JP2002007683A - 生態情報をキーとした顧客管理システム - Google Patents

生態情報をキーとした顧客管理システム

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JP2002007683A
JP2002007683A JP2000187608A JP2000187608A JP2002007683A JP 2002007683 A JP2002007683 A JP 2002007683A JP 2000187608 A JP2000187608 A JP 2000187608A JP 2000187608 A JP2000187608 A JP 2000187608A JP 2002007683 A JP2002007683 A JP 2002007683A
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茂 伊藤
Katsuhisa Ono
勝久 大野
Atsuo Nakabayashi
淳男 中林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客のサービス利用情報を蓄積し、次回利用
の際に蓄積情報を取り出し顧客サービスに有効利用する
顧客管理システムを提供する。 【解決手段】 顧客管理システムにおいて、店舗又は施
設等の個々の顧客に関し、固有の生態情報を数値化した
数値化データと毎回のサービスの内容とを記録するデー
タベースを構築し、店舗又は施設等を利用しようとする
認証対象者の生態情報を取得しその数値化データを生成
し、この生態情報の数値化データをキーとして、データ
ベースに記録された顧客の生態情報の数値化データと照
合することにより適合率を算出し、適合率が所定の基準
値以上である顧客と認証対象者とが同一人であると特定
し、その顧客のサービスの内容の記録をデータベースか
ら取り出しかつ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不特定多数の顧客
にサービス等を提供する店舗等の施設において顧客管理
向上を図るためのシステムに関し、特に、顧客に対して
氏名やカード等の提示を要求することなく、入場する際
に撮影された画像や電話の音声等の自然な生態情報の中
から本人の特徴データを抽出し、この特徴データに基づ
き個人を特定し識別するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サービスや商品を提供する商店等
においては、顧客管理のために顧客の氏名、住所、生年
月日等を、本人を識別するためのキーとしてデータベー
スを構築し、利用することが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に小
規模店舗等においては、各顧客のサービス内容あるいは
商品販売の詳細な履歴までを記録管理することまではほ
とんど行われていない。顧客による商品購入実績やサー
ビス利用実績の記録は、昔ながらに店舗従業員の記憶の
みに頼って行われることも多く、体系的顧客管理は行わ
れていないのが実状である。
【0004】例えば、理髪店では、来店の都度、希望す
る髪型を客に尋ねその髪型をイメージして散髪に取り掛
かるが、客の立場からすれば毎回同じ質問を繰り返さ
れ、毎回同じ回答を行うことを煩わしく感じる人も少な
くない。料理屋においても、来店の都度客に注文を訪ね
るが、常連客は同じものを注文する確率が高く、注文前
に好みのものを出してもらいたいという希望は少なから
ず存在するものと思われる。多くの客は、かかる現状を
我慢していることになるが、このような客の要望に応え
るシステムは未だ提供されていない。
【0005】上記のような客の要望は、従来は、例えば
大ベテランの店員と、足繁く通った顧客の間でのみ充足
されるものであった。しかしながら、現在の流動化の激
しい雇用状況下にあっては、パートやアルバイト従業員
が主体となる店舗も多く店員の交代も頻繁である。ま
た、顧客の方も流動化が激しく、顧客へのサービス度の
高い店に移って行く。従って、一般的な店舗において
は、上記の顧客の要望に常に答えることは困難である。
【0006】斯かる現状に鑑み、本発明は、顧客が一度
