JP4655883B2 - 静電霧化装置 - Google Patents

静電霧化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4655883B2
JP4655883B2 JP2005312008A JP2005312008A JP4655883B2 JP 4655883 B2 JP4655883 B2 JP 4655883B2 JP 2005312008 A JP2005312008 A JP 2005312008A JP 2005312008 A JP2005312008 A JP 2005312008A JP 4655883 B2 JP4655883 B2 JP 4655883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge electrode
coating layer
water
alloy
electrostatic atomizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005312008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007044683A (ja
Inventor
純章 仲野
史生 三原
康訓 松井
晃秀 須川
利久 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005312008A priority Critical patent/JP4655883B2/ja
Priority to US11/988,630 priority patent/US7980493B2/en
Priority to PCT/JP2006/314100 priority patent/WO2007010872A1/ja
Priority to EP06781125.7A priority patent/EP1905516B1/en
Publication of JP2007044683A publication Critical patent/JP2007044683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4655883B2 publication Critical patent/JP4655883B2/ja
Priority to US13/158,941 priority patent/US8366028B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/053Arrangements for supplying power, e.g. charging power
    • B05B5/0533Electrodes specially adapted therefor; Arrangements of electrodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/0255Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns spraying and depositing by electrostatic forces only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/057Arrangements for discharging liquids or other fluent material without using a gun or nozzle

