JPH10144086A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPH10144086A JPH10144086A JP30226996A JP30226996A JPH10144086A JP H10144086 A JPH10144086 A JP H10144086A JP 30226996 A JP30226996 A JP 30226996A JP 30226996 A JP30226996 A JP 30226996A JP H10144086 A JPH10144086 A JP H10144086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- word line
- memory cell
- circuit
- cell array
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/16—Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/08—Address circuits; Decoders; Word-line control circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/10—Programming or data input circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/14—Word line organisation; Word line lay-out
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C2216/00—Indexing scheme relating to G11C16/00 and subgroups, for features not directly covered by these groups
- G11C2216/12—Reading and writing aspects of erasable programmable read-only memories
- G11C2216/22—Nonvolatile memory in which reading can be carried out from one memory bank or array whilst a word or sector in another bank or array is being erased or programmed simultaneously
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C2216/00—Indexing scheme relating to G11C16/00 and subgroups, for features not directly covered by these groups
- G11C2216/12—Reading and writing aspects of erasable programmable read-only memories
- G11C2216/24—Nonvolatile memory in which programming can be carried out in one memory bank or array whilst a word or sector in another bank or array is being erased simultaneously
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/10—Decoders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップ・レイアウト面積の増大を極力抑え
て、1チップ上において、任意の1つのメモリセルアレ
イブロックから読み出しを行いつつ、他の任意のメモリ
セルアレイブロックに対して書き込み・消去を同時に実
行することができる不揮発性半導体記憶装置の提供。 【解決手段】 各メモリセルアレイブロックBL1、
…、BLK間に、ワード線の接続・分離を行うスイッチ
ングMOSトランジスタ群MOS1、…、MOSK−1
を配置し、該MOSトランジスタ群のオン・オフ制御を
行うコンフィギュレーション回路CON1、…、CON
K−1を設ける。
て、1チップ上において、任意の1つのメモリセルアレ
イブロックから読み出しを行いつつ、他の任意のメモリ
セルアレイブロックに対して書き込み・消去を同時に実
行することができる不揮発性半導体記憶装置の提供。 【解決手段】 各メモリセルアレイブロックBL1、
…、BLK間に、ワード線の接続・分離を行うスイッチ
ングMOSトランジスタ群MOS1、…、MOSK−1
を配置し、該MOSトランジスタ群のオン・オフ制御を
行うコンフィギュレーション回路CON1、…、CON
K−1を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き込み
・消去が可能な不揮発性半導体記憶装置に係るものであ
り、特に、特定のメモリセルよりの読み出し動作と、書
き込み・消去動作とを1チップ上において同時に実行で
きる構成とした不揮発性半導体記憶装置に関するもので
ある。
・消去が可能な不揮発性半導体記憶装置に係るものであ
り、特に、特定のメモリセルよりの読み出し動作と、書
き込み・消去動作とを1チップ上において同時に実行で
きる構成とした不揮発性半導体記憶装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の不揮発性半導体記憶装置
(ブロック一括消去型1チップ・フラッショメモリ)の
回路構成図である。本従来技術に於いては、不揮発性メ
モリトランジスタとして、フローティングゲートを有
し、書き込みは、チャネルホットエレクトロン注入によ
り行い、消去は、ファウラーノードハイム電流によるト
ンネル消去により行う構成とした、フローティングゲー
ト型MOSトランジスタが用いられている。
(ブロック一括消去型1チップ・フラッショメモリ)の
回路構成図である。本従来技術に於いては、不揮発性メ
モリトランジスタとして、フローティングゲートを有
し、書き込みは、チャネルホットエレクトロン注入によ
り行い、消去は、ファウラーノードハイム電流によるト
ンネル消去により行う構成とした、フローティングゲー
ト型MOSトランジスタが用いられている。
【0003】図において、BL1、BL2、…、BLK
は、それぞれ、上記フローティングゲート型MOSトラ
ンジスタがマトリクス状に配列され、同一行のトランジ
スタのコントロールゲートが共通接続されてワード線W
1、W2、…、WMを構成し、同一列のトランジスタの
ドレインが共通接続されて、ビット線B1−1、…、B
1−N、B2−1、…、B2−N、…、BK−1、…、
BK−Nを構成し、更に、マトリクスを構成するすべて
のトランジスタのソースが共通接続されて共通ソースS
1、…、SKを構成するメモリセルアレイブロックであ
る。各ブロックのワード線は、対応するものが全て共通
接続された構成となっている。各メモリセルアレイブロ
ックBL1、…、BLKは、それぞれ、データ書き込み
・読み出し時に、入力アドレス信号の列選択信号部分の
信号値に応じて、上記複数のビット線を選択的にデータ
バスD−BUSに接続する列デコーダYD1、…、YD
Kを有する。また、各メモリセルアレイブロックBL
1、…、BLKは、それぞれ、上記共通ソースS1、
…、SKに、書き込み時、消去時及び読み出し時の所定
印加電圧(書き込み時及び読み出し時はGND(接地電
圧)、消去時はVHH(高電圧))を選択的に出力する
ソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SVKを有す
る。各ソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SVK
は、それぞれ、高電圧VHH印加用のPチャネルMOS
トランジスタP11、…、PK1と、接地電圧GND印
加用のNチャネルMOSトランジスタN11、…、NK
1とから成る。更に、XDは、入力アドレス信号の行選
択信号部分の信号値に応じて、所定のワード線選択信号
を、上記各ブロックBL1、…、BLKのワード線に共
通に出力する行デコーダである。また、N1は、データ
書き込み時に、データバスD−BUSに所定の書き込み
用高電圧VPPを印加するためのNチャネルMOSトラ
ンジスタ、SAは、データ読み出し時に、データバスD
−BUSの電流をセンスし、増幅して出力するセンスア
ンプ回路である。
は、それぞれ、上記フローティングゲート型MOSトラ
ンジスタがマトリクス状に配列され、同一行のトランジ
スタのコントロールゲートが共通接続されてワード線W
1、W2、…、WMを構成し、同一列のトランジスタの
ドレインが共通接続されて、ビット線B1−1、…、B
1−N、B2−1、…、B2−N、…、BK−1、…、
BK−Nを構成し、更に、マトリクスを構成するすべて
のトランジスタのソースが共通接続されて共通ソースS
1、…、SKを構成するメモリセルアレイブロックであ
る。各ブロックのワード線は、対応するものが全て共通
接続された構成となっている。各メモリセルアレイブロ
ックBL1、…、BLKは、それぞれ、データ書き込み
・読み出し時に、入力アドレス信号の列選択信号部分の
信号値に応じて、上記複数のビット線を選択的にデータ
バスD−BUSに接続する列デコーダYD1、…、YD
Kを有する。また、各メモリセルアレイブロックBL
1、…、BLKは、それぞれ、上記共通ソースS1、
…、SKに、書き込み時、消去時及び読み出し時の所定
印加電圧(書き込み時及び読み出し時はGND(接地電
圧)、消去時はVHH(高電圧))を選択的に出力する
ソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SVKを有す
る。各ソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SVK
は、それぞれ、高電圧VHH印加用のPチャネルMOS
トランジスタP11、…、PK1と、接地電圧GND印
加用のNチャネルMOSトランジスタN11、…、NK
1とから成る。更に、XDは、入力アドレス信号の行選
択信号部分の信号値に応じて、所定のワード線選択信号
を、上記各ブロックBL1、…、BLKのワード線に共
通に出力する行デコーダである。また、N1は、データ
書き込み時に、データバスD−BUSに所定の書き込み
用高電圧VPPを印加するためのNチャネルMOSトラ
ンジスタ、SAは、データ読み出し時に、データバスD
−BUSの電流をセンスし、増幅して出力するセンスア
ンプ回路である。
【0004】次に、動作について説明する。
【0005】最初に、メモリセルアレイブロックBL2
の中に設けられる、ワード線W2とビット線B2−2と
の交点にあるメモリセルM2−22にデータを書き込む
場合を例にとり、データ書き込み動作を説明する。
の中に設けられる、ワード線W2とビット線B2−2と
の交点にあるメモリセルM2−22にデータを書き込む
場合を例にとり、データ書き込み動作を説明する。
【0006】まず、ブロックBL2の共通ソースS2を
GNDレベルに固定するために、制御信号P/R2を”
H”にし、トランジスタN21をオンする。これによ
り、共通ソースS2が、GNDレベルに設定される。そ
れと共に、入力アドレス信号に基づき、行デコーダXD
より、ワード線W2に10V程度の書き込み用高電圧が
印加される。次に、列デコーダYD2によって、データ
バスD−BUSとビット線B2−2が接続され、制御信
号PGENを”H”にすることで、データバスに高電圧
が印加され、ビット線B2−2にも6V程度の電圧が印
加される。これにより、メモリセルM2−22において
は、ビット線B2−2からソースS2に向かって電流が
流れ、その際に発生するホットエレクトロンによって、
該メモリセルM2−22のフローティングゲートに電子
が注入され、書き込みが完了する。次に、メモリセルア
レイブロックBL2の中にある全てのメモリセルを消去
する場合を例にとり、消去動作を説明する。
GNDレベルに固定するために、制御信号P/R2を”
H”にし、トランジスタN21をオンする。これによ
り、共通ソースS2が、GNDレベルに設定される。そ
れと共に、入力アドレス信号に基づき、行デコーダXD
より、ワード線W2に10V程度の書き込み用高電圧が
印加される。次に、列デコーダYD2によって、データ
バスD−BUSとビット線B2−2が接続され、制御信
号PGENを”H”にすることで、データバスに高電圧
が印加され、ビット線B2−2にも6V程度の電圧が印
加される。これにより、メモリセルM2−22において
は、ビット線B2−2からソースS2に向かって電流が
流れ、その際に発生するホットエレクトロンによって、
該メモリセルM2−22のフローティングゲートに電子
が注入され、書き込みが完了する。次に、メモリセルア
レイブロックBL2の中にある全てのメモリセルを消去
する場合を例にとり、消去動作を説明する。
【0007】行デコーダXDによって、全てのワード線
W1、…、WMをGNDレベルに固定した後、制御信号
ER2#とP/R2を”L”にすることで、一定期間共
通ソースS2を10V程度の高電圧に設定することによ
り、ブロックBL2の全メモリセルのソース−コントロ
ールゲート間に10V程度の高電圧を印加し、全てのメ
モリセルのフローティングゲートから電子を引き抜くこ
とにより消去が完了する。
W1、…、WMをGNDレベルに固定した後、制御信号
ER2#とP/R2を”L”にすることで、一定期間共
通ソースS2を10V程度の高電圧に設定することによ
り、ブロックBL2の全メモリセルのソース−コントロ
ールゲート間に10V程度の高電圧を印加し、全てのメ
モリセルのフローティングゲートから電子を引き抜くこ
とにより消去が完了する。
【0008】最後に、メモリセルアレイブロックBL2
の中に設けられる、ワード線W2とビット線B2−2と
の交点にあるメモリセルM2−22のデータを読み出す
場合を例にとり、データ読み出し動作を説明する。
の中に設けられる、ワード線W2とビット線B2−2と
の交点にあるメモリセルM2−22のデータを読み出す
場合を例にとり、データ読み出し動作を説明する。
【0009】制御信号P/R2を”H”にして、トラン
ジスタN21をオンさせ、共通ソースS2をGNDレベ
ルに設定すると共に、行デコーダXDにより、ワード線
W2に5V程度の読み出し用電圧を印加し、列デコーダ
YD2を介してビット線B2−2に1V程度の電圧を印
加して、その際にメモリセルに流れる電流の強弱をセン
スアンプ回路SAで増幅することで、読み出しが行われ
る。
ジスタN21をオンさせ、共通ソースS2をGNDレベ
ルに設定すると共に、行デコーダXDにより、ワード線
W2に5V程度の読み出し用電圧を印加し、列デコーダ
YD2を介してビット線B2−2に1V程度の電圧を印
加して、その際にメモリセルに流れる電流の強弱をセン
スアンプ回路SAで増幅することで、読み出しが行われ
る。
【0010】上記それぞれの動作に必要な時間は、読み
出しが、10ナノs程度で比較的高速であるのに対し
て、書き込みは、通常数マイクロs〜10マイクロs、
消去に至っては、数100ミリs〜1s程度の長い時間
が必要である。書き込み動作に長時間を要するのは、書
き込み後、当該メモリセルの閾値が所定の値になってい
るかどうかをチェックする書き込みベリファイ動作と、
