JP2005156787A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のビデオ鏡筒等で用いられるガイドバーは、タワミによってレンズ保持枠の支持精度悪化や、製造コストが高いという場合がある。また、ガイドバーと嵌合するため、レンズ保持枠側に、ガイドバーを取り巻く肉厚が必要となり、レンズ鏡筒が大型化することがある。カムピン式のレンズ鏡筒は、レンズ保持枠外側に配置された3つのカムピンが、どの様にレンズ保持枠を支持しているか不明な場合がある。
【解決手段】 レンズ鏡筒の固定筒内面に複数のガイド部を設け、そのガイド部にレンズ保持枠の複数の係合部が係合することで、レンズ保持枠が光軸方向に移動可能に支持される。また、各係合部の係合長さを異ならせることにより、空間で支持する役割を明確にした。
【選択図】 図12

Description

本発明はビデオカメラなどのレンズ鏡筒において、レンズ支持機構に関するものである。
鏡筒には、ロッドとかガイドバーと呼ばれる細い軸によって、レンズ保持枠を空間に支持している方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、従来の鏡筒には、3本のピン(カムフォロアー)とカム溝を用いて、レンズ保持枠を空間に支持する方法もある(例えば、特許文献2参照)。
レンズ鏡筒の実施例1に説明されている様に(第3頁、図1,2,3)、ビデオ鏡筒は、固定筒1と固定筒2にその両端を固定した2本のガイドバー(3と4)で、レンズ保持枠(レンズ移動枠5と6)を、光軸方向に移動可能に支持しているものがある。そして、そのレンズ保持枠をズーミングは、第1のステッピングモータ11で第1のレンズ移動枠5の駆動と、第2のステッピングモータ12で第2のレンズ移動枠6を駆動している。
光学機器の実施例1に説明されている様に、カムを用いる一般的レンズ鏡筒は、移動する1群枠1の外側に設けられた3本のフォロワーピン1−aが各々、直進筒4の長穴4−aとカム筒5のカム溝5−a(特許文献2の図5参照)に嵌合している。同様に、2群枠2の外側に設けられた3本のフォロワーピン2−aが各々、直進筒4の長穴4−aとカム筒5のカム溝5−b(特許文献2の図5参照)に嵌合している。そして、ズーム及びフォーカス用モータ8の駆動により、カム筒5が回転することで、1群枠1と2群枠2は、光軸方向に駆動される(第3頁、図1、図4、図5)。
特開平06−174998号公報 特開平07−120656号公報
前述の従来のガイドバー式のレンズ鏡筒は、以下の様な特徴がある。(1)ガイドバーの固定方法は、その両端を固定筒等に固定するため、両端支持梁のような構造となり、ガイドバー中間がたわみ、レンズ保持枠の偏芯精度が低下し、撮影する画質が低下する場合があリうる。(2)単部品であるガイドバーは、その直径や真直度に高い精度が要求され、その製造コストが高く、レンズ鏡筒のコストが高くなることがある。(3)ガイドバーと嵌合するため、レンズ保持枠側に、ガイドバーを取り巻く肉厚が必要となり、レンズ鏡筒が大型化することがある。
また、前述の従来のカムピン式のレンズ鏡筒は、レンズ保持枠外側に配置された3つのカムピンのみで、レンズ保持枠をレンズ鏡筒内に保持し、且つレンズ保持枠を駆動するという多機能で小型であるという特徴を備えているが、その多機能故に、偏芯精度が低下し、改善が困難でありうる。
本発明の目的は、従来のレンズ鏡筒よりも低コスト且つ高精度で、小型化することが可能なレンズ鏡筒を提供することである。
請求項1に記載の発明は、レンズ手段を保持したレンズ手段保持枠と、該レンズ手段保持枠の光軸に垂直な第1の方向の位置を規定支持し、且つ該光軸に垂直で、該第1の方向とは異なる第2の方向周りの回転を規制する第1の支持手段と、該第2の方向の位置を規定支持し、該第1の方向周りの回転を規制する第2の支持手段と、該光軸周りの回転を規制する第3の支持手段とを持つ。
また、請求項2に記載の発明は、レンズ手段を保持したレンズ手段保持枠と、該レンズ手段保持枠の光軸に垂直な第1の平面内に、該レンズ保持枠の移動を制限する第1の支持手段と、該光軸に垂直で、該第1の平面とは異なる第2の平面内に該レンズ保持枠の移動を制限する第2の支持手段とを持つ。
また、請求項4に記載の発明は、レンズ手段を保持した1つ以上のレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を被う固定筒を持つレンズ鏡筒において、該固定筒内面には、レンズの光軸方向に平行なガイド部が少なくとも3つ配置され、該レンズ保持枠外径部には、第1のガイド部と第1の長さで係合する第1の係合部と、該第1のガイド部に隣接した第2のガイド部と該第1の長さより短い第2の長さで係合する第2の係合部と、該第2のガイド部に隣接した第3のガイド部と該第2の長さより短い第3の長さで係合する第3の係合部とを持つ。
また、請求項6に記載の発明は、レンズ手段を保持した1つ以上のレンズ手段保持枠と、
該レンズ手段保持枠を被う固定筒と、該固定筒内面には、レンズの光軸方向に平行なガイド部が光軸周りに4つ配置され、該レンズ保持枠外径部には、第1のガイド部と、第1の長さで係合する第1の係合部と、該第1のガイド部に隣接した第2のガイド部と該第1の長さより短い第2の長さで係合する第2の係合部と、該第2のガイド部に隣接した第3のガイド部と該第2の長さより短い第3の長さで係合する第3の係合部と、該第3のレール状突起と該第1のガイド部両方に隣接した第4のガイド部と、該第2の長さより短い第4の長さで係合する第4の係合部とを持つ。
また、請求項9に記載の発明は、レンズ手段を保持した2つ以上のレンズ手段保持枠と、該レンズ手段保持枠を被う固定筒と、該固定筒内面には、レンズ手段の光軸方向に平行なガイド部が、光軸周りに3つ以上配置され、第1のレンズ手段保持枠と第2のレンズ手段保持枠とは、該ガイド部と各々係合する複数の係合部と、第1のガイド部に対して、第1のレンズ手段保持枠に対して最も係合長の長い第1の係合部と、第2のレンズ手段保持枠の最も係合長の短い第1の係合部が係合し、第2のガイド部に対して、第1のレンズ保持枠の最も係合長短い第2の係合部と、第2のレンズ保持枠の最も係合長の長い第2の係合部が係合している。
請求項1のレンズ鏡筒においては、レンズ保持枠を空間に支持するため、3つの支持手段各々に異なる支持役割を与えることにより、3つの支持手段各々の調整、修正によって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項2のレンズ鏡筒においては、二つの方向が直交することにより、精度が悪い方向が明確になると共に、360度どの方向に対しても均質な精度が維持されることによって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項3のレンズ鏡筒においては、レンズ保持枠を空間に支持するため、2つの支持手段各々に異なる支持役割を与えることにより、2つの支持手段各々の調整、修正によって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項4のレンズ鏡筒においては、二つの平面が直交することにより、精度が悪い方向が明確になると共に、360度どの方向に対しても均質な精度が維持されることによって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項5のレンズ鏡筒においては、ガイド部が固定筒内面に支持されていることにより、ガイド部の剛性が高くなり、レンズ保持枠を高精度に支持することが可能となった。
ガイド部が3つと少ないことにより、レンズ鏡筒の小型化が可能となった。
また、各ガイド部の長さを異ならせることにより、第1の係合部は、請求項1の第1の支持手段の役目であり、第2の係合部は、請求項1の第2の支持手段の役目であり、第3の係合部は、請求項1の第3の支持手段の役目であり、3つの係合部各々に異なる支持役割を与えることにより、3つの係合部各々の調整、修正によって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
