JP2000021760A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JP2000021760A
JP2000021760A JP10201341A JP20134198A JP2000021760A JP 2000021760 A JP2000021760 A JP 2000021760A JP 10201341 A JP10201341 A JP 10201341A JP 20134198 A JP20134198 A JP 20134198A JP 2000021760 A JP2000021760 A JP 2000021760A
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patterns
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Miyoko Kawashima
美代子 川島
Takahiro Matsumoto
隆宏 松本
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/7045Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周期パターンの露光と通常のパターン露光の
2重露光によって任意形状の高解像度のパターンが得ら
れる露光方法及び露光装置を得ること。 【解決手段】 多重露光を用いた露光方法において、あ
る露光で使用するマスクは予め現像後の感光基板におけ
るパターンの変形を見込んでパターンを形成しているこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法及び露光
装置に関し、特に微細な回路パターンで感光基板上を露
光し、例えばIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル等の表示素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の
撮像素子といった各種デバイスの製造に用いられる際に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、IC、LSI、液晶パネル等
のデバイスをフォトリソグラフィー技術を用いて製造す
るときには、フォトマスク又はレチクル等(以下、「マ
スク」と記す。)の面上に形成した回路パターンを投影
光学系によってフォトレジスト等が塗布されたシリコン
ウエハ又はガラスプレート等(以下、「ウエハ」と記
す。)の感光基板上に投影し、そこに転写する(露光す
る)投影露光方法及び投影露光装置が使用されている。
【0003】近年、上記デバイスの高集積化に対応し
て、ウエハに転写するパターンの微細化、即ち高解像度
化とウエハにおける1チップの大面積化とが要求されて
いる。従ってウエハに対する微細加工技術の中心を成す
上記投影露光方法及び投影露光装置においても、現在、
0.5/μm以下の寸法(線幅)の像(回路パターン
像)を広範囲に形成するべく、解像度の向上と露光面積
の拡大が計られている。
【0004】従来の投影露光装置の摸式図を図32に示
す。図32中、191は遠紫外線露光用の光源であるエ
キシマーレーザ、192は照明光学系、193は照明光
学系192から照射される照明光、194はマスク、1
95はマスク194から出て光学系(投影光学系)19
6に入射する物体側露光光、196は縮小型の投影光学
系、197は投影光学系196から出て基板198に入
射する像側露光光、198は感光基板であるウエハ、1
99は感光基板を保持する基板ステージを、示す。
【0005】エキシマレーザ191から出射したレーザ
光は、引き回し光学系(190a,190b)によって
照明光学系192に導光され、照明光学系192により
所定の光強度分布、配光分布、開き角(関口数NA)等
を持つ照明光193となるように調整され、マスク19
4を照明する。マスク194にはウエハ198上に形成
するパターンを投影光学系196の投影倍率の逆数倍
(例えば2倍や4倍や5倍)した寸法のパターンがクロ
ム等によって石英基板上に形成されており、照明光19
3はマスク194のパターンによって透過回折され、物
体側露光光195となる。投影光学系196は、物体側
露光光195を、マスク194のパターンを上記投影倍
率で且つ充分小さな収差でウエハ198上に結像する像
側露光光197に変換する。像側露光光197は図32
の下部の拡大図に示されるように、所定の開口数NA
(=Sin(θ))でウエハ198上に収束し,ウエハ
198上にパターンの像を結ぶ。基板ステージ199
は、ウエハ198の互いに異なる複数の領域(ショット
領域:1個又は複数のチップとなる領域)に順次、パタ
ーンを形成する場合に、投影光学系の像平面に沿ってス
テップ移動することによりウエハ198の投影光学系1
96に対する位置を変えている。
【0006】現在主流となりつつある上記のエキシマレ
ーザを光源とする投影露光装置は高い投影解像力を有し
ているが、例えば0.15μm以下のパターン像を形成
することが技術的に困難である。
【0007】投影光学系196は、露光(に用いる)波
長に起因する光学的な解像度と焦点深度との間のトレー
ドオフによる解像度の限界がある。投影露光装置による
解像パターンの解像度Rと焦点深度DOFは,次の
(1)式と(2)式の如きレーリーの式によって表され
る。
【0008】 R=k1 ×(λ/NA) ‥‥‥(1) DOF=k2 ×(λ/NA2 ) ‥‥‥(2) ここで、λは露光波長、NAは投影光学系196の明る
さを表す像側の開口数、k1 ,k2 はウエハ198の現
像プロセス特性等によって決まる定数であり、通常0.
5〜0.7程度の値である。この(1)式と(2)式か
ら、解像度Rを小さい値とする高解像度化には開口数N
Aを大きくする「高NA化」がある。しかしながら、実
際の露光では投影光学系196の焦点深度DOFをある
程度以上の値にする必要があるため、高NA化をある程
度以上に進めることが難しいこと、この為、高解像度化
には結局、露光波長λを小さくする「短波長化」が必要
となることとが分かる。
【0009】ところが露光波長の短波長化を進めていく
と重大な問題が発生してくる。それは投影光学系196
を構成するレンズの硝材がなくなってしまうことであ
る。殆どの硝材の透過率は遠紫外線領域では0に近く、
特別な製造方法を用いて露光装置用(露光波長約248
nm)に製造された硝材として溶融石英が現存するが、
この溶融石英の透過率も波長193nm以下の露光波長
に対しては急激に低下する。線幅0.15μm以下のパ
ターンに対応する露光波長150nm以下の領域では実
用的な硝材の開発は非常に困難である。また遠紫外線領
域で使用される硝材は、透過率以外にも、耐久牲,屈折
率均一性,光学的歪み,加工性等の複数条件を満たす必
要があり、この事から、実用的な硝材の存在が危ぶまれ
ている。
【0010】このように従来の投影露光方法及び投影露
光鼓置では、ウエハ上に線幅0.15μm以下のパター
ンを形成する為には150nm程度以下まで露光波長の
短波長化が必要である。これに対し、現在のところ、こ
の波長領域では実用的な硝材が存在しないので、ウエハ
に線幅0.15μm以下のパターンを形成することがで
きなかった。
【0011】米国特許第5415835号公報は2光束
干渉露光によって敏細パターンを形成する技術を開示し
ており、この2光束干渉露光によれば、ウエハに線幅
0.15μm以下のパターンを形成することができる。
【0012】2光束干渉露光の原理を図28を用いて説
明する。2光束干渉露光は、レーザ151からの可干渉
牲を有し且つ平行光線束であるレーザ光L151をハー
フミラー152によってレーザ光L151a,L151
abの2光束に分割し、分割した2光束を夫々平面ミラ
ー153a,153bによって反射することにより2個
のレーザ光(可干渉性の平行光線束)を0より大きく9
0度末満のある角度を成してウエハ154面上で交差さ
せることにより交差部分に干渉縞を形成している。この
干渉縞(の光強度分布)によってウエハ154を露光し
て感光させることで干渉縞の光強度分布に応じた微細な
周期パターンをウエハ154に形成するものである。
【0013】2光束L151a,L151bがウエハ1
54面の立てた垂線に対して互いに逆方向に同じ角度だ
け傾いた状態でウエハ面で交差する場合、この2光束干
渉露光における解像度Rは次の(3)式で表される。
【0014】 R=λ/(4sinθ) =λ/4NA =0.25(λ/NA) ‥‥‥(3) ここで、RはL&S(ライン・アンド・スペース)の夫
々の幅、即ち干渉縞の明部と暗部の夫々の幅を示してい
る。又βは2光束の夫々の像面に対する入射角度(絶対
値)を表し、NA=Sinθである。
【0015】通常の投影露光における解像度の式である
(l)式と2光束干渉露光における解像度の式である
(3)式とを比較すると、2光束干渉露光の解像度Rは
(1)式においてk1 =0.25とした場合に相当する
から、2光束干渉露光ではk1=0.5〜0.7である
通常の投影露光の解像度より2倍以上の解像度を得るこ
とが可能である。
【0016】上記米国特許には開示されていないが、例
えばλ=0.248nm(KrFエキシマ)でNA=
