JP2005234135A - プラスチック光ファイバ、及びプラスチック光ファイバケーブル - Google Patents

プラスチック光ファイバ、及びプラスチック光ファイバケーブル Download PDF

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Abstract

【課題】 100℃〜105℃程度の長期高温環境下における伝送損失に優れたPOFケーブルを提供する。
【解決手段】 コアが、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体単位とメタクリル酸メチル単位との共重合体からなり、第1クラッドが、炭素数1〜12のフルオロアルキル基を有するフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体単位(B)10〜85質量%からなり、示差走査熱量測定(DSC)におけるガラス転移温度が90℃以上で、屈折率が1.39〜1.475の範囲にある共重合体からなり、第2クラッドが、少なくともテトラフルオロエチレン単位を含み、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下である含フッ素オレフィン系樹脂からなるプラスチック光ファイバ素線。

Description

本発明は、自動車等の移動体中での使用に際し必要とされる105℃程度の高温環境下での長期耐熱性に優れたプラスチック光ファイバ素線およびプラスチック光ファイバケーブルに関する。
従来より、光ファイバとしては、広い波長領域にわたって優れた光伝送を行うことができることから石英系の光ファイバが幹線系を中心に使用されているものの、この石英系光ファイバは高価で加工性が低い。そのため、より安価で、軽量、大口径であり、端面加工や取り扱いが容易である等の長所を有するプラスチック光ファイバ(POF)が開発され、照明・装飾用途や、食品・半導体分野等でのセンサー用途、FA、OA、LAN等の短・中距離での光情報伝送用途等において実用化されている。
上記POFの大部分は、優れた透明性を有するポリメタクリル酸メチル(PMMA)からなるコアの外周部に、屈折率がコアよりも低い材料によってクラッド層を設けて断続的な屈折率分布(ステップ−インデックス型構造)を形成したPOF素線に、熱可塑性樹脂からなる被覆層を被覆したPOFケーブルの形態として使用されている。
近年では特に、上記POFケーブルは自動車等の移動体内の情報伝送用途あるいは前述した食品・半導体分野でのセンサー用途として使用が検討されているが、このような用途として用いられる際には、POFケーブルが狭い空間内に屈曲した状態で施設されることが想定されるためにPOFケーブルに対して曲げ光量損失の低減が求められており、また特に自動車内における情報伝送用途として用いられる際には、POFケーブルが施設されるルーフ内やエンジンルーム内の環境温度が100〜105℃付近に達するため、POFケーブルに対しても100〜105℃付近での長期耐熱性を満足することが要求されるようになった。
しかしながら、PMMAをコアに用いたPOFケーブルを100〜105℃付近に達する高温環境下で長時間使用した場合には、POF素線のクラッド層、又はコア―クラッド界面に形成される混合層の透明性が低下することにより、あるいはPOF素線と被覆材の熱膨張・熱収縮率の違いからPOF素線に歪が発生し、コア−クラッド界面の構造不整が増大することにより伝送損失の著しい低下がおこるため、さらには前記POF素線と被覆材の熱膨張、収縮率の違いが大きい場合にはPOFケーブル末端の寸法変化、特にピストニングが発生するため、長期耐熱性が要求される分野でのPOFケーブルの用途展開が困難であった。
PMMAをコアに用いたPOFケーブルの100〜105℃付近での耐熱性を向上させる手法としては、特許文献1(特開昭61−252507号公報)および特許文献2(特開2002−55243号公報)に、クラッド材にガラス転移温度の高いαーフルオロアクリル酸エステルからなる共重合体を用いる技術が提案されている。
特開昭61−252507号公報 特開2002−55243号公報
特許文献1に記載のPOFケーブルは、クラッドにガラス転移温度の高いαーフルオロアクリル酸エステルからなる共重合体を用いているため、耐熱性の向上は見られるものの、POFケーブルの曲げ光量損失の低減が不十分であった。また特許文献2に記載のPOFケーブルの場合には、クラッド材が着色しているため初期の伝送損失が200dB/km以上に達しており、さらに3000時間程度にわたる長期の耐熱性に関しても十分ではなかった。
本発明の目的は、曲げ光量損失を抑えると同時に、105℃程度の高温環境下における長期耐熱性に優れたPOF素線およびPOFケーブルを提供することにある。