また、ガイド部が、固定筒内面に接して配置されることによって、無駄な空間が無くなり、レンズ鏡筒の小型化が可能となる。
また、レンズ保持枠を支持する新たな部品が不要であることにより、低コストなレンズ鏡筒が可能となる。
請求項6のレンズ鏡筒においては、ガイド部の配置が、90度は直交の支持により、また120度は一周360の等分の支持により、精度が悪い方向が明確になると共に、360度どの方向に対しても均質な精度が維持されることによって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項7のレンズ鏡筒においては、ガイド部が固定筒内面に支持されていることにより、ガイド部の剛性が高くなり、レンズ保持枠を高精度に支持することが可能となった。
また、第1の係合部と第3の係合部によって、請求項3の第1の支持手段を達成し、第2の係合部と第4の係合部によって、請求項3の第2の支持手段を達成し、4つの係合部各々の調整、修正によって、以前より高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
また、ガイド部が、固定筒内面に接して配置されることによって、無駄な空間が無くなり、レンズ鏡筒の小型化が可能となる。
また、レンズ保持枠を支持する新たな部品が不要であることにより、低コストなレンズ鏡筒が可能となる。
請求項8のレンズ鏡筒においては、レンズ保持枠を光軸方向に移動する力を伝達する連結部が、係合長の長い第1の係合部と第2の係合部の間にあることによって、連結部に発生する回転モーメントを受け止める係合部が長いため、ガタや変形が発生し難く、高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項9のレンズ鏡筒においては、係合部に突起部を設けることによって、摩擦が低減されると共に接触位置が明確になるため、高精度なレンズ保持枠支持が可能となった。
請求項10のレンズ鏡筒においては、ある1つのガイド部に対して、第1のレンズ保持枠の長い係合部が係合している場合は、第二のレンズ保持枠は短い係合部を係合させることによって、限られたガイド部の長さに対して、有効に係合長を長くすることが可能となり、高精度なレンズ保持枠支持と、レンズ鏡筒の光軸方向の小型化が可能となった。
請求項11のレンズ鏡筒においては、ガイド部と係合部が平面同士の接触であることにより、外部からの力に対して、破壊や変形に強い係合となり、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項12のレンズ鏡筒においては、ガイド部と係合部が平面同士の接触であることにより、外部からの力に対して、破壊や変形に強い係合となり、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
また、固定筒側のガイド手段が凹形状であることにより、出っ張りが無く、レンズ鏡筒の直径方向の小型化が可能となる。
請求項13のレンズ鏡筒においては、ガイド部と連結部を点接触とすることにより、摩擦の低減と、接触位置が明確化となり、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項14のレンズ鏡筒においては、ガイド部と連結部を直線と円弧の点接触とすることにより、摩擦の低減と、接触位置が明確化と、ガイド部に対して連結部が傾いても点接触を維持できるため、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項15のレンズ鏡筒においては、ガイド部と連結部を直線と円弧の点接触とすることにより、摩擦の低減と、接触位置が明確化と、ガイド部に対して連結部が傾いても点接触を維持できるため、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項16のレンズ鏡筒においては、ガイド部と連結部を直線と円弧の点接触とすることにより、摩擦の低減と、接触位置が明確化と、ガイド部に対して連結部が傾いても点接触を維持できるため、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項17のレンズ鏡筒においては、ガイド部と連結部を直線と円弧の点接触とすることにより、摩擦の低減と、接触位置が明確化と、ガイド部に対して連結部が傾いても点接触を維持できるため、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項18のレンズ鏡筒においては、弾性押圧手段によって、ガイド部と連結部のガタツキを無くすことによって、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
請求項19のレンズ鏡筒においては、弾性押圧手段によって、ガイド部と連結部のガタツキを無くすことによって、高精度なレンズ保持枠支持が可能となる。
また、ガイド部か連結部の部品形状で弾性を発生させることによって、新たな部品が必要無く、低コストなレンズ鏡筒が可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明の実施例1について説明する。図2は鏡筒全体の構成を示す外観斜視図、図9は外側の固定筒を切断した斜視断面図、図3は鏡筒全体の分解斜視図である。
先ず、図1で、このレンズ鏡筒に組み込まれている光学系の説明を行う。
図1は、光学レンズのズーミングによる変化を示す図である。鏡筒に固定され動かない第1レンズ群102a、変倍の役目の第2レンズ群103a、鏡筒に固定され動かないアフォーカルレンズである第3レンズ群106a、変倍と合焦の役目のリレーレンズである第4レンズ群107aがある。
第2レンズ群103aと第4レンズ群107aを動かすことにより焦点距離を変化させ、第4レンズ群107aのみを動かすことによりピント合わせを行う。
図1では、上の図が短焦点時の各レンズ群の位置、下の図が長焦点時の各レンズ群の位置であり、各レンズ群の上下を結んだ線は途中の各レンズ群の動きを表わしている。また、第2レンズ群103aの最大移動量をA、第3レンズ群106aの最大移動量をBとして表わしている。
ズーミングの後、第4レンズ群107aが、被写体の位置に応じて、図中の実線で描かれた無限の位置から、破線で描かれた至近の位置の間で移動して、ピント合わせが行われる。
図2で、このレンズ鏡筒の外観部分の説明を行う。図2において、このレンズ鏡筒全体を支持する固定筒101の前方には、第1群レンズ保持枠102が固定され、固定筒101の後方にはCCDホルダ111が固定されている。固定筒101の上面には、内蔵されている2個のステッピングモータを駆動制御するためのFPC(フレキシブル基板)112が配置され、カメラ本体(未表示)と接続部112cで接続され、カメラ本体の制御部で、ステッピングモータを駆動制御する。
図3と図9、図14で、このレンズ鏡筒の内部構造の説明を行う。図9は、このレンズ鏡筒の固定筒101を縦に切断して、内部が見える様にした図である。固定筒101の前方(被写体が有る方向を前方と呼んでいる)に第1群レンズ保持枠102が固定され、次に、固定筒101内側に、第2群鏡筒103が光軸方向に進退可能に支持されている(支持方法の詳細は後ほど述べる)。
第2群用ステッピングモータ108は、図2に示されているモータ固定ネジ113で、固定筒101の内側上面に、にネジ止め固定されている。
第2群鏡筒103に回転可能に固定されている2群用ラック115は、第2群用ステッピングモータ108のリードネジ108cと噛合い、第2群用ステッピングモータの回転によって第2群鏡筒103を光軸方向に進退させる。
