WO2007072776A1 - 静電霧化装置 - Google Patents

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Shousuke Akisada
Sumio Wada
Mikio Itou
Kyohei Kada
Toshihisa Hirai
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Matsushita Electric Works, Ltd.
Hirai, Kishiko
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Abstract

 放電電極が冷却器により冷却されて放電電極上に結露水が生成され、放電電極と対向電極との間に高電圧が印加されて放電電極上の結露水を帯電させて帯電微粒子水のミストが放電電極から放出される。温度センサーにより検出される環境温度に応じて、所定の最低温度迄の放電電極の温度降下量を変化させるためのコントローラが設けられる。温度降下量は環境温度に応じて変化するように設定されるため、環境湿度を考慮せずとも、放電電極の冷却を制御して放電電極上に十分な量の結露水を凝集させることができる。

Description

明 細 書
静電霧化装置
技術分野
[0001] 本発明は、帯電微粒子水ミストを発生させるための静電霧化装置に関するものであ る。
背景技術
[0002] 日本特許公開公報 (特開 2005— 131549号)は、水を静電霧化することで帯電 微粒子水ミストを発生させる静電霧化装置を開示している。この装置では、放電電極 に供給された水にレイリー分裂を生じさせて霧化させることによってナノメータサイズ の帯電微粒子水のミストを発生させるものであり、このミストはラジカルを含んでいると ともに長寿命であって、空間内への拡散を大量に行うことができ、室内の壁面や衣服 やカーテンなどに付着した悪臭成分などに効果的に作用して無臭化することができ る。
[0003] この装置では、放電電極を冷却して放電電極部分に空気中の水分を凝集させて、 この水を放電によって霧化させている。この場合、放電電極へ安定して水を供給させ るための冷却制御が必要である。即ち、露点温度以下に冷却しなくては結露が生じ な 、し、冷やしすぎれば結露させた水が凍結してしまって霧化させることができなくな り、また、生成される結露水が霧化させることができる量よりも多すぎても少なすぎても 安定した霧化を行うことができな 、と 、う課題を解決することが要求される。
[0004] 露点温度は環境温度と環境湿度とによって決まることから、この両者を測定して放 電電極を何度まで冷やすかを決定するとともにフィードバック制御をかけることが安定 した霧化という点で一番確実である力 これでは温度センサーにカ卩えて、湿度センサ 一とが必要となる上に、環境温度と環境湿度とに対応した温度に放電電極を冷却す るためには、環境温度と環境湿度との両方のパラメータを演算処理して正確な露点 温度を求める複雑な回路を実現する 1チップマイクロコンピュータ等が必要となり、コ スト上昇の要因となる。
[0005] また、静電霧化装置を長時間連続して使用するような機器に組み込む場合であれ ば、放電電極上での結露水の量の過多は静電霧化を損なうことになるため、安定し た結露水の供給を連続的に維持することが必要であるが、短時間の使用しか想定さ れて 、な 、機器に静電霧化装置を組み込む場合は、できるだけ早く結露水を生成さ れることがまず要求されるとともに、結露水が過剰に形成されたとしても放電に問題が 生じるような状態まで至るまでには機器の使用が終了するため、湿度センサーも併用 して環境温度と環境湿度との両方に基づ 、て正確な露点温度を求める必要がな 、。 発明の開示
[0006] 本発明は上記の問題点に鑑みて発明したものであって、低コストで且つ迅速に静 電霧化を開始させることができる静電霧化装置を提供することを課題とするものであ る。
