JP2005001616A - 車両とホーム間の隙間調整装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラットホームPの軌道側上面に設けた凹所に機枠20を設置し、機枠20には第1ステップ板21が蝶番22により、軌道側が上下するように、揺動可能に取付ける。第1ステップ板21の軌道側先端には軸受部21aが設け、第2ステップ板23が軸受部23aとピン24により揺動可能に取付ける。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば鉄道の駅等、軌道用車両乗降場において乗降客の軌道への転落を防止したり、車椅子等での乗降をし易くしたりするための、車両とプラットホームの隙間を調整する隙間調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8により、従来の技術を説明する。図8は従来の技術に係る隙間調整装置の断面図である。
【0003】
鉄道の駅において構内に列車が到着したとき、プラットホームに沿う軌道が直線の場合は各車両とプラットホームの間に大きな隙間は生じないが、軌道が弧を描いている場合は、各車両の中央部又は前後部の出入口においてプラットホームとの間に大きな隙間が生ずる。そのために、車両とプラットホームとの間に生じる隙間を調整する隙間調整装置が提案されている。
【0004】
図8において、基枠10に第1スロープ板11が蝶番部12で揺動可能に取付けられている。第1スロープ板11には第2スロープ板13が摺動可能に収納されている。第1スロープ板11は、前後に移動する傾動装置14により、リンク15を介して、蝶番部12の周りに揺動する。第2スロープ板13は、第1スロープ板11に取付けられた進退装置16により、第1スロープ板11から突出したり引っ込んだりするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、図8には示されていないが、第2スロープ板13と進退装置16の間には、緩衝装置が設けられている。そして、第1スロープ板11を傾けて先端部を上昇させ、高さ方向の調整をするとともに、第2スロープ板13を突出させることにより、車両とプラットホームの間を塞ぐ。
【0006】
更に、もし車両が揺動して、第2スロープ板13が押し戻されようとするときは緩衝装置が働いて、第2スロープ板13の動きは進退装置16には伝わらないようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−20235号公報(図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、車両とプラットホーム間の隙間を塞ぐと同時に、車両のステップとプラットホームとの段差を緩やかな傾斜面でつなぐことができる。しかし、従来の技術では、第1スロープ板11と第2スロープ板13が重なって滑りあうので、つなぎ面に第1スロープ板の厚み分の段差ができる。この段差は、車椅子等で乗降するとき無視できない障害となる場合がある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑み、プラットホームと車両の隙間を塞ぐと同時に、車両ステップとプラットホーム面の段差を、滑らかな傾斜でつなぐことができる隙間調整装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明は、プラットホーム上に設置され車両とホーム間の隙間を調整する機枠を有する隙間調整装置において、前記機枠に一端が回転可能に支持されると共に他端が遥動する前記機枠内に設置された第1のステップ板と、前記第1のステップ板の他端に一端が回転可能に支持されると共に他端が遥動する前記機枠内に設置された第2のステップ板とを備えたことを特徴とする。
【0011】
前記プラットホームの上面と遥動する前記第1のステップ板の上面と遥動する前記第2のステップ板の上面とは回転可能に支持されているので、なだらかな斜面で繋がるように構成できる。繋がれた斜面は、必ずしも連続している必要はなく、車椅子等で通行できる程度の隙間があり離れていても良い。また、各ステップ板の上面にすべり止め等を設けても良い。上記構成によれば、車両ステップとプラットホーム面の段差を、滑らかな傾斜で繋ぐことができるので、車椅子等で乗降するときの段差による障害をなくすることができる。
【0012】
また、上記課題を解決するために、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の隙間調整装置において、少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一を昇降させる板昇降手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
前記第1のステップ板と前記第2のステップ板とを連携して昇降させるように構成し、少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一を昇降させる板昇降手段を備えることにより、最小限の板昇降装置で滑らかな傾斜を構成することができる。
【0014】
また、上記課題を解決するために、請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の隙間調整装置において、前記板昇降手段が、少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一と回転可能に接合されたリンクと、前記リンクを駆動するリンク駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