0.6の時は、R=0.10μmが得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】2光束干渉露光は、基
本的に干渉縞の光強度分(露光量分布)に相当する単純
な縞パターンしか得られないので、所望の形状の回路パ
ターンをウエハに形成することが難しい。
【0018】そこで上記米国特許第5415835号公
報は、2光束干渉露光によって単純な縞パターン(周期
パターン)即ち2値的な露光量分布をウエハ(のレジス
ト)に与えた後、露光装置の分解能の範囲内の大きさの
ある開口が形成されたマスクを用いて通常リソグラフィ
ー(露光)を行なって更に別の2値的な露光量分布をウ
エハに与えることにより、孤立の線(パターン)を得る
ことを提案している。
【0019】しかしながら上記米国特許第541583
5号公報の露光方法は、2光束干渉露光と通常露光の2
つの露光法の夫々において通常の2値的な露光量分布し
か形成していないので、より複雑な形状の回路パターン
を得ることが難しい。
【0020】また、上記米国特許第5415835号公
報は2光束干渉露光と通常露光の2つの露光法を組み合
わせることは開示しているが、このような組み合せを達
成する露光装置を具体的に示してはいない。
【0021】この他本発明は、2光束干渉露光に代表さ
れる周期パターン露光と通常パターン露光(通常露光)
の2つの露光方法を用いることにより、複雑な形状の回
路パターンをウエハに形成することが可能な露光方法及
び露光装置の提供を目的とする。
【0022】一般に通常露光パターンはいろいろな線幅
のパターンを含むが、解像限界付近の線幅が所望の線幅
となるように露光量を設定し露光すると、それより線幅
の広いパターンはパターンの大きさの比例関係が保たれ
たまま解像される。この比例関係を線幅リニアリティと
いい、解像限界より微細なパターンの線幅は線幅リニア
リティからはずれて広くなり、ぼけて解像されなくな
る。
【0023】また、パターンが密集している場合は、近
接効果の影響により、孤立したパターンと比べてパター
ン変形が生じる。通常パターンにこのようなパターンの
変形があると、二重露光で周期パターン露光を重ね焼き
しても所望のパターンの正確な線幅再現性が得られにく
い。
【0024】本発明はこのパターン変形を極力避ける為
に、通常露光パターンの解像限界付近やそれ以下の線幅
のパターンに関して予め感光基板上のパターンの変形を
見込んで、又アライメントの位置ずれの影響を受けにく
いようなパターンを形成すること(マスク補正を施すこ
と)により良好なるパターン像が得られる露光方法及び
露光装置の提供を目的としている。
【0025】また本発明の他の目的は線幅0.15μm
以下の部分を備える回路パターンを容易に得ることが可
能な露光方法及び露光装置の提供にある。
【0026】また本発明の他の目的は周期パターン露光
と通常露光の2つの露光法が実施できる露光装置を提供
することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の露光方法は、 (1−1)多重露光を用いた露光方法において、ある露
光で使用するマスクは予め現像後の感光基板におけるパ
ターンの変形を見込んでパターンを形成していることを
特徴としている。
【0028】(1−2)マスク上のパターンを感光基板
上に投影光学系を介してパターン露光と周期パターン露
光の多重露光を行う露光方法において、該通常パターン
露光は該投影光学系の分解能以下の微細線部分を含むパ
ターンを有するマスクで行っており、該マスクは予め現
像後の該感光基板におけるパターンの変形を見込んでパ
ターンを形成していることを特徴としている。
【0029】特に、構成(1−1)又は(1−2)にお
いて、 (1−2−1)前記マスクのパターンの微細線部分を予
め感光基板側でのパターンの変形を見込んで形成してい
ること。
【0030】(1−2−2)前記マスクのパターンに前
記投影光学系の開口数をNA、露光波長をλとしたと
き、0.5λ/NA以下の線幅の微細線部分が存在する
とき該微細線部分を予め感光基板側でのパターンの変形
を見込んで形成していること。
【0031】(1−2−3)前記微細線部分の線幅が
0.5λ/NA以下のとき、該微細線とその延長部分を
太くすること。
【0032】(1−2−4)前記マスクのパターンの形
成をマスク上で倍率換算後、0.02λ/NAから0.
05λ/NAだけ幅を補正して形成していること。
【0033】(1−2−5)前記マスクでのパターンと
パターンとの間の間隔を感光基板側でのパターンの変形
を見込んで太くすること。
【0034】(1−2−6)前記マスクでのパターンと
パターンとの間の間隔を倍率換算後、0.02λ/NA
から0.05λ/NAだけ幅を補正して形成しているこ
と。等を特徴としている。
【0035】(1−3)露光基板上に投影光学系を介し
て通常パターン露光と周期パターン露光の多重露光を行
う露光方法において、該通常パターン露光は該通常パタ
ーン露光は該投影光学系の分解能以下の微細線部分を含
むパターンを有する通常マスクで行っており、該通常マ
スクはアライメントの位置ずれの影響を受けにくいパタ
ーンで形成していることを特徴としている。
【0036】特に、 (1−3−1)前記マスクのパターンに前記投影光学系
の開口数をNA、露光波長をλとしたとき、0.5λ/
NA以下の線幅の微細線部分が存在するとき、該微細線
部分を予め感光基板側でのパターンの変形を見込んで形
成していること。
【0037】(1−3−2)前記微細線部分とその延長
部分を太くすること。
【0038】(1−3−3)前記マスクの微細線パター
ンの形成をマスク上で倍率換算後、0.02λ/NAか
ら0.05λ/NAだけ幅を補正して形成しているこ
と。
【0039】(1−3−4)前記マスクでのパターンと
パターンとの間の間隔を太くすること。
【0040】(1−3−5)前記マスクでのパターンと
パターンとの間の間隔を倍率換算後、0.02λ/NA
から0.05λ/NAだけ幅を補正していること。等を
特徴としている。
【0041】(1−4)露光基板上に投影光学系を介し
て通常パターン露光と周期パターン露光の多重露光を行
う露光方法において、該通常パターン露光は該通常パタ
ーン露光は該投影光学系の分解能以下の微細線部分を含
むパターンを有するマスクで行っており、該マスクは該
パターンを複数個、互いに近接配置しており、該パター
ンを近接配置したことによる感光基板側でのパターンの
変形を見込んで該通常マスクのパターンを形成している
ことを特徴としている。
【0042】特に、 (1−4−1)前記周期パターン露光は、線パターンを
周期的に配列した周期パターンを有する周期マスクを用
いて行っており、前記マスクの複数のパターンは該周期
方向及びそれと直交する方向に配列されており、2つの
パターンの間隔のうち周期パターンと平行方向の間隔S
1が0.3λ/NAより小さいとき、該間隔を幅0.1
λ/NAだけ大きくしていること。
【0043】(1−4−2)前記2つのパターンの間隔
を広げた量の1/2だけ、該2つのパターンの間隔に接
するパターンのうちの一方のパターンの幅を小さくして
いること。等を特徴としている。
【0044】本発明の露光装置は、 (2-1) 構成(1-1) 又は(1-2) 又は(1-3) の露光方法を用
いて感光性の基板にマスク上のパターンを転写している
ことを特徴としている。
【0045】本発明のデバイスの製造方法は、 (3-1) 構成(1-1) 又は(1-2) 又は(1-3) のいずれか1項
の露光方法を用いてマスク面上のパターンをウエハ面上
に露光した後、該ウエハを現像処理工程を介してデバイ
スを製造していることを特徴としている。
【0046】(3-2) 構成(2-1) の露光装置を用いてマス
ク面上のパターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハ
を現像処理工程を介してデバイスを製造していることを
特徴としている。
【0047】尚、本発明において「多重露光」とは「感
光基板上の同一領域を互いに異なる光パターンで途中に
現像処理工程を介さずに露光すること」を言う。
【0048】
【発明の実施の形態】図1〜図9は本発明の露光方法の
実施形態1の説明図である。図1は本発明の露光方法を
示すフローチャートである。図1には本発明の露光方法
を構成する周期パターン露光ステップ、投影露光ステッ
プ(通常パターン露光ステップ)、現像ステップの各ブ
ロックとその流れが示してある。同図において周期パタ
ーン露光ステップと投影露光ステップの順序は、逆でも
いいし、どちらか一方のステップが複数回の露光段階を
含む場合は各ステップを交互に行うことも可能である。
また、各露光ステップ間には.精密な位置合わせを行な
う位置合わせステップがある。
【0049】本発明の露光方法及び露光装置は、被露光
基板(感光基板)に対して周期パターン露光と通常の露
光の二重露光を行うことを特徴としている。
【0050】ここで通常パターン露光とは周期パターン
露光より解像度が低いが任意のパターンで露光が行える
露光であり、投影光学系によってマスクのパターンを投
影する投影露光があげられる。
【0051】通常パターン露光によって露光されるパタ
ーン(通常パターン)は解像度以下の後述する形状より