固定筒101内面の下部に、第2群用PR(フォト・インタラプタ)104が固定され、第2群レンズ保持枠103のPR検出用突起103gの光軸方向の通過を光学的に検出している。
絞り機構105は固定筒101内側に固定され、不図示の絞り羽根を光路中に進退させることで、CCDに到達する光量を適正に制御している。
図14において、第4群用ステッピングモータ109は、図2に示されているモータ固定ネ114で、固定筒101の内側上面に、にネジ止め固定されている。
第4群鏡筒107に回転可能に固定されている4群用ラック116は、第4群用ステッピングモータ109のリードネジ109cと噛合い、第4群用ステッピングモータの回転によって第4群鏡筒107を光軸方向に進退させる。
固定筒101内面の下部に、第4群用PR(フォト・インタラプタ)110が固定され、第4群レンズ保持枠107のPR検出用突起107gの光軸方向の通過を光学的に検出している。
CCDホルダ111は、固定筒101の後部に固定され、そのCCDホルダ内部には、レンズ群によって結像された被写体像を電気信号に変換するCCDセンサ111aが内蔵されている。
図12と図13において、本発明の特徴的部分の説明を詳細に行う。
筒固定筒101の構造について説明を行う。図12において、固定筒101の内部には、レンズ鏡筒正面から見て、右側に第1ガイド部101b、上側に第2ガイド部101c、左側に第3ガイド部101dが、光軸と平行に、均一の幅の角型形状で設けられている。固定筒101内側右上隅には、第2群用ステッピングモータ108が配置されている(図12では説明のため、リードネジ108cが見えるように、ステッピングモータの部品の一部を省略している)。
第2群鏡筒103の支持構造について説明を行う。第2群レンズ保持枠103の中心には、ズーミングの際、光軸方向に進退して、像倍率を変化させる第2レンズ群103aが組み込まれている。正面から見て、第2群レンズ保持枠103外周の右横には、第1嵌合腕103bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部103b1と103b2が設けられ、前述の固定筒の第1ガイド部101bと嵌合している。
第2群レンズ保持枠103外周の上方には、第2嵌合腕103cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部103c1と103c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部101cと嵌合している。第2嵌合腕の2つの突起部103c1と103c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部103b1と103b2の間隔より短くなっている。
第2群レンズ保持枠103外周の左横には、第3嵌合腕103dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は103d1の一箇所のみが、固定筒の第3ガイド部101dと嵌合している。
説明のため、座標軸を、光軸上被写体方向をプラスZ軸、紙面上方向をプラスY軸、紙面右方向をプラスX軸と設定する。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕103bと第1ガイド部101bの嵌合によって、第2群レンズ保持枠103は、Y方向の並進の規正と、X軸周りの回転も規正される。さらに、1番短い腕である第3嵌合腕103dと第3ガイド部101dの嵌合が加わることによって、第2群レンズ保持枠103は、Z軸周りの回転が規正される。
第2嵌合腕103cと第2ガイド部101cの嵌合が加わることによって、第2群レンズ保持枠103は、Y軸周りの回転が規正される。
以上、第2群レンズ保持枠の3本の腕103b、103c、103dによって、第2群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
次に、第2群レンズ保持枠103を光軸方向に進退させる機構について説明する。図12において、鏡筒を正面から見て、第2群レンズ保持枠103の右上のラック固定部103fが、第2群用ラック115を、光軸に平行な軸周りに回動可能に固定している。
図13において、2群用ラック115の噛合い歯部115aが、第2群用ステッピングモータ108のリードネジ108cに噛合い、さらに対向する方向からリードネジ108cに弾性力を持つ弾性歯部115bがリードネジ108cを押圧し、結果として、リードネジ108cを左右から噛合い歯部115aと弾性歯部115bが挟み込み、一般的ネジとナットの嵌合と同様の状態になっている。よって、第2群用ステッピングモータ108が回転すると、モータと直結しているリードネジ108cが回転し、そのリードネジのリード量にしたがって、第2群用ラック115が光軸方向に繰出し、繰込み動作をし、第2群用ラック115と結合している第2群レンズ保持枠103が光軸方向に繰出し、繰込み動作をし、ズーミング動作が可能となる。
第4群鏡筒107の支持構造について図12で説明を行う。第4群レンズ保持枠107の中心には、ズーミングの際光軸方向に進退して像倍率を変化させると共に、フォーカシングの際も光軸方向に進退してピントを合わせる第4レンズ群107aが組み込まれている。正面から見て、第4群レンズ保持枠107外周の左横には、第1嵌合腕107bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部107b1と107b2が設けられ、前述の固定筒の第3ガイド部101dと嵌合している。
第4群レンズ保持枠107外周の上方には、第2嵌合腕107cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部107c1と107c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部101cと嵌合している。第2嵌合腕の2つの突起部107c1と107c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部107b1と107b2の間隔より短くなっている。
第4群レンズ保持枠107外周の右横には、第3嵌合腕107dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は107d1の一箇所のみが、固定筒の第1ガイド部101bと嵌合している。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕103bと第3ガイド部101dの嵌合によって、第3群レンズ保持枠107は、Y方向の並進の規正と、X軸周りの回転も規正される。さらに、1番短い腕である第3嵌合腕107dと第1ガイド部101bの嵌合が加わることによって、第4群レンズ保持枠107は、Z軸周りの回転が規正される。
第2嵌合腕107cと第2ガイド部101cの嵌合が加わることによって、第4群レンズ保持枠107は、Y軸周りの回転が規正される。
以上、第4群レンズ保持枠の3本の腕107b、107c、107dによって、第4群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
次に、第4群レンズ保持枠107を光軸方向に進退させる機構について説明する。図14において、第4群レンズ保持枠107のラック固定部107fに光軸に平行な軸周りに回転可能に固定された第4群用ラック116がある。
4群用ラック116の噛合い歯部116aが、第4群用ステッピングモータ109のリードネジ109cに噛合い、さらに対向する方向からリードネジ109cに弾性力を持つ弾性歯部116bがリードネジ109cを押圧し、結果として、リードネジ109cを左右から噛合い歯部116aと弾性歯部116bが挟み込み、一般的ネジとナットの嵌合と同様の状態になっている。よって、第4群用ステッピングモータ109が回転すると、モータと直結しているリードネジ109cが回転し、そのリードネジのリード量にしたがって、第4群用ラック116が光軸方向に繰出し、繰込み動作をし、第4群用ラック116と結合している第2群レンズ保持枠107が光軸方向に繰出し、繰込み動作をし、ズーミング動作やフォーカシング動作が可能となる。
