JP2003527724A - フラッシュ・メモリの複数バンク同時操作 - Google Patents

フラッシュ・メモリの複数バンク同時操作

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    • G11C2216/12Reading and writing aspects of erasable programmable read-only memories
    • G11C2216/22Nonvolatile memory in which reading can be carried out from one memory bank or array whilst a word or sector in another bank or array is being erased or programmed simultaneously

Abstract

(57)【要約】 複数バンク(又はNバンク)同時操作フラッシュ・メモリ用のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャを示す。N個のバンクのうちの1つのバンクの読み出し操作の期間中に、他のN−1個のバンクのうちの任意の1つに書き込み操作だけを実行することができる。N個のバンクの1つのバンクにおける書き込み操作の期間中に、他のN−1個のバンクのうちの任意の1つに読み出し操作だけを実行することができる。このアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャは、制御論理回路(218)、N個のバンクのそれぞれにあるアドレス選択回路、及びアドレス・バッファ回路(220)を含む。制御論理回路(218)は、N個のバンクのうちの1つのバンクを読み出し操作用に選択するN個の読み出し選択信号と、N個のバンクのうちの別のバンクを書き込み操作用に選択するN個の書き込み選択信号とを生成するために使用される。それぞれのアドレス選択回路は、制御論理回路(218)から、N個の読み出し選択信号のそれぞれと、N個の書き込み選択信号のそれぞれを受け取るように構成される。アドレス・バッファ回路(220)は、コア・メモリ・セルにアクセスするための書き込みアドレスと読み出しアドレスを同時に提供するために使用される。それぞれのN個の読み出し選択信号とN個の書き込み選択信号を生成するために、書き込みアドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第1の部分が、制御論理回路(218)に提供される。書き込みアドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第2の部分が、それぞれのアドレス選択回路に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) 本発明は、一般に、半導体メモリ装置に関する。より詳細には、本発明は、フ
ラッシュ・メモリの複数バンク同時操作に関する。
【0001】 (背景技術) フラッシュ・メモリ(またはフラッシュRAM)は、浮遊ゲートを有するメモ
リ・セル設計を使用する不揮発性記憶装置の1つの形態である。メモリ・セル入
力に高電圧を印加して、浮遊ゲートをプログラム(電荷を蓄積)したり浮遊ゲー
トを消去(電荷を除去)したりする。プログラミングは、浮遊ゲートに電荷を入
れる熱い電子(hot electron)の移動によって行われ、消去は、浮遊ゲート上の
電子電荷の量を減少させる薄い誘電材料を貫通するファウラー・ノルトハイム・
トンネル効果を利用する。
【0002】 セルの消去は、セルの論理値を「1」にセットし、セルのプログラミングは、
論理値を「0」にセットする。プログラミング操作や消去操作を除き、フラッシ
ュ・メモリは、ランダム・アクセス可能な読み出し専用メモリ(ROM)と同じ
ように動作する。従来、フラッシュ・メモリ記憶セル及び支援ロジック/回路を
含むフラッシュ・メモリ・チップは、基板上に半導体材料層、ポリシリコン相互
接続層、及び第1と第2の金属層を形成することによって作成される。これより
も多いかまたは少ない数の層を含む多数の集積回路製造方法が多数あり、本明細
書において適用可能であることを理解されよう。
【0003】 フラッシュ・メモリ装置のプログラミングと消去のこの複雑な性質のために、
そのようなデバイスが、十分に高速の書き込みアクセスを実現せず、それが読み
出しアクセスに悪影響を及ぼすという大きな問題が生じる。例えば、従来のフラ
ッシュ・メモリ装置においては、一般に、フラッシュ・メモリ装置においてプロ
グラム操作または消去操作が進行している間、プロセッサは、読み出し操作を実
行することができない。ほとんどの実施態様において、プロセッサは、フラッシ
ュ・メモリ装置に対する読み出し操作を開始する前に、フラッシュ・メモリ装置
の状態レジスタを周期的にポーリングしてプログラム操作または消去操作の終了
を検出しなければならない。
【0004】 残念ながら、前に述べたように、代表的なフラッシュ・メモリ装置のプログラ
ミングと消去のサイクル時間は、例えばダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリ(「DRAM」)を使用する従来のランダム・アクセス・メイン・メモリの
許容書き込みアクセス時間よりもかなり長い。プログラミング操作または消去操
作と関連するそのような長い待ち時間は、フラッシュ・メモリが電子システム内
の唯一のメモリの場合、オペレーティング・システムをロックし、許容できない
ほど長い期間システムの機能を妨げる。
【0005】 この問題に取り組むために、従来のフラッシュ・メモリのなかには、消去サス
ペンド操作を可能にするものがある。消去サスペンドにより、プロセッサが、消
去操作を中断することができ、従って別のセクタを読み出すことができる。しか
しながら、そのようなメモリは、一般に、読み出し操作を開始することができる
ようになるまでに、さらに数マイクロ秒のサスペンド待ち時間を要する。典型的
なサスペンド待ち時間は、0.1〜20マイクロ秒である。
【0006】 従来のシステムは、そのようなオペレーティング・システムのロックを防ぐた
めに、複数のフラッシュ・メモリ装置を採用していることがある。そのようなシ
ステムでは、プロセッサは、通常、フラッシュ・メモリ装置のうちの1つに読み
出しアクセスをしている間、他のフラッシュ・メモリ装置には、プログラム操作
または消去操作が行われている。しかしながら、そのようなシステムは、一般に
、1つのフラッシュ・メモリ装置の容量が、特定の電子装置の要求に対応するこ
とができる場合でも、複数のフラッシュ・メモリ装置が実装されるため、高いコ
ストがかかる。
【0007】 最近の従来型フラッシュ・メモリの場合、他のデータをプログラムしている間
はコア・セル・データを読み取ることができない。システムの視点からは、フラ
ッシュ・メモリのコア・セルにデータをプログラムするために、マイクロプロセ
ッサは、フラッシュ・メモリにプログラム・コマンドを発行する必要がある。デ
ータを個別または非同時に読み出したりプログラムしたりできるのはフラッシュ
・メモリだけなので、プログラム・コマンドは、フラッシュ・メモリの外側/外
部に記憶しなければならない。
【0008】 さらに、フラッシュ・メモリのプログラミングと消去は、読み出し操作を行う
ときと比べて、通常よりも高い電圧を必要とする。そのような通常よりも高い電
圧を使用することは、プログラミング/消去中に同時に読み出す機能を実現しよ
うとするときに問題になる。そのような問題は、読み出し操作用の通常電圧と共
にプログラム及び消去操作に必要な高い電圧を分配する難しさと、装置内の他の
場所に高電圧を使用することによって読み出し検出出力に生じる大きいノイズを
処理する難しさとを含む。さらに、実施態様によっては、複雑さをさらに高める
冗長ロジックが使用されることもある。
【0009】 近年、そのような問題に取り組むために、デュアル・バンク・フラッシュ・メ
モリが導入された。参照として、米国特許第5,867,430号(Chen他)及
び米国特許第5,847,998号(Van Buskirk他)には、同時読み書き操作
を可能にするデュアル・バンク・アーキテクチャが開示されている。デュアル・
バンク・フラッシュ・メモリは、他のデータを読み出している間にデータをプロ
グラムすることができ(すなわち、同時操作が可能である)、従って、フラッシ
ュ・メモリ・システムを大幅に簡略化することができる。
【0010】 最近、そのような利点にも関わらず、デュアル・バンク・フラッシュ・メモリ
・システムは、ますます複雑になり、複数のバンクを使用するフラッシュ・メモ
リの実施態様のアドレス指定及びデータの観点に関して設計上の問題が現れた。
複数バンク同時操作を可能にするよりフレキシブルでかつ効率的な設計のフラッ
シュ・メモリを実現することが望ましい。例えば、同時操作アーキテクチャをデ
ュアル・バンクすなわち2つのバンクからN個のバンクに容易に拡張できるよう
にするために、各バンクに対して個別化されローカルなアーキテクチャ及び回路
を開発することが有利になる。
【0011】 従って、同時操作を可能にし、すなわち同時読書き(プログラムまたは消去)
操作を可能にする拡張可能でかつフレキシブルな複数バンク・アーキテクチャが
必要である。
【0012】 (発明の開示) 単なる序論として、複数バンク同時読み書き操作フラッシュ・メモリの例示的
な実施形態を提示する。
【0013】 メモリ内でコア・メモリ・セルのN個のバンクに対する同時の読み取りと書き
込みを容易にするアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャの実施形
態を提示する。N個のバンクのうちの1つのバンクの読み出し操作中に、他のN
−1個のバンクのうちの任意のバンクの書き込み操作だけを実行することができ
る。
【0014】 N個のバンクのうちの1つのバンクの書き込み操作中、他のN−1個のバンク
のうちの任意のバンクの読み出し操作だけを実行することができる。アドレス・
バッファリング及び復号化アーキテクチャは、制御論理回路、N個のバンクのそ
れぞれに配置されたアドレス選択回路、及びアドレス・バッファ回路を含む。
【0015】 制御論理回路は、N個のバンクのうちの1つのバンクを読み出し操作用に選択
するN個の読み出し選択信号と、N個のバンクのうちの別のバンクを書き込み操