成る微細なパターンを含み、周期パターン露光はこの微
細なパターンと略同線幅の周期パターンを形成するよう
にする。通常パターン露光の解像度以上の大きなパター
ンは、周期パターン露光の線幅に限定されないが整数倍
が効果的である。
【0052】通常パターン露光は任意の形状をしている
のでいろいろな方向を向いていてもよい。一般にICパ
ターンでは、方向がある方向とそれに直交する方向の2
方向を向いている場合が多く、最も微細なパターンはあ
る特定の1方向のみに限定される場合が多い。
【0053】二重露光で周期パターン露光をする際、そ
の通常パターンの最も微細なパターンの方向に、周期パ
ターンの方向を合致させることが重要である。
【0054】また、周期パターンのピークの中心は、通
常パターンにおける解像度以下の微細なパターンの中心
に合致するように露光する。
【0055】本発明における二重露光とは周期パターン
露光と通常パターン露光の二重露光という意味であっ
て、周期パターン露光は、通常パターン露光の最も微細
なパターンの方向に平行にして何回繰り返して露光して
も良い。
【0056】本発明の露光方法及び露光装置の周期パタ
ーン露光と通常パターン露光のそれぞれは、1回また
は、複数回の露光段階よりなり、複数回の露光段階を取
る場合は、各露光階ごとに異なる露光量分布を感光基板
に与えている。
【0057】図1のフローに従って露光を行なう場合、
まず周期パターンによりウエハ(感光基板)を図2に示
すような周期パターンで露光する。図2中の数字は露光
量を表しており、図2(A)の斜線部は露光量1(実際
は任意)で白色部は露光量0である。
【0058】このような周期パターンのみを露光後現像
する場合、通常,感光基板のレジストの露光しきい値E
thは図2(B)の下部のグラフに示す通り露光量0と
1の間に設定する。尚、図2(B)の上部は最終的に得
られるリソグラフィーパターン(凹凸パターン)を示し
ている。
【0059】図3に、この場合の感光基板のレジストに
関して、現像後の膜厚の露光量依存性と露光しきい値と
をポジ型レジスト(以下、「ポジ型」と記す。)とネガ
型レジスト(以下、「ネガ型」配す。)の各々について
示す。ポジ型の場合は露光しきい値Eth以上の場合
に、ネガ型の場合は露光しきい値Eth以下の場合に、
現像後の膜厚が0となる。
【0060】図4はこのような露光を行った場合の現像
とエッチングプロセスを経てリソグラフィーパターンが
形成される様子を、ネガ型とポジ型の場合に関して示し
た摸式図である。
【0061】本実施形態においては、この通常の露光感
度設定とは異なり、図5(図2(A)と同じ)及び図6
に示す通り、周期パターン露光での中心露光量を1とし
たとき、露光基板のレジストの露光しきい値Ethを1
よりも大きく設定している。この感光基板は図2に示す
下地パターン露光のみ行った露光パターン(露光量分
布)を現像した場合は露光量が不足するので、多少の膜
厚変動はあるものの現像によって膜厚が0となる部分は
生じず、エッチングによってリソグラフィーパターンは
形成されない。これは即ち周期パターンの消失と見做す
ことができる。(尚、ここではネガ型を用いた場合の例
を用いて本発明の説明を行うが、本発明はポジ型の場合
も実施できる。) 尚、図6において、上部はリソグラフィーパターンを示
し(何もできない)、下部のグラフは露光量分布と露光
しきい値の関係を示す。尚、下部に記載のE1は周期パ
ターン露光における露光量を、E2 は通常の投影露光に
おける露光量を表している。
【0062】本実施形態の特徴は、周期パターン露光の
みでは一見消失する高解像度の露光パターンを通常の投
影露光による露光装置の分解能以下の大きさのパターン
を含む任意の形状の露光パターンと融合して所望の領域
のみ選択的にレジストの露光しきい値以上の露光をし、
最終的に所望のリソグラフィーパターンを形成できると
ころにある。
【0063】図7(A)は通常の投影露光(通常パター
ン露光)による露光パターンであり、微細なパターンで
ある為、解像できずに被露光物体上での強度分布はぼけ
て広がっている。本実施形態では通常の投影露光の解像
度の約半分の紙幅のパターン(微細パターン)としてい
る。
【0064】図7(A)の露光パターンを作る投影露光
を、図5の周期パターン露光の後に、現像工程なしで、
同一レジストの同一領域に重ねて行ったとすると、この
レジスト面上への合計の露光量分布は図7(B)の下部
のグラフのようになる。尚、ここでは周期パターン露光
の露光量E1 と投影露光の露光量E2 の比が1:1、レ
ジストの露光しきい値Ethが露光量E1 (=1)と露
光量E1 と投影露光の露光量E2 の和(=2)の間に設
定されている為、図7(B)の上部に示したリソグラフ
ィーパターンが形成される。
【0065】その際、通常パターンの中心が周期パター
ンのピークと合致させておく。又、通常パターンの方向
と周期パターンの方向とを合致させている。
【0066】図7(B)の上部に示す孤立線パターン
は、解像度が周期パターン露光のものであり且つ単純な
周期パターンもない。従って通常の投影露光で実現でき
る解像度以上の高解像度のパターンが得られたことにな
る。
【0067】ここで仮に、図8の露光パターンを作る投
影露光(図5の露光パターンの2倍の線幅で露光しきい
値以上(ここではしきい値の2倍の露光量)の投影露
光)を、図5の周期パターン露光の後に、現像工程なし
で、同一レジストの同一領域に重ねる。この際、通常パ
ターンの中心が周期パターン露光のピーク位置と合致さ
せることで重ね合わせたパターンの対称性が良く、良好
なるパターン像が得られる。
【0068】このレジストの合計の露光量分布は図8
(B)のようになり、2光束干渉露光(周期パターン露
光)の露光パターンは消失して最終的に投影露光による
リソグラフィーパターンのみが形成される。
【0069】また、図9に示すように、図5の露光パタ
ーンの3倍の線幅で行う場合も理屈は同様であり、4倍
以上の線幅の露光パターンでは、基本的に2倍の線幅の
露光パターンと3倍の線幅の露光パターンの組み合わせ
から、最終的に得られるリソグラフィーパターンの線幅
は自明でであり、投影露光で実現できるリソグラフィー
パターンは全て、本実施形態でも、形成可能である。
【0070】以上簡潔に説明した周期パターン露光と投
影露光の夫々による露光量分布(絶対値及び分布)と感
光基板のレジストのしきい値の調整を行うことにより、
図6,図7(B),図8(B),及び図9(B)で示し
たような多種のパターンの組み合わせより成り且つ最小
線幅が周期パターン露光の解像度(図7(B)のパター
ンとなる回路パターンを形成することができる。
【0071】以上の露光方法の原理をまとめると、 (ア-1) 投影露光(通常パターン露光)をしないパターン
領域即ちレジストの露光しきい値以下の周期露光パター
ンは現像により消失する。
【0072】(ア-2) レジストの露光しきい値以下の露光
量で行った投影露光のパターン領域に関しては投影露光
と周期パターン露光のパターンの組み合わせにより決ま
る周期パターン露光の解像度を持つ露光パターンが形成
される。
【0073】(ア-3) 露光しきい値以上の露光量で行った
投影露光のパターン領域は投影露光のみでは解像しなか
ったパターンも同様に(マスクに対応する)形成する。
ということになる。更に露光方法の利点として、最も解
像力の高い周期パターン露光を2光束干渉露光で行え
ば、通常の露光に比してはるかに大きい焦点深度が得ら
れることが挙げられる。
【0074】以上の説明では周期パターン露光と投影露
光の順番は周期パターン露光を先としたが、この順番に
限定されない。
【0075】二重露光したパターン像の結果を詳しく調
べてみると、微細線部分ではパターンの線幅が細くな
る。つまり、通常露光では解像度以下の微細なパターン
はぼけて拡がるため、他の太い部分と比べて相対的に強
度低下が起こり、二重露光で周期パターン露光を重ね焼
きしても他の太い部分が所望の線幅として解像される条
件では、微細線部分では所望の線幅より数%細くなるこ
とがわかった。
【0076】また、周期パターン露光と通常の二重露光
を行う際、アライメントの位置ずれがあると微細線部分
での線幅誤差が生じてくる。
【0077】そこで本実施形態では前述した2重露光に
おいて、微細線部分の幅を調整することによって(パタ
ーン補正、マスク補正することによって)太い部分と解
像度以下の微細なパターンを同時に所望の線幅として解
像し、かつ、線幅誤差も低減することによって、線幅再
現性を向上させている。
【0078】次に本実施形態において通常露光ステップ
で用いるマスク上のパターンを適切に形成することによ
って、良好なるパターン像を得るパターン形成方法につ
いて説明する。
【0079】図10〜図16はKrFエキシマレーザー
からの波長248nmの光を露光光として用いたステッ
パー(KrFエキシマステッパー)における回路パター
ンの具体的な実施例で図10に示したパターン(ゲート
パターン)のA−A’線上の2 本の線パターンはパター
ンである為、通常露光では解像されない。しかし、この
2本の線パターンは現像後、パターン像として解像され
ないが潜像がレジスト内に形成されている。2本の線パ
ターンに着目して通常露光における潜像の線幅をシミュ
レーションにより調べてみた。投影レンズのNAは0.
