JP2004262296A - 車両用放電ランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用放電ランプ装置において、放電ランプと点灯回路とを繋ぐ高圧線の配索を簡素化しつつ点灯回路の組み付け性を向上させ、かつ車体レイアウト及び造形上の自由度を高める。
【解決手段】放電ランプ式のヘッドランプ30を支持するブラケット40の内部に前記ヘッドランプ30の点灯を制御する点灯回路60を取り付けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用放電ランプ装置に関し、特に放電ランプの点灯を制御する点灯回路の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動二輪車にも高輝度なHIDランプ(High IntensityDischarged Lamp)等の放電ランプ装置をヘッドランプとして採用することが検討されている。このような放電ランプ装置はスタータ(始動器)及びバラスト(安定器)等の点灯回路が必要となるため、放電ランプと点灯回路とを繋ぐ高圧線の配策を簡素化するために、車体フレームのヘッドパイプの前方であってヘッドランプの後方に点灯回路を設置したり(例えば、特許文献1参照。)、ヘッドランプのケース内に点灯回路を収容している(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−198713号公報
【特許文献2】
特開平11−238405号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の配置構成を採用した場合、ヘッドランプとヘッドパイプとの間の限られた空間に点灯回路を組み付けることとなるため組み付け作業が困難である。また、後者の配置構成を採用すると、ヘッドランプ自体が大型化し車体レイアウト及び造形上の制約となってしまうという課題がある。
そこで、この発明は、放電ランプと点灯回路とを繋ぐ高圧線の配索を簡素化しつつ点灯回路の組み付け性を向上させ、かつ車体レイアウト及び造形上の自由度を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、放電ランプ(例えば実施の形態におけるヘッドランプ30,130)を支持するブラケット(例えば実施の形態におけるブラケット40,140)の内部に前記放電ランプの点灯を制御する点灯回路(例えば実施の形態における点灯回路60,60’)を取り付けたことを特徴とする。
【0006】
この車両用放電ランプ装置によれば、放電ランプを支持するブラケットと点灯回路とを一体に構成することが可能となり、点灯回路を放電ランプの近傍に配置してこれらを繋ぐ高圧線の配索を簡素化できる。また、点灯回路を支持するための部品及びその組み付け作業を大幅に削減でき、かつ点灯回路を収容するために放電ランプを大型化することもない。
【0007】
請求項2に記載した発明は、前記放電ランプが車体フレーム(例えば実施の形態における車体フレーム5)のヘッドパイプ(例えば実施の形態におけるヘッドパイプ6)前方に配置され、前記ブラケットが放電ランプを側方から支持することを特徴とする。
【0008】
この車両用放電ランプ装置によれば、放電ランプを側方から支持するブラケットの内部に点灯回路が取り付けられることで、ヘッドパイプと放電ランプとの間のスペースを有効利用することが可能となる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、前記ブラケットが金属部材で構成されることを特徴とする。
【0010】
この車両用放電ランプ装置によれば、金属部材からなるブラケットをヒートシンクとして有効利用し点灯回路の放熱性を向上させることができる。特に、ブラケットをアルミ材とすれば軽量化が図れると共に熱伝達性が高まり放熱性をより向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る車両用放電ランプ装置を自動二輪車のヘッドランプに適用した例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車1の前輪2を軸支するフロントフォーク3はステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部に設けられたヘッドパイプ6に操舵可能に枢支され、後輪7を軸支するリアフォーク8は車体フレーム5の中間部に設けられたピボット部9に揺動可能に枢支される。