JP4086787B2 - サービス支援システム、サービス支援サーバ、サービス支援方法 - Google Patents

サービス支援システム、サービス支援サーバ、サービス支援方法 Download PDF

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本発明はサービス業務の支援に関し、特に、サービス業務の支援をするサービス支援システム、サービス支援サーバ、サービス支援方法に関する。
ホテル利用者の属性・嗜好などを選択アンケートし業務改善、サービス企画する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また宿泊施設でのアンケートからマーケティング業務を行う方法も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
またホテル利用者へ適用できそうなホテル業務については、アンケートを取り、収集、分析しDM等を発送するなどの顧客管理することで、顧客を取り込むビジネス方法が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。これは会員を家族ぐるみで管理し、その家族の利用実績をポイント管理し、実績に応じて後で払い戻しまたは景品進呈などで利用顧客に還元するものである。
このようなアンケート調査において、外観は同じ評価者にもかかわらず、異なる評価者であれば、アンケートの信頼性が損なわれる。このような外観と実態の不一致は、例えば、景品進呈が金券であり、その金券に評価者の情報が記載されている場合において、金券を受け取った本人が第三者に金券を譲渡し、第三者が当該金券を用いてホテルを利用してアンケートに答えた場合などに起こりえる。
従って、本人を特定することは、アンケート調査において重要なことである。そこで、特許文献4では、受付時に来訪者の名刺に記された個人的情報(書誌)と顔画像、マイクで音声、2台のビデオカメラで背丈、さらには生物学的センサで体重、体温、指紋、匂いまで記録するものが開示されている。
また特許文献5では、非特許文献1を参照し、訪問に先立ち訪問者の個人情報を事前通知したり、受付で訪問者の了解/非了解のもと顔映像をビデオ撮影すること、また宿泊ホテルの履歴を記録することが開示されている。
特許文献6では、来訪者が携帯するIDカードを作成するシステムが開示されている。特許文献7では、非特許文献2を引用し、個人を顔から特定する技術が開示されている。特許文献8では、「特徴点データとして数値化」して指紋照合を行う方法が開示されている。特許文献9では、顔画像から顔紋情報をとらえ、この情報をマッチングすることで顧客の特定を行う方法を提案している生態情報を顧客キーとした顧客管理システムが開示されている。
特開2002−73887号公報 特開2002−133063号公報 特開2002−157492号公報 特開2001−202090号公報 特開2002−342804号公報 特開2003−122872号公報 特開2000−105583号公報 特開平11−232459号公報 特開2002−7683号公報 特開平11−184932号公報 特許第3267951号 特開2001−43275号公報 特開2003−132435号公報 特開平11−227369号公報 特開平11−324427号公報 "Gait Extraction and Description by Evidence-Gathering" 国際学会名『Proceeding of the Second International Conference on Audio and Video-based Person Identification』, Washington, D.C. March 22-23,1999, p.43-48 映像情報メディア学会誌Vol.51,No.8,pp.1132〜1135(1997)
背景技術の第1段落における方法は、従来から行われている嗜好アンケートまたは利用アンケートをインターネットなどの通信手段を用い集計するものである。
また第2段落に記載されている方法は、家族属性とリンクした嗜好アンケートを行う点においてのみの提案と言える。
一般的に、サービス業は、そのサービス品質を常に一定にするために、サービス提供者がサービス機器(ファシリティ)のメンテナンスなどを当初の状態に維持するために、日常維持業務担当実施者とその出来具合を確認点検者で分担して、その品質維持を行っている。
またサービス企画部門では競争する同種同業他社のサービス内容とその価格を業界会合、専門誌、さらに直接利用体験調査し、競争力を維持することが当たり前となっている。例えば、ホテル業務における業務フローを示す図26において、部屋の掃除、ベッドメイクを行う「清掃担当者」とその出来具合をチェックする「点検者」が存在し、また競合他店情報を調査分析する「調査担当者」を配置することが当たり前となっている。
この「点検者」の役割が重要で、例えば高価なサービス価格を提供する施設においては、点検者が空のバスタブの中にスーツ姿で寝転がり点検したり、トイレにすわり点検し、チェックシート記録簿に記入したり大変な労力と時間をかけていることは知られている。
また小規模な施設では「清掃担当者」がパート勤務の日替わり作業で凌ぎ、点検は経営者やその家族自ら行ったりしているのが実情である。
これらのサービスでは、利用者へのアンケートが実施されているが、積極的にアンケートに答える行為は利用者にあまり見られず、顧客ニーズや改善要望を利用者から効率よく回収する手段が望まれている。現在のアンケート実態は、まれに回収されるアンケートは目安箱に、殆どの場合、匿名で回収され、その集計に手間取り、真の利用者ニーズを得ることが困難とサービス業では考えられてきた。
その理由としてサービスを受ける立場の利用者には、リピータとしての利用を前提とした場合、人が提供するサービスに文句発言を告げ口すること、または改善提案するなどということはサービス提供する側の従業員の評価を行うことにつながり、結果として利用者に有益にならないと考えざるを得ない業務特質とも言える。
それ故、アンケート内容は設備一般への提案であったり、場合によっては、苦情ではなく、逆に従業員にお世話になったサービスの過度な賞賛内容があったり、または賞賛の中に隠れた文面のなかに、不愉快に感じた部分がほんのわずかに隠れている場合があったりし、その分析には熟練経験判断が必要である。
またアンケート回収で実名記入があり、有益な指摘内容の場合、サービス提供者は、丁重なアンケート御礼のお手紙などで答えなければ、有益情報の再入手は絶望となるなど集計には手間が掛かっていた。そして、これらの手間は全てサービス価格に転嫁される悪循環に陥っていることも事実である。まさにサービス業は、細やかな心配りの労力提供と機器、場所の提供業種であるといっても過言でない。
次に、本人を特定する背景技術であるが、特許文献4、5、6は企業への訪問者から当該企業を守るためのセキュリティ対策として有効であるが、不特定多数が利用するサービス業においては適用困難である。
これは、サービス業において(一部の地域または任意の営業施設を除き)利用者の身元確認は行わない、または身元確認はサービス提供側から当該地域の法令の定めに従い、最低限の申告を記録実施するという業務特性に起因するためである。
このように、サービス業は、サービスのために手間とコストがかかり、そのコストが顧客の利用料へ反映されることが多い。また、アンケートをとる上で、顧客の特定も大事である。
本発明は、このような問題点に鑑み、サービスの手間とコストを削減するとともに、顧客の利用料も削減し、顧客に関する正確な情報を確保するサービス支援システム、サービス支援サーバ、サービス支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、前記端末は、サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と前記アンケートを入力させる入力手段と、入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段とを有し、前記サービス支援サーバは、受信したアンケートを解析するアンケート解析手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記入力手段は、タッチパネルであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記入力手段は、音声での入力が可能であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記アンケートを入力した顧客に対し、顧客へのサービスに係る情報を出力する端末であるサービス情報出力端末をさらに有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記サービス情報出力端末は、携帯端末であり、該携帯端末が有する表示画面に、前記サービス情報がバーコードまたは文字情報として表示されることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記サービス情報出力端末は、印刷装置であり、該印刷装置から前記サービス情報がバーコードまたは文字情報として印刷されて出力されることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記顧客へのサービスに係る情報は、利用料の割引情報であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記アンケートの内容は、サービスに対する評価の情報であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記アンケートの内容は、設備の故障に関する情報であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記設備の故障に関する情報により、設備の故障が前記アンケート結果解析手段により通知されると、故障した設備を管理する担当者の端末に、設備の故障を通知することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記アンケートの内容は、前記サービスの内容が競合する他の者に関する情報であることを特長とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を、通信可能な1つ以上の端末を用いて支援するサービス支援サーバにおいて、一の前記端末に、サービス運営に係るアンケートの入力を促す情報を表示させる入力促進情報表示手段と、前記一の端末に、前記アンケートを表示させるアンケート表示手段と、前記一の端末から受信したアンケートを解析するアンケート解析手段と、他の端末に顧客へのサービスに係る情報を出力するサービス情報出力手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を、通信可能な1つ以上の端末を用いて支援するサービス支援サーバでのサービス支援方法であって、前記一の端末に、サービス運営に係るアンケートを表示させるアンケート表示段階と、前記一の端末から受信したアンケートを解析するアンケート解析段階と、他の端末に顧客へのサービスに係る情報を出力するサービス情報出力段階とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、前記端末は、顧客を特定する手段と、サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と、前記アンケートを入力させる入力手段と、入