その店舗のサービスを利用すればその際の情報を蓄積
し、次回のときに前回蓄積された情報を的確に取り出し
てそのときの顧客サービスに有効利用することにより、
顧客に対して再度同じ質問を繰り返したりすることな
く、円滑に顧客の所望するサービスを提供できる顧客管
理システムを提供することを目的とする。それにより顧
客満足度を高めることが本発明の目的である。
【0007】ここで注記すると、本発明においては、顧
客がその店舗等のサービスを再利用する際に、必ずしも
その顧客の個人属性情報(すなわち氏名、住所、生年月
日、勤務先等)が店舗により認知されることは重要では
なく、前回訪れた顧客と同一人物と認められるその顧客
に対して前回と同一のサービスを自然に提供できること
を、主たる目的とする。
【0008】尚、本明細書において「サービスの提供」
とは、狭義のサービス提供のみでなく商品の販売も含め
ることとする。また「店舗」とは、客が実際の足を運び
サービス等を求める形態のみでなく、客が電話でサービ
ス若しくは商品を注文する形態を含む場合もある。
【0009】本発明の更なる目的は、一度サービスを利
用した顧客に対し、その顧客の氏名を登録したり顧客カ
ードを発行したりすることなく、かつ顧客に意識させる
ことなく、次回にその顧客の所望するサービスを円滑に
提供できる顧客管理システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明による顧客管理システムは、以下の構成を有す
る。 (1)第1の態様においては、先ず、サービスを提供す
る店舗又は施設等において該サービスを受けた個々の顧
客に関し、少なくとも該顧客に固有の生態情報を数値化
した数値化データと、該顧客の受けた毎回のサービスの
内容とを記録するデータベースを構築する。この店舗又
は施設等を利用しようとする人すなわち認証対象者が店
舗等を訪れたとき、その生態情報を取得しかつ数値化す
ることにより該認証対象者の生態情報の数値化データを
生成する。そして、認証対象者の生態情報の数値化デー
タをキーとして、前記データベースに記録された前記顧
客の生態情報の数値化データと照合することにより適合
率を算出する。前記適合率が所定の基準値以上である顧
客が抽出された場合に、その顧客に関して記録された前
記サービスの内容の記録を前記データベースから取り出
しかつ表示する。また、前記適合率が所定の基準値以上
である顧客が抽出されなかった場合、前記認証対象者を
新規の顧客として前記データベースに記録する。また、
前記適合率が所定の基準値以上である顧客が1又は複数
抽出されたが、いずれも前記認証対象者と同一人と特定
されなかった場合、該認証対象者を新規の顧客として前
記データベースに記録する。好適には、前記データベー
スに記録される前記顧客に固有の生態情報を数値化した
数値化データが、該顧客が前記店舗又は施設等を利用す
る毎に取得しかつ数値化した数値化データを順次蓄積記
録したものから構成され、これら順次蓄積記録された数
値化データの個数が所定の数を越える場合は最も古い数
値化データを削除すると共に、最新の数値化データを追
加記録する。さらに、前記適合率を算出する場合には、
前記順次蓄積記録された数値化データの各々と照合して
適合率を算出し、最も高い適合率を前記顧客についての
適合率とする。
【0011】(2)第2の態様は、第1の態様における
生態情報が、顔紋情報である場合である。サービスを提
供する店舗又は施設等において該サービスを受けた個々
の顧客に関し、少なくとも該顧客の顔画像と、該顔画像
の特徴を数値化した顔紋情報と、該顧客の受けた毎回の
サービスの内容とを記録するデータベースを構築する。
前記店舗又は施設等を利用しようとする認証対象者の顔
画像を取得しかつその特徴を数値化することにより該認
証対象者の顔紋情報を生成する。そして、認証対象者の
顔紋情報をキーとして、前記データベースに記録された
前記顧客の顔紋情報と照合することにより適合率を算出
する。顔紋情報の場合は、前記適合率が所定の基準値以
上である1又は複数の顧客を抽出する。そして、抽出さ
れた1又は複数の顧客の顔画像を前記データベースから
取り出しかつ表示する。これは、抽出された1又は複数
の顧客の顔画像に基づきそのいずれかが前記認証対象者
