JP2002087350A - 自動二輪車用テールランプの周辺カバー構造および自動二輪車用テールランプ - Google Patents

自動二輪車用テールランプの周辺カバー構造および自動二輪車用テールランプ

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JP2002087350A
JP2002087350A JP2001215883A JP2001215883A JP2002087350A JP 2002087350 A JP2002087350 A JP 2002087350A JP 2001215883 A JP2001215883 A JP 2001215883A JP 2001215883 A JP2001215883 A JP 2001215883A JP 2002087350 A JP2002087350 A JP 2002087350A
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tail lamp
cover
motorcycle
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light transmitting
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Yasunobu Kano
康伸 狩野
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テールランプを夜間に後方から見たときの外
観向上を図る。 【解決手段】 テールランプ65の少なくとも上面を覆
うサイドカバー5と、テールランプ65の下面を覆うフ
ェンダープレート32とを備える。フェンダープレート
32に、前記テールランプ65のレンズ67の後面と略
同形状の開口68が形成されてレンズ67の周囲全域を
覆う後面被覆部32cを一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドライトの点
灯中は常に点灯するテールランプを収納する自動二輪車
用テールランプの周辺カバー構造およびLEDを光源と
する自動二輪車用テールランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車としては、テールラン
プを車体カバーによって覆ったものがある。前記車体カ
バーは、テールランプを上下方向と両側方とから覆うと
ともに、テールランプを後方に向けて露出させている。
このテールランプは、ヘッドライトを点灯させるときに
は常に点灯させるものであり、夜間に車体を後方から見
たときの主要な外観部材を構成している。このため、近
年では、意匠上の観点から車種の製造コンセプトなどに
適合させてテールランプの形状を決めるようになってき
ている。
【0003】また、自動二輪車に用いるテールランプと
しては、電球を光源として形成するより小型化できるよ
うに、LEDを光源として形成したものがある。LED
を光源とするテールランプは、多数のLEDをプリント
配線板に実装し、このプリント配線板をテールランプハ
ウジングに固定用ボルトによって固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車体カ
バーでテールランプを上下方向と左右方向とから覆った
だけでは、夜間に見えるテールランプの形状が意図した
形状と異なってしまうという問題があった。これは、テ
ールランプの光が車体カバーに反射してしまい、後方視
においてテールランプの輪郭がぼやけてしまうからだと
思われる。なお、このような不具合を解消するために
は、部品数が増大してコストアップになったり、雨水が
車体カバー内に浸入し易くなることがないようにしなけ
ればならない。
【0005】また、LEDを光源として形成した従来の
テールランプは、LEDの放熱性が低いという問題があ
った。これは、LED実装空間は密閉されているにもか
かわらず、テールランプの小型化を図るためにテールラ
ンプハウジングを可及的小さくなるように形成している
からである。すなわち、LEDで発生した熱は、狭い密
閉空間内にしか放散できないからである。本発明は、上
述した問題点を解消するためになされたもので、テール
ランプを夜間に後方から見たときの外観向上を図ること
と、テールランプハウジングの小型化を図りながら、L
EDの放熱性を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車用テールランプの周辺カバ
ー構造は、車体後部を上下方向と左右方向および後方か
ら覆って内部に閉空間を形成するとともに、ヘッドライ
トの点灯中は常に点灯するテールランプを前記閉空間に
収納するテールランプの周辺カバー構造であって、前記
テールランプの少なくとも上面を覆う上カバーと、テー
ルランプの下面を覆う下カバーとによって構成され、こ
れら上カバーと下カバーの何れか一方に、前記テールラ
ンプのレンズの後面と略同形状の開口が形成されて前記
レンズの周囲全域を覆う後面被覆部を一体に形成したも
のである。
【0007】本発明によれば、テールランプの周囲全域
が単一のカバーによって覆われ、レンズの後面のみが後
方に露出する。すなわち、上下カバーの各々によってテ
ールランプの周囲の一部ずつを覆う構造に較べて、テー
ルランプの周囲に上下カバーの合わせ部分が形成される
ことがなく、レンズの近傍でカバーどうしの合わせ部分
からテールランプの光が漏洩することがない。また、後
面被覆部を上カバーまたは下カバーに一体に形成してい
るから、専らテールランプを後方から覆う部材を設ける
場合に較べて部品数を削減することができる。
【0008】請求項2に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプの周辺カバー構造は、請求項1に記載し
た発明に係る自動二輪車用テールランプの周辺カバー構
造において、テールランプはLEDを光源として構成さ
れ、ライセンスプレートを照らすライセンスプレート用
ランプを前記テールランプとは別体に形成したものであ
る。この発明によれば、ライセンスプレートに光を当て
るための開口をテールランプやカバーに形成しなくてよ
い。
【0009】請求項3に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプの周辺カバー構造は、請求項1に記載し
た発明に係る自動二輪車用テールランプの周辺カバー構
造において、テールランプを下方から覆う底壁と後面被
覆部とを下カバーに一体に形成するとともに、テールラ
ンプを上方から覆う上壁と両側方から覆う側壁とを上カ
バーに形成したものである。この発明によれば、テール
ランプの周囲を覆うために上カバーと下カバーのうち一
方が過度に大型化することがない。
【0010】請求項4に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプの周辺カバー構造は、請求項3に記載し
た発明に係る自動二輪車用テールランプの周辺カバー構
造において、後面被覆部の後面を後上がりに傾斜する傾
