JP2004349136A - 車両用ヘッドライト - Google Patents
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Abstract
【課題】外観が良好な車両用ヘッドライトを提供する。
【解決手段】車体側に固定されたボディーケース21と、ボディーケース21の前方に配設されたレンズ26を備え、ボディーケース21とレンズ26との間に、中間部材を外表面に露出するように介在させ、ボディーケース21の中間部材側端面と、この中間部材のボディーケース21側端面とを対向させて配置し、かつ、レンズ26の前記中間部材側端面と、前記中間部材のレンズ26側端面とを対向させて配置する、あるいは、ボディーケース21とレンズ26との間に、中間部材を外表面に露出するように介在させ、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽する。
【選択図】 図4
【解決手段】車体側に固定されたボディーケース21と、ボディーケース21の前方に配設されたレンズ26を備え、ボディーケース21とレンズ26との間に、中間部材を外表面に露出するように介在させ、ボディーケース21の中間部材側端面と、この中間部材のボディーケース21側端面とを対向させて配置し、かつ、レンズ26の前記中間部材側端面と、前記中間部材のレンズ26側端面とを対向させて配置する、あるいは、ボディーケース21とレンズ26との間に、中間部材を外表面に露出するように介在させ、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、車体に取付けられる車両用ヘッドライトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体に取付けられる車両用ヘッドライトは、通常、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されると共に、ランプバルブの前面を覆うレンズと、前記ランプバルブの後方側(背面側)に装着されたリフレクタと、を備えて構成されている。また、前記リフレクタの前方でヘッドライトの周囲を覆うよう設けられ、前記レンズの中央部に対応する開口部を備えたエクステンションをさらに備えた車両用ヘッドライトもある。
【0003】
このような車両用ヘッドライトとしては、例えば、自動二輪車のフェアリング前部に設けられたヘッドライト用開放端周に、断面チャンネル状のゴム等からなるシール部材を囲繞配設し、該シール部材の内外片部間に形成される溝部をその内周側に開放すると共に、シール部材の外片部を外方にめくってヘッドライトシールドの周縁部を溝部に嵌着したものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ヘッドランプを構成するハウジングの底面内側に減衰材を射出成形により一体成形した自動二輪車のヘッドランプ防振装置もある。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
そしてまた、前方を開口し椀形状に形成したリフレクタと、このリフレクタの椀形状の底に電球を取付けるために円筒状に形成したソケット部と、前記リフレクタの開口部を塞ぐように配置したレンズと、を備え、前記リフレクタから、前記ソケット部の上面をカバーする庇を延ばし、前記ソケット部の上部にソケット部の軸線方向に延びる切欠きを開け、この切欠きにてリフレクタ内の密閉空間と外部とを連通させることで空気の出入りを可能にし、前記庇にて切欠きへ侵入する水を阻止するようにしたヘッドライトの通気孔構造もある。(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
さらにまた、ランプバルブ、リフレクタ及びレンズを備え、前記リフレクタのエッジに膨出部を形成し、この膨出部にエンブレムを設け、これらの膨出部及びエンブレムを前記レンズで一体的に覆うようにした自動二輪車用ヘッドライトも紹介されている。(例えば、特許文献4参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開昭61−25589号公報
【特許文献2】
特開2000−233779号公報
【特許文献3】
特開2000−311514号公報
【特許文献4】
特開2002−274253号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の車両用ヘッドライトは、レンズとリフレクタの合わせ構造部分、あるいはレンズとボディーケースとの合わせ構造部分が、外部から見えたり、前記合わせ構造部分に凹凸がある等して、美観を損ね、外観的に改良の余地があった。
【0009】
本発明は、このような従来の車両用ヘッドライトを改良したものであり、外観が良好な車両用ヘッドライトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、で構成される内側空間に臨むランプバルブと、を備えた車両用ヘッドライトであって、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、前記ボディーケースの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、前記レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した車両用ヘッドライトを提供するものである。
【0011】
この構成を備えた車両用ヘッドライトは、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した構成、すなわち、ボディーケースと中間部材とが重なり合わず、かつレンズと中間部材とが重なり合うことがない。したがって、ボディーケース、中間部材及びレンズの外表面をほぼ面一に形成することができるため、美観を向上することができる。
【0012】
また、本発明は、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、を備えた車両用ヘッドライトであって、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、当該中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる車両用ヘッドライトを提供するものである。