次に、第2群レンズ保持枠103と第4群レンズ保持枠107の繰出し量検出機構について説明する。例えば、レンズ位置が短焦点位置で、撮影者がカメラの電源を切った後、再び撮影を開始するために、カメラの電源を入れたとする。鏡筒は、今後のズーミングやフォーカシングで、第2群レンズ保持枠103と第4群レンズ保持枠107の繰出し位置を算出するために、初期位置を検出する必要がある。
再びカメラの電源が入った瞬間は、図10の様に、第2群レンズ保持枠103と第4群レンズ保持枠107は短焦点の位置にいる。
そこで、第2群用ステッピングモータ108を駆動して、第2群レンズ保持枠103を光軸方向に繰り込み、図9の様に、第2群のPR検出用突起103gが、第2群用PR(フォト・インタラプタ)104上を通過し、第2群用PR104が通過を検知したら、一旦第2群レンズ保持枠103を停止する。その後直ちに、第2群レンズ保持枠103を繰出し、再び第2群用PR104が第2群のPR検出用突起103gの通過を検知したら、第2群用ステッピングモータ108の駆動ステップ数をカメラ内の制御部でカウント開始する。このカウント数が、第2群用PR104の位置からの第2群レンズ保持枠103の光軸位置に相当する。そして、短焦点の位置に相当する所定カウント数に達したら、第2群用ステッピングモータ108を停止し、図10の状態になる。この動作により、第2群レンズ保持枠103は、正確に短焦点位置に停止し、この後の繰出し繰込み動作中も、カウント数によって、第2群レンズ保持枠103の位置が制御可能となる。
第4群レンズ保持枠107も第2群レンズ保持枠103と同様で、第4群用ステッピングモータ109を駆動して、第4群レンズ保持枠107を光軸方向に繰り込み、図9の様に、第4群のPR検出用突起107gが、第4群用PR(フォト・インタラプタ)110上を通過し、第4群用PR110が通過を検知したら、一旦第4群レンズ保持枠107を停止する。その後直ちに、第4群レンズ保持枠107を繰出し、再び第4群用PR110が第4群のPR検出用突起107gの通過を検知したら、第4群用ステッピングモータ109の駆動ステップ数をカメラ内の制御部でカウント開始する。このカウント数が、第4群用PR110の位置からの第4群レンズ保持枠107の光軸位置に相当する。そして、短焦点の位置に相当する所定カウント数に達したら、第4群用ステッピングモータ109を停止し、図10の状態になる。この動作により、第4群レンズ保持枠107は、正確に短焦点位置に停止し、この後の繰出し繰込み動作中も、カウント数によって、第4群レンズ保持枠107の位置が制御可能となる。
実施例1特有の効果としては、ガイド部が前端から後端まで固定筒と一体であるため、ガイド部の剛性が高くなり、レンズ保持枠の支持精度が高くなる。
以下、本発明の実施例2について説明する。図15は外側の固定筒を切断した斜視断面図、図16は鏡筒全体の分解斜視図である。
図17は、本実施例の特徴を説明するための、第2群レンズ保持枠、第4群レンズ保持枠、固定筒の分解斜視図である。
図18は、本実施例の特徴を説明するための、第2群レンズ保持枠、第4群レンズ保持枠、固定筒、第2群用ステッピングモータの正面図である。
この実施例2に組み込まれている光学系は、実施例1の図1と同一の物であり、また、ズーミングやフォーカシング時の動作は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
図17と図18において、本実施例2の特徴的部分の説明を詳細に行う。ここでは、実施例1と異なる点について述べる。
筒固定筒201の構造について説明を行う。筒固定筒201おいて、レンズ鏡筒正面から見て、固定筒101の内部には、上側に第2ガイド部201c、右周り120度位置に第1ガイド部201bが配置され、更に120度進んだ位置に第3ガイド部201dが、光軸と平行に、均一の幅の角型形状で設けられている。固定筒201内側右上隅には、第2群用ステッピングモータ208が配置されている(図18では説明のため、リードネジ208cが見えるように、ステッピングモータの部品の一部を省略している)。
第2群鏡筒203の支持構造について説明を行う。第2群レンズ保持枠203の中心には、ズーミングの際、光軸方向に進退して、像倍率を変化させる第2レンズ群203aが組み込まれている。正面から見て、第2群レンズ保持枠203外周の右下120度位置には、第1嵌合腕203bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部203b1と203b2が設けられ、前述の固定筒の第1ガイド部201bと嵌合している。第2群レンズ保持枠203外周の上方には、第2嵌合腕203cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部203c1と203c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部201cと嵌合している。第2嵌合腕の2つの突起部203c1と203c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部203b1と203b2の間隔より短くなっている。第2群レンズ保持枠103外周の左下120度位置には、第3嵌合腕203dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は203d1の一箇所のみが、固定筒の第3ガイド部201dと嵌合している。
説明のため、座標軸を、光軸上被写体方向をプラスZ軸、紙面上方向をプラスY軸、紙面右方向をプラスX軸と設定する。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕203bと第1ガイド部101bの嵌合によって、第2群レンズ保持枠203は、「光軸から第1嵌合腕に向う第1の方向」と「Z軸」両方に垂直な第2の方向の並進が規正され、第1の方向周りの回転も規正される。
さらに、1番短い腕である第3嵌合腕203dと第3ガイド部201dの嵌合が加わることによって、第2群レンズ保持枠203は、Z軸周りの回転が規正される。
第2嵌合腕203cと第2ガイド部201cの嵌合が加わることによって、第2群レンズ保持枠203は、第2の方向周りの回転が規正される。
以上、第2群レンズ保持枠の3本の腕203b、203c、203dによって、第2群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
第4群鏡筒207の支持構造について説明を行う。第4群レンズ保持枠207の中心には、ズーミングの際光軸方向に進退して像倍率を変化させると共に、フォーカシングの際も光軸方向に進退してピントを合わせる第4レンズ群207aが組み込まれている。正面から見て、第4群レンズ保持枠207外周の左下120度位置には、第1嵌合腕207bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部207b1と207b2が設けられ、前述の固定筒の第3ガイド部201dと嵌合している。第4群レンズ保持枠207外周の上方には、第2嵌合腕207cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部207c1と207c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部201cと嵌合している。第4嵌合腕の2つの突起部207c1と207c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部207b1と207b2の間隔より短くなっている。第2群レンズ保持枠107外周の右下120度位置には、第3嵌合腕207dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は207d1の一箇所のみが、固定筒の第1ガイド部201bと嵌合している。