所定値になっていない場合は、更に、再書き込み動作を
必要とするためであり、また、消去動作に、更に長い時
間を要するのは、書き込みと同様の消去ベリファイ動作
と再消去動作に加えて、更に、消去開始時の全メモリセ
ルの閾値を揃えるための消去前書き込み動作を必要とす
るためである。
出しが、10ナノs程度で比較的高速であるのに対し
て、書き込みは、通常数マイクロs〜10マイクロs、
消去に至っては、数100ミリs〜1s程度の長い時間
が必要である。書き込み動作に長時間を要するのは、書
き込み後、当該メモリセルの閾値が所定の値になってい
るかどうかをチェックする書き込みベリファイ動作と、
所定値になっていない場合は、更に、再書き込み動作を
必要とするためであり、また、消去動作に、更に長い時
間を要するのは、書き込みと同様の消去ベリファイ動作
と再消去動作に加えて、更に、消去開始時の全メモリセ
ルの閾値を揃えるための消去前書き込み動作を必要とす
るためである。
【0011】以上のように、書き込み及び消去動作に
は、長い時間を要するため、ある1つのブロックの消去
あるいは書き込みを行っているときに、他のブロックの
データを読み出す必要が生じた場合は、消去動作あるい
は書き込み動作を、一旦中断して、読み出しを行うとい
う動作が必要となる。一般に、これはサスペンドと呼ば
れる。
は、長い時間を要するため、ある1つのブロックの消去
あるいは書き込みを行っているときに、他のブロックの
データを読み出す必要が生じた場合は、消去動作あるい
は書き込み動作を、一旦中断して、読み出しを行うとい
う動作が必要となる。一般に、これはサスペンドと呼ば
れる。
【0012】しかしながら、読み出し動作を行っている
間は、消去あるいは書き込み動作は、完全に中断されて
いるので、頻繁に読み出しが実行されるシステム、例え
ば、システムを制御するためのプログラムがフラッシュ
メモリに格納されているようなシステムの場合、実際上
は、フラッシュメモリに格納されたシステム制御プログ
ラム(命令コード)を読み出しながら、同一のフラッシ
ュメモリにデータを書き込んだり、データの消去を行う
ことは不可能である。
間は、消去あるいは書き込み動作は、完全に中断されて
いるので、頻繁に読み出しが実行されるシステム、例え
ば、システムを制御するためのプログラムがフラッシュ
メモリに格納されているようなシステムの場合、実際上
は、フラッシュメモリに格納されたシステム制御プログ
ラム(命令コード)を読み出しながら、同一のフラッシ
ュメモリにデータを書き込んだり、データの消去を行う
ことは不可能である。
【0013】この問題をシステム上で解決する方法は、
2つのフラッシュメモリ・デバイスを用いることである
が、この場合、以下の問題点が残る。
2つのフラッシュメモリ・デバイスを用いることである
が、この場合、以下の問題点が残る。
【0014】すなわち、極端に軽量化、小型化が要求さ
れる、携帯電話のような用途では、極力、システム上に
搭載するデバイスの数を減らす必要があり、2つの別個
のデバイスを用いることができない。また、2つのフラ
ッシュメモリ・デバイスを用いたとしても、1つのフラ
ッシュメモリ・デバイスから読み出しを行っているとき
は、もう1つのデバイスに対してしか書き込み・消去を
行うことができない。すなわち、一旦システムを構築す
ると、読み出しと書き込み・消去が同時に実行できる領
域を可変にすることができない。通常、システムの制御
を行うためのプログラム(命令コード)を記憶しておく
ための領域は、書き込み・消去を行うためのデータ領域
とは、その範囲が異なるのが、一般的である。また、そ
の比率は、同一システムの場合でも、システムをグレー
ドアップした場合等に変更される可能性がある。
れる、携帯電話のような用途では、極力、システム上に
搭載するデバイスの数を減らす必要があり、2つの別個
のデバイスを用いることができない。また、2つのフラ
ッシュメモリ・デバイスを用いたとしても、1つのフラ
ッシュメモリ・デバイスから読み出しを行っているとき
は、もう1つのデバイスに対してしか書き込み・消去を
行うことができない。すなわち、一旦システムを構築す
ると、読み出しと書き込み・消去が同時に実行できる領
域を可変にすることができない。通常、システムの制御
を行うためのプログラム(命令コード)を記憶しておく
ための領域は、書き込み・消去を行うためのデータ領域
とは、その範囲が異なるのが、一般的である。また、そ
の比率は、同一システムの場合でも、システムをグレー
ドアップした場合等に変更される可能性がある。
【0015】上記2つの問題点の内、軽量化や小型化の
問題点を解決するためには、1つのフラッシュメモリ・
デバイスの中に、完全に独立に動作する2つのメモリ領
域を構成すればよい。図5は、その実現例の1つを示す
ものであり、ワード線を中央で完全に分割して、2組の
ワード線ブロック(W1−1、W1−2、…、W1−
M)と(W2−1、W2−2、…、W2−M)を構成
し、それぞれに対して、行デコーダXD1とXD2を配
置している。すなわち、メモリセルアレイブロックBL
1からBL K/2までは、行デコーダXD1によって
駆動し、メモリセルアレイブロックBL K/2+1か
らBL Kまでは、行デコーダXD2によって駆動する
ものである。
問題点を解決するためには、1つのフラッシュメモリ・
デバイスの中に、完全に独立に動作する2つのメモリ領
域を構成すればよい。図5は、その実現例の1つを示す
ものであり、ワード線を中央で完全に分割して、2組の
ワード線ブロック(W1−1、W1−2、…、W1−
M)と(W2−1、W2−2、…、W2−M)を構成
し、それぞれに対して、行デコーダXD1とXD2を配
置している。すなわち、メモリセルアレイブロックBL
1からBL K/2までは、行デコーダXD1によって
駆動し、メモリセルアレイブロックBL K/2+1か
らBL Kまでは、行デコーダXD2によって駆動する
ものである。
【0016】しかしながら、この図5の方法をもってし
ても、例えば、ブロックBL1とブロックBL2に対し
て、同時に、読み出しと書き込み・消去を行うことはで
きない。何故なら、ブロックBL1とBL2とは、ワー
ド線が共有されているからである。
ても、例えば、ブロックBL1とブロックBL2に対し
て、同時に、読み出しと書き込み・消去を行うことはで
きない。何故なら、ブロックBL1とBL2とは、ワー
ド線が共有されているからである。
【0017】それぞれのメモリセルアレイブロックの動
作を完全に独立に行わせるためには、図6に示すよう
に、各ブロックBL1、BL2、…、BLK毎に、それ
ぞれ独立したワード線(W1−1、W1−2、…、W1
−M)、(W2−1、W2−2、…、W2−M)、…、
(WK−1、WK−2、…、WK−M)を設け、各ブロ
ック毎に、完全に独立した行デコーダXD1、XD2、
…、XDKにより駆動する構成とすればよいが、これで
は、レイアウト面積が著しく増大する。
作を完全に独立に行わせるためには、図6に示すよう
に、各ブロックBL1、BL2、…、BLK毎に、それ
ぞれ独立したワード線(W1−1、W1−2、…、W1
−M)、(W2−1、W2−2、…、W2−M)、…、
(WK−1、WK−2、…、WK−M)を設け、各ブロ
ック毎に、完全に独立した行デコーダXD1、XD2、
…、XDKにより駆動する構成とすればよいが、これで
は、レイアウト面積が著しく増大する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決すべくなされたものであり、チップ・レイ
アウト面積の増大を極力抑えて、1チップ上において、
任意の1つのメモリセルアレイブロックから読み出しを
行いつつ、他の任意のメモリセルアレイブロックに対し
て書き込み・消去を同時に実行することができる構成と
した不揮発性半導体記憶装置を提供するものである。