【0013】
この構成を備えた車両用ヘッドライトは、中間部材によって、ボディーケースとレンズとの接続部分が遮蔽されるため、美観が向上する。
【0014】
そしてまた、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置してなると共に、前記中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる構成を備えていてもよい。
【0015】
このようにすることで、車両用ヘッドライトの美観をより向上させることができる。
【0016】
前記中間部材は、非透明な部材から形成することができ、また、リフレクタであってもよい。この中間部材は、透明な材料に着色して形成したものであってもよく、透明な材料から形成したものに裏塗装を施す、非透明な部材を貼り付ける等して形成したものであってもよい。また、非透明は部材から形成してもよい。
【0017】
また、本発明にかかる車両用ヘッドライトのボディーケースとレンズは、前記中間部材を介して接続されていてもよい。
【0018】
さらにまた、前記ボディーケースの内側にリブを突出形成し、前記中間部材の内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した構成としてもよい。この場合、前記リブを、前記ボディーケースの外表面近傍に形成し、前記凹部を、前記中間部材の外表面近傍に形成してもよい。このようにすることで、前記利点に加え、ボディーケース、レンズ及び中間部材の外表面をより高精度で面一にすることができる。また、ボディーケース、レンズ及び中間部材の接合強度を向上させることもできる。
【0019】
そしてまた、前記中間部材の内側にリブを突出形成し、前記ボディーケースの内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した構成としてもよい。この場合、前記リブを、前記中間部材の外表面近傍に形成し、前記凹部を、前記ボディーケースの外表面近傍に形成してもよい。このようにすることで、前記利点に加え、ボディーケース、レンズ及び中間部材の外表面をより高精度で面一にすることができる。また、ボディーケース、レンズ及び中間部材の接合強度を向上させることもできる。
【0020】
そしてまた、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、前記レンズの内側と、前記中間部材の内側とを溶着することによって両者を接続した構成としてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる車両用ヘッドライトについて図面を参照して説明する。
【0022】
なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
【0023】
図1は、本実施の形態にかかるヘッドライトが搭載された自動二輪車の一部を示す左側面図、図2は、図1に示すヘッドライトの正面概略図、図3は、図2に示すヘッドライトの左側面図、図4は、図2に示すIV−IV線に沿った断面図、図5は、図2に示すV−V線に沿った断面図、図6は、図4に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図、図7は、図2に示すVII−VII線に沿った断面図、図8は、図7に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【0024】
なお、本実施の形態でいう前後、左右とは、自動二輪車のシートに座した状態で見た前後(進行方向が前)、左右を意味している。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態にかかるヘッドライト20が搭載された自動二輪車1は、公道と不整地の両方を走行できる構造とされている。この自動二輪車1の車体フレーム2は、前輪3を有するフロントフォーク4を回動自在に支持するヘッドパイプ5と、このヘッドパイプ5に溶接されたメインパイプ6およびダウンチューブ7とを備えている。メインパイプ6は車幅方向中央部に配設され、シート8の前端部下方で左右に二股状に分岐されている。また、ダウンチューブ7は、左右に設けられており、左右のダウンチューブ7の下方にエンジン9が搭載されている。
【0026】
エンジン9は、クランクケース9aの前部がダウンチューブ7のクロスメンバ7aに支持されると共に、後部が左右のシートピラー(図示せず)の下端部に支持されている。また、このエンジン9は、シャフトドライブ式動力伝達装置10を介して図示しない後輪を駆動する構造になっている。なお、符号13は、燃料タンク、符号14は、エアクリーナである。
【0027】
フロントフォーク4は、左右一対のテレスコピック式フロントフォーク本体15と、これらのフロントフォーク本体15の上部を保持する上下一対の上部ブラケット16と、下部ブラケット17から構成されており、これらの上部ブラケット16及び下部ブラケット17は、操向軸18を介してヘッドパイプ5に回転自在に支持されている。そして、上部ブラケット16及び下部ブラケット17の前部には、ヘッドライトステー19が取付けられており、このヘッドライトステー19を介して、ヘッドライト20が着脱自在に取付けられる。また、上部ブラケット16の上部には、ハンドルホルダ12を介して操向ハンドル11が取付けられている。さらにヘッドライトステー19のフロントフォーク本体15に沿って延びる部分には、電源側リード線としてのメインハーネス50に、操向ハンドル11付近の電装品のリード線を接続するためのコネクタ(図示せず)が収納されているコネクタ収容箱51が固定されている。
【0028】
図1〜図8に示すように、ヘッドライト20は、ヘッドライトステー19に固定されたボディーケース21と、ボディーケース21の前面に設けられたリフレクタ22と、リフレクタ22の略中央部分から前方に向けて突出配置されたランプ部23と、ボディーケース21のリフレクタ22より上部に配置されたポジションランプ部24と、リフレクタ22及びポジションランプ部24のポジションバルブ28が露出可能な開口を有し、ボディーケース21の前面に取付けられる中間部材としてのエクステンション25と、エクステンション25の前面に取付けられ、ボディーケース21の前面を塞ぐ透明なレンズ26と、を備えて構成されている。