6、照明系のσはσ=0.8とした。
【0080】図11は、限界解像以下のパターンの各種
線幅パターンに対する線幅誤差(設計値の線幅と潜像の
線幅との差)を示している。
【0081】同図は同じ露光量でベストフォーカスとデ
フォーカスした場合の線幅誤差を示している。この場合
は、ベストフォーカス±0.3μm以内のデフォーカス
範囲を示した。先に示した式(1)より、解像度Rは、
波長248nm、NA0.6、プロセス定数K1=0.
6の時、R=0.248μmである。
【0082】R=K1(λ/NA)=0.6×0.24
8/0.6=0.248(μm) この線幅0.248μmのパターンのベストフォーカス
での線幅誤差がゼロとなるように露光量を決めて現像す
ると、プロセス定数K1=0.6のときには、0.24
8μm以上の線幅のパターンが誤差なく解像される。
【0083】ここに示したベストフォーカス±0.3μ
mの範囲内で、潜像は0.14μmの線パターンまでは
誤差があっても2つのパターン像として分布している
が、それより細い線パターンではぼけた1本線パターン
として分布する。
【0084】本実施形態では2本の線パターンの幅と2
本の線パターンの間のスペース部分の幅をそれぞれ0.
02μm太くするマスク補正(パターン補正)をしてい
る。図12はマスク補正された各種線幅に対する線幅誤
差を示している。
【0085】同図に示すように、0.248μmの線パ
ターンは0.02μm付加されて0.268μmの線パ
ターンにマスク補正されるが、0.248μmのパター
ン像として形成され線幅誤差がゼロとなるように露光量
を決めてある。
【0086】図12に示されたように、0.11μmま
で線パターンの潜像が形成されている。即ち、2本の線
パターンの幅と2本の線パターンの間のスペース部分を
それぞれ0.02μm太くするマスク補正によって、限
界解像以下のパターンの潜像は0.14μmから0.1
1μmまで解像されるようになる。
【0087】波長λ、NA、照明条件を変えた結果で
も、 補正量=Kd(λ/NA) Kd=0.05 とすると、限界解像以下のパターンの潜像の解像は、
0.05(λ/NA)程度微細化する。
【0088】このKrFエキシマレーザーを用いたステ
ッパー(NAは0.6、照明系のσはσ=0.8)で
は、潜像として線幅0.14μmから0.11μmまで
解像されるようになり、下式に示すように(1)式のK
1は0.34から0.27まで、0.07(λ/NA)
微細化した。
【0089】 0.14=K1(λ/NA) K1=0.34 0.14=K1(λ/NA) K1=0.34 図13〜図16は波長248nmのレーザ光を露光光と
したKrFエキシマステッパーで投影露光(多重露光)
したときの具体的な実施例である。
【0090】図13,図14に示すような最小線幅0.
12μmを有するゲートパターンを通常露光し、重ねて
レベンソンタイプの位相シフトマスク(レベンソンマス
ク)で、その最小線幅と重なるように周期パターンを露
光したものである。
【0091】投影レンズのNAは0.6、照明系のσ
は、レベンソンマスクによる露光では0.3とした。通
常マスクの露光時では、σ=0.8とした。
【0092】図13はマスク補正なしのゲートパターン
を示し、図14は2本の線パターン及びその延長部分の
幅及び2つのパターンの間の間隔部分をそれぞれ0.0
2μm太くするマスク補正をしたゲートパターンを示し
ている。
【0093】図15,図16は図13,図14のパター
ンを投影した像の二次元像である。図15で点線は通常
露光、二重露光ともに、マスクのパターン、即ちマスク
補正なしのパターンを示し、図16で点線は通常露光で
はマスク補正したパターン、二重露光では補正なしの所
望のパターンを示している。
【0094】図15に示すように、マスク補正なしのパ
ターンにおいて、通常露光では2本線が解像されない
が、二重露光を行うことによってゲートパターンが解像
されるようになる。
【0095】しかし、2本の線パターンの微細部分を所
望の線幅となるような露光量で露光すると、他のそれよ
り太い部分では数%大きくなり、逆に太い部分を所望の
線幅となるような露光量で露光すると、2本線の微細部
分の幅が数%細くなってしまう。また、デフォーカスす
ると2本線のパターンの微細部分の幅の線幅誤差が大き
い。
【0096】図16に示すように、マスク補正したパタ
ーンにおいて二重露光を行うと図15の補正なしの場合
よりもさらにゲートパターンが高コントラストで解像さ
れる。
【0097】特に微細線部分での幅を計測すると、線幅
の再現性がよく所望の設計値の線幅に対して±10%の
範囲内となるデフォーカス範囲を実用的な深度とする
と、実用的な深度が広がる。
【0098】ここにはシミュレーション結果のみ示した
が、実際に露光した実験結果でも全く同様で効果が確認
されている。
【0099】この実施例では微細線部分の幅を0.05
λ/NA太くしたが、微細線部分の幅が0.5λ/NA
以下の時太くするマスク補正量を0.02λ/NAから
0.05λ/NAの間にすると同様な効果が得られる。
さらに、微細線部分の幅により、マスク補正量を上記範
囲内で最適値にすることにより大きな効果が得られる。
【0100】次に、図10に示したゲートパターンが複
数個、密集すると、隣接する位置にパターンがあること
によってパターンに歪みが生じる近接効果を図17〜図
20を用いて説明する。通常マスクは、図10に示した
ゲートパターンが複数個密集したパターンから成る。
【0101】図17は通常パターンと周期パターンの二
重露光時に重ねる際の位置関係を示し、ゲートパターン
が密集した通常パターンと周期パターンそれぞれを重ね
て示している。
【0102】図17に示すようにゲートパターンの最小
線幅aと、周期パターンの線幅は等しくなっている。そ
の他ゲートパターンの最小線幅でない部分は、最小線幅
aの整数倍としている。
【0103】ゲートパターンの隣り合う間隔は、周期パ
ターンと平行な方向の間隔をS1、周期パターンと直交
する方向の間隔をS2としている。
【0104】周期パターンと直交する方向の間隔S2
は、最小線幅aに等しくする場合が最も最小な間隔であ
るが、周期パターンと平行な方向の間隔S1は、最小線
幅aに依存しない。
【0105】図18〜図20は波長248nm、NA=
0.6のKrFエキシマステッパーを用いた時の具体的
な実施例である。
【0106】図18の上部にS1=a=0.12,S1
=1.5a=0.18,S2=a=0.12としてゲー
トパターンを並べた場合の二重露光後の二次元強度分布
を示す。
【0107】周期パターンと平行な方向の間隔S1を最
小線幅aまで近づけると、隣り合うゲートパターンとく
っついてしまう。間隔S1を1.5aまで離すと、パタ
ーンは分離し、2つのパターンとして解像する。
【0108】S1=a=0.12とした場合、図18下
部に単独な露光での通常露光と周期パターン露光のそれ
ぞれの結果をベストフォーカス、デフォーカス時の二次
元強度で示す。
【0109】通常露光で、ゲートパターンの隣り合う部
分がパターンに歪みが生じくっついていることが分か
る。つまり、隣り合う部分の先端が、ゲートパターンの
隣にパターンのない部分の先端に比べて、隣のパターン
があることによって歪みが生じており、これを近接効果
という。
【0110】さらに、コントラストの高い周期パターン
と重ね焼きすると、周期パターンは連続しているので、
近接効果が強調され、パターンは分離しない。この近接
効果の補正をするには通常露光のパターンが離れるよう
な補正をすればいいが、通常露光の1回露光の最適補正
量と必ずしも一致しているわけではなく、周期パターン
と重ね焼きすることを考慮しなければならない。
【0111】なぜなら、コントラストの高い周期パター
ンは微細線幅で縦方向に一様であるが、微細線に直交す
る方向は強度の高い部分と低い部分とが隣り合っている
ので、微細線線幅より太いパターンでは微細線に直交す
る分布も影響するからである。また、周期パターンと通
常露光パターンの二重露光された合成像は通常露光の1
回露光の像とはぼけ型が違い、同じ露光量でも線幅が違
ってくるからである。
【0112】二重露光を考慮してこの近接効果の補正を
するには、マスクパターンを図19の上部のようにマス
ク補正する。線パターンの間隔をaだけあけたい場合に
は、間隔S1を0.04μm大きく(a+0.04μ
m)あけ、その代わりに図示の幅bを0.02μm(b
=2a−0.02)小さくすると、間隔aの密集パター
ンが形成される。このように間隔を補正した場合、補正
量の1/2ずつの量を間隔に接した2つのパターンの端
を短くすると、ピッチが一定に保たれる。
【0113】図19の下部が、マスクパターンにこのよ
うなマスク補正を施した結果である。図18で分離され
なかったパターンが分離され、ピッチが不変で間隔がa
の所望のパターンが形成されている。図20でさらに前
述のパターン微細部分の線パターンのマスク補正を施せ
ば、def=±0.4μm以内にわたる実用的な深度で
高コントラストの密集ゲートパターンが得られる。
【0114】逆に周期パターンと直交する方向の間隔S
2は、最小線幅aに等しい場合でも、コントラストの高
い周期パターンと重ね焼きすることによって近接効果に
よる影響を考えなくて良い。
【0115】周期パターンと平行な方向でも充分離せ