作用に選択するN個の書き込み選択信号とを生成するために使用される。各アド
レス選択回路は、制御論理回路から、N個の読み出し選択信号のそれぞれ1つと
、N個の書き込み選択信号のそれぞれ1つとを受け取るように構成される。
【0016】 アドレス・バッファ回路は、コア・メモリ・セルにアクセスするために、書き
込みアドレスと読み出しアドレスを同時に提供するために使用される。それぞれ
のN個の読み出し選択信号とN個の書き込み選択信号を生成するために、書き込
みアドレスと読み出しのアドレスのそれぞれの第1の部分が制御論理回路に提供
される。書き込みアドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第2の部分が、それ
ぞれのアドレス選択回路に提供される。
【0017】 また、N組バンク同時操作フラッシュ・メモリの実施形態を提示する。N個の
バンクのうちの1つのバンクの読み出し操作中に、他のN−1個のバンクのうち
の任意の1つのバンクの書き込み操作だけを実行することができる。N番目のバ
ンクの書き込み操作中に、他のN−1個のバンクのうちの任意の1つのバンクの
読み出し操作だけを実行することができる。
【0018】 メモリは、制御論理回路、アドレス・バッファ回路、及びN個のローカルのバ
ンク回路を含む。制御論理回路は、N個の読み出し選択信号とN個の書き込み選
択信号を生成するために使用される。N個のローカルのバンク回路のうちの回路
1〜N−1は、コア・メモリ・セルのN−1個のそれぞれのバンクを含む。
【0019】 N番目の回路は、メモリ・セルのN番目のバンク、アドレス選択回路、書き込
み操作制御回路、書き込みデータ・バス、及び読み出しデータ・バスを含む。ア
ドレス選択回路は、N番目の読み出し選択信号とN番目の書き込み選択信号に応
答する。書き込み操作制御回路は、N番目の書き込み選択信号に応答する。書き
込みデータ・バスは、N番目の書き込み選択信号に応答する。読み出しデータ・
バスは、N番目の読み出し選択信号に応答する。
【0020】 複数バンク・フラッシュ・メモリにおいて使用され、データの同時書き読み及
び読み出しを実行する方法の実施形態を提示する。書き込みアドレスの第1の部
分と読み出しアドレスの第1の部分が、コア・メモリ・セルのN個のバンクに対
応するN個のアドレス選択回路に提供される。
【0021】 書き込みアドレスの第2の部分が、制御論理回路に提供される。書き込みアド
レスの第2の部分は、書き込み操作のための1つのバンクを定義する。読み出し
アドレスの第2の部分が、制御論理回路に提供される。読み出しアドレスの第2
の部分は、読み出し操作のための1つのバンクを定義する。制御論理回路からの
N個の書き込み選択信号のうちの1つが、書き込み操作のためにN個のバンクの
それぞれのバンクに提供される。
【0022】 読み出し操作のために、制御論理回路からのN個の読み出し選択信号のうちの
1つのが、N個のバンクのそれぞれのバンクに提供される。書き込みアドレスと
読み出しアドレスの第1の部分は、それぞれのN個の書き込み選択信号とそれぞ
れのN個の読み出し選択信号によって、N個のバンクにゲート制御される。N個
のバンク内の書き込みアドレス・サイトと読み出しアドレス・サイトにおいて、
書き込みアドレス及び読み出しアドレスの第1の部分によってアクセスされるデ
ータは、それぞれのN個の書き込み選択信号とN個の読み出し選択信号によって
、データ出力及び検証回路にゲート制御される。
【0023】 現在好適な実施形態の以上の考察は単なる序論として提供された。これは、こ
の節において、本発明の範囲を定義する併記の特許請求の範囲の限定として解釈
されるべきでない。
【0024】 (発明を実施するための最良の形態) 近年、同時読書きデュアル・バンク・フラッシュ・メモリが導入されてきてい
る。そのようなメモリのいくつかの例は、Chenらの「BANK ARCHITECTURE FOR A
NON-VOLATILE MEMORY ENABLING SIMULTANEOUS READING AND WRITING」と題する
米国特許第5,867,430号と、Van Buskirkらの「NON-VOLATILE MEMORY A
RRAY THAT ENABLES SIMULTANEOUS READ AND WRITE OPERATIONS」と題する米国特
許第5,847,998号とに記載されており、これらの特許は両方とも、参照
により本明細書に組み込まれる。これらの特許は、同時読み書き操作を可能にす
るデュアル・バンク・フラッシュ・メモリ・アーキテクチャの実施と操作につい
て説明している。デュアル・バンク・フラッシュ・メモリは、データをプログラ
ムしながら他のデータを読み出すことができ(すなわち、同時操作ができる)、
従って、フラッシュ・メモリ・システムを大幅に簡素化することができる。
【0025】 近年、そのような利点にも関わらず、デュアル・バンク・フラッシュ・メモリ
・システムはますます複雑になってきている。複数のバンクを使用するフラッシ
ュ・メモリのアドレス指定及びデータ操作の観点に関して設計上の問題がだんだ
ん現れてきている。
【0026】 本明細書では、複数バンク同時操作を可能にするよりフレキシブルでかつ効率
的な設計のフラッシュ・メモリを提示する。本明細書で説明する実施形態は、各
バンクに対してローカルなアドレス指定、アドレス選択、動作制御信号及びロジ
ック、及びアクセス回路を提供する。メモリのコア・セルの各バンクに対してロ
ーカルな個別化アーキテクチャは、同時操作アーキテクチャを、デュアル・バン
クすなわち2つのバンクからN個のバンクへの拡張を容易にかつ実際的にする。
【0027】 本明細書に示した実施形態は、同時操作を可能にし、すなわち同時読み書き操
作を可能にする拡張可能でかつフレキシブルな複数バンク・アーキテクチャを提
供する。一般に、書き込み操作は、プログラミングまたは消去操作を指すと理解
される。
【0028】 図1は、フラッシュ・メモリ・チップの複数バンク同時操作フラッシュ・メモ
リ200をアドレス指定の観点から示すブロック図である。複数バンク同時操作
フラッシュ・メモリ200の例示的なフラッシュ・メモリ・アドレス指定アーキ
テクチャは、アドレス・バッファ・ブロック220、ステート・マシン及び制御
論理回路(論理回路)218、書き込みイネーブル(WE(バー))バッファ2
28、DINバッファ224、並びにそれぞれの関連したアドレス選択回路ブロッ
クASEL0 210、ASEL1212、ASEL2 214及びASEL3
216を有する4つのメモリ・セル・バンク、バンク0 202、バンク1
204、バンク2 206、バンク3 208を含む。
【0029】 アドレス・バッファ・ブロック220は、アドレス選択回路ブロック210、
212、214、216による選択のために、読み出しアドレス・ビット線また
はデータ・バス232上に読み出しアドレスを提供し、書き込みアドレス・ビッ
ト線またはバス234上に書き込み(適切に、プログラムまたは消去)アドレス
を提供する。アドレス・バッファ・ブロック220は、また、論理回路218と
通信している。
【0030】 分かりやすくするために、図1には、1つの読み出しアドレス・ビット線23
2と1つの書き込みアドレス・ビット線234を示す。当然ながら、メモリ20
0には、複数のビット線232、234が使用されていることが好ましい。読書
きアドレス・ビットを送ったり伝えたりするために使用されるビット線232、
234の数は、一般に、利用される読書きアドレス・ビットの数によって決まる
【0031】 フラッシュ・メモリ200について、1つの読み出しアドレスと1つの書き込
みアドレスに関して同時に説明する。他の実施形態において、アドレス・バッフ
ァ・ブロック220が、この構成に限定されず、アドレス選択回路ブロック21
0、212、214、216に、複数の読み出しアドレス及び/または複数の書
き込みアドレスを同時に提供することができることを理解されたい。そのように
アドレスが複数になることは、一般に、ビット線232、234が増えることを
意味する。
【0032】 アドレス・バッファ・ブロック220は、複数ビット・アドレス入力信号22
2を受け取る。アドレス入力信号222は、フラッシュ・メモリ200の外にあ
る外部ソースから、アドレス・バッファ・ブロック220に外部から印加される
ことが好ましい。しかしながら、アドレス入力信号222は、フラッシュ・メモ
リ・チップ上またはフラッシュ・メモリ・アドレス指定アーキテクチャ内にある
アドレス発生器(図示せず)によって生成されてもよい。
【0033】 アドレス・バッファ・ブロック220は、論理回路218によって制御される
アドレス順序づけ回路を含むことが好ましい。アドレス順序付け回路は、書き込
み操作中に、連続したアドレスを生成するために使用されることが好ましい。も
う1つの実施形態において、アドレス・シーケンサは、論理回路218の重要な
部分である。
【0034】 論理回路218は、フラッシュ・メモリ200に複数の信号を提供することが
できる。論理回路218から提供される信号は、プログラム及び消去に関連した
制御信号(図示せず)並びに操作選択信号を含むことが好ましい。
【0035】 DINバッファ224は、複数ビット入力信号DIN226を受け取る。複数ビッ
ト入力信号DIN226は、論理回路218内にあるコマンド・レジスタ用の読み
書き操作コマンドを提供することが好ましい。入力信号DIN226は、DINバッ
ファ224に記憶され、必要に応じて論理回路218に提供される。入力信号D IN 226は、プログラム操作中に、フラッシュ・メモリ200のコア・メモリ・
セルにプログラムされる情報である。
【0036】 書き込みイネーブル(WE(バー))バッファ228は、複数ビット入力信号
WE(バー)226を受け取る。制御入力WE(バー)226は、書き込みイネ
ーブルとも呼ばれ、書き込みイネーブル・バッファ228に記憶され、論理回路
218に提供される。制御入力WE(バー)226は、フラッシュ・メモリの書
き込み機能をイネーブルするために使用される。
【0037】 図1は、アドレス指定の視点からのフラッシュ・メモリ200のブロック図を
示す。例として、図1に、バンク0 202、バンク1 204、バンク2 2
06及びバンク3 208の4つのバンクを示す。複数バンク同時操作のための
フラッシュ・メモリ・アドレス指定アーキテクチャが、4つのメモリ・セル・バ
ンクに限定されないことを理解されたい。
