JP2005131549A - 静電霧化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者に水補給の手間を強いることなく継続的に使用することの可能な静電霧化装置を提供する。
【解決手段】 静電霧化装置を、毛細管現象によって水を搬送する水搬送部11と、吸熱面8上で空気を冷却して生成した結露水を水搬送部11に供給する熱交換部4と、水搬送部11が搬送する水に対して電圧を印加する印加電極21と、水搬送部11と対向して位置する対向電極13と、印加電極21と対向電極13との間に高電圧を印加する高電圧印加部14とで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナノイオンミストを発生させる静電霧化装置に関するものである。
静電霧化装置とは、毛細管現象によって水を搬送する水搬送部と、水搬送部に水を供給する水供給部と、水搬送部が搬送する水に対して電圧を印加する印加電極と、水搬送部と対向して位置する対向電極と、印加電極と対向電極との間に高電圧を印加する高電圧印加部とを備え、高電圧印加部により印加される高電圧によって、水搬送部の先端に保持される水を対向電極に向けて霧化させ、ナノサイズで強い電荷を持つミストであるナノイオンミストを発生させるものである(特許文献1参照)。ナノイオンミストの粒径は1〜数十nm程度であって、人体の角質細胞の大きさである70nmよりも小さな粒径であるため、このナノイオンミストの暴露により角質層表面の奥までも水分が十分に補給されて、高い保湿効果が得られるものである。
しかしながら、上記した従来の静電霧化装置は、水搬送部に水分を供給するための水供給部として水タンクを備えた構造であることから、この水タンク内に水が所定量以上満たされるように水を補給し続ける必要があり、使用者には継続的な水補給の手間が要求されるものであった。また、従来の静電霧化装置においては、水タンクに補給する水が、水道水のようなCa,Mg等の不純物を含む水であった場合には、この不純物が空気中のCOと反応して水搬送部の先端部にCaCOやMgO等を析出付着させ、ナノイオンミストの発生を妨げることがあった。このため、使用者にはCaCOやMgO等の付着物を取り除く定期的なメンテナンスが要求されるものであった。
特許第3260150号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、使用者に水補給の手間や付着物除去の手間を強いることなく、継続的に使用することの可能な静電霧化装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、毛細管現象によって水を搬送する水搬送部11と、水搬送部11に水を供給する水供給部20と、水搬送部11が搬送する水に対して電圧を印加する印加電極21と、水搬送部11と対向して位置する対向電極13と、印加電極21と対向電極13との間に高電圧を印加する高電圧印加部14とを備えた静電霧化装置において、上記水供給部20が、吸熱面8を有するとともに該吸熱面8上で空気を冷却して結露水Dを生成する熱交換部4であることを特徴としたものとする。このように、水搬送部11に供給するための水が、吸熱面8上での結露水Dとして自動的に採取される構造とすることで、使用者が面倒な水補給を行わずとも、水搬送部11の先端部11aでレイリー分裂により継続的にナノイオンミストMを発生させることができる。また、結露水Dは水道水のようにCaやMgを含まないので水搬送部11の先端部11aで付着物が生じることもなく、面倒なメンテナンスを行う必要もないものである。
また、上記静電霧化装置において、熱交換部4で生成した結露水Dを蓄えて水搬送部11に供給する保水部40を備えることも好ましい。このようにすることで、乾燥した昼間等の結露水Dの生じ難い時間帯であっても、結露水Dが多く生成される時間帯に蓄えておいた結露水Dが用いられることで、継続的にナノイオンミストMを発生させることができるものである。
また、上記静電霧化装置において、熱交換部4の吸熱面8上に水搬送部11を備えるとともに、前記吸熱面8を、結露水Dを水搬送部11に導く導水形状とすることも好ましい。このようにすることで、生成した結露水Dが蒸発等により減少してしまう前に水搬送部11にまで送り込むことができ、高効率での水供給が可能となるものである。
また、上記静電霧化装置において、熱交換部4を吸熱面8と共に放熱面9を有するものとし、熱交換部4の吸熱面8側の空気を放熱面9側に向けて移動させる送風部23を備えることも好ましい。このようにすることで、吸熱面8側で冷却された空気を用いて放熱面9側を冷却することができ、熱交換部4における吸熱と放熱とが効率的に行われるものである。
