JP2004214182A - 非水系電解液二次電池用負極およびそれを用いた非水系電解液二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 集電体上に、活物質とバインダーを含有する活物質層を形成してなる非水系電解液二次電池用負極であって、活物質が、平均粒径250nm以下の金属酸化物微粒子が表面に添着されているものであり、かつ、バインダーが、オレフィン性不飽和結合を有するバインダーであることを特徴とする非水系電解液二次電池用負極。また、上記非水系電解液二次電池用負極を備えた非水系電解液二次電池。
【選択図】 なし
Description
その負極活物質としては、最初はリチウム金属を用いることが試みられたが、充放電を繰り返すうちにデンドライト状のリチウムが析出してセパレータを貫通し、正極にまで達し、短絡して発火事故を起こす可能性があることが判明した。そのため、現在では、充放電過程において、リチウムイオンを層間に出入りさせ、リチウム金属の析出を防止できる炭素材料を負極活物質として使用することが注目されている。
また、本発明の別の要旨は、上記非水系電解液二次電池用負極を備えた非水系電解液二次電池に存する。
負極の活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出できる材料であれば特に制限はないが、例えば、黒鉛から非晶質のものにいたるまでの種々の黒鉛化度の炭素材、及びLiと合金化可能な金属粒子からなる群から選ばれたものを用いることができる。なかでも好ましいのは黒鉛であり、本発明において黒鉛を活物質とすると、他の活物質を用いた場合よりも高電流密度での充電性の改善効果が著しく大きい。
いるのが好ましい。
人造黒鉛の具体例としては、コールタールピッチ、石炭系重質油、常圧残油、石油系重質油、芳香族炭化水素、窒素含有環状化合物、硫黄含有環状化合物、ポリフェニレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール,ポリアクリロニトリル、ポリビニルブチラール、天然高分子、ポリフェニレンサイルファイド、ポリフェニレンオキシド、フルフリルアルコール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、イミド樹脂などの有機物を、通常2500〜3200℃の焼成温度で黒鉛化したものが挙げられる。
状化合物;チオフェンなどの硫黄含有環状化合物;アダマンタンなどの脂肪族環状化合物;ビフェニル、テルフェニルなどのポリフェニレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラールなどのポリビニルエステル類、ポリビニルアルコールなどの熱可塑性高分子などが挙げられる。
5μm以下、最も好ましくは18μm以下であり、通常5μm以上である。なお、黒鉛よ
り結晶性が劣る炭素材は複数の粒子が凝集している二次粒子であってもよい。この場合は二次粒子の平均粒径が前述の範囲であることが好ましく、一次粒子の平均粒径は、通常15μm以下である。粒径が小さすぎると比表面積が大きくなり電解液との反応面が増加して不可逆容量が大きくなりやすい。また、活物質の細孔内に吸収されるバインダー量が増加し、本発明の効果が発現し難くなる。逆に粒径が大きすぎると、活物質とバインダーをスラリー化したものを集電体に塗布するに際し、大塊によるいわゆる筋引きなどが起こり、均一な膜厚の活物質層の形成が困難となる。
m以上である。二次粒子の平均粒径は、活物質層作成の際の扱い易さ、安全性、不可逆容量の面から、通常100μm以下、好ましくは35μm以下、更に好ましくは25μm以下であり、通常5μm以上、好ましくは10μm以上である。
これらの活物質は、それぞれ単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよいが、活物質として少なくともその一部に黒鉛を用いることがサイクル容量の経時劣化抑制の点から好ましい。
合金化可能な金属粒子を添着させ、それを黒鉛より黒鉛化度の小さい炭素材で少なくとも一部を被覆したもの、Liと合金化可能な金属粒子を黒鉛より黒鉛化度の小さい炭素材で被覆し、これと黒鉛を混合したものなどが挙げられる。
〜2:1となるように選択するのがサイクル寿命の点で好適である。
)、酸化銅(CuO、Cu2O)、酸化ニッケル(NiO)などの単一金属の酸化物、ア
