを形成し、1回目の露光でパターンが形成されていない抜き部分に2回目の露光でパターンを形成するパターン形成方法であって、1回目のパターンを形成するための1回目の露光用パターン12と2回目のパターンを形成するための2回目の露光用パターン13とを単一の透明基板11に形成してなるフォトマスク17を設け、このフォトマスク17を用いて半導体基板に1回目と2回目のパターンを形成する際に1回目の露光の条件と2回目の露光の条件と異ならせる。これにより、片方のパターンを優先的に露光する上での手法を有利にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板のパターン形成方法に関し、特に単一のフォトマスクを利用して1回目の露光でパターンを形成し、更に1回目の露光でパターンが形成されていない部分に2回目の露光でパターンを形成して、パターン間の距離を縮小する半導体回路作製方法として有効なパターン形成方法に関するものである。
近年、大規模集積回路(LSI)等の半導体デバイスの高集積化に伴って、回路パターンの更なる微細化が進んでいる。このような微細な回路パターンを実現するためには、回路を構成する配線パターンやコンタクトホールパターンの細線化が要求されている。これらのパターニングは、一般にフォトマスクを用いた光露光により形成されるため、原版となるフォトマスクパターンも微細かつ高精度で形成する技術が求められている。
回路パターンの微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化が行われている。具体的には、従来は、g線、i線に代表される紫外線が用いられていたが、現在では、KrFエキシマレーザーやArFエキシマレーザーが半導体素子の量産に使用されている。更なる短波長化として、Fエキシマレーザーが候補に挙がったが、露光機のコストアップ、ハードペリクル導入に伴う光学系の変更、レジスト膜のエッチング耐性低下等の種々問題により、導入は先送りとされ、ArFエキシマレーザーの延命が試みられている。
ArFエキシマレーザーの延命手段としては、投影レンズと半導体基板の間に水を含浸させる液浸露光が挙げられる。ArFエキシマレーザーにおける水の屈折率は1.44であり、NA(開口数)1.0以上のレンズを使ってもパターン形成が可能で、理論上はNAを1.44近くにまで上げることができる。現在では、NA1.35レンズを用いた液浸露光によりハーフピッチ45nm以降のパターンを形成することが可能となっている(例えば、非特許文献1)。
しかし、NA1.35レンズを使った液浸露光で形成できるパターンの理論限界値はハーフピッチ38nmであり、それ以降には到達できない。そこで更にNAを高めるために水よりも高屈折率の材料の開発が行われているが、透過率、粘度、温度変化に伴う屈折率変化、マイクロバブルなどの問題をクリアし半導体素子の量産に耐えうる高屈折率の材料は未だ見つかっていない。
ここで注目をあびているのは、1回目の露光でパターンを形成し、2回目の露光で1回目の露光でパターンが形成されていない抜き部分にパターンを形成して、パターン間の距離を縮小するダブルパターニング方法である。1回目と2回目の露光はそれぞれ独立して行い、パターンを交互に形成するため、この手法により形成できるパターンの限界値は、理論上、1回露光の限界値の半分にすることができる(例えば、非特許文献2)。
ダブルパターニングの方法としては多くのプロセスが提案されている。例えば、1回目の露光と現像でレジストパターンを形成し、ドライエッチングで下層のハードマスクを加工し、その上にレジスト膜を塗布し、2回目の露光と現像で1回目の露光のパターンが形成されていないハードマスクの抜き部分にレジストパターンを形成し、ハードマスクの更に下層の膜をドライエッチングで加工する方法がある。また、1回目の露光と現像でレジストパターンを形成し、化学的または物理的な処理により、このレジストパターンをフリーズ(次に塗布するレジストの溶剤及び現像液に対して実質的に不溶化)し、その上にレジスト膜を塗布し、2回目の露光と現像で1回目の露光のパターンが形成されていないハードマスクの抜き部分にレジストパターンを形成し、下層の膜をドライエッチングで加工する方法がある。いずれの方法においても、1回目の露光で形成されるパターンの原版となるフォトマスクと2回目の露光で形成されるパターンの原版となるフォトマスクの2枚が必要となる(例えば、特許文献1及び2)。
ここで問題となるのは、1枚目(1回目露光用)のフォトマスクと2枚目(2回目露光用)のフォトマスクとの間のパターン寸法精度と位置精度の誤差である。