また、上記静電霧化装置において、熱交換部4の吸熱面8に複数の突起60を形成することも好ましい。このようにすることで、吸熱面8の面積が大きくなることで効率良く結露水Dが生成される。また、突起60の角部分が結露の核となって結露水Dが生成され易くなるものである。
また、上記静電霧化装置において、熱交換部4の吸熱面8を振動させる振動発生部70を備えることも好ましい。このようにすることで、吸熱面8上に生成された微細な結露水Dが、振動により早い段階で結合されて水搬送部11に送り込まれるものである。
本発明は、使用者に水補給の手間や付着物除去の手間を強いることなく、継続的に使用することができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1〜図3には、本発明の実施の形態における第1例の静電霧化装置を示している。本例の静電霧化装置の外殻を成す本体ケース10は、四角筒状のミスト発生ケース1と、これに連通接続される同じく四角筒状の送風ケース2とで形成されている。送風ケース2のミスト発生ケース1との接続側には熱交換部配置口3を開口させており、この熱交換部配置口3に熱交換部4を嵌合させている。熱交換部4は、半導体電子熱交換素子であるぺルチェ素子5の吸熱側に吸熱板6を接続させるとともに該ぺルチェ素子5の放熱側にフィン形状の放熱板7を接続させて形成したものであり、吸熱板6の空気と接触する側の平坦な外表面が、熱交換部4の結露水Dを生じる吸熱面8となり、放熱板7の空気と接触する側の外表面が、熱交換部4の放熱面9となっている。上記の吸熱板6や放熱板7は、アルミニウム等の熱伝導性の高い材料を用いて形成したものである。なお、ぺルチェ素子5は水に弱いので、結露水Dがぺルチェ素子5にまで浸入することを防止するために、吸熱板6とぺルチェ素子5との間に、疎水性の熱伝導部として例えば防水グリース(図示せず)を介在させておくことが好ましい。
熱交換部4の放熱板7は送風ケース2内に位置し、吸熱板6はミスト発生ケース1内に位置するものであり、ミスト発生ケース1内において吸熱板6の吸熱面8上に水搬送部11を立設させている。水搬送部11は、多孔質材であるセラミックを用いて形成される円筒形状の部材であり、その先端部11aは鋭利な円錐形状となっている。なお、水搬送部11はセラミック製に限定されず、毛細管現象を生じ得る多孔質材であればよい(例えばフェルト等)。ミスト発生ケース1の、水搬送部11の先端部11aとの対向側に開口させてあるミスト吐出口12の中央部分には、リング状の対向電極13を位置させている。この対向電極13と吸熱板6とは高電圧印加部14に接続されており、後述するように水搬送部11が水を搬送する状態において該水搬送部11の先端部11aと対向電極13との間に、水搬送部11の先端部11a側がマイナス電極となるように高電圧を印加するものである。
送風ケース2内には、放熱板7と対向するようにモータファン15を配しており、モータファン15を駆動させることで送風ケース2側からミスト発生ケース1側に向けて空気の流れが発生するようになっている。送風ケース2の熱交換部配置口3の開口縁からは、放熱板7の側方を囲む筒状の隔壁16が内方に向けて延設されており、この隔壁16により囲まれる内部空間と送風ケース2の外部空間とを連通させる排出ダクト22が、送風ケース2の側周壁2aを貫通して外方に突設されている。また、送風ケース2の側周壁2aと隔壁16との間には所定の空隙17を設けており、この空隙17が、送風ケース2の熱交換部配置口3の近傍に形成した通風口18を介してミスト発生ケース1内と連通するようになっている。なお、図中の19は、モータファン15とぺルチェ素子5と高電圧印加部14とに接続されて、それぞれに電源を供給する電源制御部である。
しかして、上記した静電霧化装置において、電源制御部19により熱交換部4のぺルチェ素子5にDC電源を供給すると、ペルチェ素子5内において熱の移動が生じ、吸熱側に接続させてある吸熱板6の吸熱面8上にて空気が冷却されて結露水Dを生じる。本例の水搬送部11は、略正方形状を成す吸熱面8の中央に備えてあるので、この吸熱面8に生成される結露水Dは該吸熱面8上を滑ることで効率良く水搬送部11に送り込まれることとなる。このように、本例においては、吸熱面8上で空気を冷却して結露水Dを生成する熱交換部4が、水搬送部11に水を供給する水供給部20となっている。なお、水搬送部11の設置箇所としては吸熱面8の中央に限定されず、例えば吸熱面8の外周縁部に略等間隔を隔てて複数の水搬送部11を立設した構造としてもよい。この場合には、吸熱面8が任意方向に或る程度傾斜した状態であっても複数立設してある水搬送部11のうち少なくとも下方に位置する水搬送部11に結露水Dを送り込むことができ、ナノイオンミストMを継続して発生させることができる。結露水Dを更に効率良く生成して水搬送部11に送り込むには、吸熱面8の表面を疎水処理することや、吸熱面8の表面に水誘導用の溝(図示せず)を放射状に形成するといった、結露水Dを水搬送部11に導くための導水形状を設けることが好適である。