斜面とし、前記後面の上縁部を後方から覆う被覆板を上
カバーに形成したものである。この発明によれば、上カ
バーと下カバーの合わせ部分を、後上がりに傾斜する傾
斜面である後面に沿わせて形成することができる。
【0011】請求項5に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプの周辺カバー構造は、請求項4に記載し
た発明に係る自動二輪車用テールランプの周辺カバー構
造において、下カバーの後面被覆部と上カバーの被覆板
とを同一平面上に位置するように近接させ、上下両カバ
ーを同色としたものである。この発明によれば、上カバ
ーと下カバーとの合わせ部分に大きな凹凸が形成される
ことがないとともに、上下両カバーが同色で両カバーの
境界が目立ち難くなる。
【0012】請求項6に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプは、後方から見て光透過部を外れた位置
にあるテールランプの車体への取付部にラップするよう
に導体パターンを延設したものである。
【0013】この発明によれば、導体パターンは光通過
部を外れた部位に延設されており、この延設部分の面積
分だけ熱容量を増大させることができるから、ブレーキ
時などで一時的にLEDの発熱量が増大したときに、導
体パターンに熱を放散させることができる。また、前記
延設部分がテールランプの車体への取付部にラップする
ようにしているから、前記取付部を形成するためのスペ
ースを有効に利用して前記延設部分を形成することがで
きる。
【0014】請求項7に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプは、配線板に実装したLEDを光源とす
るとともに光透過部を左右に独立的に設け、これらの光
透過部と対向する部位に前記LEDを配設し、前記LE
Dを実装した導体パターンを前記光透過部どうしの間に
延設し、この延設部に給電用リード線を接続したもので
ある。
【0015】この発明によれば、二つの光透過部どうし
の間に形成されるデッドスペースに給電用リード線と導
体パターンとの接続部を形成することができるから、導
体パターンを後方から見て光透過部の形状と略同じ形状
に形成してテールランプハウジングをコンパクトに形成
することができる。また、二つの光透過部どうしの間に
形成されるデッドスペースにリード線と導体パターンと
の接続部を形成することができるから、導体パターンを
後方から見て光透過部の形状と略同じ形状に形成するこ
とができる。
【0016】請求項8に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプは、配線板に実装したLEDを光源とす
るとともに光透過部を左右に独立的に設け、これらの光
透過部と対向する部位に前記LEDを配設し、前記LE
Dを実装した導体パターンを前記光透過部どうしの間に
延設し、この延設部の上部を上方へ凸形状となるように
突出させたものである。
【0017】この発明によれば、導体パターンにおける
上方への凸状突出部は、二つの光透過部の間で上方へ延
びるように形成して面積を稼いで放熱性を確保している
から、テールランプハウジングにおける光透過部どうし
の間の下側部分を光透過部に略沿うように上方へ凹ませ
ることができる。
【0018】請求項9に記載した発明に係る自動二輪車
用テールランプは、車体後部にLEDを光源とするテー
ルランプを設けるとともに、このテールランプの周囲を
構成する車体部材に対してライセンスプレートを支持す
るブラケットを別体とし、ライセンスプレートを照らす
バルブ式のライセンスプレート用ランプをテールランプ
とは別体にするとともに前記ブラケットに取付けたもの
である。
【0019】この発明によれば、相対的に大型になるバ
ルブ式のライセンスプレート用ランプをテールランプと
は別個に取付けることができるから、テールランプがラ
イセンスプレート用ランプによって大型化することはな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車用
テールランプの周辺カバー構造および自動二輪車用テー
ルランプの一実施の形態を図1ないし図26によって詳
細に説明する。図1は本発明に係るテールランプを装備
した自動二輪車の側面図、図2は同じく平面図、図3は
同じく背面図である。図4は車体後部を拡大して示す側
面図、図5は施錠装置固定用グロメットを示す断面図、
図6はリヤフェンダーの平面図、図7はリヤフェンダー
の側面図、図8は収納ボックスの平面図、図9は図8に
おけるIX−IX線断面図、図10は図8におけるX−X線断
面図、図11は図8におけるXI−XI線断面図、図12は
図8におけるXII−XII線断面図、図13は図8における
XIII−XIII線断面図、図14は図8におけるXIV−XIV線
断面図である。
【0021】図15はフェンダープレートの平面図、図
16はフェンダープレートの側面図、図17はマッドガ
ードの背面図、図18はマッドガードの側面図、図19
はマッドガードの平面図で、同図は車体左側の上端部の
一部を破断した状態で描いてある。図20はナット部材
を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図
である。
【0022】図21はテールランプの背面図、図22は
図21におけるA−A線断面図、図23は導体パターン
にLEDを実装した状態を示す正面図、図24はテール
ランプの側面図、図25は図21におけるB−B線断面
図、図26は図21におけるC−C線断面図である。
【0023】これらの図において、符号1で示すもの
は、この実施の形態による自動二輪車である。この自動
二輪車1は、車体前部を覆うカウリング2と、運転者用
シート3と同乗者用タンデムシート4の下方を両側方か
ら覆うサイドカバー5とを備えたいわゆるオンロードタ
イプのもので、図4に示すように、前記タンデムシート
4の下方に後述するU字状ロック装置6を収納してい
る。図1〜図3において、符号7は、この自動二輪車の
車体フレームを示し、8はフロントフォーク、9は前
輪、10は後輪、11はエンジン、12は操向ハンド
ル、13は燃料タンクである。
【0024】前記車体フレーム7は、ヘッドパイプ14
から後下がりに延びて前記燃料タンク13を支持するタ
ンクレール15と、このタンクレール15の後端部に溶
接したリヤアームブラケット16と、このリヤアームブ
ラケット16に後上がり延びるように設けたシートレー
ル17(図6および図7参照)およびバックステー18
などによって構成している。前記タンクレール15と、
リヤアームブラケット16と、シートレール17および
バックステー18は、それぞれ車幅方向に対をなすよう
に形成している。前記リヤアームブラケット16にピボ
ット軸19(図1参照)を介して後輪支持用のリヤアー
ム20を上下方向に揺動自在に支持させている。
【0025】前記リヤアーム20は、図4に示すよう
に、このリヤアーム20と共に揺動する可動フェンダー
29を取付けている。この可動フェンダー29の後端2
9aは、通常のものに較べて車体の後方へ延ばされ、前