説明のため、座標軸を、光軸上被写体方向をプラスZ軸、紙面上方向をプラスY軸、紙面右方向をプラスX軸と設定する。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕207bと第3ガイド部101dの嵌合によって、第4群レンズ保持枠207は、「光軸から第1嵌合腕に向う第1の方向」と「Z軸」両方に垂直な第2の方向の並進が規正され、第1の方向周りの回転も規正される。
さらに、1番短い腕である第3嵌合腕207dと第1ガイド部201bの嵌合が加わることによって、第4群レンズ保持枠207は、Z軸周りの回転が規正される。
第2嵌合腕207cと第2ガイド部201cの嵌合が加わることによって、第4群レンズ保持枠207は、第2の方向周りの回転が規正される。
以上、第4群レンズ保持枠の3本の腕207b、207c、207dによって、第4群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
実施例2特有の効果としては、ガイド部が前端から後端まで固定筒と一体であるため、ガイド部の剛性が高くなり、レンズ保持枠の支持精度が高くなる。
以下、本発明の実施例3について説明する。図19は外側の固定筒を切断した斜視断面図、図20は鏡筒全体の分解斜視図である。
図21は、本実施例の特徴を説明するための、第2群レンズ保持枠、第4群レンズ保持枠、固定筒の分解斜視図である。
図22は、本実施例の特徴を説明するための、第2群レンズ保持枠、第4群レンズ保持枠、固定筒、第2群用ステッピングモータの正面図である。
この実施例3に組み込まれている光学系は、実施例1の図1と同一の物であり、また、ズーミングやフォーカシング時の動作は、実施例1と同様のため、説明を省略する。
図21と図22において、本実施例3の特徴的部分の説明を詳細に行う。ここでは、実施例1と異なる点について述べる。
筒固定筒301の構造について説明を行う。図21において、固定筒301の内部には、レンズ鏡筒正面から見て、右側に第1ガイド部301b、上側に第2ガイド部301c、左側に第3ガイド部301d、下側に第4ガイド部301eが、光軸と平行に、均一の幅の角型形状で設けられている。固定筒301内側右上隅には、第2群用ステッピングモータ308が配置されている(図21では説明のため、リードネジ308cが見えるように、ステッピングモータの部品の一部を省略している)。
第2群鏡筒303の支持構造について説明を行う。第2群レンズ保持枠303の中心には、ズーミングの際、光軸方向に進退して、像倍率を変化させる第2レンズ群303aが組み込まれている。正面から見て、第2群レンズ保持枠303外周の右横には、第1嵌合腕303bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部303b1と303b2が設けられ、前述の固定筒の第1ガイド部301bと嵌合している。
第2群レンズ保持枠303外周の上方には、第2嵌合腕303cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部303c1と303c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部301cと嵌合している。第2嵌合腕の2つの突起部303c1と303c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部303b1と303b2の間隔より短くなっている。
第2群レンズ保持枠303外周の左横には、第3嵌合腕303dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は303d1の一箇所のみが、固定筒の第3ガイド部301dと嵌合している。第2群レンズ保持枠303外周の下側には、第4嵌合腕303eが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は303e1の一箇所のみが、固定筒の第4ガイド部301eと嵌合している。
説明のため、座標軸を、光軸上被写体方向をプラスZ軸、紙面上方向をプラスY軸、紙面右方向をプラスX軸と設定する。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕303bと第1ガイド部301bの嵌合と、短い腕である第3嵌合腕303dと第3ガイド部301dの嵌合によって、ZX平面内に移動が規正される。
さらに、2番目に長い腕である第2嵌合腕303cと第2ガイド部301cの嵌合と、短い腕である第4嵌合腕303eと第4ガイド部301eの嵌合によって、ZY平面内に移動が規正される。
以上、第2群レンズ保持枠の3本の腕303b、303c、303d、303eによって、第2群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
第4群鏡筒307の支持構造について図21で説明を行う。第4群レンズ保持枠307の中心には、ズーミングの際光軸方向に進退して像倍率を変化させると共に、フォーカシングの際も光軸方向に進退してピントを合わせる第4レンズ群307aが組み込まれている。正面から見て、第4群レンズ保持枠307外周の左横には、第1嵌合腕307bが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部307b1と307b2が設けられ、前述の固定筒の第3ガイド部301dと嵌合している。
第4群レンズ保持枠307外周の上方には、第2嵌合腕307cが配置され、その中央は凹溝形状で、その前側と後側には、溝内側に向かって突起部307c1と307c2が設けられ、前述の固定筒の第2ガイド部301cと嵌合している。第2嵌合腕の2つの突起部307c1と307c2の間隔は、第1嵌合腕の2つの突起部307b1と307b2の間隔より短くなっている。
第4群レンズ保持枠307外周の右横には、第3嵌合腕307dが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は307d1の一箇所のみが、固定筒の第1ガイド部301bと嵌合している。
第4群レンズ保持枠307外周の下側には、第4嵌合腕307eが配置され、その中央は凹溝形状で、その光軸方向の厚みは1mm程度と薄く、突起部は307e1の一箇所のみが、固定筒の第4ガイド部301eと嵌合している。
この様に、1番長い腕である第1嵌合腕307bと第3ガイド部301dの嵌合と、短い腕である第3嵌合腕307dと第3ガイド部301dの嵌合によって、ZX平面内に移動が規正される。
さらに、2番目に長い腕である第2嵌合腕307cと第2ガイド部301cの嵌合と、短い腕である第4嵌合腕307eと第4ガイド部301eの嵌合によって、ZY平面内に移動が規正される。
以上、第4群レンズ保持枠の3本の腕307b、307c、307d、307eによって、第4群レンズ保持枠は、Z軸(即ち光軸)方向のみ自由に移動可能で、他の方向の並進や回転運動は規制されている。
実施例3特有の効果としては、ガイド部が前端から後端まで固定筒と一体であるため、ガイド部の剛性が高くなり、レンズ保持枠の支持精度が高くなる。
以下、本発明の実施例4について、図23で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒401にあるガイド部401cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状をし、その左右は、平面部401c1と平面部401c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕403cは、その頂点に凹溝があり、その左右には、平面部403h1と平面部403h2がある。