本発明はコアと、該コアの外周に第1クラッド、第2クラッドの順に積層された2層構造のクラッドを有するプラスチック光ファイバ素線であって、
前記コアが、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体単位とメタクリル酸メチル単位との共重合体からなり、
前記第1クラッドが、下記一般式(I)
<化1>
CH2=CX−COO(CH2m−R (I)
(式中、Xは水素原子、フッ素原子、またはメチル基、R は炭素数1〜12の(フルオロ)アルキル基、mは1又は2の整数を示す。)
で表されるフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体単位(B)10〜85質量%からなり、示差走査熱量測定(DSC)におけるガラス転移温度が90℃以上であって、アッベ屈折率計で測定した25℃での屈折率が1.39〜1.475の範囲にある共重合体からなり、
前記第2クラッドが、少なくともテトラフルオロエチレン単位を含み、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下である含フッ素オレフィン系樹脂からなることを特徴としたプラスチック光ファイバ素線に関する。
また、本発明は、前記プラスチック光ファイバ素線の外周に、ポリアミド系樹脂組成物からなる被覆層を被覆してなるプラスチック光ファイバケーブルに関する。
また、本発明は、前記プラスチック光ファイバケーブルの末端にコネクター端子を設けたコネクター端子付プラスチック光ファイバケーブルに関する。
本発明によれば曲げ光量損失が小さく抑えられ、かつ105℃程度の高温環境下における長期耐熱安定性に優れたPOF素線およびPOFケーブルを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
本発明のPOF素線は、コアと、その外周に第1クラッド、第2クラッドの順に積層された2層構造のクラッドからなり、さらにPOF素線の外周にポリアミド系樹脂組成物からなる被覆層を設けることでPOFケーブルが形成される。
コアを構成する材料(コア材)としては、特に透明性に優れることから、メタクリル酸メチル(MMA)単位の単独重合体(PMMA)、又は1種類以上のビニル系単量体単位とMMA単位との共重合体が用いられる。なかでも100〜105℃付近での長期耐熱性を十分に満足するためには、PMMAを用いることがPOFの透明性と機械的強度をバランスよく維持させることができる点から好ましい。
1種類以上のビニル系単量体単位とMMA単位との共重合体をコア材として使用する場合には、透明性を十分に確保する点から、共重合体中に含まれるMMA単位の含有量は50質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましく、70質量%以上であることがさらに好ましい。
特に、本発明のようにPOF素線に高い耐熱性が要求される場合、MMA単位の共重合成分として用いることが可能なビニル系単量体単位としては、メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステル等のこれまで提案されている単量体から適宜選択する事ができる。具体的には、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸トリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸(1−メチルトリシクロヘプチル)、(メタ)アクリル酸(1−メチルヘキサシクロドデシル)等の、脂環式基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸脂環式エステルや、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のN−置換マレイミドや、α−メチレン−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−メチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ,γ−ジメチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−エチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−シクロヘキシル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β−メチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β,β−ジメチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β−エチル−γ−ブチロラクトン等を、POFに要求される透明性あるいは機械特性といった点において所望の物性を損なわない範囲内で選択し、MMA単位と共重合させれば良い。