後方向において後輪の車軸と略同じ位置まで延びてい
る。この構造を採ることにより、後輪10によって跳ね
上げられた泥水が後述するフェンダープレート32の下
面にかかり難くなる。
【0026】前記シートレール17とバックステー18
は、図5に示すように、後端部どうしを互いに接続して
いる。また、左右のシートレール17どうしは、図4中
に符号21〜23で示す第1〜第3のクロスメンバによ
って互いに接続し、左右のバックステー18の後端部ど
うしは、第4のクロスメンバ24によって互いに接続し
ている。この第4のクロスメンバ24は、左右のバック
ステー18,18の後端部にそれぞれ溶接したプレート
24aと、これら両プレート24a,24aの後端部ど
うしを連結するクロスパイプ24bとによって形成して
いる。このように左右のシートレール17とバックステ
ー18を接続することによって、側面視において車体の
前方へ向けて開放する横向きV字状のリヤフレーム25
を形成している。
【0027】このリヤフレーム25に、前記運転者用シ
ート3と同乗者用タンデムシート4とを支持させるとと
もに、図7に示すように、これらのシート3,4の下方
に位置するリヤフェンダー26と、前記サイドカバー5
などを支持させている。前記運転者用シート3は、前記
リヤフレーム25に図示していない固定用ボルトによっ
て固定し、タンデムシート4は、図6において最も後側
に位置する第4のクロスメンバ24と、この第4のクロ
スメンバ24に隣接する第3のクロスメンバ23とに着
脱自在に支持させている。この実施の形態では、タンデ
ムシート4を取付けた状態で保持するロック機構27を
第3のクロスメンバ23に設け、このロック機構27の
ロックを乗員が解除しない限り、タンデムシート4を取
外すことができないようにしている。
【0028】このようにタンデムシート4を着脱自在に
構成したのは、このタンデムシート4および運転者用シ
ート3の下方であって前記サイドカバー5とリヤフェン
ダー26との間に形成された収納空間にU字状ロック装
置6やツールバッグ28(図6参照)を出し入れできる
ようにするためである。
【0029】前記収納空間の底を構成するリヤフェンダ
ー26は、図7に示すように、前記U字状ロック装置6
やツールバッグ28とともに後述する電装部品を収納す
る収納ボックス31と、この収納ボックス31の下部に
固定したフェンダープレート32と、このフェンダープ
レート32の後端部に固定して後下がりに延びるマッド
ガード33などによって構成している。
【0030】前記収納ボックス31は、合成樹脂によっ
て上方に向けて開口する箱状に形成し、U字状ロック装
置6とツールバッグ28とを着脱自在に支持するととも
に、図6および図7に示すように、バッテリー34とC
DIユニット35などの電装部品を固定しており、前端
部をシートレール16に固定用ボルト37によって固定
するとともに、後端部を4本の固定用ボルト38によっ
てバックステー18の後端部と第4のクロスメンバ24
のプレート24aに固定している。上述したように収納
ボックス31に多くの部品を搭載できるようにしている
ため、この収納ボックス31の底面は凹凸が多数形成さ
れている。
【0031】また、この収納ボックス31の上部開口
は、車体前側の半部が前記運転者用シート3によって閉
塞され、車体後側の半部が前記タンデムシート4によっ
て開閉されるようになっている。すなわち、この収納ボ
ックス31は前記両シート3,4のシート底板(図示せ
ず)に対向するようになっており、タンデムシート4を
車体から取外すことによって、収納ボックス31の後部
が上方へ向けて開口するようになる。
【0032】この収納ボックス31の後端部は、図8お
よび図9に示すように、左右両側壁31aの上端部に形
成した側面視U字状の凹部39に第4のクロスメンバ2
4のクロスパイプ24bを上方から挿入するとともに、
底板31bから上方に突出させた爪片40を前記クロス
パイプ24bの左右方向の中央部に上方から係合させ、
これら両者によってクロスパイプ24bを把持する構造
を採っている。このようにクロスパイプ24bを把持す
る把持部を収納ボックス31の後端部に設けることによ
って、収納ボックス31をリヤフレーム25に組付ける
ときに前記把持部によって簡単に仮保持させることがで
きるから、組付け作業が容易になる。
【0033】また、前記把持部と、前記4本の固定用ボ
ルト38とによって、収納ボックス31の後端部をリヤ
フレーム25の後端部に高い精度をもって位置決めでき
るとともに強固に固定できるから、収納ボックス31の
左右両側壁31aの後端部に一体に形成したサイドカバ
ー用支持座41(図6〜図8参照)にサイドカバー5の
後端部を固定することによって、サイドカバー5の後端
部をリヤフレーム25および収納ボックス31の後端部
を基準として正確な位置に位置決めすることができる。
このため、収納ボックス31に取付けたフェンダープレ
ート32にサイドカバー5を組付けるときに、これら両
者どうしの接続部分に隙間ができるのを阻止することが
できる。
【0034】前記U字状ロック装置6は、従来からよく
知られているように、丸棒をU字状に屈曲させることに
よって形成したロッド42(図8参照)と、このロッド
42の一直線上に延びる2本のアーム42a,42aの
先端部に結合させる施錠装置43(図4および図6参
照)とによって構成し、ロッド42から施錠装置43を
外した状態で収納ボックス31に着脱自在に装着してい
る。
【0035】前記ロッド42は、図6に示すように、2
本のアーム42aが車幅方向に並ぶとともに屈曲部42
bが車体後側に位置する状態であって、先端側(車体前
側)に向かうにしたがって次第に車体左側へ偏在するよ
うに傾斜させた状態で収納ボックス31に保持させてい
る。ロッド42の保持は、図8に示すように、車体右側
のアーム42aを収納ボックス31の第1の係合部44
に後方から挿入するとともに、他方のアーム42aを収
納ボックス31の第2の係合部45に後方から挿入し、
屈曲部42bをゴム製のバンド46(図6参照)で収納
ボックス31の底板側へ押圧することによって行ってい
る。
【0036】前記第1の係合部44は、図8および図1
0〜図13に示すように、収納ボックス31の底板31
bを部分的に上方へ膨出するように成形することによっ
て下方へ向けて開放する溝状に形成した後側係合溝51
および前側係合溝52と、これら両係合溝51,52の
間に位置する前記底板31bとによって構成している。
すなわち、この第1の係合部44は、図13に示すよう
に、後側係合溝51の後端開口51aからアーム42a
を挿入し、前後の係合溝51,52の溝壁面と、両係合
溝51,52の間の底板31bとによってアーム42a
の前部を上下方向から挟むようにして保持する構造を採
っている。
【0037】この実施の形態では、後側係合溝51にア
ーム42aの先端を挿入し易くなるように、後側係合溝
51の後部を後側へ向かうにしたがって溝幅が次第に大
きくなるように形成している。なお、U字状ロック装置
6を収納しない場合には、図8に示すように、後側係合
溝51の後端開口51aに蓋体53を取付けることがで