水搬送部11の基端部11bにまで送り込まれた結露水Dは、毛細管現象によって先端部11aにまで搬送される。このように水搬送部11が先端部11aにまで水を搬送した状態で、高電圧印加部14により水搬送部11の先端部11a側がマイナス電極となり電荷が集中するように高電圧を印加すると、先端部11aに保持される水が大きなエネルギを受けてレイリー分裂を繰り返し、ナノイオンミストMを大量に発生させる。ナノイオンミストMは、水搬送部11と対向して位置する対向電極13側に放出され、ミスト発生ケース1の外部へと吐出される。ここで、水搬送部11の先端部11aが鋭利に形成されている程に、電気力線が高密度に形成されて放電効率が高くなるものである。また、水搬送部11の先端部11aと対向電極13との間の距離は、電気力線が高密度に形成されてナノイオンミストMが高効率で発生するような、適当な空間距離に設定しておく。ミスト発生ケース1の材質については、これを絶縁材料とすることが好ましいが、仮に対向電極13等と同様の導電材料を用いる場合には、水搬送部11とミスト発生ケース1との間に十分な空気絶縁距離を設けておく必要がある。
本例においては、高電圧印加部14と接続される吸熱板6が、水搬送部11が搬送する水に対して電圧を印加する印加電極21の役割を成し、この印加電極21と対向電極13との間に高電圧印加部14により高電圧が印加されることで、水搬送部11の先端部11aに電荷が集中するようになっているが、上記構成に限らず、印加電極21となる部材を吸熱板6とは別部材で設けてこれを水搬送部11に接続させるようにしても構わない。なお、本例の吸熱板6と水搬送部11と対向電極13とは、水搬送部11の先端部11aにまで水が搬送された状態でいずれも3000Ω以下の抵抗値を示す導電体であることが要求される。
更に、本例の静電霧化装置において、電源制御部19によりモータファン15を駆動させると、前述のように送風ケース2側からミスト発生ケース1側に向けて空気の流れが発生する。ここで、本体ケース10内における空気の流路は、図3(a)に矢印で示すように送風ケース2の側周壁2aと隔壁16との間の空隙17を通り、通風口18を介してミスト発生ケース1内に流入した後に外部に吐出されるミスト誘引用流路R1と、図3(b)に矢印で示すように送風ケース2の隔壁16内に流入した後に排出ダクト22を通って外部に吐出される冷却用流路R2とに分岐して形成されている。ミスト誘引用流路R1を通る空気は、ミスト発生ケース1内にて吸熱面8近傍を通り、水搬送部11から対向電極13へと向かう方向に沿って外部に吐出されるものであり、この際にナノイオンミストMを外部に向けて勢い良く誘引するようになっている。また、冷却用流路R2を通る空気は、隔壁16内にて放熱板7の近傍を通過して放熱面9から熱を奪った後に外部に吐出され、熱交換部4の放熱性能を向上させるようになっている。即ち、本例においてはモータファン15が、熱交換部4の吸熱面8側と放熱面9側のそれぞれに空気を送り出す送風部23となっており、送風部23からの空気を吸熱面8側に送り出すミスト誘引用流路R1と放熱面9側に送り出す冷却用流路R2とを別々に備えている。仮に、放熱面9側で温められて乾燥した空気が吸熱面8側に送り出されて冷却された場合には、相対湿度が上がり辛いために結露水Dが生じ難いが、本例のように吸熱面8側への流路R1と放熱面側への流路R2とを別流路にすることで、吸熱面8側において相対湿度が上がり易くなり、結露水Dが生じ易くなるものである。
上記した本例の静電霧化装置にあっては、モータファン15により送り出された空気に誘引されて、1時間に20兆個程度のナノイオンミストMが外部に吐出され、吐出後20分程度空気中に漂う性質を有しているので、ナノイオンミストMの暴露による高い保湿効果や脱臭効果等の多様な効果が得られるものである。なお、ここでの脱臭効果は、ナノイオンミストM中に包まれるラジカルが、例えば下記の反応式のように各種の臭い成分を分解することによると推察される。
アンモニア: 2NH+6・OH→N+6H
アセトアルデヒド: CHCHO+6・OH+O→2CO+5H
酢酸: CHCOOH+4・OH+O→2CO+4H
メタンガス: CH+4・OH+O→CO+H
一酸化炭素: CO+2・OH→CO+H
一酸化窒素: 2NO+4・OH→N+2CO+2H
ホルムアルデヒド: HCHO+4・OH→CO+3H