【0038】 より正確に言うと、ローカル化されたアドレス指定及び復号化アーキテクチャ
の利点は、拡張可能なことであり、任意の数のメモリ・セル・バンク、すなわち
「N」個(ここでは、N=4)のメモリ・セル・バンクに対応するように拡張す
ることができる。N個のバンクのうちの個々のどのバンクを、バンクnと呼んで
もよい。
【0039】 従って、説明を分かりやすくするために図1には4つのバンクだけを示してい
るが、複数バンク同時操作のためのフラッシュ・メモリ200アドレス指定アー
キテクチャのようなフラッシュ・メモリ・アドレス指定アーキテクチャの実施形
態は、4つのバンクに限定されない。
【0040】 バンク0 202、バンク1 204、バンク2 206及びバンク3 20
8のメモリ・セルの4つのバンクは、フラッシュ・メモリ・セルのアレイ(また
は組)である。しかしながら、他の実施形態では、他の不揮発性メモリを使用す
ることもできる。バンク202、204、206、208は、ワードで編成され
次にセクタで編成されることが好ましく、バイトまたはワードでアドレス指定す
ることができる。
【0041】 バンク0 202、バンク1 204、バンク2 206、バンク3 208
のメモリ・セルの4つのバンクはすべて、ローカルなアドレス・デコード・ロジ
ック(図1に示していない)を含む。例えば、バンク0 202(バンク1 2
04、バンク2 206、バンク3 208)のアドレス・デコード・ロジック
は、Xデコーダ(図示せず)とYデコーダ(図示せず)を含む。
【0042】 Xデコーダは、ワード線デコーダとセクタ・デコーダを含むことが好ましい。
ワード線デコーダとセクタ・デコーダは、アドレス選択回路ブロックASEL0
210(ASEL1 212、ASEL2 214及びASEL3 216)
からアドレス・ビットを受け取る。Yデコーダは、ビット線デコーダとYゲート
を含むことが好ましい。ビット線デコーダは、ASEL0 210(ASEL1
212、ASEL2 214、ASEL3 216)からアドレス・ビットを
受け取る。
【0043】 X及びYデコーダは、半導体メモリ、特にフラッシュ・メモリの技術分野にお
いて周知である。フラッシュ・メモリ・デコーダの実施態様のいくつかの例は、
参照により本明細書に組み込まれたChenらの米国特許第5,867,430号と
Van Buskirkらの米国特許第5,847,998号に記載されている。
【0044】 図1において、論理回路218は、一連の選択信号をアドレス選択回路ブロッ
ク210、212、214、216に提供する。図1に示されている一連の選択
信号は、0RSEL、0WSEL、1RSEL、1WSEL、2RSEL、2W
SEL、3RSEL及び3WSELである。
【0045】 選択信号の1つの機能は、アドレス・バッファ・ブロック220から提供され
ビット線232で伝えられる読み出しアドレスまたはビット線234で伝えられ
る書き込みアドレス、あるいは読み出しアドレスまたは書き込みアドレスの個々
のビットを選択することである。
【0046】 アドレス選択回路ブロック210(212、214、216)が、適切な読み
出しまたは書き込み複数ビット・アドレスを選択した後で、そのアドレスが、図
1の信号236(238、240、242)として、間にある行及び線デコーダ
回路(図示せず)を介してメモリ・セル・バンク0 202(バンク1 204
、バンク2 206、バンク3 208)に提示される。
【0047】 メモリ内の特定のコア・セルの選択には、対応する複数ビット・デジタル・ア
ドレスが必要なので、フラッシュ・メモリ200のアドレスが、一般に、複数ビ
ット・デジタル・ワード信号であることを理解されたい。しかしながら、この好
ましい実施形態において、複数ビット・デジタル・アドレスの特定のビットに関
して回路を説明することができる。
【0048】 そのような例において、回路で示された概念を複数ビットの実施態様に適用し
拡張することは、当業者には明らかであろう。当業者は、そのような実施態様が
、必要に応じて複数ビット・アドレスの各ビットごとに1ビット用の回路を並列
に複製する例を含む並列の実施態様を含むことができることを理解されよう。他
の実施態様は、所望の結果または機能を実現するために、複数のアドレス・ビッ
トのうちのすべてまたは一部を提示することを含むことができる。
【0049】 図1のアドレス入力信号222は、図3のアドレス・ビットAhi(後で説明
する)を含む複数ビット外部入力アドレスである。このアドレスは、オフチップ
またはチップ外部からフラッシュ・メモリ200への入力であることが好ましい
。複数ビット・アドレス信号222は、読み書き操作に関するアドレス指定情報
を含むことができる。
【0050】 チップの外部のユーザは、読み書き操作に使用されるアドレスを提供すること
が好ましい。アドレス信号222は、例えば20ビットであり、メモリ・セル・
バンクの数N(図1ではN=4)により、論理回路218内のバンク選択ロジッ
クを活動化するために複数のビットが使用される。
【0051】 アドレス・バッファ・ブロック220は、複数のアドレス・バッファを含む。
それぞれ個々のアドレス・バッファは、デュアル・ポートであり、すなわち、各
アドレス・バッファが2つのアドレス出力を有し、その一方の出力が読み出しア
ドレス用で、他方が書き込みアドレス用であることが好ましい。書き込みアドレ
ス出力は、書き込みアドレスの単一ビット用であり、読み出しアドレス出力が、
読み出しアドレスの単一ビット用であることが好ましい。他の実施形態において
、アドレス・バッファ・ブロック220は、また、多数の読み出しアドレス(読
み出しアドレス自体は複数ビットである)並びに複数の書き込みアドレス(書き
込みアドレス自体は複数ビットである)を出力することができる。
【0052】 アドレス・バッファ・ブロック220からの読み出しアドレス・ビットと書き
込みアドレス・ビットは、最初にあるいは直接的にアドレス信号222によって
制御されることが好ましい。書き込みアドレス・ビットは、アドレス・バッファ
・ブロック220内でラッチされ、特定の操作が要求するときに増分されること
が好ましい。
【0053】 メモリ・セルの各バンクn(ここでは、バンク0 202、バンク1 204
、バンク2 206、及びバンク3 208)は、40個の関連するアドレス選
択回路ブロックASELn(ここで、n=0、1、2、3)を有する。それぞれ
の関連するアドレス選択回路ブロックASELnは、読み出し用のアドレス・ビ
ットまたは書き込み用のアドレス・ビットを選択して、論理回路218によって
生成された選択信号nRSEL及びnWSELによって、必要なアドレス信号を
各バンクに送る。
【0054】 nRSELがハイの場合は、バンクnが読み出し用に選択され、読み出しアド
レス・ビットがバンクnに送られる。nWSELがハイの場合は、バンクnが書
き込み用に選択され、書き込みアドレス・ビットがバンクnに送られる。以上述
べたように、論理回路218は、nRSELとnWSELを生成する。
【0055】 図2は、フラッシュ・メモリ・チップの複数バンク同時操作フラッシュ・メモ
リ200をデータ操作の観点から示すブロック図である。複数バンク同時操作フ
ラッシュ・メモリ200の例示的なフラッシュ・メモリ・データ操作アーキテク
チャは、バンク0 202、バンク1 204、バンク2 206、バンク3
208のメモリ・セルの4つのバンクと、それぞれの関連付けられたプログラム
/消去制御回路PECC0 224、PECC1 246、PECC2 248
、PECC3 250と、nチャネルMOSFETトランジスタ252、254
、256,258、262、264、266と、論理回路218と、読み出し専
用センス・アンプ・ブロック268(「S/A読み出し」)と、検証専用センス
・アンプ・ブロック270(「S/A検証」)とを含む。
【0056】 増幅器ブロック268及び270はそれぞれ、フラッシュ・メモリ200のバ
ンク202、204、206、208からのデータを検出するための1つまたは
複数のセンス・アンプを含む。
【0057】 読み出しセンス・アンプ・ブロック268は、それぞれのnチャネルMOSF
ETトランジスタ254、258、262、266によって、メモリ・セル・バ
ンク0 202、バンク1 204、バンク2 206、バンク3 208の各
バンクに結合される。メモリ・セルの各バンクは、それぞれ専用の読み出しトラ
ンジスタを有する。
【0058】 当然ながら、フラッシュ・メモリ200に、追加の専用読み出しトランジスタ
(図示せず)を含めることができる。各読み出しトランジスタ254、258、
262、266は、それぞれ特定のバンク0RSEL、1RSEL、2RSEL
及び3RSELに印加可能な読み出し選択信号の印加によって、そのゲート入力
においてオン(すなわち、導通)とオフに切り換えられる。
【0059】 例えば、選択信号0RSELがハイで、読み出しトランジスタ254がオンに
され導通しているとき、読み出しセンス・アンプ・ブロック268は、バンク0
202のコア・セルの値を読み出すことができる。読み出しセンス・アンプ・
ブロック268は、フラッシュ・メモリ200のコア・セルから情報を読み出し
、フラッシュ・メモリ200からデータを出力する。コア・セル・データを出力
する際に読み出しセンス・アンプ・ブロック268を支援するために、出力バッ
ファ機構、データ・ラッチ機構、その他のデータ読み出し機構などの構成が、適
切に、一緒または別々に利用されることがある。
【0060】 そのような機構及び/または構成は、図2に示していないが、フラッシュ・メ
モリ200に含まれることが好ましい。当然ながら、他の実施形態において、デ
ータ出力機構及び/または構成が、フラッシュ・メモリ200の外部に配置され
ることを理解されたい。本明細書に示した実施形態によれば、各バンクに別々に
読み出しセンス増幅回路を設ける必要がない。
【0061】 検証センス・アンプ・ブロック270は、それぞれのnチャネルMOSFET
トランジスタ252、256、260、264によって、バンク0 202、バ
ンク1 204、バンク2 206、バンク3 208のメモリ・セルの各バン
クに結合される。メモリ・セルの各バンクは、プログラムまたは消去操作のため
に、自分専用の検証トランジスタを有する。
【0062】 当然ながら、フラッシュ・メモリ200には、さらに他の専用検証トランジス
タ(図示せず)を含むことができる。各検証トランジスタ252、256、26