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段とを有し、前記サービス支援サーバは、受信したアンケートを解析するアンケート解析手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、前記端末は、前記顧客の生体的特長を抽出する手段と、サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と、前記アンケートを入力させる入力手段と、顧客の生体的特長と入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段とを有し、前記サービス支援サーバは、受信した顧客の生体的特長を顧客データベースから検索照合する手段とアンケートを解析するアンケート解析手段とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、前記端末は、前記顧客の生体的特長を抽出する手段と、前記顧客が申告した書誌事項を入力する手段と、前記顧客の生体的特長と書誌事項をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、前記サービス支援サーバは、受信した前記顧客の生体的特長を顧客データベースから検索照合する手段と、検索照合結果を端末へ送信する手段とを有し、前記端末は、前記サービス支援サーバからの検索照合結果を表示する手段を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記顧客の書誌事項を表示または印刷する手段を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記顧客の利用履歴を表示または印刷する手段を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、前記顧客の生体的特長は、人相、指紋、虹彩、声紋、身長のうち、いずれか1つ以上の生体的特徴であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、サービスの手間とコストを削減するとともに、顧客の利用料も削減し、顧客に関する正確な情報を確保するサービス支援システム、サービス支援サーバ、サービス支援方法が得られる。
以下、本発明の2つの実施例を図面に基づいて説明する。実施例1は、アンケートの取得など、本発明を実施するにあたり基本的な実施例を示し、実施例2は、実施例1に、顧客を特定する処理を加えたものである。
本発明の実施例1における全体構成図を図1に示す。図1には、サービス支援サーバ10と、顧客用端末11と、フロント用端末13と、プリンタ12と、内線用基地局17と、ネットワーク14a、14bと、携帯電話基地局18と、従業員用携帯端末15と、顧客の携帯端末16とが示されている。
このうち、サービス支援サーバ10は、サービスの運営に係る種々の処理を行う。顧客用端末11は、例えば客室やフロントに備えられ、アンケートの入力や客室の案内などを行う。フロント用端末13は、顧客の管理やアンケートの閲覧などを行う。サービス情報出力装置であるプリンタ12は、後述する割引券の発行などを行う。内線用基地局17は、従業員が携帯する従業員用携帯端末15の基地局である。
この従業員用携帯端末15はIEEE802.11の無線規格a,b,g,hやIEEE802.16aに代表される無線IP通信機能を備えたPDAやパソコンまたは公衆携帯電話と無線PDAの複合端末である。さらに内線用基地局17は顧客の無線PDA通信機能を備えたPDAやパソコンまたは公衆携帯電話と無線PDAの複合端末のローカルアクセス・ポイントにも利用される。
携帯電話基地局18は、例えば第一種電気通信事業者が有する携帯電話の基地局である。携帯端末16は、顧客個人の携帯電話であり、実施例1においてはサービス情報出力装置である。
ネットワーク14aは、例えば、全国チェーンのホテルであれば、それぞれのホテルの端末を接続するVPN(Virtual Private Network)や、1つのホテル内で通信を行うのであればLANなどとなる。ネットワーク14bは公衆回線網などが挙げられる。
なお、図1において、サービス支援サーバ10と、顧客用端末11と、フロント用端末13と、プリンタ12と、内線用基地局17などは1つずつ描かれているが、もちろん必要に応じてそれらの台数は異なる。例えば、全国チェーンであれば、少なくとも顧客用端末11と、フロント用端末13の台数は、それぞれのホテルに必要となるため、複数となる。
次に、サービス支援サーバ10と、顧客用端末11と、フロント用端末13のハードウェア構成図を図2に示す。
図2に示されるハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力装置22と,表示装置23と,ドライブ装置24と,記録媒体25と,HDD(Hard Disk Drive)26と,メモリ27と,CPU20と,I/F(インターフェース)21とを含むように構成される。 入力手段に対応する入力装置22は、コンピュータシステムの利用者が操作するキーボード、マウス、タッチパネル、マイク、バーコードリーダなどで構成され、コンピュータシステムに各種操作信号を入力するために用いられる。
表示装置23は、コンピュータシステムを操作するのに必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装置21は、コンピュータシステムをネットワークに接続する為のインターフェースである例えばNIC(Network Interface Card)やモデム等や、スピーカへの接続端子などで構成される。
そして、上記コンピュータシステムを動作させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体25によって提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。また、記録媒体25は、ドライブ装置24にセットされ、データやプログラムが記録媒体25からドライブ装置24を介してHDD26にインストールされる。
HDD26は、データやプログラムを格納すると共に、必要なファイル等を格納する。メモリ27は、コンピュータシステムの起動時にHDD26からプログラムを読み出して格納する。CPU20は、メモリ27に読み出され格納されたプログラムに従って処理を実行する。
次に、サービス支援サーバ10のソフトウェアブロックを、図3を用いて説明する。図3には、OS(Operating System)30と、部屋案内処理部31と、アンケート蓄積管理処理部32と、予約管理処理部33と、割引券発券処理部34と、アンケート解析手段に対応するアンケート解析処理部35と、緊急対処処理部36と、音声合成/認識処理部37と、部屋画像DB38と、アンケートDB39と、予約DB40と、担当DB41とが示されている。
OS30は、コンピュータのシステム管理と、基本的なユーザ操作環境を提供するソフトウェアである。アンケート表示手段に対応する部屋案内処理部31は、顧客が選択した部屋に対応する画像データを、部屋画像DB38から読み込み、顧客用端末11に表示させる。また、部屋案内処理部31は、アンケートも顧客用端末11に表示させる。
アンケート蓄積管理処理部32は、顧客からのアンケート結果をアンケートDB39に蓄積する。予約管理処理部33は、予約に係る処理を、予約DB40を用いながら行う。
サービス情報出力手段に対応する割引券発券処理部34は、顧客へのサービスに係る情報として利用料を割引する割引券をプリンタ12に出力したり、割引券に相当するバーコードまたは文字情報を公衆電話ネットワーク経由で携帯端末16に送信したり、インターネット経由で顧客のメールアドレスへ送信する。
アンケート解析手段に対応するアンケート解析処理部35は、顧客からのアンケート結果を解析と、必要であれば、緊急対策処理部36が従業員用携帯端末15に通報処理をするために、緊急対処処理部36にメッセージの送信を行う。緊急対策処理部36は、アンケート解析結果に応じて、故障した設備の修理など、急を要する仕事が発生した場合、その仕事を担当する従業員用携帯端末15に通報処理を行う。
音声合成/認識処理部37は、音声の合成や認識をソフトウェア若しくはハードウェアを用いて行う処理部である。音声は、顧客用端末11からサービス支援サーバ10に送信されるが、この場合、音声をソフトコーデックなどを用いて符号化して送信しても良い。
次に、図3に示される各種データベースの説明をする。まず、部屋画像DB38について、図4を用いて説明する。部屋画像DB38のデータ構造は、図4に示されるように、「部屋名」とそれに対応する「画像データ」で構成される。例えば、部屋名が部屋A2には、部屋A2画像データが対応する。
次に、アンケートDB39について、図5、6を用いて説明する。アンケートDB39は、図5に示されるように、個々のアンケート結果が並ぶ構造となっており、それぞれの内容は、図6のようになっている。
図6に示されるように、アンケートDB39のデータ構造は、「顧客ID」と、「部屋番号」と、「部屋」と、「風呂」と、「トイレ」と、「照明」と、「ベッド」と、「廊下」と、「故障」と、「満足」と、「部屋候補」とを有する。
このうち、「顧客ID」は、当該アンケートに答えた顧客のIDを示し、顧客ごとに一意的に定まる。「部屋番号」は、顧客が使用した部屋の番号を示す。
また、「部屋」、「風呂」、「トイレ」、「ベッド」、「廊下」は、サービスに対する評価の情報に対応し、それらがしっかりと掃除され、きれいであったかどうかを示す。そして、項目欄の数字は、「0」が汚れていたことを示し、「1」がまあまあであったことを示し、「2」がきれいであったことを示している。
また、「照明」、「故障」は、設備の故障に関する情報に対応し、照明または部屋に故障がなかったかどうかを示す項目である。このうち、「照明」の項目欄の数字は、「0」が照明が切れていなかったことを示し、「1」は、照明が切れていたことを示している。また、「故障」の項目欄の数字は、「0が」故障がなかったことを示し、「1」が風呂が故障していたことを示し、「2」がトイレが故障していたことを示し、「3」がテレビが故障していたことを示し、「4」がベッドが故障していたことを示している。
「満足度」は、サービスに対する評価の情報に対応し、サービスなどに対する満足度を示す。「満足度」の項目欄の数字は、「0」が満足であったことを示し、「1」がまあまあであったことを示し、「2」が不満であったことを示している。そして、「部屋候補」は、次回利用したい部屋の候補の部屋番号を示す。
以上より例えば、「顧客ID」が「10007」の顧客は、部屋番号A2に宿泊し、部屋とトイレとベッドがきれいだと答え、風呂は汚れており廊下はまあまあと答えている。さらに、この顧客は、照明は切れてなく、ベッドが故障しており、満足度は不満であったと答えている。そして、顧客は、次回利用したい部屋候補を、部屋番号A3の部屋と答えていることが分かる。
次に、予約DB40を、図7を用いて説明する。予約DB40のデータ構造は、図7に示されるように、「予約ID」と、「顧客ID」と、「宿泊日」と、「宿泊日数」と、「部屋番号」と、「住所」と、「電話」と、「氏名」と、「宿泊履歴」と、「関連情報」とで構成される。
このうち、「予約ID」は、予約DB40を管理するためのIDである。「顧客ID」は、予約を入れた顧客のIDを示す。なお、新規顧客の場合は、新規の番号が割り振られる。
「宿泊日」は、宿泊を開始する日を示す。「宿泊日数」は、何日宿泊するかを示す。「部屋番号」は、宿泊する部屋の番号を示す。「住所」は、予約した顧客の住所を示す。「電話」は、予約した顧客の電話番号を示す。「氏名」は、予約した顧客の氏名を示す。「宿泊履歴」は、何回宿泊したかを示す。「関連情報」は、例えば以前答えたアンケート結果があるかどうかを示す。なお、以上の項目に、年齢などの利用者の情報を加えても良い。
