JP2004326407A - 情報提供方法および情報提供プログラム - Google Patents

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宏久 内藤
Noboru Ozaki
暢 尾崎
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Abstract

【課題】本発明は、店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供方法および情報提供プログラムに関し、店舗内の販売員に顧客の購買情報、以前の接客情報を提示して販売支援することを目的とする。
【解決手段】顧客が店舗に入室したときに当該顧客のIDを取得するステップと、取得した顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出すステップと、取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の携帯端末に送信して提示するステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供方法および情報提供プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗に来店した顧客について、販売員は良く買物にくる顧客であれば当該顧客の状況に応じた適切な応対をし、販売に結ぶつけることができる。
【0003】
また、顧客が店舗の入口ゲートを通過したときに当該顧客のIDを読み取ると共に当該顧客の視覚情報を取り込んで営業員に知らせて、重要な顧客の視覚情報を連絡してその顧客に適切な対応をし、販売に結びつける技術がある(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−99827号公報の請求項1、〔0013〕から〔0015〕などを参照。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した前者の技術では、販売員が入れ変ってしまった場合には、顧客の以前に応対した販売員が記憶していた当該顧客に対する適切な情報が分らず、顧客に適切な応対ができないと共に、常連客を引きとめて優良な顧客に維持することができないという問題がある。
【0006】
また、上述した後者の技術では、顧客のIDを取得およびその視覚情報を取得して販売員に通知したり、当該顧客の過去の購買履歴などを所定の端末の場所で提示させて認識してから顧客に適切な応対を行うことが可能となるが、しかし、単に過去の購買履歴のみであって当該顧客に適切な応対情報が分らず、やはり以前に応対した販売員が応対せざるを得ないという問題があった。
【0007】
本発明は、これらの問題を解決するため、顧客が店舗に入店時にIDを読み取って以前の接客情報をデータベースから取り出して販売員の端末に提示し、販売員は顧客が店内を歩いてきたときには既に販売履歴、接客情報を認識し、適切な接客を行い、顧客が店舗から退室したときに販売員の端末に顧客の接客情報の入力を促して収集してデータベースに蓄積し、店舗内の販売員に顧客の購買情報、以前の接客情報を提示して販売支援することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
図1において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を行うものであって、ここでは、ID取得手段11、販売支援手段12、コンテンツ管理手段13などから構成されるものである。
【0010】
ID取得手段11は、顧客が店舗2に入ったときに当該顧客のIDを読み取るものである。
【0011】
販売支援手段12は、顧客のIDをもとに、データベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出したり、取り出した情報を販売員の端末3に提示したりなどするものである。
【0012】
コンテンツ管理手段13は、顧客の購買履歴および接客情報などを管理するものである。
【0013】
次に、動作を説明する。
サーバ1を構成するID取得手段11が顧客が店舗2内に入店したときに当該顧客のID(例えば顧客が持つ顧客カードからID)を取得し、販売支援手段12が取得された顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出し、取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の端末3に提示するようにしている。
【0014】
この際、顧客が店舗2から退室時に当該顧客IDの情報を提示した販売員の端末3に顧客の接客情報の入力を促する画面を表示し、入力された顧客の接客情報をデータベースに登録して蓄積するようにしている。