ルミノシリケートなどの複合酸化物などが挙げられる。
特にSiO2、Al2O3は、交流インピーダンス測定で観察される高周波電荷移動領域
での反応が安定であり、Liとの化合が無いと考えられることから好ましい。
また、これらの表面を有機化合物で修飾して得られるゲル、ゾルなども用いることができる。テトラエトキシランの加水分解物も用いることができる。これらのなかでは、シリカ、アルミナは安価で入手可能であるので好ましく用いられ、特に好ましいのはシリカである。
シリカは、全体の40重量%以下の割合でアルミナ、ジルコニア、チタニアなどの他の金属酸化物を含んでいてもよい。
ュームドシリカは粉砕工程を行わなくて良いので好ましく用いられる。
アルミナとしては、ヒュームドアルミナなどを用いることができる。
金属酸化物微粒子の嵩密度は、通常0.001g/cc以上、好ましくは0.005g/cc以上、更に好ましくは0.01g/cc以上であり、通常2.5g/cc以下、好ましくは1.0g/cc以下、更に好ましくは0.5g/cc以下、最も好ましくは0.05g/cc以下である。嵩密度が小さすぎると粉体混合の際、取り扱いしにくく、また、大きすぎると分散しにくくなる。
50m2/g以上、好ましくは100m2/g以上、更に好ましくは200m2/g以上で
あり、通常1000m2/g以下、好ましくは500m2/g以下、更に好ましくは400m2/g以下である。比表面積が大きすぎると分散しにくく、また、比表面積が小さすぎ
ると偏在しやすくなる。
混合に用いる混合機としては、メカノヒュージョン、ハイブリダイザー、オングミル、メカノマイクロス、マイクロス、ジェットミル、ハイブリッドミキサー等の酸化物微粉末を高速分散できるものが、酸化物微粉末の凝集を少なくすることができるので好ましい。
水は、シリカを溶解しない範囲で、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、吉草酸、蓚酸、安息香酸、塩酸、臭酸、硫酸、フッ酸などの酸、アンモニア、水酸化ナトリウムなどの塩基を含んでいてもよい。
ミド、アセトニトリル、ピリジン、キノリン等の含窒素系有機溶媒、ジメチルスルフォキシド、ジメチルスルフィド等の含硫黄系有機溶媒、ヘキサメチルフォスフォルアミド等の含リン系有機溶媒の各有機溶媒、セロゲン等灯油類、トルエン、キシレン、ベンゼン等石油類、またはピッチ系有機溶媒等を用いることができる。
、N−メチルピロリジノン、アセトニトリルからなる群から選ばれたものは、沸点が比較的低く、金属酸化物微粒子を添着させた活物質の乾燥が容易且つ安全に行えるため好ましい。特に、金属酸化物微粒子がシリカである場合、その表面が親水性の場合はアルコール類または水、疎水性の場合にはアルコール類が好ましい。アルコール類のなかでは、溶媒蒸発・回収が容易エタノールが好ましい。
このようにして得られた金属酸化物微粒子を表面に添着させた活物質は、所望により焼成してもよい。焼成温度は通常1350℃以下である。
なお、該金属酸化物微粒子は、活物質、バインダー、及び水からなるスラリーの混練段階で添加しても効果が期待できる。この場合、活物質内への金属微粒子の入り込みは、ある程度制限を受けるが、ハ゛インタ゛ーのフィラーとしての作用は機能する。特に、分散媒の添加、蒸発過程を省くことができるので、製造工程上は有利である。
範囲及び不飽和結合の割合がこの規定を同時に満たすものがより好ましい。オレフィン性不飽和結合を有するバインダーの分子量が小さすぎると機械的強度に劣り、大きすぎると可撓性に劣る。また、バインダー中のオレフィン性不飽和結合の割合が小さすぎると強度向上効果が薄れ、大きすぎると可撓性に劣る。
iまたはこれらの合金からなる微粉末などが挙げられる。導電剤の添加量は、活物質に対して、通常10重量%以下程度である。
スラリーを集電体上に塗布した後、通常、60〜200℃、好ましくは80〜195℃で、乾燥空気または不活性雰囲気下で乾燥し、活物性層を形成する。
、20μm以上、更に好ましくは30μm以上であり、通常200μm以下、好ましくは1
00μm以下、更に好ましくは75μm以下である。活物質層が薄すぎると、活物質の粒径との兼ね合いから負極としての実用性に欠け、厚すぎると、高密度の電流値に対する十分なLiの吸蔵放出の機能が得られにくい。
0g以上、中でも9
00g以上にもできることは画期的である。