と同一人であるか否かを確認するためである。前記1又
は複数の顧客の顔画像に基づきいずれかが前記認証対象
者と同一人であると特定されたならば、その特定された
顧客を選択する。そして、前記データベースから該特定
された顧客に関して記録された前記サービスの内容の記
録を前記データベースから取り出しかつ表示する。ま
た、前記適合率が所定の基準値以上である顧客が抽出さ
れなかった場合、又は、前記抽出された1又は複数の顧
客の顔画像に基づきいずれかが前記認証対象者と同一人
であると特定されなかった場合には、前記認証対象者を
新規の顧客として前記データベースに記録する。好適に
は、第2の態様においても上記第1の態様における生態
情報と同じく、各顧客に関して顔紋情報を順次蓄積記録
し、これら順次蓄積記録された顔紋情報の個数が所定の
数を越える場合は最も古い顔紋情報を削除すると共に、
最新の顔紋情報を追加記録する。またさらに、適合率を
算出する場合には、前記順次蓄積記録された顔紋情報の
各々と照合して適合率を算出し、最も高い適合率を前記
顧客についての適合率とする。
【0012】(3)また好適には、上記いずれの態様に
おいても、前記データベースがさらに、前記顧客の個人
属性情報を記録する。 (4)第3の態様においては、先ず、店舗又は施設等に
入場する個々の顧客の顔画像を撮影し、該顔画像の特徴
を数値化した顔紋情報と入場時刻とを記録したデータベ
ースを構築する。前記店舗又は施設等に認証対象者が入
場しようとするときにその顔画像を撮影し、該顔画像か
らその特徴を数値化した顔紋情報を生成する。そして、
前記認証対象者の顔紋情報をキーとして、前記データベ
ースに記録された前記顧客の顔紋情報と照合することに
より適合率を算出する。前記適合率が基準値以上である
顧客が抽出されたならば、前記認証対象者は前記店舗又
は施設等への再来者であると特定し、今回の入場時刻の
みを該顧客の記録に追加する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本発明による顧客管理システムで
は、顔紋、指紋、声紋、虹彩等の各人に固有の生態情報
をキーとして顧客特定を行うことを特徴とする。ここで
「顔紋」とは、顔の形態の特徴的要素を抽出したデータ
を意味し、指紋や声紋に合わせて表現したものである。
顔紋は、指紋や声紋と同様に、本人確認する上で固有性
の高い情報の一つである。尚、以下の本発明の実施の形
態では、生態情報のキーとして主に顔紋を用いた場合を
代表的な例として説明するが、顔紋以外の生態情報を用
いても同様に本発明を実施できることを注記する。
【0014】図1は、本発明による生態情報をキーとす
る顧客管理システムの概略的流れ図である。尚、厳密で
はないが、図1において黒矢印は処理の流れを、白抜き
矢印はデータの授受を示す。ステップ100において、
店舗等の施設に不特定多数の人が入場する。次にステッ
プ101において、入場者のうち顧客を識別する。すな
わち、本顧客管理システムの認証対象者であるか否かを
識別する。顧客以外が入場する例としては、納入業者あ
るいは従業員等の出入りが考えられる。顧客以外は、当
然ながら本システムの認証対象者ではないため、対象か
ら外す処理を行う。
【0015】ステップ101の具体例としては、例え
ば、入口に常駐する担当者が、顧客と判断される人の場
合には本システムを起動させるスイッチを押す方法があ
る。また、別の例としては、顧客以外の人に対して予め
本システムを起動させない解除スイッチを押すことを通
知しておき、顧客以外の人は、施設に入るときに解除ス
イッチを押すようにしてもよい。解除スイッチを顧客の
目に付かない場所に設置すれば、顧客が誤ってスイッチ
を押すことは避けられる。さらにまた、顧客以外の人に
ついては、人数も限られまた特定できる可能性が高いた
め、任意の自動感知手段により認識し、本システムから
除外するようにしてもよい。いずれにしても、顧客以外
のときは、ステップ102において、本システムが起動
することなく終了する。
【0016】尚、ステップ101において、顧客以外の
ものであっても顔により誰であるかを認定したい場合に
は、上記の入口に常駐する担当者がスイッチを押す例に
おいて、担当者が自己の判断でスイッチを押すようにす
ればよい。