次に、図8を用いて、担当DB41について説明する。担当DB41のデータ構造は、水回り担当と、電機担当と、リネン担当と3つの項目に分けられ、それぞれ、担当者の従業員用携帯端末の内線電話番号、携帯電話番号、メールアドレスとIP電話番号を有する構造となっている。
例えば、水回りの担当者の内線電話番号は、「1234」で携帯電話番号は「1345」でメールアドレスは「water_chief@tokyo.interhotel.com」(図示せず)でIP電話番号は「202.33.14.182」(図示せず)であり、電機担当の担当者の内線電番号は、「2345」で携帯電話番号は「2456」でメールアドレスは「power_chief@tokyo.interhotel.com」(図示せず)でIP電話番号は「202.33.14.186」である。
このように、複数の番号が設けられているのは、話中であった場合に異なる通信手段で
連絡するためであるので、その必要がない場合は、ひとつの通信手段の番号でも良い。
なお、内線電話番号は従業員用コードレス内線電話携帯端末機用で、携帯電話番号は携帯電話用でメールアドレスは上述した無線IP通信機能を備えたPDAやパソコンへのメール用であり、IP電話番号は無線IP通信機能を備えたPDAやパソコンへの音声通話用である。
次に、上述したソフトウェアブロックにより行われる処理を説明する。まず、いかなる部屋かを顧客が見るための部屋案内表示について、図9を用いて説明する。
図9は、フロントに備わる顧客用端末11のタッチパネル画面に表示される案内表示画面を示すものである。図9に示されるように、この画面には、部屋番号ボタンとアンケートボタンとが示される。そして、例えば、A2ボタンを顧客が押下すると、図10に示されるように部屋の写真が画面上に表示される。
このようにすることで、顧客は、部屋を写真で見ることが可能となる。次に、アンケートボタンを押下した場合の処理について説明する。
アンケートボタンを顧客が押下すると、図11に示されるアンケート画面が表示される。このアンケート画面には、「アンケートにお答えいただきますと利用料の3割引券を差し上げます」という、アンケートの入力を促す情報51が表示される。
また、顧客にアンケートを入力させる欄は、基本項目52と、リネン清掃項目53と、緊急対処項目54と、顧客嗜好項目55と項目ごとに分けられている。そして、それらの項目は、先ほど説明した項目にさらに分けられている。
以上の入力には、ラジオボタンで選択することにより入力することができる。
ラジオボタンでの入力の他に、コメントを手書きで入力する手書き欄57もアンケート画面には設けられる。この手書き欄には、サービスの内容が競合する他の者に関する情報や、意見などが入力される。
以上の入力が終了すると、顧客は送信ボタン56で、サービス支援サーバ10にアンケート結果を送信することができる。また、アンケートの入力をキャンセルする場合は、キャンセルボタン58を押下することでキャンセルすることが可能となる。なお、このアンケート入力画面は、Webブラウザで表示するようにしても良いし、専用のアプリケーションを用いて表示しても良い。
以上の処理の詳細を図12のフローチャートを用いて説明する。この処理は、Webブラウザ上で動作するプログラムや、専用のアプリケーションなどであるので、以下、この処理を実行するものを、アンケート入力アプリとする。
アンケート表示段階に対応するステップS100は、アンケートの表示が行われる処理である。ステップS101は、顧客のアンケートの入力待ちである。顧客がアンケートを入力し、送信ボタンを押下すると、アンケート入力アプリは、ステップS102へ処理を進める。
ステップS102で、アンケート入力アプリは、全項目がマークされたかどうかの判断を行う。全項目がマークされたと判断すると、アンケート入力アプリは、サービス支援サーバ10へアンケートを送信する。
サービス支援サーバ10は、アンケート解析段階に対応するステップS103で、緊急対策項目がマークされていないかどうか判断する。緊急対策項目がマークされている場合、サービス支援サーバ10は、ステップS104で、緊急対処を行うプログラムを起動し、その処理の終了後、ステップS105の処理を実行する。
緊急対策項目がマークされていない場合、サービス支援サーバ10は、サービス情報出力段階に対応するステップS105へ処理を進め、割引券発券処理部34を起動し、割引券をプリンタ12で発券したり、あるいは顧客の携帯端末16にバーコードまたは文字情報として出力したりする(図14参照)。このように出力した割引券と宿泊カードとの照合を行えば、図7で示した利用者の属性の管理も行うことができる。
次のステップS106で、サービス支援サーバ10は、アンケート蓄積管理処理部32を起動し、アンケートをアンケートDB38に蓄積する。
これらの処理が終了すると、サービス支援サーバ10は、ステップS107で部屋案内処理部31を起動し、顧客用端末11に案内表示を行う。
ステップS102の分岐処理に戻る。ステップS102でアンケート入力アプリは、全項目にマークがされていないと判断した場合、ステップS108で、マークがされていない項目を顧客に明示するために、未マーク項目コメントを作成し、表示する。次に、アンケート入力アプリは、ステップS109で、タイマをセットする。このタイマは、アンケート入力画面を表示したままの状態を回避するためのタイマである。
次のステップS110で、アンケート入力アプリは、アンケートを再表示する。アンケートを再表示した後、アンケート入力アプリは、ステップS111で、キャンセルボタン58を押下されるか、ステップS112で、先ほどセットしたタイマがオーバーとなった場合、ステップS113で、案内表示を起動し、処理を終了する。キャンセルボタン58も押下されず、タイマーオーバーにもならない場合、アンケート入力アプリは、アンケート画面を表示し続ける。
以上説明した処理において、利用者がアンケートの入力を容易にするために、図2のハードウェア構成図で示したスピーカから案内を音声で流してもよいし、音声での入力も可能なようにしても良い。
次に、上述したステップS104の処理の詳細を、図13のフローチャートを用いて説明する。ステップS201で、緊急対処処理部36は、アンケート解析処理部35から受信したメッセージに含まれるイベントにより、処理を分岐する。
風呂が故障している場合、緊急対処処理部36は、ステップS202に分岐して水回り担当の登録情報を担当DB41から読み出す。また、トイレが故障している場合も同様に、緊急対処処理部36は、ステップS203で、水回り担当の登録情報を担当DB41から読み出す。
テレビが故障している場合、緊急対処処理部36は、ステップS204で電機担当の登録情報を担当DB41から読み出す。
ベッドが故障している場合、緊急対処処理部36は、ステップS205でリネン担当の登録情報を担当DB41から読み出す。
以上のようにして故障の内容により担当DB41から担当者の内線番号を読み出した緊急対処処理部36は、ステップS206で、その内線番号に通報処理を行う。このようにして、サービス支援サーバ10は、故障した設備を管理する担当者の端末に、設備の故障を通知する。
以上説明したように、実施例1は、ユーザーアンケートを通じて、例えばホテル業務の内部サービス実施前の点検業務を顧客に実施してもらうものであり、その対価としてサービス価格の割引を顧客に行うことが可能となる。
さらに、実施例1は、次の利用者に迷惑となる故障修理申告を、全顧客の利用終了時に通知してもらい、修理の迅速化とサービス稼働率向上を図るものである。
図14は、実施例1における業務フローを示す図である。この業務フローでは、顧客がアンケートにインタラクティブに答えることにより、従来、点検業務担当者が行っていたリネン清掃品質評価、故障機器の発見、通報を行うことが出来、さらに利用者嗜好を収集できる。また同一利用者が繰り返し利用するリピータであることを利用しサービス嗜好も分析可能となる。
さらに、実施例1においては、競合する他の者に関する情報である競合他店情報は、単に蓄積しまとめてバッチ集計処理する方法と、競合他店情報の入力があれば即座に管理担当者用のコンピュータ表示装置や管理者の従業員用携帯端末に表示し、その内容や利用者の協力度合いの見極め具合によっては、管理担当者が直接顧客を呼び止め、より詳細な情報提供を求めることもできる。
以下、実施例1を引用しながら実施例2の説明をする。なお、実施例1で使用した符号と同一の符号は、特に必要のない限り説明を省略する。
実施例2の全体構成は、実施例1と同様に図1に示したものである。実施例1と異なるのは、サービス支援サーバ10と、顧客用端末11と、フロント用端末13のハードウェア構成図であり、それを図15に示す。なお、図15に示されるハードウェア構成図の各構成要素の全てが、サービス支援サーバ10、顧客用端末11、フロント用端末13に搭載されることを意味するものではなく、各構成要素は、必要に応じて搭載されるものである。
図15に示されるように、入力装置22のRFIDタグリーダと、生体検出装置60が加わっている。RFIDタグリーダは、部屋の鍵につけられたタグに格納されている情報を読み込むものである。
生体的特長を抽出する手段に対応する生体検出装置60は、カメラ、床圧センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ、DNA分析のうち、いずれか1つ以上が設けられる。これらは、いずれも顧客の生態的特徴を抽出し、顧客の特定に用いられるものである。なお、以下の説明においては、抽出の他に検出や測定など、対象に応じた表現が用いられる。
これらのうち、カメラは、顧客の人相や身長を検出するものである。身長の検出は、特許文献5に開示されている公知技術で行われる。この場合、カメラは顧客の後方、および側方に配置するのが望ましい。
人相は、カメラで撮影した顧客の顔をデジタイズ処理し、顔の特徴分析を行うことで検出する。このカメラは顧客の前方に配置するのが望ましい。ここで、「人相」とは無意識にいる状態の顧客を撮影した画像から、フレーミング処理し、さらに背景抜きした人物の正面顔全体だけの生画像データである。さらに、鼻の高さが判別される横顔全体の生画像データを付加してもよい。これらの画像はカラー画像より白黒画像の方が撮影素子特性およびデータ量の観点から適している。
さらに顧客の性別を、特許文献7に開示されている公知技術で判定するようにしても良い。
床圧センサは、顧客の歩幅の検出や、アンケートを入力される顧客用端末11が、顧客が接近したことを検出するために用いられる。
虹彩センサは、顧客が受付に立った位置で固定位置に設置されたデジタル・スチルカメラで上半身の全体画像を撮影し、この中から瞳部をフレーミング処理し、虹彩生画像データを取得する。顧客の照合は、虹彩生画像データと撮影した画像データのパターンマッチング手法とカラースペクトラム照合を補助手段として行われる。
指紋スキャナは、指紋スキャナを下方向から可視透過するパネルを備えた受付カウンター下部に設置される。この撮影された指紋画像からフレーミング処理し、背景落としするのは人相と同じである。
DNA分析は、顧客が受付にて毛髪、唾液、つめまたは血液をDNA分析器にかけて、その結果スペクトラムを声紋分析と同様の手法にてパターンマッチング手法にて行う。
なお、図示されていないが、生体的特長として声紋を使う場合は、顧客が「予約者自身の名前」を申告する際にマイクで音声を採取し音声フレーズとする。その音声フレーズから外部騒音ノイズを除去する。さらに「予約」「リザベーション」「チェックイン」「プリーズ」の単語抽出を行う。そして各単語にタグ付けを行い、録音生データとして顧客DBに蓄積する。顧客の照合は、蓄積録音生データと現録音生データの周波数スペクトラムのパターンマッチング手法により行う。