【0029】
ボディーケース21は、その略中央部に、ランプ部23が貫通可能な開口部30が形成されている。この開口部30は、後方に向けて突出形成された略円筒形の側壁部35によって画定されている。この側壁部35には、後に詳述するランプ部23と、開口部30との間をシールするシール部42が固定される。また、ボディーケース21の上部の略中央部には、ポジションランプ部24のポジションバルブ28が露出可能な開口部36が形成されている。このボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍には、後に詳述するエクステンション25に形成された凹部37に受領されるリブ38が形成されている。また、ボディーケース21の下部外周部の内側近傍には、エクステンション25を固定するための螺子39を貫通させる螺子孔40が形成されている。
【0030】
リフレクタ22は、前方から後方を見る方向で(図2参照)、長円形状を備えており、後方に向けて凹状に湾曲した略お椀状(図4、図5及び図7参照)を有している。このリフレクタ22の略中央部には、ランプバルブ23が前面に向けて貫通可能な開口部31が形成されている。このリフレクタ22は、振動を受けた際に、ボディーケース21に取付けられた光軸調整器27によって、図5に示す波線に示すように揺動し、光軸の調整ができるよう、ボディーケース21に取付けられている。
【0031】
ランプ部23は、ランプバルブ29と、ランプバルブ29の後方に設けられたソケット32を有し、ソケット32の後端には、ランプバルブ29に電流を供給するリード線の一端に設けられたコネクタを接続するコネクタ受部34が設けられている。一方、このリード線の他端に設けられたコネクタは、コネクタ収容箱51に収納されているコネクタ(図示せず)に接続される。このランプ部23は、ソケット32が、シール部42を介してボディーケース21の側壁部35に固定されることにより、ボディーケース21に取付けられている。
【0032】
ポジションランプ部24は、ポジションバルブ28と、ポジションバルブ28の後方に設けられたソケット33を有し、ソケット33の後端には、ポジションバルブ28に電流を供給するリード線の一端に設けられたコネクタを接続するコネクタ受部41が設けられている。一方、このリード線の他端に設けられたコネクタは、コネクタ収容箱51に収納されているコネクタ(図示せず)に接続される。
【0033】
エクステンション25は、前後方向に幅を持たせた外周部43を備え、外周部43のボディーケース21側の端面が、ボディーケース21の前端面(エクステンション25側の端面)と対向するように、ボディーケース21に取付けられている。すなわち、エクステンション25は、ボディーケース21とは重なり合わず、ボディーケース21とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一に形成されるため、美観が向上される。
【0034】
このエクステンション25の略中央部には、リフレクタ22を前面に向けて露出させる開口部45と、ポジションバルブ28を前面に向けて露出させる開口部46が貫通形成されている。これらの開口部45と開口部46との間には、ランプバルブ29から照射される光と、ポジションバルブ28から照射される光を互いに孤立させるための庇部48が前面に向けて延出形成されている。また、このエクステンション25の外周部43の内側近傍には、ボディーケース21のリブ38の先端部を受領可能な凹部37が形成されている。
【0035】
また、エクステンション25の外周部43の下部内側近傍には、ボディーケース21の螺子孔40と連通可能であり、螺子39が螺合される螺子孔47が形成されている。このエクステンション25は、凹部37に、ボディーケース21のリブ38を受領し、この凹部37に充填された樹脂や接着剤等により、ボディーケース21に取付けられる。このようにすることで、ボディーケース21とエクステンション25との接合強度がより向上されると共に、ボディーケース21とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一となるように形成される。
【0036】
このエクステンション25は、特に図3〜図8に示すように、その外周部43の外表面が外部に露出されると共に、前述したようにボディーケース21の外周端面44の外表面とほぼ面一になるように(ほぼ同じ高さとなるように)、ボディーケース21に取付けられている。そして、エクステンション25とボディーケース21との接続部分は、エクステンション25の外周部43によって、外部から見えないように遮蔽されている。さらに、エクステンション25は、ボディーケース21の螺子孔40と、エクステンション25の螺子孔47とを合わせ、これらの螺子孔40及び47に螺子37を螺合させることにより、ボディーケース21に取付けられる。
【0037】
なお、エクステンション25のボディーケース21側の端面と、ボディーケース21のエクステンション25側の端面は、当接(接触)していてもよく、両者の間に隙間を設けていてもよい。また、このエクステンション25は、例えば、所望の色に着色したり、透明材質に裏塗装を施す等して、低コストでヘッドライト20のデザインにバリエーションを持たせることもできる。
【0038】
レンズ26は、特に図3〜図8に示すように、エクステンション25側の端面が、エクステンション25の前端面(レンズ26側の端面)と対向するように、エクステンション25に取付けられている。すなわち、レンズ26は、エクステンション25とは重なり合わず、レンズ26とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一に形成されている。このレンズ26は、そのエクステンション25側の端面の内側近傍が、エクステンション25のレンズ26側の端面の内側近傍に、シール材51(例えば、ホットメルト、その他の熱溶着固化性の封止材料等)を介して取付けられている。また、シール材51、レンズ26とエクステンション25との接続部分は、エクステンション25の外周部43によって、外部から見えないように遮蔽されている。このため、ヘッドライト20の美観が向上される。
【0039】