0、264は、特定のバンク0WSEL、1WSEL、2WSEL及び3WSE
Lにそれぞれ印加可能な書き込み選択信号を印加することによって、ゲート入力
においてオン(すなわち、強い導通状態)とオフに切り換えられる。
【0063】 例えば、選択信号3WSELがハイで、検証トランジスタ264がオンにされ
導通しているとき、検証センス・アンプ・ブロック270は、バンク3 208
のコア・セルの値を検証することができる。検証センス・アンプ・ブロック27
0は、フラッシュ・メモリ200のコア・セルから情報を検出し、その情報を検
証のためにステート・マシンと制御論理回路218に提示し、フラッシュ・メモ
リ200の次の状態を決定する。本明細書に示した実施形態によれば、各バンク
に別々にセンス増幅回路を設ける必要がない。
【0064】 図1にあるように、図2のステート・マシン及び制御論理回路218(論理回
路218)は、広い範囲のプログラム及び消去関連制御信号(図2に示した「P
GM」、「ERS」、及び「VERIFY」をそれぞれ含む)並びに読み出し用
のアドレス選択信号0RSEL、1RSEL、2RSEL及び3RSELと、書
き込み用の0WSEL、1WSEL、2WSEL及び3WSELを含む複数の信
号とを、フラッシュ・メモリ・チップに提供することができる。「VERIFY
」信号は、検証センス・アンプ・ブロック270を制御するために使用される。
【0065】 フラッシュ・メモリ200のデータ操作アーキテクチャの4つのバンクはそれ
ぞれ、関連したそれぞれのプログラム/消去制御回路PECC0 244、PE
CC1 246、PECC2 248、及びPECC3 250を有する。各バ
ンクに対してローカルなプログラム/消去制御回路は、プログラム操作用電源、
消去操作用電源、検証操作用電源、プログラム・データ電源、並びにプログラム
及び消去関連回路及び他の電源を適切に含むことが好ましい。当然ながら、その
ような電源及びプログラム及び消去関連回路の一部またはすべては、プログラム
/消去制御回路の外部に配置されてもよいことを理解されたい。ローカルなプロ
グラム/消去制御回路PECC0 244、PECC1 246、PECC2
248、及びPECC3 250は、論理回路218から送られる大域信号PG
M及びERSによって制御される。
【0066】 プログラム及び消去関連回路は、ANDゲート・ロジックを含むことが好まし
い。当業者に知られているように、ANDゲートの出力は、ANDデートの入力
のすべてがハイすなわち1のときに限りハイすなわち1である。好ましい実施形
態において、1つまたは複数のANDゲートは、PGM信号が、1つまたは複数
のANDゲートに入力され、PGM信号がローのときに任意のANDゲートの出
力をローにするようにプログラム関連回路を制御する。
【0067】 そのように論理回路218からのPGM信号は、プログラム回路を制御する。
1つまたは複数のANDゲートは、ERS信号が、1つまたは複数のANDゲー
トに入力され、ERS信号がローのときに任意のANDゲートの出力をローにす
るように消去関連回路を制御することが好ましい。そのように、ERS信号は、
消去回路を制御する。
【0068】 さらに、プログラム及び消去回路は、PGMまたはERS入力と共に選択信号
入力を有するANDゲート論理ロジックによって適切にイネーブルされることが
好ましい。すなわち、選択信号nWSELと大域制御信号PGMがハイのときに
限り、バンクnにプログラム操作だけを実行することができ、バンクnのプログ
ラム回路だけが、動作することができる。同様に、選択信号nWSELと大域制
御信号ERSがハイの場合に限り、バンクnに消去操作だけを実行することがで
き、バンクnの消去回路だけが、動作することができる。
【0069】 図1のアドレス指定の観点と図2のデータ操作の視点から示したフラッシュ・
メモリ200を検討すると、各バンクを取り囲みかつそれを含む回路は、従来の
フラッシュ・メモリをローカルにしたものとして動作することを理解されたい。
すなわち、それぞれのローカルのバンク回路の動作を他のローカルのバンク回路
と切り離して考えると、その動作は、従来のフラッシュ・メモリと類似している
。当然ながら、アドレス・バッファ・ブロック220、論理回路218、及びセ
ンス・アンプ・ブロック268、270は、アドレス指定、復号化、データ検出
及び検証、並びに動作制御の広範囲の態様を対象とし実行する。
【0070】 それぞれの読書き選択信号を使用してそれぞれのトランジスを制御することに
より、それらのトランジスタを介して、図2のバンク202、204、206、
208からのデータを、読み出しセンス・アンプ・ブロック268または検証セ
ンス・アンプ・ブロック270に送ることができる。センス・アンプ・ブロック
268及び270は、論理回路218と通信している。
【0071】 1つのバンクからのデータを読み出しセンス・アンプ・ブロック268に送っ
ている間に、他の任意のバンクからのデータを検証センス・アンプ・ブロック2
70に送ることができる。同様に、1つのバンクからのデータを検証センス・ア
ンプ・ブロック270に送っている間に、他の任意のバンクからのデータを読み
出しセンス・アンプ・ブロック268に送ることができる。検証センス・アンプ
・ブロック270の出力は、論理回路218に送られ、特定のバイトがプログラ
ムまたは消去されたかを検証するために使用される。
【0072】 データをフラッシュ・メモリ200に出し入れするために、入出力バッファが
使用されることが好ましい。バンクのうちの1つに読み出しを行っている間、出
力データが、読み出しセンス・アンプ・ブロック268から入出力バッファに送
られる。消去またはプログラム・シーケンスの間に、論理回路218は、入出力
バッファに状況情報を送ることが好ましく、それにより外部プロセッサが、メモ
リ200の消去またはプログラム状況についてフラッシュ・メモリ200にポー
リングすることができる。
【0073】 1つのバンクをプログラムしている間に、他のバンクのどれかに読み出し操作
のためにアクセスすることができる。例えば、バンク0 202で1バイトをプ
ログラムしている間に、論理回路218は、アクティブな書き込み選択信号0W
SELをASEL0 210に送り、アドレス・バッファ・ブロック220から
の書き込みアドレスを、バンク0 202におけるX及びYデコーダ(図示せず
)に送るように選択する。
【0074】 さらに、論理回路218は、プログラミングが完了したとき、入出力バッファ
からプログラムされたデータ・バイトを検証のために記憶する。バンク0 20
2の出力は、記憶された入力データと比較するために、トランジスタ252を介
して検証センス・アンプ・ブロック270に送られる。バンク3 208におい
て同時に開始された読み出し操作において、論理回路218は、好ましくはプロ
グラムするデータを記憶した後で、アクティブな読み出し選択信号3RSELを
ASEL3 216に送り、アドレス・バッファ・ブロック220からの読み出
しアドレスを、バンク3 208におけるX及びYアドレス・デコーダ(図示せ
ず)に送るように選択する。
【0075】 バンク3 208の出力は、トランジスタ266を介して読み出しセンス・ア
ンプ・ブロック268に送られる。読み出しセンス・アンプ・ブロック268の
出力は、入出力バッファに送られ、次にデータ・バス(図示せず)に送られるこ
とが好ましい。
【0076】 同様に、バンク2 206内のセクタの消去において、論理回路218は、ア
クティブな書き込み選択信号2WSELをASEL2 214に送り、アドレス
・バッファ・ブロック220内のアドレス順序付け回路から書き込みアドレスを
選択する。アドレス順序付け回路は、それぞれのバイトがあらかじめ確実にプロ
グラムされるように特定のセクタ内のすべてのバイトを循環するために使用され
る。その後で、そのセクタは、バルク消去される。消去した後、アドレス順序付
け回路は、その消去セクタの各バイトを検証するアドレスを生成するために使用
される。
【0077】 バンク2 206が消去され、ASEL2 214(論理回路218の向きで
)が、アドレス・バッファ・ブロック220のアドレス順序付け回路から書き込
みアドレスを選択している間に、アドレス順序付け回路からの書き込みアドレス
ではなくアドレス・バッファ・ブロック220から読み出しアドレスを選択する
nRSELを使用して他の任意のバンク内で読み出し操作を実行することができ
る。
【0078】 1つのバンクで実行される消去操作の検証操作において、論理回路218は、
検証センス・アンプ・ブロック270を使用してデータを検証し、同時に他の任
意のバンクからの読み出しデータが、読み出しセンス・アンプ・ブロック268
に送られる。従って、すべてのバンクが、読み選択信号nRSELと書き選択信
号nWSELで選択することができる書き込みビット入力アドレス・パスと読み
出しビット入力アドレス・パス並びに検証ビット出力データ・パスと読み出しビ
ット出力データ・パスを有し、それにより、任意のバンクを読み出している間に
他の任意のバンクに書き込むことができる。
【0079】 図3は、複数バンク同時操作フラッシュ・メモリ200によるデュアル・ポー
ト・アドレス・バッファ400の簡略化した論理回路図である。図1のアドレス
・バッファ・ブロック220は、ビット線232上の読み出し専用アドレスのア
ドレス・ビットRAhと、ビット線234上の書き込み専用アドレスのアドレス
・ビットWAhを出力する一連のアドレス・バッファ400を含むことが好まし
い。
【0080】 アドレス・バッファ400は、NORゲート402、排他的NORまたは恒等
回路408、第1のラッチ450、第2のラッチ460、反転器404、422
、426、428、スイッチとして利用されるnチャネルト・トランジスタ40
6、410、416、及びANDゲート424を含む。第1のラッチ450は、
1対の反転器412、414を含むことが好ましい。第2のラッチ460は、1
対の反転器418、420を含むことが好ましい。
【0081】 メモリ200などの複数バンク同時操作メモリに関する従来のアドレス・バッ
ファ・ブロックの欠点は、一度に1つの操作に対応するアドレス情報しか出力さ
れないことである。読み出し操作において、読み出し用のアドレス・ビットが出
力され、同時に書き込み操作において、書き込み(プログラムまたは消去)用の
アドレス・ビットが、アドレス・バッファから出力される。