車体フレーム5は、その前端のヘッドパイプ6から左右に分岐して延びる一対のメインフレーム10及びダウンチューブ11を有する所謂ダブルクレードル型フレームであり、これらメインフレーム10及びダウンチューブ11で囲まれた部位に水冷式のエンジン12が搭載される。メインフレーム10の上部後側にはシートレール13が接続され、シートレール13の略中間部とピボット部9との間がサイドパイプ14により結合される。サイドパイプ14の上端部とリアフォーク8との間にはリアクッション15が配設される。メインフレーム10の上部には燃料タンク16が配設され、シートレール13の上部にはシート17が配設される。フロントフォーク3の下部にはブレーキキャリパ18が取り付けられ、前輪2にはブレーキキャリパ18に対応するブレーキロータ19が取り付けられてフロントブレーキ装置20が構成される。
【0012】
図2に示すように、ステアリングステム4のトップブリッジ21上部にはハンドルポスト22を介してバー型のハンドル23が装着され、このハンドル23の左グリップ部24の前方にはクラッチレバー25が配設される。なお、ハンドル23の右グリップ部はスロットルグリップとされ、その前方にはフロントブレーキレバーが配置される(何れも図示略)。トップブリッジ21の斜め上前方にはメータステー26により支持されるメータユニット27が配設され、ヘッドパイプ6の前方には左右一対のブラケット40,40により支持される放電ランプ式のヘッドランプ30が配設される。
【0013】
このヘッドランプ30は所謂HIDランプ(High Intensity Discharged Lamp)等であり、フィラメントを持たない放電バルブにより高効率、高輝度な照射を可能にしたものである。このヘッドランプ30の点灯時には高電圧が必要で、かつ点灯後には電流を一定に流す必要があるため、スタータ(始動器)及びバラスト(安定器)等の点灯回路60により点灯が制御されている。
【0014】
図3に示すように、ヘッドパイプ6には左右方向に延びるボトムブリッジ28に一体に固定されたステムパイプ29が軸回りに回動自在に貫通装着され、このステムパイプ29のヘッドパイプ6から突出した上端部にトップブリッジ21がステムナット29aによりボトムブリッジ28と平行な状態で固定される。これらトップブリッジ21、ステムパイプ29、及びボトムブリッジ28を主にステアリングステム4が構成され、トップブリッジ21及びボトムブリッジ28の左右両端部に形成された嵌合孔にフロントフォーク3がそれぞれ嵌合固定される。
【0015】
ヘッドランプ30は、丸型一灯式のランプ本体31及びその周縁部外側に装着されるリム部32と、リム部32の後方に連なってドーム状に形成されるランプケース33とを備える。ランプ本体31はレンズ34及びリフレクタカバー35を備え、これらが形成する灯体内に放電式ランプバルブ36を備える。ランプ本体31はリム部32に左右方向で光軸調整可能に結合されており、リム部32の上部内側に形成される係止爪32aをランプケース33の開口上部の係合部33aに係止させると共に、ランプケース33の下部両側に挿通されるビス33bをリム部32のナット孔32bに締め込むことで、リム部32がランプケース33に固定される。これにより、ランプ本体31とランプケース33とがリム部32を介して結合されてヘッドランプ30が形成される。
【0016】
このヘッドランプ30がヘッドパイプ6の前方であってブラケット40,40の車幅方向内側に配置され、ブラケット40,40に左右から挟み込まれるように保持される。各ブラケット40の前端部には左右方向に平行な軸線上に挿通孔41が設けられ、これら各挿通孔41に挿通された固定ボルト42をランプケース33の左右外側に設けられた固定ナット孔37,37にそれぞれ締め込むことで、ヘッドランプ30と一対のブラケット40,40とが一体に固定される。また、各固定ボルト42を緩めることでヘッドランプ30が上下傾動自在となり上下方向で光軸調整可能となる。
【0017】
各ブラケット40はアルミダイキャスト製で、略三角形状の本体43の上部には連結部44が上方に向かって突出成形され、下部には支持アーム45が下方でかつ車幅方向内側に向かって延出成形される。また、本体43の前部にはヘッドランプ30を支持するための前記挿通孔41が形成され、後部上側にはフロントウインカ38を取り付けるための挿通孔47が形成される。各支持アーム45の下端には、ボトムブリッジ28の上面と略平行に形成される受け座面46a及びこの受け座面46aから下方に突出する突出軸46が各々設けられ、この突出軸46を嵌合させるボス部28a,28aがボトムブリッジ28の前部両側にそれぞれ設けられる。そして、突出軸46をボス部28aに嵌合させると共に受け座面46aがボス部28aの上面に当接した状態でブラケット40がその下方からボトムブリッジ28に支持される。