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

本発明は、水を静電霧化させてナノメータサイズの帯電微粒子ミストを発生させる静電霧化装置に関するものである。
従来より、水を静電霧化させてナノメータサイズの帯電微粒子ミストを発生させる静電霧化装置が知られている(例えば特許文献1参照)。静電霧化装置は、放電極と、放電極に水を供給する水供給手段と、放電極に高電圧を印加する電圧印加手段とを備え、放電極に高電圧を印加することで放電極に保持される水を静電霧化させてナノメータサイズの帯電微粒子ミストを発生させるものである。なお、放電極と対向するように対向電極を設けて該放電極と対向電極との間に高電圧を印加してもよいが、対向電極は設けなくてもよいものである。
このような従来の静電霧化装置においては、水の存在下で高電圧を印加するため放電極にマイグレーションが発生してしまうという問題があるものであった。
特許第3260150号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、放電極の耐マイグレーション性に優れた静電霧化装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る静電霧化装置にあっては、金属材料からなる放電極1と、放電極1に水を供給する水供給手段3と、放電極1に高電圧を印加する電圧印加手段4とを備え、放電極1に高電圧を印加することで放電極1に保持される水を静電霧化させる静電霧化装置において、放電極1の表面に耐マイグレーション性に優れた単体金属又は合金による被膜層8を形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、放電極1の耐マイグレーション性を向上させることができるものである。
また、請求項2の発明は、放電極1と、放電極1を冷却して表面に水を結露させて放電極1に水を供給する水供給手段3と、放電極1に高電圧を印加する電圧印加手段4とを備え、放電極1に高電圧を印加することで放電極1に保持される水を静電霧化させる静電霧化装置において、放電極1の基材部7を熱伝導性および導電性の高い単体金属又は合金で形成するとともに、基材部7の表面に耐マイグレーション性に優れた単体金属又は合金による被膜層8を形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、放電極1の耐マイグレーション性を向上させることができるものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、放電極1の基材部7をCu又はCu合金にて形成するとともに、被膜層8をNi又はNi合金にて形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、放電極1が熱伝導率に優れ効率的に結露水を供給でき、且つ安価な手段で耐マイグレーション性を向上させることができる。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、被膜層8を耐酸性および耐アルカリ性においても優れた単体金属又は合金にて形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、耐マイグレーション性のみならず耐酸性および耐アルカリ性をも向上させることができる。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、被膜層8をAu、Pd、Pt、Crの単体金属あるいはこれらを基本組成とする合金にて形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、高い耐酸性および耐アルカリ性、耐マイグレーション性を得ることができる。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの発明において、被膜層8を濡れ性が大きい単体金属又は合金により形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、放電極1の表面の濡れ性が向上して所定のテイラーコーンの形成が容易となるものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの発明において、放電極1の先端部分の被膜層8の厚みtを他の部分の被膜層の厚みt’よりも厚く形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、マイグレーションが発生し易い放電極1の先端部の耐マイグレーション性を向上させることができる。
本発明にあっては、放電極の耐マイグレーション性を向上させることができて、耐久性に優れた(寿命の長い)静電霧化装置とすることができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基いて説明する。静電霧化装置は、図1(a)に示すように放電極1および該放電極1に対向配置した対向電極2と、放電極1に水を供給する水供給手段3と、放電極1と対向電極2との間に高電圧を印加する電圧印加手段4とを備え、電圧印加手段4にて放電極1と対向電極2との間に高電圧を印加することで放電極1に供給した水を静電霧化するものである。静電霧化は、高電圧の印加によって放電極1側が負電極となって電荷が集中するとともに放電極1の表面に付着した水が円錐形状に盛り上がってテイラーコーンが形成され、このテイラーコーンの先端に電荷が集中して高密度となってこの高密度の電荷の反発力ではじけるようにして水が分裂・飛散するレイリー分裂を繰り返すことで行われる。この時、テイラーコーンの形成は放電極1の表面の濡れ性に影響されるもので、濡れ性が小さいと所定のテイラーコーンが形成されず静電霧化される量が確保できないため、放電極1の表面の濡れ性を所定確保する必要がある。