しかも、本例の静電霧化装置にあっては、結露により空気中から水を採取する構造であるとともに、ミスト発生に要する水の消費量も0.5g/hという僅かな程度で済むことから、面倒な水補給を行わずとも継続してナノイオンミストMを発生させることができる。また、結露水Dは水道水のようにCaやMgを含まないので水搬送部11の先端部11aに付着物が生じることもなく、したがって面倒なメンテナンスを行う必要もない。更に、熱交換部4としてぺルチェ素子5のような小型の半導体電子熱交換素子を用いることで装置全体が小型化されるものである。このように、本例の静電霧化装置は、室内湿度を上昇させずに高い保湿効果や脱臭効果が得られることに加えて、水補給や付着物除去の手間が不要であり、且つ、装置全体もコンパクトに形成されるものであるから、加湿器やエステスチーマーや空気清浄機等に用ることは勿論、例えばヘアドライヤー、髪質改善器具等の手持ち式電気器具や、室内照明器具、スタンド照明器具等の室内常設器具等に装備させて付加価値を得ることも容易である。
次に、本発明の実施の形態における第2例の静電霧化装置について図4、図5に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第1例の構成と同様であることから、第1例と一致する構成については説明を省略するとともに、第1例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、熱交換部4を構成する吸熱板6の吸熱面8を、中心部に向かう程に凹み量が増加するような擂り鉢凹部30を有する凹面形状とし、この中心部に水搬送部11を立設させたものである。上記凹面形状の吸熱面8が上方を向くように(水搬送部11の先端部11aが上方を向くように)装置全体を設置し、ぺルチェ素子5への電流供給により吸熱面8を冷却させると、吸熱面8の擂り鉢凹部30上に生成された結露水Dは次第に大きくなり、或る程度の大きさに至れば自重により中央部分に滑り落ちて、水搬送部11の基端部11bにまで送り込まれることとなる。このように、本例の静電霧化装置においては、吸熱面8の上記凹面形状が結露水Dを自重により水搬送部11に導くための導水形状となっており、この導水形状を備えることで、生成した結露水Dが蒸発等により減少してしまう前に水搬送部11にまで送り込むことができ、高効率での水供給が可能となるものである。
次に、本発明の実施の形態における第3例の静電霧化装置について図6、図7に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第2例の構成と同様であることから、第2例と一致する構成については説明を省略するとともに、第2例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、吸熱面8の擂り鉢凹部30の中心部分に、フェルト等の多孔質材を用いてリング状に形成した保水部40を備えている。保水部40は、水搬送部11の基端部11bに嵌合された状態で吸熱面8上に載置されるものであり、長時間に亘って水を蓄えておくことが可能になっている。したがって、吸熱面8上を中心部に向けて滑り落ちた結露水Dは、一旦保水部40に蓄えられた後に水搬送部11に供給されることとなり、例えば気温や湿度が高く水搬送部11の先端部11aでミスト化される水量よりも吸熱面8上で生成される結露水Dの量が多い場合には余剰分を保水部40に蓄えておき、気温や湿度が低く水搬送部11の先端部11aでミスト化される水量よりも吸熱面8上で生成される結露水Dの量が少ない場合に、保水部40に蓄えておいた水を水搬送部11に供給することができる。即ち、上記のような保水部40を備えておくことで、乾燥した昼間等の結露水Dが生じ難い時間帯であってもナノイオンミストMを継続的に発生させることができるものである。
次に、本発明の実施の形態における第4例の静電霧化装置について図8に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第1例の構成と同様であることから、第1例と一致する構成については説明を省略するとともに、第1例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、熱交換部4の吸熱面8上に、フェルト等の多孔質材を用いてリング状に形成した保水部40を備えており、保水部40によって吸熱面8の外周縁部を覆うようになっている。加えて、上記保水部40には、複数個の水搬送部11をそれぞれ円周方向に略等間隔を隔てて立設している。したがって、本例の静電霧化装置においては、吸熱面8が上方を向く状態から任意方向に或る程度傾斜した姿勢で装置全体が設置された場合であっても、吸熱面8上に生成された結露水Dは、吸熱面8の外周縁部に備えてある保水部40に一旦吸収される。そして、毛細管現象により保水部40内の全体に水が行き渡るとともに、保水部40を介して全ての水搬送部11に水が供給されるものである。また、保水部40を備えておくことで、乾燥した昼間等の結露水Dの生じ難い時間帯であってもナノイオンミストMが継続的に発生可能であることは、第3例と同様である。