【0018】
一方、各ブラケット40の上部はランプステー50を介してトップブリッジ21に結合される。ランプステー50はステー本体51をトップブリッジ21に取り付けるための左右一対の上部取り付け部52,52と、各ブラケット40の連結部44に対応する左右一対の前部取り付け部53,53とを備えており、トップブリッジ21の前部両側には各上部取り付け部52,52に対応するボス部21a,21aが設けられる。そして、各ボス部21aに各上部取り付け部52をボルト54により固定し、各連結部44と前部取り付け部53とをボルト55により一体に固定することで、各ブラケットの上部がランプステーを介してトップブリッジ21に固定される。以上により、各ブラケット40及びヘッドランプ30がステアリングステム4に取り付けられることとなる。
【0019】
ここで、自動二輪車1のフロントブレーキ及びクラッチは油圧式とされ、図2に示すように、クラッチレバーホルダ25aと一体に設けられたマスターシリンダから延びるクラッチオイルホース25bがヘッドランプ30の後方であってヘッドパイプ6の前方を通過するように配策される。また、ブレーキオイルホース25cも同様に、ヘッドランプ30とヘッドパイプ6との間を通過するように配索される。さらに、スロットルグリップに接続されるスロットルケーブル及びハンドル23に取り付けられるスイッチボックス等に接続されるハーネス類もヘッドランプ30とヘッドパイプ6との間を通過するように配策される(何れも図示略)。なお、メータユニット27を支持するメータステー26の固定部26a,26bは各ボルト54,55により共締めされ、これによりメータユニット27がメータステー26を介してステアリングステム4に取り付けられる。
【0020】
図3に示すように、各ブラケット40の前記挿通孔41,47は本体43の外側面に車幅方向で凹設された座面部の底部に形成される。
ここで、各ブラケット40の本体43の車幅方向内側は、外側壁48及びその外周壁49、並びに前記各座面部を形成する円筒壁41a,47a等を残して肉抜きが施されている。なお、支持アーム45の車幅方向内側も同様の肉抜きが施されている。そして、各ブラケット40の何れか一方(この実施の形態においては左側のブラケット40)の本体43を肉抜きすることで形成された空間内に、ヘッドランプ30の点灯を制御する点灯回路60が配設される。
【0021】
図4、図5を併せて説明すると、左側のブラケット40には、その外側壁48の内側面から車幅方向内側に突出する立て壁65が設けられ、この立て壁65が外周壁49内側の略台形状の範囲を取り囲むことで点灯回路60の収容部66が画定される。そして、基板61に各回路部品62を実装した状態の点灯回路60を収容部66内に回路部品62を臨ませるように装着した後に、収容部66を例えばウレタン系の樹脂モールドM等により封止することでブラケット40と点灯回路60とが一体に構成される。この状態で、点灯回路60の回路部品62は、特に高容量なものほどブラケット40の外側壁48に近接するように設定されている。また、点灯回路60からは高圧線63が車幅方向内側に延出され、この高圧線63によりヘッドランプ30と点灯回路60とが電気的に接続される。なお、ブラケット40の外側壁48には、補強及び外観上のアクセントとなる段差部67が形成されている。
【0022】
上記実施の形態によれば、放電ランプ式のヘッドランプ30を挟み込むように支持する一対のブラケット40,40の一方に点灯回路60を内蔵してブラケット40と点灯回路60とを一体に構成したことで、点灯回路60を車体に取り付けるための部品や作業を要することなく、かつ点灯回路60がヘッドランプ30と近接配置されるため点灯回路60とヘッドランプ30とを繋ぐ高圧線63の長さを最小限とすることができ、大幅なコストダウンが図れると共に高圧線63の配索を簡素化することができる。また、高圧線63の配線レイアウト上解決すべき問題、つまり絶縁対策、高周波障害対策、及び比較的太い高圧線63のステアリング操舵時の屈曲による影響等を軽減することができる。さらに、点灯回路60がブラケット40内に収容されることで見栄えを損ねず外観上有利になり、特にヘッドランプ30が露出しているような自動二輪車1には好適である。