【0017】次に、ステップ103において、入場者の
顔画像を撮影する。すなわち生態情報の生データを取得
する。他の生態情報を利用する場合は、入場者に発声す
るよう求め音声を収録したり、あるいは入場者の瞳の虹
彩を撮影したりする。
【0018】ステップ104においては、ステップ10
3で取得した顔画像すなわち画像データから顔の特徴点
を抽出し数値化することにより、数値データである顔紋
情報を生成する。
【0019】ここで、本顧客管理システムの主構成要素
である顧客データベース105について説明する。顧客
データベース105は、顧客特定のために参照するキー
となる生態情報と、その人に対するサービス履歴情報
と、その他の参考のための個人属性情報等とを登録した
データベースである。表1に顧客データベース105に
格納されたデータ例を示す。
【0020】
【表1】
【0021】顧客データベース105は、例えば、適宜
の階層的なデータ項目を設け、対応するデータ内容を格
納する形態とする。表1の例では、項番1の大項目「登
録番号」は、登録順等に従って自動的に付番される、各
登録者に不変の識別番号である。項番2〜21の「生態
情報1」...「生態情報N」は、同種の生態情報(例え
ば、顔紋情報)をN個格納している。これらは、例えば
ステップ104で得られた数値データである。例えば、
顧客が入場する毎に撮影される顔画像から新たな顔紋情
報が得られるが、これらを順番に蓄積する如く記録す
る。そして、N+1番目のデータを格納しようとすると
きは、最も古いデータを削除し、各データを順送りす
る。これは、生態情報が、顧客のその日の体調や経年変
化により変動する可能性があることを配慮するためであ
る。従って、同一人物の同種の生態情報の履歴を複数個
格納しておくことにより、後述の、格納データに基づく
照合処理の適合率を高めることができる。尚、格納する
履歴データ数Nについては、対象者数等を勘案して適宜
決定する。
【0022】項番22の「サービス内容」は、例えば、
理髪店であれば散髪後の髪型映像、散髪上の留意事項等
を記録する。飲食店であれば注文されたメニュー内容を
記録し、商店であれば購入した商品を記録する。
【0023】項番23〜28の「付帯メモ」は、必須デ
ータではないが、顧客サービス向上のために記録するこ
とが好ましいデータを記録する。例えば、小項目にある
ような個人属性情報や、その顧客の相手をした店舗担当
者等である。
【0024】項番28の「顔情報」もまた、必須データ
ではないが、撮影した顔画像の生データを記録しておく
ことにより、顧客照合処理を補完するために利用でき
る。
【0025】ステップ106において、ステップ104
で生成した数値データである顔紋情報と、顧客データベ
ース105内に格納された過去の入場者(来店者)の顔
紋情報データとを照合することにより、この現在の顧客
が過去の顧客のうちのいずれかの人物と同一人物である
か否かを調べる。この場合、顔紋情報が、照合のための
キーとなる生態情報である。表1に示す例のように、過
去の各顧客毎に生態情報データが複数個格納されている
場合は、これら全てのデータとマッチング処理を行い、
ステップ104から得られた数値データとの適合率を求
める。そして、各顧客毎にその最も高い適合率をその顧
客の適合率とし、各顧客についての適合率を決定する。
全登録者についての適合率が決定されたならば、その中
から所定の基準値以上の適合率をもつ顧客を適合候補者
としてリストアップする。尚、一実施例においては、適
合率が所定の基準値以上の適合候補者が一人のみであれ
ば、即座にその人が現在の顧客であると決定してもよ
い。その場合には、図1には示していないが、ステップ
106からステップ110まで処理をスキップすること
となる。
【0026】ステップ107において、リストアップさ
れた適合候補者の顔画像を顧客データベース105から
取り出し、店舗担当者に対して表示する。このとき、そ
れぞれの適合候補者の適合率、前回来店日等を参考のた
めに併せて表示してもよい。本システムは、このリスト
アップされた適合候補者の表示を行うための表示手段を
含む。
【0027】ステップ108において、店舗担当者が、
リストアップされた適合候補者の顔画像と現在来店して
いる顧客との顔を実際に比較して、いずれの適合候補者