上記構成によれば、板昇降手段をコンパクトに構成して機枠内に収納し、車両の有無により、必要に応じて、斜面を形成することができる。
【0016】
また、上記課題を解決するために、請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか一に記載の隙間調整装置において、前記第2のステップ板の前記他端に摺動可能に支持された第3のステップ板を備えたことを特徴とする。
【0017】
上記構成によれば、第2のステップ板の前記他端より車両側に摺動して第3のステップ板を出すように構成すると、本来、第1のステップ板と第2のステップ板とで構成される固定長さのステップ板位置よりステップ板をより車両に近づけることができる。
【0018】
また、上記課題を解決するために、請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の隙間調整装置において、前記第3のステップ板を摺動させる摺動駆動手段を備えたことを特徴とする。
【0019】
上記構成によれば、第3のステップ板を摺動させる摺動駆動手段を備えたことにより、車両とプラットホームの隙間状況に応じて摺動させる移動量を調整することができる。
【0020】
また、上記課題を解決するために、請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の隙間調整装置において、前記摺動駆動手段が弾性体であることを特徴とする請。
【0021】
上記構成によれば、摺動駆動手段として弾性体、例えばゴム又はバネ等を用いることにより、車両と第3のステップ板の先端が接触しても、第3のステップ板が弾性体により逃げることができるから、車両側にダメージを与えたり、ステップ板や駆動装置を破損したりすることはない。
【0022】
また、上記課題を解決するために、請求項7に記載の本発明は、請求項5に記載の隙間調整装置において、前記摺動駆動手段が流体シリンダであることを特徴とする。
【0023】
上記構成によれば、第2のステップ板を傾斜させた後、第3のステップ板をエアシリンダを作動させて車両側に突出させることにより、第3のステップ板と車両の間を密着させることができる。また、車両が乗降時に揺動したとしても、エアシリンダのクッション作用により、その動きを吸収できる。
【0024】
また、上記課題を解決するために、請求項8に記載の本発明は、請求項1乃至7のいずれか一に記載の隙間調整装置において、少なくとも前記第2のステップ板又は前記第3のステップ板のいずれか一に車両を保護する車両保護手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
また、上記課題を解決するために、請求項9に記載の本発明は、請求項8に記載の隙間調整装置において、前記車両保護手段がローラであることを特徴とする。
【0026】
第3のステップ板の角部にローラを回転自在に設ける。ローラの外周面は第3のステップ板の外周面よりわずかに外側に突き出るように構成する。上記構成によれば、ステップ板が突出しているところへ車両が進入してきたり、ステップ板が突出したままの状態で車両が発進したりすることが起こったとき、ステップ板の角部にローラを設けておくことにより、車両との間が滑りやすい構成とし、ステップ板を車両に密着させても車両にダメージを与えたり、隙間調整装置を破損することがない。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に従って詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る隙間調整装置の側方断面図であって、図1(a)、図1(b)、図1(c)はそれぞれの作動時の断面図を示す。図2は図1(c)の上面図を示す。図2は上面の一部を破断して示している。図3は本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板の上面図を示す。図3は上面の一部を破断して示している。
図4は本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板の正面図である。図4は側端部の塞ぎ板を省いて図示している。図5は本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板と第3ステップ板の上面の、重なり部の改良構造を示す斜視図である。図6は本発明の第3の実施の形態に係る隙間調整装置の上面図である。図7は本発明の第3の実施の形態に係る隙間調整装置の正面図である。なお、図1乃至図7において、同じ構成の部分には同一の符号を付し、それらについての重複する説明は省略する。
【0028】
(本発明の第1の実施の形態)
図1及び図2において、プラットホームPの軌道側上面に設けた凹所に機枠20が設置されている。機枠20には第1ステップ板21が蝶番22により、軌道側が上下するように、揺動可能に取付けられている。第1ステップ板21の軌道側先端には軸受部21aが設けられており、第2ステップ板23が軸受部23aとピン24により揺動可能に取付けられている。
【0029】
第1ステップ板21の下側には昇降機構30が設けられている。凹所上面には取付台31が固定されている。取付台31にリニアガイド等の案内部材32があり、これにスライドブロック33が摺動可能に取付けられている。スライドブロック33の側面には支持腕34の一端が固定されている。支持腕34の他端にはピン35でリンク36の一端が回転可能に取付けられている。リンク36の他端は第2ステップ板23の軸受部23bにピン37で回転可能に取付けられている。
【0030】
取付台31にはねじ軸38が回転自在に支持されており、軸端部にはカップリング39を介してモータ40につながっている。ねじ軸38はスライドブロック33に螺合しており、従って、モータ40を回転するとスライドブロック33は取付台31上を摺動する。
