JP2008207740A - 車両用灯火器 - Google Patents

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Abstract

【目的】ウインカにおけるレンズのベースに対する締め付け用ボルトを一本にして、外観性、組立性及びメンテナンス性を良好にする。
【構成】フロントトップカバー31のウインカ取付穴65に設けたウインカ37のケースをレンズ70とベース71で構成し、周囲を係合構造で一体化し、レンズ70の下部1ヶ所に設けた締め付け部60にて一本のボルト61のみで締め付け固定する。締め付け部60の位置は、フロントトップカバー31の下部で奥まった空間内として暗く目立たない場所にする。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両用灯火器に係り、特にレンズ用締め付けネジの使用数を削減して、組立性・メンテナンス性を良好にしたものに関する。
自動2輪車用ウインカ等の車両用灯火器は、ベースにレンズを被せて内部にバルブを収容したものであり、レンズをベースへ取付けるため2本以上のネジで締め付けるとともに、この締め付け部が外観されやすい位置に設けられた構造になっているものがあった(特許文献1参照)。
この特許文献に記載されたウインカは、予めレンズとベースを前後2カ所にてネジで締結一体化しておき、ベース側をレッグシールドの開口内へ入れ、この開口をレンズで覆うとともに、レッグシール内側にてベースから突出する取付部をレッグシールド内側へ締結で取付けるようになっており、取付後のレンズ表面におけるネジは、前端部側のものが略三角形状をなすレンズのほぼ前端中央部に位置し、後部側のものがレンズの上向き斜面状をなす上部側後端部に位置し、それぞれが外観されやすい位置になっている。
特開2003−320977号公報
上記従来技術でレンズ固定用のネジが外観から認識されやすい場所に配置されているが、ウインカ等のレンズ締め付け部は、外観から極力目立たないようにすることが望ましい。またレンズを取り外す際、指先がかかりにくいため比較的取り外しにくい場合があったが、メンテナンス性を考慮した場合取り外しやすくすることが望ましい。そこで本願発明は係る要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するため車両用灯火器に係る請求項1の発明は、ベースにレンズを被せて内部にバルブを収容した車両の灯火器において、
前記レンズの下部近傍に外方へ凸状をなし上向き斜面と下向き斜面に分ける稜線を形成し、この稜線より下方側を下向き斜面にするとともに、
この下向き斜面の下端部にレンズの締め付け部を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記締め付け部近傍にて、前記レンズと前記ベースとの間に指をかけるための隙間を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項1において、前記締め付け部が暗色にされていることを特徴とする。ここで暗色にされるとは、締め付け部自体又は内側に重ねられるベース等の他部材の色を暗色に着色することと、周囲の部材の影によって暗くすることの双方を含むものとする。
請求項4の発明によれば、締め付け部の下に車体カバーを配置し、前記レンズの下向き斜面と逆傾斜をなす上向き斜面部分を設け、この車体カバーの上向き斜面とレンズの下向き斜面との間で奥へ向かって狭くなる空間を形成し、この空間内奥に前記締め付け部を位置させたことを特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項1において、前記灯火器がウインカであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レンズの下方部を外方へ凸状にして稜線部を設けたので、下方側が下向き斜面をなす。そこでこの下向き斜面の下端部へレンズの締め付け部を設ければ、締め付け部が下向き斜面の陰になり、締め付け部を外観で目立たなくすることが可能になる。