が本人であるかを確認する作業を行う。この作業を簡易
かつ迅速に実行するためには、適合候補者の顔画像の表
示画面上に、現在来店している顧客の顔画像を同時に表
示することが好適である。
【0028】尚、本例の場合の主要目的は、顧客の身分
認証を厳格に行うことではなく顧客サービス向上である
ため、実施においては、適合率の基準値を身分認証目的
の場合に比べて低めに設定することが好ましい。この結
果、顔の似た人が複数リストアップされることが多くな
り、また、たとえ一人であっても必ずしも同一人である
とは限らないと予想される。従って、実施の際には、適
合候補者が一人であっても、一応顔画像の表示を行い、
現在来店している顧客の顔と比較することが望ましい。
【0029】ステップ109において、店舗担当者が、
表示された適合候補者の顔画像に基づき、いずれかの適
合候補者が現在来店している顧客と同一人であると特定
できたならば、その特定できた顧客を選択する操作を行
う。例えば、店舗担当者が、表示されたその顧客の顔画
像をクリックしたり、タッチスクリーンの場合はタッチ
したり、あるいは顔画像の下に表示された確認ボタンを
クリックしたりすることにより選択情報を顧客データベ
ース105へ送る。この選択情報に応答して、次のステ
ップ110において、特定された顧客の情報を顧客デー
タベース105から取り出し、それらの情報を表示装置
へ送り表示する。このように本システムは、店舗担当者
が必要な情報を入力するための入力手段を含む。
【0030】特定された顧客の情報が表示装置に表示さ
れたならば、店舗担当者は、その情報すなわち前回その
顧客がどのようなサービスを受けたか等のデータを参照
して、ステップ112において実際の顧客サービスを開
始することとなる。任意であるが、表示された情報を必
要に応じて印刷出力してもよい。顧客データベース10
5に格納された情報として、その顧客が前回来店した際
に次回のサービスについての希望を伝えたものがあれ
ば、非常に有用である。本システムを利用することによ
り、例えば、理髪店では前回の髪型、好み等を表示した
ものを確認することにより、毎回同じ質問を繰り返すこ
とを避けることができる。また、商店では前回購入した
ものを表示して、使用した感想を聞くことにより顧客満
足度を高めることができる。飲み屋でも客がキープして
いるボトルをすぐに出せる等、サービス向上を図れる。
【0031】一方、ステップ107において基準適合率
以上の適合候補者がいなかった場合、並びに、ステップ
109において現在の顧客と同一人物であると特定でき
る適合候補者がいなかった場合は、現在来店している顧
客は新規顧客であると判断し、ステップ111におい
て、その新たな顧客についての登録を行う。すなわち、
その顧客についての情報を新たに顧客データベース10
5に追加する。この登録においては、ステップ103で
撮影した顔情報及びステップ104で生成された顔紋情
報の数値データを初期データとして記録することとな
る。尚、新規登録のための入力作業は、その全てのこの
ステップ111の時点で行う必要はなく、ステップ11
2で顧客へのサービスが終了し、その後ステップ113
で行うことが好ましい。今回顧客へ行ったサービス内容
が確定し、また、顧客からも必要な情報を時間的余裕を
もって得ることができるからである。
【0032】もちろん、新規顧客でない顧客について
も、ステップ112で顧客サービスが終了したならば、
ステップ113で今回のサービス内容を情報として入力
する。この入力においては、上記の別個の入力手段を用
いる以外に、防犯用に設置されたビデオカメラの映像や
売上データが入力されるレジから、必要なデータを転送
するようにしてもよい。
【0033】そしてステップ114において、ステップ
113で入力された情報が顧客データベース115へ送
られ、顧客データベースの内容が更新される。前述の通
り、キーとなる生態情報の記録については、記録場所の
規定数に達するまでは前回の記録の次に今回の記録を追
加していき、規定数に達した場合は最も古い記録を削除
して最新の記録を追加する。ステップ115で、一顧客
についての本システムの処理は終了する。
【0034】尚、前述の通り、本発明による顧客管理シ
ステムにおいて用いるキーとなる生態情報は、顔紋情報