【0015】
また、販売員が店舗2に入店時に販売員の端末3に現在の販売促進情報を提示して認識させ、販売を開始させるようにしている。
【0016】
また、販売員が店舗2から退室時に販売員の端末3に今日の接客情報の入力を促す画面を表示し、入力された接客情報をデータベースに登録して蓄積するようにしている。
【0017】
従って、顧客が店舗2に入店時にIDを読み取って以前の接客情報をデータベースから取り出して販売員の端末3に提示し、販売員は顧客が店内を歩いてきたときには既に販売履歴、接客情報を認識し、適切な接客を行い、顧客が店舗2から退室したときに販売員の端末3に顧客の接客情報の入力を促して収集してデータベースに蓄積することにより、店舗内の販売員に顧客の購買情報、以前の接客情報を提示して販売支援することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図6を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、ここでは、ID取得手段11、販売支援手段12、コンテンツ管理手段13、販売員/顧客DB14、コンテンツDB15、ルールベース16、および端末管理DB17などから構成されるものである。
【0020】
ID取得手段11は、顧客が店舗2に入ったときに当該顧客のIDを読み取るものであって、例えば顧客が店舗の出入口に設置したゲート21を通過したときに当該顧客が所持するカードなどからIDを読み取るものである。
【0021】
販売支援手段12は、顧客のIDをもとに、データベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出したり、取り出した情報を販売員の端末3に提示したりなどするものである(図2を用いて後述する)。
【0022】
コンテンツ管理手段13は、顧客の顧客情報、購買履歴よび接客情報などを管理するものである。
【0023】
販売員/顧客DB14は、IDに対応づけて販売員、顧客、更に、名前、性別、年齢などを登録して管理するものである(図5の(a)参照)。
【0024】
コンテンツDB15は、コンテンツを登録して管理するものであって、後述する図5の(c)に示すように、商品名、色、形などの情報(商品情報)を登録した管理するものである。
【0025】
ルールベース16は、顧客情報、購買履歴および接客情報をもとに適切な商品を推薦するルールを登録したものである(図5の(b)参照)。
【0026】
端末管理DB17は、販売員/顧客IDに対応づけて顧客が所持している端末IPアドレスを登録したものである(図5の(d)参照)。
【0027】
店舗2は、商品を販売する店舗であって、出入口にはゲート21を設けて顧客および販売員のIDを読み取ったり、当該店舗2内で販売員がそれぞれ持つ端末3との間で通信する無線LANアンテナ22などを設けたものである。
【0028】
ゲート21は、顧客、店員が通過したときに当該顧客、店員が持つカードなどからIDを読み取るものである。
【0029】
無線LANアンテナ22は、店舗2内で販売員が持つ端末3との間で無線でデータの送受信するためのものである。
【0030】
次に、図2のフローチャートの順番に従い、図1の構成の全体の動作を詳細に説明する。ここで、顧客、サーバ1、端末3は、図1の店舗2に入って商品を購入する顧客、サーバ1、販売員が所持する端末3をそれぞれ表す。
【0031】
図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、IDを取得する。これは、顧客あるいは販売員が図1の店舗2のゲート21を通過して入店した時に当該ゲート21が顧客あるいは販売員の所持するカードからIDを読み取る(無線でカードからIDを読み取る)。
【0032】
S2は、顔画像を読み取る。これは、顧客あるいは販売員が図1の店舗2のゲート21を通過して入店するときにカメラで顔画像を読み取る(撮影する)。
【0033】
S3は、IDを取得する。これは、S1で読み取ったID、あるいはS2で読み取った顔画像をもとに図示外のデータベースを検索して取り出した該当する顧客あるいは販売員のIDを取得する。
【0034】
S4は、DB参照する。これは、S3で取得したIDをもとに、後述する図5の(a)の販売員/顧客DB14を参照し、当該IDが販売員、あるいは顧客のいずれかを取り出す。
【0035】
S5は、顧客か判別する。これは、S4でDB参照して取り出したIDが顧客のものか判別する。YESの場合には、S6の処理に進む。NOの場合には、販売員のIDと判別したので、S21の処理に進む。
【0036】
