JPH10208507A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

Info

Publication number
JPH10208507A
JPH10208507A JP9026145A JP2614597A JPH10208507A JP H10208507 A JPH10208507 A JP H10208507A JP 9026145 A JP9026145 A JP 9026145A JP 2614597 A JP2614597 A JP 2614597A JP H10208507 A JPH10208507 A JP H10208507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting circuit
circuit case
plug
case
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9026145A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Matsubara
雅夫 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9026145A priority Critical patent/JPH10208507A/ja
Publication of JPH10208507A publication Critical patent/JPH10208507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/17Discharge light sources
    • F21S41/172High-intensity discharge light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/19Attachment of light sources or lamp holders
    • F21S41/192Details of lamp holders, terminals or connectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電バルブの点灯回路ケースがブラケットを
介してボディの底部外面に取り付けられた車輌用前照灯
において、該ブラケットによる点灯回路ケース保護機能
のみならず、該ブラケットによる点灯回路ケースの灯体
への取付強度をも十分に確保できるようにする。 【解決手段】 ブラケット46を、底面部58およびそ
の両側の立壁部60、62を有する断面略コ字形の部材
で構成し、点灯回路ケース40の前後両側に跨るように
してこれを覆った状態で各立壁部60、62の上端部に
おいてボディの底部外面にネジ止め固定する。各立壁部
60、62の上端部に水平方向に延びるフランジ部60
b、62bを形成し、これら各フランジ部にネジ座60
d、62dを形成し、各立壁部60、62のネジ座60
d、62dの下方部位に上下方向に延びる補強ビード6
0a、62aを形成する。これによりブラケット46自
体の剛性や耐振性を十分に確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車輌用前照灯、特に、上記放電バルブの点灯回路を
収容する点灯回路ケースの灯体への取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
【0003】このような放電バルブを備えた前照灯にお
いては、放電バルブに高電圧を印加してこれを点灯させ
るための点灯回路を設けることが必要となるが、この点
灯回路は多くの回路構成部品からなるため、点灯回路ケ
ースに収容された状態で前照灯の灯体に取り付けられる
のが普通である。この点灯回路ケースは比較的大きなも
のとなるので、灯体の内部に収容することはスペース確
保の点で困難であり、このため、点灯回路ケースは灯体
の底部外面に設けられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この点
灯回路ケースの灯体への取付構造は、従来、点灯回路ケ
ースを灯体の底部外面に直接取り付けるようになってい
るため、次のような問題が生じている。
【0005】すなわち、点灯回路ケースが灯体から完全
に露出しているので、前照灯を例えば車輌のエンジンル
ーム内において車体に取り付けた場合、車輌走行時にタ
イヤから跳ね上げられた小石等がエンジンルーム内の隙
間を飛来して点灯回路ケースに衝突して点灯回路ケース
を破損させたり、その衝撃により点灯回路ケース内の点
灯回路を故障させてしまうおそれがあり、また、前照灯
を車体に取り付ける際にも、点灯回路ケースを車体ある
いは車輌側の他の部材に接触させて点灯回路ケースを破
損させたり、その衝撃により点灯回路ケース内の点灯回
路を故障させてしまうおそれがある、という問題があ
る。
【0006】これに対し、点灯回路ケースを灯体の底部
外面に直接取り付けるのではなく、保護部材を介して取
り付けるようにすれば、点灯回路ケースが灯体から露出
する部分が少なくなるので点灯回路ケースに衝撃荷重が