本実施形態の水供給手段3はペルチエ素子5からなる冷却手段を備えたもので、この冷却手段にて放電極1を冷却させて空気中の水分(湿気)を放電極1の先端部の表面に結露させることで水を供給するものである。ペルチエ素子5の放電極1側の端部が冷却部5a、その反対側の端部が放熱部5bとなっており、冷却部5aは放電極1に熱的に接続してあるとともに、放熱部5bは放熱フィン6に熱的に接続してある。
静電霧化は、上述したように電圧印加手段4にて高電圧を印加して放電極1の先端部に結露した水を静電霧化するのであるが、この時、放電極1にはマイグレーションが発生する惧れがある。図2(a)にマイグレーション発生前の放電極1を示し、図2(b)にマイグレーション発生後の放電極1を示す。マイグレーションが発生すると図2(b)に示すように放電極1が変形劣化してしまい、放電極1の先端におけるテイラーコーンの形成が不安定となってしまい、適切な静電霧化を行えなくなる。そこで、放電極1の耐マイグレーション性を向上させるため本発明においては放電極1の表面に被膜層を形成するもので、以下に説明する。
放電極1は、図1(b)に示すように、Cu−Sn(真鍮材)を切削加工して基材部7を形成し、これに表面処理を施して被膜層8を形成する処理を施して製作するものである。基材部7は、棒状部71の先端に略球状をした膨大部72を形成したもので、真鍮材で形成することで放電極1の熱伝導性および導電性を確保しており、これにより効率良く放電極1を冷却することができるとともに放電を容易にしている。基材部7の材料としては真鍮材に限定されず、例えばCuやその他のCu合金等、熱伝導性および導電性の高い金属材料が好適に用いられる。
基材部7の表面に形成する被膜層8は、本実施形態においては電解メッキによるNiメッキ層を形成するもので、Niメッキにより形成することで安価に生産することが可能となって生産性が向上するものである。
被膜層8の厚みは、ピンホールが形成されるのを防止するため厚みを4μm以上とするのが好ましく、本実施形態では余裕をもって20μmとしてある。被膜層8のNiメッキは無電解メッキで形成してもよいのであるが、無電解メッキであれば、図1(b)に示すように各部位が均一の厚みとなって仕上がるのに対し、電解メッキであれば尖った部位ほどメッキ厚が厚くなる傾向があり、この性質を利用して図3(a)に示すようにマイグレーションが最も発生し易い放電極1の先端部の被膜層8の厚みtを他の部分の被膜層8の厚みt’よりも厚く形成することが容易に行われる。また、図3(b)のようにテイラーコーンの形成される部位にのみメッキを施してマイグレーションが最も発生し易い放電極1の先端部に集中的に被膜層8を形成してもよく、これらの構成によって、マイグレーションが発生し易い放電極1の先端部の耐マイグレーション性を向上させることができる。
かかる構成によれば、放電極1の耐マイグレーション性を向上させることができて、耐久性に優れた(寿命の長い)静電霧化装置とすることができる。
なお、本実施形態においては対向電極2を備えた静電霧化装置であったが、対向電極2は必ずしも必要ではなく、接地電位に対して高電圧を放電極1に印加しさえすれば静電霧化は行われる。
次に、他の実施形態について図4、図5に基いて説明する。本実施形態は水供給手段3が図1に示す上実施形態のように冷却手段で放電極1を冷却させて放電極1の先端部に水を結露させるものではなく、図4に示すように、水供給手段3としての水溜め部91および水搬送手段92を備えており、水溜め部に溜めている水Wを水搬送手段により放電極1aの先端部に供給するものである。
放電極1aは例えばSUS等からなる有蓋筒状をしたもので、その内部に水搬送手段92が挿入される。水搬送手段92は、図5に示すように毛細管現象により水を搬送する搬送孔92aを有するものや、あるいは毛細管現象により水を搬送する空隙を有する多孔質材からなるものからなり、前記搬送孔92aや空隙あるいは放電極1aと水搬送手段92との間の隙間93を毛細管現象により水が搬送されて放電極1aの先端部の裏側まで水が搬送される。そして、放電極1aの先端部の裏側まで搬送された水は、放電極1aの先端部に貫通形成した貫通孔1bを通って放電極1aの表面側に移動して静電霧化されるものである。
本実施形態においても、放電極1aの耐マイグレーション性を向上させるべく放電極1aに被膜層8を形成するもので、少なくとも放電極1aの外表面、好ましくは放電極1aの露出面全て(外表面、内表面、貫通孔1bの内面)に基材のSUSよりも耐マイグレーション性の高い金属にて形成した被膜層8を形成するものである。これにより、上実施形態と同様に放電極1の耐マイグレーション性を向上させることができて、耐久性に優れた静電霧化装置とすることができる。