きるようにしている。また、前側係合溝52の前端に
は、図13に示すように、アーム42aの先端と対向す
るストッパー壁52aを形成している。
【0038】前記第2の係合部45は、前記第1の係合
部44の両係合溝51,52と同等の構造を採る後側係
合溝54(図10参照)と、この後側係合溝54の前側
に形成した前側係合溝55(図11参照)とによって構
成している。この前側係合溝55は、上方へ向けて開放
する断面U字状に形成している。すなわち、この第2の
係合部45も前記第1の係合部44と同様に、左側のア
ーム42aを前後の係合溝54,55の溝壁面によって
上下方向から挟むようにして保持する構造を採ってい
る。第2の係合部45の後側係合溝54もアーム42a
の先端を挿入し易くなるように、後側へ向かうにしたが
って溝幅が次第に大きくなるように形成している。ま
た、この第2の係合部45は、図6に示すように、平面
視において車体左側のシートレール17およびバックス
テー18より側方に突出するように形成している。
【0039】さらに、これらの第1および第2の係合部
44,45の各係合溝は、収納ボックス31の底に対し
て前下がりに傾斜させて前後方向に延設し、これらの係
合部44,45にロッド42を保持させることによっ
て、ロッド42の前部が側面視においてバックステー1
8より下方に位置するようにしている。このため、第1
および第2の係合部44,45にロッド42を保持させ
ることによって、ロッド42の屈曲部42bが車体左側
のシートレール17およびバックステー18を上方で横
切るようになるとともに、左側のアーム42aが左側の
シートレール17およびバックステー18(リヤフレー
ム25)と左側のサイドカバー5との間に延出するよう
になる。
【0040】右側のアーム42aは、リヤフレーム25
のクロスメンバ23の下方を通るから、クロスメンバ2
3に設けたタンデムシート4のロック機構27を前記ア
ーム42aとの干渉を避けるような特別な構造のものに
する必要がなく、シート開閉の妨げにもならない。
【0041】前記施錠装置43の保持は、図4〜図6に
示すように、施錠装置43を前記ロッド42の屈曲部4
2bの下方に配設して収納ボックス31の底板31bに
載置し、ロッド42を前記バンド46によって収納ボッ
クス31に保持させるとともに、タンデムシート4のシ
ート底板4a(図5参照)に支持させたストッパーゴム
4bを上方から施錠装置上面に押し付けることによって
行っている。すなわち、ロッド42の屈曲部42b、タ
ンデムシート4と収納ボックス31とで施錠装置43を
挾持するようにしている。
【0042】前記バンド46は、ゴムによってリング状
に形成し、前記屈曲部42bの上から収納ボックス31
の二つのフック56に引っ張られる状態で掛止させてい
る。また、施錠装置43を載置する収納ボックス31の
底には、図8に示すように、施錠装置43の位置を決め
るために突起57を突設するとともに、施錠装置43が
振動することがないようにダンパーゴム58を取付けて
いる。
【0043】収納ボックス31の下部に取付けるフェン
ダープレート32は、後輪10によって跳ね上げられた
泥水が前記収納ボックス31内に例えば前記第1の係合
部44の隙間や、収納ボックス31の底板31bに形成
した軽量化孔31c(図8参照)から浸入するのを阻止
するためのもので、図15および図16に示すように、
収納ボックス31の下面に略沿う板状に形成し、前端部
の2カ所の取付座61と、後端部の車幅方向中央部の取
付座62を収納ボックス31に対接させて固定用ボルト
63,64(図6参照)によって固定している。なお、
前記軽量化孔31cは、この実施の形態ではCDIユニ
ット35を搭載することによって隠れる位置に形成して
いるが、フェンダープレート32と上下方向に重なる位
置であれば、他の部位にも形成することができる。この
フェンダープレート32が本発明に係る下カバーを構成
し、前記サイドカバー5が本発明に係る上カバーを構成
している。サイドカバー5とフェンダープレート32
は、この自動二輪車1の車体後部を上下方向と左右方向
および後方から覆って内部にテールランプ収納用の閉空
間を形成している。前記サイドカバー5には、図2〜図
4に示すように、後述するテールランプ65を上方から
覆う上壁5aと、両側方から覆う側壁5bとを一体に形
成している。
【0044】また、このフェンダープレート32は、後
輪10によって跳ね上げられた泥水や小石などが当たる
ことから、相対的に硬度が高い合成樹脂材料によって形
成し、さらに、下面に付着した泥などを洗い落とすとき
に傷が付き難くなるように、下面の全域を塗装してい
る。塗装の色は、このフェンダープレート32が図3に
示すように車体の後方に露出し、フェンダープレート3
2の下面が車体外観の一部を構成するようになるため
に、車体前部のカウリング2やサイドカバー5の色に関
連づけて意匠上の観点から決めている。すなわち、サイ
ドカバー5と同色、異色のどちらでもよい。この実施の
形態では、黒いABS樹脂によってフェンダープレート
32を形成し、サイドカバー5と同じ色で下面を塗装し
ている。なお、フェンダープレート32をサイドカバー
5と同じ色で着色し、さらに下面を同じ色で塗装しても
よい。この構成を採ることにより、塗装が部分的に剥が
れたとしても、目立ち難いようになる。また、AES樹
脂などの耐候性が高い樹脂材料を用い、塗装ではなく素
材着色により構成してもよい。
【0045】このフェンダープレート32とマッドガー
ド33は、図3に示すように、後方視においてフェンダ
ープレート32の外側縁がマッドガード33の外側縁よ
り外側を通るように、各々の幅方向寸法を設定してい
る。
【0046】このフェンダープレート32の前側部分に
は、後輪10との間のクリアランスを広くとることがで
きるように、後輪10と同等の曲率で湾曲して上方へ突
出する膨出部32aを形成している。フェンダープレー
ト32の後端部には、図15および図16に示すよう
に、テールランプ65(図6および図7参照)を取付け
るためのブラケット66を車幅方向に対をなすように突
設するとともに、テールランプ65を下方から覆う底壁
32bと、テールランプ65のレンズ67の周囲全域を
覆う後面被覆部32cとを一体に形成している。
【0047】前記膨出部32aは、図16において後端
部の湾曲部分(下方を指向して車体の後方へは露出する
ことがない部分)に、後輪10によって跳ね上げられた
泥水などが主にかかり、これより前側に位置していて車
体の後方へ露出する部分には、泥水などがかかり難くな
るようにしている。このように膨出部32の前側部分に
泥水がかかり難くなるのは、前記可動フェンダー29の
後端29aを可及的後側に位置付け、可動フェンダー2
9によって前記泥水などの大部分を受けるようにしてい
るからである。なお、可動フェンダー29の後端を図示
した位置より後方に形成することにより、膨出部32の
略全域を泥水がかかり難くすることができるが、このよ
うにすると、車体を側方から見たときの外観が損なわれ
てしまう。すなわち、この実施の形態では、膨出部32
aの後端部(下方や斜め前下方を指向する部分)に泥水