問題点を解決すべくなされたものであり、チップ・レイ
アウト面積の増大を極力抑えて、1チップ上において、
任意の1つのメモリセルアレイブロックから読み出しを
行いつつ、他の任意のメモリセルアレイブロックに対し
て書き込み・消去を同時に実行することができる構成と
した不揮発性半導体記憶装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置(請求項1)は、電気的に情報の書き込み、消
去及び読み出しが可能な不揮発性メモリトランジスタが
マトリクス状に配列され、同一行のトランジスタのコン
トロールゲートが共通接続されてワード線を構成し、同
一列のトランジスタのドレインが共通接続されてビット
線を構成し、すべてのトランジスタのソースが共通接続
されたメモリセルアレイブロックであって、入力アドレ
ス信号の所定部分の信号値に応じて、上記複数のビット
線を選択的にデータバスに接続するビット線選択回路
と、上記共通接続されたソースに、書き込み時、消去時
及び読み出し時の所定印加電圧を選択的に出力するソー
ス印加電圧選択出力回路とを有する構成のメモリセルア
レイブロックを、単一集積回路上に複数個有する不揮発
性半導体記憶装置に於いて、上記各ブロックの複数のワ
ード線は、各ブロック間に設けられる複数のスイッチン
グ・トランジスタを介して、それぞれ、隣接ブロックの
対応するワード線に接続され、入力アドレス信号の他の
所定部分の信号値に応じて所定のワード線選択信号を出
力するワード線選択回路を2個有し、上記複数個のブロ
ックの内、所定の2個のブロックの各ワード線が、それ
ぞれ、対応する上記ワード線選択回路に接続され、更
に、上記ビット線選択回路が、入力アドレス信号の上記
所定部分の信号値に応じて選択されたビット線を、2組
のデータバスに択一的に接続する構成であることを特徴
とするものである。
記憶装置(請求項1)は、電気的に情報の書き込み、消
去及び読み出しが可能な不揮発性メモリトランジスタが
マトリクス状に配列され、同一行のトランジスタのコン
トロールゲートが共通接続されてワード線を構成し、同
一列のトランジスタのドレインが共通接続されてビット
線を構成し、すべてのトランジスタのソースが共通接続
されたメモリセルアレイブロックであって、入力アドレ
ス信号の所定部分の信号値に応じて、上記複数のビット
線を選択的にデータバスに接続するビット線選択回路
と、上記共通接続されたソースに、書き込み時、消去時
及び読み出し時の所定印加電圧を選択的に出力するソー
ス印加電圧選択出力回路とを有する構成のメモリセルア
レイブロックを、単一集積回路上に複数個有する不揮発
性半導体記憶装置に於いて、上記各ブロックの複数のワ
ード線は、各ブロック間に設けられる複数のスイッチン
グ・トランジスタを介して、それぞれ、隣接ブロックの
対応するワード線に接続され、入力アドレス信号の他の
所定部分の信号値に応じて所定のワード線選択信号を出
力するワード線選択回路を2個有し、上記複数個のブロ
ックの内、所定の2個のブロックの各ワード線が、それ
ぞれ、対応する上記ワード線選択回路に接続され、更
に、上記ビット線選択回路が、入力アドレス信号の上記
所定部分の信号値に応じて選択されたビット線を、2組
のデータバスに択一的に接続する構成であることを特徴
とするものである。
【0020】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
(請求項2)は、上記請求項1の構成の不揮発性半導体
記憶装置において、上記各ブロック間に設けられる複数
のスイッチング・トランジスタのゲートは、各ブロック
間毎に、それぞれ共通接続され、それぞれ、所定のトラ
ンジスタ・オン電圧またはオフ電圧が印加されることを
特徴とするものである。
(請求項2)は、上記請求項1の構成の不揮発性半導体
記憶装置において、上記各ブロック間に設けられる複数
のスイッチング・トランジスタのゲートは、各ブロック
間毎に、それぞれ共通接続され、それぞれ、所定のトラ
ンジスタ・オン電圧またはオフ電圧が印加されることを
特徴とするものである。
【0021】更に、本発明の不揮発性半導体記憶装置
(請求項3)は、上記請求項2の構成の不揮発性半導体
記憶装置において、その記憶内容を変更可能な記憶回路
と、該記憶回路の記憶内容に応じて、上記トランジスタ
・オン電圧またはオフ電圧を選択的に出力するトランジ
スタ・スイッチング電圧出力回路とを設けて成ることを
特徴とするものである。
(請求項3)は、上記請求項2の構成の不揮発性半導体
記憶装置において、その記憶内容を変更可能な記憶回路
と、該記憶回路の記憶内容に応じて、上記トランジスタ
・オン電圧またはオフ電圧を選択的に出力するトランジ
スタ・スイッチング電圧出力回路とを設けて成ることを
特徴とするものである。
【0022】かかる本発明の不揮発性半導体記憶装置に
よれば、上記各メモリセルアレイブロック間に設けられ
るスイッチング・トランジスタにより、任意のブロック
間において、各ワード線を分断することができる。した
がって、読み出しと、書き込み・消去を同時に実行する
ブロック領域を任意に設定することができるものであ
る。更に、2個のワード線選択回路(行デコーダ)以外
に、各ブロック間にスイッチング・トランジスタ(MO
Sトランジスタ)を設けるのみでよい為、チップ・レイ
アウト面積の増大も非常に小さいものとすることができ
るものである。
よれば、上記各メモリセルアレイブロック間に設けられ
るスイッチング・トランジスタにより、任意のブロック
間において、各ワード線を分断することができる。した
がって、読み出しと、書き込み・消去を同時に実行する
ブロック領域を任意に設定することができるものであ
る。更に、2個のワード線選択回路(行デコーダ)以外
に、各ブロック間にスイッチング・トランジスタ(MO
Sトランジスタ)を設けるのみでよい為、チップ・レイ
アウト面積の増大も非常に小さいものとすることができ
るものである。
【0023】また、スイッチング・トランジスタの制御
電圧の設定を任意に変更可能とすることにより、ワード
線分断位置の設定変更も任意に実施することができるも
のである。
電圧の設定を任意に変更可能とすることにより、ワード
線分断位置の設定変更も任意に実施することができるも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき詳細に説明する。
て図面に基づき詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態である不揮発
性半導体記憶装置(ブロック一括消去型1チップ・フラ
ッシュメモリ)の回路構成図である。本実施形態に於い
ては、不揮発性メモリトランジスタとして、フローティ
ングゲートを有し、書き込みは、チャネルホットエレク
トロン注入により行い、消去は、ファウラーノードハイ
ム電流によるトンネル消去により行う構成とした、フロ
ーティングゲート型MOSトランジスタが用いられてい
る。
性半導体記憶装置(ブロック一括消去型1チップ・フラ
ッシュメモリ)の回路構成図である。本実施形態に於い
ては、不揮発性メモリトランジスタとして、フローティ
ングゲートを有し、書き込みは、チャネルホットエレク
トロン注入により行い、消去は、ファウラーノードハイ
ム電流によるトンネル消去により行う構成とした、フロ
ーティングゲート型MOSトランジスタが用いられてい
る。
【0026】図において、BL1、BL2、…、BLK
は、それぞれ、上記フローティングゲート型MOSトラ
ンジスタがマトリクス状に配列され、同一行のトランジ
スタのコントロールゲートが共通接続されてワード線
(W1−1、W1−2、…、W1−M)、(W2−1、
W2−2、…、W2−M)、…、(WK−1、WK−
2、…、WK−M)を構成し、同一列のトランジスタの
ドレインが共通接続されて、ビット線(B1−1、…、
