JPS58145621A - 磁性キヤリヤ粒子 - Google Patents

磁性キヤリヤ粒子

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JPS58145621A
JPS58145621A JP57020963A JP2096382A JPS58145621A JP S58145621 A JPS58145621 A JP S58145621A JP 57020963 A JP57020963 A JP 57020963A JP 2096382 A JP2096382 A JP 2096382A JP S58145621 A JPS58145621 A JP S58145621A
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magnetic
magnetic carrier
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賢二 今村
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浩 斎藤
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柿崎 勝久
Motohiko Makino
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、磁性キャリヤ粒子に関する。
さらに詳しくは、特に磁気ブラシ現像圧用いる磁性キャ
リヤ粒子に関する。
先行技術とその間眩点 磁気ブラシ現像において、キャリヤ粒子として、いわゆ
るンフトフエライトを用いる旨の提案がなされている。
(米国特許第3839029号、同3914181号、
同3929657号等)。
このようなフェライトからなるキャリヤ粒子は、従来の
鉄粉キャリヤと同等の磁気特性を示す他、鉄粉キャリヤ
のように、表面に樹脂等の被覆層を設ける必要がないの
で、耐久性もきわめて高いものである。
この場合、従来キャリヤ粒子として実際に、用いられて
いるフェライトの組成は、(1’vL))IcI(1−
x(Fe203)x(ただしMは2価の金属の1種以上
)とあられしたとき、Xが53モル%程度あるいはそれ
以下である。
ところで、本発明者らの研究結果によれば、同−組成の
フェライト粒子でも、焼成の際の雰囲気を制御すると、
粒子の抵抗が変化することが判明している。 そして、
キャリヤ粒子の抵抗を変えることにより、種々の階調を
もつ画像が得られ、画質を種々選定できる。
また、抵抗を変えることにより、種々の複写装置に最適
の特性とすることができる。
このため、フェライト粒子としては、焼成雰囲気を変更
することによる抵抗値の変化巾が大きいものほど好まし
いといえる。
しかし、上記したような、Fe2O3量53モル%程度
以下の組成のものでは、それ自体抵抗値が高く、得られ
る画像濃度が低い。 また、焼成雰囲気を変更しても抵
抗値の変化巾は小さく、階調性の変化率が小さく、画質
を任意に選択できないことが判明している。
■ 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、抵抗値変化中か従来に比し格段と
広いフェライトキャリヤ粒子組成を提供することにある
本発明者らは、このような目的につき抽々検討をくりか
えした結果、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、2価金属酸化物または3価金属酸
化物に換算して下記式〔■〕で表される組成をもつフェ
ライトからなることを特徴とする磁性キャリヤ粒子であ
る。
式 [1)       (Ml−))+0O−X(F
e203)X(上記式において、Mは、MtマたはNl
vとZn 、 Cu 、 MnおよびCOのうちの1棟
以上との組合せを表わす。 ただし、MがMfのほかに
他の元素の1種以上を含む場合、M中のM)の原子比は
005以上である。
さらに、Xは53モル%より犬である。)■ 発明の具
体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
一ヒ自己式において、Mは、Myのみからなるか、ある
いはMt トZn 、 Cu、〜In オよヒCOのう
ちの1種以上との計2〜5棟の組合せである。
一方、Fe2O3ニ換舅した”’e 駄x ハ53 モ
ル%より大である。  Xが53モル以下となると、抵
抗値変化中が小さく/I【つてしまう。
そして、特に、Xか54モル%以上となると、抵抗値変
化中はきわめて大きくなる。
これに対し、Xの上限については特に制限はなく、10
0モル%未満でありさえI−ればよい。 ただ、飽和磁
化の点では、Xが99モル%、より好ましくは90モル
%以下であることが好ましい。 このとき、飽オ0磁化
はきわめて大きくなり、キャリヤが感光体に付着したり
、キャリヤが磁気ブラシから飛散してしまうことがほと
んどなくなるからである。
他方、Mは上記のとおりであり、Mは、Mnのみからな
るものであっても、 Mnと他のZn 。
Cu 、 Mn 、 Goの1Pk以上からなるもので
あってもよい。 ただ、MがMnのほかに他の元素の1
種以−ヒを含むときには、IVI 中のMtの原子比は
0.05以上である。
これは、■の原子比が0.05未満となると、飽和磁化
が減少し、前記のようなキャリヤ付着やキャリヤ飛散が
多くなるからである。
このような上記式〔I〕で表わされる組成のうちでは、
式〔■〕におけるMOが下記式[11)で衣わされるも
のであることか好まし℃λ。
式[n 〕(MrO)、(XO) □。
上記式[TI]において、Xは、Zn 、 fたはZn
とCu、MnおよびCOのうちの1種以上との組合せを
表わす。  yは0.05以上1未満である。
このような上記式〔■〕で示される組成のものは、きわ
めて高い飽和磁化を与える。
この場合、yが0.05〜0.99、特に0.1〜0.
