JP2005007961A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビードフィラー7はビードコア5に隣接しつつ略三角形の断面形状を有する三角部と該三角部の頂点からタイヤ径方向外側に延在しつつ略一定の厚さを有する等厚み部とを含み、等厚み部の上端位置Aは三角部の高さHの1.6倍の位置よりタイヤ径方向外側で且つベルト層6からの距離が5mm以上であり、等厚み部の厚さTは0.1mmよりも厚く且つ三角部下端の厚さGの0.5倍よりも薄く、ビードフィラー7は互いに異なるゴム組成物から構成される複数のゴム層7a,7bを有し、これらゴム層を構成するゴム組成物は、損失正接が内周側のゴム層から外周側のゴム層に向かって徐々に低くなり、ビードフィラー7に隣接する他のゴム組成物よりも硬く、破断伸びの相互差が50%ポイント以内である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビード部からサイドウォール部に沿って延在するビードフィラーを備えた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズの低減を図るようにした空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気入りタイヤにおいて、操縦安定性を確保するために、通常、ビード部からサイドウォール部にかけて硬質のゴム組成物からなるビードフィラーを埋設することが行われている。更に、ビードフィラーの断面形状を工夫することで、各種のタイヤ性能を改善することが提案されている。
【0003】
例えば、ビードフィラーの断面形状を長細くすることで、空気入りタイヤにおける周剛性の増加と縦剛性の低減を両立し、その結果として、40Hz及び100Hz付近のロードノイズを低減することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、近年の騒音規制の強化に伴い、ビードフィラーを更に薄く、更に高くすることが必要になっている。
【0004】
しかしながら、ビード部からサイドウォール部にかけて硬質のゴム組成物からなるビードフィラーを埋設し、該ビードフィラーを高くしてショルダー部付近まで延在させると、転動抵抗や耐久性が悪化するという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−276713号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズを低減することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、左右一対のビード部間にカーカス層を装架し、トレッド部におけるカーカス層の外周側にベルト層を配置し、各ビード部のビードコアの外周側にカーカス層に沿ってビードフィラーを配置した空気入りタイヤにおいて、前記ビードフィラーはビードコアに隣接しつつ略三角形の断面形状を有する三角部と該三角部の頂点からタイヤ径方向外側に延在しつつ略一定の厚さを有する等厚み部とを含み、前記等厚み部の上端位置は三角部の高さの1.6倍の位置よりタイヤ径方向外側で且つベルト層からの距離が5mm以上であり、前記等厚み部の厚さは0.1mmよりも厚く且つ三角部下端の厚さの0.5倍よりも薄く、前記ビードフィラーは互いに異なるゴム組成物から構成される複数のゴム層を有し、これらゴム層を構成する複数種類のゴム組成物は、損失正接(tanδ) が内周側のゴム層から外周側のゴム層に向かって徐々に低くなり、前記ビードフィラーに隣接する他のゴム組成物よりも硬く、破断伸びの相互差が50%ポイント以内であることを特徴とするものである。
【0008】
このようにビードフィラーの断面形状を規定すると共に、ビードフィラーにおいて互いに異なるゴム組成物からなる複数のゴム層を設け、これらゴム層を構成する複数種類のゴム組成物の物性を規定することにより、耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズを低減することが可能になる。
【0009】
本発明において、上記性能について良好な改善効果を得るために、ビードフィラーに含まれる複数のゴム層のうち、最内周側のゴム層を除く少なくとも1つのゴム層(特に、最外周側のゴム層)を構成するゴム組成物は、60℃で測定した損失正接(tanδ) が0.01〜0.25であり、23℃で測定したJIS−A 硬度が70〜95であり、23℃で測定した引張試験の破断伸びが200%以上であることが好ましい。
【0010】