などがかかるのを許容することによって、側方視におけ
る外観向上と、後方視における外観向上の両方を図るこ
とができるようにしている。
【0048】前記後面被覆部32cは、テールランプ6
5のレンズ67の後面と略同形状の開口68を形成して
いる。また、この後面被覆部32cの後面32dは、図
4に示すように、後上がりに傾斜する傾斜面となるよう
に形成している。この後面32dは、上縁部および両側
縁部がサイドカバー5の被覆板5c(図3参照)によっ
て後方から覆われている。前記被覆板5cは、上壁5a
の後端と両側壁5bの下端とをカバー内側へ折曲げるよ
うにして形成している。また、前記後面被覆部32cの
後面32dと前記被覆板5cは、同一平面上に位置する
ように近接させている。前記被覆板5cと後面32dと
が重なる部分がサイドカバー5とフェンダープレート3
2との合わせ部分になっている。
【0049】テールランプ65の固定は、図6に示すよ
うに、テールランプハウジング69の左右両端部から車
体の前方へ突出させたステー70を前記ブラケット66
に固定用ボルト71によって結合させるとともに、テー
ルランプハウジング69の後面における車幅方向の中央
部に突設した位置決めピン72をフェンダープレート3
2の位置決め孔73にグロメット74(図25参照)を
介して嵌合させることによって行っている。この実施の
形態においては、前記二つのブラケット66を前記第4
のクロスメンバ24の側方に配設し、このブラケット6
6の車体外側にテールランプ65のステー70を取付け
ているから、ブラケット66より車体内側に収納ボック
ス31の後端部を臨ませることができ、収納空間を広く
形成することができる。また、このフェンダープレート
32の両側部には、前記サイドカバー5の下端部を取付
けている。サイドカバー5を取付けるためのナットを図
15において符号75で示す。
【0050】前記フェンダープレート32の後端部の前
記取付座62は、平面視においてタンデムシート4と重
なる位置に形成し、4本の固定用ボルト64(図6参
照)を上方から貫通させるための貫通孔76を穿設して
おり、これらの貫通孔76に挿通させた固定用ボルト6
4を下方のマッドガード33のナット部材77(図19
および図20参照)に螺着させることによって、マッド
ガード33とともに収納ボックス31に固定されるよう
にしている。
【0051】すなわち、タンデムシート4を取外すこと
によって形成される開口(U字状ロック装置6やツール
ボックスの出し入れ口)に手を差し伸べて前記固定用ボ
ルト64を緩めたり締付けたりすることができる構造を
採っている。このため、マッドガード33の着脱を収納
ボックス31内から簡単に行うことができる。なお、マ
ッドガード33を取外すのは、この自動二輪車1でレー
スに参加するような場合などである。マッドガード33
を取外すことにより、上述したように塗装を施したフェ
ンダープレート32の下面が略全域にわたって後方に露
出するようになるから、外観を向上させることができ
る。
【0052】前記マッドガード33は、図17および図
18に示すように、ライセンスプレート(図示せず)を
取付けるための取付座81を形成するとともに、この取
付座81の上方に後方から見て四角形状の貫通穴82を
二つ形成しており、上端部の車幅方向の中央部に形成し
た凸部83を前記フェンダープレート32に当接させて
いる。この凸部83に前記ナット部材77を装着してい
る。
【0053】このナット部材77は、図20に示すよう
に、平面視において車体の後方へ向けて解放するコ字状
に形成し、前記凸部83の内側に車体の前方から挿入し
ている。この実施の形態では、ナット部材77の車幅方
向の両端が嵌合するガイド溝84(図17および図18
参照)を凸部83の内側面に形成し、このガイド溝84
によってナット部材77が保持されるようにしている。
なお、このナット部材77は、マッドガード33を車体
から取外した場合には、フェンダープレート32の後端
部を収納ボックス31に固定するために、単体で使用し
て固定用ボルト64を螺着させる。
【0054】このマッドガード33に上述したように貫
通穴82を形成したのは、マッドガード33より車体の
前方に位置する前記フェンダープレート32の下面(意
匠面)を後方から見ることができるようにするためであ
る。なお、このマッドガード33は、上方に突出する前
記凸部83をフェンダープレート32に取付けているか
ら、凸部83の両側方に形成される空間からもフェンダ
ープレート32の下面を見ることができる。
【0055】また、このマッドガード33は、剛性を高
く保ちながら、上述したように相対的に大きな貫通穴8
2を形成することができるように、貫通穴82の後端開
口から前方へ延びる補強壁85〜88を形成している。
この補強壁85〜88は、貫通穴82の上縁と対応する
上壁85と、貫通穴82の下縁と対応する底壁86と、
両側縁と対応する側壁87,88とによって構成してい
る。前記底壁86は、後輪10によって下方から跳ね上
げられた泥水が前記貫通穴82から外に飛散するのを阻
止することができるように前後方向の長さを設定してい
る。
【0056】さらに、このマッドガード33は、前記貫
通穴82内の上部にライセンスプレート用ランプ91
(図4および図19参照)を後方から挿入して固定する
とともに、両側部にフラッシャーランプ92を取付けて
いる。前記ライセンスプレート用ランプ91は、平面視
において前方へ向けて解放するコ字状に形成し、図19
に示すように、貫通穴82の前記上壁85に固定用ボル
ト93と係合爪94とによって固定している。係合爪9
4は、前記上壁85を下方から上方へ貫通して上壁85
の上面に係合する構造を採っている。フラッシャーラン
プ92は、マッドガード側部に形成した開口部95(図
18参照)に基部を挿入して固定している。マッドガー
ド33にライセンスプレート用ランプ91とフラッシャ
ーランプ92を取付けているから、マッドガード33を
車体から取外すことによって、前記両ランプ91,92
も一度に車体から取外すことができる。このため、レー
スなどに参加するための準備が簡単である。
【0057】前記ライセンスプレート用ランプ91のリ
ード線96は、図19に示すように、マッドガード33
の内側を通して前記凸部83に導き、この凸部83に形
成した配線用穴98と、フェンダープレート32の貫通
穴99(図15参照)を通してフェンダープレート32
と収納ボックス31との間で車体後側へ導き、収納ボッ
クス31の配線口100(図6および図8参照)から収
納ボックス31と、フェンダープレート32の間の空間
に導いている。一方、フラッシャーランプ92のリード
線97は、前記配線用穴98と貫通穴99を通してから
フェンダープレート32と収納ボックス31との間で車
体前側へ導き、前記配線口100に導いている。
【0058】上述したリヤフェンダー32に取付けたテ
ールランプ65は、図21〜図26に示すように、前記
フェンダープレート32に固定する前記テールランプハ
ウジング69と、このハウジング69に超音波溶着によ
って固着したレンズ67と、これらのハウジング69と