そして、ガイド側の平面部401c1は嵌合腕側の平面部403h1と接し、ガイド側の平面部401c2は嵌合腕側の平面部403h2と接することで、ガイド部401cと第2嵌合腕403cが係合する。
この様に、平面同士の接触のため、外部からの力に対して、破壊や変形に強い係合が可能となる。
以下、本発明の実施例5について、図24で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒501にあるガイド部501cは、均一幅で光軸方向に長い溝形状をし、その左右は、平面部501c1と平面部501c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕503cは、その頂点にレール状突起があり、その左右には、平面部503h1と平面部503h2がある。
そして、ガイド側の平面部501c1は嵌合腕側の平面部503h1と接し、ガイド側の平面部501c2は嵌合腕側の平面部503h2と接することで、ガイド部501cと第2嵌合腕503cが係合する。
この様に、平面同士の接触のため、外部からの力に対して、破壊や変形に強い係合が可能となる。
以下、本発明の実施例6について、図25で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒601にあるガイド部601cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状を基礎として、その左右は、凸部601c1と凸部601c2が光軸方向に伸びている。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕603cは、その頂点に凹溝があり、その左右には、平面部603h1と平面部603h2がある。
そして、ガイド側の凸部601c1は嵌合腕側の平面部603h1と接し、ガイド側の凸部601c2は嵌合腕側の平面部603h2と接することで、ガイド部601cと第2嵌合腕603cが係合する。
このように凸部と平面部の接触により、接触部が明確になると共に接触面積が小さくなるため、高精度で係合し、第2群レンズ保持枠が動く時は摩擦力が低減される。
以下、本発明の実施例7について、図26で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒701にあるガイド部701cは、均一幅で光軸方向に長い溝形状を基礎として、その左右は、凸部701c1と凸部701c2が光軸方向に伸びている。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕703cは、その頂点にレール状突起があり、その左右には、平面部703h1と平面部703h2がある。
そして、ガイド側の平面部701c1は嵌合腕側の平面部703h1と接し、ガイド側の平面部701c2は嵌合腕側の平面部703h2と接することで、ガイド部701cと第2嵌合腕703cが係合する。
このように凸部と平面部の接触により、接触部が明確になると共に接触面積が小さくなるため、高精度で係合し、第2群レンズ保持枠が動く時は摩擦力が低減される。
以下、本発明の実施例8について、図27で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒801にあるガイド部701cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状をし、その左右は、平面部801c1と平面部801c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕803cは、その頂点に凹形状があり、その左右内面には、凸部803h1と凸部803h2がある。
そして、ガイド側の平面部801c1は嵌合腕側の凸部803h1と接し、ガイド側の平面部801c2は嵌合腕側の凸部803h2と接することで、ガイド部801cと第2嵌合腕803cが係合する。
この様に凸部と平面部の接触により、接触部が明確になると共に接触面積が小さくなるため、高精度で係合し、第2群レンズ保持枠が動く時は摩擦力が低減される。
以下、本発明の実施例9について、図28で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒901にあるガイド部901cは、均一幅で光軸方向に長い溝形状をし、その左右は、平面部901c1と平面部901c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕903cは、その頂点にレール状突起があり、その左右には、凸部903h1と凸部903h2がある。
そして、ガイド側の平面部901c1は嵌合腕側の凸部903h1と接し、ガイド側の平面部901c2は嵌合腕側の凸部903h2と接することで、ガイド部901cと第2嵌合腕903cが係合する。
このように凸部と平面部の接触により、接触部が明確になると共に接触面積が小さくなるため、高精度で係合し、第2群レンズ保持枠が動く時は摩擦力が低減される。
以下、本発明の実施例10について、図29で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒1001にあるガイド部1001cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状をし、その左右は、平面部1001c1と平面部1001c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕1003cは、その頂点に凹溝があり、その左右には、平面部1003h1と平面部1003h2がある。その平面部の間には、切れ込み1003jがあり、平面部1003h2側は、弾性的に平面部1003h1に接近しようとしている。
そして、ガイド側の平面部1001c1は嵌合腕側の平面部1003h1と接し、ガイド側の平面部1001c2は嵌合腕側の平面部1003h2に押圧されることで、ガイド部1001cと第2嵌合腕1003cが接触係合する。
この様に、弾性力によって押圧されているため、ガタツキの無い係合が可能となり、高精度にレンズ保持枠を支持できる。
以下、本発明の実施例11について、図30で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒1101にあるガイド部1101cは、均一幅で光軸方向に長い溝形状をし、その左右は、平面部1101c1と平面部1101c2がある。第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕1103cは、その頂点にレール状突起があり、その左右には、平面部1103h1と平面部1103h2がある。その平面部の間には、切れ込み1103jがあり、平面部1103h2は、弾性力で、平面部1103h1から離れ広がろうとしている。
そして、ガイド側の平面部1101c1は嵌合腕側の平面部1103h1と接し、ガイド側の平面部1101c2は嵌合腕側の平面部1103h2と接することで、ガイド部1101cと第2嵌合腕1103cが係合する。
この様に、弾性力によって押圧されているため、ガタツキの無い係合が可能となり、高精度にレンズ保持枠を支持できる。
以下、本発明の実施例12について、図31で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒1201にあるガイド部1201cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状をし、その左右は、平面部1201c1と平面部1201c2がある。その平面部の間には、切れ込み1201fがあり、平面部1201c2は、弾性力で、平面部1201c1から離れ広がろうとしている。
