JP2010065940A - 空気調和機 - Google Patents

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聡 十倉
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Abstract

【課題】静電霧化装置を備えた空気調和機において、静電霧化装置が作動し、静電ミストが使用者の肌に潤いを与える場合に、余分なエネルギーを費やすことなく最適な空気調和を行う。
【解決手段】静電霧化装置を備えた空気調和機の暖房運転時において、静電霧化装置が作動して静電ミストを発生させる場合、静電霧化装置が作動する前の設定温度から、設定温度を省エネ方向に所定値補正することにより、静電ミストによって肌に潤いが与えられ体感温度が上昇した使用者にとって快適な空調を余分なエネルギーを費やすことなく行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者によりよい快適性を与えるとともに、省エネ性を実現させる空気調和機に関する。
従来から、部屋の空気調和を行うにあたっては空気調和機が利用されている。このような空気調和機には、室内機の送風路に静電霧化装置を設け、静電霧化装置により発生した粒子径がナノメートルサイズの静電ミストを空気とともに室内に吹き出させて、空気中の臭気成分を除去するものがある(例えば、特許文献1参照)。一方、人体の角質層表面の隙間は数十nmであり、従来の加湿装置で発生させられるようなマイクロメートルサイズの大径ミストでは角質層表面の隙間の奥にまで水分を供給することが困難であるが、静電霧化装置が発生させるようなナノメートルサイズの小径ミストであれば角質層表面の隙間の奥にまで充分に水分を供給することができる(例えば、特許文献2参照)。また、ナノメートルサイズであることから空気調和機の気流に乗せて遠方にまで行き届かせることができる。また、静電霧化により高帯電で発生することから皮膚への付着性能にも優れている。
特開2005−282873号公報 特開2005−131549号公報
ところで、このようなナノメートルサイズの静電ミストを発生させる静電霧化装置付きの空気調和機の使用においては、使用者の肌の潤いが増加するため、潤いが少ない場合よりも体感温度が上昇する。
特に、暖房時においては、静電ミストによって肌に潤いが与えられ体感温度が上昇した使用者の場合、肌に潤いを与えられていない使用者に比べ、快適さを感じる室温が低くなる。したがって、使用者に快適な空調を提供することを目的とする空気調和機においては、静電霧化装置を作動させていない場合と同じ室温に温度調整を行うことは、無駄にエネルギーを費やしてしまうことになるという問題があった。
上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、圧縮機と、室温検知手段と、使用者が所望の室温を入力する設定温度入力手段と、前記室温検知手段により検知した室温と前記設定温度入力手段により入力された設定温度とをもとに暖房能力を制御する能力制御手段と、静電ミストを発生させる静電霧化装置と、前記設定温度を補正する設定温度補正手段とを備え、暖房運転中に静電霧化装置を作動させた場合に前記設定温度補正手段により設定温度を省エネ方向に所定値補正する制御部を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、暖房運転時に静電霧化装置が作動した場合に、静電ミストによって肌に潤いが与えられ体感温度が上昇した使用者にとっては、通常よりも室内温度上昇への要求が低下していると考えられ、設定温度を下げても問題がない、すなわち省エネ方向に所定値補正することができるので、余分なエネルギーを費やすことなく使用者の所望する快適な空調を提供することができる。
本発明の空気調和機は、暖房運転時に静電霧化装置が静電ミストを放出し、使用者の肌
に潤いを与える場合に、静電霧化装置が作動する前の設定温度から省エネ方向に所定値補正して省エネ運転ができるという効果があり、また、静電霧化装置が停止された場合には設定温度に加えていた省エネ方向の補正をやめ、元の設定温度に戻すことで静電霧化装置を停止した後でも使用者に快適な空調を提供できるという効果がある。
第1の発明の空気調和機は、圧縮機と、室温検知手段と、使用者が所望の室温を入力する設定温度入力手段と、前記室温検知手段により検知した室温と前記設定温度入力手段により入力された設定温度とをもとに暖房能力を制御する能力制御手段と、静電ミストを発生させる静電霧化装置と、前記設定温度を補正する設定温度補正手段とを備え、暖房運転中に静電霧化装置を作動させた場合に前記設定温度補正手段により設定温度を省エネ方向に所定値補正する制御部を備えたことを特徴とするもので、暖房運転時に静電霧化装置が作動した場合に、静電ミストによって肌に潤いが与えられ体感温度が上昇した使用者にとっては、通常よりも室内温度上昇への要求が低下していると考えられ、設定温度を下げても問題がない、すなわち省エネ方向に所定値補正することができるので、余分なエネルギーを費やすことなく使用者の所望する快適な空調を提供することができる。