一般に、ドーズ等の露光条件を調整することで、半導体基板上のレジストパターンの寸法は調整することができる。したがって、1枚目と2枚目のフォトマスクのパターン寸法が異なっても、チップ内のある一箇所においては、1回目露光と2回目露光のレジストパターン寸法を同一にすることができる。しかし、1枚目のフォトマスクのパターン寸法のマスク面内分布が、2枚目のそれと異なる場合、チップ内全領域において1回目露光と2回目露光のレジストパターン寸法が同一となるように露光条件を調整するのは非常に困難である。また同様に、1枚目と2枚目のフォトマスクのパターン位置精度の誤差も問題となる。チップ内のある一箇所において、1回目露光と2回目露光のレジストパターンの位置関係が所望の値となるようにすることは、露光装置のアライメントを調整することで可能である。しかし、1枚目のフォトマスクのパターン位置のマスク面内分布が、2枚目のそれと異なる場合、チップ内全領域において1回目露光と2回目露光のレジストパターンの位置関係が所望の値となるように露光装置のアライメントを調整することは非常に困難である。
マスク間の寸法精度の誤差原因は種々ある。パターン寸法はマスク内のパターン占有率に影響を受ける。したがって、1枚目と2枚目とでパターンのレイアウトが異なれば、パターン寸法にも差が生じる。それ以外にも、レジスト感度のばらつき、描画装置のばらつき、エッチング装置のばらつきなどによってもパターン寸法に差が生じる。
また、フォトマスク間の位置精度の誤差原因も種々ある。第一には、描画装置のばらつきが挙げられる。描画装置のステージ精度が悪ければ、マスク面内でのパターン位置にばらつきが生じる。また、描画装置は電子ビームを使用するため、ビーム打ち込みによりレジストがチャージし、このチャージにより次に打つ電子ビームが曲げられて想定からずれた場所にパターンが形成されてしまうことがある。レジストのチャージ量はマスク内のパターン占有率に影響を受けるため、1枚目と2枚目とでパターンのレイアウトが異なれば、位置精度にも差が生じる。現在、描画装置メーカーがこれらの問題の改善に取り組んでいるが、ハーフピッチ22nmのダブルパターニングに要求される位置精度を満たせる描画装置は未だ無い。第二に、フォトマスクの平坦度のばらつきが挙げられる。仮に、凸状に歪んだ1枚目のフォトマスクと、凹状に歪んだ2枚目のフォトマスクをダブルパターニングすると、パターン同士の位置関係がずれてしまう。フォトマスクに用いるブランクは完全に平坦ではない。したがって、平坦度の異なるブランクを用いれば、作製されるフォトマスクの平坦度も異なる。また、ブランクには、遮光膜や位相シフト膜やハードマスクが積層されているが、これらの膜の応力が異なれば、作製されるフォトマスクの平坦度も異なる。
Proc.SPIE Vol.5040 p724 Proc.SPIE Vol.5992 p557(2005)
特開2008−33174号公報 特開2006−18095号公報
上述したように、1回目の露光でパターンを形成し、2回目の露光で1回目の露光のパターンが形成されていない抜き部分にパターンを形成して、パターン間の距離を縮小するダブルパターニングでは、1回目と2回目の露光で形成されるパターンの原版となるフォトマスクがそれぞれ必要となり、この2枚のフォトマスク間に生じたマスクパターンの寸法精度と位置精度のずれが、最終的に半導体基板上に形成されるパターンの寸法精度と位置精度を悪化させることになる。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、最終的に半導体基板上に形成されるパターンの寸法精度と位置精度を悪化させることのないパターン形成方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、請求項1の発明は、半導体基板に1回目の露光でパターンを形成し、前記1回目の露光でパターンが形成されていない前記半導体基板の抜き部分に2回目の露光でパターンを形成するパターン形成方法であって、前記1回目のパターンを形成するための1回目の露光用パターンと前記2回目のパターンを形成するための2回目の露光用パターンとを単一の透明基板に形成してなるフォトマスクを設け、前記フォトマスクを用いて前記半導体基板に前記1回目と2回目のパターンを形成する際に前記1回目の露光の条件と前記2回目の露光の条件と異ならせていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のパターン形成方法において、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、1つの同じパターンで形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のパターン形成方法において、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、前記フォトマスク上での位置関係が、前記露光により前記半導体基板に形成されるパターンと同一ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のパターン形成方法において、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、互いの光近接効果に伴う歪みの影響を予め見込んで補正する光学近接効果補正処理が施されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載のパターン形成方法において、前記1回目の露光の条件及び前記2回目の露光の条件は、前記半導体基板上のレジストの種類または膜厚もしくはNA(開口数)、フォーカス、ドーズ、露光に際し入射する光の向き及び角度、偏光、収差、投影レンズと前記半導体基板の間に空気とは屈折率の異なる材料を介在させることである。