第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕1203cは、その頂点に凹溝があり、その左右には、平面部1203h1と平面部1203h2がある。
そして、ガイド側の平面部1201c1は嵌合腕側の平面部1203h1と接し、ガイド側の平面部1201c2は嵌合腕側の平面部1203h2と接することで、ガイド部1201cと第2嵌合腕1203cが係合する。
この様に、弾性力によって押圧されているため、ガタツキの無い係合が可能となり、高精度にレンズ保持枠を支持できる。
以下、本発明の実施例13について、図32で説明する。
この図は、レンズ保持枠の嵌合部の形状と固定筒のガイド部形状に特徴があり、その部分の正面から見た拡大図である。固定筒1301にあるガイド部1301cは、均一幅で光軸方向に長いレール形状をし、その左右は、平面部1301c1と平面部1301c2がある。
第2群レンズ保持枠の第2嵌合腕1303cは、その頂点に凹溝があり、その左右には、凸部1303h1と凸部1303h2がある。その凸部の間には、切れ込み1303jがあり、凸部1303h2側は、弾性的に凸部1303h1に接近しようとしている。
そして、ガイド側の平面部1301c1は嵌合腕側の凸部1303h1と接し、ガイド側の平面部1301c2は嵌合腕側の凸部1303h2に押圧されることで、ガイド部1301cと第2嵌合腕1303cが接触係合する。
この様に、弾性力によって押圧されているため、ガタツキの無い係合が可能となり、高精度にレンズ保持枠を支持できる。
実施例1における、レンズ構成図である。 実施例1における、レンズ鏡筒外観図である。 実施例1における、分解斜視図である。 図3における、分解斜視図の前側拡大図である。 図3における、分解斜視図の後側拡大図である。 実施例1における、レンズ鏡筒後ろから見た分解斜視図である。 図6における、分解斜視図の前側拡大図である。 図6における、分解斜視図の後側拡大図である。 実施例1における、内部構造の斜視図でセットアップ状態である。 実施例1における、内部構造の斜視図で短焦点状態である。 実施例1における、内部構造の斜視図で長焦点状態である。 実施例1における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒の分解斜視図である。 実施例1における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒を組み込んだ正面図である。 実施例1における、内部構造の斜視図(第4群レンズ保持枠説明用)である。 実施例2における、内部構造の斜視図である。 実施例2における、分解斜視図である。 実施例2における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒の分解斜視図である。 実施例2における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒を組み込んだ正面図である。 実施例3における、内部構造の斜視図である。 実施例3における、分解斜視図である。 実施例3における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒の分解斜視図である。 実施例3における、第2、4群レンズ保持枠と固定筒を組み込んだ正面図である。 実施例4における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例5における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例6における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例7における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例8における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例9における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例10における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例11における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例12における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。 実施例13における、レンズ保持枠嵌合部と固定筒ガイド部の拡大図である。
符号の説明
101、201、01 固定筒
101b、201b、301b 第1ガイド部
101c、201c、301c 第2ガイド部
101d、201d、301d 第3ガイド部
301e 第4ガイド部
102、202、203 第1群レンズ保持枠
102a、202a、203a 第1レンズ群
103、203、303 第2群レンズ保持枠
103a、203a、303a 第2レンズ群
103b、203b、303b 第1嵌合腕
103b1、203b1、303b1 突起部
103b2、203b2、303b2 突起部
103c、203c、303c 第2嵌合腕
103c1、203c1、303c1 突起部
103c2、203c2、303c2 突起部
103d、203d、303d 第3嵌合腕
103d1、203d1、303d1 突起部
303e 第4嵌合腕
303e 1突起部
103f、203f、303f ラック固定部
103g、203g、303g PR検出用突起
104、204、304 第2群用PR(フォト・インタラプタ)
105、205、305 絞り機構
105a 絞りモータ
106、206、306 第3群レンズ保持枠
106a 第3レンズ群
107、207、307 第4群レンズ保持枠
107a、207a、307a 第4レンズ群
107b、207b、307b 第1嵌合腕
107b1、207b1、307b1 突起部
107b2、207b2、307b2 突起部
107c、207c、307c 第2嵌合腕
107c1、207c1、307c1 突起部
107c2、207c2、307c2 突起部
107d、207d、307d 第3嵌合腕
107d1、207d1、307d1 突起部
307e 第4嵌合腕
307e1 突起部
107f、207f、307f ラック固定部
107g、207g、307g PR検出用突起
108、208、308 第2群用ステッピングモータ
108a、208a、308a モータ本体
108b、208b、308b モータ電気接点
108c、208c、308c リードネジ
108d、208d、308d モータ支持枠
109、209、309 第4群用ステッピングモータ
109a、209a、309a モータ本体
109b、209b、309b モータ電気接点
109c、209c、309c リードネジ
109d、209d、309d モータ支持枠
110、210、310 第4群用PR(フォト・インタラプタ)
111、211、311 CCDホルダ
111a CCDセンサ
112、212、312 FPC(フレキシブル基板)
112c、212c、312c 接続部
113 モータ固定ネジ1
114、214、314 モータ固定ネジ2
115、215、315 第2群用ラック
115a、215a、315a 噛合い歯部
115b、215b、315b 弾性歯部
116、216、316 第4群用ラック
116a、216a・316a 噛合い歯部
116b、216b、316b 弾性歯部
401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201、1301 固定筒