ば、すなわち間隔S1が1.5a=0.18以上間隔を
空ける場合は、近接効果の影響を考えなくて良い。間隔
S1が1.5a=0.18より小さく間隔をせばめてパ
ターンを密集させたいときはパターンを補正する必要が
ある。
【0116】このように本実施形態では前記周期パター
ン露光は、線パターンを周期的に配列した周期パターン
を有する周期マスクを用いて行っており、前記通常マス
クの複数のパターンは該周期方向及びそれと直交する方
向に配列されており、2つのパターンの間隔のうち周期
パターンと平行方向の間隔S1が0.3λ/NAより小
さいとき、該間隔を幅0.1λ/NAだけ大きくしてい
ることを特徴としている。
【0117】そして前記2つのパターンの間隔を広げた
量の1/2だけ、該2つのパターンの間隔に接する線パ
ターンのうちの一方の線パターンの幅を小さくしてい
る。
【0118】次に、周期パターン露光と通常露光の二重
露光を行う際のアライメントの位置ずれによって起こる
微細線部分での線幅誤差について図21〜図25で説明
する。
【0119】このような二重露光では、1回目の露光と
2回目の露光の間にアライメントなどの位置合わせを行
うステップがあるが、一般に周期パターン露光のコント
ラストが高いので位置ずれの影響がでにくいがさらに位
置ずれの影響を軽減する。
【0120】図24では図13のようなゲートパターン
を二重露光によって形成された二次元像であり、デフォ
ーカスdefがゼロの時を左側に、右にいくにしたがっ
てデフォーカスdefが±0.2μmずつ増えた場合を
示している。
【0121】最上段にアライメント誤差がない場合、2
段目以降はアライメント誤差が生じた場合を示してお
り、左側の数字はアライメント誤差量(nm)を示す。
図に示したように、アライメント誤差量が5nmの場合
には誤差の影響はほとんどないが、デフォーカス時には
わずかにパターン像に左右の非対称性が見られる。この
アライメント誤差によって生じる左右の非対称性は、パ
ターンの微細線部分に線幅誤差を引き起こす。
【0122】このような好ましくないアライメントの位
置ずれの影響を受けにくいようなパターン補正について
図21〜図23で説明する。図21〜図23では、周期
パターンとゲートパターンの片側を2回の露光を行う際
の位置関係で重ね描きしてある。ゲートパターンの実線
はパターン補正してあるもの、点線はパターン補正して
ないものを示す。
【0123】パターン補正は、微細線部分とその延長部
分を幅2aだけ太くしたものである。図21〜図23は
レジスト上の潜像の概念図であって、倍率で割ったマス
ク寸法とは異なる場合もある。
【0124】図21ではアライメント誤差のないもの
で、図22,図23ではアライメント誤差がそれぞれa
ずつ逆方向にあるものとする。合成像は微細線部分では
周期パターンとゲートパターンの重なる共通部分が現像
後残り、パターンの大きな部分では強度が強い為大きな
部分が支配的に残る。
【0125】パターン補正したものの合成像は左下から
右上の向きの斜線部でパターン補正してないものの合成
像は右下から左上の向きの斜線部で示す。
【0126】これら3つの図を比較して、点線で示した
パターン補正してないパターンでは周期パターンと重な
る微細線部分が、アライメント誤差がある場合には、幅
aずつ細くなっている。これに反して、実線で示したパ
ターン補正してあるパターンでは周期パターンと重なる
微細線部分が変化していないことがわかる。
【0127】レジスト上の合成像の微細線部分の幅を
0.12μmとしたい場合、マスク寸法をいろいろ変え
て調べた結果、図14のような倍率で割ったマスク寸法
を0.02μm程度線幅と間隔の幅を太くするとアライ
メント誤差の影響が半減することが分かった。
【0128】一般にレジスト上の合成像の微細線部分の
幅を0.5λ/NA以下とする場合、倍率で割ったマス
ク寸法を0.02λ/NAから0.05λ/NA幅を太
くするとアライメント誤差の影響がほぼ半減する。
【0129】図25では図14のようなマスク補正した
ゲートパターンを二重露光によって形成された二次元像
であり、図24と同様、最上段にアライメント誤差がな
い場合、2段目以後はアライメント誤差が生じた場合を
示している。
【0130】アライメント誤差量が10nmの場合には
誤差の影響はほとんどなく、左右の非対称性や、線幅誤
差が生じない。アライメント誤差量が20nmの場合で
も、例えば、線幅変化の許容値が所望の線幅の±10%
とするなら問題とならない場合もある。
【0131】従って、図24のパターンマスクの補正の
ない場合に比べて、アライメント誤差の影響は緩和され
ており、微細線部分でのパターンを太くするというマス
ク補正は位置ずれの影響を受け難いようなマスク補正を
施すという目的を持っている。
【0132】次に本発明に係るパターン補正(マスク補
正)したマスクを用い、多重露光によってパターン像を
形成する露光方法について説明する。
【0133】以下の各実施形態の通常露光で用いるマス
クは前述したマスク補正したものを用いている。
【0134】本発明の実施形態2について説明する。
【0135】本実施形態は露光により得られる回路パタ
ーン(リソグラフィーパターン)として、図10に示す
所謂ゲート型のパターンを対象としている。
【0136】図10のゲートパターンは横方向の即ち図
中A−A’方向の最小線幅が0.1μmであるのに対し
て、縦方向では0.2μm以上である。本発明によれ
ば、このような1次元方向のみ高解像度を求められる2
次元パターンに対しては2光束干渉露光(周期パターン
露光)をかかる高解像度の必要な1次元方向のみで行え
ばいい。尚、このときのゲートパターンの線幅について
は前述したようにマスク補正しているが、以下、便宜
上、マスク補正していない数値を用いて説明する。
【0137】本実施形態では、図26を用いて1次元方
向のみの2光束干渉露光と通常の投影露光の組み合わせ
の一例を示す。
【0138】図26において、図26(A)は1次元方
向のみの2光束干渉露光による周期的な露光パターンを
示す。この露光パターンの周期は0.2μmであり、こ
の露光パターンは線幅0.1μmL&Sパターンに相当
する。図26の下部における数値は露光量を表すもので
ある。
【0139】このような2光束干渉露光を実現する露光
装置としては、図30で示すような、レーザ151,ハ
ーフミラー152,平面ミラー153による干渉計型の
分波合波光学系を備えるものや、図29で示すような、
投影露光装置においてマスクと照明方法を図30又は図
31のように構成した装置がある。
【0140】図28の露光装置について説明を行う。図
28の露光装置では前述した通り合波する2光束の夫々
が角度θでウエハ154に斜入射し、ウエハ154に形
成できる干渉縞パターン(露光パターン)の線幅は前記
(3)式で表される。角度θと分波合波光学系の像面側
のNAとの関係はNA=sinθである。角度θは一対
の平面ミラー153(153a,153b)の夫々の角
度を変えることにより任意に調整、設定可能で、一対の
平面ミラーで角度θの値を大きく設定すれば干渉縞パタ
ーンの夫々の縞の線幅は小さくなる。例えば2光束の波
長が248nm(KrFエキシマ)の場合、θ=38度
でも各縞の線幅は約0.1μmの干渉縞パターンが形成
できる。尚、この時のNA=sinθ=0.62であ
る。角度θを38度よりも大きく設定すれば、より高い
解像度が得られるということは言うまでもない。
【0141】次に図29乃至図31の露光装置に関して
説明する。図29の露光装置は、例えば通常のステップ
アンドリピート方式又はステップアンドスキャン方式の
縮小投影光学系(多数枚のレンズより成る)を用いた投
影露光装置であり、現状で露光波長248nmに対して
NA0.6以上のものが存在する。
【0142】図29中、161はマスク、162はマス
ク161から出て光学系163に入射する物体側露光
光、163は投影光学系、164は開口絞り、165は
投影光学系163から出てウエハ166に入射する像側
露光光、166は感光基板であるウエハを示し、167
は絞り164の円形開口に相当する瞳面での光束の位置
を一対の黒点で示した説明図である。図16は2光束干
渉露光を行っている状態の摸式図であり、物体側露光光
162と像側露光光165は双方とも、図32の通常の
投影露光とは異なり、2つの平行光線束だけから成って
いる。
【0143】図29に示すような通常の投影露光装置に
おいて2光束干渉露光(周期パターン露光)を行う為に
は、マスク161とその照明方法を図30又は図31の
ように設定すれば良い。以下これら3種の例について説
明する。
【0144】図30(A)はレベンソン型の位相シフト
マスク173を示しており、クロムより成る遮光部17
1のピッチPOが(4)式で0、位相シフタ172のピ
ッチPOSが(5)式で表されるマスクである。
【0145】 P0 =MP=2MR=Mλ/(2NA) ‥‥‥(4) POS=2P0 =Mλ/(NA) ‥‥‥(5) ここで、Mは投影光学系163の投影倍率、λは露光波
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
【0146】一方、図30(B)が示すマスク174は
クロムより成る遮光部のないシフタエッジ型の位相シフ
トマスクであり、レベンソン型と同様に位相シフタ17