直接作用する可能性が低くなり、これにより点灯回路ケ
ースの保護を図ることができる。
【0007】ただし、このように保護部材を介して点灯
回路ケースを取り付けるようにした場合、保護部材自体
の剛性や耐振性を十分に確保して、点灯回路ケースの灯
体への取付強度を確保することが肝要である。
【0008】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、保護部材を介して点灯回路ケースを
灯体の底部外面に取り付けるようにした場合において、
該保護部材による点灯回路ケース保護機能のみならず、
該保護部材による点灯回路ケースの灯体への取付強度を
も十分に確保することができる車輌用前照灯を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、保護部材の
構造に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るよう
にしたものである。
【0010】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、放電バルブと、この放電バルブを収容する灯
体と、上記放電バルブを点灯させる点灯回路と、この点
灯回路を収容する点灯回路ケースと、を備えた車輌用前
照灯において、上記点灯回路ケースが、保護部材を介し
て上記灯体の底部外面に取り付けられており、上記保護
部材が、底面部および該底面部の両側に位置する1対の
立壁部を有する断面略コ字形の部材からなり、上記点灯
回路ケースの両側に跨るようにして該点灯回路ケースを
覆った状態で、上記各立壁部の上端部において上記灯体
の底部外面にネジ止め固定されており、上記各立壁部の
上端部に、略水平方向に延びるフランジ部が形成される
とともに、これら各フランジ部に、上記ネジ止め固定用
のネジ座が形成されており、上記各立壁部における上記
ネジ座の近傍部位に、略上下方向に延びる補強部が形成
されている、ことを特徴とするものである。
【0011】上記「灯体」は、前照灯の構成部材であっ
てかつ放電バルブを収容するものであれば、特定の部材
に限定されるものではない。例えば、反射鏡可動型のエ
イミング機構(レンズがボディに取り付けられるタイプ
の灯具において、レンズとボディとで形成される空間内
に収容された反射鏡を傾動させるエイミング機構)を備
えた前照灯におけるボディ、あるいは、ユニット可動型
のエイミング機構(レンズが反射鏡に取り付けられるタ
イプの灯具において、反射鏡をレンズと共にユニットと
して傾動させるエイミング機構)を備えた前照灯におけ
る反射鏡、等が灯体として採用可能である。
【0012】上記「点灯回路」は、「放電バルブを点灯
させる」ための回路であれば、その具体的構成は特に限
定されるものではなく、始動回路および安定回路の両方
を備えた回路であってもよいし、始動回路および安定回
路のうち一方のみを備えた回路であってもよい。
【0013】上記「保護部材」は、底面部および該底面
部の両側に位置する1対の立壁部を有する断面略コ字形
の部材からなっているが、ある一方向の断面形状のみが
略コ字形の部材であってもよいし、これとは異なる方向
の断面形状も略コ字形の部材(例えば略升形の部材)で
あってもよい。また、上記「保護部材」の材質は、該保
護部材の存在により点灯回路ケースに作用する衝撃荷重
を軽減することができるものであれば、特定の材質に限
定されるものではない。
【0014】上記「ネジ座」の具体的形状や個数等は、
特に限定されるものではない。
【0015】同様に、上記「補強部」についても、その
具体的形状や個数等は特に限定されるものではなく、ビ
ード状のものやリブ状のもの等が採用可能である。
【0016】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、点灯回路ケースが、保護部材を介して灯体の
底部外面に取り付けられているが、上記保護部材は、底
面部およびその両側に位置する1対の立壁部を有する断
面略コ字形の部材からなり、上記点灯回路ケースの両側
に跨るようにして該点灯回路ケースを覆った状態で、上
記各立壁部の上端部において上記灯体の底部外面にネジ
止め固定されるようになっているので、従来のように点
灯回路ケースを灯体の底部外面に直接取り付けるように
した場合に比して、点灯回路ケースが灯体から露出する
部分が少なくなり、このため点灯回路ケースに衝撃荷重
が直接作用する可能性が低くなる。
【0017】しかも、本願発明においては、上記各立壁
部の上端部に略水平方向に延びるフランジ部が形成され
るとともに、これら各フランジ部に上記ネジ止め固定用
のネジ座が形成されており、上記各立壁部における上記
ネジ座の近傍部位に略上下方向に延びる補強部が形成さ
れているので、保護部材自体の剛性や耐振性を十分に確
保することができ、これにより点灯回路ケースの灯体へ
の取付強度を十分に確保することができる。
【0018】したがって、本願発明によれば、保護部材
を介して点灯回路ケースを灯体の底部外面に取り付ける
ようにした場合において、該保護部材による点灯回路ケ
ース保護機能のみならず、該保護部材による点灯回路ケ
ースの灯体への取付強度をも十分に確保することができ
る。
【0019】上記構成において、請求項2に記載したよ