上述した生体検出装置60以外にも、表示装置23には、後述する宿泊者名簿を印刷するプリンタが設けられる。
次に、図16を用いて、サービス支援サーバ10のソフトウェアブロックを説明する。図3で説明したソフトウェアブロックに、ユーザ特定検索処理部61と、ユーザ登録検索処理部62が加わり、さらにデータベースとして、顧客DB63が加わっている。
顧客の生体的特長を顧客DBから検索照合する手段に対応するユーザ特定検索処理部61は、顧客を特定するために、顧客DB63を検索するものである。ユーザ登録検索処理部62は、顧客がチェックインする際に、顧客が既に顧客DB63に登録されている場合は検索し、登録されていない場合は、新規に顧客の登録を行うものである。
顧客DB63は、顧客の管理に用いられるデータベースである。この顧客DB63を、図17を用いて説明する。顧客DB63は、顧客ID番号70と、個人情報71と、施設利用情報72と、割引ポイント73と、生体情報74とで構成される。
顧客ID番号70は、データベースのキーに用いられる。個人情報71は、氏名、自宅住所、職業、自宅電話、会社名、会社住所、会社電話、性別、年令で構成される一般的な情報である。
施設利用情報72は、前利用施設、前利用終了日、現利用施設、現利用開始日で構成される。前利用施設は、現在の施設を利用する前に利用した施設である。前利用終了日は、前利用施設の利用を終了した日である。現利用施設は、現在利用する施設である。現利用開始日は、現利用施設の利用を開始する日である。
割引ポイント73は、実施例1の割引券に相当するものである。生体情報74は、身長、歩幅、人相エレメント、声紋エレメント、虹彩エレメント、指紋右親指、指紋左小指、DNAなどで構成される。これは、先ほど説明した各センサにより取得され、顧客DB63に記録されるものである。
以上が実施例2における構成となっている。次に、実際の処理について説明する。まず、顧客がチェックインした際に行われるユーザ登録検索処理部62による処理を、図18のフローチャートを用いて説明する。
ステップS301は、顧客の身長の測定である。ステップS302は、顧客の性別の判定である。ステップS303は、顧客の生体特徴の抽出である。ステップS304は、顧客の照合である。
次のステップS305は、顧客の照合に成功したかの判断が行われる。照合に失敗した場合は、ステップS309へ処理が進む。照合に成功した場合、ステップS306で書誌が表示される。この書誌とは、顧客DB63に記録されている情報である。
次に、ステップS307でチェックインかどうかの判断が行われる。チェックインでない場合は、処理が終了する。チェックインの場合、ステップS308で、カードの印刷処理が行われる。このカードは、一般的な宿泊者名簿であり、ステップS308の場合、顧客が特定できているので、書誌や履歴などに基づいて印刷される。このカードは後に説明する。なお、このとき顧客の利用履歴を表示または印刷することも可能である。
ステップS305の処理に戻り、ステップS305で照合が成功しなかった場合、ステップS309で、チェックインかどうかの判断が行われる。チェックインでない場合、処理は終了する。
チェックインの場合、新規の登録となるので、ステップS310で、まずID番号処理が行われる。これは、ID番号の付与である。次に、ステップS311で、先ほど取得した身長、性別、生体などの特徴登録処理が行われる。
登録が終了すると、ステップS312で、カードの印刷処理が行われる。この場合、顧客DB63には、住所などが記録されていないので、ブランクのカードとして印刷される。なお、以上説明したカードの印刷には、顧客の利用履歴の日付が前日かを判断し、その場合に限り、「前宿泊地」を印刷するようにしても良い。
また、顧客DBがサービス支援サーバに搭載されている場合、上記処理で顧客DBに関する処理は、サービス支援サーバと通信しながら行われる。
次に、上述した処理で印刷されるカードを、図19を用いて説明する。なお、図19では、カードを宿泊者名簿として説明する。宿泊者名簿は、図に示されるように、書誌81と前宿泊地82と、バーコード80で構成される。書誌81は、投宿年月日時、出発年月日時、職業、住所、氏名、性別、年令で構成される。また、前宿泊地82は、前宿泊地と行き先で構成される。
バーコード80は、顧客IDを示すものである。新規の顧客には、新たに割り振られた顧客IDが、既に登録されている客には既に割り振られている顧客IDがバーコードとして印刷される。
この宿泊者名簿の署名欄に顧客はサインし、受付担当者から部屋の鍵を受け取る。受付担当者は、のちに顧客がカードに記載した書誌を端末に備わるキーボードにより入力し、宿泊者名簿のバーコードを読み取り、仮格納した顧客情報を追加記録する要求をサービス支援サーバに送信する。
サービス支援サーバは、記録を要求された顧客情報のほかに「現利用施設」と「利用日」を付加し、新規顧客の登録が完了する。
このようにしてチェックインに関する処理は行われる。このチェックインで、顧客は、鍵を受け取るが、この鍵には、後にアンケートを入力する際に使用される無線ICが組み込まれている。この無線ICにより、顧客の宿泊した部屋を特定することができる。
この鍵の例としてキーホルダ型とカード型の2種類の鍵について説明する。まずキーホルダ型について説明する。図20に示される鍵は、無線ICチップタグがキーホルダとして付加されたシリンダ用鍵を示すものである。図20には、鍵90と、その鍵90を拡大したシリンダ91と、鍵92と、無線ICタグ93とが示されている。
次に、図21を用いて、カード型の鍵について説明する。図21には、カードキー94と、カードリーダ95と、退出スイッチ96と、電子錠98と、コントローラ97とが示されている。
カードキー94は、無線ICが組み込まれたものである。退出スイッチ96は、退出する際に用いられるスイッチである。電子錠98は、コントローラ97の指示により動作する錠である。コントローラ97は、カードリーダ95と、退出スイッチ96と、カードリーダ95と、電子錠98を制御するものである。
このように、鍵に無線ICを組み込むことで、顧客の宿泊した部屋を特定するようになっている。
次に、顧客がアンケートを入力する際に、顧客用端末が顧客を特定する処理を、図22を用いて説明する。この処理は、先ほど説明した鍵を持っている場合だけではなく、鍵がない場合にも対応することができる。これは、例えば顧客がチェックアウトし終わった後などにも対応できる。
ステップS401で、顧客を特定するためのタイマがセットされる。この時、画面には、鍵の提示を促す画面が表示されるか、音声で促される。次のステップS402で、顧客の特定をどのように行うかなどで処理が3つに分岐する。
まず、上述した鍵で顧客を特定する場合、ステップS403で鍵の照合が行われる。次のステップS404は、照合した顧客IDで、顧客DBの中から検索が行われる。そして、ステップS411でアンケートの表示処理が行われる。このとき、例えば「XXXX様ご利用はA6でした」などと表示する。
ステップS402の処理に戻る。顧客が鍵が「ない」と発音すると顧客用端末に備えられたマイクにより、感知された声が公知技術で認識され、生体特徴検出が開始される。この「ない」の発声にかわり、特開2002−271763の図34〜図36に開示されたジェスチャーコマンドを用いてもよい。
ステップS402で、顧客が鍵を持っていない場合、ステップS405で生体特徴の検出が行われる。検出された生体特徴からステップS406で顧客が照合される。ステップS407で、照合が成功した場合、ステップS411でアンケートの表示処理が行われる。照合が成功しなかった場合、ステップS408で、誘導ガイドが提示される。この誘導ガイドは、再度顧客の生体特徴を検出するために、検出しやすい位置に顧客を誘導するためのガイドである。誘導ガイドとして、例えば「緑のライトへ向かい“アンケート”と言ってください」などと表示、あるいは音声で行われる。その後、再びステップS402の処理が行われる。
ステップS402の処理に戻る。ステップS402で、顧客が鍵を提示せず、さらに「ない」などの発音が無ければ、ステップS409で、タイマーオーバーとなる。この場合、ステップS410でお詫びを表示する処理が起動し、例えば「申し訳ございません。お客様がどなたか判りません」と表示され、処理が終了する。
以上の処理により表示されるのは、図23に示されるアンケート画面である。実施例1での図11と比較すると、部屋番号欄101に示されるように、部屋番号の入力に代わり、顧客を特定したことによる部屋の表示が自動で表示されている。また、先ほど説明した鍵の提示を促すとともに、「ない」と答えさせる旨の文が表示されている。
次に、図24を用いてアンケート入力に係る処理について説明する。ステップS501で、顧客を特定するための案内表示が起動される。これは、例えば床圧センサなどにより顧客の接近を検出しても良い。
次のステップS502は、先ほど図22で説明した顧客の特定処理が起動される。その処理で、アンケートが表示されるので、ステップS503は、アンケートの入力待ちとなる。顧客がアンケートを入力し、送信ボタンを押下すると、アンケート入力アプリは、ステップS504へ処理を進める。
ステップS504で、アンケート入力アプリは、全項目がマークされたかどうかの判断を行う。全項目がマークされたと判断すると、アンケート入力アプリは、サービス支援サーバ10へアンケートを送信する。
サービス支援サーバ10は、ステップS505で、緊急対策項目がマークされていないかどうか判断する。緊急対策項目がマークされている場合、サービス支援サーバ10は、ステップS506で、緊急対処を行うプログラムを起動し、その処理の終了後、ステップS507の処理を実行する。
緊急対策項目がマークされていない場合、サービス支援サーバ10は、ステップS507へ処理を進め、割引券発券処理部34を起動し、バーチャル金券の登録を行う。
次のステップS508で、サービス支援サーバ10は、アンケート蓄積管理処理部32を起動し、アンケートをアンケートDB38に蓄積する。
ステップS504の分岐処理に戻る。ステップS504でアンケート入力アプリは、全項目にマークがされていないと判断した場合、ステップS509で、マークがされていない項目を顧客に明示するために、未マーク項目コメントを作成し、表示する。次に、アンケート入力アプリは、ステップS510で、タイマをセットする。このタイマは、アンケート入力画面を表示したままの状態を回避するためのタイマである。
次のステップS511で、アンケート入力アプリは、アンケートを再表示する。アンケートを再表示した後、アンケート入力アプリは、ステップS512で、キャンセルボタン58を押下されるか、ステップS513で、先ほどセットしたタイマがオーバーとなった場合、ステップS514で、案内表示を起動し、処理を終了する。キャンセルボタン58も押下されず、タイマーオーバーにもならない場合、アンケート入力アプリは、アンケート画面を表示し続ける。
図25は、実施例2における業務フローを示す図である。この業務フローでは、実施例1に加え、顧客の特定を行うことが可能となる。それにより、宿泊者名簿を印刷することが可能となるとともに、顧客がアンケートを入力する際の、部屋番号の誤入力も防ぐことが可能となる。
また、実施例1と同様に、サービス業におけるサービス品質維持コストを利用者分担することにより、総コスト抑制が行える。そして、サービス業務、特にホテル業において、早く受付業務の提供ができる。さらにリピータ割引サービス用の「お客様カード」などの携帯が不要になる。また、不特定多数が利用する施設における保安業務を効率化できる。