本発明のPOF素線を構成するクラッドは、コアの外周に第1クラッド、第2クラッドの順で積層された2層構造の形態をとるが、曲げ光量損失を低減するためには、コアの屈折率n1、第1クラッドの屈折率n2、および第2クラッドの屈折率n3が、下記の関係式(7)
1>n2>n3 (7)
または下記の関係式(8)および(9)
1>n2 (8)
2<n3 (9)
を満たし、かつ第1クラッドの屈折率が1.39〜1.475の範囲にあることが好ましい。なお、本発明における屈折率は、ナトリウムD線による25℃における屈折率をいう。
特に、上記の関係式(7)を満たす場合には、第2クラッドの屈折率を1.325〜1.37の範囲に設定することによって、POF素線が屈曲されて第1クラッドから光が漏れてもその光を第2クラッドで反射させることができるため、POF素線の曲げ光量損失をより低減することが可能となる。
また本発明のPOF素線は、ガラス転移温度(Tg)が90℃以上の共重合体からなる第1クラッドの外周に、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下の共重合体からなる第2クラッドを設けることによって、100〜105℃付近の長期耐熱性を向上させたことを特徴としている。
すなわち、第1クラッドにTgが90℃以上の共重合体を用いることによって、100〜105℃の高温環境下で第1クラッドがポリマーフローを起こすことによってコア―クラッド界面に発生する構造不整の増加を防止することができ、さらにはPOFケーブルの屈曲部やコネクター装着部分に加わる応力、POF素線と被覆層間の密着力が大きい場合であっても、POF素線と被覆層の熱収縮特性の違いが原因でPOF素線に応力歪が加わった際にコア―第1クラッド界面、及び/又は、第1クラッド−第2クラッド間に発生する構造不整の増加を低減させることができ、伝送損失の増加を抑制することができる。
また、第2クラッドの結晶融解熱とは樹脂の結晶成分の熱融解に起因して発生する熱量であって、この値が大きい程樹脂の結晶性が高くなり白濁する傾向が生じるが、この結晶融解熱を40mJ/mg以下とすることで、POF素線あるいはPOFケーブルが100〜105℃の高温環境下に長期間曝された場合であっても第2クラッドの結晶化による白濁を抑えることができ、特にPOF素線内に入射した光が第2クラッドを通過した際に吸収されることによる伝送損失の増加を十分に抑えることが可能となる。
また、前記第2クラッドは、前記第1クラッドの保護層として、POF素線あるいはPOFケーブルに加わる振動や外圧等の応力を緩和してPOF素線あるいはPOFケーブルの耐屈曲性を高めたり、耐溶剤性・耐薬品性を向上させる機能も有しているが、そのショアD硬度は30〜55の範囲とすることが好ましい。この範囲であれば、POFと被覆層の熱膨張あるいは熱収縮特性の違いからPOFケーブルを構成する各層間に歪が生じた際に、第2クラッドが緩衝材となって内層の第1クラッドを十分に保護でき、コア−第1クラッド界面、及び/又は、第1クラッド−第2クラッド間の構造不整の増大を低減することができる。
本発明は上述のようにTgが90℃以上の共重合体からなる第1クラッドの外周に、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下の共重合体からなる第2クラッドを設けることによりPOFの長期耐熱性を向上させたものであるが、より高い耐熱性を実現させる為には第1クラッドのTgが94℃以上で、かつ第2クラッドの結晶融解熱が35mJ/mg以下であることが好ましく、第1クラッドのTgが98℃以上で、かつ第2クラッドの結晶融解熱が30mJ/mg以下であることがより好ましい。
第1クラッドを形成する材料としては、上記の範囲内での屈折率の調整が容易であって良好な透明性を有し、さらには屈曲性及び加工性に優れながらも90℃以上の高いTgを満足できる重合体として、フッ素化メタクリレート系重合体を選択することができる。
前記フッ素化メタクリレート系重合体としては、下記一般式(I)
CH2=CX−COO(CH2m−R (I)
(式中、Xは水素原子、フッ素原子、またはメチル基、R は炭素数1〜12の(フルオロ)アルキル基、mは1又は2の整数を示す。)
で表されるフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)と、他の共重合可能な単量体の単位(B)との共重合体により形成されることが好ましい。