請求項6の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載のパターン形成方法において、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンの寸法、前記透明性基板に対する透過率及び前記透明性基板に対する位相差の少なくとも1つが異なることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載のパターン形成方法において、前記フォトマスクは、位相シフトマスクとバイナリマスクのいずれか一方を構成することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5または6記載のパターン形成方法において、前記位相シフトマスクは、前記透明基板の一方の面に積層状態に形成され、前記1回目の露光用パターン及び前記2回目の露光用パターンがパターニングされる遮光膜と位相シフト膜を有し、前記遮光膜または前記位相シフト膜の少なくとも一部を除去することにより、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンの透明性基板に対する透過率または位相差に変化を加えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項5または6記載のパターン形成方法において、前記バイナリマスクは、前記透明基板の一方の面に積層状態に形成され、前記1回目の露光用パターン及び前記2回目の露光用パターンがパターニングされる遮光膜を有し、前記遮光膜の少なくとも一部を除去することにより、前記1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンの透明性基板に対する透過率に変化を加えることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7または8記載のパターン形成方法において、前記遮光膜または位相シフト膜の少なくとも一部を除去する方法は、フォトマスク上にレジストを塗布し、描画と現像処理によりレジストパターンを形成し、レジストパターンに沿って下層の膜をエッチング処理し、レジストを剥膜した後、第2のレジストを塗布し、除去する位相シフト膜または遮光膜上にはレジストがなく、且つ除去しない遮光膜または位相シフト膜上にはレジストがあるように描画と現像によりレジストパターンを形成し、エッチング処理により所望の箇所の遮光膜または位相シフト膜を除去する工程を含むことを特徴とする。
本発明では、ダブルパターニングにおける1回目露光用パターンと2回目露光用パターンを原版となる1つのフォトマスク上に形成する。したがって、従来は2枚必要であったフォトマスクが1枚となり、レジスト感度、描画装置、エッチング装置、平坦度、膜応力等のマスク間のばらつきに起因する寸法精度及び位置精度の誤差が生じない。また、フォトマスク上の1回目露光用パターンと2回目露光用パターンは同一もしくは互いに近接するパターンであることにより、その位置関係を最終的に半導体基板上に配置されるパターンの位置関係と同一にすることができる。したがって、半導体基板上で近接するパターンはマスク上でも近接しているため、パターン占有率、レジスト感度、描画機のステージ精度、平坦度、膜応力等のマスク面内分布に起因する寸法精度と位置精度の誤差が半導体基板上で近接するパターン間で生じない。
(a)は本発明にかかるパターン形成方法により形成された位相シフトマスクの一例を示す概略平面図であり、(b)は図1(a)のb−bに沿う概略断面図である。 図1に示す位相シフトマスクを本発明のパターン形成方法により形成する場合の工程手順を示す説明用の概略断面図である。 本発明のパターン形成方法による位相シフトマスクを用いて半導体基板上にダブルパターニングでパターンを形成する場合の工程手順を示す説明用の概略断面図である。 (a)は本発明のパターン形成方法により形成するバイナリマスクの一例を示す概略平面図であり、(b)は図4(a)のb−bに沿う概略断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明にかかるパターン形成方法及びこれに用いられるフォトマスクである位相シフトマスクの実施の形態について、図1を参照して詳細に説明する。