次に、本発明の実施の形態における第5例の静電霧化装置について図9、図10に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第4例の構成と同様であることから、第4例と一致する構成については説明を省略するとともに、第4例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、熱交換部4の吸熱面8を、中心部に向かう程に突出量が増加するような円錐凸部50を有する凸面形状とし、該吸熱面8の外周縁部に、円錐凸部50を囲むようにリング状の保水部40を配し、上記保水部40に複数個の水搬送部11をそれぞれ円周方向に略等間隔を隔てて立設している。本例の静電霧化装置においては、吸熱面8が上方を向く状態から任意方向に或る程度傾斜した姿勢で装置全体が設置された場合であっても、保水部40を介して全ての水搬送部11に水が供給されることは勿論、特に吸熱面8が上方を向く状態に設置された場合に、吸熱面8に生成した結露水Dは図10(c)に示すように円錐凸部50の傾斜面上を滑り落ち、効率的に保水部40及び水搬送部11に供給されるものである。このように、本例の静電霧化装置においては、吸熱面8の上記凸面形状が結露水Dを自重により水搬送部11に導くための導水形状となっている。
次に、本発明の実施の形態における第6例の静電霧化装置について図11に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第2例の構成と同様であることから、第2例と一致する構成については説明を省略するとともに、第2例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、熱交換部4を構成する吸熱板6の吸熱面8に、フィン状を成す多数の突起60を形成したものである。上記の突起60を備えることで、空気と接触する吸熱面8の面積が増大して多くの結露水Dが生成され、したがって空気中から効率良く水が採取されるものである。突起60としては上記のフィン状に限らず、例えば先端に角を有する微細な凸状を成すものであってもよい。この場合には、吸熱面8の面積が増大することに加えて、先端の角部分が結露の核となるので結露水Dが生成され易くなるという利点がある。なお、本例と同様の突起60を、第1例や第3〜5例の静電霧化装置の吸熱面8に設けた場合にも同様の効果が得られることは勿論である。
次に、本発明の実施の形態における第7例の静電霧化装置について図12に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第2例の構成と同様であることから、第2例と一致する構成については説明を省略するとともに、第2例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、送風ケース2から側方に突出した排出ダクト22の外周面上に、モータ71を用いた振動発生部70を備えている。上記振動発生部70は、モータ71から突出したモータ軸71aに錘部72を取付けて成る振動モータであって、錘部72の重心とモータ軸71aの軸心とを適度にずらすことで、モータ71を駆動すると錘部72の回転によって振動を発生させるようになっている。そして、上記のように本体ケース10に配置した振動発生部70にて振動を発生させると、本体ケース10内に配置された熱交換部4の吸熱面8が振動し、吸熱面8上に生成された微細な結露水Dが振動により結合して大きな水滴となることで、早い段階で水搬送部11に向けて滑り落ちることとなる。即ち、本例の静電霧化装置は、振動発生部70を備えることで結露水Dの採集を早めて、装置を起動した後に素早くナノイオンミストMが発生するようにしたものである。なお、本例と同様の振動発生部70を、第1例や第3〜6例の静電霧化装置に設けた場合にも同様の効果が得られることは勿論である。
次に、本発明の実施の形態における第8例の静電霧化装置について図13に基づいて説明するが、本例の基本的構成は既述した第1例の構成と同様であることから、第1例と一致する構成については説明を省略するとともに、第1例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳しく述べる。本例の静電霧化装置は、送風部23として熱交換部4の側方にモータファン15を備えるとともに、このモータファン15から送り込まれる空気の流路として、モータファン15から水搬送部11と対向電極13との間のナノイオンミストM発生部分に送り込まれた後に外部に吐出されるミスト誘引用流路R1と、モータファン15から放熱面9側に直接送り込まれた後に外部に吐出される冷却用流路R2と、モータファン15から吸熱面8側に送り込まれた後に放熱面9側に送り込まれて外部に吐出される第二の冷却用流路R3とを、別々に備えている。したがって、本例の静電霧化装置においてはモータファン15の駆動により、ミスト誘引用流路R1を通る空気によってナノイオンミストMを勢い良く外部に吐出させることと、冷却用流路R2を通る空気によって放熱面9の熱を奪うことに加えて、第二の冷却用流路R3を通って吸熱面8側で冷却された空気を用いて放熱面9側の熱を奪うことができる。このように、吸熱面8側から放熱面9側に移動する空気によっても放熱面9から熱を奪う構造とすることで、熱交換部4での吸熱と放熱が効率よく行われることとなる。なお、本例と同様の流路を、第2〜7例の静電霧化装置に設けた場合にも同様の効果が得られることは勿論である。