以下、図面と共に本発明の実施例3について説明する。
実施例3は、サービス業務に適用する、サービス終了時の清算を早く終了することを目的とする実施例である。清算を早く終了する方策として少なくとも2つが採用され運用されている。その1つ目は、米国におけるレンタカーの返却方法として採用されているものであり、返却場のプールへ車を持ち込むとフロントガラスにあらかじめ貼り付けられたRFIDシールを係員がPDA端末で読み取り、顧客が自主申告したガソリン残量(但し、満タン、中間、空のさらに中間の計5段階)をグラフ記入し、そのガソリン残量とPDAで得た車両ID情報を無線LANでホストコンピュータへ送る。顧客の料金レートはチェックイン時に決定済みでホストコンピュータに登録されている。ホストコンピュータから返送された計算結果を「請求書兼レシート」としてPDA端末に備えたプリンタから印刷して顧客に手渡す。これで顧客は返却カウンターへ行く必要はない。
その2つ目は、同じく米国におけるホテル宿泊のチェックアウトで「Express Checkout Service」として行われている例である。ここでは顧客のチェックイン時に「Express Checkout Service」を利用すると申し出た場合に、チェックアウト当日の早朝(朝刊を各部屋へ無料配達するのと同時期だからAM4〜5時ごろ)にチェックアウト係員が、事前に打ち出した請求明細書と領収書を封筒に入れ、顧客の宿泊している部屋のドア下部のすきまから、投げ込み配送する。
顧客は朝の目覚め後、身支度を整えながら、この請求書の内容をチェックする。その内容に問題がなければ、顧客はチェックアウト時にフロントへ行き、フロント係りと面談する代わりに、フロント係りの近くの(ポスト形式で通常、Express Checkoutと表示されている)部屋のカギ返却箱にカギを投入してチェックアウトは完了する。
具体的な代金の支払い方法は以下の通りである。即ち、レンタカー利用の場合もホテルの利用の場合も、クレジットカードで支払いが行われ、かつ事前に請求料金がブランクのクレジットカード請求書に顧客承認サインが要求される。この料金欄ブランク部分にサービス提供者の係員がチェックアウト後に金額を書き込み、クレジット会社へ請求する。最近では多くのクレジット会社では、ホテルから送付されるクレジットカード請求書の替わりに電子決済情報で請求処理を受け付けている。つまり、料金欄ブランクの顧客承認サインの請求書は、顧客がホテルとクレジット会社間で電子決済することを承認したことと同じ意味を持つ。この商取引慣習を承認した顧客、つまり金額ブランクの請求書にサインする顧客が清算を早く終了することができるのである。もちろん、請求ミス発見のため、顧客へ請求明細書は別途、手渡されるものとする。
レンタカー利用の場合は、同一の返却プールでは全車同一手法がとられるため問題はさほどない。それはサービス規定がマイレージフリー(走行距離無制限)で使用日数間料金だけの請求であり、使用中の事故の有無は係員が目視点検でレシート発行前に発見できるからである。
しかし、ホテル利用の場合は事情が異なる。まず使用日数料金の単価がレンタカーの3〜10倍、場合によっては20倍、30倍と大きい。さらにホテル内レストラン、バーでの飲食代、付帯施設の利用料、例えば電話代、クリーニング代、さらに場合によっては、お土産屋の商品代金までがルームキーの提示で、部屋にチャージされており、明細書の分量は2、3泊で数ページにおよぶことがある。このため、顧客はチェックアウト時にカウンターでじっくり明細書内容を確かめ、その上でクレジットカード請求書にサインを行うのである。中には、どこかの販売員が間違えて過剰請求しているかも知れないのだから(まれに実際に過剰請求された経験者は念入りに確認する)。このような顧客心理があるのでホテルでは「Express Checkout Service」とは別に、顧客が客室内TVリモコンで専用チャンネルを選択すると、顧客の当日までの請求明細をコンピュータ・サービス支援サーバの顧客DB内の顧客への請求明細データを映像信号に変換し、当該顧客のTVに送信し、顧客は(客室)部屋で確認できるサービスも行われている(これを「Bill View」と呼ぶ)。顧客は余裕時間のある時に、この「Bill View」で明細内容を事前確認し、そのトータル金額を記憶またはメモ書きしておき、チェックアウト時にトータル金額だけの照合を行えば、数ページに渡る明細書を忙しいチェックアウト時にフロントで見直す必要はない。
しかしながら「Express Checkout Service」と「Bill View」は共に導入の問題がある。即ち「Express Checkout Service」はホテル係員が早朝、清算書を配達しなければならない。これはサービス業の人件費がかさむ問題である。請求書を夜勤の警備員やルームメイドに配達させるわけには行かず、フロント担当者が直接、配達しなければ顧客のホテルへの信頼が低下するからである。清算書には顧客が使用した電話先、その時間、飲食内容など顧客のプライベート内容が全て記載されている。そのため「Express Checkout Service」を導入しているホテルでも、顧客の利用頻度は、さほど高くない。一方「Bill View」は設備導入費用がかさむ割に、顧客の利用頻度が少ない。
これらの状況から、ホテルのチェックアウト時間帯には「チェックアウト・ラッシュ」と呼ばれる現象が発生する。これはフロントでの「チェックアウト待ちの行列」のことである。特に他国からの旅行者は、当地のサービス料金、税金に不慣れなため、それを質問したい場合、フロント係員に特別なあいさつをしたい場合等、一人当たりの所要時間がかかる傾向がある。とにかく行列ができる時間帯があるのは事実であり、ラッシュ時にはフロント係りは総動員で対応する。これは高度な接客知識、技能を要するフロント係りのローテーション(勤務割)の制約になり、サービス・コストへ転嫁される。特にホテルのチェックアウトは、丁寧な、しかも高度の顧客扱いが必要である。
先に他国からの旅行者の場合の例を記述したが「Express Checkout Service」を導入しているホテルで「チェックアウト待ちの行列」に並んでいるのは、ほとんどが同国に居住していると思われる旅行者なのは、他国からの旅行者の気持ちと、大した違いはないと考えられる。このような背景に鑑み、本発明の実施例3では、ホテルのチェックアウト業務を、従来慣習に大幅な変更を加えることなく、顧客が自らすばやく行える方法を提供するものである。
この技術に関連する従来技術として、特許文献10、11、13,14,15、並びに非特許文献1,2等がある。
その他、個人認証キーとして生体情報を使う技術を開示した文献として特許文献8,9がある。特許文献8では、「特徴点データとして数値化」して指紋照合を行う方法が提案されている。この技術では画像入力した画像から特徴点を抽出し数値化するとしているが数値化理論を開示していない。従来から行われている方法は、画像から特徴点を抽出し、その点分布をパターンマッチングする方法が広く実施されている。従来法はデータ量が多くなることが欠点であった。当該技術は記録保存するデータの軽量化を図るものと考えられる。
特許文献9では、顔画像から顔紋情報をとらえ、この情報をマッチングすることで顧客の特定を行う方法を採用した「生態情報を顧客キーとした顧客管理システム」が提案されている。この方法は顔紋の他、指紋、声紋、虹彩でも利用可能としている。
特許文献10の技術によれば、顧客からの清算伝票の要求手段を、客室内の(内線)電話機から特番ダイヤルすることで行うものとされ、さらに伝票は電話内線を通して客室内ファクシミリで受信する内容が提案されている。
特許文献11,12では、チェックイン時に顧客に選択可能な部屋内部写真を一覧提示してタッチパネルで顧客に希望の部屋を選択させる構成とされている。
特許文献13に技術はRFID無線タグをICチップとアンテナを内蔵したカード形状のタグ、と想定し部屋の電子オートロック解除に使用するものである。またレストラン等での利用結果情報(請求金額)をレストランで同タグに追記してチェックアウト時に読み出し清算する。また顧客がホテル内の行きたい場所をタグに事前登録しておくと、顧客の(館内うろつき度合い)歩行に応じて、館内のガイダンスがその顧客向けに案内されるものである。この技術では、部屋に同タグを置き忘れて、顧客が誤って締め出されるのを警告する構成とされている。但し、館内ガイダンスを顧客の母国語言語で行うため「顧客の旅行のたのしみ」を奪いかねないとも考えられる。顧客にとってホテル内を探検するのも楽しみのひとつとしている顧客も多く存在する。技術手段のRFIDには「読み書き」が必須となっている。又、チェックアウトをすばやく行う適用には向かないと考えられる。更にこの技術では、客に非接触ICカード(パッシブRFIDのこと)を携帯させ、電子ロック錠の制御、レストランでの支払い金額を同カードに追記する。さらに内部の追記情報(金額のこと)を同カードに備えた「表示層」に表示させることを併設させている。しかしながらチェックアウト時には段落0043に記載のごとく、宿泊客がフロントで表示機能付ICカードの表示とホテル側が記録管理している利用情報をつきあわせることで、顧客に使用料金(請求内容)を確認させる。この場合、電話代に関する問題が残ると考えられる。又、ICカードに「読み書き」が必須となっており、チェックアウトをすばやく行う適用には向かないと考えられる。
特許文献14の技術では、ホテルなどのフロント業務のチェックイン、チェックアウトを完全無人化する、カギの物理搬送手段を設けている。前払い方式(デポジット方式)の一部のサービスには適用できる可能性がある。又カギの特定にICチップやバーコード貼り付け(図2)などが提案されている。しかしながらこの技術では、以下の問題が考えられる。即ち、例えば、ほとんどの先進国の国内法において、宿泊カードに記名することはまったく考慮されていない。現金をにホテル専用のATM機へデポジットするような利用形態は好ましくない。即ち、より、フレンドリーな顧客へのサービス指向が望ましい。
基本的にホテル・サービス提供者は、例え数日間であるにせよ、顧客の生命、所持財産を安全に提供施設で保護し、快適に利用して貰うことに日々努力に励んでいる。これらは決して全て機械化できるわけではなく、ホテル従業員が直接、顧客に笑顔で説明、サポートすることがサービスに含まれていると言える。特に所謂高級ホテルでは、そのサービス自体が商品と言える。
即ち、本発明の実施例3では、ホテルに特化したサービスの終了業務(チェックアウト)を顧客自らが行えるよう構成することにより、すばやいサービス終了時の退出を行えるようにすることを目的とする。その際、顧客が利用明細をセルフサービスで取り出せる手段を提供するものである。
具体的には本発明の実施例3では、顧客がサービス利用時にフロント等の受付から手渡されたルームキー、またはIDタグを、終了時に顧客がフロントなどに設置されたKIOSK端末(顧客端末)へ提示などをすることにより、顧客が使用しているルーム番号、ロッカー番号などが判別され、その顧客への請求明細がKIOSK端末からプリントアウトされる。
或いは、顧客自身が持つ生体特徴を抽出、認識して顧客を決定する方法を用いる。その顧客への請求明細がKIOSK端末(図1中、顧客端末11)からプリントされるのは上記構成と同じである。
またKIOSK端末でプリントする請求明細書は電子文書にして、顧客宛てのメールアドレスに送信し、顧客は何日の連続したり、複数の利用施設の請求明細書を持ち歩く必要なく、自宅、または会社オフィスへ戻ってから、請求処理を経理処理したりすることが出来るようにする。
また、さらにメールで請求明細書を電子文書にしてメール送信する代わりに、サービス施設提供側で保管して、顧客の求めに応じて、ダウンロード提供することも可能である。
