JP2005001983A - 超分散状態ナノ炭素およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ナノ粒子凝集体または凝膠体または結合体に対して、ビーズミリングによって代表される湿式微粉砕法又は/および高エネルギー超音波処理法を組み合わせて解砕または解膠または解合し、純水などの分散媒を取り除くことなく、コロイド溶液または低濃度スラリーとして保存する。
【選択図】 図9
Description
a) 超分散状態ナノ炭素−ナノ炭素としてはC60などのフラーレン、炭素ナノホーン、炭素ナノチューブ、ナノダイヤモンド、カーボンブラック一次粒子などが既知であり、これらが超分散状態にある場合を包括して超分散状態ナノ炭素と言う。
b) ファンデルワールス凝集―原子・分子間に働くLondon分散力に起因する粒子間凝集をいう。
c) 爆発法ダイヤモンド−酸素欠如組成をもつ火薬を不活性媒体中で、火薬以外に炭素源を添加することなく爆発させ、煤に高濃度で含まれるダイヤモンド炭素を取り出すことによって得られる超微細ダイヤモンド粒子をいう。
d) 凝膠−炭素においては黒鉛が常温常圧における再安定相であるために、炭素粒子をボトムアップ方式で製造する場合、温度圧力条件が低下するにつれて黒鉛が混入し、一次粒子表面に黒鉛層が沈降付着するばかりでなく、黒鉛層が複数の一次粒子を巻き込んでいわゆる「アグレゲート」構造を生成することがある。ナノダイヤモンド、カーボンブラックなどがその例である(図1、2)。ここでは、ファンデルワールス凝集と区別するために、このような強固な集合状態を凝膠と呼ぶ。凝膠による集合体を凝膠体と呼ぶ。
e) 炭素ナノホーン−炭素ナノホーン(図3)はナノサイズの円錐型をした極端に短い炭素ナノチューブの変態で、無触媒で大量生産可能であるため多くの有用な用途が考えられる。珍しいホーン構造は、他のフラーレンと同様に、6角形ネットワーク中の5角形分布に由来する。ナノチューブでは両端のキャップ部分に6個ずつの5角形があるが、ナノホーンの場合キャップは1つで、しかも5角形は5つしかなく、立体幾何学上の要請によって開き角19.2度の円錐形となる。円錐の底部は開いたままである。実際には個々のホーンは取得できず、製品は尖った先端を一様に外側に向けたダリア型の巨大結合体である。
f) 結合集積体−炭素ナノホーンはナノダイヤモンド、カーボンブラックと異なる様式で集合する。炭素ナノホーンの円錐型一次粒子(図3a)が円錐底面円周にそって成長を続けるとダングリングボンドが増加し、また原子状炭素の供給が追いつかなくなるために一次粒子間で結合を始める。円錐構造の影響で、頭−頭形結合様式をとるために尖った先端が常に外を向き、球形の栗毬あるいはダリヤ花弁構造が完結するまで結合集積を続ける(図3b)。このような集合様式は凝集とも凝膠とも異なるので、ここでは結合集積、その集合体を結合集積体と呼ぶ。
g) 集合−凝集、凝膠、結合集積を合わせて、ここでは集合と総称する。
h) 解砕、解膠、分解−それぞれ凝集、凝膠、結合集積の解除を指すことにする。総称は解除と呼ぶ。
i) 湿式ミリングに相当する湿式分散法の例−被粉砕物のスラリーをジェット噴射して、噴射流を二分し、再び合流させる際に正面衝突させて、被粉砕物自身の運動エネルギーによって粉砕を行う「ジェット噴射」法、あるいは被粉砕物のスラリーを超高速回転する際に、特殊な攪拌羽根を用いて回転槽内壁に押し付けて薄膜状とし、攪拌羽根の旋断応力によって粉砕を実現する「薄膜法」などをいう。
これらの湿式ミリングと湿式分散法は単独であるいは組み合わせて使用することができる。
凝膠体の解膠は一般に極めて困難であり、CC共有結合の切断、構造欠陥部分の破壊などを行わない限り、通常粉砕、軽度の超音波照射など尋常一様な解除法を用いるだけでは実現不可能である。
第1のタイプは、既に化学における分子間相互作用の研究から明らかにされているファンデルワールス力による粒子間凝集である。原子対一組当たりのファンデルワールス相互作用エネルギーは僅かであるが、上述のサイズ効果のために全体として大きな凝集エネルギーを獲得し、そのためナノ粒子ではファンデルワールス凝集が特に顕著に現れることが多い。本来青ないし紫色のC60分子が、粉末として集まると黒く見えるのは、巨大なファンデルワールス凝集体の表面乱反射のためである。これまで、例えば直径1nmの球形分子形状からナノ潤滑作用を予想してC60バルクの粉末を平滑表面にそのまま適用しても予期した潤滑結果が得られなかったのは、ナノ粒子の凝集エネルギーが予想外に大きいために通常の摩擦過程では凝集解除が起きなかったと解釈すべきである。
かくしてビーズは粉砕室に留まったまま、スラリーのみが回流して解砕が連続的に進行し、ナノダイヤモンドの平均粒度は速やかに減少する。粉砕室から出て来たスラリー還流物を一定時間毎に0.5mlずつサンプリングして、動的レーザー散乱法(Dynamic Laser Scattering,DLS)粒度分布測定器(FPAR−1000,大塚電子株式会社製)を用いて粒度分布を測定した結果を図10に示す。粒度変化は単調でなく、また分布は常に不連続である。
20分後には7.0±0.8nmの粒径ピークが出現して、これが一挙に85wt%を占め、時間と共に分率を増しつつ徐々に粒度を下げ、60分後には、最終値5.2±0.4nmに達する。この粒径は(1 1 1)結晶面のX線回折半値幅から求めたダイヤモンド結晶核の大きさ4.4nmにわずかに大きいが、これ以上解砕を続けるとビーズの破壊が起こるので、ここで中止する。この時点でほぼ完全にナノダイヤモンドの一次粒子まで解膠が進んだことを示す。
解砕開始後20分から約30nmを中心とする幅広いピークが現れるが、このピークの分率は徐々に減少し、最終的には5%まで低下する。このピークは遅くから現れて、最後まで消滅せず、粒径分布パターンが左右対称に近いことから、一次粒子が再凝集して生成した二次粒子であろう。
60分ビーズミル解砕したスラリーに含まれる固形分のTEM写真を図11に示す。図11から孤立した5nm以下のナノダイヤモンド一次粒子が、多面体状の形をしていることがわかる。