請求項2の発明によれば、目立たない部分である締め付け部近傍のレンズと前記ベースとの間に、指をかけるための隙間を設けたので、レンズを取り外ししやすくしてメンテナンス性を向上できるとともに、隙間も外観で目立たなくすることが可能になる。
請求項3の発明によれば、締め付け部が暗色にされているため、さらに締め付け部を目立ちにくくすることができる。
請求項4の発明によれば、締め付け部の下の車体カバーを上向き斜面としたので、レンズの下向き斜面との間で奥が狭くなる空間を形成し、この奥に締め付け部を位置させることができる。このため、締め付け部を外観で目立たなくすることが可能になる。
請求項5の発明によれば、目立たない締め付け部をウインカに設けることができる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は本願発明の適用された自動2輪車の左側面図である。1は前輪、2はフロントフォーク、3はステアリング軸、4はハンドルであり、ステアリング軸3は車体フレーム5の前端に設けられたヘッドパイプ6へ回動自在に支持されている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から斜め下がりに後方へ延びるメインパイプ7と、その後端部から下方へ延びるピボットプレート8と、メインパイプ7の後端部から斜め上がりに後方へ延びるパイプ部材のシートレール9を備える。メインパイプ7は車体中心に沿って前後方向へ一本で配設され、ピボットプレート8及びシートレール9はそれぞれ左右一対で設けられる。
ピボットプレート8にはリヤフォーク10の前端がピボット軸11により上下方向へ揺動自在に支持され、リヤフォーク10の後端部には後輪車軸12を介して後輪13が支持される。また、リヤフォーク10の後端部とシートレール9の間にはリヤクッション14が設けられている。
16はピリオンステップホルダ、17はその前端部を覆うホルダカバー、18はピリオンステップ、19はチェーンケース、20はエンジン、23は燃料タンク、24はエアクリーナ、25は気化器、28はライダー用ステップ、29はチェーンである。
30はハンドルカバー、31はフロントトップカバー、32はレッグシールド、33はメインパイプ7の前半部側上部を覆うメインパイプアッパーカバー、34はメインパイプ7の前半部側面下部から車体側面を覆うメインパイプサイドカバーである。これらの車体カバーのうちレッグシールド32とメインパイプサイドカバー34はそれぞれ左右一対で設けられ、他はそれぞれ単一で設けられる。メインパイプサイドカバー34の下部はアンダーカウル部34aをなしてレッグシールド32よりも下方へ延出し、シリンダ部21の側方を覆う。
レッグシールド32、メインパイプアッパーカバー33とメインパイプサイドカバー34の各前端部はフロントトップカバー31の背面側周囲へ重なり、メインパイプアッパーカバー33とメインパイプサイドカバー34はフロントトップカバー31と結合してフロントトップカバー31を支持している。
メインパイプアッパーカバー33は前端部側をボルト(図示省略)によりヘッドパイプ6に設けられた後部ステー40へ取付けられ、後端部側をボルト(同)によりメインパイプ7から突出するステー41へ取付けられている。
メインパイプアッパーカバー33のメインパイプ7に沿う縁部は、同じくメインパイプ7の側面に沿うメインパイプサイドカバー34の上縁部に爪形状の係合突部を差し込み係合される。
レッグシールド32はメインパイプサイドカバー34の前縁部内外に重なり、メインパイプサイドカバー34の前縁部に沿って上下方向へ設けられた3ヶ所のボス42にて車体内方側から締結一体化される。
メインパイプサイドカバー34は、ヘッドパイプ6近傍の上部でボルト43によりメインパイプ7の側面に設けられたステー44へボルト止めされ、前部にはフロントトップカバー31が上下2ヶ所で取付けられている。
35はタンデムシート36の下方から車体後部を覆うリヤカバーである。タンデムシート36はシートレール9の上に支持され、前端のヒンジ部を中心に後端側を上下へ回動自在であり、タンデムシート36の下方にてシートレール9に支持される燃料タンク23を開閉する。