また、上記物性を呈するために、ビードフィラーに含まれる複数のゴム層のうち、最内周側のゴム層を除く少なくとも1つのゴム層(特に、最外周側のゴム層)を構成するゴム組成物は、ゴム100重量部に対して20〜120重量部のシリカと0〜60重量部のカーボンブラックとを配合したゴム組成物であることが好ましい。特に、ビードフィラーは互いに異なるゴム組成物から構成される2つのゴム層から構成されることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架され、そのカーカス層4の端部がビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数のベルト層6,6が埋設されている。これらベルト層6,6はコードがタイヤ周方向に対して傾斜し、かつ層間でコードが互いに交差するように配置されている。
【0013】
各ビードコア5の外周側には、カーカス層4に沿って硬質のゴム組成物からなるビードフィラー7が埋設されている。このビードフィラー7は、ビード部3からサイドウォール部2に沿ってタイヤ最大幅位置を越えてタイヤショルダー側へ延在している。
【0014】
ビードフィラー7は、タイヤ子午線断面において、ビードコア5に隣接しつつ略三角形の断面形状を有する三角部と、該三角部の頂点からタイヤ径方向外側に延在しつつ略一定の厚さを有する等厚み部とを含んでいる。ここで、ビードフィラー7はビードフィラー5の上端を基準としてタイヤ径方向に測定される高さLを有し、ビードフィラー7の三角部はビードフィラー5の上端を基準としてタイヤ径方向に測定される高さHを有する。
【0015】
ビードフィラー7の等厚み部の上端位置Aは、三角部の高さHの1.6倍の位置よりタイヤ径方向外側であり、且つ、ベルト層6のエッジBからタイヤ内面に沿って測定される距離Xが5mm以上になっている。ビードフィラー7の等厚み部の上端位置Aが三角部の高さHの1.6倍の位置よりもタイヤ径方向内側にあると40Hz付近のロードノイズが悪化し、逆に上端位置AがエッジBに近づき過ぎて距離Xが5mm未満になると100Hz付近のロードノイズが悪化すると共に転動抵抗が悪化する。
【0016】
ビードフィラー7の等厚み部の厚さTは、0.1mmよりも厚く、且つ、三角部下端の厚さGの0.5倍よりも薄くなっている。ビードフィラー7の等厚み部の厚さTを0.1mm以下にすることは製造上困難であり、逆に等厚み部の厚さTが三角部下端の厚さGの0.5倍よりも厚いと100Hz付近のロードノイズが悪化する。
【0017】
ビードフィラー7は互いに異なるゴム組成物から構成される複数のゴム層を有している。これらゴム層を構成する複数種類のゴム組成物は、損失正接(tanδ) が内周側のゴム層から外周側のゴム層に向かって徐々に低くなり、ビードフィラー7に隣接する他のゴム組成物よりも硬く、破断伸びの相互差が50%ポイント以内である。つまり、最外周側のゴム層7aを構成するゴム組成物の損失正接は、最内周側のゴム層7bを構成するゴム組成物の損失正接よりも低くなっている。この関係が逆であると転動抵抗が悪化する。また、最外周側のゴム層7aを構成するゴム組成物の破断伸び(%)と、最内周側のゴム層7bを構成するゴム組成物の破断伸び(%)との差は、50%ポイント以下である。破断伸びの相互差が50%ポイントを超えると耐久性が悪化する。
【0018】
上記ビードフィラー7に含まれる複数のゴム層のうち、最内周側のゴム層を除く少なくとも1つのゴム層(本実施形態では、最外周側のゴム層7a)を構成するゴム組成物は、60℃で測定した損失正接(tanδ) が0.01〜0.25であり、23℃で測定したJIS−A 硬度が70〜95であり、23℃で測定した引張試験の破断伸びが200%以上であることが好ましい。
【0019】
最外周側のゴム層7aを構成するゴム組成物について、60℃での損失正接を0.01未満にすることは技術的に困難であり、逆に損失正接が0.25を超えると転動抵抗が悪化する。より好ましい範囲は、0.07〜0.25である。なお、損失正接(tanδ) は粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所製)を使用して、周波数20Hz、初期歪10%、動歪±2%の条件で測定したものである。
【0020】
また、最外周側のゴム層7aを構成するゴム組成物について、JIS−A 硬度が70未満であると40Hz付近のロードノイズが悪化し、逆に95を超えると100Hz付近のロードノイズが悪化すると共に転動抵抗が悪化する。
【0021】
更に、最外周側のゴム層7aを構成するゴム組成物について、23℃での引張試験による破断伸びが200%未満であると耐久性が悪化する。この破断伸びの上限値は特に限定されるものではないが、現実的には350%程度である。なお、破断伸びはJIS K6251 に準拠して測定したものである。