レンズ67の内側に配設した配線板101などによって
構成している。このテールランプ65は、ヘッドライト
1a(図1参照)を点灯させるときには常に点灯し、ブ
レーキ時には光量が増大するものである。
【0059】前記テールランプハウジング69は、左右
方向の両端部に前記ステー70を一体に形成するととも
に、左右方向の中央部に、ここが部分的に車体前方へ膨
出するように端子ボックス102を形成している。この
端子ボックス102の下端部に、図25に示すように給
電用リード線103のアウターチューブ103aを固定
している。
【0060】前記レンズ67は、透明なプラスチック材
料によって形成し、図21に示すように、後方から見て
略円形の光透過部104を2箇所に独立的に左右に並ぶ
状態で形成するとともに、これらの光透過部104の間
であって上側の部分に前記位置決めピン72を突設して
いる。ここで、前記独立的とは、この実施の形態を採る
場合のように完全に二つに別れるように形成する他に、
細い左右連結部を有するものも含む。前記位置決めピン
72が本発明に係る「テールランプにおける車体への取
付部」を構成している。前記光透過部104の後面部分
は、図7および図26に示すように、前記フェンダープ
レート32の側面形状に略沿う形状に形成している。
【0061】すなわち、光透過部104の側面形状は、
下端から上下方向の略中央部まで上方へ延びるととも
に、前記中央部から後上がりに延びるように湾曲させて
形成している。なお、図においてレンズ67の内側に設
けた符号105で示すものは、インナーレンズである。
前記レンズ67における前記二つの光透過部104の間
であって下側の部分は、光透過部104の形状に合わせ
て上方へ向けて凹むように形成し、上側の部分は、光透
過部104より上方へ延在するように形成している。前
記下側の凹部を図21中に符号106で示し、上側の延
在部を符号107で示す。
【0062】前記配線板101は、図22および図25
に示すように、前記テールランプハウジング69の後壁
69aに固定用ねじ108によって取付けた主配線板1
09と、前記端子ボックス102に固定用ねじ110に
よって取付けた副配線板111とによって構成してい
る。前記主配線板109は、図22,図25および26
に示すように、前記後壁69aに形成した凹陥部112
に嵌合させており、レンズ67と対向する面に銅板から
なる導体パターン113を前記固定用ねじ108とパタ
ーン取付用ねじ114(図22参照)とによって固定し
ている。この主配線板が本発明に係る配線板を構成して
いる。この導体パターン113に、図23および図26
に示すように、LED115を実装している。このLE
D115は、レンズ67の前記光透過部104と対向す
る部位に多数配設している。
【0063】前記導体パターン113は、正極用導体パ
ターン113aと負極用導体パターン113bおよび3
枚の中間導体パターン113c〜113eとに分けて形
成しており、これら各導体パターンの間の絶縁用隙間1
16を跨ぐようにLED115を実装している。この実
施の形態では、導体パターン113の熱容量を可及的多
くとることができるように、導体パターン113をレン
ズ67の内側の略全域に延びるように形成している。
【0064】すなわち、車体後方視でテールランプ65
の車体への取付部(位置決めピン72)にラップする位
置、およびレンズ67の二つの光透過部104の間と対
向する部位にも延在するように形成している。この延設
部117の上側部分117aは、テールランプハウジン
グ69の前記上側延在部107と対向するように、左右
両側の部分より上方へ突出させて形成し、前記延設部1
17の下側部分117bは、テールランプハウジング6
9の前記凹部106に嵌合するように、上方へ向けて凹
むように形成している。この延設部117の上側部分1
17aと下側部分117bに正極用リード線118と負
極用リード線119を接続している。これらのリード線
118,119が本発明に係る給電用リード線を構成し
ている。
【0065】また、前記延設部117の上端部分117
aは、図25に示すように、主配線板109より上方へ
突出させ、突出部分をテールランプハウジング69の後
面に接触させている。この実施の形態では、導体パター
ン113を主配線板109より大きくなるように形成
し、前記上側部分117aの他の部位(主配線板109
から突出する部分)を図22および図26に示すよう
に、テールランプハウジング69の後面に接触させてい
る。
【0066】上述したように構成した自動二輪車1にお
けるテールランプ65の周辺カバー構造は、車体後部を
上下方向と左右方向および後方から覆って内部に閉空間
を形成するとともに、ヘッドライト1aの点灯中は常に
点灯するテールランプ65を前記閉空間に収納するもの
で、テールランプ65の上面と両側面を覆うサイドカバ
ー5と、テールランプ65の下面を覆うフェンダープレ
ート32とによって構成され、このフェンダープレート
32に、テールランプ65のレンズ67の後面と略同形
状の開口68が形成されて前記レンズ67の周囲全域を
覆う後面被覆部32cを一体に形成しているから、テー
ルランプ65の周囲全域が単一の後面被覆部32cによ
って覆われ、レンズ67の後面のみが後方に露出する。
すなわち、サイドカバー5とフェンダープレート32の
各々によってテールランプ65の周囲の一部ずつを覆う
構造に較べて、テールランプ65の周囲に前記両カバー
の合わせ部分が形成されることがなく、レンズ67の近
傍でカバーどうしの合わせ部分からテールランプ65の
光が漏洩することがない。この結果、外観向上を図るこ
とができる。また、後面被覆部32cをフェンダープレ
ート32に一体に形成しているから、専らテールランプ
65を後方から覆う別の部材を設ける場合に較べて部品
数を削減することができる。
【0067】また、テールランプ65はLED115を
光源として構成され、ライセンスプレートを照らすライ
センスプレート用ランプ91を前記テールランプ65と
は別体に形成しているから、ライセンスプレートに光を
当てるための開口をテールランプ65やフェンダープレ
ート32に形成しなくてよい。しかも、テールランプ6
5の直近からの漏洩光がなく、テールランプ65の輪郭
がぼやけることもない。
【0068】さらに、テールランプ65を下方から覆う
底壁32bと後面被覆部32cとをフェンダープレート
32に一体に形成するとともに、テールランプ65を上
方から覆う上壁5aと両側方から覆う側壁5bとをサイ
ドカバー5に形成しているから、テールランプ65の周
囲を覆うためにフェンダープレート32とサイドカバー
5のうち一方が過度に大型化することがない。
【0069】さらにまた、後面被覆部32cの後面32
dを後上がりに傾斜する傾斜面とし、前記後面32dの
上縁部および両側縁部を後方から覆う被覆板5cをサイ
ドカバー5に形成しているから、サイドカバー5とフェ
ンダープレート32の合わせ部分を、後上がりに傾斜す
る傾斜面である後面32dに沿わせて形成することがで
きる。このため、サイドカバー5とフェンダープレート
32との合わせ部分に雨が直接かかることがないから、