【0031】
昇降機構30のスライドブロック33を車両T側に前進させると、第2ステップ板23はリンク36に押されてピン24の周りに回転し、図1(b)のように水平になり、車両TとプラットホームPの間の隙間を塞ぐ。この状態では、まだ、車両のステップSと第2ステップ板23の上面には段差があるが、車椅子等を使用しない場合は、この状態で安全に乗降可能である。
【0032】
車椅子等での乗降のため、段差をなくしたいときは、さらにスライドブロック33を前進させる。スライドブロック33が前進すると、リンク36がさらに起きて第2ステップ板23を持ち上げる。第2ステップ板23は第1ステップ板21と一直線状になると、第2ステップ板23の端面が第1ステップ板21の軸受部21aに※印位置で当接しそれ以上回転しない。従って、図1(c)のように、リンク36で第2ステップ板23と第1ステップ板21が持ち上げられて傾斜面を形成し、車両側ステップとプラットホーム面がなだらかな斜面でつながる。
第1ステップ板21と第2ステップ板23は回転により接続されているから、隙間調整装置自体としての段差が生じない。
【0033】
(本発明の第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態での構成は、本発明の第1の実施の形態に対し、第1ステップ板の構成は全く同じであり、第2ステップ板の構成が異なるのみである。従って、図示並びに説明も第2ステップ板についてのみ行う。
【0034】
図3乃至図5において、第2ステップ板50は軌道側が解放した箱形に形成されており、この中に第3ステップ板51が摺動可能に収納されている。第2ステップ板には図1及び図2に記載の第1ステップ板21とピン接合するための軸受部50a、図1及び図2に記載のリンク36とピン接合するための軸受部50bが設けられているのは本発明の第1の実施の形態の場合と同じである。
【0035】
第2ステップ板の側面にはガイド板52aが、中央部にはガイド板52bが固定して設けられている。一方第3ステップ板51の側面にはガイドローラ53aが、中央部にはガイドローラ53bが設けられており、それぞれ前記ガイド板52a、52bを挟むようになっている。こうして第3ステップ板51は第2ステップ板50の中を摺動する。
【0036】
塞ぎ板54は第2ステップ板50の端部開口部を塞いでいる。
【0037】
第2ステップ板50と第3ステップ板51はばね55を有するダンパ56で連結されている。ばね55は圧縮ばねであり第3ステップ板51を常に軌道側に押し出すように作用している。
【0038】
ステップ板はできるだけ車両の間近まで延びているのが望ましい。しかし、車両の停止位置(プラットホームとの隙間)には車両ごとにばらつきがあるし、同じ停車中の車両でも乗降による荷重の移動で揺動もする。
【0039】
本発明の第1の実施の形態に示すステップ板では、ステップ板が万一車両と接触したとき、長さが固定されていて逃げがないから車両や隙間調整装置を破損するおそれがある。従って、車両との間に必ず隙間が確保できる位置にしかステップ板を設置できない。
【0040】
これに対し本発明の第2の実施の形態の隙間調整装置によれば、車両と第3ステップ板51の先端が接触しても、第3ステップ板51はばねとダンパで逃げるから、車両側をにダメージを与えたり、ステップ板や駆動装置を破損したりすることはない。従って、本発明の第1の実施の形態の隙間調整装置より、ステップ板を車両に近づけることができる。
【0041】
なお、本発明の第2の実施の形態では第2ステップ板50と第3ステップ板51の間が摺動する構造であり、それらの間に段差を生ずる。しかしながら、本発明の第2の実施の形態での第3ステップ板51の突出し量はごく短いから、段差があったとしても形成される溝幅が狭く昇降に与える影響は少ない。
【0042】
この段差が無視できないときは、図5に示すように、第2ステップ板50の上面端部に櫛形の細い溝を形成しても良い。また、第3ステップ板51の上面にはスライド板57を取付ける。スライド板57は前記第2ステップ板の櫛形溝に嵌り合う溝を有し、第2ステップ板50の上板と同じ厚さである。このように2つの櫛形溝が重なっているから、第3ステップ51が摺動しても段差を生じない。
第3ステップ板51の摺動ストロークが小さいから、このような構成を容易に実施することができる。
【0043】
(本発明の第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は本発明の第2の実施の形態に対し、第2ステップ板の構成は同じであり、第3ステップ板の構成と加圧機構が異なるのみである。
従って、図示並びに説明も第3ステップ板についてのみ行う。
【0044】
図6及び図7において、第2ステップ板50の中に第3ステップ板60が摺動可能に収納されているのは本発明の第2の実施の形態と同じである。第2ステップ板50と第3ステップ板60との間はエアシリンダ61により連結されている。エアシリンダ61には配管62により図示しないエア源からエアを供給され、第3ステップ板60を軌道側へ突出させたり、引っ込めたりする。
【0045】
第3ステップ板60の角部にはローラ64が軸63により回転自在に支持されている。ローラ64の外周面は第3ステップ板60の外周面よりわずかに外側に突き出ている。
【0046】
第2ステップ板50を傾斜させた後、第3ステップ板60をエアシリンダ61を作動させて車両側に突出させることにより、第3ステップ板60と車両の間を密着させることができる。また、車両が乗降時に揺動したとしても、エアシリンダ61のクッション作用により、その動きを吸収できる。
【0047】