上記一般式(II)で表されるフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)としては、より具体的には
下記一般式(II)
CH2=CX−COO(CH2m(CF2nY (II)
(式中、Xは水素原子またはメチル基、Yは水素原子またはフッ素原子を示し、mは1又は2、nは1〜12の整数を示す。)
あるいは、
下記一般式(III)
CH2=CX−COO(CH2m−(C)R2 1 (III)
(式中、Xは水素原子またはメチル基を示し、R2 およびR は同一又は相異なるフルオロアルキル基、R1は水素原子またはメチル基、またはフッ素原子を示し、mは1又は2の整数を示し、R2 、R およびR1 に含まれる炭素数の合計は2〜11の範囲。)
を挙げることができる。
上記一般式(II)の例としてより具体的には、(メタ)アクリル酸−2,2,2−トリフルオロエチル(3FM)、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(4FM)、(メタ)アクリル酸−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル(5FM)、(メタ)アクリル酸−2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル(6FM)、(メタ)アクリル酸−1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(8FM)、(メタ)アクリル酸―2−(パーフルオロブチル)エチル(9FM)、(メタ)アクリル酸―2−(パーフルオロヘキシル)エチル(13FM)、(メタ)アクリル酸―1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノニル(16FM)、(メタ)アクリル酸―2−(パーフルオロオクチル)エチル(17FM)、(メタ)アクリル酸―1H,1H,11H−(イコサフルオロウンデシル)(20FM)、(メタ)アクリル酸―2−(パーフルオロデシル)エチル(21FM)等の、直鎖状フッ素化アルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸フッ素化エステル、また、一般式(III)の例としては、(メタ)アクリル酸ヘキサフルオロネオペンチルや、(メタ)アクリル酸ヘキサフルオロイソブチル等の、分岐状フッ素化アルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸フッ素化エステル等を挙げる事ができる。
一方、他の共重合可能な単量体の単位(B)としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸トリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸(1−メチルトリシクロヘプチル)、(メタ)アクリル酸(1−メチルヘキサシクロドデシル)等の、脂環式基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸脂環式エステルや、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のN−置換マレイミドや、α−メチレン−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−メチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ,γ−ジメチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−エチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−γ−シクロヘキシル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β−メチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β,β−ジメチル−γ−ブチロラクトン、α−メチレン−β−エチル−γ−ブチロラクトン、等を挙げる事ができる。
上述したフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)と、他の共重合可能な単量体の単位(B)の中から少なくとも1種類以上を選択し、形成される第1クラッドの屈折率およびガラス転移温度が前述した範囲を満たすと同時に、透明性、機械的強度、耐熱分解性等が、POF素線あるいはPOFケーブルの使用用途に要求される物性を損なわないような範囲となるように(A)および(B)の共重合比を設定して共重合すればよい。このような第1クラッドの組成としては、具体的にはフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)を15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体の単位(B)を10〜85質量%とすることが好ましい。