5のピッチPOSを上記(5)式を満たすように構成し
たものである。
【0147】図30(A),(B)の夫々の位相シフト
マスクを用いて2光束干渉露光を行うには、これらのマ
スクをσ=0(又は0に近い値)所謂コヒーレント照明
を行う。具体的には図30に示すようにマスク面170
に対して垂直な方向(光軸に平行な方向)から平行光線
束をマスク170に照射する。
【0148】ここで、σ=照明光学系の開口数/投影光
学系の開口数である。
【0149】このような照明を行うと、マスク170か
ら上記垂直な方向に出る0次透過回折光に関しては、位
相シフタ172(175)により隣り合う透過光の位相
差がπとなって打ち消し合い存在しなくなり、±1次の
透過回折光の2平行光線束はマスク170から投影光学
系163の光軸に対して対称に発生し、図29の2個の
物体側露光165がウエハ166上で干渉する。また2
次以上の高次の回折光は投影光学系163の開口絞り1
64の開口に入射しないので結像には寄与しない。
【0150】図3に示したマスク180は、クロムより
成る遮光部181のピッチPOが(4)式と同様の
(6)式で表されるマスクである。
【0151】 P0 =MP=2MR=Mλ/(2NA) ‥‥‥(6) ここで、Mは投影光学系163の投影倍率、λは露光波
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
【0152】図31の位相シフタを有していないマスク
には、1個又は2個の平行光線束による斜入射照明とす
る。この場合の平行光線束のマスク180への入射角θ
0 は(7)式を満たすように設定される。2個の平行光
線束を用いる場合が、光軸を基準にして互いに逆方向に
θ0 傾いた平行光線束によりマスクを照明する。
【0153】sinθ0 =M/NA ‥‥‥(7) ここでも、Mは投影光学系163の投影倍率、NAは投
影光学系163の像側の開口数を示す。
【0154】図31が示す位相シフタを有していないマ
スクを上記(7)式を満たす平行光線束により斜入射照
明を行うと、マスク180からは、光軸に対して角度θ
0 で直進する0次透過回折光とこの0次透過回折光の光
路と投影光学系の光軸に関して対称な光路に沿って進む
(光軸に対して角度−θ0 で進む)−1次透過回折光の
2光束が図28の2個の物体側露光光162として生
じ、この2光束が投影光学系163の開口絞り164の
開口部に入射し、結像が行われる。
【0155】尚、本発明においてはこのような1個又は
2個の平行光線束による斜入射照明も「コヒーレント照
明」として取り扱う。
【0156】以上が通常の投影露光装置を用いて2光束
干渉露光を行う技術であり、図32に示したような通常
の投影露光装置の照明光学系は部分的コヒーレント照明
を行うように構成してあるので、図32の照明光学系の
0<σ<1に対応する不図示の開口絞りをσ≒0に対応
する特殊開口絞りに交換可能にする等して、投影露光装
置において実質的にコヒーレント照明を行うよう構成す
ることができる。
【0157】図10及び図26が示す実施形態2の説明
に戻る。本実施形態では前述した2光束干渉露光(周期
パターン露光)の次に行う通常の投影露光(通常パター
ン露光)(例えば図32の装置でマスクに対して部分的
コヒーレント照明を行うもの)によって図26(B)が
示すゲートパターンの露光を行う。図26(C)の上部
には2光束干渉露光による露光パターンとの相対的位置
関係と通常の投影露光の露光パターンの領域での露光量
を示し、同図の下部は、通常の投影露光によるウエハの
レジストに対する露光量を縦横を最小線幅のピッチの分
解能でマップ化したものである。
【0158】図26の下部に示す露光量分布は、マスク
から入射される光強度を1としてウエハに露光される強
度分布を示したものである。
【0159】図26(A)の周期パターンの露光による
露光量分布は、理想的には1と0の矩形波であるはずだ
が、2光束干渉露光の解像限界付近の線幅を用いている
ので、0次光と1次光のみで形成されるsin 波となって
いる。そのsin 波の最大値をIo、最小値をI1とあらわ
す。このとき、照明条件のσによって、I0とI1の値が定
まる。
【0160】図26(B) の通常の投影露光による露光量
分布は、各部分での代表的な値を示している。この投影
露光による露光パターンの最小線幅の部分は、解像せず
ぼけて広がり、光強度の各店の値は下がる。露光量は、
大まかにパターン中心部をb,両サイドをd,両側から
のぼけ像がくる中心部をcとする。最小線幅の2倍の線
幅は、b,c,d の値よりも大きいが、投影露光の解像限界
付近の線幅であるため、少しぼけてa の値をとる。これ
ら、a,b,c,d の値は、照明条件によって変化する。
【0161】図26(C) の露光量分布は、図26(A) の
露光パターンと図26(B) の露光パターンの露光量の加
算した結果生じたものである。
【0162】2光束干渉露光と投影露光の各露光での光
量比は、それぞれの露光の照明条件により異なる。加算
における各露光での光量比は、照明系の照度比として、 2光束干渉露光:投影露光=1:k とし、kの値は次のようにして求める。
【0163】図26(C) の露光量分布は、上記の露光量
分布、光量比を用いて、以下の式で表せる。
【0164】a' = k×a + I0 a" = k×a + I1 b' = k ×b + I0 c' = k×c+ I1 d' = k×d + I1 所望のゲートパターンを得るためには、レジストの感光
のしきい値Icとの関係式を得る。たとえば、レジストが
ネガ型の場合、以下のようになる。
【0165】a' >IC a" >IC b' >IC c' <IC d' <IC a',a",b'は差が小さい方が望ましく、c'と特にb'との差
がある方が望ましい。これらの式を解くことにより、各
照明条件での最適光量比が求められる。特にパターンの
関係する以下の2式は重要である。 レジストがネガ型の場合、 k×b+I0>IC k×c+I1<IC レジストがポジ型の場合、 k×b+I1<IC k×c+I0>IC レジストがポジ型の場合、露光量分布の大小関係が反転
し、レジストしきい値Icとの不等号が逆になるが、同様
に最適光量比が求められる。
【0166】図33は本発明に係る2光束干渉露光用の
露光装置の一例を示す概略図であり、図33において、
201は2光束干渉露光用の光学系で、基本構成は図1
5の光学系と同じである。202はKrF又はArFエ
キシマレーザー、203はハーフミラー、204(20
4a,204b)は平面ミラー、205は光学系201
との位置関係が固定又は適宜ベースライン(量)として
検出できるオフアクシス型の位置合わせ光学系で、ウエ
ハ206上の2光束干渉用位置合わせマークを観察し、
その位置を検出する。206は感光基板であるウエハ、
207は光学系201の光軸に直交する平面及びこの光
軸方向に移動可能なXYZステージで、レーザー干渉計
等を用いてその位置が正確に制御される。装置205と
XYZステージ207の構成や機能は周知なので具体的
な説明は略す。
【0167】図34は本発明の2光束干渉用露光装置と
通常の投影露光装置より成る高解像度の露光装置を示す
概略図である。
【0168】図34において、212は図33の光学系
201、装置205を備える2光束干渉露光装置であ
り、213は、不図示の照明光学系とレチクル位置合わ
せ光学系214、ウエハ位置合わせ光学系(オフアクシ
ス位置合わせ光学系)217とマスク215の回路パタ
ーンをウエハ218上に縮小投影する投影光学系216
とを備える通常の投影露光装置である。
【0169】レチクル位置合わせ光学系214はマスク
215上の位置合わせマークを観察し、その位置を検出
する。ウエハ位置合わせ光学系217はウエハ206上
の投影露光用又は2光束干渉と兼用の位置合わせマーク
を観察し、その位置を検出する。光学系214,21
6,217の構成や機能は周知なので、具体的な説明は
略す。
【0170】図34の219は2光束干渉用露光装置2
12と投影露光装置213で共用される1つのXYZス
テージであり、このステージ219は、装置212、2
13の各光軸に直交する平面及びこの光軸方向に移動可
能で、レーザー干渉計等を用いてそのXY方向の位置が
正確に制御される。
【0171】ウエハ218を保持したステージ219
は、図34の位置(1)に送り込まれてその位置が正確
に測定され、測定結果に基づいて位置(2)で示す装置
212の露光位置に送り込まれてウエハ218へ2光束
干渉露光が行われ、その後、位置(3)に送り込まれて
その位置が正確に測定され位置(4)で示す装置213
の露光位置に送り込まれてウエハ218へ投影露光が行
われる。
【0172】装置213においては、オフアクシスの位
置合わせ光学系217の代わりに、投影光学系216を
介してウエハ218の位置合わせマークを観察し、その
位置を検出する不図示のTTLの位置合わせ光学系や、
投影光学系216とマスク(レチクル)215とを介し
てウエハ218上の位置合わせマークを観察し、その位
置を検出する不図示のTTRの位置合わせ光学系も使用
できる。
【0173】図35は本発明の2光束干渉用露光と通常
の投影露光の双方が行える高解像度の露光装置を示す概
略図である。