【0082】 デュアル・ポート・アドレス・バッファ400では、バッファ400に印加さ
れる制御信号によって、読み出しアドレス出力と書き込みアドレス出力が、別々
にも同時にも動作することができる。
【0083】 アドレス・バッファ400は、アドレス・ビット入力Ahiを受け取る。アド
レス・ビット入力Ahiは、好ましくは図1の外部から印加されるアドレス入力
信号222の一連のビットであることが好ましい。第1と第2のラッチ450、
460は、アドレス・ビットを記憶し、アドレス・シーケンサの一部を構成する
ために使用されることが好ましい。アドレス・シーケンサは、直列にカスケード
接続されたいくつかのアドレス・バッファ400によって構成される。
【0084】 NORゲート402は、アドレス・ビット入力Ahiと入力信号「PD」を受
け取る。入力信号PDは、アドレス・バッファ・ブロック220の電源を切るた
めに使用される電源遮断信号である。電源遮断信号は、クロック・バッファ回路
もディスエーブルすることが好ましい。当業者に知られているように、NORゲ
ートの出力は、NORゲートへのすべての入力がゼロの場合だけ1である。従っ
て、信号PDがハイになるとき、すなわち、電源が切られている間、NORゲー
ト402出力の出力は、Ahiの値に関係なく常にローである。
【0085】 すなわち、RAhとWAhは、Ahiとアドレス・バッファ400に依存せず
、従って、アドレス・バッファ・ブロック220は、ディスエーブルされる。N
ORゲート402の出力は、反転器404に結合される。反転器404は、nチ
ャネル・トランジスタ406のソース並びにカスケード接続された反転器426
、428の入力に結合される。
【0086】 読み出しアドレス・ビットRAhは、反転器428から出力される。トランジ
スタ406は、トランジスタ406のゲート入力に入力信号「LATCHb」を
受け取る。信号LATCHbは、第2のラッチ460及び書き込みアドレス・ビ
ット出力WAhを、入力アドレスAhiに結合したりそこから切り離したりする
ために使用される。
【0087】 LATCHb信号がハイのとき、トランジスタ406はオンであり、第2のラ
ッチ460には、好ましくは書き込みまたは読み出し情報を含む外部アドレスA
hiをロードすることができる。このように、書き込みアドレス・ビット出力W
Ahは、入力アドレスAhiによって制御される。
【0088】 LATCHb信号がローのとき、トランジスタ406はオフであり、読み出し
アドレス・ビット出力RAhは、入力アドレスAhiによって制御される。LA
TCHb信号がローの場合でも、第2のラッチ460は、入力アドレスAhiか
ら切り離され、書き込みアドレスは、アドレス・シーケンサに記憶される。
【0089】 排他的NORゲート408は、入力信号TGLh-1とアドレス・ビット入力W
Ahを受け取る。当業者に知られているように、排他的NORまたは恒等回路の
出力は、排他的NORゲートへのすべての入力が同じである限り1である。入力
信号TGLh-1は、アドレス・バッファのカスケードにおける前のアドレス・バ
ッファからの出力トグル信号である。
【0090】 すなわち、このバッファ400の出力トグル信号TGLhは、前のバッファの
出力トグル信号から生成される。前のアドレス・バッファ400と現在のアドレ
ス・バッファ400の出力からの出力トグル信号TGLhによって、アドレス・
バッファ出力WAhが切り換わる。前のバッファからの出力トグル信号TGLh- 1 がローの場合、TGLhはローであり、WAhは切り換わらない。
【0091】 恒等回路408の出力は、nチャネル・トランジスタ410のソースに結合さ
れ、トランジスタ410は、トランジスタ410のゲート入力で入力クロック信
号CLKbを受け取る。nチャネル・トランジスタ410のドレインは、第1の
ラッチ450に結合される。第1のラッチ450は、nチャネル・トランジスタ
416のソースに結合され、トランジスタ416は、トランジスタ416のゲー
ト入力で入力クロック信号CLKaを受け取る。nチャネル・トランジスタ41
6のドレインは、第2のラッチ460とnチャネル・トランジスタ406のドレ
インに結合される。
【0092】 第2のラッチ460は、反転器422に結合され、アドレス・バッファ400
の動作によって、書き込み(プログラムまたは消去)アドレスの一部を表すアド
レス・ビット出力WAhを生成する。また、アドレス・ビット出力WAhは、恒
等回路408にフィードバックされる。アドレス・ビット出力WAhと信号TG
h-1は、出力信号TGLhを生成するためにANDゲート424に入力される。
【0093】 読み出しアドレス・ビット出力RAhの補完物RAh(バー)は、メモリ20
0によって使用可能であることが好ましい。例えば、反転器426の出力は、読
み出しアドレス・ビット出力RAhの補完物RAh(バー)を提供することがで
きる。必要に応じて、メモリ200内に、補完物の読み出しアドレス・ビットR
Ah(バー)を送るための付加的なビット線(図1に示していない)が利用され
ることが好ましい。
【0094】 書き込みアドレス・ビット出力WAhの補完物WAh(バー)は、メモリ20
0によって使用可能であることが好ましい。例えば、第2のラッチ460の出力
は、書き込みアドレス・ビット出力WAhの補完物WAh(バー)に使用するこ
とができる。必要に応じて、メモリ200内に、補完物書き込みアドレス・ビッ
ト[WAh]を伝えるための「付加的なビット線(図1に示していない)が利用さ
れることが好ましい。
【0095】 読み出し操作中に、アドレス・ビット出力RAhは、読み出しアドレス・ビッ
トとして利用される。読み出し操作が実行されている場合、一般に、信号LAT
CHbはローになり、書き込みアドレスを第2のラッチ460にロードする必要
がない限り読み出し操作の間ローのままである。NORゲート402に入力され
る信号PDが「ロー」に保持されるとき、NORゲート402の出力は、Ahi
の補完物になる。続いて、反転器404の出力がAhiになり、アドレス・ビッ
ト出力RAhが、アドレス・ビットAhiによって制御される。
【0096】 書き込み操作中、アドレス・ビット出力WAhは、それぞれプログラムまたは
消去アドレス・ビットとして利用される。書き込みアドレスがロードされるか、
内部で生成された後で、信号LATCHbはローに保持され、その結果、nチャ
ネル・トランジスタ406はオフにされ、第2のラッチ460への入力は、アド
レスAhiから分離され独立する。書き込みアドレスをロードしなければならな
い場合、信号はハイになる。プログラム操作において、アドレス・ビット入力/
出力WAhは、第1及び第2のラッチ450、460及び信号WAhのフィード
バックによりアドレス・バッファ400にラッチされる。
【0097】 例えば、入ってくる外部アドレス信号222と、従ってAhiが書き込みアド
レスであると仮定する。その場合、書き込みアドレスのビットは、信号LATC
Hbがハイになることによって、アドレス・バッファ400内のラッチ450、
460にラッチまたは記憶される。次に、書き込み操作において、書き込みアド
レスが、アドレス・ビット出力WAhとして出力されてもよい。読み出し操作に
おいて、アドレス・ビット出力RAhが、適切なバンクに送られる。LATCH
bがローになっても、書き込みアドレスがアドレス・バッファ400にラッチさ
れているので、書き込みアドレスはまだ使用可能である。
【0098】 フラッシュ・メモリ内の消去操作は、一般に、すべてのアドレス・ロケーショ
ンにあるコア・セルが適切に消去されという検証を必要とする。必要なアドレス
・ロケーションの検証を調整するために、アドレス・バッファ400にアドレス
・シーケンサが組み込まれる。アドレスの順序付けは、入力クロック信号CLK a 及びCLKbによって行われる。
【0099】 論理回路218が、クロック信号CLKa及びCLKbを生成することが好まし
い。入力クロック信号CLKaは、内部で生成されたメモリ・チップ・クロック
と同期されてもよく、一方入力クロック信号CLKbは、アドレス・ロケーショ
ンにおける埋め込まれた一連の操作が終了するたびに切り換わるように設定され
てもよい。そのように、内部アドレス遷移を必要とするとき、すなわち内部アド
レスが次のアドレスに遷移する必要があるときに、内部アドレスは、適切に増分
される。
【0100】 入力クロック信号CLKa及びCLKbは、任意の適切な回路構成によって生成
することができるが、説明したような信号CLKbは、各アドレス・ロケーショ
ンの操作が終了したことを知っている必要があり、論理または制御回路の218
によって有利に実施することができる。有用な実施形態において、CLKb信号
は、CLKa信号の補完物である。
【0101】 図4は、複数バンク同時操作フラッシュ・メモリ200による読み書き操作選
択信号生成回路600である。ステート・マシン及び制御論理回路218は、4
つのバンクのそれぞれに一連の選択信号生成回路600を含むことが好ましい。
一般に、N個のバンクがある場合、選択信号生成回路はN個になる。読み書き操
作選択信号生成回路600は、2入力ANDゲート608、ラッチ650、pチ
ャネルMOSFET602、nチャネルMOSFET604、2入力NORゲー
ト614、及びそれぞれの反転器618、622を有する1対の3入力NAND
ゲート616、620を含む。ラッチ650は、1対の反転器610、612を
含むことが好ましい。
【0102】 イネーブル(「EN」)信号は、pチャネルMOSFET602のゲートと3
入力NANDゲート620の入力に印加される。後でより詳細に説明するように
、3入力NANDゲート620の他の2つの入力は、バンク復号化に使用される
アドレス・ビット信号WAb及びWAgである。バンクが4つの場合は、信号W
Ab及びWAgの反転値と非反転値の4つのすべての組み合せが、バンク・アド
レス復号化にそれぞれ使用される。
【0103】 簡略化するために、図4のNANDゲート620に入力される信号の非反転値
を示す。NANDゲート620は、反転器622の入力に結合され、ANDゲー
ト(図示せず)の機能を有効に実行する。反転器622の出力は、包括的書き込
み選択信号nWSELである。この信号は、ANDゲート608とNORゲート
614にフィードバックされる。また、ラッチ・イネーブル(「LEN」)信号
が、2入力ANDゲート608に印加される。ANDゲート608は、ノード6
06にn番目のバンク・ラッチ・イネーブル信号(「nLEN」)を出力する。