また、第1クラッドを構成する共重合体にあっては、230℃で荷重5kgf(49N)の条件で直径2mm、長さ8mmのノズルから10分間に吐出される重合体の量(g)を示すメルトフローインデックス(MFR)の値は、その値が大きすぎるとPOFの屈曲性および加工性が低下したり、POFが100℃以上の環境に置かれた時に、第1クラッド材が変形するおそれがある点、また値が小さすぎると共重合体の成形性が低下するおそれがある点を考慮して、5〜40の範囲にあることが好ましく、10〜30の範囲にあることがより好ましい。
第2クラッドを形成する材料としては、上述したように結晶融解熱が40mJ/mg以下である樹脂を選択することができるが、第1クラッド材の保護層として、第1クラッド材との密着性を維持しながら、POF素線に加わる振動や外圧等の応力を緩和してPOF素線の耐屈曲性を高めたり、耐溶剤性・耐薬品性を向上する機能も必要とされる点を考慮し、TFE単位を含む含フッ素オレフィン系樹脂を用いることが好ましい。例えば、VdF単位とTFE単位との共重合体、VdF単位とTFE単位とHFP単位との共重合体、VdF単位とTFE単位とHFP単位とパーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位との共重合体、VdF単位とTFE単位とパーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位との共重合体、エチレン単位とTFE単位とHFP単位との共重合体、TFE単位とHFP単位との共重合体、VdF単位とTFE単位とヘキサフルオロアセトン単位との共重合体等が挙げられる。中でもTFE単位と、VdF単位、HFP単位、パーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位のうちの少なくとも1種類を用いて形成される共重合体は、透明性、耐熱特性、コストに優れる点から特に好ましい。
TFE単位を含む含フッ素オレフィン系樹脂として、より具体的には、
VdF単位10〜60質量%、TFE単位20〜70質量%、HFP単位5〜35質量%からなる3元共重合体(THV共重合体)
VdF単位5〜25質量%、TFE単位50〜80質量%、パーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位5〜25質量%からなる3元共重合体、
エチレン単位5〜60質量%、TFE単位25〜70質量%、HFP単位5〜45質量%からなる3元共重合体、
VdF単位10〜30質量%、TFE単位40〜69質量%、HFP単位21〜40質量%、パーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位1〜15質量%からなる4元共重合体、
TFE単位40〜90質量%、パーフルオロ(フルオロ)アルキルビニルエーテル単位10〜60質量%からなる2元共重合体、
TFE単位30〜75質量%とHFP単位25〜70質量%からなる2元共重合体、
等を挙げることができる。
また、第2クラッドを形成する含フッ素オレフィン系樹脂中にVdF単位を含有する場合には、その含有量は50質量%以下であることが好ましい。VdF単位の含有量が50質量%より多いと、該樹脂と非結晶性である内層樹脂(第1クラッド部のフッ素化(メタ)アクリレート系共重合体)との間に相溶層の形成が進行する傾向がある。この相溶層は、POF素線が長時間高温高湿状態に曝されることにより相分離を生じ、相間の界面状態が悪化するため、伝送損失を悪化させる。このような現象は、温度85℃湿度95%のように、水分が存在するような高温高湿環境下において著しく現れる傾向がある。
上記の観点からVdF単位の含有量は50質量%以下であることが好ましいが、より高い耐熱性を発現するためには40質量%以下であることがより好ましい。
第2クラッドを構成する共重合体のMFRの大きさは、MFRが大きすぎると、POF素線の屈曲性および加工性が低下したり、POF素線あるいはPOFケーブルが100℃以上の環境に置かれた時に、第2クラッドが変形してPOF素線あるいはPOFケーブルの伝送損失が低下するおそれがある点、および小さすぎると、共重合体の成形性が低下するおそれがある点を考慮して、5〜50の範囲にあることが好ましく、10〜40の範囲がより好ましく、15〜25の範囲がさらに好ましい。