B1−N)、(B2−1、…、B2−N)、…、(BK
−1、…、BK−N)を構成し、更に、マトリクスを構
成するすべてのトランジスタのソースが共通接続されて
共通ソースS1、…、SKを構成するメモリセルアレイ
ブロックである。各メモリセルアレイブロックBL1、
…、BLKは、それぞれ、データ書き込み・読み出し時
に、入力アドレス信号の列選択信号部分の信号値に応じ
て選択されたビット線を、データバスD−BUS−1又
はD−BUS−2に択一的に接続する列デコーダYD
1、…、YDKを有する。また、各メモリセルアレイブ
ロックBL1、…、BLKは、それぞれ、上記共通ソー
スS1、…、SKに、書き込み時、消去時及び読み出し
時の所定印加電圧(書き込み時及び読み出し時はGND
(接地電圧)、消去時はVHH(高電圧))を選択的に
出力するソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SV
Kを有する。各ソース印加電圧選択出力回路SV1、
…、SVKは、それぞれ、高電圧VHH印加用のPチャ
ネルMOSトランジスタP11、…、PK1と、接地電
圧GND印加用のNチャネルMOSトランジスタN1
1、…、NK1とから成る。
は、それぞれ、上記フローティングゲート型MOSトラ
ンジスタがマトリクス状に配列され、同一行のトランジ
スタのコントロールゲートが共通接続されてワード線
(W1−1、W1−2、…、W1−M)、(W2−1、
W2−2、…、W2−M)、…、(WK−1、WK−
2、…、WK−M)を構成し、同一列のトランジスタの
ドレインが共通接続されて、ビット線(B1−1、…、
B1−N)、(B2−1、…、B2−N)、…、(BK
−1、…、BK−N)を構成し、更に、マトリクスを構
成するすべてのトランジスタのソースが共通接続されて
共通ソースS1、…、SKを構成するメモリセルアレイ
ブロックである。各メモリセルアレイブロックBL1、
…、BLKは、それぞれ、データ書き込み・読み出し時
に、入力アドレス信号の列選択信号部分の信号値に応じ
て選択されたビット線を、データバスD−BUS−1又
はD−BUS−2に択一的に接続する列デコーダYD
1、…、YDKを有する。また、各メモリセルアレイブ
ロックBL1、…、BLKは、それぞれ、上記共通ソー
スS1、…、SKに、書き込み時、消去時及び読み出し
時の所定印加電圧(書き込み時及び読み出し時はGND
(接地電圧)、消去時はVHH(高電圧))を選択的に
出力するソース印加電圧選択出力回路SV1、…、SV
Kを有する。各ソース印加電圧選択出力回路SV1、
…、SVKは、それぞれ、高電圧VHH印加用のPチャ
ネルMOSトランジスタP11、…、PK1と、接地電
圧GND印加用のNチャネルMOSトランジスタN1
1、…、NK1とから成る。
【0027】本実施形態においては、2個の行デコーダ
XD1及びXD2が設けられる。すなわち、XD1及び
XD2は、それぞれ、入力アドレス信号の行選択信号部
分の信号値に応じて、所定のワード線選択信号を出力す
る行デコーダであり、一方の行デコーダXD1は、メモ
リセルアレイブロックBL1の各ワード線W1−1、
…、W1−Mに接続されており、他方の行デコーダXD
2は、メモリセルアレイブロックBLKの各ワード線W
K−1、…、WK−Mに接続されている。
XD1及びXD2が設けられる。すなわち、XD1及び
XD2は、それぞれ、入力アドレス信号の行選択信号部
分の信号値に応じて、所定のワード線選択信号を出力す
る行デコーダであり、一方の行デコーダXD1は、メモ
リセルアレイブロックBL1の各ワード線W1−1、
…、W1−Mに接続されており、他方の行デコーダXD
2は、メモリセルアレイブロックBLKの各ワード線W
K−1、…、WK−Mに接続されている。
【0028】また、本実施形態においては、データの読
み出し動作と書き込み動作を同時実行させるために2組
のデータバスD−BUS−1とD−BUS−2とが設け
られる。N1及びN2は、それぞれ、データ書き込み時
に、データバスD−BUS−1及びD−BUS−2に所
定の書き込み用高電圧VPPを印加するためのNチャネ
ルMOSトランジスタ、SA1及びSA2は、それぞ
れ、データ読み出し時に、データバスD−BUS−1及
びD−BUS−2の電流をセンスし、増幅して出力する
センスアンプ回路である。更に、MUXは、センスアン
プ回路SA1又はSA2の出力信号を、制御信号に応じ
て選択的に出力するマルチプレクサ回路である。
み出し動作と書き込み動作を同時実行させるために2組
のデータバスD−BUS−1とD−BUS−2とが設け
られる。N1及びN2は、それぞれ、データ書き込み時
に、データバスD−BUS−1及びD−BUS−2に所
定の書き込み用高電圧VPPを印加するためのNチャネ
ルMOSトランジスタ、SA1及びSA2は、それぞ
れ、データ読み出し時に、データバスD−BUS−1及
びD−BUS−2の電流をセンスし、増幅して出力する
センスアンプ回路である。更に、MUXは、センスアン
プ回路SA1又はSA2の出力信号を、制御信号に応じ
て選択的に出力するマルチプレクサ回路である。
【0029】更に、MOS1、…、MOS K−1は、
それぞれ、各メモリセルアレイブロック間に介挿され
る、すなわち、各ブロックのワード線間に介挿されるス
イッチングMOSトランジスタ群であり、それぞれ、複
数のNチャネルMOSトランジスタ(NT1−1、…、
NT1−M)、…、(NT K−1−1、…、NT K−
1−M)から成る。各MOSトランジスタ群のゲート
は、それぞれ共通接続されて同一の制御電圧が印加され
る構成となっている。
それぞれ、各メモリセルアレイブロック間に介挿され
る、すなわち、各ブロックのワード線間に介挿されるス
イッチングMOSトランジスタ群であり、それぞれ、複
数のNチャネルMOSトランジスタ(NT1−1、…、
NT1−M)、…、(NT K−1−1、…、NT K−
1−M)から成る。各MOSトランジスタ群のゲート
は、それぞれ共通接続されて同一の制御電圧が印加され
る構成となっている。
【0030】CON1、…、CON K−1は、それぞ
れ、スイッチングMOSトランジスタ群MOS1、…、
MOS K−1の共通接続ゲートに制御電圧G1、…、
G K−1を出力するコンフィギュレーション回路であ
り、それぞれ、レジスタR1、…、R K−1と、該レ
ジスタの記憶内容(”H”または”L”)に応じて、G
NDまたはVXXを選択的に出力するCMOS回路CM
1、…、CM K−1とから成る。
れ、スイッチングMOSトランジスタ群MOS1、…、
MOS K−1の共通接続ゲートに制御電圧G1、…、
G K−1を出力するコンフィギュレーション回路であ
り、それぞれ、レジスタR1、…、R K−1と、該レ
ジスタの記憶内容(”H”または”L”)に応じて、G
NDまたはVXXを選択的に出力するCMOS回路CM
1、…、CM K−1とから成る。
【0031】上記スイッチングMOSトランジスタ群と
コンフィギュレーション回路とが、本発明に於ける特徴
的構成要素である。
コンフィギュレーション回路とが、本発明に於ける特徴
的構成要素である。
【0032】以下、動作について説明する。
【0033】メモリセルアレイブロックBL1中のメモ
リセルM1−11の記憶データを読み出しながら、メモ
リセルアレイブロックBL2のメモリセルM2−22に
書き込みを行う場合を例にとり、読み出しと書き込みの
並行動作を説明する。
リセルM1−11の記憶データを読み出しながら、メモ
リセルアレイブロックBL2のメモリセルM2−22に
書き込みを行う場合を例にとり、読み出しと書き込みの
並行動作を説明する。
【0034】まず、ブロックBL1とブロックBL2と
の間においてワード線を電気的に分離するために、コン
フィギュレーション信号線CSLを介して、レジスタR
1に”H”が、また、レジスタR2〜R K−1に、そ