雨水がカバー内に浸入するのを確実に防止することがで
きる。
【0070】加えて、フェンダープレート32の後面被
覆部32cとサイドカバー5の被覆板5cとを同一平面
上に位置するように近接させているから、フェンダープ
レート32とサイドカバー5の合わせ部分に大きな凹凸
が形成されることがなく、フェンダープレート32とサ
イドカバー5とを同色とすることにより、これら両部材
の境界が目立ち難くなる。
【0071】上述したように構成したテールランプ65
は、後方から見て光透過部104を外れた位置にあるテ
ールランプ65の車体への取付部(位置決めピン72)
にラップするように導体パターン113を延設している
から、導体パターン113は光通過部104を外れた部
位に延設されており、この延設部117の面積分だけ熱
容量を増大させることができる。このため、ブレーキ時
などで一時的にLED115の発熱量が増大したとき
に、導体パターン113に熱を放散させることができ
る。また、前記延設部分がテールランプ65の車体への
取付部にラップするようにしているから、前記取付部を
形成するためのスペースを有効に利用して前記延設部分
を形成することができる。
【0072】また、光透過部104を左右に独立的に設
け、これらの光透過部104と対向する部位にLED1
15を配設し、前記LED115を実装した導体パター
ン113を前記光透過部104どうしの間に延設し、こ
の延設部117に給電用リード線118,119を接続
しているから、二つの光透過部104どうしの間に形成
されるデッドスペースに給電用リード線118,119
と導体パターン113との接続部を形成することができ
る。このため、導体パターン113を後方から見て光透
過部104の形状と略同じ形状に形成してテールランプ
65ハウジング69をコンパクトに形成することができ
る。また、二つの光透過部104どうしの間に形成され
るデッドスペースにリード線118,119と導体パタ
ーン113との接続部を形成することができるから、導
体パターン113を後方から見て光透過部104の形状
と略同じ形状に形成することができる。
【0073】さらに、光透過部104を左右に独立的に
設け、これらの光透過部104と対向する部位にLED
115を配設し、前記LED115を実装した導体パタ
ーン113を前記光透過部104どうしの間に延設し、
この延設部117の上側部分117aは、二つの光透過
部104の間で上方へ延びるように形成して面積を稼い
で放熱性を確保しているから、テールランプ65ハウジ
ング69における光透過部104どうしの間の下側部分
117bを光透過部104に略沿うように上方へ凹ませ
ることができる。
【0074】さらにまた、車体後部にLED115を光
源とするテールランプ65を設けるとともに、このテー
ルランプ65の周囲を構成する車体部材(フェンダープ
レート32)に対してライセンスプレートを支持するブ
ラケット(マッドガード33)を別体とし、ライセンス
プレートを照らすバルブ式のライセンスプレート用ラン
プ91をテールランプ65とは別体にするとともに前記
ブラケット(マッドガード33)に取付けているから、
相対的に大型になるバルブ式のライセンスプレート用ラ
ンプ91をテールランプ65とは別個に取付けることが
できる。このため、テールランプ65がライセンスプレ
ート用ランプ91によって大型化することはない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ールランプの周囲全域が単一のカバーによって覆われ、
レンズの後面のみが後方に露出するから、カバーどうし
の合わせ部分に形成される隙間を通るテールランプの光
のような不必要な光が漏洩することがなく、後方視にお
いてテールランプの輪郭が明確になる。このため、夜間
に後方から見たときの外観向上を図ることができる。ま
た、専らテールランプを後方から覆う部材を設ける場合
に較べて部品数を削減することができるから、コストダ
ウンを図ることができる。
【0076】請求項2記載の発明によれば、ライセンス
プレートに光を当てるための開口をテールランプやカバ
ーに形成しなくてよいから、テールランプの周囲を上下
のカバーで完全に覆うことができる。このため、後輪に
よって跳ね上げられた泥水などがテールランプにかかる
のを確実に防ぐことができる。また、テールランプ直近
からの漏洩光がなく、テールランプの輪郭がぼやけるこ
とがない。
【0077】請求項3記載の発明によれば、テールラン
プの周囲を覆うために上カバーと下カバーのうち一方が
過度に大型化することがないから、両カバーの取り扱い
が容易になる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、上カバーと
下カバーの合わせ部分を、後上がりに傾斜する傾斜面で
ある後面に沿わせて形成することができ、前記合わせ部
分が目立ち難くなるから、カバーの外観向上を図ること
ができる。また、雨水が前記合わせ部分に直接かかるこ
とがなく、傾斜面に沿って流れるから、カバー内に雨水
が浸入してテールランプに雨水がかかるのを確実に防ぐ
ことができる。
【0079】請求項5記載の発明によれば、上カバーと
下カバーとの合わせ部分に大きな凹凸が形成されること
がないとともに、上下両カバーが同色で両カバーの境界
が目立ち難くなり、上下両カバーが一つの部材であるよ
うに見えるから、より一層外観向上を図ることができ
る。
【0080】請求項6記載の発明によれば、導体パター
ンは光通過部を外れた部位に延設されており、この延設
部分の面積分だけ熱容量を増大させることができるか
ら、ブレーキ時などで一時的にLEDの発熱量が増大し
たときに、導体パターンに熱を放散させることができ
る。また、前記延設部分がテールランプの車体への取付
部にラップするようにしているから、前記取付部を形成
するためのスペースを有効に利用して前記延設部分を形
成することができる。したがって、テールランプハウジ
ングの小型化と、LEDの放熱性を向上との両方を実現
することができる。
【0081】請求項7記載の発明によれば、この発明に
よれば、二つの光透過部どうしの間に形成されるデッド
スペースに給電用リード線と導体パターンとの接続部を
形成することができるから、導体パターンを後方から見
て光透過部の形状と略同じ形状に形成してテールランプ
ハウジングをコンパクトに形成することができる。ま
た、二つの光透過部どうしの間に形成されるデッドスペ
ースにリード線と導体パターンとの接続部を形成するこ
とができるから、導体パターンを後方から見て光透過部
の形状と略同じ形状に形成することができる。したがっ
て、コンパクトなLED式の自動二輪車用テールランプ
を形成することができる。
【0082】請求項8記載の発明によれば、導体パター
ンにおける上方への凸状突出部は、二つの光透過部の間
で上方へ延びるように形成して面積を稼いで放熱性を確
保しているから、テールランプハウジングにおける光透
過部どうしの間の下側部分を光透過部に略沿うように上
方へ凹ませることができる。したがって、テールランプ
ハウジングの小型化と、LEDの放熱性を向上との両方
を実現することができる。