【0023】
また、ヘッドランプ30内に点灯回路60を配置した場合に比べてヘッドランプ30自体を小型化でき、車体レイアウト及び造形の自由度を高めることができる。特に、ヘッドランプ30を側方から支持するブラケット40の内部に点灯回路60を取り付けたことで、ヘッドランプ30と側面視で重なる位置に点灯回路60が配置されることとなり、ヘッドランプ30とヘッドパイプ6との間の限られたスペースを狭めることがなく、クラッチオイルホース25bやブレーキオイルホース25c、またスロットルケーブルやハーネス類等、ハンドル23から延びる部品を良好に配索することができる。
【0024】
さらに、各ブラケット40がアルミダイキャスト品であると共に車幅方向内側に肉抜きが施されることで大幅な軽量化が図られている。また、ブラケット40の肉抜きにより形成された内部空間が点灯回路60の収容部56として有効利用されると共に点灯回路60を保護することができる。そして、点灯回路60の高容量の回路部品62がブラケット40の外側壁48に近接配置されることで、ブラケット40がヒートシンクとしても利用され、点灯回路60が発する熱を効果的に放熱することができる。なお、ブラケット40の外側壁48に形成される段差部67を点灯回路60の収容部56を画定する立て壁65に沿って形成することで、立て壁65によるブラケット40の外側面のヒケを防止することができる。
【0025】
次に、この発明の第二の実施の形態について、図1、図2を援用し図6に基づいて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態は、前記ヘッドランプ30がブラケット140,140及びランプステー150を介して車体フレーム5(ヘッドパイプ6)に取り付けたものである。図6に示すように、ランプステー150は略短形状のステー本体51を有し、このステー本体151の左右方向略中央後部には挟みフランジ152が設けられ、ステー本体151の両端前部にはブラケット140,140との連結フランジ153,153がそれぞれ設けられる。一方、ヘッドパイプ6には挟みフランジ152に対応するフランジ154が突設され、このフランジ154と挟みフランジ152とがボルトナット締結される。各ブラケット140の後部は連結フランジ153にそれぞれ固定され、これにより各ブラケット140及びヘッドランプ30がヘッドパイプ6に取り付けられる。なお、各ブラケット140は前記ブラケット40に対して連結部44及び支持アーム45を廃したものである。
そして、各ブラケット140の何れか一方(この実施の形態においては左側のブラケット140)の内部にはヘッドランプ30の点灯回路60が取り付けられる。
【0026】
上記第二の実施の形態によれば、点灯回路60を車体に取り付けるための部品や作業を要することなく大幅なコストダウンが図れると共に高圧線63の配索を簡素化できる。特に、各ブラケット140とランプステー150とを一体に構成することも容易であり、部品点数及び組み付け工数をさらに削減することが可能となる。
また、ヘッドランプ30の大型化を避けて車体レイアウト及び造形の自由度を高め、かつヘッドランプ30とヘッドパイプ6との間のスペースを有効利用できる。さらに、ブラケット140がヒートシンクとなり点灯回路60の放熱性が向上する。
【0027】
次に、この発明の第三の実施の形態について、図1、図2を援用し図7に基づいて説明する。なお、上記実施の形態と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態は、前記ヘッドランプ30に代わり左右二灯の放電ランプ式のヘッドランプ130を採用したものである。図7に示すように、長円状の開口を有するランプケース133内に前記ランプ本体31、31が並設されて二灯式のヘッドランプ130が形成される。ランプケース133の左右外側には固定ナット孔137が各々設けられ、各固定ナット孔137に各ブラケット40の挿通孔41に挿通された固定ボルト42を締め込むことでヘッドランプ130と各ブラケット40とが一体に固定される。ブラケット40の下部は支持アーム45によりボトムブリッジ28に支持され、ブラケット40の上部はランプステー150を介してトップブリッジ21に固定される。これにより各ブラケット40及びヘッドランプ130がステアリングステム4に取り付けられる。なお、ランプステー150は前記ランプステー50に対して左右方向で延長したものである。そして、ヘッドランプ130の右側の灯体の点灯を制御する点灯回路60が右側のブラケット40の内部に設けられ、左側の灯体の点灯を制御する点灯回路60が左側のブラケット40の内部に設けられる。
