JP6460667B2 - 光学機器 - Google Patents

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    • G03B3/10Power-operated focusing

Description

本発明は、光学機器に関する。
近年、カメラやビデオカメラ等の撮像装置は、高倍率化と小型化が進んでいる。撮像装置の小型化が進むにつれて、光学性能を満足するためにフォーカスレンズの移動距離を長くする必要がある。レンズ鏡筒内の各レンズ群の移動方法としては、カム筒と直進筒の作用によって駆動する方法、リードスクリューによって駆動させる方法等がある。また、各レンズ群の光軸方向をあわせる方法としては、カム溝とカムフォロアとを嵌合する方法、メインガイドとサブガイドによりレンズ枠の光軸を位置決めし、回転規制する方法等がある。その中で、リードスクリューでレンズ枠を駆動し、ガイド軸により光軸方向を合わせる方法は装置が小型なため、レンズ鏡筒の小型化に非常に有効な手段といえる。
例えば、特許文献1では、カム筒と直進筒の作用により光軸方向へ直進移動する移動枠にフォーカスレンズの駆動源を設けている。そして、レンズ鏡筒のズーム動作に合わせて駆動源を進退させるとともに駆動源の出力軸に設けたリードスクリューによりフォーカスレンズ枠を光軸方向へ駆動することで、フォーカスレンズ群の移動距離を確保する。また、特許文献2では、フォーカスレンズの駆動源はレンズ鏡胴に固定されるフランジ部に固定されており、フランジ部にはさらにガイド軸の一端が固定されている。
特許第5253056号公報 特開2005−55588号公報
特許文献1では、直進筒に駆動源、ガイド軸を固定しているが、フォーカスレンズの駆動源を固定するねじとガイド軸が近いため、ねじ締めによりねじの下穴が膨らむことで、ガイド軸が倒れるおそれがある。
特許文献2では、ガイド軸とフォーカスレンズの駆動源の固定部が近く、またフランジ部にガイド軸の一部が固定されていることから、フランジ固定時によるガイド軸が倒れやガイド軸の位置精度が劣る懸念がある。
このような課題を鑑みて、本発明は、ガイド部材の倒れを抑制し、駆動手段およびガイド部材などのレイアウトの自由度を増すことが可能な光学機器を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての光学機器は、光軸方向に延びたリードスクリューを保持する駆動手段と、前記駆動手段を保持する保持部材と、光学部材を保持し、前記駆動手段が駆動することで前記リードスクリューに沿って光軸方向に移動する移動部材と、前記光軸方向と平行になるように、前記保持部材に圧入して固定されたガイド部材と、を有し、前記駆動手段は、前記保持部材に前記光軸方向に伸びたねじとナットで固定され、前記光軸方向から見た場合、前記ナットには、第1の平面部及び前記第1の平面部とは異なる第2の平面部を含む多角形の形状であり前記光軸に直交する方向から見た場合、前記保持部材の前記駆動手段が保持される部分と前記ガイド部材が固定される部分との間には、前記ナットを収納するための収納部が形成され、前記収納部は、前記ねじの締結後における前記ナットの前記第1の平面部と略平行な面および前記第2の平面部と略平行な面を有し、前記光軸方向において、前記保持部材の前記ナットが配置されている部分と前記ガイド部材が圧入にて固定される部分は重複し、前記光軸方向から見て、前記ナットの前記第1の平面部が、前記ねじおよび前記ナットの中心と前記ガイド部材の中心とを結ぶ線と略直交するように、且つ前記ナットが前記収納部内で回動できないほどに、前記ナットが前記ガイド部材に近接配置され、前記光軸方向から見て、前記ナットの前記第2の平面部が、前記ねじおよび前記ナットの中心と前記駆動手段の中心とを結ぶ線と略直交するように、且つ前記ナットが前記収納部内で回動できないほどに、前記ナットが前記駆動手段に近接配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ガイド部材の倒れを抑制し、駆動手段およびガイド部材などのレイアウトの自由度を増すことが可能な光学機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光学機器の斜視図である。 レンズ鏡筒の斜視図である。 レンズ鏡筒の分解斜視図である。 レンズ鏡筒の沈胴状態での断面図である。 レンズ鏡筒の撮影状態での断面図である。 5群ユニットの斜視図である。 5群ユニットの裏面図である。 