S6は、S5のYESで、IDが顧客のものと判明したので、在室か判別する。YESの場合には、在室であってゲート21を通過して退室と判定し、S9で顧客IDを退室状態にセットし、S10で顧客の退室時に対応するコンテンツ画面を作成(例えば後述する図6の(c)の画面を作成)し、S11に進む。一方、S6のNOの場合には、在室でなくてゲート21を通過して入店と判定し、S7で顧客IDを在室状態にセットし、S8で顧客の入店時に対応するコンテンツ画面を作成(例えば後述する図5の(e)の画面を作成)し、S11に進む。
【0037】
S11は、URLを販売員の端末3に送付する。これは、S8、S10で作成した画面のURLを販売員の端末3に送付する。
【0038】
S12は、URL取得する。これは、S11で送付されたURLを販売員の該当端末3が取得する。そして、URLにアクセスする。
【0039】
S13は、S12のアクセスに対応して、サーバ1がコンテンツトップページ(S8、S10で作成したページのトップページ)を送信する。
【0040】
S14は、表示する。これは、販売員の端末3のディスプレイ上に、S8あるいはS10で作成された画面(例えば図5の(e)の画面あるいは図6の(c)の画面)を表示する。
【0041】
S15は、詳細ボタンを押したか判別する。YESの場合には、S16でサーバ1がコンテンツ詳細ページを送信し、S17で販売員の端末3に表示(例えば後述する図5の(f)の詳細画面を表示)する。S15のNOの場合には、終了する。
【0042】
以上のS1から17の処理によって、顧客が図1の店舗2のゲート21を通過し、
・入店時のときは当該顧客のコンテンツ(顧客情報、販売履歴、接客情報)が販売員の端末3のディスプレイ上に自動表示し、販売員はこれらコンテンツを見て顧客のコンテンツを認識し、適切な接客を行うことが可能となり、
・また、退室時のときは接客した販売員の端末3に当該顧客との接客情報の入力を促すコンテンツの画面を作成して表示し、販売員が当該顧客との接客時の接客情報を入力して販売員/顧客DB14の当該顧客の接客情報の欄に登録して蓄積し、次回にいずれかの販売員が当該顧客との接客をしても以前の接客情報を、当該顧客と接客する直前に端末3に表示されるのでその接客情報を認識した後に接客することが可能となる。
【0043】
S21は、S5のNOで販売員が図1の店舗2のゲート21を通過したと判明したので、販売員が在室か判別する。YESの場合には、在室であってゲート21を通過して退室と判定し、S24で販売員IDを退室状態にセットし、S25で販売員の退室時に対応するコンテンツ画面を作成(例えば後述する図6の(b)の画面を作成)し、S11に進む。一方、S21のNOの場合には、在室でなくてゲート21を通過して入店と判定し、S22で販売員IDを在室状態にセットし、S23で販売員の入店時に対応するコンテンツ画面を作成(例えば後述する図6の(a)の画面を作成)し、S11に進む。
【0044】
S11は、URLを販売員の端末3に送付する。これは、S23、S25で作成した画面のURLを販売員の端末3に送付する。
【0045】
S12は、URL取得する。これは、S11で送付されたURLを販売員の該当端末3が取得する。そして、URLにアクセスする。
【0046】
S13は、S12のアクセスに対応して、サーバ1がコンテンツトップページを送信する。
【0047】
S14は、表示する。これは、販売員の端末3のディスプレイ上に、S23あるいはS25で作成された画面(例えば図6の(b)の画面あるいは図6の(a)の画面)を表示する。
【0048】
S15は、詳細ボタンを押したか判別する。YESの場合には、S16でサーバ1がコンテンツ詳細ページを送信し、S17で販売員の端末3に表示する。S15のNOの場合には、終了する。
【0049】
以上のS1からS4、S5のNO,S21からS25、S11からS17の処理によって、販売員が図1の店舗2のゲート21を通過し、
・入店時のときは当該販売員のコンテンツ(図6の(a)の今日の推薦商品など)が販売員の端末3のディスプレイ上に自動表示し、販売員はこれらコンテンツを見て今日の店舗2内で販売する推薦の商品を認識し、適切な接客を行うことが可能となり、
・また、退室時のときは図6の(b)の画面上で今日の接客情報を入力して販売員/顧客DB14の当該販売員の接客情報の欄に登録して蓄積し、管理者などが今日の販売員の接客情報を認識することが可能となる。
【0050】
図3は、本発明の動作説明フローチャート(その2)を示す。これは、既述した図2のS22とS23の間に挿入して実行し、販売員の生体情報で認証を行う場合のものである。ここで、サーバ1、端末3は、図1のサーバ1、端末3に対応する。
【0051】
図3において、S31は、生体情報の認証を依頼する。
S32は、販売員の端末3の上にバイオ認証を促す画面を表示する。
【0052】
S33は、生体情報認証装置が生体情報の認証依頼を受付ける。生体情報の認証依頼を受付けた生体情報認証装置が図1の店舗2のゲート21に設置してある例えばカメラを用いて販売員の顔を撮影して取り込み、既述した図2のS3で取得したIDの予め登録されている販売員の顔写真と照合(公知技術である)を行い、一致するときは認証OK、一致しないときは認証NGと判定する。