うに、上記各フランジ部におけるネジ座形成部位を、該
フランジ部における他の部位に比して段上がりで形成さ
れた構成とすれば、上記保護部材における各ネジ座形成
部位近傍の剛性を高めることができる。
【0020】また、通常、上記点灯回路には、該点灯回
路を電源に接続するためのプラグ付きコードが連結され
ているが、請求項3に記載したように、上記保護部材
に、上記プラグ付きコードのプラグを係止するためのプ
ラグ係止片を形成するようにすれば、上記プラグ付きコ
ードを上記灯体に対して所定位置に保持しておくことが
できるので、灯具を車体に組み付ける際に、上記プラグ
付きコードが灯具と車体との間に挟み込まれたりして組
付作業が行いにくくなるのを未然に防止することがで
き、また、上記プラグを電源側のコネクタとの接続作業
を容易に行うことができる。
【0021】この場合において、上記プラグ係止片は、
上記保護部材とは別部材で構成して該保護部材に取り付
けるようにしてもよいが、請求項4に記載したように、
上記ネジ座から延長形成するようにすれば、低コストで
上記プラグ係止片の形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0023】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用前照灯を示す正面図であり、図2および3は、そのII
-II 線断面図およびIII 方向矢視図である。
【0024】図1および2に示すように、本実施形態に
係る前照灯10は、ヘッドランプ機能およびフォグラン
プ機能を備えたコンビネーションランプであって、ボデ
ィ12とレンズ14とで形成される空間内に反射鏡16
が上下方向および左右方向に傾動可能に設けられてなっ
ている。なお、この前照灯10は車輌右側に設けられる
前照灯であって、車輌左側に設けられる前照灯は、図示
の前照灯と構造に関しては左右対称であり配光に関して
は左右同一である。
【0025】上記ボディ12は、樹脂製の射出成型品で
あって、その車幅方向外方端部に上下1対のスタッドボ
ルト18、20が設けられており、また、その車幅方向
内方端部に、長孔22aが形成されたブラケット22が
ボディ12と一体で形成されている。そして、上記スタ
ッドボルト18、20を車体の取付孔に挿入するととも
に上記長孔22aを車体の取付孔に位置合わせした状態
で、上記スタッドボルト18、20にナット(図示せ
ず)を締め付けるとともに上記長孔22aおよび車体の
取付孔にボルトを挿入してナット(図示せず)を締め付
けることにより、前照灯10の車体への取付けを行うよ
うになっている。
【0026】上記反射鏡16は、ヘッドランプの主灯用
の反射部16Aと、ヘッドランプの主灯および副灯兼用
の反射部16Bと、フォグランプ用の反射部16Cと
が、水平方向に直列配置で一体形成されてなっている。
図1に示す点P0は、反射鏡16がボディ12にボール
ジョイント支持されたエイミング支点であり、点P1
は、反射鏡16がエイミングスクリュウ(図示せず)を
介してボディ12に上下方向に傾動可能に支持された上
下エイミング点であり、点P2は、反射鏡16がエイミ
ングスクリュウ(図示せず)を介してボディ12に左右
方向に傾動可能に支持された左右エイミング点である。
【0027】上記反射部16Aには、その光軸Axa上
にC−8タイプのシングルフィラメントを有するハロゲ
ンバルブ24が取り付けられており、上記反射部16B
には、その光軸Axb上に放電バルブ(メタルハライド
バルブ)26が取り付けられており、上記反射部16C
には、その光軸Axc上にC−6タイプのシングルフィ
ラメントを有するハロゲンバルブ28が取り付けられて
いる。また、上記反射部16Bには、その放電バルブ2
6の前方に位置するようにしてシェード32が設けられ
ている。上記ハロゲンバルブ24および28は、図示し
ないコネクタを介して電源に直接接続されるようになっ
ているが、上記放電バルブ26は、その点灯のために高
電圧を必要とするため、プラグ36およびコード38を
介して点灯回路ケース40内に収容された点灯回路42
に一旦接続された後、電源に接続されるようになってい
る。上記プラグ36には、アルミダイカスト製のプラグ
カバー44が取り付けられており、また、上記コード3
8は、そのコード本体がメッシュタイプの金属製シール
ドカバーにより覆われた構成となっている。上記点灯回
路ケース40は、図1および3に示すように、ブラケッ
ト46(保護部材)に覆われた状態でボディ12に取り
付けられている。
【0028】図4は、図3のIV-IV 線断面図であり、図
5は、上記点灯回路ケース40およびブラケット46を
各々単品で示す斜視図である。
【0029】図5に示すように、上記点灯回路ケース4
0は、いずれもアルミダイカスト製のケース本体48お
よびカバー50からなり、略直方体の外形形状を有して
いる。この点灯回路ケース40は、そのケース本体48
内に点灯回路42が収容された状態で該ケース本体48
内にエポキシ樹脂が充填されるとともにカバー50が被
せられており、これにより、上記点灯回路42をモール
ドするとともに該点灯回路42とで固形のユニットを構
成するようになっている。上記カバー50には、コード
38を挿通させる開口50aが形成されている。そして