なお、エクステンション25のレンズ26側の端面と、レンズ26のエクステンション25側の端面は、当接(接触)していてもよく、両者の間に隙間を設けていてもよい。
【0040】
このように、本実施の形態にかかるヘッドライト20は、ボディーケース21とレンズ26との間に、エクステンション25を外表面に露出するように介在させ、ボディーケース21のエクステンション25側の端面と、エクステンション25のボディーケース21側の端面とを対向させて配置し、レンズ26のエクステンション25側の端面と、エクステンション25のレンズ26側の端面とを対向させて配置したことにより、ボディーケース21、レンズ26及びエクステンション25の外表面を、ほぼ面一に形成した構成を備えると共に、エクステンション25によって、ボディーケース21とエクステンション25との接続部分、エクステンション25とレンズ26との接続部分が、外部から見えないように遮蔽されるため、美観を向上させることができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、ボディーケース21とレンズ26との間に配置される中間部材として、エクステンション25を使用した場合について説明したが、これに限らず、前記中間部材は、外表面に露出すると共に、そのボディーケース21側の端面を、ボディーケース21の中間部材側の端面に対向させて配置し、かつ前記中間部材のレンズ26側の端面を、レンズ26の前記中間部材側の端面に対向させて配置した構成を備えている、あるいは、外表面に露出すると共に、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽可能であればよい。
【0042】
より具体的には、例えば、ボディーケース21内にポジションランプ部24を設けずに他の任意の位置に設け、リフレクタ22の端部を、ボディーケース21とレンズ26との間に配置されるよう延在させ、外表面に露出させると共に、そのボディーケース21側の端面を、ボディーケース21のリフレクタ22側の端面に対向させて配置し、かつリフレクタ22のレンズ26側の端面を、レンズ26のリフレクタ22側の端面に対向させて配置した構成を備えている、あるいは、外表面に露出すると共に、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽可能に構成してもよい。
【0043】
また、庇部48とリフレクタ22を一体に形成してもよい。この場合、光軸調整は、ヘッドライト20全体を車体に対して動かして行うこととなる。そしてまた、中間部材は、ポジションバルブ28のリフレクタであってもよい。
【0044】
そしてまた、本実施の形態では、図9に示すように、ボディーケース21のエクステンション25側の端面を、外表面側より内表面側がエクステンション25に向けて延出するよう斜めに形成し、エクステンション25のボディーケース21側の端面を、前記斜めの端面に相補するよう斜めに形成し、両端面を対向配置させてもよい。この場合、両端面の傾斜方向は、特に限定されるものではないが、図9に示す方向に傾斜させることが、前方から見た美観を向上させるためには、より好ましい。
【0045】
さらにまた、本実施の形態では、ボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍にリブ38を形成し、エクステンション25の外周部43の内側近傍に、ボディーケース21のリブ38の先端部を受領可能な凹部37を形成した場合について説明したが、これに限らず、ボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍に凹部37を形成し、エクステンション25の外周部43の内側近傍に、凹部37に受領されるリブ38を形成してもよいことは勿論である。
【0046】
また、本実施の形態では、自動二輪車に搭載されたヘッドライトについて説明したが、これに限らず、本発明にかかるヘッドライトは、自動車等、他の車両に用いることもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した構成を備えているため、ボディーケース、中間部材及びレンズの外表面をほぼ面一に形成することができる。この結果、ヘッドライトの美観を向上することができる。
【0048】
また、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、中間部材によって、ボディーケースとレンズとの接続部分を遮蔽することができるため、美観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施の形態にかかるヘッドライトが搭載された自動二輪車の一部を示す左側面図である。
【図2】図1に示すヘッドライトの正面概略図である。
【図3】図2に示すヘッドライトの左側面図である。
【図4】図2に示すIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図2に示すV−V線に沿った断面図である。
【図6】図4に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【図7】図2に示すVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】図7に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかるヘッドライトのエクステンションとボディーケースとの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車
20 ヘッドライト
21 ボディーケース
22 リフレクタ
23 ランプ部
25 エクステンション
26 レンズ
37 凹部
38 リブ
【発明が属する技術分野】
本発明は、車体に取付けられる車両用ヘッドライトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車体に取付けられる車両用ヘッドライトは、通常、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されると共に、ランプバルブの前面を覆うレンズと、前記ランプバルブの後方側(背面側)に装着されたリフレクタと、を備えて構成されている。また、前記リフレクタの前方でヘッドライトの周囲を覆うよう設けられ、前記レンズの中央部に対応する開口部を備えたエクステンションをさらに備えた車両用ヘッドライトもある。