また、N個のnRSEL信号とN個のnWSEL信号をそれぞれ生成するN個の
回路600が、N個のそれぞれの内部nLEN信号を生成する。
【0104】 pチャネルMOSFET602のソースは、供給電圧Vccに接続されており、
トランジスタ602のドレインは、nチャネルMOSFET604のドレインと
ラッチ650に結合されている。トランジスタ604のソースは、アースに接続
されており、MOSFET604のゲートは、ノード606でANDゲート60
8からの信号nLENを受け取る。ラッチ650の出力は、2入力NORゲート
614の一方の入力に結合される。
【0105】 NORゲート614の出力は、3入力NANDゲート616の入力に結合され
る。後でより詳細に説明するように、3入力NANDゲート620の他の2つの
入力は、バンク復号化のために使用されるアドレス・ビット信号RAb及びRA
gである。このようにバンクが4つある場合、バンク・アドレス復号化には、信
号RAbとRAgの反転値と非反転値の4つのそれぞれの組合せがすべて使用さ
れる。簡略化するために、図4のNANDゲート616に入る信号の反転値を示
す。NANDゲート616は、反転器618の入力に結合され、ANDゲート(
図示せず)の機能を有効に実行する。反転器618の出力は、一般的な読み出し
選択信号nRSELである。
【0106】 回路600は、読み出し選択信号nRSELと書き込み選択信号nWSELを
生成する。信号nRSEL及びnWSELは、コア・メモリ・セルのn番目のバ
ンクに対応する。図1の複数同時操作フラッシュ・メモリ200には、バンク0
202、バンク1 204、バンク2 206及びバンク3 208の4つの
バンク(N=4)があり、バンクnは、一般に、n番目のバンクを指す。
【0107】 従って、図1に示したように、0RSEL、1RSEL、2RSEL、3RS
ELの4つの読み出し選択信号と、OWSEL、1WSEL、2WSEL、3W
SEL(すなわち、n=0、1、2、3)の4つの書き込み選択信号がある。回
路600は、バンクnで読み出し操作が実行されているときに、nRSELがハ
イすなわちアクティブになるように設計される。同様に、nWSELは、バンク
nでて書き込み操作すなわちプログラムまたは消去操作が行われているときにハ
イすなわちアクティブになる。
【0108】 セル・アドレス・ロケーションがどのバンク内にあるかを決定するために、一
定の量の読書きアドレス・ビットが使用される。バンクが4つ(N=4)の場合
は、バンクを一意的に示すために、2ビット(22=4)だけでよい。例えば、
バンクが7つ(N=7)または8つ(N=8)の場合は、3ビット(23>7,
3=8)必要になる。
【0109】 バンクがN個ある場合は、一般に、バンクを表すためにyビット(この場合、
2N>2y≧N)が必要になる。N個の読み出し選択信号とN個の書き込み選択
信号は、この前述の命名法、すなわちN個のデコーダに対してyビット(ここで
、2y≧N>2y-1)で一意に決定される。y個の入力の値の各組み合せごとに、
出力線の1つだけがハイすなわちアクティブになり、その結果、操作(読み出し
または書き込み)を行うバンクnが、アクティブな出力線によって一意に識別さ
れる。
【0110】 従って、読み出しアドレスと書き込みアドレスはそれぞれ、第1の部分と第2
の部分を有するように特徴つけられる。一般に、そのような部分は、一連のアド
レス・ビットからなる。各タイプのアドレスのそれぞれの部分が情報を含む。ビ
ットの面での各部分の量は、その部分に入れられる情報に依存する。例えば、読
み出しアドレスまたは書き込みアドレスの第1の部分を使用して、セル・アドレ
ス・ロケーションがどのバンクにあるかを決定することができ、すなわちバンク
復号化を行うことができる。
【0111】 例えば、読み出しアドレスまたは書き込みアドレスの第2の部分を使用して、
バンク内のセルの特定のロケーションを決定することができる。さらに、読み出
し操作または書き込み操作にけるアドレスの用途に関する情報を、図1のアドレ
ス信号222に符号化することができる。
【0112】 4バンク・メモリ200において、Nは4であり、2個のアドレス・ビットで
表される。従って、図1に示した実施形態によれば、読み出しアドレスと書き込
みアドレスの両方の第1の部分は、サイズが2ビットになる。一連の読み出しア
ドレス・ビットの1つの例示的なビットは、図3のRAhである。例えば、読み
出しアドレスが、長さ20ビットで、バンク復号化に2ビットが使用される場合
、2つの例示的なビットを、RAbとRAgとして示すことができる。読み出し
アドレスRAb及びRAgの第1の部分からなるバンク復号化ビットは、nRS
EL読み出し選択信号を生成するために、図4のNANDゲート616に入力さ
れる。
【0113】 一般に、N個の読み出し選択信号を生成するために、RAhで例示された読み
出しアドレス・ビットのビットRAgとビットRAbの反転値と非反転値が、N
個のNANDゲートに提供される。信号の反転値と非反転値の2y(ここで、22 =4)の可能な組合せのうちのN個(バンクの数に対応する。ここでは、N=4
)は、バンク復号化のためのものである。バンクが4つの場合、4つの回路60
0内の4つのNANDゲート616への入力は、RAbRAg、RAb(バー)
RAg、RAbRAg(バー)、及びRAbRAg(バー)になる。
【0114】 同様に、一連の書き込みアドレス・ビットの1つの例示的なビットは、図3の
WAhである。メモリ200内のバンク復号化に使用される書き込みアドレスか
らの2つの例示的なビットは、WAb及びWAgと呼ぶことができる。書き込み
アドレスWAb及びWAgの第1の部分からなるバンク復号化ビットは、nWS
EL書き込み選択信号を生成するために、図4のNANDゲート620に入力さ
れる。
【0115】 一般に、WAhで例示される書き込みアドレス・ビットのビットWAbとWA
gの反転値と非反転値は、N個の書き込み選択信号を生成するために、N個のN
ANDゲートに提供される。信号の反転値と非反転値の2y(ここでは、22=4
)の可能な組み合せのうちののN個(バンクの数に対応する、ここで、N=4)
は、バンク復号化のためのものである。バンクが4つの場合、4つの回路600
内の4つのNANDゲート620への入力は、WAbWAg、WAb(バー)W
Ag、WAbWAg(バー)及びWAbWAg(バー)になる。
【0116】 図4の回路の動作の大部分は、3つの信号(信号nWSELのフィードバック
の他に)によって駆動される。イネーブル(「EN」)信号は、読み出し操作中
はローのパルス化された信号であり、書き込み操作を開始するときは一度パルス
化されることが好ましい。ラッチ・イネーブル(「LEN」)信号は、読み出し
中とプログラム操作中にローのパルス化された信号であり、消去操作を開始する
ときは1度パルス化されることが好ましい。
【0117】 ノード606のn番目のバンク・ラッチ・イネーブル信号(「nLEN」)は
、nWSELがハイすなわちアクティブでかつLEN信号がパルス化されるかハ
イのときにアクティブである。すなわち、nLEN信号は、書き込み操作がバン
クn内でイネーブルされその書き込み操作が消去操作であるときにアクティブで
ある。
【0118】 読み出し操作中、EN信号は、ローであるかまたはアサートされない。その結
果、NANDゲート620の出力はハイになる。続いて、反転器622の出力が
ローになり、その結果、書き込み選択信号nWSELが、アクティブでなくなる
かまたはローになる。従って、予想通り、読み出し操作中、書き込み選択信号n
WSELは常にローである。nWSELがローの場合、ノード606の信号nL
ENはローで(読み出し操作中にローになっているLENの値に関係なく)、ト
ランジスタ604はオフである。
【0119】 その間に、トランジスタ602のゲートのEN信号のローの値は、pチャネル
MOSFET602をオンにし、ラッチ650への入力をハイに高める。2入力
NORゲート614は、ローのラッチ650の出力と、ローの書き込み選択信号
nWSELを受け取る。
【0120】 従って、NORゲート614の出力はハイである。NANDゲート616の出
力はローであり、反転器618の出力はハイである。これは、バンク復号化読み
出しアドレス・ビットの適切な組み合せ(すなわち、高い論理値を生成するもの
)が、NORゲート614のハイ出力と共に、バンクn用のNANDゲート61
6に提供されるために生じる。最終的な結果として、バンクnで読み出し操作が
実行されるとき、読み出し選択信号nRSELが、アクティブ(すなわち、ハイ
)になる。
【0121】 プログラム操作中に、EN信号は、書き込み操作を開始するときに1度パルス
化されることが好ましい。従って、EN信号がハイになるとき、NAND620
の出力はローになり、反転器620の出力はハイになる。これは、バンク復号化
書き込みアドレス・ビットの適切な組合せ(高い論理値を生成するもの)が、パ
ルス化されたアクティブなEN信号と共に、バンクnのNANDゲート616に
提供されるために生じる。書き込み選択信号nWSELは、アクティブまたはハ
イになり、これにより、NORゲート614の出力がローに駆動され、NAND
ゲート616の出力がハイになり、読み出し選択信号nRSELがローまたは非
アクティブになる。
【0122】 従って、ハイ・レベルのnWSELが、nRSELを強制的にローに留め、そ
れにより1つのバンクにおける操作モードの対立を回避することができる。最終
的な結果として、書き込み操作この例ではプログラム操作が、バンクnで実行さ
れるとき、書き込み選択信号nWSELは、アクティブになる。
【0123】 消去操作中に、EN信号は、書き込み操作を開始するときに1度パルス化され
ることが好ましい。従って、EN信号がハイになるとき、NAND620の出力
はローになり、反転器620の出力がハイになる。これは、バンク復号化書き込
みアドレス・ビットの適切な組合せ(すなわち、高い論理値を生成するもの)が
、パルス化アクティブEN信号と共に、バンクn用のNANDゲート616に提
供されるために生じる。
【0124】 EN信号がハイになった後で、LEN信号がパルス化されることが好ましい。
ノード606におけるn番目のバンク・ラッチ・イネーブル信号(「nLEN」
)は、nWSELがハイまたはアクティブでかつLE信号がパルス化されるかハ
イになるときにアクティブである。すなわち、nLEN信号は、ノード606に