【0022】
上記のような物性を呈するゴム組成物として、ゴム100重量部に対して20〜120重量部のシリカと、0〜60重量部のカーボンブラックとを配合したものを使用することができる。シリカの配合量が上記範囲から外れると、上記物性を得ることが困難になる。カーボンブラックを併用する場合、その配合量が60重量部を超えると、上記物性を得ることが困難になる。
【0023】
シリカとしては、例えば、乾式法ホワイトカーボン、湿式法ホワイトカーボン、コロイダルシリカ及び沈降シリカなどが挙げられる。これらシリカは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0024】
ベースゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)やスチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)などを挙げることができる。これらゴムは単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。そして、そのゴム組成物には、シリカやカーボンブラックの他に、通常使用される配合剤を添加することができる。配合剤としては、例えば、プロセスオイル、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、可塑剤などを挙げることができる。
【0025】
上述のように構成される空気入りタイヤは、ビードフィラー7の断面形状を規定すると共に、ビードフィラー7において互いに異なるゴム組成物からなる2つのゴム層7a,7bを設け、これらゴム層7a,7bを構成する2種類のゴム組成物の物性を規定しているので、耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズを低減することができる。
【0026】
図2〜図7はそれぞれ本発明の他の実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。特に、図2〜図4はビードフィラーの高さを相対的に低くしたものであり、図5〜図7はビードフィラーの高さを相対的に高くしたものである。
【0027】
図2に示すように、外周側のゴム層7aは内周側のゴム層7bよりもカーカス層4の本体側に配置しても良い。図3に示すように、外周側のゴム層7aは内周側のゴム層7bよりもカーカス層4の巻き上げ部側に配置しても良い。図3に示すように、外周側のゴム層7aは内周側のゴム層7bに割り込ませても良い。
【0028】
図5に示すように、ビードフィラー7は互いに異なるゴム組成物からなる多数のゴム層7a〜7gを含んでいても良い。また、図6に示すように、複数のゴム層7f〜7hがビードフィラー7の三角部に存在していても良い。逆に、図7に示すように、単一のゴム層7bだけがビードフィラー7の三角部に存在していても良い。このように本発明では規定された条件を満足する限り、ビードフィラーに含まれるゴム層の分布を種々変更することが可能である。
【0029】
【実施例】
タイヤサイズ205/65R15の空気入りタイヤにおいて、ビードフィラーの構造だけを種々異ならせた従来例、実施例1〜9及び比較例1〜6をそれぞれ製作した。従来例ではビードフィラーが単一のゴム層を含み、実施例1〜9及び比較例1〜6ではビードフィラーが2種類のゴム層を含む。そして、ビードフィラーの各ゴム層を構成するゴム組成物の物性を表1のように種々異ならせた。
【0030】
ビードフィラーの等厚み部の上端位置Aについては、ビードコアの上端から等厚み部の上端までタイヤ内面に沿って測定されるペリフェリー長さを記載した。ビードフィラーの三角部の高さHを35mmとした場合、高さHの1.6倍は56mmであり、これをペリフェリー長さに換算すると60mmである。一方、ビードコアの上端からベルト層のエッジまでタイヤ内面に沿って測定されるペリフェリー長さは130mmである。また、三角部下端の厚さGは、7.0mmである。
【0031】
これら試験タイヤについて、下記の方法により、ロードノイズ、転動抵抗及び耐久性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
【0032】
ロードノイズ:
各試験タイヤをリムサイズ15×6 1/2JJのホイールに組付け、排気量3000ccクラスの乗用車の4輪に装着し、空気圧190kPa、速度60km/hの条件で舗装路面を走行し、後部座席中央に設置したマイクで、40Hz及び100Hzの音圧〔dB〕を計測した。評価結果は、基準値(従来例)に対する差にて示した。マイナス値はロードノイズが基準値よりも小さいことを意味し、プラス値はロードノイズが基準値よりも大きいことを意味する。