7となるとより好ましい結果を得る。
さらに、X中におけるZnの原子比は、1または03以
上1未満であることが好ましい。
このとき飽オロ磁化はきわめて高いものとなる。
なお、XがZnと他のCu、 Mn 、 Coのうちの
2棟または3池との組合せであるとき、Cu、Mnない
しCOの組成比率は任意のものとすることができる。
このようなフェライト粒子は、スピネル構造をもつ。
このような組成をもつフェライト粒子中には、一般に、
全体の5モル%以内の範囲内でよい。
このようなフェライト粒子は、通常、1000μm以下
の平均粒子径をもつ。
また、粒子表面には、一般には被al1層を形成せず、
そのまま磁性キャリヤ粒子とされる。
上記したような本発明の磁性キャリヤ粒子を構成するフ
ェライト粒子の抵抗は、下記のような測定を行ったとき
、100■印加時において、10’〜1o1′Ω、特に
106〜1o12Ωの範囲内とされる。
そして、このような抵抗値範囲内にて、本発明のフェラ
イト粒子は、後述の焼成条件の変更により、抵抗値が連
続的に変化し、その最大変化比は106〜10]0にも
及び、任意の画質の静電画像を適宜選定することができ
る。
フェライト粒子の抵抗測定は、磁気ブラシ現像方式を模
し、下記のようにして行う。
I−なわち、磁極間間隙8閣にて、N極およびS極を対
向させる。 この場合、磁極の表面磁束密度は1500
 Gauss、対向磁極簡積は1010X30とする。
 磁極間に、電極間間隙8謔にて、非磁性の平行平極電
極を配置し、電極間に被検試料200Tngを入れ、磁
力により電極間に試料を保持する。 このようにして抵
抗を、絶縁抵抗計または電流1ii−VC,より測定す
ればよい。
なお、このようにして測定した抵抗が、1o14Ωをこ
えると、画像濃度が低下する。 一方、10’Ω未満と
なると、キャリヤの感光体への付着が多くなり、また、
解像力、階調性等が低下したり、画質が硬調となる傾向
にある。
さらに、本発明におけるフエライ)8子の飽和磁化σ□
は、35 emu / 1以上であることが好ましい。
 このとき、キャリヤが感光体に付着するいわゆるキャ
リヤ引きが解消し、また、くりかえし現像に際してのキ
ヤ+1ヤの飛散がなくなるからである。 この場合σI
nは4 Q emu / 1以上であると、より好まし
い結果を得る。
このようなフェライト粒子からなる磁性キャリヤ粒子は
、大略米国特許第3839029号、同3914181
号、同3926657号等に記載されているような一般
的な手順によって製造される。
すなわち、まず、対応する金属の酸化物を調合する。
次いで、溶媒、通常水を加え、例えばボールミル等によ
りスラリー化し、必要に応じ、分散剤、結合剤等を添加
する。
そして、スプレードライヤーにて造粒乾燥する。
この後、所定の焼成雰囲気および焼成温度プロフィール