上記カバー50のこの開口50aの周囲には、2重の開
口フランジ部50b、50cが形成されている。上記カ
バー50は、コード38が挿着されたアルミダイカスト
製のキャップ64を備えており、このキャップ64によ
り上記開口50aを閉塞するようになっている。また、
上記カバー50には、一端部が点灯回路42に接続され
るとともに他端部に電源接続用のプラグ52が取り付け
られたプラグ付きコード54がブッシング56を介して
挿着されている。なお、上記点灯回路42は、図4に示
すように、始動回路42Aと安定回路42Bとからなっ
ている。
【0030】図4および5に示すように、上記ブラケッ
ト46は、略コ字形の断面形状を有する鋼板のプレス成
形品であって、底面部58と、その前後両端縁部の1対
の立壁部60、62とが一体で形成されている。
【0031】上記底面部58は、一般面は平面である
が、ビード58aと、小孔58bと、ケース載置部58
cとが形成されている。上記ビード58aは、上方へ突
出するビードであって、図3に示すように、1対の立壁
部60、62に向けて延びるようにして左右対称配置で
1対形成されている。また、上記小孔58bは、底面部
58の中心位置を含む十文字配置で5カ所に形成されて
いる。さらに、上記ケース載置部58cは、底面部58
の四隅に、該底面部58の一般面に対してビード58a
の高さと同じ寸法だけ段上がりで平面状に各々形成され
ており、これら各ケース載置部58cにはケース取付孔
58dが形成されている。なお、上記底面部58の左右
両端縁部には、背の低い上向きフランジ部58eが延長
形成されており、これによりブラケット46の剛性が低
下してしまうのを防止するようになっている。
【0032】図3に示すように、上記点灯回路ケース4
0は、上記4カ所のケース載置部58cに載置された状
態で、対角線方向の2カ所のケース載置部58cにおい
て、ケース取付孔58dと螺合する鋼製のネジ66によ
りブラケット46に取り付けられている。なお、残り2
カ所のケース載置部58cに、ネジ66が螺合されてい
ないケース取付孔58dが存在するのは、点灯回路ケー
ス40を車輌の左右反対側の前照灯でも共通使用可能と
するためである。上記点灯回路ケース40およびこれと
ネジ66を介して導通するブラケット46は、車体に接
地されている。
【0033】図5に示すように、上記ブラケット46の
1対の立壁部60、62には、その内面側に突出するよ
うにして上下方向に延びる補強ビード60a、62a
(補強部)が、所定間隔をおいて各々1対形成されてい
る。また、上記1対の立壁部60、62の上端部にはフ
ランジ部60b、62bが各々形成されている。前方側
の立壁部60のフランジ部60bは、上記1対の補強ビ
ード60aの上端部に位置する2カ所において一段高く
なるように形成されてネジ座60cを構成しており、こ
れら各ネジ座60cにはボディ取付孔60dが各々形成
されている。同様に、後方側の立壁部62のフランジ部
62bも、上記1対の補強ビード62aの上端部に位置
する2カ所において1段高くなるように形成されてネジ
座62cを構成しており、これら各ネジ座62cにもボ
ディ取付孔62dが各々形成されている。
【0034】さらに、上記後方側の立壁部62における
一方のネジ座62cには、プラグ係止片62eが延長形
成されている。このプラグ係止片62eは、ネジ座62
から一旦後方へ延びてから上方へ延びるようにしてL字
状に形成されており、該プラグ係止片62eには、上記
プラグ付きコード54のプラグ52が上方から係止され
るようになっている。
【0035】図3および4に示すように、上記ボディ1
2の底部68の4カ所には、下方へ突出する鋼製のスタ
ッドボルト70が設けられている。そして、上記ブラケ
ット46は、そのボディ取付孔60d、60d、62
d、62dに上記スタッドボルト70を各々挿入した
後、これら各スタッドボルト70にナット72を各々締
め付けることにより、ボディ12への取付けが行われる
ようになっている。
【0036】図4に示すように、上記ボディ12の底部
68には、点灯回路ケース40のカバー50に形成され
た開口50aよりもやや大きい開口が形成されており、
この開口の周囲には、2重の開口フランジ部68b、6
8cが形成されている。これら2重の開口フランジ部6
8b、68cは、ブラケット46をボディ12に取り付
けたとき、上記カバー50の2重の開口フランジ部50
b、50cと交互に配されるようになっている。その
際、開口フランジ部68cをカバー50の上面に当接さ
せるとともに、開口フランジ部68bを開口フランジ部
50、50cの間に配されたパッキン76に当接させる
ことにより、開口50a周辺のシール性を確保するよう
にしている。
【0037】図3に示すように、上記ボディ12の底部
68の外面におけるブラケット46の取付部周辺部位に
は、該底部68の剛性を高めるための補強リブ68dが
格子状に形成されている。
【0038】以上詳述したように、本実施形態において
は、点灯回路ケース40が、ブラケット46を介してボ
ディ12の底部外面に取り付けられているが、上記ブラ
ケット46は、底面部58およびその両側に位置する1
対の立壁部60、62を有する断面略コ字形の部材から
なり、上記点灯回路ケース40の前後両側に跨るように
