JP2005162597A5

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Publication number: JP2005162597A5
Application number: JP2004264875A
Authority: JP
Filing date: 2004-09-13
Publication date: 2007-10-11
Anticipated expiration: 2024-09-13

Claims

式（１）：
X_aMg_bFe_cCa_dO_e（１）
（XはLi, Na, K, Rb, Cs, Sr, Ba, Y, La, Ti, Zr, Hf, V, Nb, Ta, Al, Ga, Si, Ge, P, Sb, Bi, またはそれらの組み合わせであり；
a, b, c, 及びdは
0.001 ≦ R(X) ≦ 0.15,
（ただしR(X)は以下の式：
R(X)= a×(Aw(X) + (n/2)×Aw(O)) / ( a×(Aw(X) + (n/2)×Aw(O)) + b×Fw(MgO) + (c/2)×Fw(Fe₂O₃) + d×Fw (CaO) )
で表され；
Aw(X)及びAw(O)はそれぞれX及びOの原子量を表し；
nはXの酸化数を表し；
Fw(A)はAの式量を表す）
0.01 ≦ b/(b+c/2) ≦ 0.85, 及び
0 ≦ R(Ca) ≦ 0.15
（ただしR(Ca)は以下の式
R(Ca)= d×Fw(CaO) / ( a×(Aw(X) + (n/2)×Aw(O)) + b×Fw(MgO) + (c/2)×Fw(Fe₂O₃) + d×Fw (CaO))
で表され ;
Fw(A)はR(X)について記載の通りである）
を充たし、
eはX, Mg, Fe, 及びCaの酸化数により定まる数である）
の組成を有し、絶縁破壊電圧が１．５〜５．０ｋＶであり、飽和磁化が３０〜８０ｅｍｕ／ｇであるMg系フェライト材料。
XがLi, Na, K, Sr, Y, La, Ti, Zr, V, Al, Si, P, Bi, またはそれらの組み合わせである請求項１に記載のMg系フェライト材料。
b及びcが
0.01 ≦ b/(b+c/2) ≦ 0.30
を充たす請求項１又は２に記載のMg系フェライト材料。
平均粒子径が０．０１〜１５０μｍである請求項１〜３のいずれかに記載のＭｇ系フェライト材料。
請求項１〜４の何れかに記載のＭｇ系フェライト材料を含む電子写真現像用キャリア。
樹脂で被覆された請求項１〜４の何れかに記載のＭｇ系フェライト材料を含む電子写真現像用キャリア。
請求項５又は６に記載の電子写真現像用キャリアとトナーとを含む電子写真用現像剤。
キャリアに対するトナーの重量比が２〜４０重量％である請求項７記載の電子写真用現像剤。
ｉ）原料を混合する工程とｉｉ）最高到達温度が８００〜１５００℃である粒子成長工程とｉｉｉ）最高到達温度が３００〜１０００℃である酸素含有雰囲気でのコンディショニング工程とを含む、請求項１〜４の何れかに記載のＭｇ系フェライトの製造方法。
工程ｉｉｉ）の雰囲気の酸素濃度が工程ｉｉ）の雰囲気の酸素濃度よりも高い、請求項９記載の方法。
工程ｉｉｉ）の雰囲気が酸素濃度０．０５〜２５．０ｖｏｌ．％の不活性ガス雰囲気である請求項９又は１０に記載の方法。
工程ｉｉ）の雰囲気が酸素濃度０．００１〜１０．０ｖｏｌ．％の不活性ガス雰囲気である請求項９〜１１の何れかに記載の方法。
原料混合工程ｉ）がＭｇ含有化合物及びＦｅ含有化合物を含むスラリーを作成する工程と該スラリーを造粒乾燥する工程とを含む、請求項９〜１２の何れかに記載の方法。
Ｍｇ含有化合物及びＦｅ含有化合物を含むスラリーが、Li, Na, K, Rb, Cs, Sr, Ba, Y, La, Ti, Zr, Hf, V, Nb, Ta, Al, Ga, Si, Ge, P, Sb, Bi, Ca又はそれらの組み合わせを含有する化合物をさらに含む、請求項１３に記載の方法。
Ｍｇ含有化合物及びＦｅ含有化合物を含むスラリーがバインダーをさらに含み、スラリー中の原料の総量に対するバインダーの量が０．１〜５重量％である、請求項１３又は１４に記載の方法。