【0028】
上記第三の実施の形態によれば、二灯式のヘッドランプ130を一対のブラケット40,40で支持し、ヘッドランプ130の右側の灯体の点灯回路60を右側のブラケット40に内蔵して一体に構成すると共に、左側の灯体の点灯回路60を左側のブラケット40に内蔵して一体に構成することで、各点灯回路60を車体に取り付けるための部品や作業を要することなく、かつヘッドランプ130の各灯体と点灯回路60とを繋ぐ高圧線63の長さも最小限とすることができ、大幅なコストダウンが図れると共に高圧線63の配索を簡素化できる。
また、ヘッドランプ130の大型化を避けて車体レイアウト及び造形の自由度を高め、かつヘッドランプ130とヘッドパイプ6との間のスペースを有効利用できる。さらに、各ブラケット40がヒートシンクとなり点灯回路60の放熱性が向上する。
【0029】
なお、この発明は上記各実施の形態に限られるものではなく、例えば図8に示すように、点灯回路60をブラケット40,140と別体式の点灯回路60’とし、これらを別工程で予め組み付けておくような構成としてもよい。また、ヘッドランプ30の形状は丸型に限らず角型や異型であってもよい。さらに、二灯式のヘッドランプ130を車体フレーム5に取り付けるように構成してもよい。このとき、点灯回路60’を外側壁48に近接させることが放熱性能上好ましい。
さらにまた、ブラケット40,140をアルミダイキャスト品ではなく他の金属材料や工法で構成してもよい。
また、上記各実施の形態はで、この発明を自動二輪車のヘッドランプに適用した例を説明したが、自動二輪車に限らず三輪又は四輪の車両においても適用できることはもちろん、フォグランプや補助灯等に適用した場合でも同様の作用効果が得られる。そして、上記各実施の形態における構成は一例であり、この発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、放電ランプを支持するブラケットと点灯回路とを一体に構成することで点灯回路を放電ランプの近傍に配置してこれらを繋ぐ高圧線の配索を簡素化できる。また、点灯回路を支持するための部品及びその組み付け作業を大幅に削減できコストダウンを図ることができる。さらに、放電ランプが大型化することもなく、車体レイアウト及び造形の自由度を高めることができる。
【0031】
請求項2に記載した発明によれば、ヘッドパイプと放電ランプとの間のスペースを、特にハンドルから延出される他部品の配索スペースとして有効利用することができ、車体レイアウト及び造形の自由度をより一層高めることができる。
【0032】
請求項3に記載した発明によれば、この車両用放電ランプ装置によれば、ブラケットを金属部材とすることで点灯回路の放熱性を向上させることができる。特に、ブラケットをアルミ材とれば軽量化が図れると共に放熱性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における自動二輪車の側面図である。
【図2】自動二輪車のヘッドパイプ周辺を示す側面図である。
【図3】ステアリングステム及びヘッドライトの分解斜視図である。
【図4】ヘッドランプを支持するブラケットの側面図である。
【図5】図4におけるA−A断面図である。
【図6】この発明の第二の実施の形態における図3に相当する分解斜視図である。
【図7】この発明の第三の実施の形態における図3に相当する分解斜視図である。
【図8】各実施の形態の変形例を示す図5に相当する断面図である。
【符号の説明】
5 車体フレーム
6 ヘッドパイプ
30、130 ヘッドランプ(放電ランプ)
40,140 ブラケット
60,60’ 点灯回路

Claims (3)

  1. 放電ランプを支持するブラケットの内部に前記放電ランプの点灯を制御する点灯回路を取り付けたことを特徴とする車両用放電ランプ装置。
  2. 前記放電ランプが車体フレームのヘッドパイプ前方に配置され、前記ブラケットが放電ランプを側方から支持することを特徴とする請求項1に記載の車両用放電ランプ装置。
  3. 前記ブラケットが金属部材で構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用放電ランプ装置。
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