にて焼成を行う。 焼成は常法に従う。
この場合、焼成の際θ)平衡酸素分圧を減少させれば、
抵抗値は減少する。 そして、焼成雰囲気を空気中から
窒素芥囲気申まで連続的に酸素分圧を変化させたとき、
粒子の抵抗値は連続的に変化する。
焼成終了後、粒子を解砕ないし分散させ、次に所望の粒
度に分級して本発明の磁性キャリヤ粒子が製造される。
■ 発明の具体的作用効果 本発明の磁性ギャリギ粒子は、トナーと組合せて現像剤
とされる。 この場合、用いるトナーの種類およびトナ
ー濃度については制限はない。
また、静電複写画像を得るにあたり、用いる磁気ブラシ
現像方式および感光体等についても特に制限はなく、公
知の磁気ブラシ現像法に従い、静電複写画像がイnられ
る。
本発明の磁性キャリヤ粒子は、その焼結雰囲気をかえて
製造することにより、106〜lO1+1にも及ぶ広い
抵抗値変化比をもつ。 このため、コピー装置の機種に
応じ、最適画像を与えるキャリヤ粒子を容易に得ること
ができる。
また、任意の11!Ii質を選定することかできる。
そして、赤面に被膜形成する必要がないので、耐久性も
良好である。
また、飽和磁化も35 emu / 1以上を得、キャ
リヤが感光体に付着する、いわゆるキー\′リヤ引きや
、キャリヤの飛散の発生も少ない。
■ 発明0具体的1、丙施例 以下、本発明を具体的実施例により、さらに詳細に説明
する。
実施例1 2価金属酸化物およびFe2O3に換胸して、モル比で
、下記索1に示される6攬の組成にて(試料/16J〜
6)、対応する金属酸化物を調合した。
次に、この調合組成物1重量部あたり、1重量部の水を
添加し、ボールミルにて5時間混合し、スラリー化し、
分散剤および結合剤を適量添加した。
次いで、150℃以上の温度で、スブンーれぞれ空気雰
囲気および窒素昼囲気下で、そ才1ぞれ最高温tx 1
350℃で焼成した。
この後、解砕、分級して、平均粒子径45μ、n ノi
」12 裡のフェライト粒子を得た。
得られた各フェライト粒子のX線解析および定量化学分
析を行ったところ、各粒子ともスピネル構造をもち、」
−記調合比と対応する金属組成をもつことが確認された
次いで、得られた各7工ライト粒子の飽々口磁化σ、n
(emu /り)と100■印加時の抵抗(麹を測定し
た。
この場合、飽イU1姶化痛は、撮動試料型の磁力計で測
定■7た。
また抵抗は、−上記したようにl、2て、200〜の試
料の100V印加時の抵抗を絶縁抵抗計で測定した。
各組成につき、測定された窒素中焼IIyでのC’m)
N、空気中焼成での(0m)A空気中焼成での抵抗へ、
窒素中焼成での抵抗1〜および抵抗変化比1(A/ K
、を下記表1に示す。
さらに、以上のような各フェライト粒子をそのまま磁性
キャリヤ粒子として、トナー濃度11.5亘i%にて、
市販の2成分トナー(平均粒子径11.5±1.5μ?