に限らず、声紋情報あるいは虹彩情報等であってもよ
い。声紋情報の場合の実施形態の一例について概要を説
明する。例えば、顧客の注文を電話で受け付ける販売シ
ステムにおいては、受付オペレータが、電話での受付の
都度、顧客の氏名、住所及び/又は電話番号等の個人属
性情報を質問する。本システムを適用することにより、
電話を受け付けた際の顧客の音声を収録して数値化し、
これを声紋情報として顧客データベースに格納してお
く。この声紋情報をキーとなる生態情報とする。次回に
顧客から電話があった際に、受付オペレータが「お名前
をどうぞ」と顧客に尋ねる。それに対して顧客は通常そ
の姓を名乗ると思われるので、その音声を収録して数値
化し、顧客データベースに格納された声紋情報と照合す
る。そして所定の基準値以上の適合率が得られたならば
顧客を特定し、その顧客の詳細情報を受付オペレータに
対して表示する。これにより受付オペレータは、表示さ
れた顧客のフルネーム及びその情報を見ながら、「○○
□□さんですね」と確認することができる。その後、受
付オペレータは、個人情報の詳細について再び質問する
ことなく、前回の注文品の使用の感想を聞く等顧客サー
ビスのレベルアップを図れ、それが顧客のリピート率を
高めることにもつながる。この電話注文販売への適用例
の場合、顧客が名前を名乗る前に受付オペレータが顧客
の名前を言い当てることは、かえって顧客に不信感を抱
かせる虞もあるため、上記のような実施態様が好ましい
であろう。
【0035】ここで、発明による顧客管理システムの一
応用例を挙げる。施設等に設置された防犯カメラに写る
顔画像から顔紋情報を抽出し数値化データとし、顔紋情
報と撮影時刻すなわち施設への入場時刻のみを記録した
データベースを構築する。そして、防犯カメラに写る認
証対象者の顔画像から顔紋情報を抽出して数値化データ
とし、上記のデータベースに記録された顔紋情報と照合
し、適合率を算出する。適合率が基準値以上の顔紋情報
がデータベース内に記録されていれば、その認証対象者
はその施設への再来者であると特定し、今回の入場時刻
のみをデータベースに追加記録する。この応用例では、
データベースの蓄積データ量を圧縮することが可能であ
り、顧客数が大量であるような施設における顧客による
利用頻度を把握する場合等の顧客管理に有用である。
【0036】次に、図2は、本発明のシステムの顧客デ
ータベースの維持すなわちメンテナンス処理200を示
す概略的流れ図である。このメンテナンス処理200
は、膨大となった顧客データベース203(図1に符号
105で示したものと同様)のチューニングのために行
われる。所定の期間毎に実行することにより、顧客デー
タベース203の検索処理を効率的に短時間で行うこと
ができるようになる。ステップ201において、顧客デ
ータベース203に格納された全ての顧客データのチェ
ックを開始する。
【0037】ステップ202において、顧客データベー
ス203の内容データを各顧客毎に読み込む。ステップ
204において、最終更新日が、現時点から起算して一
定期間より以前であるか否かを判断する。一定期間より
以前であれば、その顧客は、その一定期間以上その店舗
に来店していないことになる。その場合は、ステップ2
05において、その顧客のデータの全てを別のバックア
ップ装置へコピーする。それと共にステップ206にお
いて、顧客データベース203内のその顧客のデータを
削除する。
【0038】ステップ204において、最終更新日が、
現時点から起算して一定期間より以後であれば、その顧
客は、最近も来店していることになるので、そのまま顧
客データベース105内にデータを保持する。
【0039】ステップ207において、全ての顧客につ
いてのチェックが終了したならば、ステップ208にお
いて終了する。
【0040】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明は、顧客の氏名
や住所等の個人属性情報が明らかでない店舗等でも、簡
単に低コストで構築できる有用な顧客管理システムを実
現した。上記の説明では比較的小規模の店舗に適用した
場合を想定したが、本発明によるシステムを適用可能な
店舗は、その規模によらず多種多様である。例えば、ホ