図7のA部の拡大図である。 5群ユニット500の正面図である。 (a)は従来のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結前)、(b)は従来のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結後)である。 (a)は本実施形態のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結前)、(b)は本実施形態のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結後)である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の実施形態に係る光学機器の一例であるデジタルカメラの斜視図、図2は図1に示すデジタルカメラに搭載されるレンズ鏡筒20の斜視図である。本実施形態のデジタルカメラでは、カメラ本体10の正面側にズーム式のレンズ鏡筒20が設けられている。レンズ鏡筒20は、ズーム駆動部800により、撮影位置と沈胴位置との間を撮影光学系が光軸方向に移動して撮影倍率を変更する。
図3はレンズ鏡筒20の分解斜視図、図4はレンズ鏡筒20の沈胴状態での断面図、図5はレンズ鏡筒20の撮影状態での断面図である。
レンズ鏡筒20は、1群ユニット100、2群ユニット200、絞りユニット300、3群ユニット400および5群ユニット500を有する。1群レンズ101、2群レンズ201、3群レンズ401、4群レンズ501、および5群レンズ510は、レンズ鏡筒20の撮影光学系として機能する。
1群ユニット100は、バリア機構を有し、1群レンズ101を保持する1群ホルダ103、1群ホルダ103を保持する1群鏡筒102、1群キャップ104、バリアドライブリング105および複数枚のバリア羽根106を有する。1群鏡筒102の内周部には、第1直進筒602の直進キー602aと嵌合する直進溝(不図示)と、内カム筒601のカム溝601cと嵌合するフォロア(不図示)が周方向に略等間隔で6か所形成されている。
2群ユニット200は、2群レンズ201と、2群レンズ201を保持する2群ホルダ202を有する。2群ホルダ202には、内カム筒601のカム溝601eと嵌合するフォロア202aと、第1直進筒602の直進ガイド602bと嵌合する直進キー202bが周方向に略等間隔で3か所形成されている。
絞りユニット300は、絞り地板301、絞りカバー302、ドライブリング303、複数の絞り羽根304、絞り駆動源305およびFPC(フレキシブルプリント基板)306を有する。絞り地板301には、内カム筒601のカム溝601fと嵌合するフォロア301aと、第1直進筒602の直進ガイド602cと嵌合する直進キー301bが周方向に略等間隔で3か所形成されている。絞り駆動源305の先端に設けられたギア(不図示)は、ドライブリング303に形成されたギア部(不図示)と連結している。ドライブリング303が光軸中心に回転駆動することで、絞り羽根304が意図した開口形状に移動する。
3群ユニット400は、手ぶれ補正機構と、シャッタ・NDユニットを有する。3群ホルダ402は、3群レンズ401と、一対のISマグネット403を保持する。シャッタ地板408の被写体側には、一対のISコイル404がISマグネット403と対向する位置に固定されている。また、3群ホルダ402が一対のISスプリング(不図示)の張力により、複数のISボール(不図示)を介し、光軸に直交する面内で移動可能に保持されている。また、FPC(フレキシブルプリント基板)407に保持された一対のホール素子405がISマグネット403と対向する位置にセンサホルダ406に保持されている。FPC407を介してISコイル404に通電されることでISマグネット403との間にローレンツ力が働く。このとき、3群ホルダ402は、光軸に直交する面内で移動し、ホール素子405により位置制御されることで、手振れを抑制する。シャッタ地板408の撮像素子側には、一対のシャッタ羽根409、シャッタ駆動源(不図示)、NDフィルタ410、NDフィルタ駆動源(不図示)およびシャッタカバー411が取り付けられている。シャッタ羽根409およびNDフィルタ410は、シャッタ地板408に回転可能に支持され、それぞれシャッタ駆動源、NDフィルタ駆動源によって駆動され、光軸に直交する面内で光路を開閉する様に移動し、光量調節装置として動作する。