[0007] 本発明に係る静電霧化装置は、放電電極と、上記放電電極に対向配置された対 向電極と、上記放電電極を冷却して空気中の水分を放電電極に凝集させる冷却器と 、上記放電電極と上記対向電極との間に高電圧を印加して上記放電電極上に凝集 した水を帯電させて上記放電電極の先端力 帯電微粒子水のミストを放出させる高 電圧源とを備える。更に、この装置は環境温度を検出する温度センサーと、上記温度 センサーで検出した環境温度に応じて、所定の最低温度迄の上記放電電極の温度 降下量を変化させるように上記冷却器を制御するコントローラとを備える。このコント口 ーラは環境湿度に依存することなく上記の冷却器を制御するように構成される。上記 の温度降下量は環境温度に応じて変化するように設定されることになるため、環境湿 度を考慮せずとも、放電電極の冷却を制御して放電電極上に十分な量の結露水を 凝集させることができる。従って、湿度センサーやこれに伴う複雑な回路を省略するこ とができ、短時間の使用に適した安価で効率の良い静電羽化装置を提供することが 可能となる。
[0008] 冷却器はペルチェ素子で構成されることが好ま ヽ。この場合、放電電極の温度降 下量はペルチヱ素子に印加する電圧によって決定されることになり、予め求めた温度 降下量と電圧との関係に基づいて、環境温度に応じた電圧をペルチヱ素子に印加 することで、放電電極を適切な温度に冷却して結露水を生成する。また、温度センサ 一としてサーミスタを使用して、環境温度によって異なる電圧をサーミスタの両端電圧 を基準として、ペルチエ素子に印加する電圧を作り出すことが出来るため、制御回路 を簡略化できる。
[0009] 上記の最低温度とは、短時間で水が凍結しな 、温度、例えば、一 2°Cと設定され、 この最低温度までの温度降下量と環境温度との間の予め設定された関係に基づい て、放電電極の冷却を制御する。これにより、放電電極上で凍結を起こすこと無ぐ結 露水を効率よく供給することができる。
[0010] また、冷却前の放電電極の温度と環境温度との間の予め設定された所定の温度誤 差に基づいて上記の検出された環境温度を補正することが好ましい。これにより、環 境温度を検知する温度センサーが放電電極力 離れた位置で温度が異なる箇所に 設置されていても、環境温度を実際の放電電極近傍の温度に補正することができ、 放電電極を最適な温度に冷却することが出来る。
[0011] 更に、本発明の静電霧化装置では、静電霧化されたミストを飛散させるための送風 手段が備えられることが好ましい。この場合、送風手段によって作り出される空気流 の風量により、冷却器による冷却効率が変化して放電電極の冷却温度に変動が生じ ることになるが、コントローラは風量の大小に応じて温度降下量、即ち、ペルチェ素子 に印加する電圧を変化させることで、放電電極を所定の最低温度までに冷却するこ とができ、安定した静電霧化を維持することが出来る。
[0012] 本発明の静電霧化装置には、更に、上記放電電極と上記対向電極との間に流れる 放電電流を検出する放電電流検出手段と、検出した放電電流力 水の凍結を判別 する凍結判別手段とを備えることが好ましい。この場合、コントローラは凍結判別手段 からの凍結信号を受けた時に、上記放電電極の冷却を停止するように構成される。こ れにより、凍結が生じた場合は凍結を無くして水補給動作の回復を行える。
[0013] 更に、上記のコントローラは放電電流検出手段にて検出した放電電流の大小に応 じて、冷却器による放電電極の温度降下量を変化させることも好ましい。放電電流は 放電電極上に生成される水の量によって変化するため、この放電電流に基づいて冷 却器による温度降下量を補正することで、放電電極上に所定量の水を安定的に供給 することができる。
図面の簡単な説明 [0014] [図 1]本発明の一実施形態に係る静電霧化装置を示す概略図。
[図 2]同上の断面図。
[図 3]同上の回路図。
[図 4]同上の動作の基本概念を説明するグラフ図。
[図 5]同上の動作の基本概念を説明するグラフ図。
[図 6]同上の動作の基本概念を説明するグラフ図。
[図 7]同上の動作の基本概念を説明するグラフ図。
[図 8]同上の動作を放電電流に基づいて説明するグラフ図。
発明を実施するための最良の形態
[0015] 図 1および図 2に基づいて、本発明の一実施形態に係る静電無化装置を説明する 。静電霧化装置は、図 2に示すように、放電電極 20、対向電極 30、及び冷却器 50を 保持する噴霧筒 40を備える。放電電極 20は噴霧筒 40の中心軸上に配置され、後 端部を冷却器 50の上部に固定し、先端を噴霧筒 40内に突出させる。対向電極 30は 中央に円形窓を有するリング状であり、円形窓の中心を噴霧筒 40の中心軸に併せて 噴霧筒 40の先端に固定され、放電電極 20の先端の放電端に対して噴霧筒 40の軸 方向に沿って離間する。放電電極 20と対向電極 30はそれぞれ外部の高電圧源 60 に接続される。高電圧源 60はトランスで構成されて所定の高電圧を放電電極 20と接 地された対向電極 30との間に印加するもので、高電圧(例えば、—5. 5kV)を放電 電極 20に与えることで、放電電極 20先端の放電端と対向電極 30の内周縁との間に 高電圧電界を発生させ、後述するように、放電電極 20上に供給される水を静電気で 帯電させて、放電端 22から水の帯電微粒子をミスト Mとして放出する。