なお、上記した第1〜8例の静電霧化装置はいずれも、熱交換部4の吸熱板6と水搬送部11とを別体で備えた構造であるが、これに限らず、吸熱板6と水搬送部11とを、セラミック等の毛細管現象を生じ得る多孔質材を用いて一体に形成しても構わない。この場合には、吸熱板6の吸熱面8上で生成した結露水Dがそのまま吸熱板6内に吸収されるとともに、該吸熱板6と一体に形成された水搬送部11にまで毛細管現象によって効率良く送り込まれることとなる。セラミック等の材料は、吸水性が高い一方で熱伝導性は低い材料であるが、薄膜状に形成することで表面温度が低下し易く設けることできるので、吸熱板6の材料として問題なく使用可能である。
本発明の実施の形態における第1例の静電霧化装置を示す分解斜視図である。 同上の静電霧化装置を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。 同上の静電霧化装置を示しており、(a)は図2(c)のA−A線断面図、(b)は図2(b)のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態における第2例の静電霧化装置を示す分解斜視図である。 同上の静電霧化装置を示しており、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。 本発明の実施の形態における第3例の静電霧化装置を示す分解斜視図である。 同上の静電霧化装置を示しており、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。 本発明の実施の形態における第4例の静電霧化装置の主要部を示しており、(a)は全体斜視図、(b)は分解斜視図である。 本発明の実施の形態における第5例の静電霧化装置の主要部を示しており、(a)は全体斜視図、(b)は分解斜視図である。 同上の静電霧化装置の主要部を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の実施の形態における第6例の静電霧化装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における第7例の静電霧化装置を示しており、(a)は分解斜視図、(b)は正断面図である。 本発明の実施の形態における第8例の静電霧化装置を示しており、(a)は側断面図、(b)は正断面図である。
符号の説明
4 熱交換部
8 吸熱面
9 放熱面
11 水搬送部
13 対向電極
14 高電圧印加部
20 水供給部
21 印加電極
23 送風部
40 保水部
60 突起
70 振動発生部
D 結露水
M ナノイオンミスト

Claims (6)

  1. 毛細管現象によって水を搬送する水搬送部と、水搬送部に水を供給する水供給部と、水搬送部が搬送する水に対して電圧を印加する印加電極と、水搬送部と対向して位置する対向電極と、印加電極と対向電極との間に高電圧を印加する高電圧印加部とを備えた静電霧化装置において、上記水供給部が、吸熱面を有するとともに該吸熱面上で空気を冷却して結露水を生成する熱交換部であることを特徴とする静電霧化装置。
  2. 熱交換部で生成した結露水を蓄えて水搬送部に供給する保水部を備えたことを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
  3. 熱交換部の吸熱面上に水搬送部を備えるとともに、前記吸熱面を、結露水を水搬送部に導く導水形状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の静電霧化装置。
  4. 熱交換部を吸熱面と共に放熱面を有するものとし、熱交換部の吸熱面側の空気を放熱面側に向けて移動させる送風部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の静電霧化装置。
  5. 熱交換部の吸熱面に複数の突起を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の静電霧化装置。
  6. 熱交換部の吸熱面を振動させる振動発生部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の静電霧化装置。

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