テルのフロントは、多数の客についての情報を記憶して
いることが重要とされており、顔紋情報をキーとする本
システムの適用は非常に有用と考える。特に、ホテルや
デパート等では、入口においてVIP等の来訪を即座に
認知したり、不審者等をデータベースに記録してその出
現を検知したりするために利用できその価値は大であ
る。また例えば、長年に亘る顧客の多い老舗において
も、本システムによれば、なじみの客の来店を素早く認
知できるため有用である。本発明は、対象者の自然な振
る舞いの中から本人を識別できる生態情報を抽出し、そ
れをキーとして、本人照合及び特定する方式であり、顧
客にも管理者にも簡便で効果的なシステムである。本シ
ステムを実施することは、現在、顧客の流動化がますま
す進行する社会にあって、顧客満足度を高め店舗発展に
多大に寄与することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による生態情報をキーとする顧客管理シ
ステムの概略的流れ図である。
【図2】本発明のシステムの顧客データベースのメンテ
ナンス処理を示す概略的流れ図である。
【符号の説明】
105、203 顧客データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 勝久 愛知県名古屋市昭和区御器所町名古屋工業 大学生産システム工学科内 (72)発明者 中林 淳男 東京都豊島区西巣鴨1丁目2番5号ウエン ズネットワーク株式会社内 Fターム(参考) 3E038 AA01 CA02 CA03 EA02 FA10 JA04 JB10 5B049 AA02 BB00 BB55 CC00 DD00 EE05 EE07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスを提供する店舗又は施設等にお
    いて該サービスを受けた個々の顧客に関し、少なくとも
    該顧客に固有の生態情報を数値化した数値化データと、
    該顧客の受けた毎回のサービスの内容とを記録するデー
    タベースを構築し、 前記店舗又は施設等を利用しようとする認証対象者の生
    態情報を取得しかつ数値化することにより該認証対象者
    の生態情報の数値化データを生成し、 前記認証対象者の生態情報の数値化データをキーとし
    て、前記データベースに記録された前記顧客の生態情報
    の数値化データと照合することにより適合率を算出し、 前記適合率が所定の基準値以上である顧客が抽出された
    場合、前記データベースから該抽出された顧客に関して
    記録された前記サービスの内容の記録を前記データベー
    スから取り出しかつ表示することを特徴とする生態情報
    をキーとした顧客管理システム。
  2. 【請求項2】 前記適合率が所定の基準値以上である顧
    客が抽出されなかった場合、前記認証対象者を新規の顧
    客として前記データベースに記録することを特徴とする
    請求項1に記載の生態情報をキーとした顧客管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記適合率が所定の基準値以上である顧
    客が1または複数抽出され、かつ、そのいずれかが前記
    認証対象者と同一人であると特定されなかった場合、前
    記認証対象者を新規の顧客として前記データベースに記
    録することを特徴とする請求項1に記載の生態情報をキ
    ーとした顧客管理システム。
  4. 【請求項4】 前記データベースに記録される前記顧客
    に固有の生態情報を数値化した数値化データが、該顧客
    が前記店舗又は施設等を利用する毎に取得しかつ数値化
    した数値化データを順次蓄積記録したものから構成さ
    れ、これら順次蓄積記録された数値化データの個数が所
    定の数を越える場合は最も古い数値化データを削除する
    と共に、最新の数値化データを追加記録することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の生態情報をキ
    ーとした顧客管理システム。
  5. 【請求項5】 前記認証対象者の生態情報の数値化デー
    タをキーとして、前記データベースに記録された前記顧