a.ナノダイヤモンド
研磨剤−水分散の直接利用、とくにハードディスクドライブの基板および磁気ヘッド、光ファイバー末端連結部分、シリコン又は/およびサファイアウエファーなどの超精密研磨用
潤滑剤−過フッ素化によるナノベアリング
超多結晶ダイヤモンドへの焼結−衝撃焼結法利用、ダイヤモンド工具
ダイヤモンド成長核−CVD、静的高温高圧法による人工ダイヤモンド
FE電極−ダイヤモンド固有の大きな正の電子親和力を利用
被膜コーティング−高い凝集性を逆に利用して道路、建物、車など
伝熱媒体−冷媒、熱媒として水分散の直接利用
組成物−ポリマ、樹脂、顔料、インキ
b.炭素ナノホーン
水素吸蔵−燃料電池用水素キャリヤー(ホーン内部空間への可逆的貯蔵) FE陰極先端−非常に先鋭なチップからの低電圧電子放出
c.C60
生体防御用抗酸化物質−水中のC60超分散は安定剤を加えなくても非常に安定であることが知られているが、最も活性の高いラジカル捕集材。とくに老化の三大要因の一つである体内ラジカルの除去薬
d.カーボンブラック
ナノ黒鉛−従来用いられてきた伝導性ミクロ黒鉛に比べて多くの優れた特徴的な性質が期待される。
Claims (18)
- ナノ炭素粒子凝集体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、ファンデルワールス凝集を解砕することによって得られたことを特徴とする超分散状態のナノ炭素一次粒子。
- ナノ炭素粒子凝膠体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い、黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって得られたことを特徴とする超分散状態のナノ炭素一次粒子。
- ナノ炭素粒子結合集積体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、粒子間直接共有結合型高次構造を分解することによって得られたことを特徴とする超分散状態のナノ炭素一次粒子。
- C60、またはC70、あるいはその他のフラーレンの黒色凝集体粉末に、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、ファンデルワールス凝集を解砕することによって得られたことを特徴とする相当する単分子状分散フラーレン。
- 超耐磨耗性カーボンブラックに、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって得られたことを特徴とする超分散ナノ黒鉛一次粒子。
- 爆発法ナノダイヤモンド凝膠体に、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって得られたことを特徴とする超分散ナノダイヤモンド一次粒子。
- 炭素ナノホーンのダリア状結合集積体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、粒子間直接共有結合型高次構造を分解することによって得られたことを特徴とする超分散炭素ナノホーン一次粒子。
- ナノ炭素粒子凝集体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、ファンデルワールス凝集を解砕することによって、一次粒子の超分散を得ることを特徴とする超分散状態ナノ炭素の製造方法。
- ナノ炭素粒子凝膠体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって、一次粒子の超分散を得ることを特徴とする超分散状態ナノ炭素の製造方法。
- ナノ炭素粒子結合集積体に湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、粒子間直接共有結合型高次構造を分解することによって一次粒子の超分散を得ることを特徴とする超分散状態ナノ炭素の製造方法。
- C60、またはC70、あるいはその他のフラーレンの黒色凝集体粉末に、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、ファンデルワールス凝集を解砕することによって得ることを特徴とする相当する単分子状分散フラーレンの製造方法。
- 超耐磨耗性カーボンブラックに、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって得ることを特徴とする超分散ナノ黒鉛一次粒子の製造方法。
- 爆発法ナノダイヤモンド凝膠体に、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、薄く且つ構造欠陥の多い黒鉛層による包み込み型凝膠構造を解膠することによって得ることを特徴とする超分散ナノダイヤモンド一次粒子の製造方法。
- 炭素ナノホーンのダリア状結合集積体に、湿式ミリング又は/および湿式分散法を適用し、粒子間直接共有結合型高次構造を分解することによって、一次粒子の超分散を得ることを特徴とする超分散炭素ナノホーン一次粒子の製造方法。
- 前記凝集体、凝膠体又は結合集積体の解除を水又は有機溶媒中で行うことを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の製造方法。
- 前記凝集体、凝膠体又は結合集積体の解除後に起こる炭素ナノ粒子間の再凝集を超音波処理により再解除することを特徴とする請求項8から15のいずれかに記載の製造方法。
- 前記湿式ミリングは、直径0.1mm以下のセラミックビーズ又は金属ビーズを使用しアジテータの周速5m/s以上で行うことを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の製造方法。
- 活性水素を持つ媒体中で湿式ミリングを行うことにより再凝膠・再結合を防止することを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の製造方法。
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