[0016] 放電電極 20と対向電極 30との間に高電圧が印加されると、放電電極 20の先端に 保持された水と対向電極 30との間にクーロン力が働いて、水の表面が局所的に盛り 上がってテーラーコーンが形成される。すると、テーラーコーンの先端に電荷が集中 してこの部分における電界強度が大きくなつて、この部分に生じるクーロン力が大きく なり、更にテーラーコーンを成長させる。その後、クーロン力が水 Wの表面張力を超 えると、テーラーコーンが分裂 (レイリー分裂)を繰り返し、ナノメータサイズの帯電微 粒子水のミストを大量に生成させるものである。このミストは、放電電極 20から対向電 極 30に向けて流れるイオン風によって引き起こされる空気流に乗って対向電極 30を 経て、噴霧筒 40外に放出される。噴霧筒 40の後端部の周壁には複数の空気流入口 44が形成され、ここから取り入れる空気で上記の空気流が維持される。
[0017] 噴霧筒 40底部には、ペルチェ効果熱電モジュールで構成された冷却器 50が取り 付けられ、この冷却器 50の冷却側に放電電極 20が結合されて、放電電極が水の露 点以下の温度に冷却されることで、周囲の空気中に含まれる水分を放電電極に凝集 させるものであり、この冷却器 50が水を放電電極 20へ供給する水供給手段を規定 する。この冷却器 50は、一対の導電回路板 51、 52の間に複数のペルチェ素子 54を 直列に接続して構成され、外部の冷却用電源 56から与えられる可変の電圧によって 決まる冷却速度で放電電極 20を冷却する。冷却側となる一方の導電回路板 51は放 電電極 20後端へ熱結合され、放熱側となる他方の導電回路板 52は放熱板 58に熱 結合される。この放熱板 58は噴霧筒 40の後端に固定され、放熱を促進させる放熱フ イン 59が形成される。
[0018] この静電霧化装置には、冷却器 50による放電電極 20の冷却を制御するコントロー ラ 100が設けられ、環境温度と応じた適切な温度、即ち、十分な量の水を放電電極 上に凝集できる温度に放電電極 20を維持する。
[0019] このコントローラ 100にカ卩えて、静電霧化装置にはタイマー 70、放電電流検出回路 80、凍結判定回路 82が設けられる。タイマー 70は放電電極 20の冷却を行う時間を 設定するもので、所定の時間の冷却が終了した後は、冷却器 50への電源をオフする 。冷却器 50での冷却動作を行う時間は、過不足のない結露水が連続して放電電極 上に生成されると予測される時間に設定され、間欠的に冷却動作を行うようにしても よい。このタイマー 70による動作が必要でない場合は、タイマー動作がオフされるよう に設定されている。放電電流検出回路 80は、放電電極 20と対向電極 30との間に流 れる放電電流を検出する。放電電流は放電電極 20と対向電極との間に挿入した抵 抗 81の両端の電圧から測定され、放電電流の値は放電電極 20上に供給されている 水の量を示すものとしてコントローラ 100に入力される。また、凍結判定回路 82は検 出された放電電流の値が凍結を示すことを判定した時に、凍結信号を出力して、冷 却用電電 56から冷却器 50への電源を遮断し、凍結信号が無くなれば、冷却器 50の 運転を再開する。
[0020] コントローラ 100の詳細を説明する前に、図 4〜図 7に基づいて、環境温度と、この 環境温度において放電電極上に水を結露させるために必要なペルチェ素子への印 加電圧との関係について、説明する。図 4に示すように、放電電極 20を露点以下の 温度に冷却するには、環境温度が上昇するにつれて、ペルチェ素子への印加電圧 を上昇させて、露点までの温度下降量を大きくする必要がある。