本発明のPOFケーブルは、上述したコア/第1クラッド/第2クラッドからなるPOF素線の外周に被覆層を被覆して形成されるが、耐熱性および耐環境特性を要求される用途向けのPOFケーブル用被覆材としては、耐熱性、耐屈曲性、耐溶剤特性に優れたポリアミド系樹脂組成物が好適である。また、ポリアミド系樹脂組成物は加工性に優れ、適度な融点を有しているため、光ファイバの伝送性能を低下させることなく、光ファイバを容易に被覆することができるという利点も合わせ持つ。
ポリアミド系樹脂組成物としては、ナイロン66,ナイロン6、ナイロン11,ナイロン12、ナイロン612、ナイロン621、これらの構造を含んだ各種共重合ナイロン、ナイロンエラストマ及びこれらの共重合体、混合物など例示することができるが、特に、ナイロン11又はナイロン12、あるいはこれらの組み合わせからなる共重合体が好ましい。これらは被覆工程における成形性が良好で、POF素線に熱的および機械的なダメージを与えにくく、しかも高温環境下での寸法安定性に優れているため、POF素線の「引っ込み」や「突き出し」(ピストニング)を効果的に防止する効果も奏する。
また、POFケーブルは、通常ケーブルの両側末端にコネクター端子を固定した形態で通信機器に接続して用いられる。コネクター端子の固定方式には、POFケーブルから被覆層を剥いで、コネクター端子をPOF素線と被覆層の両方に接着剤を用いて接着固定したり、あるいは被覆層側だけに「かしめ」たりレーザー融着して固定する方法や、あるいは、POFケーブルから被覆層を剥がずに、コネクターを被覆層側だけに上記の方法で固定する方法が用いられている。そのため、コネクターの固定形式によって、POF素線と被覆層間の密着強度(引抜強度)を適宜調整する必要がある。
POFケーブルから被覆層を剥いでコネクターを固定する場合には、POF素線と被覆層との間の密着強度は20N以下であることが好ましく、15N以下がより好ましい。密着強度が20Nよりも強い場合には、POFケーブルから被覆層を剥き抜く際に、POF素線に損傷を与えるおそれがある。
POF素線と被覆層との密着強度を20N以下にする方法としては、被覆層を形成する樹脂として末端アミノ基を30μeq/g未満の範囲で含有するポリアミド系樹脂組成物を用いることが好ましい。このようなポリアミド系樹脂組成物としては、例えば、ダイセル・デグッサ製のダイアミドL―1640(登録商標)等が市販されている。
一方、POFケーブルから被覆層を剥がずにコネクターを固定する場合には、前記の密着強度は20N以上とすることが好ましい。密着強度を20N以上とすることによりPOF素線と被覆層との密着性を十分に強くすることができるため、POFケーブルが振動などの機械的作用を受けた際に、強固に固定されたコネクター部の端などでPOF素線が破断を起こすことを防止することができる。さらには被覆層に用いられるポリアミド系樹脂組成物は、高温環境下での寸法安定性にも優れているため、密着強度を20N以上とすることでPOF素線に発生する熱収縮を抑制することも可能となる。この密着強度は、30N以上とすることがより好ましく、40N以上がさらに好ましい。
POF素線と被覆層との密着強度をより一層向上させる方法としては、被覆層として末端アミノ基を30〜300μeq/gの範囲で含有するポリアミド系樹脂組成物をPOF素線に被覆することが好ましい。かかるポリアミド系樹脂組成物としては、例えば、EMS社製のGrilamide-L16A(登録商標)等が市販されている。末端アミノ基の含有量が30μeq/g未満では、密着性向上効果が十分に発現しない恐れがあり、300μeq/gを超えると、樹脂の溶融流動性が低下したり、光ファイバケーブルの表面平滑性が低下する恐れがある。
また、この密着強度の大きさは、ポリアミド系樹脂組成物中の末端アミノ基の含有量で調整する方法以外に、POF素線をケーブル化する際のケーブル被覆設備の各部温度条件や、ケーブル化速度等の公知の製造条件を適宜調整することによっても調整することができる。
ところで、POF素線と被覆層の引抜強度が20N以上のPOFケーブルを100〜105℃付近で長期間放置した場合には、POF素線及び/又は被覆層の低熱収縮化が不十分であってかつ熱膨張・熱収縮特性に違いがあると、POF素線に若干の応力歪が加わることでコア−クラッド界面に構造不整が発生し、伝送損失が増加する場合がある。しかし、本発明のPOFケーブルでは、上述したように第1クラッドのガラス転移温度を90℃以上とすることにより、コア−クラッド界面の構造不整を低減し、伝送損失の増加を抑制することが可能となる。
なお、本発明のPOFケーブルを構成する被覆層は、前述したポリアミド系樹脂組成物からなる被覆層の外周に、さらに被覆層を設けた多層構造としてもよく、例えば、被覆層各層に特性のことなるポリアミド系樹脂組成物を使用することによって、POFケーブルの各種物性を調整することも可能である。