れぞれ、”L”がセットされる。なお、このコンフィギ
ュレーション動作は、電源投入後にコマンドにより、カ
スタマがセットすることも可能であり、また、フラッシ
ュメモリ・メーカが出荷時に予めセットしておくことも
できる。
の間においてワード線を電気的に分離するために、コン
フィギュレーション信号線CSLを介して、レジスタR
1に”H”が、また、レジスタR2〜R K−1に、そ
れぞれ、”L”がセットされる。なお、このコンフィギ
ュレーション動作は、電源投入後にコマンドにより、カ
スタマがセットすることも可能であり、また、フラッシ
ュメモリ・メーカが出荷時に予めセットしておくことも
できる。
【0035】レジスタR1に”H”がセットされたこと
により、ブロックBL1のワード線W1−1、…、W1
−Mと、ブロックBL2のワード線W2−1、…、W2
−Mとの間にあるMOSトランジスタ群MOS1のゲー
ト制御電圧G1がGNDレベルになり、該MOSトラン
ジスタ群MOS1の各トランジスタNT1−1、…、N
T1−Mが、オフ状態となって、ブロックBL1のワー
ド線W1−1、…、W1−Mと、ブロックBL2のワー
ド線W2−1、…、W2−Mとが、電気的に分離され
る。また、レジスタR2〜R K−1に”L”がセット
されたことにより、他のブロック間のMOSトランジス
タ群MOS2〜MOS K−1のゲート制御電圧G2、
…、G K−1は全てVXXとなり、該MOSトランジ
スタ群の各トランジスタは全てオン状態となり、他のブ
ロック間においては、ワード線は全て電気的に接続され
た状態となる。
により、ブロックBL1のワード線W1−1、…、W1
−Mと、ブロックBL2のワード線W2−1、…、W2
−Mとの間にあるMOSトランジスタ群MOS1のゲー
ト制御電圧G1がGNDレベルになり、該MOSトラン
ジスタ群MOS1の各トランジスタNT1−1、…、N
T1−Mが、オフ状態となって、ブロックBL1のワー
ド線W1−1、…、W1−Mと、ブロックBL2のワー
ド線W2−1、…、W2−Mとが、電気的に分離され
る。また、レジスタR2〜R K−1に”L”がセット
されたことにより、他のブロック間のMOSトランジス
タ群MOS2〜MOS K−1のゲート制御電圧G2、
…、G K−1は全てVXXとなり、該MOSトランジ
スタ群の各トランジスタは全てオン状態となり、他のブ
ロック間においては、ワード線は全て電気的に接続され
た状態となる。
【0036】なお、上記列デコーダYD1、…、YDK
が、選択ビット線を、データバスD−BUS−1とD−
BUS−2の何れに接続するかの制御も、コンフィギュ
レーション回路中のレジスタの記憶内容に基づいて行わ
れており、”H”がセットされているレジスタが、レジ
スタRi(i=1、…、K−1)であるとすると、ブロ
ックBL1からBLiまでの列デコーダは、選択ビット
線をデータバスD−BUS−1に接続し、ブロックBL
i+1からBLKまでの列デコーダは、選択ビット線
をデータバスD−BUS−2に接続する。
が、選択ビット線を、データバスD−BUS−1とD−
BUS−2の何れに接続するかの制御も、コンフィギュ
レーション回路中のレジスタの記憶内容に基づいて行わ
れており、”H”がセットされているレジスタが、レジ
スタRi(i=1、…、K−1)であるとすると、ブロ
ックBL1からBLiまでの列デコーダは、選択ビット
線をデータバスD−BUS−1に接続し、ブロックBL
i+1からBLKまでの列デコーダは、選択ビット線
をデータバスD−BUS−2に接続する。
【0037】メモリセルアレイブロックBL1のメモリ
セルM1−11から読み出しを行うために、制御信号P
/R1を”H”にして、トランジスタN11をオンさ
せ、共通ソースS1をGNDレベルに設定すると共に、
行デコーダXD1からワード線W1−1に5V程度の読
み出し用電圧を印加し、列デコーダYD1を介してデー
タバスD−BUS−1とビット線B1−1を接続し、ビ
ット線B1−1に1V程度の電圧を印加して、その際に
流れる電流の強弱をセンスアンプ回路SA1で増幅する
ことで、読み出しが行われる。この際、ワード線W1−
1に印加した5Vは、MOSトランジスタNT1がオフ
となっていることにより、ワード線W2−1以降に伝わ
ることは無い。
セルM1−11から読み出しを行うために、制御信号P
/R1を”H”にして、トランジスタN11をオンさ
せ、共通ソースS1をGNDレベルに設定すると共に、
行デコーダXD1からワード線W1−1に5V程度の読
み出し用電圧を印加し、列デコーダYD1を介してデー
タバスD−BUS−1とビット線B1−1を接続し、ビ
ット線B1−1に1V程度の電圧を印加して、その際に
流れる電流の強弱をセンスアンプ回路SA1で増幅する
ことで、読み出しが行われる。この際、ワード線W1−
1に印加した5Vは、MOSトランジスタNT1がオフ
となっていることにより、ワード線W2−1以降に伝わ
ることは無い。
【0038】上記読み出し動作と並行して、メモリセル
アレイブロックBL2のメモリセルM2−22に書き込
みを行うために、制御信号P/R2を”H”にして共通
ソースS2をGNDレベルに設定すると共に、行デコー
ダXD2によって、ワード線WK−2に10V程度の書
き込み用高電圧を印加する。コンフィギュレーション回
路のVXXの電圧値は、上記10Vより若干高い12V
程度に設定されている。レジスタR2、…、レジスタR
K−1には、”L”がセットされているので、上記1
2Vは、制御電圧G2〜G K−1に直接現れる。これ
により、メモリセルアレイブロックBL2からBL K
−1までの間にあるスイッチングMOSトランジスタ群
の各トランジスタは全て導通するため、ワード線WK−
2に印加された10Vは、そのまま、ワード線W2−2
に伝達される。なお、ワード線WK−2以外のワード線
WK−1、WK−3、…、WK−Mは、行デコーダXD
2によって、全てGNDレベルとなっているため、メモ
リセルアレイブロックBL2のワード線W2−1、W2
−3、…、W2−Mも全てGNDレベルとなる。このと
き、メモリセルアレイブロックBL1とBL2との間に
あるスイッチングMOSトランジスタ群の制御電圧はG
NDレベルとなっているため、該MOSトランジスタ群
の各トランジスタは全てオフとなっており、メモリセル
アレイブロックBL2のワード線W2−1、…、W2−
Mの電圧が、メモリセルアレイブロックBL1のワード
線に伝わることは無い。次に、制御信号PGEN2を”
H”にすることで、データバスD−BUS−2に高電圧
が印加され、列デコーダYD2を介して、ビット線B2
−2に6V程度の電圧が印加され、メモリセルM2−2
2に書き込みが行われる。メモリセルに正常に書き込ま
れたかどうかをベリファイするために、データバスD−
BUS−2を介して、センスアンプ回路SA2を用いて
読み出しを行う。この読み出しの結果、正常に書き込み
が行われていなかったときは、再書き込みが実行され
る。
アレイブロックBL2のメモリセルM2−22に書き込
みを行うために、制御信号P/R2を”H”にして共通
ソースS2をGNDレベルに設定すると共に、行デコー
ダXD2によって、ワード線WK−2に10V程度の書
き込み用高電圧を印加する。コンフィギュレーション回
路のVXXの電圧値は、上記10Vより若干高い12V
程度に設定されている。レジスタR2、…、レジスタR
K−1には、”L”がセットされているので、上記1
2Vは、制御電圧G2〜G K−1に直接現れる。これ
により、メモリセルアレイブロックBL2からBL K
−1までの間にあるスイッチングMOSトランジスタ群
の各トランジスタは全て導通するため、ワード線WK−
2に印加された10Vは、そのまま、ワード線W2−2
に伝達される。なお、ワード線WK−2以外のワード線
WK−1、WK−3、…、WK−Mは、行デコーダXD
2によって、全てGNDレベルとなっているため、メモ