[0021] 一般に、環境温度が 20°Cであれば、その時の環境湿度 (相対湿度)が 100%の時 に露点温度が 20°Cとなり、環境湿度がほぼ 25%の時に露点温度が 0°Cとなる。しか しながら、本発明の静電霧化装置は、短時間の使用に適するように、出来るだけ速く 結露水を生成すると共に凍結を防止するように設計されており、このため、如何なる 環境温度の時でも、放電電極に凍結が生じない最低温度迄に冷却させることで、環 境湿度に依存することなしに、最大の温度降下量を与えるようにしている。この最低 温度は、静電霧化装置の使用が短時間に限られていることから、—2°Cが設定される 。即ち、環境温度が 20°Cであれば、放電電極 20の温度降下量は 22°Cと設定する。 図 5は個々の環境温度について、この環境温度から最低温度迄の温度降下を得るた めにペルチヱ素子に印加する電圧をプロットし、このプロットから温度降下量と印加電 圧との関係を示す曲線を近似したものであり、この近似曲線は、図 3に示すように、温 度センサーとして使用するサーミスタ 92と定電圧源 VIに対してサーミスタ 92へ選択 的に直列接続される抵抗 94、 95、 96との回路から出力される電圧で実現される。サ 一ミスタ 92は温度の上昇に対して抵抗が減少する負温度係数を有し、環境温度が 高くなるについて図 5の曲線に沿って、ペルチヱ素子への印加電圧を増大させ、大き な温度降下量を与える。
[0022] ところで、サーミスタ 92は放電電極 20と離れた位置で、コントローラ 100を構成する 電子部品の近傍に配置されることになるため、サーミスタ 92で検出する環境温度は、 外部空間に露出する放電電極付近の環境温度よりも若干高くなることが予測される。 この温度誤差(At)は予測可能であり、例えば、平均で 3. 5°Cであるとすると、図 6に 示すように、サーミスタ 92の検出温度に基づく温度一電圧曲線 Xをこの温度誤差( Δ t)で補正した温度一電圧曲線 Yが得られるように、サーミスタ 92と抵抗 94、 95を調整 する。これにより、例えば、放電電極 20の周囲温度が 25°Cの場合は、サーミスタが 2 8. 5°Cを検出することになる力 25°Cに対応する正しい印加電圧( = 1. 6V)が加えら れるようになる。言い換えると、サーミスタ 92の検出温度である 28. 5°Cに対応する印 加電圧( = 1. 8V)が印加されて、放電電極 20を最低温度以下迄に冷却することを 無くし、過剰に結露水を生成したり、凍結が生じるのを防止できる。
[0023] 更に、本発明の静電霧化装置は、放熱フィンを冷却するための空気流を作り出す 冷却ファンを備えるたり、或いは空気清浄機やヘアードライャのような機器に組み込 まれてこれらの機器で作り出す空気流を利用して放熱フィンを冷却することが望まし い。この場合、空気流の風量や風温による放熱フィンの冷却効果が変化して、冷却 器 50による放熱電極 20の放熱効率に変化が生じる。即ち、環境温度によって決定さ れる印加電圧を冷却器 50に加えても、放電電極 20の温度が最低温度以上または以 下となることがあり、生成される結露水に過不足が生じることが予測される。例えば、 静電霧化装置をヘアードライヤに組み込んだ場合、図 7に示すように、利用される空 気流が弱冷風、弱温風、強温風によって、所定の最低温度までの温度降下量(ΔΤ =環境温度一電極温度)とペルチェ素子への印加電圧 (V)との関係を示す曲線が 異なる。図 7中で、國は弱冷風、參は弱温風、▲は強温風での曲線を示す。
[0024] このような問題が生じる場合を考慮して、本発明の静電霧化装置では、選択される 風量 ·風温によって、図 6に示す曲線を補正して、放電電極 20を所定の最低温度に 冷却する構成が採用されることが望ましい。この補正は、図 3に示すように、複数の異 なる抵抗値の抵抗 94、 95、 96の一つを選択的にサーミスタ 92と定電圧源 VIとの間 に接続するスィッチ 98によって行なわれる。このスィッチは、このスィッチ 98は風量' 風温を切り替えるスィッチと連動して、風量 ·風温の変化に影響されること無ぐ放電 電極 20を常に所定の最低温度に冷却する。