本発明のPOFケーブルでは、POFへの外光の入射を防止するために、被覆層にカーボンブラック等の遮光剤を含有させることもできる。また、POFケーブルの識別性、意匠性を高めるために、被覆層に着色剤を含有させることもできる。着色剤としては、染料系や無機系の公知のものが用いられるが、耐熱性の観点から無機顔料を用いることが好ましい。
その他、被覆層に難燃性を付与する、あるいは被覆層の難燃性を向上させるために、難燃剤を含有させてもよい。難燃剤としては、金属水酸化物、燐化合物、トリアジン系化合物などの公知の難燃剤を用いることができる。ポリアミド系樹脂を被覆材の主成分として用いる場合は、トリアジン系化合物が好ましく、特にシアヌル酸メラミンが好ましい。
被覆層の形成方法としては、POF素線のケーブル化方法として一般的に使用されている方法により行うことができるが、クロスヘッドダイを用いて被覆層を形成する方法が、本発明の効果を十分に発現したPOFケーブルを得ることができる点から好ましい。
以下、実施例により本発明を説明する。なお、本発明の実施例における評価方法については、下記の方法により実施した。
(ガラス転移温度(Tg)、結晶融解熱)
測定には示差走査熱量計(DSC)(セイコーインスツルメンツ社製、DSC−220)を用いた。サンプルを昇温速度10℃/分で200℃まで昇温したのち5分間保持して溶融させた後、降温速度10℃/分で0℃まで降温させてから再度昇温速度10℃/分で昇温、5分間保持、10℃/分で降温を繰り返し、この時のガラス転移温度、結晶融解熱を求めた。
(屈折率)
溶融プレスにより厚さ200μmのフィルム状の試験片を形成し、アッベの屈
折計を用い、室温25℃におけるナトリウムD線の屈折率(nD 25)を測定した。
(伝送特性)
測定波長650nm、励振NA=0.1の条件で、25−5mカットバック法によりPOFケーブルの伝送損失を測定した。
(耐熱試験)
POFケーブルを、温度105℃のオーブンに3000時間放置した時の伝送損失(dB/m)を、測定波長650nm、励振NA=0.1の条件で、25−5mのカットバック法により測定した。
(密着強度)
被覆層の初期密着強度(POF素線と被覆層の間の初期密着強度)を、図1に示すように、POFケーブル10を保持する治具12と、治具12の一端部に形成された突起14を把持するチャック8と、
POFケーブル10の剥離部分5を把持するチャック7とを備えた測定装置20を用いて測定した。治具12には、POFケーブル10の被覆部分4が収容される保持室13と、POFケーブル10の剥離部分5よりも大きく被覆部分4よりも狭い貫通孔15が形成されている。
測定にあたっては、一端側の被覆層を剥離したPOFケーブルを用意し、POFケーブルの被覆部分4の長さが5mmになるように切断した。
次に、治具12に形成されている保持室13内にPOFケーブルの被覆部分4を収容し、POFケーブルの剥離部分5を貫通孔15から抜き出した。
次に、治具12の一端部に形成されている突起14をチャック8で把持し、POFケーブルの剥離部分5をチャック7で把持した。
次に、POFケーブル10の中心軸方向(図中矢印方向)に沿って、一定速度100mm/minでチャック8を移動させて治具12を引っ張り、POFケーブル10の被覆部分4において剥離部分5よりも厚い部分を引き抜いた。このときの引き抜き応力と、POFケーブル10の被覆部分4において剥離部分5よりも厚い部分の引き抜き方向へのずれ量との関係を示す曲線から、引き抜く際の応力のピーク値を読みとり密着強度とした。
[実施例1]
コア材としてPMMA(屈折率1.492)、第1クラッド材として、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルメタクリレート(4FM)/2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレート(8FM)/α―メチレン―γ,γ―ジメチル―γ―ブチロラクトン(MDMBL)/メタクリル酸メチル(MMA)(40/36/23/1(質量部))の共重合体(屈折率1.429)、第2クラッド材として、フッ化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(48/43/9質量%、屈折率1.374)を用いた。これらの重合体を溶融して、220℃の紡糸ヘッドに供給し、同心円状複合ノズルを用いて複合紡糸した後、140℃の熱風加熱炉中で繊維軸方向に1.6倍に延伸し、各クラッドの厚み10μm、直径1mmのPOF素線を得た。
このPOF素線を、90℃に設定した恒温槽中に65時間放置することにより、熱緩和処理を施した。