【0003】
このような車両用ヘッドライトとしては、例えば、自動二輪車のフェアリング前部に設けられたヘッドライト用開放端周に、断面チャンネル状のゴム等からなるシール部材を囲繞配設し、該シール部材の内外片部間に形成される溝部をその内周側に開放すると共に、シール部材の外片部を外方にめくってヘッドライトシールドの周縁部を溝部に嵌着したものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ヘッドランプを構成するハウジングの底面内側に減衰材を射出成形により一体成形した自動二輪車のヘッドランプ防振装置もある。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
そしてまた、前方を開口し椀形状に形成したリフレクタと、このリフレクタの椀形状の底に電球を取付けるために円筒状に形成したソケット部と、前記リフレクタの開口部を塞ぐように配置したレンズと、を備え、前記リフレクタから、前記ソケット部の上面をカバーする庇を延ばし、前記ソケット部の上部にソケット部の軸線方向に延びる切欠きを開け、この切欠きにてリフレクタ内の密閉空間と外部とを連通させることで空気の出入りを可能にし、前記庇にて切欠きへ侵入する水を阻止するようにしたヘッドライトの通気孔構造もある。(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
さらにまた、ランプバルブ、リフレクタ及びレンズを備え、前記リフレクタのエッジに膨出部を形成し、この膨出部にエンブレムを設け、これらの膨出部及びエンブレムを前記レンズで一体的に覆うようにした自動二輪車用ヘッドライトも紹介されている。(例えば、特許文献4参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開昭61−25589号公報
【特許文献2】
特開2000−233779号公報
【特許文献3】
特開2000−311514号公報
【特許文献4】
特開2002−274253号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の車両用ヘッドライトは、レンズとリフレクタの合わせ構造部分、あるいはレンズとボディーケースとの合わせ構造部分が、外部から見えたり、前記合わせ構造部分に凹凸がある等して、美観を損ね、外観的に改良の余地があった。
【0009】
本発明は、このような従来の車両用ヘッドライトを改良したものであり、外観が良好な車両用ヘッドライトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、で構成される内側空間に臨むランプバルブと、を備えた車両用ヘッドライトであって、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、前記ボディーケースの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、前記レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した車両用ヘッドライトを提供するものである。
【0011】
この構成を備えた車両用ヘッドライトは、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した構成、すなわち、ボディーケースと中間部材とが重なり合わず、かつレンズと中間部材とが重なり合うことがない。したがって、ボディーケース、中間部材及びレンズの外表面をほぼ面一に形成することができるため、美観を向上することができる。
【0012】
また、本発明は、車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、を備えた車両用ヘッドライトであって、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、当該中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる車両用ヘッドライトを提供するものである。
【0013】
この構成を備えた車両用ヘッドライトは、中間部材によって、ボディーケースとレンズとの接続部分が遮蔽されるため、美観が向上する。
【0014】
そしてまた、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置してなると共に、前記中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる構成を備えていてもよい。
【0015】
このようにすることで、車両用ヘッドライトの美観をより向上させることができる。
【0016】
前記中間部材は、非透明な部材から形成することができ、また、リフレクタであってもよい。この中間部材は、透明な材料に着色して形成したものであってもよく、透明な材料から形成したものに裏塗装を施す、非透明な部材を貼り付ける等して形成したものであってもよい。また、非透明は部材から形成してもよい。
【0017】
また、本発明にかかる車両用ヘッドライトのボディーケースとレンズは、前記中間部材を介して接続されていてもよい。
【0018】
さらにまた、前記ボディーケースの内側にリブを突出形成し、前記中間部材の内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した構成としてもよい。この場合、前記リブを、前記ボディーケースの外表面近傍に形成し、前記凹部を、前記中間部材の外表面近傍に形成してもよい。このようにすることで、前記利点に加え、ボディーケース、レンズ及び中間部材の外表面をより高精度で面一にすることができる。また、ボディーケース、レンズ及び中間部材の接合強度を向上させることもできる。
【0019】
そしてまた、前記中間部材の内側にリブを突出形成し、前記ボディーケースの内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した構成としてもよい。この場合、前記リブを、前記中間部材の外表面近傍に形成し、前記凹部を、前記ボディーケースの外表面近傍に形成してもよい。このようにすることで、前記利点に加え、ボディーケース、レンズ及び中間部材の外表面をより高精度で面一にすることができる。また、ボディーケース、レンズ及び中間部材の接合強度を向上させることもできる。