本実施の形態に示す位相シフトマスク17は、図1に示すように、透明基板11の上面に、1回目の露光用パターン12と2回目の露光用パターン13が交互に配設されている。1回目の露光用パターン12には、露光の際に2回目の露光用パターン13からの光近接効果に伴う歪みの影響を予め見込んで光学近接効果補正処理(OPC)を施すことにより補正パターン14が付加されている。1回目の露光用パターン12は位相シフト膜15をマスクパターンに沿って露光し現像することで形成される。また、2回目の露光用パターン13は位相シフト膜15の上に遮光膜16を形成した2層構造からなり、位相シフト膜15と遮光膜16をマスクパターンに沿って露光し現像することで形成される。
1回目の露光用パターン12と2回目の露光用パターン13から成るパターンのラインとスペースを合わせたピッチは、NA1.35レンズを用いた液浸露光によるダブルパターニングが検討されている半導体基板上の寸法である76nm(マスク上の寸法では304nm)以下であることが望ましい。
また、1回目の露光用パターン12は、遮光膜16が残っている2回目の露光用パターン13に比べて、遮光性が弱い。したがって、1回目の露光と2回目の露光とで半導体基板上同一の寸法を狙う場合、1回目の露光用パターン12の寸法は、2回目の露光用パターン13の寸法に比べて大きいことが望ましく、好ましくは半導体基板上の寸法で4nm(マスク上の寸法では16nm)以上である。
透明基板11に対する特別な制限はなく、石英ガラスやCaFあるいはアルミノシリケートガラスなどが一般的である。
位相シフト膜15としては、珪素酸化物、珪素窒化物、もしくは珪素酸窒化物を主成分とする珪素系化合物に金属を含有させたものであり、含有量の比率と膜厚を適宜選択することで露光波長に対する透過率と位相差を調整することができる。透過率の値としては、最終的なフォトマスク作製終了時に2%以上乃至40%以下であり、位相差の値としては、最終的なフォトマスク作製終了時に170度以上乃至190度以下であることが一般的である。これらの値は露光するパターンや条件により適宜選択される。
遮光膜16としては、クロム酸化物、クロム窒化物、もしくはクロム酸窒化物を主成分とする金属化合物膜又はクロムを主成分とする金属膜もしくは合金膜であり、炭素やフッ素などの非金属元素が含有されてもよい。遮光膜の膜厚は30nm以上乃至120nm以下であり、この値は、露光波長に対する透過率が下層の位相シフト膜を含めて0.1%以下になるように選択することが好ましい。また、遮光膜16は、複数の異なる組成のクロムを含む膜を積層させて反射防止層とするようにしてもよい。
次に、位相シフトマスク17の製造方法について、図2を参照して説明する。
図2(a)は、位相シフトマスク17を構成する透明基板(ブランク)11の上面に形成された位相シフト膜15上に遮光膜16を介してレジスト膜18が形成された状態を示している。
なお、レジスト材料としては、ポジ型レジストでもネガ型レジストでも用いることができるが、高精度パターンの形成を可能とする電子ビーム描画用の化学増幅型レジストを用いることが好ましい。
図2(b)は、レジスト膜18に対し、描画を施し、その後に現像処理を行い、レジストパターン19を形成する工程を示す。この場合の描画は、光露光による方法もあるが、一般には、電子ビーム露光による方法が採用される。例えば、レジストとして化学増幅型のもの使用する場合、電子ビームのエネルギー密度は3〜40μC/cmの範囲であり、この描画の後に加熱処理および現像処理を施してレジストパターン19を得る。
図2(c)は、レジストパターン19に沿って遮光膜16と位相シフト膜15をドライエッチングにてパターニングし、1回目の露光用パターン12に対応するパターン15aと、2回目の露光用パターン13に対応するパターン16aとを形成するための工程を示す。遮光膜16のドライエッチングは酸素含有塩素系(Cl/O)系)であり、位相シフト膜15のドライエッチングはフッ素系(F系)で行うのが一般的であり、ヘリウムや窒素などの不活性ガスを混合しても良い。
図2(d)は、レジストパターン19に沿ってドライエッチングにてパターニングされた後の図2(c)に示す残存レジストパターン19を剥離除去し、洗浄する工程を示す。レジストパターン19の剥離除去はドライエッチングにより行うことも可能であるが、一般には剥離液によるウェットエッチングにより剥離する。
図2(e)は、残存レジストパターン19を剥離除去し、洗浄した後のパターン15a及び16aの露出表面と、パターン15a及び16aの形成箇所を除く透明基板11の露出上面が覆われるようにレジスト膜20を新たに塗布する工程を示す。レジスト材料としては、図2(a)と同様に、ポジ型レジストでもネガ型レジストでも用いることができるが、高精度パターンの形成を可能とする電子ビーム描画用の化学増幅型レジストを用いることが好ましい。
図2(f)は、レジスト膜20に対し、描画を施し、その後に現像処理を行い、遮光膜16を残したい箇所、すなわち2回目の露光用パターン13が形成される箇所はレジストで覆われるように、且つ遮光膜16を除去したい箇所、すなわち1回目の露光用パターン12が形成される箇所はレジストで覆われないように、レジストパターン21を形成する工程を示す。描画条件、現像条件は、図2(b)と同様である。