以上において耐マイグレーション性の向上について説明したが、次に耐酸性、耐アルカリ性の向上について説明する。静電霧化の際には、放電極1に供給される水は常に中性であることはなく酸性やアルカリ性の水が供給されるため、長時間使用していると放電極1が酸やアルカリによって腐蝕する惧れがあるため、放電極1に耐マイグレーション性のみならず耐酸性、耐アルカリ性に優れた被膜層を形成するのが好ましいものである。放電極1は、耐マイグレーション性のみに優れる上述したものと比べて被膜層8のみが異なるものであり、以下に被膜層8について説明する。
被膜層8は、図6に示すように、本実施形態においてはバレルメッキによる電解メッキで三層の被膜層8(80、81、82)を形成するもので、バレルメッキにより形成することで安価に大量生産することが可能となって生産性が向上するものである。
被膜層8は、一層目の被膜層として基材部7の直ぐ表面に厚み15μmのNiメッキ層80を形成してあり、次に二層目の被膜層として厚み7μmのAuメッキ層81を形成してあり、そして三層目の被膜層として厚み3μmのCoを添加したAuメッキ層82を形成してある。
一層目のNiメッキ層80は、基材部7のCuと二層目および三層目のAuメッキ層81、82のAuとが相互拡散するのを防止するもので、このためにはNiメッキ層80は少なくとも1μm以上の厚みが必要であるが、ピンホールが形成されるのを防止するため厚みを4μm以上とするのが好ましく、本実施形態では余裕をもって15μmとしてある。
二層目および三層目のAuメッキ層81、82は、耐酸性、耐アルカリ性、耐マイグレーション性および生産性(バレルメッキが可能である点)に優れるAuを用いて放電極1におけるこれらの特性を向上させるもので、三層目のAuメッキ層82にCoを添加したAuを用いているのは、放電極1の表面の濡れ性を向上させるためと、硬度をHv80からHv250程に上げて傷がつくのを防止するためである。Auメッキ層81、82を一層のCoを添加したAuメッキ層で形成してもよいのであるが、Coを添加したAuメッキ層は厚み3μmまでしか形成することができないため、最外層となる三層目のAuメッキ層82をこのCoを添加した光沢タイプのAuメッキ層3μmで形成するとともに、その内側の二層目のAuメッキ層81をCo無添加である無光沢タイプのAuメッキ層7μmで形成してAu層の厚みを確保している。Auメッキ層81においてはピンホールが形成されるのを防止するため4μm以上とするのが好ましく、本実施形態では余裕をもって7μmとしてある。
ここで、Auメッキ層を形成した放電極1と、Auメッキ層を形成せずNiメッキ層のみを形成した放電極1とについて比較試験を行い、その結果について説明する。
Auメッキ層を形成した放電極1は、基材部7の直ぐ表面にNiメッキ層を1μm形成するとともにその表面にCo無添加のAuメッキ層を18μm形成することで構成してある。Niメッキ層のみを形成した放電極1は、基材部7の直ぐ表面にNiメッキ層を19μm形成することで形成したものである。そして、これらの放電極1をそれぞれ静電霧化装置に組み込んで約1000時間の連続運転を行い、その後の放電極1の摩耗度合いを計測することで比較試験を行った。
その結果、Auメッキ層を形成した放電極1においては試験前後で無変化で摩耗は見られなかったのに対し、Niメッキ層のみを形成した放電極1においては、Niメッキ層が運転前の19μmから12μmへと減少していた。このNiメッキ層は硬度Hv500であり、Auメッキ層の硬度Hv80と比べてかなり高いため力学的な接触・摩擦による摩耗とは考えられず、一方、NiはAuと比べて耐酸性および耐マイグレーション性に劣るため、これらによる化学的な摩耗と考えられる。この結果より、放電極の表面にAuメッキ層からなる被膜層を形成することで、耐酸性、耐アルカリ性、耐マイグレーション性が向上して放電極1の摩耗が防止されることが実証された。
次に、放電極1の耐酸性、耐アルカリ性についての試験を行い、その結果について説明する。まず耐酸性については、放電極1を95℃のHSO10%水溶液に10時間浸漬し、その後、放電極1の摩耗度合いを計測したところ、摩耗は見られなかった。次に耐アルカリ性について、放電極1を95℃のNaOH10%水溶液に10時間浸漬し、その後、放電極1の摩耗度合いを計測したところ、摩耗は見られなかった。これにより、耐酸性・耐アルカリ性ともに優れていることが分かる。
また、耐マイグレーション性については、上記比較試験にてAuメッキ層を形成した放電極1が試験前後で無変化であったことから優れていることが分かる。
また、本実施形態においては耐酸性、耐アルカリ性、耐マイグレーション性に優れる材料としてAuを用いたが、特にAuに限定されるものではなく、例えばPd、Pt、Crの単体金属や、あるいはこれらを基本組成とする合金を用いても同様の効果を得られるものである。
かかる構成によれば、放電極1の耐マイグレーション性のみならず耐酸性および耐アルカリ性をも向上させることができて、耐久性に優れた(寿命の長い)静電霧化装置とすることができる。
本発明の一実施形態を示し、(a)は全体構成断面図であり、(b)は放電極の拡大断面図である。 放電極に被膜層を形成しない場合のマイグレーション発生の説明図であり、(a)はマイグレーション発生前の状態を示し、(b)はマイグレーション発生後の状態を示す。 (a)(b)は放電極に形成する被膜層の例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態の全体構成断面図である。 同上における放電極および水搬送手段の拡大断面図である。 耐酸性、耐アルカリ性にも優れた被膜層を形成した放電極の断面図である。
符号の説明