以下、本発明の実施例3につき、詳細に説明する。基本構成は上述の実施例1,2と同様であり、これら実施例1,2との相違は、これら実施例におけるアンケート処理技術を基に、チェックアウトの効率化を行なう構成を設けたものである。又、ユーザーの特定は、上記同様、IDカード・キーなどが基本である。またこれらを保持しないユーザーに対しては、生体的特長から個人特定を行う。
即ち、利用ユーザー(顧客)がホテル受付時に一時貸与された図30のRF―IDチップが内蔵されたカード・キーまたは図31のRF−IDチップタグがキーホルダとして付加されたのシリンダ用キーを利用する。ユーザーはチェックアウト時にフロントに行列がある場合、図45、左下部分に示すアンケート入力端末前に近づく。当該端末機は、その端末機に装着されたビデオカメラまたは床圧センサによりユーザー接近を検知する。その結果図41のアンケート処理が起動され、図44の画面表示例に示すごとく、「カギ(キー)」を提示することが促される。
ユーザーは図45のアンケート入力端末のRF―IDタグリーダに図31乃至32に示す如くのキーをかざすことにより図42に示すユーザー特定検索処理が実行され、その結果該当する「部屋番号」が特定される。さらに図7に示す予約DBへ問い合わせタスクがNIC経由で送られ(図示せず)当該部屋を利用している顧客ID番号が検索される。
さらに顧客情報DBへ問い合わせタスクが送られ、顧客ID番号からユーザー名検索が行われ、図29に示すユーザー書誌事項から「ユーザー名」を得る。そして図44のアンケート表示画面にて「XXXX様 ご利用はA6でした」と「部屋番号」と「ユーザー名」とが表示される。
その後の顧客が「超速清算」ボタン151をタッチパネルから押すと、以降は図43の清算書発行処理が起動される。尚、図41の処理では、その後、アンケートの入力を「全マークプリセット(デフォルト設定)」が行われるが、この処理は必須のものではない。設計実装上の都合により、すべてプリセットしても良い。
又、個人認証の手段として、「姿勢」の検出を加えている(図29参照)。この技術は例えば、非特許文献1に開示されている。
以下、図面と共に実施例3について説明する。尚、上述の実施例1,2と共通の構成要素、処理ステップ等には共通の符号を付し、その説明を省略する。システムの全体構成は、図1に示す実施例1,2のものと同様とする。
図27は各端末のハードウェア構成を示し、図示の如く、顧客の個人認証手段として、入力装置22では、3Dカメラ、赤外線受光器等を備えている。又、生体検出装置60では、手紋スキャナが設けられている。更に、表示装置23には赤外線発行機が備えられ、顧客個人認証に適用される。
図28に示す各端末のソフトウェアにおいては、請求金額算出部131が設けられている。又、顧客DB63には、顧客が希望する電子請求書の保管場所が記録される。図29に示す顧客DBでは、電子請求明細蓄積部171が備えられている。更に、顧客の情報として、自宅電子メールアドレス、会社電子メールアドレス等が含められ、又、「請求レート」として、基本請求金額(単価)が顧客受付け時に入力、格納される。
図30乃至32は、図20,21と共に説明した、顧客の個人認証に利用可能なホテルルームキーとして、無線情報送受信手段としてのRF−IDタグを利用したキー構成を示す。図33,34は、同様に、顧客の個人認証に利用可能なホテルルームキーとして、更に管理ID番号を記載したバーコードを取り付けたキー構成を示す。図35乃至37は、上記と同様の目的に利用可能な更に、デュンプルキーによるルームキー構成を示す。更に図38乃至40は、三次元(3D)形状読み取り機能、2次元バーコード、赤外線IDタグ付きルームキーの構成を、夫々示す。即ち、図38の例では、顧客清算用端末装置にて、顧客のルームキーをカメラで3次元的に撮影し、その形状により顧客認証を行なう例を示す。図39の2次元バーコードは図33,34のバーコードとして適用可能であり、図40の構成はルームキーに赤外線IDタグを設け、個人認証に利用する例を示す。
図41に示すフローチャートは図24と共に説明したものに対応するものであり、図1に示す顧客端末11により、ステップS521ではユーザ特定の完了を確認し、その確認後、ステップS522では顧客が即チェックアウトを希望するか否かを確認する。即ち、図44に示すアンケート画面にて顧客が「超速清算」ボタン151をクリックした場合には、ステップS523にて、請求書発行処理(図43)を実行し、アンケート情報は仮に全マークをプリセットの内容に設定し(ステップS524)、ステップS505に移行する。又、ステップS513のタイムオーバ前には、更にアンケート入力待ち状態とし(ステップS520)、ステップS504に戻る。
図42に示す顧客を特定する処理は図22と共に上述の処理に対応し、ここでは、顧客の特定の手段として、ステップS421以下のID照合(図30,31、32、33、34、39、40参照)による手段、ステップS424以降の3D鍵認識方法(図35乃至図38参照)による手段、及びステップS405以降の生体認識による手段とが選択可能とされる。夫々の手段において、照合失敗時のIDタグ、バーコード等の再提示指示表示処理(ステップS423)、置き直し指示表示(ステップS426)等の表示画面が顧客端末11の画面に表示される。
図43は顧客端末11にて行なう清算書発行処理の動作フローチャートを示す。上記顧客DBから、予め計上済みの顧客向け課金情報を読み出し(ステップS601)、更に顧客書誌情報を読み出す(ステップS602)。そして、この場合、予め顧客の希望により設定済みの請求書発行形態として、個人自宅宛の処理(ステップS604),会社宛の処理(ステップS605)とが選択される。更に、請求書書式として、所定の個人宛書誌形式(S604)、所定の勤務先宛書誌形式(S605)、顧客自由入力書誌形式(S606)とが選択される。更に、顧客が電子文書希望の場合(S608のYes),更に顧客の希望により、電子メール送信(S610),顧客が保持するPDAに対する赤外線送信(図27に示す、表示装置23に含まれる「赤外線発光器」による)(S612),或いは顧客DBに蓄積保存(S611)がなされる。
図45に示す業務フローは図25と共の上述のフローに対応するものであり、この場合、特にチェックアウト時、顧客端末11にて自動的に請求明細書が発行されるため、顧客はホテルフロントにて順番待ちを行なう手間が省ける。
図46は、請求書の発行形態について説明するためのフローであり、上記の如く、顧客はホテル清算を行なう際、ホテル備えの顧客端末11から請求書を印刷する発行させる方法以外にも、インターネット等の通信網を介して自宅或いは勤務先に直接電子情報として発行させる方法を選択可能である。
このように本発明の実施例3によれば、ホテル等のサービス業におけるチェックアウト時に、フロント等で行列待ちする必要がなくなる。尚、チェックアウトKIOSK(顧客端末11)は数台設けることが望ましい。又、顧客が利用明細書を自宅、会社まで持ち歩く必要がなくなる。
本発明の実施例における全体構成図である。 ハードウェア構成図である。 ソフトウェアブロック図である。 部屋画像DBを示す図である。 アンケートDBを示す図である。 アンケートDBを示す図である。 予約DBを示す図である。 担当DBを示す図である。 案内表示画面を示す図である。 部屋写真が表示された様子を示す図である。 アンケート画面を示す図である。 アンケート入力に係る処理を示すフローチャートである。 緊急対処処理部の処理を示すフローチャートである。 本実施例における業務フローを示す図である。 ハードウェア構成図である。 ソフトウェアブロック図である。 顧客DBを示す図である。 ユーザ登録検索処理を示すフローチャートである。 宿泊者名簿を示す図である。 シリンダ用鍵を示す図である。 カード型の鍵を示す図である。 顧客を特定する処理を示すフローチャートである。 アンケート画面を示す図である。 アンケート入力に係る処理を示すフローチャートである。 本実施例における業務フローを示す図である。 従来の業務フローを示す図である。 本発明の実施例3における各端末装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施例3における各端末装置に実装されるソフトウェア構成を示す図である。 本発明の実施例3において適用される顧客DBの内容を示す図である。 非接触RF−IDカードキーを説明するための図である。 RF−ID他靴キーを説明するための図である。 接触カードキーを説明するための図である。 バーコードを付けたカードキーを説明するための図である。 バーコードを付けたシリンダキーを説明するための図である。 デュンプルキーを説明するための図である。 デュンプルキーを説明するための図((a)、(b)はシリンダにキー非挿入時を示し、(c)、(d)は挿入時を示す)である。 デュンプルキーシリンダを説明するための図である。 3D形状読み取り機を説明するための図である。 2次元バーコードを説明するための図である。 赤外線IDタグを説明するための図である。 実施例3におけるアンケート入力に係る処理を示すフローチャートである。 実施例3における顧客を特定する処理を示すフローチャートである。 実施例3における清算書発行処理を示すフローチャートである。 実施例3におけるアンケート入力画面を説明するための図である。 実施例3による業務フローを示す図である。 実施例3による電子請求明細書利用例を示すフローである。
符号の説明
10 サービス支援サーバ
11 顧客用端末
12 プリンタ
13 フロント用端末
14a、14b ネットワーク
15 従業員用携帯端末
16 顧客の携帯端末
17 内線用基地局
18 携帯電話基地局
20 CPU
21 I/F
22 入力装置
23 表示装置
24 ドライブ装置
25 記録媒体
26 HDD
27 メモリ
30 OS
31 部屋案内処理部
32 アンケート蓄積管理処理部
33 予約管理処理部
34 割引券発券処理部
35 アンケート解析処理部
36 緊急対処処理部
37 音声合成/認識処理部
38 部屋画像DB
39 アンケートDB
40 予約DB
41 担当DB
51 アンケートの入力を促す情報
52 基本項目
53 リネン清掃項目
54 緊急対処項目
55 顧客嗜好項目
56 送信ボタン
57 手書き欄
58 キャンセルボタン
60 生体検出装置
61 ユーザ特定検索処理部
62 ユーザ登録検索処理部
63 顧客DB
70 顧客ID番号
71 個人情報
72 施設利用情報
73 割引ポイント
74 生体情報
80 バーコード
81 書誌
82 前宿泊地
90、92 鍵
91 シリンダ
93 無線タグ
94 カードキー
95 カードリーダ
96 退出スイッチ
97 コントローラ
98 電子錠
101 部屋番号欄

Claims (38)

  1. 顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、
    前記端末は、
    サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と
    前記アンケートを入力させる入力手段と、
    入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段と
    を有し、
    前記サービス支援サーバは、
    受信したアンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断手段と、緊急対策項目がマークされている場合緊急対策処理手段に故障の内容を含むメッセージを送信する送信手段とを有するアンケート解析手段と