ル)と混合して、現像剤とした。
各現像剤を用い、市販の静電複写機を用い、磁気ブラシ
現像を行った。
この場合、磁気ブラシ用マグネットローラーの表面磁束
密度は1000 Gauss、回転数は9Qrpmで、
G)ろ。  また、マクネットローラー感光体間隙は4
.0±03咽である。 さらに感光体としては、セレン
感光体を用い、表面厳島電位は800■とした。
イーストマン・コダック社製のグレースケールを用い、
上記の静電複写機により、普通紙上にトナー画像を得、
第11ジナル濃度(O1,) )1.0における画像濃
度(ID)を求め、各組成における窒素雰囲気中焼成を
打った粒子の(11))Nと、空気中焼成を行った粒子
の(II))Aとの差を求めた。
結果を表1に併記する。
なお、はとんどの磁性キャリヤ粒子は、キャリヤの感光
体への付着はほとんどなく、またギトリャ飛僧もほとん
どなかった。
表1に示される結果から、Fe2O,量Xが53モル%
より天きい本発明の母性キーr IJヤ粒子は、抵抗変
化比がきわめて大きく、画像の階調か大きく変化し、選
択できろ画質の自由度がきわめて大きい二とかわかる。
な2、上記において焼成雰囲気を、空気と屋素の混合ガ
スとし、温合比を種々変更したところ、抵抗および画像
濃度が、上記の値の中間にて連α的に変化−することか
確認された。
実施例2゜ 下記表2および表3に示される組成にて、実施例1に準
じて磁性チャ11ヤ粒子を作成し、上記)LA%RN1
に人−RN Qよび(IIJ)、 −(ID)Aを測定
した。
結果を表2および表3に示す。
仏e 113− 表2および表3に示される結果から、本発明の効果があ
きらかである。
なお、試料腐ビ〜23では、40 emu /り以−1
−σ)σ1゜が得られ、キャリーV引きとキャリヤ飛散
がほとんどなかったが、試料腐7、δでは、σ が1η ’l (l en+u 、/ f以下でホ)す、キャリ
ヤ引きとキー\・リヤ蛾散が大ヒかった。
出願人  東京電気化学工業株式会社 代理人  弁理士  石 井 陽 − I i′r−続補正書(自発) ■、事件の表示 11/(和57年特許願第20963号2、発明の名称 磁性キャリヤ粒子 3、補止をする者 」(件との関係        特許出願人任  所 
   東京都中央区日本橋−丁目13番1号名  称 
  (306)  ティーディーケイ株式会社代表者 
 大 歳  寛 4代理人  〒171 住  所    東京都豐島区西池袋五丁目17番11
号矢部ビル1階  電話 988−16805、補正の
対象 6、補正の内容 明細書の113、発明の詳細な説明jの欄の記載をF記
のとおり補正する。
1)第5ページ第18行に、l’ M n jとあるを
、IlMgj と補正する。
2)第5ページ第19行に、lfMnとJとあるを、l
rMgと」と補正する。
3)第6ページ第1行に、K M nの」とあるを、I
’Mgの」と補正する。
4)第8ページ第14行に、「平行平極電極Aとあるを
、「平行平板電極」と補正する。
5)第12ページ第12行に、「空気雰囲気Jとあるを
、「、酸素を含む窒素雰囲気Jと補正する。
6)第13ページ第9行〜第10行に、「空気中焼成で
の(σm)A空気中焼成での抵抗R」とあるを、「酸素
を含む窒素雰囲気A ゛ 中焼成での(σ )  酸素を含む窒素雰囲気m   
 A’ 中焼成での抵抗Rj と補正する。
A ゛ 7)第14ページ第10行に、W空気【1りとあるを、
「酸素を含む窒素雰囲気中」と補正する。
8)第15ページの表1中、 試料間、6(比較)のR
Nの値として、l’lo  j とあるを、「10 j
と補正する。
9)第16ページ第6行に、「空気と」とあるを、「酸
素とJと補正する。
10)第18ページの表3中、試料間、17(本発明)
のR/RNの値として、目Oj とあるを、「10 」
と補正する。
11)第18ページの表3中、試料間、19(本発明)
のRA/RNの値として、FIO7j とあるを、11
10  j と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2価金属酸化物または3価金属酸化物に換算して下記式
    〔I〕で表される組成をもつフェライトからなることを
    特徴とする磁性キャリヤ粒子。 式CI )   (MO) 100−X(Fe203)
    X(上記式において、Mは、My  またはM2とZn
    %Cu%MnおよびCOのうちの1種以上との組合せを
    表わす。 ただし、MがIVifのほかに他の元素の1
    棟以上を含む場合、M中のMyの原子比は0.05以上
    である。 さらに、Xは53モル%より犬である。)
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