おいてアクティブであり、nチャネル・トランジスタ604は、そのゲート入力
において立ち上がるnLEN信号によってオンになる。ラッチ650への入力は
、アースの方に送られ、その結果、ラッチ650の出力がハイになる。
【0125】 nWSEL信号がハイで、ラッチ650の出力がハイになるので、NORゲー
ト614の出力がローになり、その結果nRSELの値がローになる。消去操作
のためにバンクnが選択された後、読み出し選択信号nRSELがハイになるこ
とはない。すなわち、ラッチ650は、EN信号がローになるまで(すなわち、
読み出し操作中)nRSELを強制的にローにする。消去する複数のセクタ(コ
ア・メモリ・セルのバンクnの)を選択するために、LEN信号は、複数回パル
ス化される。最終的な結果として、書き込み操作この例では消去操作が、バンク
nにおいて実行されるときに、書き込み選択信号nWSELが、アクティブにな
る。
【0126】 LEN信号とEN信号は、フラッシュ・メモリ・チップ上に配置されたステー
ト・マシン及び制御ロジックによって生成されることが好ましい。例えば、信号
LEN及びENは、制御論理回路218で生成される。
【0127】 図5は、複数バンク同時操作フラッシュ・メモリ200による第1の例示的な
アドレス選択回路500である。アドレス選択回路ブロックASEL0 210
、ASEL1 212、ASEL2 214、及びASEL3 216はそれぞ
れ、一連のアドレス選択回路500を含むことが好ましい。第1の例示的なアド
レス回路500は、nチャネル・トランジスタ502、504、ラッチ540、
及び反転器510を含む。
【0128】 ラッチ540は、1対の反転器506、508を含むことが好ましい。各回路
500は、読み出しアドレス・ビットRAhと書き込みアドレス・ビットWAh
を受け取るように構成される。一般に、読み出しアドレスがqビットを有する場
合、RAhの値はq個になる。同様に、書き込みアドレスがqビットを有する場
合、WAhの値はq個になる。任意のバンク内の個々のセルを選択するのに必要
な読み出しアドレス・ビットまたは書き込みアドレス・ビットだけが、アドレス
選択回路500に提供されることが好ましい。
【0129】 読み出し選択信号nRSELと書き込み選択信号nWSELを生成するために
、読み出しアドレスまたは書き込みアドレスの他のビットが、制御回路に提供さ
れる。信号nWSEL及びnRSELは、同時複数バンク読み書き操作に適切な
バンクを選択または選択解除する。バンクnにおける消去またはプログラム操作
において、nWSELはハイになり、nRSELはローになる。特定のバンクn
に関して、nWSELとnRSELは互いに補完物である。
【0130】 従って、トランジスタ502がオフで、トランジスタ504が導通するので、
ビットWAhが、ラッチ540に渡される。次に、ビットWAhは、反転器51
0の出力に、ローカル・バンクnのアドレス・ビットnAhとして現われる。同
様に、バンクnの読み出し操作中、nRSELはハイであり、nWSELはロー
である。従って、トランジスタ502が導通し、トランジスタ504がオフにな
るので、ビットRAhが、ラッチ540に渡される。次に、ビットRAhは、反
転器510の出力にnAhとして現れる。
【0131】 図6は、複数バンク同時操作フラッシュ・メモリ200による第2の例示的な
アドレス選択回路550である。アドレス選択回路ブロックASEL0 210
、ASEL1 212、ASEL2 214、及びASEL3 216はそれぞ
れ、一連のアドレス選択回路550を含むことができる。第2の例示的なアドレ
ス回路550は、nチャネル・トランジスタ552、554及び反転器556、
558、560を含む。
【0132】 回路550は、設計により、特定のバンクnに関して信号nWSEL及びnR
SELが互いの補完物であるという事実を利用する。信号nWSELが、書き込
みアドレス・ビットWAhを選択するためにトランジスタ554のゲートに印加
され、信号nWSELの補完物が、反転器558から出力され、読み出しアドレ
ス・ビットRAhを選択するためにトランジスタ552のゲートに印加される。
図5のラッチ540のようなラッチではなく反転器560の前に1つの反転器5
56がある。他の点に関して、回路550は、図6の回路500と同じように動
作する。
【0133】 1つの実施形態において、図1と図2の構成要素はすべて、単一の集積回路チ
ップ上に収容されている。例示的なフラッシュ・メモリ・チップのアドレス及び
制御入力は、メモリ密度及びインタフェースの実施態様に依存することに注意さ
れたい。開示した実施形態は、代替のアドレス及び制御入力構成が付随する様々
なメモリ密度及びインタフェースの実施形態で機能することができることを理解
されたい。
【0134】 前述の例示的な複数バンク同時操作が可能なフラッシュ・メモリ200を埋め
込んだの代表的な応用例において、1つのバンクにデータとブート・コードを記
憶し別のバンクに制御コードを記憶するように使用可能なデータ記憶スペースを
構成することができる。制御コードは、1つのバンク、例えばバンク2 204
に、データ・セクタをプログラム/消去させるコマンド・シーケンスを含むこと
ができ、例えばバンク0 202の別のバンクに実行可能コードとしてあっても
よい。
【0135】 バンク2 204が、プログラム/消去されている間、システムは、バンク0
202かまたは別のバンクからのコードを実行して他のシステム操作を管理し
続けることができる。これと同様に、システムの実施態様によって、CPUは、
他のバンクのどれかがプログラム/消去している間に、第1のバンクからのコー
ドを実行することができる。バンク切替待ち時間がなく、読み出しを実行するた
めにプログラム/消去操作を中断する必要がないことが好ましい。
【0136】 これにより、CPUの読書きサイクル・タイムが最小になり、データ処理能力
が最大になり、追加のハードウェアを不要にすることによりシステム全体の費用
が削減される。
【0137】 本明細書に使用されるとき、信号用語及び句「ロー」、「アサートされない」
、「アクティブでない」、及び「非アクティブ」は、広義に、デジタル信号の論
理的に低い値を指すように意図されており、一般に、2進法のゼロ(0)を表す
ように理解される。
【0138】 本明細書に使用されるとき、信号用語及び句「ハイ」、「アサートされた」、
「アクティブ」は、広義には、デジタル信号の論理的に高い値を指すように意図
されており、一般に、2進法の1を表すように理解される。
【0139】 本明細書に使用されるとき、書き込みという用語は、特に断らない限り、適切
にプログラム及び消去操作を包含するように意図されている。
【0140】 本明細書に使用されるとき、句「AがBと結合された」は、AがBに直接接続
されていること、またはAが1つまたは複数の中間構成要素を介してBと間接的
に接続されていることを意味するように定義される。
【0141】 本明細書に使用されるとき、ユーザという用語は、メモリにアクセスしようと
しているプロセッサや他の構成要素または実体を指すように意図されている。
【0142】 本明細書に使用されるとき、ラッチという用語は、一時的データ記憶素子を指
すように意図されている。一時的記憶素子は、例えば、1対の反転器(本明細書
で説明し例示したような)あるいはD型フリップフロップなどのフリップフロッ
プとして実施されることがある。
【0143】 本明細書において、複数バンク同時操作が可能なよりフレキシブルで効率的な
設計のフラッシュ・メモリが提示される。本明細書で説明した実施形態は、各バ
ンクに対してローカルなアドレス指定、アドレス選択、演算制御信号及びロジッ
ク、並びにアクセス回路を提供する。メモリのコア・セルの各バンクに対してロ
ーカルな個別化されたアーキテクチャは、デュアル・バンクまたは2つのバンク
からN個のバンクまでの同時操作アーキテクチャの拡張を容易かつ実際的にする
【0144】 本明細書に示した実施形態は、同時操作が可能すなわち同時読み書き操作を可
能にする拡張可能でフレキシブルな複数バンク・アーキテクチャを提供する。
【0145】 以上のことから、この好ましい実施形態が、アドレス・バッファリング及び復
号化アーキテクチャを含む複数バンク(またはNバンク)同時操作フラッシュ・
メモリを提供することが分かる。
【0146】 N個のバンクのうちの1つのバンクに読み出し操作を行っている間に、他のN
−1個のバンクのうちの任意のバンクに書き込み操作だけを行うことができる。
N個のバンクのうちの1つのバンクに書き込み操作を行っている間に、他のN−
1個のバンクのうちの任意のバンクに読み出し操作だけを行うことができる。
【0147】 このアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャは、制御論理回路、
N個のバンクのそれぞれに配置されたアドレス選択回路、及びアドレス・バッフ
ァ回路を含む。制御論理回路は、N個のバンクのうちの1つのバンクを読み出し
操作用に選択するN個の読み出し選択信号と、N個のバンクのうちの別のバンク
を書き込み操作用に選択するN個の書き込み選択信号とを生成するために使用さ
れる。
【0148】 各アドレス選択回路は、制御論理回路から、N個の読み出し選択信号のうちの
それぞれ1つとN個の書き込み選択信号のうちのそれぞれ1つを受け取るように
構成される。アドレス・バッファ回路は、コア・メモリ・セルにアクセスするた
めに、書き込みアドレスと読み出しアドレスを同時に提供するために使用される
。書き込みアドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第1の部分は、それぞれの
N個の読み出し選択信号とN個の書き込み選択信号を生成するために提供される
。書き込みアドレスと読み出しのアドレスのそれぞれの第2の部分が、それぞれ
のアドレス選択回路に提供される。
【0149】 実施形態の1つの利点は、デュアル・ポート・アドレス・バッファリングを使
用することである。バッファから読み出しアドレス・ビットが書き込みアドレス
・ビットと同時に出力される。もう1つの利点は、N個のバンクにそれぞれ対応
し、書き込み操作または読み出し操作用のバンクを選択または選択解除するはた
らきをする読み書き操作選択信号が提供されることである。さらにもう1つの利
点は、好ましくはセンス・アンプ接続回路を含む回路が、各バンクに対してロー