【0053】
S34は、結果を送付する。
S35は、サーバ1がS34で送付された認証結果がOK,NGのいずれか判別する。OKのときは、販売員の所持するカードから読み取ったIDと、当該IDに対応づけて予め登録されている顔画像と現在カメラで撮影した当該販売員の顔画像と一致して認証OKと判明したので、図2の(Y)(S23)に進む。一方、NGのときは、S36で認証失敗回数がN回未満のときでS36のYESの場合にはS31以降を繰り返し、一方、N回のときでS36のNOのときは図2の(Z1)に戻り繰り返す。
【0054】
以上によって、販売員が店舗2のゲート21を通過して当該店舗2内に入店するときに顔画像などの生体情報で認証を行い、OKのときに図2のS23以降の処理に進むことにより、販売員が店舗2に入店したときの認証を行うことが可能となり、認識されなければ、顧客の購買履歴や接客情報を表示されないようにすることが可能である。
【0055】
図4は、本発明の動作説明フローチャート(その3)を示す。これは、既述した図2の端末3のSTARTと、S12との間に挿入して実行し、販売員の端末3の情報提示不可モードから情報待受モードに設定する手順である。
【0056】
図4において、S41は、顧客がID読取装置を通過する。
S42は、サーバ1が販売員か顧客かを判別する。これは、S41でID読取装置でカードから読み取ったIDについて、既述した図5の(a)の販売員/顧客DB14を参照して当該IDが販売員のものか、顧客のものかを判別する。販売員のIDの場合には、S43に進む。
【0057】
S43は、在室か判別する。これは、販売員が図1の店舗2内に在室か判別する。YESの場合には、S44で端末3を情報待受モードに設定する。そして、既述した図2のS12に進み、当該販売員が持つ端末3に顧客の情報(顧客情報、購買履歴、接客情報)などを表示することが可能となる。一方、S43のNOの場合には、S45で情報提示不可モードに設定する。
【0058】
以上によって、販売員が図1の店舗2に入店したときに当該販売員が所持する端末3が自動的に情報待受モードに設定され、既述した図2のS12以降の処理によって、顧客が店舗2内に入店したときに、即座に当該顧客の顧客情報、購買履歴、接客情報を端末3に表示しこれを見て認識し、接客することが可能となる。逆に、販売員が入室状態でないと、端末に情報は表示されない。
【0059】
図5は、本発明のDB等の説明図を示す。
図5の(a)は、販売員/顧客DB例を示す。販売員/顧客DB14は、図示の下記の情報(顧客情報/店員情報、販売履歴、接客情報)を対応づけて登録したものである。
【0060】
・ID:
・属性:
・顧客情報/販売員情報:
・名前:
・性別:
・年齢:
・その他:
・販売履歴:
・前回購入品:
・前回来店日:
・その他:
・接客情報:
・好みの色:
・その他:
ここで、IDは顧客、販売員に付与した一意のIDである。属性は顧客あるいは販売員の区別を設定したものである。顧客情報/販売員情報は顧客あるいは販売員の個人情報(名前、性別、年齢など)である。販売履歴は顧客が購入した商品、購入値段、個数、日時などの情報あるいは販売員が販売した商品、販売値段などの情報である。接客情報は販売員が顧客に接客したときの接客情報(例えば好みの色、望んでいる商品名、価格など)である。
【0061】
図5の(b)は、ルールベースの例を示す。ルールベースは、顧客に対応するアクションを決めるルールであって、条件に対応づけてコンテンツID(商品名、色、形などを登録したコンテンツID)と、そのアクション(例えば推薦など)を登録したものである。
【0062】
以上のルールベース16にルールを登録することにより、当該ルールにより、顧客に薦める推薦商品などを、当該顧客の条件(顧客情報であって、例えば年齢、性別、好みの色など)をもとに自動的に決定することが可能となる。
【0063】
図5の(c)は、コンテンツDB例を示す。コンテンツDB15には、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0064】
・コンテンツID:
・商品名:
・色:
・形:
・その他:
ここで、コンテンツIDはコンテンツに付与した一意のIDである。商品命、色、形などは既述した図5の(b)のルールベースの条件に合致するコンテンツとして登録するなどのためのものである。
【0065】
図5の(d)は、端末管理DB例を示す。端末管理DB17は、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0066】
・ID:
・IPアドレス:
・その他:
ここで、IDは図5で述べた販売員/顧客DB14のIDに対応するものである。IPアドレスは、当該IDで指定された販売員が持つ端末3に通信するためのアドレス(IPアドレス)である。