【0083】請求項9記載の発明によれば、相対的に大
型になるバルブ式のライセンスプレート用ランプをテー
ルランプとは別個に取付けることができるから、テール
ランプがライセンスランププレート用ランプによって大
型化することはない。したがって、小型化されたLED
式の自動二輪車用テールランプを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るテールランプを装備した自動二
輪車の側面図である。
【図2】 本発明に係るテールランプを装備した自動二
輪車の平面図である。
【図3】 本発明に係るテールランプを装備した自動二
輪車の背面図である。
【図4】 車体後部を拡大して示す側面図である。
【図5】 施錠装置固定用グロメットを示す断面図であ
る。
【図6】 リヤフェンダーの平面図である。
【図7】 リヤフェンダーの側面図である。
【図8】 収納ボックスの平面図である。
【図9】 図8におけるIX−IX線断面図である。
【図10】 図8におけるX−X線断面図である。
【図11】 図8におけるXI−XI線断面図である。
【図12】 図8におけるXII−XII線断面図である。
【図13】 図8におけるXIII−XIII線断面図である。
【図14】 図8におけるXIV−XIV線断面図である。
【図15】 フェンダープレートの平面図である。
【図16】 フェンダープレートの側面図である。
【図17】 マッドガードの背面図である。
【図18】 マッドガードの側面図である。
【図19】 マッドガードの平面図である。
【図20】 ナット部材を示す図である。
【図21】 テールランプの背面図である。
【図22】 図21におけるA−A線断面図である。
【図23】 導体パターンにLEDを実装した状態を示
す正面図である。
【図24】 テールランプの側面図である。
【図25】 図21におけるB−B線断面図である。
【図26】 図21におけるC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…自動二輪車、5…サイドカバー、5a…上壁、5b
…側壁、5c…被覆板、32…フェンダープレート、3
2b…底壁、32c…後面被覆部、65…テールラン
プ、67…レンズ、68…開口、69…テールランプ6
5ハウジング、72…位置決めピン、104…光透過
部、113…導体パターン、115…LED、117…
延設部、118…正極用リード線、119…負極用リー
ド線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 8/10 F21W 101:14 // F21W 101:14 F21Y 101:00 F21Y 101:00 101:02 101:02 F21Q 1/00 N J

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部を上下方向と左右方向および後
    方から覆って内部に閉空間を形成するとともに、ヘッド
    ライトの点灯中は常に点灯するテールランプを前記閉空
    間に収納するテールランプの周辺カバー構造であって、
    前記テールランプの少なくとも上面を覆う上カバーと、
    テールランプの下面を覆う下カバーとによって構成さ
    れ、これら上カバーと下カバーの何れか一方に、前記テ
    ールランプのレンズの後面と略同形状の開口が形成され
    て前記レンズの周囲全域を覆う後面被覆部を一体に形成
    してなる自動二輪車用テールランプの周辺カバー構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車用テールラン
    プの周辺カバー構造において、テールランプはLEDを
    光源として構成され、ライセンスプレートを照らすライ
    センスプレート用ランプを前記テールランプとは別体に
    形成してなる自動二輪車用テールランプの周辺カバー構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動二輪車用テールラン
    プの周辺カバー構造において、テールランプを下方から
    覆う底壁と後面被覆部とを下カバーに一体に形成すると
    ともに、テールランプを上方から覆う上壁と両側方から
    覆う側壁とを上カバーに形成してなる自動二輪車用テー
    ルランプの周辺カバー構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動二輪車用テールラン
    プの周辺カバー構造において、後面被覆部の後面を後上
    がりに傾斜する傾斜面とし、前記後面の上縁部を後方か
    ら覆う被覆板を上カバーに形成してなる自動二輪車用テ
    ールランプの周辺カバー構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動二輪車用テールラン
    プの周辺カバー構造において、下カバーの後面被覆部と
    上カバーの被覆板とを同一平面上に位置するように近接
    させ、上下両カバーを同色としてなる自動二輪車用テー
    ルランプの周辺カバー構造。
  6. 【請求項6】自動二輪車用テールランプにおいて、後方
    から見て光透過部を外れた位置にあるテールランプの車
    体への取付部にラップするように導体パターンを延設し
    たことを特徴とする自動二輪車用テールランプ。
  7. 【請求項7】 自動二輪車用テールランプにおいて、配
    線板に実装したLEDを光源とするとともに光透過部を
    左右に独立的に設け、これらの光透過部と対向する部位
    に前記LEDを配設し、前記LEDを実装した導体パタ
    ーンを前記光透過部どうしの間に延設し、この延設部に
    給電用リード線を接続したことを特徴とする自動二輪車
    用テールランプ。
  8. 【請求項8】 自動二輪車用テールランプにおいて、配
    線板に実装したLEDを光源とするとともに光透過部を
    左右に独立的に設け、これらの光透過部と対向する部位
    に前記LEDを配設し、前記LEDを実装した導体パタ
    ーンを前記光透過部どうしの間に延設し、この延設部の
    上部を上方へ凸形状となるように突出させたことを特徴
    とする自動二輪車用テールランプ。
  9. 【請求項9】 車体後部にLEDを光源とするテールラ
    ンプを設けるとともに、このテールランプの周囲を構成
    する車体部材に対してライセンスプレートを支持するブ
    ラケットを別体とし、ライセンスプレートを照らすバル
    ブ式のライセンスプレート用ランプをテールランプとは
    別体にするとともに前記ブラケットに取付けたことを特
    徴とする自動二輪車用テールランプ。
JP2001215883A 2000-07-14 2001-07-16 自動二輪車用テールランプの周辺カバー構造および自動二輪車用テールランプ Withdrawn JP2002087350A (ja)

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