リセルアレイブロックBL2のワード線W2−1、W2
−3、…、W2−Mも全てGNDレベルとなる。このと
き、メモリセルアレイブロックBL1とBL2との間に
あるスイッチングMOSトランジスタ群の制御電圧はG
NDレベルとなっているため、該MOSトランジスタ群
の各トランジスタは全てオフとなっており、メモリセル
アレイブロックBL2のワード線W2−1、…、W2−
Mの電圧が、メモリセルアレイブロックBL1のワード
線に伝わることは無い。次に、制御信号PGEN2を”
H”にすることで、データバスD−BUS−2に高電圧
が印加され、列デコーダYD2を介して、ビット線B2
−2に6V程度の電圧が印加され、メモリセルM2−2
2に書き込みが行われる。メモリセルに正常に書き込ま
れたかどうかをベリファイするために、データバスD−
BUS−2を介して、センスアンプ回路SA2を用いて
読み出しを行う。この読み出しの結果、正常に書き込み
が行われていなかったときは、再書き込みが実行され
る。
【0039】以上のように、メモリセルアレイブロック
BL1のメモリセルから読み出しを行いつつ、メモリセ
ルアレイブロックBL2のメモリセルに書き込みを行う
ことが可能となる。このように、各メモリセルアレイブ
ロック間にスイッチングMOSトランジスタ群を配置す
ることで、メモリセルアレイブロックBL1とBL2と
を、完全に独立させて、読み出しと書き込みを同時実行
させることができる。なお、読み出しと書き込みを同時
実行させる場合を例にとり、動作説明をしたが、全く同
様に、読み出しと消去、あるいは、書き込みと消去を同
時実行させることも可能である。また、2つのメモリセ
ルアレイブロックへの書き込み動作を同時実行させるこ
とも可能なものである。更に、独立動作させるメモリセ
ルアレイブロックの設定も全く任意であり、例えば、メ
モリセルアレイブロックBL2とBL3とを独立動作さ
せたい場合は、レジスタR2(図示せず)に”H”をセ
ットし、それ以外のレジスタ、すなわち、レジスタR
1、R3、…、R K−1に”L”をセットすればよ
い。この場合、メモリセルアレイブロックBL2とBL
3との間のスイッチングMOSトランジスタ群の各トラ
ンジスタがオフとなり、メモリセルアレイブロックBL
2のワード線W2−1、…、W2−Mと、メモリセルア
レイブロックBL3のワード線W3−1、…、W3−M
間が、電気的に切り離される。
BL1のメモリセルから読み出しを行いつつ、メモリセ
ルアレイブロックBL2のメモリセルに書き込みを行う
ことが可能となる。このように、各メモリセルアレイブ
ロック間にスイッチングMOSトランジスタ群を配置す
ることで、メモリセルアレイブロックBL1とBL2と
を、完全に独立させて、読み出しと書き込みを同時実行
させることができる。なお、読み出しと書き込みを同時
実行させる場合を例にとり、動作説明をしたが、全く同
様に、読み出しと消去、あるいは、書き込みと消去を同
時実行させることも可能である。また、2つのメモリセ
ルアレイブロックへの書き込み動作を同時実行させるこ
とも可能なものである。更に、独立動作させるメモリセ
ルアレイブロックの設定も全く任意であり、例えば、メ
モリセルアレイブロックBL2とBL3とを独立動作さ
せたい場合は、レジスタR2(図示せず)に”H”をセ
ットし、それ以外のレジスタ、すなわち、レジスタR
1、R3、…、R K−1に”L”をセットすればよ
い。この場合、メモリセルアレイブロックBL2とBL
3との間のスイッチングMOSトランジスタ群の各トラ
ンジスタがオフとなり、メモリセルアレイブロックBL
2のワード線W2−1、…、W2−Mと、メモリセルア
レイブロックBL3のワード線W3−1、…、W3−M
間が、電気的に切り離される。
【0040】以上のように、レジスタR1、…、R K
−1にセットするデータによって、独立動作する領域を
任意に設定し、また、その設定を変更することができ、
該独立動作領域間において、読み出し、書き込み、消去
を全く自由に同時実行させることができるものである。
−1にセットするデータによって、独立動作する領域を
任意に設定し、また、その設定を変更することができ、
該独立動作領域間において、読み出し、書き込み、消去
を全く自由に同時実行させることができるものである。
【0041】これにより、1チップ・フラッシュメモリ
中にプログラム記憶部とデータ記憶部を設けることがで
き、更に、その領域設定も全く任意に行うことが可能と
なるものである。
中にプログラム記憶部とデータ記憶部を設けることがで
き、更に、その領域設定も全く任意に行うことが可能と
なるものである。
【0042】以上で、第一の実施形態の説明を終わる。
【0043】次に、本発明の第二の実施形態について説
明する。
明する。
【0044】図2は、本発明の第二の実施形態の回路構
成図である。上記第一の実施形態との相違点は、メモリ
セルアレイブロック間に設けられるスイッチングMOS
トランジスタ群の構成にある。すなわち、上記第一の実
施形態においては、NチャネルMOSトランジスタのみ
により構成していたが、これに加えて、PチャネルMO
Sトランジスタ(PT1−1、…、PT1−M)、…、
(PT K−1−1、…、PT K−1−M)を並列に接
続する構成としている。また、上記の変更に基づき、各
コンフィギュレーション回路CON1、…、CON K
−1に、それぞれ、CMOS回路が更に1段(CM'
1、…、CM'K−1)追加されている。上記第一の実
施形態においては、スイッチングMOSトランジスタ群
をNチャネルMOSトランジスタのみにより構成してい
たため、コンフィギュレーション回路への供給電圧VX
Xを、書き込み時のワード線電圧(10V)より2V程
度高くする必要があったが(閾値電圧低下を防止するた
め)、本実施形態によれば、スイッチングMOSトラン
ジスタ群がCMOS構成となるため、コンフィギュレー
ション回路の供給電圧VXXを、書き込み時のワード線
電圧と同電位にすることができるものである。
成図である。上記第一の実施形態との相違点は、メモリ
セルアレイブロック間に設けられるスイッチングMOS
トランジスタ群の構成にある。すなわち、上記第一の実
施形態においては、NチャネルMOSトランジスタのみ
により構成していたが、これに加えて、PチャネルMO
Sトランジスタ(PT1−1、…、PT1−M)、…、
(PT K−1−1、…、PT K−1−M)を並列に接
続する構成としている。また、上記の変更に基づき、各
コンフィギュレーション回路CON1、…、CON K
−1に、それぞれ、CMOS回路が更に1段(CM'
1、…、CM'K−1)追加されている。上記第一の実
施形態においては、スイッチングMOSトランジスタ群
をNチャネルMOSトランジスタのみにより構成してい
たため、コンフィギュレーション回路への供給電圧VX
Xを、書き込み時のワード線電圧(10V)より2V程
度高くする必要があったが(閾値電圧低下を防止するた
め)、本実施形態によれば、スイッチングMOSトラン
ジスタ群がCMOS構成となるため、コンフィギュレー
ション回路の供給電圧VXXを、書き込み時のワード線
電圧と同電位にすることができるものである。
【0045】次に、本発明の第三の実施形態について説
明する。
明する。
【0046】図3は、本発明の第三の実施形態の回路構
成図である。
成図である。
【0047】本実施形態においては、消去方式として、
ワード線負電圧印加方式を採っている。ワード線負電圧
印加消去方式とは、消去時に、ワード線に印加する電圧
を、通常方式のGNDレベルから負電圧(−10V程
度)としたものである。これにより、メモリトランジス
タのソースに印加する高電圧の電圧値のレベルダウンを
図るものであり、ソース部分に、耐圧向上のための二重
拡散を必要としない等の利点を有する。なお、消去方式
として、ワード線負電圧印加方式を採用したことに伴
い、ワード線も、負電圧消去に適した、グローバル・ワ