【0067】
図5の(e)は、コンテンツ表示画面例1の例を示す。このコンテンツ表示画面例1は、顧客来店時の画面の例であって、ここでは、図示の下記のように表示する。
【0068】
・URL1:
・鈴木さんへのお勧めコンテンツ
プロフィール(詳細ボタン):
・・・
前回購入品 化粧品A
今回お勧め品 化粧品B
ここで、URL1は図示の画面をサーバ1からダウンロードして表示したときのURL1(ページアドレス)である。
【0069】
図5の(f)は、詳細画面例を示す。これは、図5の(e)の(詳細ボタン)を押下したときに表示される詳細画面例であって、ここでは、図示の下記の情報を表示する。
【0070】
・URL2:
・鈴木さんの詳細プロフィール
・名前:鈴木 ○○
・性別:女性
・年齢:25
・・・
図6は、本発明の画面例を示す。
【0071】
図6の(a)は、コンテンツ表示画面例2(販売員入店時)を示す。これは、販売員が図1の店舗2に入店したときに、図2のS23で作成され、S17で販売員の端末3に表示する画面例であって、ここでは、図示の下記の情報を表示する。
【0072】
・今日の販売推進商品は、
化粧品B
です。
【0073】
・新CMが昨日から放映されて
・・・
以上のように、販売員が図1の店舗2に入店したときに、当該販売員の端末3に図示の情報が表示されるので、今日の販売推進商品、更に、コメントを見て、店舗2に入店(来店)した顧客に積極的に当該販売推進商品を紹介し、販売活動することが可能となる。
【0074】
図6の(b)は、コンテンツ表示画面例3(販売員退室時)を示す。これは、販売員が図1の店舗2から退室したときに、図2のS25で作成され、S17で販売員の端末3に表示する画面例であって、ここでは、図示の下記の情報を表示する。
【0075】
・今日1日の接客情報を入力して
下さい。
【0076】
人数: ××人
・・・
以上のように、販売員が図1の店舗2から退室したときに、当該販売員の端末3に図示の情報が表示されるので、これを見た販売員が今日の接客情報を忘れないうちに入力し、図5の(a)の販売員/顧客DB14の当該販売員の接客情報の欄に登録して蓄積することにより、管理者が販売員の当該接客情報を見て、今日の接客状態の状況を認識することが可能となる。
【0077】
図6の(c)は、コンテンツ表示画面例4(顧客退室時)を示す。これは、顧客が図1の店舗2から退室したときに、図2のS10で作成され、S17で販売員の端末3に表示する画面例であって、ここでは、図示の下記の情報を表示する。
【0078】
・鈴木さんとの接客の報告をお願
いします。
【0079】
・お客様が興味を持った商品
x 商品A:
□ 商品B:
□ 商品C:
・・・
以上のように、顧客が図1の店舗2から退室したときに、当該販売員の端末3に図示の情報が表示されるので、画面上で顧客との接客情報の入力を促し、ここでは、顧客が興味を持った商品を選択させて入力亮させい、既述した図5の(a)の販売員/顧客DB14の当該顧客のIDの接客情報の欄に登録して蓄積することにより、次回に顧客が店舗2に入店したときに、即座に当該顧客のIDをもとに販売員/顧客DB14の当該顧客のIDの接客情報を取り出して販売員の端末3に表示し、前回興味を持った情報(接客情報)をもとに適切な接客を行うことが可能となる。
【0080】
(付記1)
店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供方法において、
顧客が店舗に入店したときに当該顧客のIDを取得するステップと、
前記取得した顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出すステップと、
前記取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の携帯端末に送信して提示するステップと
を有する情報提供方法。
【0081】
(付記2)
前記取り出した顧客の購買履歴および接客情報から推定したお勧めコンテンツを販売員の携帯端末に送信して提示するステップを有する付記1記載の情報提供方法。
【0082】
(付記3)
前記顧客が店舗から退室時に当該顧客IDの前記情報を提示した販売員の携帯端末に当該顧客の接客情報の入力を促す画面を表示し、入力された当該顧客の接客情報を前記データベースに登録することを特徴とする付記1あるいは付記2記載の情報提供方法。
【0083】
(付記4)
販売員が前記店舗に入店時に当該販売員の携帯端末に現在の販売促進情報を提示して認識させることを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の情報提供方法。
【0084】
(付記5)