【0020】
そしてまた、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、前記レンズの内側と、前記中間部材の内側とを溶着することによって両者を接続した構成としてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる車両用ヘッドライトについて図面を参照して説明する。
【0022】
なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
【0023】
図1は、本実施の形態にかかるヘッドライトが搭載された自動二輪車の一部を示す左側面図、図2は、図1に示すヘッドライトの正面概略図、図3は、図2に示すヘッドライトの左側面図、図4は、図2に示すIV−IV線に沿った断面図、図5は、図2に示すV−V線に沿った断面図、図6は、図4に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図、図7は、図2に示すVII−VII線に沿った断面図、図8は、図7に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【0024】
なお、本実施の形態でいう前後、左右とは、自動二輪車のシートに座した状態で見た前後(進行方向が前)、左右を意味している。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態にかかるヘッドライト20が搭載された自動二輪車1は、公道と不整地の両方を走行できる構造とされている。この自動二輪車1の車体フレーム2は、前輪3を有するフロントフォーク4を回動自在に支持するヘッドパイプ5と、このヘッドパイプ5に溶接されたメインパイプ6およびダウンチューブ7とを備えている。メインパイプ6は車幅方向中央部に配設され、シート8の前端部下方で左右に二股状に分岐されている。また、ダウンチューブ7は、左右に設けられており、左右のダウンチューブ7の下方にエンジン9が搭載されている。
【0026】
エンジン9は、クランクケース9aの前部がダウンチューブ7のクロスメンバ7aに支持されると共に、後部が左右のシートピラー(図示せず)の下端部に支持されている。また、このエンジン9は、シャフトドライブ式動力伝達装置10を介して図示しない後輪を駆動する構造になっている。なお、符号13は、燃料タンク、符号14は、エアクリーナである。
【0027】
フロントフォーク4は、左右一対のテレスコピック式フロントフォーク本体15と、これらのフロントフォーク本体15の上部を保持する上下一対の上部ブラケット16と、下部ブラケット17から構成されており、これらの上部ブラケット16及び下部ブラケット17は、操向軸18を介してヘッドパイプ5に回転自在に支持されている。そして、上部ブラケット16及び下部ブラケット17の前部には、ヘッドライトステー19が取付けられており、このヘッドライトステー19を介して、ヘッドライト20が着脱自在に取付けられる。また、上部ブラケット16の上部には、ハンドルホルダ12を介して操向ハンドル11が取付けられている。さらにヘッドライトステー19のフロントフォーク本体15に沿って延びる部分には、電源側リード線としてのメインハーネス50に、操向ハンドル11付近の電装品のリード線を接続するためのコネクタ(図示せず)が収納されているコネクタ収容箱51が固定されている。
【0028】
図1〜図8に示すように、ヘッドライト20は、ヘッドライトステー19に固定されたボディーケース21と、ボディーケース21の前面に設けられたリフレクタ22と、リフレクタ22の略中央部分から前方に向けて突出配置されたランプ部23と、ボディーケース21のリフレクタ22より上部に配置されたポジションランプ部24と、リフレクタ22及びポジションランプ部24のポジションバルブ28が露出可能な開口を有し、ボディーケース21の前面に取付けられる中間部材としてのエクステンション25と、エクステンション25の前面に取付けられ、ボディーケース21の前面を塞ぐ透明なレンズ26と、を備えて構成されている。
【0029】
ボディーケース21は、その略中央部に、ランプ部23が貫通可能な開口部30が形成されている。この開口部30は、後方に向けて突出形成された略円筒形の側壁部35によって画定されている。この側壁部35には、後に詳述するランプ部23と、開口部30との間をシールするシール部42が固定される。また、ボディーケース21の上部の略中央部には、ポジションランプ部24のポジションバルブ28が露出可能な開口部36が形成されている。このボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍には、後に詳述するエクステンション25に形成された凹部37に受領されるリブ38が形成されている。また、ボディーケース21の下部外周部の内側近傍には、エクステンション25を固定するための螺子39を貫通させる螺子孔40が形成されている。
【0030】
リフレクタ22は、前方から後方を見る方向で(図2参照)、長円形状を備えており、後方に向けて凹状に湾曲した略お椀状(図4、図5及び図7参照)を有している。このリフレクタ22の略中央部には、ランプバルブ23が前面に向けて貫通可能な開口部31が形成されている。このリフレクタ22は、振動を受けた際に、ボディーケース21に取付けられた光軸調整器27によって、図5に示す波線に示すように揺動し、光軸の調整ができるよう、ボディーケース21に取付けられている。
【0031】
ランプ部23は、ランプバルブ29と、ランプバルブ29の後方に設けられたソケット32を有し、ソケット32の後端には、ランプバルブ29に電流を供給するリード線の一端に設けられたコネクタを接続するコネクタ受部34が設けられている。一方、このリード線の他端に設けられたコネクタは、コネクタ収容箱51に収納されているコネクタ(図示せず)に接続される。このランプ部23は、ソケット32が、シール部42を介してボディーケース21の側壁部35に固定されることにより、ボディーケース21に取付けられている。
【0032】