【0033】
転動抵抗:
各試験タイヤをリムサイズ15×6 1/2JJのホイールに組付け、ドラム式タイヤ試験機を用いて、空気圧190kPa、速度80km/h、荷重4.6kNの条件で転動抵抗を測定した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど転動抵抗が大きいことを意味する。
【0034】
耐久性:
各試験タイヤをリムサイズ15×6 1/2JJのホイールに組付け、ドラム式タイヤ試験機を用いて、空気圧190kPa、速度80km/hの条件で、荷重を最大荷重の88%からステップ毎に13%づつの増加させ、270%荷重で試験を終了した。但し、最大荷重の140%までは2時間で1ステップとし、最大荷重の140%以降は4時間で1ステップとした。評価結果は、完走した場合を「OK」で示し、途中で破壊された場合を「NG」で示した。
【0035】
【表1】
【0036】
この表1から明らかなように、実施例1〜9はいずれも従来例に比べて耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズを低減することができた。一方、比較例1〜6は本発明で規定される条件の一部を満たしていないため、耐久性、転動抵抗、ロードノイズの少なくとも1つが従来例に比べて悪化していた。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ビードフィラーの断面形状を規定すると共に、ビードフィラーにおいて互いに異なるゴム組成物からなる複数のゴム層を設け、これらゴム層を構成する複数種類のゴム組成物の物性を規定することにより、耐久性や転動抵抗を悪化させることなく、ロードノイズを低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図3】本発明の更に他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図5】本発明の更に他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施形態からなる空気入りタイヤを示す半断面図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ベルト層
7 ビードフィラー
7a〜7h ゴム層
Claims (4)
- 左右一対のビード部間にカーカス層を装架し、トレッド部におけるカーカス層の外周側にベルト層を配置し、各ビード部のビードコアの外周側にカーカス層に沿ってビードフィラーを配置した空気入りタイヤにおいて、前記ビードフィラーはビードコアに隣接しつつ略三角形の断面形状を有する三角部と該三角部の頂点からタイヤ径方向外側に延在しつつ略一定の厚さを有する等厚み部とを含み、前記等厚み部の上端位置は三角部の高さの1.6倍の位置よりタイヤ径方向外側で且つベルト層からの距離が5mm以上であり、前記等厚み部の厚さは0.1mmよりも厚く且つ三角部下端の厚さの0.5倍よりも薄く、前記ビードフィラーは互いに異なるゴム組成物から構成される複数のゴム層を有し、これらゴム層を構成する複数種類のゴム組成物は、損失正接(tanδ) が内周側のゴム層から外周側のゴム層に向かって徐々に低くなり、前記ビードフィラーに隣接する他のゴム組成物よりも硬く、破断伸びの相互差が50%ポイント以内である空気入りタイヤ。
- 前記ビードフィラーに含まれる複数のゴム層のうち、最内周側のゴム層を除く少なくとも1つのゴム層を構成するゴム組成物は、60℃で測定した損失正接(tanδ) が0.01〜0.25であり、23℃で測定したJIS−A 硬度が70〜95であり、23℃で測定した引張試験の破断伸びが200%以上である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ビードフィラーに含まれる複数のゴム層のうち、最内周側のゴム層を除く少なくとも1つのゴム層を構成するゴム組成物が、ゴム100重量部に対して20〜120重量部のシリカと0〜60重量部のカーボンブラックとを配合したゴム組成物である請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ビードフィラーが互いに異なるゴム組成物から構成される2つのゴム層からなる請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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