図2(g)は、レジストパターン21に覆われていない箇所の遮光膜16を除去し、1回目露光用パターン12を形成する工程を示す。遮光膜16を除去する方法としては、剥離液によりウェット剥離する方法もあるが、図2(c)と同様に、酸素含有塩素系((Cl/O)系)でドライエッチングする方法が一般的である。
図2(h)は、遮光膜16を除去した後の残存レジストパターン21を剥離除去し、洗浄して、2回目の露光用パターン13を形成する工程を示す。この場合の剥離除去の方法は、図2(d)と同様である。
以上のように図2(a)〜図2(h)に示す各工程を経ることにより、図1に示す位相シフトマスクが完成する。
このように本実施の形態におけるパターン形成方法及びフォトマスクによれば、従来における1回目露光用のフォトマスクと2回目露光用のフォトマスクの寸法精度と位置精度の誤差の半導体基板への影響を回避するためになされたもので、ダブルパターニングにおける1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンが原版となる1つのフォトマスク上に形成できる。
また、本発明の実施の形態では、1つのフォトマスク上に形成される1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンを同一としても良い。この場合、1回目と2回目の露光条件を変更することで片方のパターンを優先的に解像させることができる。例えば、露光装置のフォーカスを変更することにより、フォトマスク上のラインとスペースを抜けてくる光の強度差を逆転させることができる。これにより、同一のパターンを用いて1回目の露光でパターンが形成されていない1回目の露光用パターンの抜き部分に2回目の露光で2回目の露光用のパターンを形成することができ、しかも、フォトマスク上の1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンの位置関係を最終的に半導体基板上に配置されるパターンの位置関係と同一にすることができる。
上述のパターン形成方法は、単純なラインやホールの繰り返しパターンにおいて有効である。ただし、1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンの形状、長さ、位置関係が単一でない場合は、フォトマスク上の1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンを別のパターンとして配置することが望ましい。
この場合、1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンは、露光の際に相互に影響を及ぼしあうので、互いの光近接効果に伴う歪みの影響を予め見込んで補正する光学近接効果補正処理(OPC:Optical Proximity Correction)を施すことが望ましい。
また、露光条件の変更のみではなく、1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンとの間で、これらの寸法、露光用光の透明基板に対する透過率及び透明基板に対する位相差等を変更することが、片方のパターンを優先的に露光する上で有利である。
フォトマスクにおいて、1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンとで透明基板に対する透過率を変更する手段としては、例えば、遮光膜の一部あるいは全てを除去する方法がある。遮光膜を除去する前にレジストを塗布し、除去する遮光膜上にはレジストがなく、且つ除去しない遮光膜上にはレジストがあるように描画と現像によりレジストパターンを形成し、エッチング処理により所望の箇所の遮光膜を除去する。これにより、透明基板に対する透過率を変更することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、位相シフトマスクを用いて半導体基板上にダブルパターニングでパターンを形成する場合について、図2を参照して説明する。
図3(a)は、半導体基板31の上に層間絶縁膜32、ハードマスク33が順次積層され、ハードマスク33の上にフォトレジスト膜34が形成されている状態を示す。ハードマスク33はシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等が用いられる。なお、ハードマスク33とフォトレジスト膜34の間には反射防止膜を形成することもあるが、図3(a)においては省略されている。
図3(b)は、露光装置により、位相シフトマスク17の1回目の露光用パターン12をフォトレジスト膜34に転写し、その後現像することでレジストパターン35を形成する工程を示す。1回目の露光用パターン12を露光する条件は、2回目の露光用パターン13がフォトレジスト膜34に転写されない条件であれば良い。例えば、NA1.35レンズ、液浸露光、ダイポール照明、TE偏光、ジャストフォーカスが好ましい。また、例えば、NA1.35レンズ、液浸露光、クロスポール照明、TE偏光、ジャストフォーカスが望ましい。