37はフロントトップカバー31に設けられるウインカ、38はハンドルカバー30の上部に設けられるメータである。39はヘッドライトでありハンドルカバーの前部に設けられる。
図2は車体フレームの側面図である。メインパイプ7の前端部側面にはステー44が設けられ、その後方側近傍にエアクリーナ支持用のステー45が設けられる。ヘッドパイプ6には前部ステー46が前方へ突出して設けられ、荷かご(図示省略)支持用のブラケット47が取付けられる。
図3はウインカ37を取付けた状態の車体カバーを車体前方から示す図である。フロントトップカバー31は正面が正面視略逆三角形状をなす第1輪郭線50で囲まれた中央部51と、その外側の同じく正面視略逆三角形状をなす第2輪郭線52と第1輪郭線50で囲まれた略V字状の中間部53と、第2輪郭線52より側方へ張り出している外周ライン54と第2輪郭線52で囲まれた周囲部55を備える。
中央部51には、左右一対の通気孔56が下部に設けられ、その上方に小さな取付穴57が設けられ、それぞれ表裏を貫通している。取付穴57にはブラケット47(図2)から突出する左右一対のボルト48が貫通し、中央部51の表面側へ突出した先端にナット49で横長のステー58が取付けられている。ステー58は図示しない荷かご又はナンバープレートを支持するための部材である。
左右の周囲部55にはそれぞれウインカ37が外方へ突出して設けられている。ウインカ37の下部には下方へ突出する締め付け部60が設けられ、各ウインカ37毎に1本のボルト61だけで後述するレンズを着脱自在に締め付け固定できるようになっている。
締め付け部60の下方には段差壁62が設けられている。段差壁62は車幅方向内側で第2輪郭線52の先端部である頂部59から側方へ正面視で略3角形に張り出し、外側は外周ライン54へ連なっている。段差壁62の側部にはステー63が下方へ突出し、段差壁62の内側へ入り込むメインパイプサイドカバー34の上部と結合される。
レッグシールド32は左右一対で設けられ、その上端部はフロントトップカバー31の外周ライン54に沿う。また一部は車幅方向内側へ張り出した内方張り出し部64をなし、その上部64aは段差壁62の内側へ入り込んでいる。
左右のレッグシールド32間にはメインパイプアッパーカバー33が見えている。
図4はフロントトップカバー31の斜視図、図5は正面図、図6は側面図である。これらの図に示すように、周囲部55にはウインカ取付穴65が開口している。ウインカ取付穴65は後方へ斜め上がりの略三角形状をなし、上部は第2輪郭線52に沿い、前部には下方まで切り込まれた切り欠き部66が設けられ、段差壁62の後端部まで達している。この切り欠き部66はウインカ37の締め付け部60を表面へ出すためのものである。
中央部51,中間部53及び周囲部54はいずれも前方へ傾斜する上向き斜面をなす。図4及び6に明らかなように、段差壁62も上向き斜面をなすが、第2輪郭線52よりは緩傾斜のため、中間部53や周囲部55に対して車体内方へ入り込むように一段低く形成されている。したがって、ウインカ取付穴65へウインカ37を取付けたとき、表面へ突出した締め付け部60が段差壁62の後端部近傍に位置することができる。
図5に示すように、ウインカ取付穴65を囲むフロントトップカバー31の内側3ヶ所にウインカ取付ボス67が一体に形成され、ウインカ37が取付けられるようになっている。
ウインカ取付穴65の上方かつフロントトップカバー31の左右方向端部内側にはメインパイプアッパーカバー33の前端部左右へ取付けるためのボス68が一体に設けられ、ボス68にメインパイプアッパーカバー33を重ねて後方からタッピングスクリューで締結するようになっている。
周囲部55の後部でウインカ取付穴65の下方部分内側にもボス69が一体に設けられ、ここにはメインパイプアッパーカバー33とメインパイプサイドカバー34が一緒に重ねられて共締めされるようになっている。
