JP2009286399A - 鞍乗り型車両の車体後部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前部シート34及び後部シート35と、該後部シート35の後方にテールランプ52、及びリアキャリアとしての機能を有する機能部品(リアグリップ61)とを備え、前記機能部品における車両外観の一部を構成する外面は、上面部63及びその外縁から斜め下内側に延びる下面部64を主として構成され、前記テールランプ52を前記下面部64側に配置するとともに、該下面部64に、前記テールランプ52からの光を後方へ反射するべく略平坦な面で形成される反射部64a,65aを設けた。
【選択図】図3
Description
なお、前記鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む概念であり、二輪のみならず三輪又は四輪の車両を含み、かつ低床の足載せ部を有するスクータ型車両をも含む概念である。
請求項2に記載した発明は、前記反射部(64a,65a)には、少なくとも塗装、メッキ、鏡面仕上げのいずれかが施されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記前部シート(34)よりも高い位置に前記後部シート(35)が設定され、前記上面部(63)は、該後部シート(35)の上面と連続するように設けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記機能部品(61)の上面視における外縁は、前記テールランプ(52)の上面視における外周形状よりも外側に位置することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記機能部品(61)の後縁部は、その車幅方向中央部を頂部とした後方に凸の湾曲形状をなして設けられ、前記下面部(64)は、前記機能部品(61)の外縁側ほど上方に位置するように傾斜しており、前記反射部(64a,65a)は、前記下面部(64)における車幅方向中央部を含む所定の領域に形成されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記テールランプ(52)の上方には、これに覆い被さるように前記機能部品(61)が後方に張り出していることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記反射部(64a,65a)は、車幅方向中央部に位置する前記テールランプ(52)の上方でその光を車両後方へ反射可能な領域に形成されることを特徴とする。
図1,2に示すように、自動二輪車(鞍乗り型車両)1の前輪2は、左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支される。各フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム6前端部のヘッドパイプ7に操舵可能に枢支される。ステアリングステム4の上部には、前輪転舵用のハンドル5がハンドルバー5aを介して取り付けられる。ヘッドパイプ7の上部からは、左右一対のメインチューブ8が斜め下後方に延びる。ヘッドパイプ7の下部からは、左右一対のダウンチューブ9がメインチューブ8よりも急傾斜をなして斜め下後方に延びる。メインチューブ8及びダウンチューブ9の前部間は、これらに渡るガセットパイプ14を介して結合される。
左ピボットプレート11は上下に長く、その上部が斜め上前方に湾曲して左メインチューブ8の後端部に接続される。一方、右ピボットプレート11は上下に短く、その上部がこれに向かって延びる右メインチューブ8の後端部に接続される。また、左右ピボットプレート11の下部には、左右ダウンチューブ9の後端部が接続される。これにより、ダブルクレードル型のメインフレーム部12が構成される。このようなメインフレーム部12と、該メインフレーム部12の後部から後方に延びるシートフレーム部13とを主に、自動二輪車1の車体フレーム6が構成される。
リアコンビランプ51は、車幅方向中央部に位置する横長のテールランプ52の両側に、さらに左右のリアウインカ53を一体的に設けてなる。なお、テールランプ52は、尾灯及び制動灯として機能するものである。テールランプ52のレンズ54は左右方向に延在し、このレンズ54の両側に連なる左右リアウインカ53のレンズ55が、リアサイドカバー45の後端部両側に沿うように斜め前外側に延出する。各レンズ54,55は、その断面において、レンズ面の上下中間部を頂部として車体外側に突出する凸形状をなしている。なお、左右リアサイドカバー45の後端部下方にはリアフェンダ45aが配設される。
上部レンズ54aの上方には、これに覆い被さるようにリアグリップ61の後部が後方に張り出している。すなわち、上部レンズ54aとリアグリップ61の後部とは、上面視で重なるように、換言すれば上下方向で対向するように設けられる。これにより、上部レンズ54aの上方には、リアグリップ61における後上がりに傾斜する下面64が位置している。
これにより、テールランプ52の光は、レンズ54から直接配光されると共に、リアグリップ61の下面64において車両後方に向けて反射(配光)される。換言すれば、平面部65における所定範囲が、テールランプ52からの光を車両後方へ反射する反射面64aを形成する反射部65aとされる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、三輪又は四輪の車両、あるいはスクータ型車両にも適用できることはもちろん、に該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
34 前部シート
35 後部シート
52 テールランプ
61 リアグリップ(機能部品)
63 上面(上面部)
64 下面(下面部)
64a 反射面(反射部)
65 平面部
65a 反射部
Claims (7)
- 前部シート(34)及び後部シート(35)と、該後部シート(35)の後方にテールランプ(52)、及びリアキャリアとしての機能を有する機能部品(61)とを備えた鞍乗り型車両の車体後部構造において、
前記機能部品(61)における車両外観の一部を構成する外面は、上面部(63)及びその外縁から斜め下内側に延びる下面部(64)を主として構成され、
前記テールランプ(52)を前記下面部(64)側に配置するとともに、該下面部(64)に、前記テールランプ(52)からの光を後方へ反射するべく略平坦な面で形成される反射部(64a,65a)を設けたことを特徴とする鞍乗り型車両の車体後部構造。 - 前記反射部(64a,65a)には、少なくとも塗装、メッキ、鏡面仕上げのいずれかが施されることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
- 前記前部シート(34)よりも高い位置に前記後部シート(35)が設定され、
前記上面部(63)は、該後部シート(35)の上面と連続するように設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。 - 前記機能部品(61)の上面視における外縁は、前記テールランプ(52)の上面視における外周形状よりも外側に位置することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
- 前記機能部品(61)の後縁部は、その車幅方向中央部を頂部とした後方に凸の湾曲形状をなして設けられ、
前記下面部(64)は、前記機能部品(61)の外縁側ほど上方に位置するように傾斜しており、
前記反射部(64a,65a)は、前記下面部(64)における車幅方向中央部を含む所定の領域に形成されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。 - 前記テールランプ(52)の上方には、これに覆い被さるように前記機能部品(61)が後方に張り出していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
- 前記反射部(64a,65a)は、車幅方向中央部に位置する前記テールランプ(52)の上方でその光を車両後方へ反射可能な領域に形成されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両の車体後部構造。
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