ポジションランプ部24は、ポジションバルブ28と、ポジションバルブ28の後方に設けられたソケット33を有し、ソケット33の後端には、ポジションバルブ28に電流を供給するリード線の一端に設けられたコネクタを接続するコネクタ受部41が設けられている。一方、このリード線の他端に設けられたコネクタは、コネクタ収容箱51に収納されているコネクタ(図示せず)に接続される。
【0033】
エクステンション25は、前後方向に幅を持たせた外周部43を備え、外周部43のボディーケース21側の端面が、ボディーケース21の前端面(エクステンション25側の端面)と対向するように、ボディーケース21に取付けられている。すなわち、エクステンション25は、ボディーケース21とは重なり合わず、ボディーケース21とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一に形成されるため、美観が向上される。
【0034】
このエクステンション25の略中央部には、リフレクタ22を前面に向けて露出させる開口部45と、ポジションバルブ28を前面に向けて露出させる開口部46が貫通形成されている。これらの開口部45と開口部46との間には、ランプバルブ29から照射される光と、ポジションバルブ28から照射される光を互いに孤立させるための庇部48が前面に向けて延出形成されている。また、このエクステンション25の外周部43の内側近傍には、ボディーケース21のリブ38の先端部を受領可能な凹部37が形成されている。
【0035】
また、エクステンション25の外周部43の下部内側近傍には、ボディーケース21の螺子孔40と連通可能であり、螺子39が螺合される螺子孔47が形成されている。このエクステンション25は、凹部37に、ボディーケース21のリブ38を受領し、この凹部37に充填された樹脂や接着剤等により、ボディーケース21に取付けられる。このようにすることで、ボディーケース21とエクステンション25との接合強度がより向上されると共に、ボディーケース21とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一となるように形成される。
【0036】
このエクステンション25は、特に図3〜図8に示すように、その外周部43の外表面が外部に露出されると共に、前述したようにボディーケース21の外周端面44の外表面とほぼ面一になるように(ほぼ同じ高さとなるように)、ボディーケース21に取付けられている。そして、エクステンション25とボディーケース21との接続部分は、エクステンション25の外周部43によって、外部から見えないように遮蔽されている。さらに、エクステンション25は、ボディーケース21の螺子孔40と、エクステンション25の螺子孔47とを合わせ、これらの螺子孔40及び47に螺子37を螺合させることにより、ボディーケース21に取付けられる。
【0037】
なお、エクステンション25のボディーケース21側の端面と、ボディーケース21のエクステンション25側の端面は、当接(接触)していてもよく、両者の間に隙間を設けていてもよい。また、このエクステンション25は、例えば、所望の色に着色したり、透明材質に裏塗装を施す等して、低コストでヘッドライト20のデザインにバリエーションを持たせることもできる。
【0038】
レンズ26は、特に図3〜図8に示すように、エクステンション25側の端面が、エクステンション25の前端面(レンズ26側の端面)と対向するように、エクステンション25に取付けられている。すなわち、レンズ26は、エクステンション25とは重なり合わず、レンズ26とエクステンション25の外表面は、ほぼ面一に形成されている。このレンズ26は、そのエクステンション25側の端面の内側近傍が、エクステンション25のレンズ26側の端面の内側近傍に、シール材51(例えば、ホットメルト、その他の熱溶着固化性の封止材料等)を介して取付けられている。また、シール材51、レンズ26とエクステンション25との接続部分は、エクステンション25の外周部43によって、外部から見えないように遮蔽されている。このため、ヘッドライト20の美観が向上される。
【0039】
なお、エクステンション25のレンズ26側の端面と、レンズ26のエクステンション25側の端面は、当接(接触)していてもよく、両者の間に隙間を設けていてもよい。
【0040】
このように、本実施の形態にかかるヘッドライト20は、ボディーケース21とレンズ26との間に、エクステンション25を外表面に露出するように介在させ、ボディーケース21のエクステンション25側の端面と、エクステンション25のボディーケース21側の端面とを対向させて配置し、レンズ26のエクステンション25側の端面と、エクステンション25のレンズ26側の端面とを対向させて配置したことにより、ボディーケース21、レンズ26及びエクステンション25の外表面を、ほぼ面一に形成した構成を備えると共に、エクステンション25によって、ボディーケース21とエクステンション25との接続部分、エクステンション25とレンズ26との接続部分が、外部から見えないように遮蔽されるため、美観を向上させることができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、ボディーケース21とレンズ26との間に配置される中間部材として、エクステンション25を使用した場合について説明したが、これに限らず、前記中間部材は、外表面に露出すると共に、そのボディーケース21側の端面を、ボディーケース21の中間部材側の端面に対向させて配置し、かつ前記中間部材のレンズ26側の端面を、レンズ26の前記中間部材側の端面に対向させて配置した構成を備えている、あるいは、外表面に露出すると共に、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽可能であればよい。
【0042】
より具体的には、例えば、ボディーケース21内にポジションランプ部24を設けずに他の任意の位置に設け、リフレクタ22の端部を、ボディーケース21とレンズ26との間に配置されるよう延在させ、外表面に露出させると共に、そのボディーケース21側の端面を、ボディーケース21のリフレクタ22側の端面に対向させて配置し、かつリフレクタ22のレンズ26側の端面を、レンズ26のリフレクタ22側の端面に対向させて配置した構成を備えている、あるいは、外表面に露出すると共に、当該中間部材によって、ボディーケース21とレンズ26の接続部分を遮蔽可能に構成してもよい。