5群ユニット500は、フォーカス機構を有し、4群レンズ(光学部材)501、4群ホルダ(移動部材)502、ラック503およびラックスプリング504を有する。また、5群レンズ510、5群ベース(保持部材)511、メインガイド(ガイド部材)512、サブガイド513、フォーカスモータ(駆動手段)514、FPC(フレキシブルプリント基板)515、ねじ516およびナット517を有する。5群ベース511は、5群レンズ510を保持し、FPC515が接続されたフォーカスモータ514をねじ516およびナット517により固定する。メインガイド512およびサブガイド513は、光軸方向と平行になるように5群ベース511に圧入され、固定される。また、5群ベース511には、外カム筒702のカム溝702dと嵌合するフォロア511aと、固定筒703の直進溝703dと嵌合する直進キー511bが形成されている。4群ホルダ502は、4群レンズ501、ラック503およびラックスプリング504を保持する。また、4群ホルダ502は、メインガイド512、サブガイド513により回転規制される。フォーカスモータ514が駆動すると、リードスクリュー514aとラック503の送りを利用してフォーカスレンズである4群レンズ501を保持した4群ホルダ502が光軸方向の任意の位置へ進退することで、レンズ鏡筒20はピント調整可能となる。なお、本実施形態では、フォーカスモータ514としてステッピングモータを使用している。
内カム筒601は、内周部において、第1直進筒602および第2直進筒603を回転可能に保持している。内カム筒601の内周部には、2群ホルダ202のフォロア202aと嵌合するカム溝601eと、絞りユニット300のフォロア301aと嵌合するカム溝601fが周方向に略等間隔で3か所形成されている。また、外周部には、固定筒703のカム溝703aと嵌合するフォロア601a、内カムカバー604の係合部604bと係合する係合部601b、外カム筒702の直進溝702aと嵌合する駆動キー601dが周方向に略等間隔で3か所形成されている。また、1群鏡筒102のフォロア(不図示)と嵌合するカム溝601cが周方向に略等間隔で6か所形成されている。
第1直進筒602と第2直進筒603は係合しており、内カム筒601の内周部を回転移動する。第1直進筒602の外周部には、1群鏡筒102の直進溝(不図示)と嵌合する直進キー602aが形成されている。内周部には、2群ホルダ202の直進キー202bと嵌合する直進ガイド602b、絞り地板301の直進キー301bと嵌合する直進ガイド602c、シャッタ地板408の直進キー408aと嵌合する直進ガイド602dが形成されている。また、第2直進筒603の外周部には、固定筒703の直進溝703eと嵌合する直進キー603aが周方向に略等間隔で6か所形成されている。
内カムカバー604の外周部には固定筒703のカム溝703bと嵌合するフォロア604a、内周部には内カム筒601の係合部601bと係合する係合部604bが周方向に略等間隔で3か所形成されている。
固定筒703の内周部には、第2直進筒603の直進キー603aと嵌合する直進溝703eが周方向に略等間隔で6か所形成されている。また、内カム筒601のフォロア601aと嵌合するカム溝703a、内カムカバー604のフォロア604aと嵌合するカム溝703b、5群ベース511の直進キー511bと嵌合する直進溝703dが周方向に略等間隔で3か所形成されている。固定筒703は、外周部において、外カム筒702を回転可能に保持している。固定筒703の外周部には、外カム筒702のカム溝702bと嵌合するフォロア703cが周方向に略等間隔で3か所形成されている。
外カム筒702の外周部には、ズーム駆動部800と連結するギア部702cが形成され、カバー筒701が配置される。内周部には、固定筒703のフォロア703cと嵌合するカム溝702b、内カム筒601の駆動キー601dと嵌合する直進溝702a、5群ベース511のフォロア511aと嵌合するカム溝702dが周方向に略等間隔で3か所形成されている。
センサホルダ(固定部材)903は、ズーム駆動部800、撮像素子901、光学素子902およびセンサーラバー904を保持する。
次に、レンズ鏡筒20のズーム駆動について説明する。
ズーム駆動部800が駆動すると、外カム筒702は固定筒703に対して回転しながらカム溝702bのリフトに沿って光軸方向へ移動し、内カム筒601は外カム筒702により回転駆動する。このとき、内カム筒601は、内周部に回転可能に保持された第2直進筒603が固定筒703により回転規制されることで、固定筒703のカム溝703aのリフトに沿って光軸方向へ回転移動する。