負極の引っ掻き強度は、JIS K5400で用いられるトウヨウセイキ製鉛筆硬度試験器で、引っ掻きロッドを鉛筆の代わりに、直径7mmのSUS丸棒を用いて測定した。測定に用いる負極は、集電体にスラリーを塗布・乾燥して活物質層を形成したのち、線密度20〜300kg/cmでプレスしたもので、活物質層の密度が1.0〜1.8g/cc、活性質層の厚さが30〜100μmのものを用いる。ロッドは、電極面に対し45度の角度で当て、測定方法はJIS K5400に準拠した。電極削れの判断は、ロッドで電極面を6mm引っ掻いた際に、集電体である銅箔が目視で4.5mm以上確認された時のロッド上にかけたおもりの重量(g)で評価する。測定値は、5回の平均値とする。
負極活物質においては、表面の凹部や空孔部がLiの出入りする活性面であると考えられるが、従来は、負極を作成する最に用いられるバインダーがこの凹部や空孔部に入り込み、Liのスムーズな挿入・脱離を妨げていた。本発明では、金属酸化物微粒子が、活物質の凹部や空孔部に入り込み、さらに活物質の表面を覆っているので、バインダーが活物質と直接接触してこれを被覆することがなくなった。また、負極活物質の凹部や空孔部に入り込んだ金属酸化物微粒子間には、バインダーは通さないが、Liは通ることができる適度な空隙があり、この空隙をLiが自由に通って負極活性面に到達することにより、表面反応抵抗が低下するものと推測される。
前述した様に、負極活物質とバインダーからなるスラリーに、更に金属酸化物微粒子を混合により添加した場合には、適当な混練方法・装置を用いることで、このフィラーの作用が顕著に見られる。特に金属酸化物微粒子を適当な分散媒で別途攪拌・混合し、二次凝集を解いた溶液を添加すると更に好ましい。
このリチウム二次電池の基本的構成は、従来公知のリチウム二次電池と同様であり、通常、正極と本発明に係る負極とが、非水系電解液が含浸されている多孔膜を介してケースに収納されている。したがって、本発明に係る二次電池の構造は特に限定されるものではなく、コイン型電池、円筒型電池、角型電池のいずれであってもよい。
放出できる金属カルコゲン化合物などが挙げられる。金属カルコゲン化合物としては、バナジウムの酸化物、モリブデンの酸化物、マンガンの酸化物、クロムの酸化物、チタンの酸化物、タングステンの酸化物などの遷移金属酸化物、バナジウムの硫化物、モリブデンの硫化物、チタンの硫化物、CuSなどの遷移金属硫化物、NiPS3、FePS3等の遷移金属のリン−硫黄化合物、VSe2、NbSe3などの遷移金属のセレン化合物、Fe0.25V0.75S2、Na0.1CrS2などの遷移金属の複合酸化物、LiCoS2、LiNiS2
などの遷移金属の複合硫化物等が挙げられる。
、LiCoO2、LiNiO2、LiMn2O4、TiS2、V2S5、Cr0.25V0.75S2、Cr0.5V0.5S2などが好ましく、特に好ましいのはLiCoO2、LiNiO2、LiMn2O4や、これらの遷移金属の一部を他の金属で置換したリチウム遷移金属複合酸化物であ
る。
これらの正極活物質は、単独で用いても複数を混合して用いてもよい。
正極板は、前記したような負極の製造と同様の手法で、活物質やバインダーを溶剤でスラリー化し、集電体上に塗布、乾燥することにより形成する。正極の集電体としては、アルミニウム、ニッケル、SUSなどが用いられる。
非水系としては、溶媒としては、従来から非水系電解液の溶媒として提案されている非水系溶媒のなかから適宜選択して用いることができる。例えば、更にエチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート類、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの環状カーボネート類、1,2−ジメトキシエタンなどの鎖状エーテル類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、スルホラン、1,3−ジオキソランなどの環状エーテル類、ギ酸メチル、酢酸メチル、プロピオン酸メチルなどの鎖状エステル類、γ-ブチロラクトン、γ−バレロラクトンなどの環状エステル類などが挙げられる。
ルカンスルホン酸塩、Liトリフルオロスルフォンイミド((CF3SO2)2NLi)な
どのパーフルオロアルカンスルホン酸イミド塩などの含フッ素有機リチウム塩などが挙げられる。リチウム塩は、単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