次いで、このPOF素線に、220℃に設定したクロスヘッドダイにてポリアミド樹脂(末端アミノ基濃度120μeq/g)をクロスヘッドケーブル被覆装置を用いて、上記POF素線に被覆して厚みが250μmの一次被覆層を形成し、外径1.5mmのPOFケーブルを得た。次いで、このPOFケーブルの外周部に、メラミンシアヌレートを含有したナイロン6-12(ダイアミド N1901、ダイセル・デグサ社製)を、クロスヘッドケーブル被覆装置を用いて被覆して厚みが350μmの二次被覆層を形成し、外径2.2mmの2層被覆構造を有するPOFケーブルを得た。
得られたPOFケーブルの各種評価を行い、その結果を表1に示した。
[実施例2〜5および比較例1〜4]
POF素線の構成(第1クラッド、第2クラッド、被覆層)を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にしてPOFケーブルを作製した。得られたPOFケーブルの各種特性を評価し、その結果を表1に示した。
表1から明らかなように、実施例1〜5のPOFケーブルは、初期の伝送特性が良好(150dB/km以下)で、曲げ損失が小さいだけではなく、105℃、3000時間後の伝送損失の増加が小さく抑えられていた。
また、比較例1の第1クラッドにTgが90℃未満のフッ素化メタクリレート共重合体(Tg75℃)を用いたPOFケーブル、比較例2〜3のクラッドが単層構造であるPOFケーブル、比較例4の第2クラッドに結晶融解熱が40mL/mgより大きい含フッ素オレフィン系樹脂を用いたPOFケーブルは、105℃、3000時間後の伝送損失の増加が大きかった。
Figure 2005234135
表1中の略号は下記の化合物を示す。
VdF:フッ化ビニリデン
TFE:テトラフルオロエチレン
HFP:ヘキサフルオロプロピレン
FEVE:パーフルオロエチルビニルエーテル
FHFPVE:パーフルオロヘプタフオロプロピルビニルエーテル
PA12(L1640):ナイロン12(ダイセル・デグッサ社製、ダイアミド−L
1640)
PA12(L16A):ナイロン12(EMS昭和電工社製、Grilamide L
16A)
MMA:メタクリル酸メチル
MAA:メタクリル酸
3FM:2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート
4FM:2,2,3,3−トテトラフルオロプロピルメタクリレート
6FNPMA:ヘキサフルオロネオペンチルメタクリレート
8FM:2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレー

17FM:2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート
CHMI:N−シクロヘキシルマレイミド
被覆層の引抜強度の測定方法を説明するための図である。
符号の説明
4 被覆部分
5 剥離部分
8、7 チャック
10 POFケーブル
12 治具
13 保持室
14 突起
15 貫通孔
20 測定装置

Claims (3)

  1. コアと、該コアの外周に第1クラッド、第2クラッドの順に積層された2層構造のクラッドを有し、
    前記コアが、ポリメタクリル酸メチル、又は1種類以上のビニル系単量体単位とメタクリル酸メチル単位との共重合体からなり、
    前記第1クラッドが、下記一般式(I)

    <化1>
    CH2=CX−COO(CH2m−R (I)
    (式中、Xは水素原子、フッ素原子、またはメチル基、R は炭素数1〜12の(フルオロ)アルキル基、mは1又は2の整数を示す。)

    で表されるフルオロアルキル(メタ)クリレートの単位(A)15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体単位(B)10〜85質量%からなり、示差走査熱量測定(DSC)におけるガラス転移温度が90℃以上であって、アッベ屈折率計で測定した25℃での屈折率が1.39〜1.475の範囲にある共重合体からなり、
    前記第2クラッドが、少なくともテトラフルオロエチレン単位を含み、示差走査熱量測定(DSC)における結晶融解熱が40mJ/mg以下である含フッ素オレフィン系樹脂からなることを特徴としたプラスチック光ファイバ素線。
  2. 請求項1記載のプラスチック光ファイバ素線の外周に、ポリアミド系樹脂組成物からなる被覆層を被覆してなるプラスチック光ファイバケーブル。
  3. 請求項2記載のプラスチック光ファイバケーブルの末端にコネクター端子を設けたコネクター端子付プラスチック光ファイバケーブル。
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