1群ユニット100、2群ユニット200、絞りユニット300および3群ユニット400は第1直進筒602により回転規制され、また内カム筒601に形成されたカム溝のリフトにより光軸方向へ直進移動する。5群ユニット500は、固定筒703に回転規制されるとともに、外カム筒702のカム溝702dのリフトにより光軸方向へ直進移動する。4群レンズ501は、外カム筒702や固定筒703の駆動にかかわらず、フォーカスモータ514とラック503の作用により、メインガイド512およびサブガイド513に沿って光軸方向へ直進移動する。
以上の作用によりレンズ鏡筒20は、外カム筒702が回転駆動されることで沈胴状態から撮影状態へと繰り出され、また、フォーカスモータ514がFPC515を介して駆動され4群レンズ501が任意の位置に繰り出されることで撮影状態に移行する。
次に、図6〜図9を用いて、フォーカスモータ514の固定方法について説明する。
図6は5群ユニット500の斜視図、図7は5群ユニット500を撮像素子901側から見た裏面図、図8は図7のA部の拡大図、図9は5群ユニット500を被写体側からみた正面図である。
4群レンズ501は、フォーカスモータ514の出力軸に一体に形成されたリードスクリュー514aとラック503の作用により、メインガイド512、サブガイド513に沿って光軸方向へ直進移動する。そのため、メインガイド512は、フォーカスモータ514の近傍にあることが望ましい。
5群ユニット500のねじ516とナット517、およびメインガイド512は、FPC515の這い回しおよび組立作業性の関係から、フォーカスモータ端子部514bのリードスクリュー514aを挟んだ反対側に配置されている。フォーカスモータ514の外周には第1および第2直進筒602,603が位置しているため、ねじ516とナット517は外周側に配置することはできない。そのため、ねじ516およびナット517は、メインガイド512とフォーカスモータ514に挟まれる位置に配置される。メインガイド512と、ねじ516およびナット517との距離は、メインガイド512の圧入に必要な肉厚分を確保した距離L1だけ離れている。フォーカスモータ514と、ねじ516およびナット517との距離は、フォーカスモータ514をねじ516およびナット517で固定するのに必要な肉厚分を確保した距離L2だけ離れている。
ここで、図10(a)は従来のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結前)、(b)は従来のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結後)である。図11(a)は本実施形態のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結前)、(b)は本実施形態のフォーカスモータ固定概念図(ねじ締結後)である。
従来、図10(a)に示すように、レンズ鏡筒の小型化や組立性の関係から、メインガイド512、フォーカスモータ514、ねじ516は本実施形態と同様に配置されることが多く、また、ねじ516はセルフタップねじを使用することが多い。しかしながら、図10(b)に示すように、セルフタップねじは、締結時に矢印P方向に下穴511dをふくらませながら固定されるため、被締結部の形状が変形してしまう。そのため、本実施形態のようなレイアウトを取ると、セルフタップねじでフォーカスモータ514を締結するとき、下穴511dを変形させてしまうことから、メインガイド512が矢印Q方向へ倒れ、意図した光学性能が得られない不具合が発生してしまう。
一方、本実施形態では、図11(a)に示すように、ねじ516に機械ねじを使用し、5群ベース511のフォーカスモータ514が保持される部分とメインガイド512が固定される部分との間にナット517を収納するための収納部を形成している。そして、ナット517でフォーカスモータ514を5群ベース511に固定している。そのため、図11(b)に示すように、セルフタップねじを使用するとき発生した下穴511dのふくらみによる5群ベース511の変形が発生しない。