図7はウインカ37の正面図、図8は側面図、図9は背面図、図10は図7の10−10線断面図、図11は図7の11−11線断面図である。これらの図に示すように、ウインカ37は正面視で略菱形をなし、表側のレンズ70と裏側のベース71を重ね合わせたものであり、内部にバルブ72が設けられる。レンズ70は着色透明樹脂からなり、ベース71は不透明樹脂からなる。レンズ70とベース71は、片側の側面2ヶ所でレンズ70側の係合突起73とベース71側の係合凹部74で係合し(図8)、さらに下部に突出する締め付け部60がベースの下部に設けられた下方突部71aの一部に重ねられて一本のボルト61で締結される。下方突部71aの締め付け部60が重ならない部分は露出している。
図10に示すように、レンズ70は前方へ凸の曲面をなし、稜線75の上側は前方へ斜め下がりの斜面をなし、稜線75の下側は逆傾斜面となり、後方へ斜め下がりに傾斜する下向き斜面76をなす。稜線75は中央よりも下側の段差壁62に近い位置に設けられ、図示の断面では最も前方へ突出する頂点をなしている。下向き斜面76の下端は段差壁62の上端部の上方に位置し、下向き斜面76と上向き斜面である段差壁62との間に外方へ向かって拡開する空間77が形成される。
レンズ70の内面で稜線75より上方の部分には、内方へ突出してバルブ72の周囲を囲む環状壁78が一体に設けられている。この環状壁78はベース71に設けられた環状溝79に嵌合し、シール80にて密閉されて防水される。
図11に示すように、レンズ70のうち下向き斜面76部分の内側には、ベース71の周囲部分が重なって遮光するため照明に関与しない。しかもベース71は暗色に着色されているので、下向き斜面76は暗い部分になっている。
下向き斜面76の下部から略垂直に下方へ突出する締め付け部60の位置は、
レンズ70の下向き斜面76と、逆傾斜に形成された段差壁62との間に形成される空間77の奥に位置する。締め付け部60の内側にはベース71における下方突部71aの一部に形成されたナット部81が重なっているので、締め付け部60へボルト61を込むと、レンズ70をベース71に締め付け固定する。
空間77は前方へ向かって拡開し、反対に後方へ向かって先細り状をなして次第に狭くなり、この最奥部に締め付け部60が位置するので、締め付け部60は下向き斜面76の下方に隠れた状態になり、しかも下向き斜面76の内側に重なるベース71が暗色に着色されているので、下向き斜面76は下向き斜面76の陰になることにより最も暗い部分に位置し、最も目立たない位置に設けられる。したがってこの部分に設けられたボルト61は外観上最も無視されやすくなり、締結部品を見えにくくすることにより外観向上に役立つ。
図9に示すように、ベース71の周囲には3ヶ所の取付突起82が外方へ突出形成され、図7の12−12線断面図である図12に示すように、フロントトップカバー31から突出するボス67に重ねられ、タッピングスクリュー83で締結される。他の取付突起82における締結構造も同様である。
図7及び図8並びに図7の13矢示方向図である図13に示すように、締め付け部60の近傍におけるレンズ70の下端部を一部切り欠いて凹状にした切り欠き部84が設けられ、ボルト61を外したとき、この切り欠き部84に指をかけることによりレンズ70を外しやすくして、メンテナンス性を良好にしている。切り欠き部84は図13の拡大部(断面を示す)に仮想線aで示すように、レンズ70における下向き斜面76の下端部で下方突部71aに達する部分を切り欠いたものであり、切り欠き部84と下方突部71aの間におけるレンズ70の肉厚相当分の空間が形成され、この空間に指先を入れることができる。なお、図13はボルト61を省略してあり、締め付け部60にはボルト61の通し穴61aが見えている。
図14はテールランプユニット90部分を正面図車体後部の斜視図であり、テールランプユニット90はリヤカバー35の後端部とリヤフェンダ91の間に設けられ、側面が露出している。テールランプユニット90は前方へ向かって先細り状をなし、透明レンズ92と着色ベース93によりケースが構成される。着色ベース93はリヤカバー35と異なる色に着色され、例えば、リヤカバー35及びリヤフェンダ91を青色とし、着色ベース93を黒色とすることにより、ツートンカラーを演出できる。
図15は、図14の15−15線断面図であり、透明レンズ92は後方へ凸に湾曲し、その内側に着色ベース93が嵌合する。内部は着色ベース93により、中央のテールライト部94と左右のウインカ部95に区画され、テールライト部94には赤色レンズ96で後方を覆われたテールランプ用バルブ97が設けられ、ウインカ部95にはウインカ用バルブ98が収容され、各光軸を後方へ向けている。