401c、501c、601c、701c、801c、901c、1001c、1101c、1201c、1301c 第2ガイド部

Claims (19)

  1. レンズ手段を保持したレンズ手段保持枠と、
    該レンズ手段保持枠の光軸に垂直な第1の方向の位置を規定支持し、且つ該光軸に垂直で、該第1の方向とは異なる第2の方向周りの回転を規制する第1の支持手段と、
    該第2の方向の位置を規定支持し、該第1の方向周りの回転を規制する第2の支持手段と、
    該光軸周りの回転を規制する第3の支持手段と
    を持つことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. レンズ手段を保持したレンズ手段保持枠と、
    該レンズ手段保持枠の光軸に垂直な第1の平面内に、該レンズ保持枠の移動を制限する第1の支持手段と、
    該光軸に垂直で、該第1の平面とは異なる第2の平面内に該レンズ保持枠の移動を制限する第2の支持手段と
    を持つことを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 該第1の平面と該第2の平面のなす角度が、垂直であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. レンズ手段を保持した1つ以上のレンズ保持枠と、該レンズ保持枠を被う固定筒を持つレンズ鏡筒において、
    該固定筒内面には、レンズの光軸方向に平行なガイド部が少なくとも3つ配置され、該レンズ保持枠外径部には、第1のガイド部と第1の長さで係合する第1の係合部と、
    該第1のガイド部に隣接した第2のガイド部と該第1の長さより短い第2の長さで係合する第2の係合部と、
    該第2のガイド部に隣接した第3のガイド部と該第2の長さより短い第3の長さで係合する第3の係合部と
    を持つことを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 該3つのガイド部が、光軸中心周りに、略90度または略120度間隔で配置されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. レンズ手段を保持した1つ以上のレンズ手段保持枠と、
    該レンズ手段保持枠を被う固定筒と、
    該固定筒内面には、レンズの光軸方向に平行なガイド部が光軸周りに4つ配置され、該レンズ保持枠外径部には、第1のガイド部と、第1の長さで係合する第1の係合部と、
    該第1のガイド部に隣接した第2のガイド部と該第1の長さより短い第2の長さで係合する第2の係合部と、
    該第2のガイド部に隣接した第3のガイド部と該第2の長さより短い第3の長さで係合する第3の係合部と、
    該第3のレール状突起と該第1のガイド部両方に隣接した第4のガイド部と、該第2の長さより短い第4の長さで係合する第4の係合部と
    を持つことを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 該レンズ手段保持枠を光軸方向に駆動する駆動手段と、
    該駆動手段と該レンズ手段保持枠を連結し駆動するためにレンズ手段保持枠に設けられた連結部は、該第1の係合部と該第2の係合部との間に配置されたことを特徴とする請求項4乃至6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 該第1の係合部と該第2の係合部の一方もしくは両方の係合部が、光軸方向の両端に、ガイド部と接触可能な突起部を持つことを特徴とする請求項4乃至7に記載のレンズ鏡筒。
  9. レンズ手段を保持した2つ以上のレンズ手段保持枠と、
    該レンズ手段保持枠を被う固定筒と、
    該固定筒内面には、レンズ手段の光軸方向に平行なガイド部が、光軸周りに3つ以上配置され、第1のレンズ手段保持枠と第2のレンズ手段保持枠とは、該ガイド部と各々係合する複数の係合部と、
    第1のガイド部に対して、第1のレンズ手段保持枠に対して最も係合長の長い第1の係合部と、
    第2のレンズ手段保持枠の最も係合長の短い第1の係合部が係合し、第2のガイド部に対して、第1のレンズ保持枠の最も係合長短い第2の係合部と、
    第2のレンズ保持枠の最も係合長の長い第2の係合部が係合していること
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  10. 該固定筒のガイド部の断面形状が長方形凸形状であり、
    該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が長方形凹形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が該ガイド部の対向する平行な2つの直線部分と係合していることを特徴とする請求項4から9に記載のレンズ鏡筒。
  11. 該固定筒のガイド部の断面形状が、長方形凹形状であり、
    該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が、長方形凸形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が、該ガイド部の対向する平行な2つの直線部分と係合していることを特徴とする請求項4から9に記載のレンズ鏡筒。
  12. 該固定筒のガイド部の断面形状と、該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が点接触可能な形状であることを特徴とする請求項4から9に記載のレンズ鏡筒。
  13. 該固定筒のガイド部の断面形状が長方形凸形状の両側に円弧形状部を持ち、該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が長方形凹形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が該ガイド部の円弧形状部と係合していることを特徴とする請求項12に記載のレンズ鏡筒。
  14. 該固定筒のガイド部の断面形状が長方形凹形状の両側に円弧形状部を持ち、該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が長方形凸形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が該ガイド部の円弧形状部と係合していることを特徴とする請求項12に記載のレンズ鏡筒。
  15. 該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が長方形凹形状の両側に円弧形状部を持ち、該固定筒のガイド部の断面形状が長方形凸形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が該係合部の円弧形状部と係合していることを特徴とする請求項12に記載のレンズ鏡筒。
  16. 該レンズ手段保持枠の係合部の断面形状が長方形凸形状の両側に円弧形状部を持ち、該固定筒のガイド部の断面形状が長方形凹形状であり、その対向する平行な2つの直線部分が該係合部の円弧形状部と係合していることを特徴とする請求項12に記載のレンズ鏡筒。
  17. 該固定筒のガイド部と該レンズ手段保持枠の係合部を弾性的に係合する弾性押圧手段を持つことを特徴とする請求項4から16に記載のレンズ鏡筒。
  18. 該弾性押圧手段は、該固定筒のガイド部側又は該レンズ保持枠の係合部側に形成された溝であることを特徴とする請求項17に記載のレンズ鏡筒。
  19. 請求項1乃至18に記載のレンズ鏡筒を有する撮像装置。
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