【0174】図35において、221はKrF又はAr
Fエキシマレーザー、222は照明光学系、223はマ
スク(レチクル)、224はマスクステージ、227は
マスク223の回路パターンをウエハ228上に縮小投
影する投影光学系、225はマスク(レチクル)チェン
ジャであり、ステージ224に、通常のレチクルと前述
したレベンソン位相シフトマスク(レチクル)又はエッ
ジシフタ型のマスク(レチクル)又は位相シフタを有し
ていない周期パターンマスク(レチクル)の一方を選択
的に供給する為に設けてある。
【0175】また、マスクステージはパターンの方向と
周期パターンの方向と平行にする為に、予めマスクにバ
ーコード等に描かれてある情報をもとにマスクを回転さ
せる機能を持たせてある。
【0176】図35の229は2光束干渉露光と投影露
光で共用される1つのXYZステージであり、このステ
ージ229は、光学系227の光軸に直交する平面及び
この光軸方向に移動可能で、レーザー干渉計等を用いて
そのXY方向の位置が正確に制御される。
【0177】また、図35の装置は、不図示のレチクル
位置合わせ光学系、ウエハ位置合わせ光学系(図34で
説明したオフアクシス位置合わせ光学系とTTL位置合
わせ光学系とTTR位置合わせ光学系)とを備える。
【0178】図35の露光装置の照明光学系222は部
分的コヒーレント照明とコヒーレント照明とを切換え可
能に構成してあり、コヒーレント照明の場合には、ブロ
ック230内の図示した前述した(1a)又は(1b)
の照明光を、前述したレベンソン型位相シフトレチクル
又はエッジシフタ型レチクル又は位相シフタを有してい
ない周期パターンレチクルの1つに供給し、部分的コヒ
ーレント照明の場合にはブロック230内に図示した
(2a)の照明光を所望のレチクルに供給する。部分的
コヒーレント照明からコヒーレント照明とを切換えは、
通常光学系222のフライアイレンズの直後に置かれる
開口絞りを、この絞りに比して開口径が十分に小さいコ
ヒーレント照明用絞りと交換すればいい。
【0179】本発明の露光方法及び露光装置における2
重露光における前記第1露光と前記第2露光の露光波長
は、第2露光が投影露光の場合、双方とも400nm以
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKJrFエキシマレー
ザ(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193
nm)を用いる。
【0180】尚、本発明において「投影露光」というの
は、マスクに形成された任意のパターンからの3個以上
の平行光線束が互いに異なる様々な角度で像面に入射し
て露光が行なわれるものである。
【0181】本発明の露光装置はマスクのパターンをウ
エハに投影する投影光学系と、部分的コヒーレント照明
とコヒーレント照明の双方の照明が可能なマスク照明光
学系とを有し、部分的コヒーレント照明によって通常の
露光を行い、コヒーレント照明によって2光束干渉露光
を行うことにより、周期パターン露光を特徴とする。
「部分的コヒーレント照明」とはσ=(照明光学系の開
口数/投影光学系の開口数)の値がゼロより大きく1よ
り小さい照明であり、「コヒーレント照明」とは、σの
値がゼロまたはそれに近い値であり、部分的コヒーレン
ト照明のσに比べて相当小さい値である。
【0182】周期パターン露光でのコヒーレント照明で
はσを0.3以下にする。通常露光を行う際の部分的コ
ヒーレント照明はσを0.6以上にする。σ=0.8が
望ましい。さらに照度分布が外側に比べて内側が低い輪
帯照明にすると、なお効果的である。
【0183】この露光装置の露光波長は、400nm以
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKrFエキシマレーザ
(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193n
m)を用いる。
【0184】発明の実施形態においては、マスク照明光
学系として部分的コヒーレント照明とコヒーレント照明
とが切換え可能な光学系を開示している。
【0185】本発明の露光装置は2光束干渉露光装置と
通常(投影)露光装置を両装置で共用される被露光基板
(感光基板)を保持する移動ステージとを有している。
【0186】この露光装置の露光波長も、400nm以
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKrFエキシマレーザ
(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193n
m)を用いている。
【0187】以上説明した露光方法及び露光装置を用い
てIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネル等の表示
素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の撮像素子と
いった各種デバイスの製造が可能である。
【0188】本発明は以上説明した実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々に変更することが可能である。特に2光束干渉露
光及び通常露光の各ステップでの露光回数や露光量の段
数は適宜選択することが可能であり、更に露光の重ね合
わせもずらして行なう等適宜調整することが可能であ
る。このような調整を行うことで形成可能な回路パター
ンにバリエーションが増える。
【0189】尚、本発明において (a)照明光学系の照明方法としては、KrFエキシマ
レーザー、ArFエキシマレーザー又はF2エキシマレ
ーザーから光でマスクパターンを照明することが適用可
能である。
【0190】(b)露光装置においては屈折系、反射−
屈折系、又は反射系のいずれかより成る投影光学系によ
って前記マスクパターンを投影することが適用可能であ
る。
【0191】(c)露光装置としては本発明の露光方法
を露光モードとして有するステップアンドリピート型縮
小投影露光装置や本発明の露光方法を露光モードとして
有するステップアンドスキャン型縮小投影露光装置等が
適用可能である。
【0192】次に上記説明した投影露光装置を利用した
半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
【0193】図36は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造
のフローを示す。
【0194】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0195】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0196】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0197】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0198】図37は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
【0199】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0200】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0201】本実施形態の製造方法を用いれば、従来は
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製
造することができる。
【0202】
【発明の効果】本発明は以上のように、 (イ-1) 2光束干渉露光に代表される周期パターン露光と
周期パターンを含まない通常パターン露光(通常露光)
の2つの露光方法を用いることにより、複雑な形状の回
路パターンをウエハに形成することが可能な露光方法及
び露光装置。
【0203】(イ-2) 線幅0.15μm以下の部分を備え
る回路パターンを容易に得ることが可能な露光方法及び
露光装置。
【0204】(イ-3) 周期パターン露光と通常露光の2つ
の露光法が実施できる露光装置。を、達成することがで
きる。
【0205】特に、本発明によれば、 (イ-4) 2光束干渉露光と通常の露光を融合して例えば
0.15μm以下の微細な線幅を有する複雑なパターン
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光方法のフローチャート
【図2】2光束干渉露光による露光パターンを示す説明
【図3】レジストの露光感度特性を示す説明図
【図4】現像によるパターン形成を示す説明図
【図5】通常の2光束干渉露光による露光パターンを示
す説明図
【図6】本発明における2光束干渉露光による露光パタ
ーンを示す説明図
【図7】本発明の実施形態1において形成できる露光パ
ターン(リソグラフィーパターン)の一例を示す説明図
【図8】本発明の実施形態1において形成できる露光パ
ターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す説
明図
【図9】本発明の実施形態1において形成できる露光パ
ターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す説
明図
【図10】本発明の実施形態2に係るゲートパターンを
示す説明図
【図11】本発明の露光方法に係るパターンの線幅誤差
の説明図
【図12】本発明の露光方法に係るパターンの線幅誤差
の説明図
【図13】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図14】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図15】本発明の露光方法に係るパターンの投影像の
説明図
【図16】本発明の露光方法に係るパターンの投影像の
説明図
【図17】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図18】図17のパターンの投影像の説明図
【図19】図17のパターンの投影像の説明図
【図20】図17のパターンの投影像の説明図
【図21】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図22】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図23】本発明の露光方法に係るパターンの説明図
【図24】図21のパターンの投影像の説明図
【図25】図21のパターンの投影像の説明図
【図26】本発明の実施形態2を示す説明図
【図27】ゲートパターンを説明する図
【図28】従来の2光束干渉用露光装置の一例を示す概
略図
【図29】2光束干渉露光を行なう投影露光装置の一例
を示す概略図
【図30】図29の装置に使用するマスク及び照明方法
の1例を示す説明図
【図31】図29の装置に使用するマスク及び照明方法
の他の1例を示す説明図
【図32】従来の投影露光装置を示す概略図
【図33】本発明の2光束干渉露光装置の一例を示す概
略図
【図34】本発明の高解像度の露光装置の一例を示す概
略図
【図35】本発明の高解像度の露光装置の一例を示す概
略図
【図36】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【図37】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
【符号の説明】
221 エキシマレーザ 222 照明光学系 223 マスク(レチクル) 224 マスク(レチクル)ステージ 225 2光束干渉用マスクと通常投影露光用のマスク 226 マスク(レチクル)チェンジャ 227 投影光学系 228 ウエハ 229 XYZステージ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重露光を用いた露光方法において、あ
    る露光で使用するマスクは予め現像後の感光基板におけ
    るパターンの変形を見込んでパターンを形成しているこ
    とを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 マスク上のパターンを感光基板上に投影
    光学系を介してパターン露光と周期パターン露光の多重
    露光を行う露光方法において、該通常パターン露光は該
    投影光学系の分解能以下の微細線部分を含むパターンを
    有するマスクで行っており、該マスクは予め現像後の該
    感光基板におけるパターンの変形を見込んでパターンを
    形成していることを特徴とする露光方法。
  3. 【請求項3】 前記マスクのパターンの微細線部分を予
    め感光基板側でのパターンの変形を見込んで形成してい
    ることを特徴とする請求項1又は2の露光方法。
  4. 【請求項4】 前記マスクのパターンに前記投影光学系
    の開口数をNA、露光波長をλとしたとき、0.5λ/
    NA以下の線幅の微細線部分が存在するとき該微細線部
    分を予め感光基板側でのパターンの変形を見込んで形成
    していることを特徴とする請求項1,2又は3の露光方
    法。
  5. 【請求項5】 前記微細線部分の線幅が0.5λ/NA
    以下のとき、該微細線とその延長部分を太くすることを
    特徴とする請求項4の露光方法。
  6. 【請求項6】 前記マスクのパターンの形成をマスク上
    で倍率換算後、0.02λ/NAから0.05λ/NA
    だけ幅を補正して形成していることを特徴とする請求項
    4の露光方法。
  7. 【請求項7】 前記マスクでのパターンとパターンとの
    間の間隔を感光基板側でのパターンの変形を見込んで太
    くすることを特徴とする請求項1,2,3又は4の露光
    方法。
  8. 【請求項8】 前記マスクでのパターンとパターンとの
    間の間隔を倍率換算後、0.02λ/NAから0.05
    λ/NAだけ幅を補正して形成していることを特徴とす
    る請求項4の露光方法。
  9. 【請求項9】 露光基板上に投影光学系を介して通常パ
    ターン露光と周期パターン露光の多重露光を行う露光方
    法において、該通常パターン露光は該通常パターン露光
    は該投影光学系の分解能以下の微細線部分を含むパター
    ンを有する通常マスクで行っており、該通常マスクはア
    ライメントの位置ずれの影響を受けにくいパターンで形
    成していることを特徴とする露光方法。
  10. 【請求項10】 前記マスクのパターンに前記投影光学
    系の開口数をNA、露光波長をλとしたとき、0.5λ
    /NA以下の線幅の微細線部分が存在するとき、該微細
    線部分を予め感光基板側でのパターンの変形を見込んで
    形成していることを特徴とする請求項9の露光方法。
  11. 【請求項11】 前記微細線部分とその延長部分を太く
    することを特徴とする請求項10の露光方法。
  12. 【請求項12】 前記マスクの微細線パターンの形成を
    マスク上で倍率換算後、0.02λ/NAから0.05
    λ/NAだけ幅を補正して形成していることを特徴とす
    る請求項10の露光方法。
  13. 【請求項13】 前記マスクでのパターンとパターンと
    の間の間隔を太くすることを特徴とする請求項10の露
    光方法。
  14. 【請求項14】 前記マスクでのパターンとパターンと
    の間の間隔を倍率換算後、0.02λ/NAから0.0
    5λ/NAだけ幅を補正していることを特徴とする請求
    項10の露光方法。
  15. 【請求項15】 露光基板上に投影光学系を介して通常
    パターン露光と周期パターン露光の多重露光を行う露光
    方法において、該通常パターン露光は該通常パターン露
    光は該投影光学系の分解能以下の微細線部分を含むパタ
    ーンを有するマスクで行っており、該マスクは該パター
    ンを複数個、互いに近接配置しており、該パターンを近
    接配置したことによる感光基板側でのパターンの変形を
    見込んで該通常マスクのパターンを形成していることを
    特徴とする露光方法。
  16. 【請求項16】 前記周期パターン露光は、線パターン
    を周期的に配列した周期パターンを有する周期マスクを
    用いて行っており、前記マスクの複数のパターンは該周
    期方向及びそれと直交する方向に配列されており、2つ
    のパターンの間隔のうち周期パターンと平行方向の間隔
    S1が0.3λ/NAより小さいとき、該間隔を幅0.
    1λ/NAだけ大きくしていることを特徴とする請求項
    15の露光方法。
  17. 【請求項17】 前記2つのパターンの間隔を広げた量
    の1/2だけ、該2つのパターンの間隔に接するパター
    ンのうちの一方のパターンの幅を小さくしていることを
    特徴とする請求項16の露光方法。
  18. 【請求項18】 請求項1から17のいずれか1項の露
    光方法を用いて感光性の基板にマスク上のパターンを転
    写していることを特徴とする露光装置。
  19. 【請求項19】 請求項1〜17のいずれか1項の露光
    方法を用いてマスク面上のパターンをウエハ面上に露光
    した後、該ウエハを現像処理工程を介してデバイスを製
    造していることを特徴とするデバイスの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項18の露光装置を用いてマスク
    面上のパターンをウエハ面上に露光した後、該ウエハを
    現像処理工程を介してデバイスを製造していることを特
    徴とするデバイスの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324743A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Canon Inc 露光方法及び装置
JP2012059875A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Toppan Printing Co Ltd パターン形成方法

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