販売員が前記店舗から退室時に当該販売員の携帯端末に今日の接客情報の入力を促す画面を表示し、入力された接客情報を前記データベースに登録することを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の情報提供方法。
【0085】
(付記6)
販売員が入室状態のときのみ、上記携帯端末に提示可能にする付記1から付記5のいずれかに記載の情報提供方法。
【0086】
(付記7)
店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供プログラムであって、
コンピュータに、
顧客が店舗に入店したときに当該顧客のIDを取得するステップと、
前記取得した顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出すステップと、
前記取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の携帯端末に送信して提示するステップと
して動作させるための情報提供プログラム。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、顧客が店舗2に入店時にIDを読み取って以前の接客情報をデータベースから取り出して販売員の端末3に提示し、販売員は顧客が店内を歩いてきたときには既に販売履歴、接客情報を認識し、適切な接客を行い、顧客が店舗2から退室したときに販売員の端末3に顧客の接客情報の入力を促して収集してデータベースに蓄積などする構成を採用しているため、店舗内の販売員に顧客の購買情報、以前の接客情報を提示して販売支援することが可能となると共に、顧客が店舗2から退室したときに即座に販売員の端末3に顧客の接客情報の入力を促してデータベースに登録したり、更に、販売員が店舗2に入店したときに当該販売員の端末3に今日の推薦商品とその薦め方などを表示して接客を支援したり、販売員が店舗2から退室したときに当該販売員の端末3に今日の接客情報の入力を促す画面を表示して接客情報などを忘れずに入力させて蓄積し、管理者がこれを見て今日の接客情報を認識したりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その2)である。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(その3)である。
【図5】本発明のDB等の説明図である。
【図6】本発明の画面例である。
【符号の説明】
1:サーバ
11:ID取得手段
12:販売支援手段
13:コンテンツ管理手段
14:販売員/顧客DB
15:コンテンツDB
16:ルールベース
17:端末管理DB
2:店舗
21:ゲート
22:無線LANアンテナ
3:端末

Claims (5)

  1. 店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供方法において、
    顧客が店舗に入店したときに当該顧客のIDを取得するステップと、
    前記取得した顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出すステップと、
    前記取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の携帯端末に送信して提示するステップと
    を有する情報提供方法。
  2. 前記顧客が店舗から退室時に当該顧客IDの前記情報を提示した販売員の携帯端末に当該顧客の接客情報の入力を促す画面を表示し、入力された当該顧客の接客情報を前記データベースに登録することを特徴とする請求項1記載の情報提供方法。
  3. 販売員が前記店舗に入店時に当該販売員の携帯端末に現在の販売促進情報を提示して認識させることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の情報提供方法。
  4. 販売員が前記店舗から退室時に当該販売員の携帯端末に今日の接客情報の入力を促す画面を表示し、入力された接客情報を前記データベースに登録することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報提供方法。
  5. 店舗内の顧客の情報を販売員に提示する情報提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    顧客が店舗に入店したときに当該顧客のIDを取得するステップと、
    前記取得した顧客のIDをもとにデータベースを検索して当該顧客の購買履歴および当該顧客に接客した販売員の接客情報を取り出すステップと、
    前記取り出した顧客の購買履歴および接客情報を販売員の携帯端末に送信して提示するステップと
    して動作させるための情報提供プログラム。
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