第2の発明の空気調和機は、静電霧化装置を作動させて、設定温度を省エネ方向に所定値補正している状態から、静電霧化装置の停止が行われた場合、前記設定温度の補正を元に戻す制御部を備えたことを特徴とするもので、静電霧化装置が停止された場合には設定温度に加えていた省エネ方向の補正をやめ、元の設定温度に戻すことで静電霧化装置を停止した後でも使用者に快適な空調を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の構成図であり、1は圧縮機で、2は四方弁であり冷媒の流れを切換えるもの、3は室外熱交換器、4は室外ファン、5は室外ファンモータで室外熱交換器3に空気を送り、内部の冷媒と熱交換させる。6は電子膨張弁で冷媒を膨張させるものである。7は室内熱交換器、8は室内ファン、9は室内ファンモータであり、室内空気を室内熱交換器7へ送って熱交換させる。10は室内コントローラであり、室内温度検出装置11からの検出温度を取込み、室内ファンモータ9、室外機コントローラ11を制御する。12は静電霧化装置であり、室内コントローラ10によって制御される。13は室外機コントローラであり、圧縮機1、四方弁2、電子膨張弁6、室外ファンモータ5を制御する。
上記構成の空気調和機において、冷房時には、圧縮機1の吐出冷媒ガスは、四方弁2、室外熱交換器3、電子膨張弁6、室内熱交換器7、四方弁2を経て圧縮機1へ吸入され、暖房時には、冷房時とは逆の流れを経て室内空調を行う。
室内コントローラ10は室内温度検出装置11を持ち、室内の温度を検出し、また静電霧化装置12のON、OFFの信号を取込み、室内ファンモータ9の回転数を制御して室内温度がそれぞれ設定値となるように制御する。また、室内コントローラ10は室外機コントローラ13を通して四方弁2の切換、圧縮機1の出力、電子膨張弁6の開度、室外ファンモータ5の回転を制御する。
図2は本発明の実施の形態に係る空気調和機の動作を制御するフローチャートを示している。空気調和機は、制御、または使用者によって暖房運転が開始された場合、制御、または使用者によって選択された設定温度Tsを、室内コントローラ10は室内目標温度と
して暖房運転を開始する。
次に、室内コントローラ10は静電霧化装置のON、OFFを判断し、静電霧化装置がONの場合は設定温度Tsを省エネ方向(下降方向)にΔT補正して室内目標温度をTs−ΔTとする。OFFの場合、室内目標温度を設定温度Tsで運転を行う。
また、静電霧化装置がONでされていて、上記制御により室内目標温度Ts−ΔTで運転中に静電霧化装置がOFFされた場合、再び室内目標温度を設定値Tsに変更し、運転を行う。
以上説明した実施の形態に係る空気調和機によれば、使用者の快適性を損なうことなく空気調和機を省エネ運転するように制御できる。
ナノメートルサイズの静電ミストを発生させる静電霧化装置付きの空気調和機の使用においては、使用者の肌の潤いが増加するため、潤いが少ない場合よりも体感温度が上昇するので、ヒートポンプ式の空気調和機に限らず、暖房器具に静電霧化装置を設けたものであれば、本発明の制御を適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の構成図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の制御のフローチャート
符号の説明
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外熱交換器
4 室外ファン
5 ファンモータ
6 電子膨張弁
7 室内熱交換器
8 室内ファン
9 ファンモータ
10 室内コントローラ
11 室内温度検出装置
12 静電霧化装置
13 室外機コントローラ

Claims (2)

  1. 圧縮機と、室温検知手段と、使用者が所望の室温を入力する設定温度入力手段と、前記室温検知手段により検知した室温と前記設定温度入力手段により入力された設定温度とをもとに暖房能力を制御する能力制御手段と、静電ミストを発生させる静電霧化装置と、前記設定温度を補正する設定温度補正手段とを備え、暖房運転中に静電霧化装置を作動させた場合に前記設定温度補正手段により設定温度を省エネ方向に所定値補正する制御部を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 静電霧化装置を作動させて、設定温度を省エネ方向に所定値補正している状態から、静電霧化装置の停止が行われた場合、前記設定温度の補正を元に戻す制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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