    アンケート解析手段から受信したメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐手段と、分岐手段による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出手段と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出手段により読み出された連絡先への通報処理を行う通報手段とを有する緊急対策処理手段と
    を有することを特徴とするサービス支援システム。
  2. 前記入力手段は、タッチパネルであることを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  3. 前記入力手段は、音声での入力が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のサービス支援システム。
  4. 前記アンケートを入力した顧客に対し、顧客へのサービスに係る情報を出力する端末であるサービス情報出力端末をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  5. 前記サービス情報出力端末は、携帯端末であり、該携帯端末が有する表示画面に、前記サービス情報がバーコードまたは文字情報として表示されることを特徴とする請求項4に記載のサービス支援システム。
  6. 前記サービス情報出力端末は、印刷装置であり、該印刷装置から前記サービス情報がバーコードまたは文字情報として印刷されて出力することを特徴とする請求項4に記載のサービス支援システム。
  7. 前記顧客へのサービスに係る情報は、利用料の割引情報であることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  8. 前記アンケートの内容は、サービスに対する評価の情報であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  9. 前記アンケートの内容は、前記サービスの内容が競合する他の者に関する情報であることを特とする請求項1からのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  10. 顧客へのサービス運営を、通信可能な1つ以上の端末を用いて支援するサービス支援サーバにおいて、
    一の前記端末に、サービス運営に係るアンケートの入力を促す情報を表示させる入力促進情報表示手段と、
    前記一の端末に、前記アンケートを表示させるアンケート表示手段と、
    前記一の端末から受信したアンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断手段と、緊急対策項目がマークされている場合緊急対策処理手段に故障の内容を含むメッセージを送信する送信手段とを有するアンケート解析手段と
    アンケート解析手段から受信したメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐手段と、分岐手段による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出手段と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出手段により読み出された連絡先への通報処理を行う通報手段とを有する緊急対策処理手段と
    他の端末に顧客へのサービスに係る情報を出力するサービス情報出力手段と
    を有することを特徴とするサービス支援サーバ。
  11. 顧客へのサービス運営を、通信可能な1つ以上の端末を用いて支援するサービス支援サーバでのサービス支援方法であって、
    前記一の端末に、サービス運営に係るアンケートを表示させるアンケート表示段階と、
    前記一の端末から受信したアンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断段階と、緊急対策項目がマークされている場合に故障の内容を含むメッセージを送信する送信段階とを有するアンケート解析段階と
    アンケート解析段階の送信段階で送信されたメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐段階と、分岐段階による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出段階と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出段階にて読み出された連絡先への通報処理を行う通報段階とを有する緊急対策処理段階と
    他の端末に顧客へのサービスに係る情報を出力するサービス情報出力段階と
    を有することを特徴とするサービス支援方法。
  12. 顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、
    前記端末は、
    顧客を特定する手段と、
    サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と、
    前記アンケートを入力させる入力手段と、
    入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、
    受信したアンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断手段と、緊急対策項目がマークされている場合緊急対策処理手段に故障の内容を含むメッセージを送信する送信手段とを有するアンケート解析手段と
    アンケート解析手段から受信したメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐手段と、分岐手段による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出手段と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出手段により読み出された連絡先への通報処理を行う通報手段とを有する緊急対策処理手段と
    を有することを特徴とするサービス支援システム。
  13. 顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、
    前記端末は、
    前記顧客の人相、身長を検出するカメラ、顧客の歩幅の検出を行う床上センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ及びDNA分析器のうちの少なくともいずれか1つを含み、当該顧客の生体的特を抽出する手段と、
    サービス運営に係るアンケートを表示させる表示手段と、
    前記アンケートを入力させる入力手段と、
    前記顧客の生体的特と入力されたアンケートを前記サービス支援サーバに送信するアンケート送信手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、
    受信した前記顧客の生体的特を顧客データベースから検索照合する手段と
    アンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断手段と、緊急対策項目がマークされている場合緊急対策処理手段に故障の内容を含むメッセージを送信する送信手段とを有するアンケート解析手段と
    アンケート解析手段から受信したメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐手段と、分岐手段による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出手段と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出手段により読み出された連絡先への通報処理を行う通報手段とを有する緊急対策処理手段と
    を有することを特徴とするサービス支援システム。
  14. 顧客へのサービス運営を支援するサービス支援サーバと、該サービス支援サーバと通信可能な端末とを有するサービス支援システムにおいて、
    前記端末は、
    前記顧客の人相、身長を検出するカメラ、顧客の歩幅の検出を行う床上センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ及びDNA分析器のうちの少なくともいずれか1つを含み、当該顧客の生体的特を抽出する手段と、
    前記顧客が申告した該顧客に関する情報である書誌を入力する手段と
    前記顧客の生体的特と前記書誌をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、
    受信した前記顧客の生体的特を顧客データベースから検索照合する手段と
    検索照合結果を端末へ送信する手段と
    アンケートを解析して当該アンケート中故障に関する緊急対策項目がマークされていないかどうかを判断する判断手段と、緊急対策項目がマークされている場合緊急対策処理手段に故障の内容を含むメッセージを送信する送信手段とを有するアンケート解析手段と
    アンケート解析手段から受信したメッセージに含まれる故障の内容により処理を分岐する分岐手段と、分岐手段による分岐に応じて故障した設備を管理する担当の登録情報を読み出す読出手段と、当該設備の管理を担当する担当者の端末に設備の故障を通知するために読出手段により読み出された連絡先への通報処理を行う通報手段とを有する緊急対策処理手段と
    を有し、
    前記端末は、
    前記サービス支援サーバからの検索照合結果を表示する手段を備えたことを特徴とするサービス支援システム。
  15. 前記顧客の前記書誌を表示または印刷する手段を備えたことを特徴とする請求項14に記載のサービス支援システム。
  16. 前記顧客の利用履歴を表示または印刷する手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載のサービス支援システム。
  17. 前記顧客の生体的特は、人相、指紋、虹彩、声紋、身長のうち、いずれか1つ以上の生体的特徴であることを特徴とする請求項13又は14に記載のサービス支援システム。
  18. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり、
    サービス運営者端末は、前記顧客が申告した該顧客に関する情報である書誌と前記顧客へのサービス対象とを入力する手段と、前記書誌とサービス内容とをサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記端末としてのサービス利用者端末は、前記顧客が携帯するタグから利用対象IDを読み取る手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記利用対象IDと前記サービス終了意思とをサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示または印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客の書誌情報を顧客データベースに蓄積する手段と、前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記利用対象IDから前記顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  19. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり、