して該点灯回路ケース40を覆った状態で、上記各立壁
部60、62の上端部において上記ボディ12の底部外
面にネジ止め固定されるようになっているので、従来の
ように点灯回路ケース40をボディ12の底部外面に直
接取り付けるようにした場合に比して、点灯回路ケース
40がボディ12から露出する部分が少なくなり、この
ため点灯回路ケース40に衝撃荷重が直接作用する可能
性が低くなる。
【0039】したがって、本実施形態によれば、前照灯
10が車体に取り付けられた状態において小石等の飛来
により点灯回路ケース40が破損したりその内部の点灯
回路42が故障するおそれを少なくすることができ、ま
た、前照灯10を車体に取り付ける際に点灯回路ケース
40を車体等に接触させて点灯回路ケース40を破損さ
せたりその内部の点灯回路42を故障させてしまうおそ
れを少なくすることもできる。
【0040】さらに、本実施形態によれば、上記各立壁
部60、62の上端部に水平方向に延びるフランジ部6
0b、62bが形成されるとともに、これら各フランジ
部60b、62bに上記ネジ止め固定用のネジ座60
d、62dが形成されており、上記各立壁部60、62
における上記ネジ座60d、62dの下方部位に上下方
向に延びる補強ビード60a、62aが形成されている
ので、ブラケット46自体の剛性や耐振性を十分に確保
することができ、これにより点灯回路ケース40のボデ
ィ12への取付強度を十分に確保することができる。
【0041】しかも、本実施形態においては、上記各フ
ランジ部60b、62bにおけるネジ座60c、62c
の形成部位が、該フランジ部60b、62bにおける他
の部位に比して段上がりで形成されているので、上記ブ
ラケット62における各ネジ座60c、62c形成部位
近傍の剛性を高めることができる。
【0042】また、本実施形態においては、上記ブラケ
ット62の後方側の立壁部62における一方のネジ座6
2cに、プラグ係止片62eが延長形成されているの
で、このプラグ係止片62eに上記プラグ付きコード5
4のプラグ52を係止することにより、上記プラグ付き
コード54を上記ボディ12に対して所定位置に保持し
ておくことができる。このため、上記灯具10を車体に
組み付ける際に、上記プラグ付きコード54が灯具10
と車体との間に挟み込まれたりして組付作業が行いにく
くなるのを未然に防止することができ、また、上記プラ
グ52と電源側のコネクタとの接続作業を容易に行うこ
とができる。しかも、上記プラグ係止片62eは、上記
ブラケット62と一体で形成されているので、低コスト
でこれを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII 方向矢視図
【図4】図3のIV-IV 線断面図
【図5】上記実施形態の点灯回路ケースおよびブラケッ
トを各々単品で示す斜視図
【符号の説明】
10 前照灯(灯具) 12 ボディ(灯体) 14 レンズ 16 反射鏡 26 放電バルブ 36 プラグ 38 プラグ付きコード 40 点灯回路ケース 42 点灯回路 42A 始動回路 42B 安定回路 46 ブラケット(保護部材) 48 ケース本体 50 カバー 58 底部 60、62 立壁部 60a、62a 補強ビード(補強部) 60b、62b フランジ部 60c、62c ネジ座 60d、62d ボディ取付孔 66 ネジ 62d プラグ係止片補強リブ 70 スタッドボルト 72 ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブと、この放電バルブを収容す
    る灯体と、上記放電バルブを点灯させる点灯回路と、こ
    の点灯回路を収容する点灯回路ケースと、を備えた車輌
    用前照灯において、 上記点灯回路ケースが、保護部材を介して上記灯体の底
    部外面に取り付けられており、 上記保護部材が、底面部および該底面部の両側に位置す
    る1対の立壁部を有する断面略コ字形の部材からなり、
    上記点灯回路ケースの両側に跨るようにして該点灯回路
    ケースを覆った状態で、上記各立壁部の上端部において
    上記灯体の底部外面にネジ止め固定されており、 上記各立壁部の上端部に、略水平方向に延びるフランジ
    部が形成されるとともに、これら各フランジ部に、上記
    ネジ止め固定用のネジ座が形成されており、 上記各立壁部における上記ネジ座の近傍部位に、略上下
    方向に延びる補強部が形成されている、ことを特徴とす
    る車輌用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記各フランジ部におけるネジ座形成部
    位が、該フランジ部における他の部位に比して段上がり
    で形成されいる、ことを特徴とする請求項1記載の車輌
    用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記点灯回路に、該点灯回路を電源に接
    続するためのプラグ付きコードが連結されており、 上記保護部材に、上記プラグ付きコードのプラグを係止
    するためのプラグ係止片が形成されている、ことを特徴