非水系電解液中のリチウム塩の濃度は、通常0.5〜2.0M程度である。
リゴオキシエチレンメタクリレート)、ポリ(ω-メトキシオリゴオキシエチレンメタク
リレート-co-メチルメタクリレート)等のポリマー共重合体などが挙げられる。
正極と負極の間には、短絡を防止するために、通常は、多孔膜や不織布などの多孔性のセパレータを介在させる。この場合、電解液は、多孔性のセパレータに含浸させて用いる。セパレータの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエーテルスルホンなどが用いられ、好ましくはポリオレフィンである。
次に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
中国産天然黒鉛(平均粒径15μm、比表面積7.6m2/g)200g、ヒュームドシリカ(Aldrich社製試薬、一次粒子径(平均粒径)7nm、嵩密度0.039g/cc)
2g、エタノール(和光純薬社製「特級」)200gを2時間ホモディスパーザーで攪拌、混合した。得られた混合物は、1.5cmの高さとなるようにステンレスバットに入れ、N2ガス中で80℃で10時間、続いて110℃で2時間乾燥した。これを篩い、ヒュ
ームドシリカ添着活物質とした。走査型電子顕微鏡(SEM)で粒子表面を観察したところ、この活物質の金属酸化物の添着率は、およそ25%であった。
スチレン−ブタジエンゴムの水性ディスパージョン(スチレン−ブタジエンゴムの濃度50重量%、スチレン−ブタジエンゴムの分子量12万)0.2gをハイスピードミキサー
で混合、スラリーとした。乾燥後の活物質層の重量が10mg/cm2、密度が1.64
g/cc、平均電極厚み68μmとなるように、銅箔上にスラリーを塗布、乾燥、プレスし、負極を得た。なお、活物質層中のバインダー1g当たりのオレフィン性二重結合のモル数は、1×10-6である。
得られた負極の極板強度、電極皮膜抵抗、負極膨張率を測定した。結果を表−1に示す。
実施例1でヒュームドシリカをヒュームドアルミナに換えた他は、同様の作成方法、同様の評価手法を用いた。結果を表−1に示す。
<負極強度の測定>
負極の引っ掻き強度は、JIS K5400で用いられるトウヨウセイキ製鉛筆硬度試験器で、引っ掻きロッドを鉛筆の代わりに、直径7mmのSUS丸棒を用いて測定した。ロッドは、電極面に対し45度の角度で当て、測定方法はJIS K5400に準拠した。電極削れの判断は、ロッドで電極面を6mm引っ掻いた際に、集電体である銅箔が目視で4.5mm以上確認された時のロッド上にかけたおもりの重量(g)で評価した。測定値は、5回の平均値で表示した。
負極、エチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートを、1:3(重量比)の割合で混合した非水系溶媒にLiPF6を1モル/リットルとなるように溶解した非水系電解
液、ポリエチレン製セパレータ、及びLiからなる対極を用い、1.23cm3に打ち抜
いた負極とともに組み合わせ、セルを2個作成した。3サイクル充放電を行った後、4サイクル目で負極充電容量が300mAh/gになるまで充電した。2個のセルを分解し、それぞれから負極を取り出した。取り出した2枚の負極間に、上述の電解液を含浸させたポリエチレン製セパレータを配置して、新たなセルを作成し、室温で被膜抵抗の測定を行った。この数値が小さいほど、Liの受入性が良好、すなわち、高電流値においても充電されやすいことを示す。
上記同様にして作成した4サイクル充電後の負極の厚みをミツトヨ製マイクロメーターで測定し、サイクル前の負極の厚みを100%として下記計算式により求めた。
ヒュームドシリカを添加しない他は実施例1と同様に行い負極を作成し、負極強度、被膜抵抗、負極膨張率の測定を行った。結果を表−1に示す。
スチレン−ブタジエン水性ディスパージョン、カルボキシメチルセルロースの代わりに、ポリフッ化ビニリデンのNMP分散溶液(ポリフッ化ビニリデン濃度12%)52gを用いた他は、実施例1と同様に行い負極を作成し、負極強度の測定を行った。十分な負極
強度が得られなかったため、被膜抵抗測定は行わなかった。結果を表−1に示す。
内容積130リットルのレディゲミキサ−で、スリランカ産天然黒鉛(平均粒径10μm)30kgと、石油系タ−ルピッチ6kgを混合し、黒鉛粉末と石油系タールとの混合