    客の生態情報の数値化データと照合することにより適合
    率を算出する場合に、 前記順次蓄積記録された数値化データの各々と照合して
    適合率を算出し、最も高い適合率を前記顧客についての
    適合率とすることを特徴とする請求項4に記載の生態情
    報をキーとした顧客管理システム。
  6. 【請求項6】 サービスを提供する店舗又は施設等にお
    いて該サービスを受けた個々の顧客に関し、少なくとも
    該顧客の顔画像と、該顔画像の特徴を数値化した顔紋情
    報と、該顧客の受けた毎回のサービスの内容とを記録す
    るデータベースを構築し、 前記店舗又は施設等を利用しようとする認証対象者の顔
    画像を取得しかつその特徴を数値化することにより該認
    証対象者の顔紋情報を生成し、 前記認証対象者の顔紋情報をキーとして、前記データベ
    ースに記録された前記顧客の顔紋情報と照合することに
    より適合率を算出し、 前記適合率が所定の基準値以上である1又は複数の顧客
    を抽出し、 前記抽出された顧客に関して記録された各々の顔画像を
    前記データベースから取り出しかつ表示し、 前記表示された1又は複数の顧客の顔画像に基づきいず
    れかが前記認証対象者と同一人であると特定された場合
    は、該特定された顧客の該顔画像を選択し、 前記データベースから前記特定された顧客に関して記録
    された前記サービスの内容の記録を前記データベースか
    ら取り出しかつ表示することを特徴とする生態情報をキ
    ーとした顧客管理システム。
  7. 【請求項7】 前記適合率が所定の基準値以上である顧
    客が抽出されなかった場合、又は、前記抽出された1又
    は複数の顧客の顔画像に基づきいずれかが前記認証対象
    者と同一人であると特定されなかった場合、前記認証対
    象者を新規の顧客として前記データベースに記録するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の生態情報をキーとした
    顧客管理システム。
  8. 【請求項8】 前記データベースに記録される前記顧客
    の顔紋情報が、 該顧客が前記店舗又は施設等を利用する毎に取得された
    顔画像の特徴を数値化した顔紋情報を順次蓄積記録した
    ものから構成され、これら順次蓄積記録された顔紋情報
    の個数が所定の数を越える場合は最も古い顔紋情報を削
    除すると共に、最新の顔紋情報を追加記録することを特
    徴とする請求項6又は7に記載の生態情報をキーとした
    顧客管理システム。
  9. 【請求項9】 前記認証対象者の顔紋情報をキーとし
    て、前記データベースに記録された前記顧客の顔紋情報
    と照合することにより適合率を算出する場合に、 前記順次蓄積記録された顔紋情報の各々と照合して適合
    率を算出し、最も高い適合率を前記顧客についての適合
    率とすることを特徴とする請求項8に記載の生態情報を
    キーとした顧客管理システム。
  10. 【請求項10】 前記データベースがさらに、前記顧客
    の個人属性情報を記録することを特徴とする請求項1乃
    至9のいずれかに記載の生態情報をキーとした顧客管理
    システム。
  11. 【請求項11】 店舗又は施設等に入場する個々の顧客
    の顔画像を撮影し、該顔画像の特徴を数値化した顔紋情
    報と入場時刻とを記録したデータベースを構築し、 前記店舗又は施設等に入場する認証対象者の顔画像を撮
    影し、該顔画像からその特徴を数値化した顔紋情報を生
    成し、 前記認証対象者の顔紋情報をキーとして、前記データベ
    ースに記録された前記顧客の顔紋情報と照合することに
    より適合率を算出し、 前記適合率が基準値以上である顧客が抽出されたなら
    ば、前記認証対象者は前記店舗又は施設等への再来者で
    あると特定し、今回の入場時刻のみを該顧客の記録に追
    加することを特徴とする生態情報をキーとした顧客管理
    システム。
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