第2ステップ板50を回転上昇及び第3ステップ板60を突出する操作は、車両が到着した後、車掌あるいは駅員が図示しない押釦スイッチ等で昇降装置を作動し、ついで隙間を塞ぐ操作をする。そして、乗降が終わった後、車両が出発する前にステップ板を引っ込め、第2ステップ板をプラットホームに収納してから車両を出発させることが原則である。
【0048】
しかし、万一、誤動作等で、ステップ板が突出しているところへ車両が進入してきたり、ステップ板が突出したままの状態で車両が発進したりすることが起こったとき、ステップ板の角部にローラ64を設けておくことにより、車両との間が滑りやすい構成となっているので、ステップ板を車両に密着させても車両や隙間調整装置を破損することがなく安全である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の本発明によれば、車両ステップとプラットホーム面の段差を、滑らかな傾斜で繋ぐことができるので、車椅子等で乗降するときの段差による障害をなくすることができる。
【0050】
また、請求項2の本発明によれば、少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一を昇降させる板昇降手段を備えることにより、最小限の板昇降装置で滑らかな傾斜を構成することができる。
【0051】
また、請求項3の本発明によれば、板昇降手段をコンパクトに構成して機枠内に収納し、車両の有無により、必要に応じて、斜面を形成することができる。
【0052】
また、請求項4の本発明によれば、本来、第1のステップ板と第2のステップ板とで構成される固定長さのステップ板位置よりステップ板をより車両に近づけることができる。
【0053】
また、請求項5の本発明によれば、車両とプラットホームの隙間状況に応じて摺動させる移動量を調整することができる。
【0054】
また、請求項6の本発明によれば、車両とステップ板の先端が接触しても、車両側を傷つけたり、ステップ板や駆動装置を破損したりすることはない。
【0055】
また、請求項7の本発明によれば、流体シリンダを作動させてステップ板を車両側に突出させることにより、ステップ板と車両の間を密着させることができる。
【0056】
また、請求項8又は請求項9の本発明によれば、ステップ板が突出しているところへ車両が進入してきたり、ステップ板が突出したままの状態で車両が発進したりすることが起こったとき、ステップ板を車両に密着させても車両や隙間調整装置を破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る隙間調整装置の側方断面図であって、(a)、(b)、(c)はそれぞれの作動時の断面図。
【図2】図1(c)の上面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板の上面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板の正面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る第2ステップ板と第3ステップ板の上面の、重なり部の改良構造を示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る隙間調整装置の上面図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る隙間調整装置の正面図。
【図8】従来の技術に係る隙間調整装置の断面図。
【符号の説明】
20 機枠
21 第1ステップ板
23 第2ステップ板
30 昇降機構
33 スライドブロック
34 支持腕
36 リンク
51 第3ステップ板
55 ばね
61 エアシリンダ
64 ローラ
Claims (9)
- プラットホーム上に設置され車両とホーム間の隙間を調整する機枠を有する隙間調整装置において、前記機枠に一端が回転可能に支持されると共に他端が遥動する前記機枠内に設置された第1のステップ板と、前記第1のステップ板の他端に一端が回転可能に支持されると共に他端が遥動する前記機枠内に設置された第2のステップ板とを備えたことを特徴とする隙間調整装置。
- 少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一を昇降させる板昇降手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の隙間調整装置。
- 前記板昇降手段が、少なくとも前記第1のステップ板又は前記第2のステップ板の一と回転可能に接合されたリンクと、前記リンクを駆動するリンク駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の隙間調整装置。
- 前記第2のステップ板の前記他端に摺動可能に支持された第3のステップ板を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の隙間調整装置。
- 前記第3のステップ板を摺動させる摺動駆動手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の隙間調整装置。
- 前記摺動駆動手段が弾性体であることを特徴とする請求項5に記載の隙間調整装置。
- 前記摺動駆動手段が流体シリンダであることを特徴とする請求項5に記載の隙間調整装置。
- 少なくとも前記第2のステップ板又は前記第3のステップ板のいずれか一に車両を保護する車両保護手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の隙間調整装置。
- 前記車両保護手段がローラであることを特徴とする請求項8に記載の隙間調整装置。
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