    サービス運営者端末は、前記顧客へのサービス対象を入力する手段と、前記サービス内容をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記端末としてのサービス利用者端末は、前記顧客が携帯するタグから利用対象IDを読み取り手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記利用対象IDと前記サービス終了意思をサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示または印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記利用対象IDから前記顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  20. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり
    サービス運営者端末は、前記顧客へのサービス対象を入力する手段と、前記サービス内容をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記端末としてのサービス利用者端末は、前記顧客が携帯するタグから利用対象IDを読み取る手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記利用対象IDと前記サービス終了意思とをサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示する手段と、前記顧客の書誌事項を入力する手段と、前記顧客への利用情報と前記顧客の書誌事項とを印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記利用対象IDから前記顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  21. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた読み取り手段から電磁誘導により起動され、タグにあらかじめ記憶された利用対象ID情報を無線送信するRFIDチップとアンテナで構成されたRFIDタグであることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  22. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた読み取り手段から電磁誘導により起動され、タグにあらかじめ記憶された利用対象ID情報を無線送信するRFIDチップとアンテナで構成されたカードであることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  23. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた受信手段と、前記顧客のスイッチ操作により起動され、タグにあらかじめ記憶された利用対象ID情報を無線送信するICチップとLEDとで構成されたタグであることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  24. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた読み取り手段と、タグにあらかじめバーコード記録された利用対象ID情報印刷物とよりなることを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  25. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた読み取り手段と、タグにあらかじめ2次元バーコード記録された利用対象ID情報印刷物とよりなることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  26. 前記顧客が携帯する利用対象IDは、前記利用者端末に備えた3次元形状読み取り手段と、前記顧客がサービス利用する際に用いる、対象のシリンダーカギを解除するカギ形状から利用対象IDを認識する手段とを備えたことを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  27. 前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段は、タッチパネル入力手段であることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  28. 前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段は、音声入力と音声認識手段であることを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  29. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段を備えたことを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  30. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段と、前記顧客があらかじめ登録したメールアドレスに送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項18乃至20のうちのいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  31. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段と、前記顧客用の電子文書を前記サービス支援サーバに蓄積する手段とを備えたことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  32. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり、
    サービス運営者端末は、前記顧客が申告した該顧客に関する情報である書誌と前記顧客へのサービス対象を入力する手段と、前記書誌とサービス内容をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記端末としてのサービス利用者端末は、前記顧客の人相、身長を検出するカメラ、顧客の歩幅の検出を行う床上センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ及びDNA分析器のうちの少なくともいずれか1つを含み、当該顧客の生体的特を抽出する手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記利用対象IDと前記サービス終了意思をサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示または印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客の書誌情報を顧客データベースに蓄積する手段と、前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客の生体的特から前記顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  33. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり、
    サービス運営者端末は、前記顧客へのサービス対象を入力する手段と、前記サービス内容をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    サービス利用者端末は、前記顧客の人相、身長を検出するカメラ、顧客の歩幅の検出を行う床上センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ及びDNA分析器のうちの少なくともいずれか1つを含み、当該顧客の生体的特を抽出する手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記顧客の生体的特と前記サービス終了意思をサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示または印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客の生体的特から当該顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  34. 更に前記サービス支援サーバと通信可能なサービス運営者端末を有してなり
    サービス運営者端末は、前記顧客へのサービス対象を入力する手段と、前記サービス内容をサービス支援サーバへ送信する手段とを有し、
    前記端末としてのサービス利用者端末は、前記顧客の人相、身長を検出するカメラ、顧客の歩幅の検出を行う床上センサ、虹彩センサ、指紋スキャナ及びDNA分析器のうちの少なくともいずれか1つを含み、当該顧客の生体的特を抽出する手段と、前記顧客のサービス利用終了意思を入力する手段と、前記顧客の生体的特と前記サービス終了意思をサービス支援サーバへ送信する手段と、前記サービス支援サーバから受信する前記顧客への利用情報を表示する手段と、前記顧客の書誌事項を入力する手段と、前記顧客への利用情報と前記顧客の書誌事項を印刷する手段とを有し、
    前記サービス支援サーバは、サービス運営者端末から受信した前記顧客へのサービス対象を予約データベースに蓄積する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客の生体的特から前記顧客を特定する手段と、サービス利用者端末から受信した前記顧客のサービス利用終了意思から当該顧客の利用情報を作成する手段と、前記顧客の利用情報をサービス利用者端末へ送信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のサービス支援システム。
  35. 前記顧客の生体的特は、人相、指紋、虹彩、声紋、身長、姿勢、DNAのうち、いずれか1つ以上の生体的特であることを特徴とする請求項32乃至34のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  36. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段を備えたことを特徴とする請求項32乃至34のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  37. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段と、前記顧客があらかじめ登録したメールアドレスに送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項32乃至34のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
  38. 前記顧客への利用情報を電子文書に変換する手段と、前記顧客用の電子文書を前記サービス支援サーバに蓄積する手段とを備えたことを特徴とする請求項32乃至34のいずれか1項に記載のサービス支援システム。
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