このようにすると、テールランプユニット90の側面を露出させ、リヤカバー35及びリヤフェンダ91との間でツートンカラーを演出することにより、簡単にデザイン的効果を上げることができる。
次に、本実施例の作用を説明する。図11に示すように、段差壁62の後端部上にはウインカ37の下部から下方へ突出する締め付け部60が設けられ、ここにレンズ締め付けボルト61が締結されている。締め付け部60は稜線部75に下向き斜面76の下端部(後端部)にも位置し、下向き斜面76と上向き斜面である段差壁62とによって形成される奥へ向かって先細り状をなす空間77の最奥部へ引き込んでいる。このため締め付け部60は比較的見えにくくなり、外観性を向上できる。そのうえレンズ締め付けボルト61は一本だけで済むため、取付性及びメンテナンス性も向上する。
しかも、締め付け部60の位置は、稜線部75が最も外方へ庇状に張り出すためその陰になった暗く目だたない場所となっているためさらに目立ちにくくすることができる。そのうえ、この暗色部を下向き斜面76の内側に重ねたベース71自体の着色としたので、締め付け部60を特別に暗色塗装等する必要がなく簡単に暗色構造を実現できる。
また、締め付け部60近傍におけるレンズ70とベース71との間に、指をかけるための隙間83を設けたので、レンズ70を取り外ししやすくしてメンテナンス性を向上できるとともに、隙間83も外観で目立たなくすることが可能になる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、対象となる灯火器はウインカに限らず、ヘッドライトやテールライト等が可能である。締め付け部60における暗色構造は、下向き斜面76を直接暗色塗装等で着色としてもよい。さらにはこのような着色をしなくても、稜線部75等による影などで光が届きにくくすることで締め付け部を暗色構造にすることもできる。
本願発明の適用された自動2輪車の左側面図 車体フレームの側面図 車体カバーを車体前方から示す図 フロントトップカバーの斜視図 フロントトップカバーの正面図 フロントトップカバーの側面図 ウインカの正面図 ウインカの側面図 ウインカの背面図 図7の10−10線断面図 図7の11−11線断面図 図7の12−12線断面図 図7の13矢示図 テールランプ部分の斜視図 図14の15−15線断面図
符号の説明
5:車体フレーム、6:ヘッドパイプ、30:ハンドルカバー、31:フロントトップカバー、32:レッグシールド、33:メインパイプアッパーカバー33、34:メインパイプサイドカバー34、35:リヤカバー、37:ウインカ、60:突部、61:ボルト、62:段差壁、65:ウインカ取付穴、70:レンズ、71:ベース、75:稜線、76:下向き斜面、77:空間、91:取付突起、90:テールライトユニット

Claims (5)

  1. ベースにレンズを被せて内部にバルブを収容した車両の灯火器において、
    前記レンズの下部近傍に外方へ凸状をなし上向き斜面と下向き斜面に分ける稜線を形成し、この稜線より下方側を下向き斜面にするとともに、
    この下向き斜面の下端部にレンズの締め付け部を設けたことを特徴とする車両用灯火器。
  2. 前記締め付け部近傍にて、前記レンズと前記ベースとの間に指をかけるための隙間を設けたことを特徴とする請求項1に記載した車両用灯火器。
  3. 前記締め付け部が暗色にされていることを特徴とする請求項1に記載した車両用灯火器。
  4. 前記締め付け部の下に車体カバーを配置し、前記レンズの下向き斜面と逆傾斜をなす上向き斜面部分を設け、この車体カバーの上向き斜面とレンズの前記下向き斜面との間で奥へ向かって狭くなる空間を形成し、この空間内奥に前記締め付け部を位置させたことを特徴とする請求項1に記載した車両用灯火器。
  5. 前記灯火器がウインカであることを特徴とする請求項1に記載した車両用灯火器。
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