ナット517には、平面部(第1の平面部)517aが形成されている。ナット517の平面部517aが、メインガイド512の中心と、ねじ516およびナット517の中心とを結ぶ線と略直交するように、ナット517は5群ベース511の収納部に収納されている。そのため、メインガイド512と、ねじ516およびナット517との距離L1を近づけることが可能となる。また、ナット517には、平面部(第2の平面部)517bが形成されている。ナット517の平面部517bが、フォーカスモータ514の中心と、ねじ516およびナット517の中心とを結ぶ線と略直交するように、ナット517は5群ベース511の収納部に収納されている。そのため、フォーカスモータ514と、ねじ516およびナット517との距離L2を近づけることが可能となる。また、ナット517の5群ユニット500の外周側には、第1および第2直進筒602,603との干渉を回避するために平面部517cが形成されている。そのため、ナット517は、第1および第2直進筒602,603に干渉しない、レンズ鏡筒20のもっとも周方向外側に配置可能となる。
図8に示すように、ナット517は、その組立性を考慮し、各平面部517a,517b,517cの間に同一の面を設けることで、その形は略正六角形となる。
図9に示すように、ねじ516は、被写体側から見て目視できる位置に配置されているため、ねじ516およびフォーカスモータ514は、5群ユニット500の完成状態からでも脱着が可能となっている。
以上のことから、本実施形態では、メインガイド512の倒れを抑制することが可能となることで、レンズ鏡筒20の性能が向上する。
また、メインガイド512、フォーカスモータ514、ねじ516およびナット517などのレンズ駆動機構、および部品レイアウトの自由度が増すため、レンズ鏡筒20の小型化が可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
501 4群レンズ(光学部材)
502 4群ホルダ(移動部材)
511 5群ベース(保持部材)
512 メインガイド(ガイド部材)
514 フォーカスモータ(駆動手段)
516 ねじ
517 ナット
517a 平面部(第1の平面部)

Claims (5)

  1. 光軸方向に延びたリードスクリューを保持する駆動手段と、
    前記駆動手段を保持する保持部材と、
    光学部材を保持し、前記駆動手段が駆動することで前記リードスクリューに沿って光軸方向に移動する移動部材と、
    前記光軸方向と平行になるように、前記保持部材に圧入して固定されたガイド部材と、を有し、
    前記駆動手段は、前記保持部材に前記光軸方向に伸びたねじとナットで固定され、
    前記光軸方向から見た場合、前記ナットには、第1の平面部及び前記第1の平面部とは異なる第2の平面部を含む多角形の形状であり
    前記光軸に直交する方向から見た場合、前記保持部材の前記駆動手段が保持される部分と前記ガイド部材が固定される部分との間には、前記ナットを収納するための収納部が形成され、前記収納部は、前記ねじの締結後における前記ナットの前記第1の平面部と略平行な面および前記第2の平面部と略平行な面を有し、
    前記光軸方向において、前記保持部材の前記ナットが配置されている部分と前記ガイド部材が圧入にて固定される部分は重複し、
    前記光軸方向から見て、前記ナットの前記第1の平面部が、前記ねじおよび前記ナットの中心と前記ガイド部材の中心とを結ぶ線と略直交するように、且つ前記ナットが前記収納部内で回動できないほどに、前記ナットが前記ガイド部材に近接配置され、
    前記光軸方向から見て、前記ナットの前記第2の平面部が、前記ねじおよび前記ナットの中心と前記駆動手段の中心とを結ぶ線と略直交するように、且つ前記ナットが前記収納部内で回動できないほどに、前記ナットが前記駆動手段に近接配置されていることを特徴とする光学機器。
  2. 前記駆動手段は、ステッピングモータであり、
    前記駆動手段の出力軸には、リードスクリューが設けられ、
    前記移動部材は、前記リードスクリューの送りを利用して移動することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記保持部材は、カム筒と直進筒の作用により光軸方向へ移動することを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記光学部材は、フォーカスレンズであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の光学機器。
  5. 前記保持部材に固定された前記ガイド部材の他端は、前記光学機器の部材に固定されていないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光学機器。
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