次に、図3(c)は、レジストパターン35に沿ってハードマスク33をドライエッチングにてパターニングし、1回目の露光用パターン12に対応するハードマスクパターン33aを生成する工程を示す。ハードマスク33のドライエッチングはハロゲン化炭素等で行うのが一般的である。
図3(d)は、レジストパターン35に沿ってドライエッチングにてパターニングされた後の図3(c)に示す残存レジストパターン35を剥離除去し、洗浄する工程を示す。
図3(e)は、残存レジストパターン35を剥離除去し、洗浄した後のパターン33aの露出表面及びパターン33aの形成箇所を除く層間絶縁膜32の露出上面が覆われるようにフォトレジスト膜36を新たに塗布する工程を示す。なお、ハードマスク33とフォトレジスト膜36の間には反射防止膜を形成することもあるが、図3(e)においては省略されている。
図3(f)は、露光装置により、位相シフトマスク17の2回目の露光用パターン13をフォトレジスト膜36に転写し、その後現像することでレジストパターン37を形成する工程を示す。2回目の露光用パターン13を露光する条件は、1回目の露光用パターン12がフォトレジスト膜36に転写されない条件であれば良い。例えば、NA1.35レンズ、液浸露光、クロスポール照明、TE偏光、マイナスフォーカス(半導体基板面がレンズから離れる方向)が望ましく、好ましいフォーカスは、−250nm以上乃至−100nm以下である。また、1回目の露光と2回目の露光でフォトレジストの種類をポジ型レジストからネガ型レジストへ、または、ネガ型レジストからポジ型レジストへ変更する場合、NA1.35レンズ、液浸露光、45度クウェーサー照明、TE偏光、プラスフォーカス(半導体基板面がレンズに近づく方向)が望ましく、好ましいフォーカスは、+100nm以上乃至+250nm以下である。
図3(g)は、ハードマスクパターン33a及びレジストパターン37に沿って層間絶縁膜32をエッチングにてパターニングする工程を示す。
図3(h)は、パターニング終了後のハードマスクパターン33a及びレジストパターン37を剥離除去した後、洗浄する工程を示す。こうして、本発明の位相シフトマスクによる半導体パターン形成が行われる。
(実施の形態3)
本発明のパターン形成方法により形成されたバイナリマスクについて、図4を参照して説明する。
図4に示すバイナリマスク46は、透明基板41の上面に、1回目の露光用パターン42と2回目の露光用パターン43が交互に配置された構造になっている。1回目の露光用パターン42には、露光の際に2回目の露光用パターン43からの光近接効果に伴う歪みの影響を予め見込んで光学近接効果補正処理(OPC)を施すことにより補正パターン44が付加されている。1回目の露光用パターン42は遮光膜45から成り、断線されたライン形状にすることにより光が抜けるスペース部を繰り返し設ける。2回目の露光用パターン43は遮光膜45から成り、断線されたライン形状にしない。
1回目の露光用パターン42と2回目の露光用パターン43から成るパターンのラインとスペースを合わせたピッチは、NA1.35レンズを用いた液浸露光によるダブルパターニングが検討されている半導体基板上の寸法である76nm(マスク上の寸法では304nm)以下であることが望ましい。
1回目の露光用パターン42は、断線させて光が抜けるスペース部を設けない2回目の露光用パターン43に比べて、遮光性が弱い。したがって、1回目の露光と2回目の露光とで半導体基板上同一の寸法を狙う場合、1回目の露光用パターン42の寸法は、2回目の露光用パターン43の寸法に比べて大きいことが望ましく、好ましくは半導体基板上の寸法で4nm(マスク上の寸法では16nm)以上である。
なお、透明基板41と遮光膜45の組成及び膜厚等は、上記実施の形態1に記載した透明基板及び遮光膜と同様である。
また、バイナリマスク46の製造では、1回目の露光用パターン42と2回目の露光用パターン43を1回の描画・現像プロセスで形成できる。したがって、図2(e)から(h)に記載の位相シフトマスクの製造工程は必要ない。
バイナリマスク46を用いてダブルパターニングによりパターンを半導体基板上に形成する方法としては、図3に記載の方法が適用される。この場合、1回目の露光用パターン42を露光する条件は、例えば、NA1.35レンズ、液浸露光、クロスポール照明、TE偏光、ジャストフォーカスが望ましい。また、2回目の露光用パターン43を露光する条件は、例えば、NA1.35レンズ、液浸露光、ダイポール照明、TE偏光、マイナスフォーカス(半導体基板面がレンズから離れる方向)が望ましく、好ましいフォーカスは、−250nm以上乃至−100nm以下である。
上記実施の形態で示したパターン形成方法及びフォトマスクは、本発明を実施するための一例にすぎず、本発明は上記実施の形態に記載したものに限定されるものではない。これらの実施例を種々変形できることは本発明の範囲内であり、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない範囲において様々に変更、変形することが可能であることは上記記載から自明である。