[0025] 上記のコントローラ 100の動作を図 3に基づいて説明する。コントローラ 100は、冷 却用電電 56から入力端子 101、 102間に与えられる駆動電圧に基づいて、ペルチェ 素子への印加電圧 (V)を出力端子 103、 104に発生させるもので、トランス 110、スィ ツチング素子(FET) 120、 122、抵抗 130、 131、 132、 134、コンデンサ 140、 142 、 144を備える。トランス 110はコイル 112、 114、 116を備える。 [0026] コントローラ 100の基本動作を先ず説明する。入力端子 101、 102に駆動電圧が印 カロされると、抵抗 130、コンデンサ 140、抵抗 131、コイル 114を介して電流が流れて 、コンデンサ 140の充電が開始されると共に、抵抗 130、 132、 134を介して電流が 流れる。コンデンサ 140の充電が進み、抵抗 132の両端間に発生する電圧が FET1 20のゲート電圧の閾値を超えると、 FET120がオンして、電流力コイル 112、 FET1 20、抵抗 134を介して流れる。次いで、抵抗 134の両端電圧が増加してスイッチング 素子(トランジスタ) 122のベース電圧の閾値を超えると、トランジスタ 122がオンして、 抵抗 132の両端電圧を低下させて FET120がオフされる。この時、コイル 112とコン デンサ 142との並列回路に電流が発生して、これに伴ってコイル 114に誘起電圧が 発生する。この誘起電圧は FET120のゲートに接続されるノード Nに加えられ、誘起 電圧が最大となった時に、 FET120が再度オンし、これに引き続いてトランジスタ 112 がオンして、 FET120力オフされる。このようにして FET120のオンオフ動作が繰り返 される間に、トランス 110のコイル 116に電圧が誘起され、この電圧がダイオード 160 で整流されると共に平滑コンデンサ 144によって平滑され、平滑された DC電圧 (V) が出力端子 103、 104を介して冷却器 50のペルチェ素子に印加される。
[0027] この印加電圧 (V)は FET120のデューティ比で決定され、 FET120のオンオフ動作 は、環境温度に応じてサーミスタ 92の両端に発生する電圧、及び放電電極 20と対 向電極 30との間に流れる放電電流に基づいて制御される。このため、コントローラ 10 0にコンパレータ 150が備えられ、コンパレータ 150の反転出力端 (一)にサーミスタ 9 2の両端電圧が入力され、非反転出力端(+ )に放電電流の検出用抵抗 81の両端 電圧が入力される。コンパレータ 150の出力端はトランジスタ 152のベースに接続さ れ、放電電流の値がサーミスタ 92の両端電圧で決定される基準電圧よりも大きくなる と、トランジスタ 152が導通して、 LED154を発光させる。 LED154は光トランジスタ 12 4に光結合されており、 LED154がオンすると、トランジスタ 124がオンする。その結果 、抵抗 130を流れる電流がトランジスタ 126を介して引き込まれ、 FET120をオフする ことになる。即ち、放電電極上に結露水が過剰に生成された場合は、放電電流が所 定の値よりも大きくなり、これに伴って、 FET120がオフされる時間が早くなり、 FET12 0のデューティが低下し、その結果、出力端子 103、 104間に与える印加電圧 (V)を 低下させる。印加電圧 (V)が低下すれば、放電電極上の結露水が減少して放電電 流が所定の値よりも小さくなり、 FET120のデューティが上昇して、印加電圧 (V)を上 昇させて結露水の生成を促進させる。このような動作を繰り返すことで、常に一定量 の結露水が放電電極上に与えられるように、放電電極の冷却が制御され、安定した 静電霧化を続けることができる。
[0028] コンパレータ 150の基準電圧は、環境温度に対応するサーミスタ 92の両端電圧に 設定されているため、放電電流が所定値以下、即ち、過不足のない一定量の結露水 が放電電極上に生成されて!ヽる場合は、環境温度に応じて設定された所定の温度 降下量で放電電極を冷却する制御が継続して行われ、放電電極上での結露水の量 を一定に維持する。また、サーミスタ 92の両端電圧は、上述したように、静電霧化装 置に付随するまたは利用するファンによる送風の風量 ·風温によって切り替えられる スィッチによって補正されており、使用状況に応じた適切な温度降下量で放電電極 が冷却できる。
[0029] 尚、図 3には記載されていないが、放電電流検出回路 80の出力は凍結判定回路 8 2に送られ、ここで放電電流がゼロであることが検知されると、放電電極上で凍結が生 じたことと判定されて、冷却停止信号が出力されて、冷却用電源 50からコントローラ 1 00への入力電圧を遮断して、放電電極の冷却を一時的に停止する。放電電流がゼ 口でなくなると、コントローラ 100は動作を再開して環境温度に応じた温度降下量とな るように放電電極を冷却させる。尚、冷却停止信号は高圧電源 60をも一時的に停止 させるような制御に使用してもょ 、。