1 放電極
2 対向電極
3 水供給手段
4 電圧印加手段
8 被膜層

Claims (7)

  1. 金属材料からなる放電極と、放電極に水を供給する水供給手段と、放電極に高電圧を印加する電圧印加手段とを備え、放電極に高電圧を印加することで放電極に保持される水を静電霧化させる静電霧化装置において、放電極の表面に耐マイグレーション性に優れた単体金属又は合金による被膜層を形成して成ることを特徴とする静電霧化装置。
  2. 放電極と、放電極を冷却して表面に水を結露させて放電極に水を供給する水供給手段と、放電極に高電圧を印加する電圧印加手段とを備え、放電極に高電圧を印加することで放電極に保持される水を静電霧化させる静電霧化装置において、放電極の基材部を熱伝導性および導電性の高い単体金属又は合金で形成するとともに、基材部の表面に耐マイグレーション性に優れた単体金属又は合金による被膜層を形成して成ることを特徴とする静電霧化装置。
  3. 放電極の基材部をCu又はCu合金にて形成するとともに、被膜層をNi又はNi合金にて形成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電霧化装置。
  4. 被膜層を耐酸性および耐アルカリ性においても優れた単体金属又は合金にて形成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電霧化装置。
  5. 被膜層をAu、Pd、Pt、Crの単体金属あるいはこれらを基本組成とする合金にて形成して成ることを特徴とする請求項4記載の静電霧化装置。
  6. 被膜層を濡れ性が大きい単体金属又は合金により形成して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の静電霧化装置。
  7. 放電極の先端部分の被膜層の厚みを他の部分の被膜層の厚みよりも厚く形成して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の静電霧化装置。
JP2005312008A 2005-07-15 2005-10-26 静電霧化装置 Active JP4655883B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312008A JP4655883B2 (ja) 2005-07-15 2005-10-26 静電霧化装置
US11/988,630 US7980493B2 (en) 2005-07-15 2006-07-14 Electrostatic atomizer
PCT/JP2006/314100 WO2007010872A1 (ja) 2005-07-15 2006-07-14 静電霧化器
EP06781125.7A EP1905516B1 (en) 2005-07-15 2006-07-14 Electrostatic atomizer
US13/158,941 US8366028B2 (en) 2005-07-15 2011-06-13 Electrostatic atomizer

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005207578 2005-07-15
JP2005312008A JP4655883B2 (ja) 2005-07-15 2005-10-26 静電霧化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007044683A JP2007044683A (ja) 2007-02-22
JP4655883B2 true JP4655883B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=37668753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312008A Active JP4655883B2 (ja) 2005-07-15 2005-10-26 静電霧化装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7980493B2 (ja)
EP (1) EP1905516B1 (ja)
JP (1) JP4655883B2 (ja)
WO (1) WO2007010872A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4655883B2 (ja) * 2005-07-15 2011-03-23 パナソニック電工株式会社 静電霧化装置
GB2459595B (en) * 2007-04-26 2011-03-23 Panasonic Corp A Refrigerator with Means to Provide Mist into a Storage Compartment
JP4919058B2 (ja) * 2007-06-26 2012-04-18 東芝ホームテクノ株式会社 扇風機
JP5338077B2 (ja) * 2008-01-22 2013-11-13 ダイキン工業株式会社 静電噴霧装置
JP5368726B2 (ja) * 2008-04-18 2013-12-18 パナソニック株式会社 静電霧化装置
JP5149095B2 (ja) * 2008-07-28 2013-02-20 パナソニック株式会社 静電霧化装置およびそれを用いる空気調和機
EP2459092B1 (en) 2009-07-27 2019-09-18 Novoxel Ltd. Device for tissue vaporization
US20130140385A1 (en) * 2011-08-17 2013-06-06 Busek Co., Inc. Charge injected fluid assist liquid atomizer
EP3957262A1 (en) 2013-12-18 2022-02-23 Novoxel Ltd. Devices for tissue vaporization
US11083515B2 (en) 2013-12-18 2021-08-10 Novoxel Ltd. Methods and devices for thermal tissue vaporization and compression
CN206810524U (zh) * 2017-05-31 2017-12-29 北京小米移动软件有限公司 一种水微粒发生装置
CN108970823B (zh) * 2017-05-31 2021-08-06 北京小米移动软件有限公司 一种水微粒发生装置
JP1633395S (ja) * 2018-07-31 2019-06-10
USD932451S1 (en) * 2019-09-20 2021-10-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Discharge device

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07326701A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Kobe Steel Ltd 電気電子部品用導電材、リードフレ−ム及びそれを使用した半導体集積回路
JPH0817673A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Soshin Denki Kk マイカコンデンサ
JP3260150B2 (ja) * 1990-11-12 2002-02-25 ザ プラクター アンド ギャムブル カンパニー カートリッジおよび静電噴霧装置
JP2004200644A (ja) * 2002-10-22 2004-07-15 Kyocera Corp 配線基板
JP2004358362A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置及びこれを備えた加湿装置
JP2005131549A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置
JP2005529448A (ja) * 2001-10-04 2005-09-29 オークミツイ,インク., 内蔵受動素子用電極としてのニッケルめっき銅
JP2005296753A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置
JP2006029663A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
EP1905516A1 (en) * 2005-07-15 2008-04-02 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic atomizer