カルに提供され、デュアル・バンクを複数バンクまたはN個のバンクの同時操作
フラッシュ・メモリに拡張するのを容易にすることである。
【0150】 本発明の特定の実施形態を示し説明したが、修正を行うことができる。例えば
、個々のトランジスタの向き、pチャネル及びnチャネルは、適切な応用例にお
いて反転される。示した回路を構築するトランジスタのチャネルの幅と長さの比
率(マイクロメートルまたはミクロンで測定した)を指定する適切なトランジス
タ・サイズは、図から省略されていることに注意されたい。回路の実施態様に使
用される特定の集積回路製造プロセスの設計要件、機能及び制限、並びに特定の
実施形態の性能要件により、適切な比率を選択することができることを理解され
よう。さらに、本明細書において説明された創意に富む概念は、メモリ素子以外
の回路に適用することができる。
【0151】 従って、以上の詳細な説明は、限定ではなく例示として見なされるべきであり
、併記の特許請求の範囲が、本発明の趣旨及び範囲を定義するように意図された
すべての均等物を含むことを理解されたい。従って、併記の特許請求の範囲に、
本発明の真の趣旨及び範囲に含まれるそのようなすべての変更及び修正を含むよ
うに意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はアドレス指定の観点から示した同時操作フラッシュ・メモリ・アーキテ
クチャのブロック図である。
【図2】 図2はデータ操作の観点から示した同時操作フラッシュ・メモリ・アーキテク
チャのブロック図である。
【図3】 図3はデュアル・ポート・アドレス・バッファの例示的な実施形態の回路図で
ある。
【図4】 図4は各バンクに個別化された読み書き操作選択信号を生成するために使用さ
れる制御論理回路の一部分の例示的な実施形態の回路図である。
【図5】 図5はメモリ・セルのバンクnにおいてローカルに実施されたアドレス選択回
路nの第1の例示的な実施形態の回路図である。
【図6】 図6はメモリ・セルのバンクnにおいてローカルに実施されたアドレス選択回
路nの第2の例示的な実施形態の回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤荻 隆男 アメリカ合衆国 95014 カリフォルニア 州 クパーティノ オクトーバーウェイ 7911 (72)発明者 グエン・ケンドラ アメリカ合衆国 95111 カリフォルニア 州 サン ノゼ ツェッペリン コート 4942 (72)発明者 クリーブランド・リー・エドワード アメリカ合衆国 95051 カリフォルニア 州 サンタ クララ メリーズ プレイス ストリート 3428 Fターム(参考) 5B025 AA01 AB01 AD01 AD02 AD04 AD05 AD08 AE05 5B060 CA12 CB01 【要約の続き】 路(220)は、コア・メモリ・セルにアクセスするた めの書き込みアドレスと読み出しアドレスを同時に提供 するために使用される。それぞれのN個の読み出し選択 信号とN個の書き込み選択信号を生成するために、書き 込みアドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第1の部 分が、制御論理回路(218)に提供される。書き込み アドレスと読み出しアドレスのそれぞれの第2の部分 が、それぞれのアドレス選択回路に提供される。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個のバンクのうちの1つのバンクの読み出し操作中に、他
    のN−1個のバンクのうちの任意の1つのバンクに書き込み操作だけを行うこと
    ができ、N個のバンクのうちの1つのバンクにおける書き込み操作中に、他のN
    −1個のバンクのうちの任意の1つのバンクに読み出し操作だけを行うことがで
    き、メモリ内のコア・メモリ・セルのN個のバンクに対する同時の読み出し及び
    書き込みを容易にするアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャであ
    って、 前記N個のバンクのうちの1つのバンクを読み出し操作用に選択するN個の読
    み出し選択信号と、前記N個のバンクのうちの別のバンクを書き込み操作用に選
    択するN個の書き込み選択信号とを生成する制御論理回路と、 前記N個のバンクのそれぞれに配置されたアドレス選択回路であって、前記制
    御論理回路から、前記N個の読み出し選択信号のうちのそれぞれと、前記N個の
    書き込み選択信号のうちのそれぞれとを受け取るようにそれぞれ構成されたアド
    レス選択回路と、 コア・メモリ・セルにアクセスするために、書き込みアドレスと読み出しアド
    レスを同時に提供するアドレス・バッファ回路であって、それぞれの前記N個の
    読み出し選択信号と前記N個の書き込み選択信号を生成するために、前記書き込
    みアドレスと前記読み出しアドレスのそれぞれの第1の部分を前記制御論理回路
    に提供し、前記書き込みアドレスと前記読み出しのアドレスのそれぞれの第2の
    部分をそれぞれの前記アドレス選択回路に提供するアドレス・バッファ回路とを
    含むアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  2. 【請求項2】 前記N個のバンクのそれぞれに配置された書き込み操作制御
    回路をさらに含み、各書き込み操作制御回路が、前記N個の書き込み選択信号の
    それぞれ1つに応答する、請求項1に記載のアドレス・バッファリング及び復号
    化アーキテクチャ。
  3. 【請求項3】 前記書き込み操作制御回路が、プログラム操作を実行する、
    請求項2に記載のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  4. 【請求項4】 前記書き込み操作制御回路が、消去操作を実行する、請求項
    2に記載のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  5. 【請求項5】 前記書き込み操作制御回路が、検証操作を実行する、請求項
    2に記載のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  6. 【請求項6】 前記N個のバンクのそれぞれに配置された読み出しデータ・
    バスをさらに含み、前記各読み出しデータ・バスが、前記N個の読み出し選択信
    号のそれぞれに応じてセンス・アンプに接続するように構成された、請求項1に
    記載のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  7. 【請求項7】前記N個のバンクのそれぞれに配置された読み出しデータ・バ
    スをさらに含み、前記N個の読み出し選択信号のそれぞれが、前記読み出しデー
    タ・バスが配置された前記バンク内の読み出しを示すときに、任意の1つの読み
    出しデータ・バスが、センス・アンプに切換可能に接続される、請求項1に記載
    のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  8. 【請求項8】 前記N個のバンクのそれぞれに配置された書き込みデータ・
    バスをさらに含み、それぞれの前記書き込みデータ・バスが、前記N個の書き込
    み選択信号のそれぞれに応じてセンス・アンプに接続するように構成された、請
    求項1に記載のアドレス・バッファリング及び復号化アーキテクチャ。
  9. 【請求項9】 N番目のバンクの読み出し操作中に、他のN−1個のバンク
    のうちの任意の1つに書き込み操作だけを行うことができ、書き込み操作のため
    にアクセスされるN番目のバンクの書き込み操作中に、他のN−1個のバンクの
    うちの任意の1つのバンクに読み出し操作だけを行うことができるN組バンク同
    時操作フラッシュ・メモリであって、 N個の読み出し選択信号とN個の書き込み選択信号を生成する制御論理回路と
    、 アドレス・バッファ回路と、 N個のローカルのバンク回路とを有し、 前記回路1から回路N−1が、コア・メモリ・セルのN−1個のそれぞれのバ
    ンクを備え、 前記N番目の回路が、 コア・メモリ・セルのN番目のバンクと、 前記N番目の読み出し選択信号と前記N番目の書き込み選択信号とに応じるア
    ドレス選択回路と、 前記N番目の書き込み選択信号に応じる書き込み操作制御回路と、 前記N番目の書き込み選択信号に応じる書き込みデータ・バスと、 前記N番目の読み出し選択信号に応じる読み出しデータ・バスとを備えた、N
    組バンク同時操作フラッシュ・メモリ。
  10. 【請求項10】 メモリにおいて、複数バンク・フラッシュ・メモリ内でデ
    ータの同時の書き込み及び読み出しを行う方法であって、 書き込みアドレスの第1の部分と読み出しアドレスの第1の部分を、コア・メ
    モリ・セルのN個のバンクに対応するN個のアドレス選択回路に提供する工程と
    、 書き込み操作のために、1つのバンクを定義する前記書き込みアドレスの第2
    の部分を制御論理回路に提供する段階と、 読み出し操作のために、1つのバンクを定義する前記読み出しアドレスの第2
    の部分を制御論理回路に提供する工程と、 書き込み操作のために、N個の書き込み選択信号のうちの1つを前記制御論理
    回路から前記N個のバンクのそれぞれのバンクに提供する工程と、 前記N個のバンクのうちの別のバンクを読み出し操作用に選択するために、前
    記制御論理回路からN個の読み出し信号のうちの1つを提供する工程と、 前記N個のバンクに対する前記書き込みアドレスと前記読み出しのアドレスの
    第1の部分を、前記それぞれのN個の書き込み選択信号と前記それぞれのN個の
    読み出し選択信号でゲート制御する工程と、 前記N個のバンク内の書き込みアドレス・サイトと読み出しアドレス・サイト
    において、データ出力及び検証回路に対する前記書き込みアドレスと前記読み出
    しアドレスの前記第1の部分によってアクセスされる前記データを、前記それぞ
    れのN個の書き込み選択信号と前記それぞれのN個の読み出し選択信号によって
    ゲート制御する工程とを含む方法。
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