[0030] 図 8は、運転中に結露水の凍結が生じた場合の静電霧化装置の動作を放電電流 に関連させて説明するもので、運転開始の直後の初期期間 TOでは、放電電極上に 結露水が供給されて ヽな ヽために、放電電極と対向電極との間に印加する高電圧に より、両電極間に放電が生じてマイナスイオンが発生して、その結果放電電流が大き くなる状態が続き、その後、結露水の生成が開始されて放電電流が減少した後に結 露水の増加に伴って放電電流が上昇して、帯電微粒子水のミストを連続的に安定し て発生させる(期間 Tl)。途中の時間 TFで、凍結が生じると、放電電流がゼロとなつ て冷却動作が中断され、凍結が解消されるまでの期間 (Τ2)が経過した後に、冷却動 作が再開されて、結露水の増加に伴って放電電流上昇し、ミストの発生が以後の期 間 T3に亘つて継続される。上述したように、放電電流が所定の値を超えると、ベルチ 素子に印加する電圧が低下されて、冷却度合いを弱める制御がなされ、適当な量 の結露水による安定したミストの発生が «I続される。
尚、上の初期期間 TOは、放電電極 20上に十分な結露水が生成される迄の時間で あって、予め予測可能な期間であるため、この期間での放電電流に基づく冷却温度 の制御動作を停止させる、即ち、放電電流検出回路 80の出力を無視して、サーミス タ 92の両端電圧による環境温度だけを基準にして、放電電極の冷却を行わせるよう にすることも可能である。或いは、放電電流がー且ゼロとなって力 再度上昇する時 点 Zがマイナスイオンの発生期間の終了であると判定して、この時点 Zから放電電流 の値に基づく制御を開始させるようにすることも可能である。更には、放電電流がゼロ にならない可能性を想定して、放電電流の増減変化の度合いから、マイナスイオンの 発生期間の終了を判定して、放電電流に基づく制御を開始するようにしてもよい。放 電電流検出回路 80の出力はまた、放電電極 20と対向電極 30とに印加する高電圧 の制御に利用することもき、この場合、上記の初期期間 TOの間は、高電圧を印加しな V、ように制御することも可能である。

Claims

請求の範囲
[1] 放電電極と、
上記放電電極に対向配置された対向電極と、
上記放電電極を冷却して空気中の水分を放電電極に凝集させる冷却器と、 上記放電電極と上記対向電極との間に高電圧を印加して上記放電電極上に凝集し た水を帯電させて上記放電電極の先端力 帯電微粒子水のミストを放出させる高電 圧源と、
環境温度を検出する温度センサーと、
上記温度センサーで検出した環境温度に応じて、所定の最低温度迄の上記放電電 極の温度降下量を変化させるように上記冷却器を制御するコントローラとを備え、 上記コントローラは環境湿度に依存することなく上記の冷却器を制御することを特徴 とする静電霧化装置。
[2] 上記冷却器はペルチヱ素子を備え、ペルチェ素子に印加する電圧に応じて上記放 電電極の温度降下量が決定され、
上記コントローラは上記環境温度に応じた温度降下量が得られる電圧をペルチェ素 子に印加することを特徴とする静電霧化装置。
[3] 上記の最低温度とは、水が凍結しない温度であることを特徴とする請求項 1または 2 に記載の静電霧化装置。
[4] 上記放電電極の温度と環境温度との間の予め設定された所定の温度誤差に基づ 、 て上記の検出された環境温度が補正されたことを特徴とする請求項 2に記載の静電 霧化装置。
[5] 静電霧化されたミストを飛散させるための送風手段が備えられ、
上記コントローラは、送風手段による風量に応じて、冷却器による上記放電電極の温 度降下量を変化させることを特徴とする請求項 1に記載の静電霧化装置。
[6] 上記放電電極と上記対向電極との間に流れる放電電流を検出する放電電流検出手 段と、
検出した放電電流から水の凍結を判別する凍結判別手段を備え、
上記コントローラは上記凍結判別手段からの凍結信号を受けた時に、上記放電電極 の冷却を停止することを特徴とする静電霧化装置。
[7] 上記放電電極と上記対向電極との間に流れる放電電流を検出する放電電流検出手 段を備え、
上記コントローラは検出した放電電流に応じて上記の冷却器による放電電極の温度 降下量を変化させることを特徴とする請求項 1に記載の静電霧化装置。
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