本発明では、パターン形成方法及びフォトマスクを適切な範囲で選択したので、ダブルパターニングを用いたハーフピッチ38nm以降のパターン形成を精度良く実施することができる。
11…透明基板、12…1回目の露光用パターン、13…2回目の露光用パターン、14…補正パターン、15…位相シフト膜、16…遮光膜、17…位相シフトマスク、18…レジスト膜、19…レジストパターン、20…レジスト膜、21…レジストパターン、31…半導体基板、32…層間絶縁膜、33…ハードマスク、34…フォトレジスト膜、35…レジストパターン、36…フォトレジスト膜、37…レジストパターン、41…透明基板、42…1回目の露光用パターン、43…2回目の露光用パターン、44…補正パターン、45…遮光膜、46…バイナリマスク。

Claims (10)

  1. 半導体基板に1回目の露光でパターンを形成し、前記1回目の露光でパターンが形成されていない前記半導体基板の抜き部分に2回目の露光でパターンを形成するパターン形成方法であって、
    前記1回目のパターンを形成するための1回目の露光用パターンと前記2回目のパターンを形成するための2回目の露光用パターンとを単一の透明基板に形成してなるフォトマスクを設け、
    前記フォトマスクを用いて前記半導体基板に前記1回目と2回目のパターンを形成する際に前記1回目の露光の条件と前記2回目の露光の条件と異ならせている、
    ことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、1つの同じパターンで形成されることを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
  3. 前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、前記フォトマスク上での位置関係が、前記露光により前記半導体基板に形成されるパターンと同一であることを特徴とする請求項1記載のパターン形成方法。
  4. 前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンは、互いの光近接効果に伴う歪みの影響を予め見込んで補正する光学近接効果補正処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のパターン形成方法。
  5. 前記1回目の露光の条件及び前記2回目の露光の条件は、前記半導体基板上のレジストの種類または膜厚もしくはNA(開口数)、フォーカス、ドーズ、露光に際し入射する光の向き及び角度、偏光、収差、投影レンズと前記半導体基板の間に空気とは屈折率の異なる材料を介在させることである請求項1乃至4の何れか1項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンの寸法、前記透明性基板に対する透過率及び前記透明性基板に対する位相差の少なくとも1つが異なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のパターン形成方法。
  7. 前記フォトマスクは、位相シフトマスクとバイナリマスクのいずれか一方を構成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のパターン形成方法。
  8. 前記位相シフトマスクは、前記透明基板の一方の面に積層状態に形成され、前記1回目の露光用パターン及び前記2回目の露光用パターンがパターニングされる遮光膜と位相シフト膜を有し、前記遮光膜または前記位相シフト膜の少なくとも一部を除去することにより、前記1回目の露光用パターンと前記2回目の露光用パターンの透明性基板に対する透過率または位相差に変化を加えることを特徴とする請求項5または6記載のパターン形成方法。
  9. 前記バイナリマスクは、前記透明基板の一方の面に積層状態に形成され、前記1回目の露光用パターン及び前記2回目の露光用パターンがパターニングされる遮光膜を有し、前記遮光膜の少なくとも一部を除去することにより、前記1回目の露光用パターンと2回目の露光用パターンの透明性基板に対する透過率に変化を加えることを特徴とする請求項5または6記載のパターン形成方法。
  10. 前記遮光膜または位相シフト膜の少なくとも一部を除去する方法は、フォトマスク上にレジストを塗布し、描画と現像処理によりレジストパターンを形成し、レジストパターンに沿って下層の膜をエッチング処理し、レジストを剥膜した後、第2のレジストを塗布し、除去する位相シフト膜または遮光膜上にはレジストがなく、且つ除去しない遮光膜または位相シフト膜上にはレジストがあるように描画と現像によりレジストパターンを形成し、エッチング処理により所望の箇所の遮光膜または位相シフト膜を除去する工程を含むことを特徴とする請求項7または8記載のパターン形成方法。
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