物を得た。これを加熱炉に入れ、窒素ガス雰囲気下で4時間半で1300℃まで昇温し、1時間保持した。その後、室温まで冷却し、黒鉛の周囲に黒鉛より結晶性の劣る炭素材の被覆層を有する複合物を得た。これを粉砕し、平均粒径11μm、比表面積3.4m2/gとした。
得られた黒鉛と炭素材の複合物である被覆黒鉛を中国産黒鉛の代わりに用い、実施例1と同様にヒュームドシリカ添着活物質を得た。走査型電子顕微鏡で粒子表面を観察したところ、この活物質の金属酸化物の添着率はおよそ10%であった。
このヒュームドシリカ添着活物質を用い、乾燥後の活物質層の密度を1.36g/cc、平均電極厚みを38μmとした他は、実施例1と同様に負極を作成し、負極強度、被膜抵抗を測定した。なお、被膜抵抗の測定においては、4サイクル目の負極充電容量を120mAh/gにして測定を行った。結果を表−1に示す。
実施例3の方法で得た黒鉛と炭素材の複合物にヒュームドシリカを直接添着せず、実施例1のカルボキシメチルセルロースの水性ディスパージョン(カルボキシメチルセルロースの濃度1重量%)と不飽和度75%のスチレン−ブタジエンゴムの水性ディスパージョ
ン(スチレン−ブタジエンゴムの濃度50重量%、スチレン−ブタジエンゴムの分子量12万)からなるバインダー類を混ぜる段階で、ヒュームドシリカを添加、Z−フ゛レート゛二軸混練機で混合後、スラリーとした。このヒュームドシリカ添加スラリーを、銅箔上に塗布し、乾燥後の活物質層の密度を1.36g/cc、平均電極厚みを38μmとした他は、実施例1と同様に負極を作成し、負極強度、被膜抵抗を測定した。なお、被膜抵抗の測定においては、4サイクル目の負極充電容量を120mAh/gにして測定を行った。結果を表−1に示す。
<比較例3>
ヒュームドシリカを用いない他は、実施例3と同様に行い負極を作成し、実施例2と同様に負極強度、被膜強度を測定した。結果を表−1に示す。
負極強度及び被膜抵抗が優れていることがわかる。
また、金属酸化物微粒子が添着された実施例1は、金属酸化物微粒子が添着されていない比較例1に比べて、負極膨張率が小さく、充電受入性に優れている。
表−1において、被覆黒鉛を使用した場合について、比較例1は、金属酸化物微粒子が添着されていないので、負極強度が低く、被膜抵抗が大きい。これに対して、金属酸化物微粒子を添着した実施例3および4は、負極強度及び被膜抵抗が優れていることがわかる。
Claims (8)
- 集電体上に、活物質とバインダーを含有する活物質層を形成してなる非水系電解液二次電池用負極であって、活物質が、平均粒径250nm以下の金属酸化物微粒子が表面に添着されているものであり、かつ、バインダーが、オレフィン性不飽和結合を有するものであることを特徴とする非水系電解液二次電池用負極。
- 金属酸化物微粒子がシリカ微粒子であることを特徴とする請求項1に記載の非水系電解液二次電池用負極。
- シリカ微粒子が、嵩密度0.005〜1.0g/ccのヒュームドシリカであることを特徴とする請求項2に記載の非水系電解液二次電池用負極。
- 不飽和結合を有するバインダーが、分子量が1万〜100万であるか、又は、バインダー1g当たりのオレフィン性不飽和結合のモル数が2.5×10-7〜1×10-4であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非水系電解液二次電池用負極。
- 活物質が、黒鉛、黒鉛より結晶性の劣る炭素材、及びLiと合金化可能な金属粒子からなる群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水系電解液二次電池用負極。
- 活物質が、天然黒鉛または人造黒鉛の表面を、黒鉛より結晶性の劣る炭素材で少なくとも一部を被覆したものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の非水系電解液二次電池用負極。
- 活物質の平均粒径が、5〜35μmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の非水系電解液二次電池用負極。
- 非水電解液溶媒、リチウムイオンを吸蔵放出できる正極、及びリチウムイオンを吸蔵放出できる負極を備えた非水系電解液二次電池であって、負極が請求項1〜7のいずれかに記載のものであることを特徴とする非水系電解液二次電池。
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