    とする請求項1または2記載の車輌用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記プラグ係止片が、上記ネジ座から延
    長形成されている、ことを特徴とする請求項3記載の車
    輌用前照灯。
JP9026145A 1997-01-24 1997-01-24 車輌用前照灯 Pending JPH10208507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9026145A JPH10208507A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 車輌用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9026145A JPH10208507A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 車輌用前照灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10208507A true JPH10208507A (ja) 1998-08-07

Family

ID=12185386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9026145A Pending JPH10208507A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 車輌用前照灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10208507A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1452430A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-01 HONDA MOTOR CO., Ltd. Discharge lamp device for vehicle
JP2005285874A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Kyocera Corp 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP2014099389A (ja) * 2012-10-17 2014-05-29 Panasonic Corp 電源装置および、これを用いた車両用前照灯装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1452430A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-01 HONDA MOTOR CO., Ltd. Discharge lamp device for vehicle
JP2005285874A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Kyocera Corp 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP2014099389A (ja) * 2012-10-17 2014-05-29 Panasonic Corp 電源装置および、これを用いた車両用前照灯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0426002A (ja) 車輌用前照灯
JP3193618B2 (ja) 放電バルブを有する灯具
US4485430A (en) Complementary projector for a motor vehicle
US6382823B1 (en) Vehicular headlamp having reduced case formation
JPH10208507A (ja) 車輌用前照灯
KR100486671B1 (ko) 차량용 등기구
JP3122032B2 (ja) 車輌用前照灯
JP3122033B2 (ja) 車輌用前照灯
JP3088075B2 (ja) 車輌用前照灯
US6471384B1 (en) Vehicle headlamp
JP3122034B2 (ja) 車輌用前照灯
JP3163271B2 (ja) 車輌用前照灯
JP3088078B2 (ja) 車輌用前照灯
JPH11238405A (ja) 車両用前照灯装置
JP3007192B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
US6428186B1 (en) Headlamp for a vehicle
JP2604686Y2 (ja) 車両用灯具
JPH08183386A (ja) 産業車両のランプ取付構造
JP2573481Y2 (ja) 車両用ランプ
JP2003312402A (ja) 車両用部品の取付構造
KR0125706Y1 (ko) 자동차의 헤드 램프의 후드
JPH0646003Y2 (ja) 車両用灯具
JPH0220118Y2 (ja)
KR100199568B1 (ko) 자동차용 전조등
JPH0331639Y2 (ja)