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2905538B2 (ja) 1990-03-08 1999-06-14 株式会社クラレ 繊維質シート
WO2001071311A2 (en) * 2000-03-17 2001-09-27 Nanostream, Inc. Electrostatic systems and methods for dispensing droplets
US6744046B2 (en) * 2001-05-24 2004-06-01 New Objective, Inc. Method and apparatus for feedback controlled electrospray
WO2005097338A1 (ja) * 2004-04-08 2005-10-20 Matsushita Electric Works, Ltd. 静電霧化装置
EP1733798B8 (en) * 2004-04-08 2012-02-15 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Electrostatic atomizer

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3260150B2 (ja) * 1990-11-12 2002-02-25 ザ プラクター アンド ギャムブル カンパニー カートリッジおよび静電噴霧装置
JPH07326701A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Kobe Steel Ltd 電気電子部品用導電材、リードフレ−ム及びそれを使用した半導体集積回路
JPH0817673A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Soshin Denki Kk マイカコンデンサ
JP2005529448A (ja) * 2001-10-04 2005-09-29 オークミツイ,インク., 内蔵受動素子用電極としてのニッケルめっき銅
JP2004200644A (ja) * 2002-10-22 2004-07-15 Kyocera Corp 配線基板
JP2004358362A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置及びこれを備えた加湿装置
JP2005131549A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置
JP2005296753A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Matsushita Electric Works Ltd 静電霧化装置
JP2006029663A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
EP1905516A1 (en) * 2005-07-15 2008-04-02 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic atomizer
US20090121050A1 (en) * 2005-07-15 2009-05-14 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic atomizer

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007044683A (ja) 2007-02-22
US7980493B2 (en) 2011-07-19
EP1905516B1 (en) 2013-11-20
US8366028B2 (en) 2013-02-05
EP1905516A4 (en) 2009-05-27
US20110240772A1 (en) 2011-10-06
US20090121050A1 (en) 2009-05-14
WO2007010872A1 (ja) 2007-01-25
EP1905516A1 (en) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4655883B2 (ja) 静電霧化装置
US8282894B2 (en) Droplet emitting apparatus having piezoelectric voltage generator and method of emitting a droplet using the same
JP2006068711A (ja) 静電霧化装置
JP6868358B2 (ja) 端子付き電線の製造方法
JP2007289871A (ja) 静電霧化装置
US8180269B2 (en) Resistive heating hot roll fuser
Zhou et al. The comparison of electrochemical migration mechanism between electroless silver plating and silver electroplating
JP5851232B2 (ja) 部品
US8138665B2 (en) Liquid metal wetting of micro-fabricated charge-emission structures
JP2008241543A (ja) ガスクロマトグラフィ用ガス分離金属カラム及びその製造方法
TW200520850A (en) Electrostatic attraction fluid ejecting device, electrostatic attraction fluid ejecting method, and pattern forming method using same
JP2007275797A (ja) 静電霧化装置
JP2004253229A (ja) 被覆層形成方法、被覆層を有した部材
JP4581990B2 (ja) 静電霧化装置
JP4577040B2 (ja) 燃料電池用セパレータの製造方法
JP2007054811A (ja) 静電霧化装置
JP2008238049A (ja) 静電霧化装置
JP2008119908A (ja) インクジェット式液滴ノズル
JP4645107B2 (ja) 静電霧化装置
JP4196007B2 (ja) 静電霧化装置及びこれに用いられる液搬送部の製造方法
JP2003306762A (ja) 撥水性部材、及び、インクジェットヘッドの製造方法
JP2007042391A (ja) 電気接点材料製造方法及び電気接点材料
JP2012020207A (ja) 霧化デバイスおよびそれを用いた霧化装置
JP4956368B2 (ja) 静電霧化装置
JP2008207045A (ja) 静電霧化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4655883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3