【0043】
また、庇部48とリフレクタ22を一体に形成してもよい。この場合、光軸調整は、ヘッドライト20全体を車体に対して動かして行うこととなる。そしてまた、中間部材は、ポジションバルブ28のリフレクタであってもよい。
【0044】
そしてまた、本実施の形態では、図9に示すように、ボディーケース21のエクステンション25側の端面を、外表面側より内表面側がエクステンション25に向けて延出するよう斜めに形成し、エクステンション25のボディーケース21側の端面を、前記斜めの端面に相補するよう斜めに形成し、両端面を対向配置させてもよい。この場合、両端面の傾斜方向は、特に限定されるものではないが、図9に示す方向に傾斜させることが、前方から見た美観を向上させるためには、より好ましい。
【0045】
さらにまた、本実施の形態では、ボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍にリブ38を形成し、エクステンション25の外周部43の内側近傍に、ボディーケース21のリブ38の先端部を受領可能な凹部37を形成した場合について説明したが、これに限らず、ボディーケース21の前方側の外周端面44の内側近傍に凹部37を形成し、エクステンション25の外周部43の内側近傍に、凹部37に受領されるリブ38を形成してもよいことは勿論である。
【0046】
また、本実施の形態では、自動二輪車に搭載されたヘッドライトについて説明したが、これに限らず、本発明にかかるヘッドライトは、自動車等、他の車両に用いることもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、ボディーケースの中間部材側端面と、この中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した構成を備えているため、ボディーケース、中間部材及びレンズの外表面をほぼ面一に形成することができる。この結果、ヘッドライトの美観を向上することができる。
【0048】
また、本発明にかかる車両用ヘッドライトは、中間部材によって、ボディーケースとレンズとの接続部分を遮蔽することができるため、美観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施の形態にかかるヘッドライトが搭載された自動二輪車の一部を示す左側面図である。
【図2】図1に示すヘッドライトの正面概略図である。
【図3】図2に示すヘッドライトの左側面図である。
【図4】図2に示すIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図2に示すV−V線に沿った断面図である。
【図6】図4に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【図7】図2に示すVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】図7に示すヘッドライトのレンズ、エクステンション及びボディーケースの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかるヘッドライトのエクステンションとボディーケースとの合わせ構造部分を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車
20 ヘッドライト
21 ボディーケース
22 リフレクタ
23 ランプ部
25 エクステンション
26 レンズ
37 凹部
38 リブ
Claims (11)
- 車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、で構成される内側空間に臨むランプバルブと、を備えた車両用ヘッドライトであって、
前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、前記ボディーケースの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記ボディーケース側端面とを対向させて配置し、前記レンズの前記中間部材側端面と、前記中間部材の前記レンズ側端面とを対向させて配置した車両用ヘッドライト。 - 車体側に固定されたボディーケースと、前記ボディーケースの前方に配設されたレンズと、を備えた車両用ヘッドライトであって、
前記ボディーケースと前記レンズとの間に、前記中間部材を外表面に露出するように介在させ、当該中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる車両用ヘッドライト。 - 前記中間部材によって、前記ボディーケースとレンズの接続部分を遮蔽してなる請求項1記載の車両用ヘッドライト。
- 前記中間部材が、非透明に形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用ヘッドライト。
- 前記中間部材が、リフレクタである請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用ヘッドライト。
- 前記ボディーケースとレンズが、前記中間部材を介して接続されている請求項1ないし請求項5いずれか一項に記載の車両用ヘッドライト。
- 前記ボディーケースの内側にリブを突出形成し、前記中間部材の内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した請求項6記載の車両用ヘッドライト。
- 前記リブは、前記ボディーケースの外表面近傍に形成され、前記凹部は、前記中間部材の外表面近傍に形成されてなる請求項7記載の車両用ヘッドライト。
- 前記中間部材の内側にリブを突出形成し、前記ボディーケースの内側に当該リブを受領可能な凹部を形成し、前記リブと凹部とを固定することによって両者を接続した請求項6記載の車両用ヘッドライト。
- 前記リブは、前記中間部材の外表面近傍に形成され、前記凹部は、前記ボディーケースの外表面近傍に形成されてなる請求項9記載の車両用ヘッドライト。
- 前記レンズの内側と、前記中間部材の内側とを溶着することによって両者を接続した請求項6ないし請求項10のいずれか一項に記載の車両用ヘッドライト。
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