ード線(GW1−1、…、GW1−M)、…、(GWK
−1、…、GWK−M)と、ローカル・ワード線(LW
1−1、…、LW1−M)、…、(LWK−1、…、L
WK−M)に別れた構成となっている。また、本実施形
態においては、それぞれ独立に一括消去されるメモリセ
ルアレイブロックのメモリセル数、換言すれば、ビット
線数が、ブロックによって異なっており、図において
は、メモリセルアレイブロックBL1がビット線数N
本、メモリセルアレイブロックBL2がビット線数L
本、…、メモリセルアレイブロックBLKがビット線数
J本の例を示している。一般に、このメモリブロック構
成は、ブートブロックと呼ばれ、図1のような、メモリ
セル数が同一のブロックを並設したものは均等ブロック
と呼ばれている。なお、図3に示すブートブロック構成
を図1の構成(通常消去方式)に於いて用いることも可
能であり、逆に、図1で用いている均等ブロック構成を
図3(ワード線負電圧消去方式)に適用することも可能
である。
ワード線負電圧印加方式を採っている。ワード線負電圧
印加消去方式とは、消去時に、ワード線に印加する電圧
を、通常方式のGNDレベルから負電圧(−10V程
度)としたものである。これにより、メモリトランジス
タのソースに印加する高電圧の電圧値のレベルダウンを
図るものであり、ソース部分に、耐圧向上のための二重
拡散を必要としない等の利点を有する。なお、消去方式
として、ワード線負電圧印加方式を採用したことに伴
い、ワード線も、負電圧消去に適した、グローバル・ワ
ード線(GW1−1、…、GW1−M)、…、(GWK
−1、…、GWK−M)と、ローカル・ワード線(LW
1−1、…、LW1−M)、…、(LWK−1、…、L
WK−M)に別れた構成となっている。また、本実施形
態においては、それぞれ独立に一括消去されるメモリセ
ルアレイブロックのメモリセル数、換言すれば、ビット
線数が、ブロックによって異なっており、図において
は、メモリセルアレイブロックBL1がビット線数N
本、メモリセルアレイブロックBL2がビット線数L
本、…、メモリセルアレイブロックBLKがビット線数
J本の例を示している。一般に、このメモリブロック構
成は、ブートブロックと呼ばれ、図1のような、メモリ
セル数が同一のブロックを並設したものは均等ブロック
と呼ばれている。なお、図3に示すブートブロック構成
を図1の構成(通常消去方式)に於いて用いることも可
能であり、逆に、図1で用いている均等ブロック構成を
図3(ワード線負電圧消去方式)に適用することも可能
である。
【0048】図3においては、消去時に負電圧がワード
線に印加されるため、スイッチングMOSトランジスタ
としてPチャネルMOSトランジスタが用いられている
が、負電圧消去の場合においても、トリプルウェルプロ
セスを用いることが可能であれば、NチャネルMOSト
ランジスタをPウェルの中に作り込むことができ、Pウ
ェルの電位を、P基板とは独立に、所定の負電圧(消去
時のワード線負電圧よりも低い電圧)とすることができ
るため、図1と同様のNチャネルMOSトランジスタか
ら成るスイッチングMOSトランジスタ群、或いは、図
2と同様のCMOS構成のスイッチングMOSトランジ
スタ群を用いることが可能である。
線に印加されるため、スイッチングMOSトランジスタ
としてPチャネルMOSトランジスタが用いられている
が、負電圧消去の場合においても、トリプルウェルプロ
セスを用いることが可能であれば、NチャネルMOSト
ランジスタをPウェルの中に作り込むことができ、Pウ
ェルの電位を、P基板とは独立に、所定の負電圧(消去
時のワード線負電圧よりも低い電圧)とすることができ
るため、図1と同様のNチャネルMOSトランジスタか
ら成るスイッチングMOSトランジスタ群、或いは、図
2と同様のCMOS構成のスイッチングMOSトランジ
スタ群を用いることが可能である。
【0049】以下、動作について説明する。
【0050】メモリセルアレイブロックBL1中のメモ
リセルM1−11から読み出しを行いつつ、メモリセル
アレイブロックBL2を消去する場合を例にとり、読み
出しと消去の並行動作を説明する。
リセルM1−11から読み出しを行いつつ、メモリセル
アレイブロックBL2を消去する場合を例にとり、読み
出しと消去の並行動作を説明する。
【0051】まず、グローバルワード線をブロックBL
1とBL2間において電気的に分離するために、レジス
タR1に”L”を、また、レジスタR2、…、R K−
1に”H”をセットする。
1とBL2間において電気的に分離するために、レジス
タR1に”L”を、また、レジスタR2、…、R K−
1に”H”をセットする。
【0052】負電圧消去方式を採る場合のワード線印加
電圧は以下の通りである。
電圧は以下の通りである。
【0053】・読み出し時:5V、又はGND ・書き込み時:10V、又はGND ・消 去 時:−10V したがって、同時に実行される動作が何れの組み合わせ
の場合においても、グローバルワード線間を、導通又は
分離の何れか一方の状態に確定させるためには、コンフ
ィギュレーション回路への供給電圧VXX及びVNEG
を、例えば、10V及び−12V程度に設定する必要が
ある。かかる電圧の発生回路としては、チャージポンプ
回路等を用いることができる。
の場合においても、グローバルワード線間を、導通又は
分離の何れか一方の状態に確定させるためには、コンフ
ィギュレーション回路への供給電圧VXX及びVNEG
を、例えば、10V及び−12V程度に設定する必要が
ある。かかる電圧の発生回路としては、チャージポンプ
回路等を用いることができる。
【0054】レジスタR1に”L”がセットされたこと
により、ブロックBL1とBL2間のスイッチングMO
Sトランジスタ群MOS1の制御電圧G1はVXX(=
10V)となり、該MOSトランジスタ群のPチャネル
MOSトランジスタPT1−1、…、PT1−Mはすべ
てオフとなる。また、他のレジスタには”H”がセット
されたことにより、ブロックBL2、…、BLK間のス
イッチングMOSトランジスタ群MOS2、…、MOS
K−1のトランジスタはすべてオン状態となる。
により、ブロックBL1とBL2間のスイッチングMO
Sトランジスタ群MOS1の制御電圧G1はVXX(=
10V)となり、該MOSトランジスタ群のPチャネル
MOSトランジスタPT1−1、…、PT1−Mはすべ
てオフとなる。また、他のレジスタには”H”がセット
されたことにより、ブロックBL2、…、BLK間のス
イッチングMOSトランジスタ群MOS2、…、MOS
K−1のトランジスタはすべてオン状態となる。
【0055】まず、メモリセルM1−11を読み出すた
めには、ローカルワード線LW1−1に5V程度の読み
出し用電圧を印加する必要がある。また、ブロックBL
2を消去するためには、ブロックBL2のすべてのロー
カルワード線LW2−1、…、LW2−Mを−10V程
度の負電圧にする必要がある。ローカルワード線LW1
−1を5V程度にするためには、行デコーダXD1によ
り、グローバルワード線GW1−1を5V程度にし、ロ
ーカルワード線LW1−1とグローバルワード線GW1
−1との間にあるPチャネルMOSトランジスタのゲー
ト電圧L1を、−2〜−5V程度の負電圧にする。ロー
カルワード線LW2−1、…、LW2−Mを−10V程
度の負電圧にするためには、行デコーダXD2により、
グローバルワード線GW2−1、…、GW2−Mを同様
に−10V程度の負電圧にし、グローバルワード線GW
2−1、…、GW2−Mとローカルワード線LW2−
1、…、LW2−Mとの間にあるPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲート電圧L2を−10Vよりも若干低い電
圧、例えば−12V程度にする必要がある。なお、他の
ブロックのグローバルワード線とローカルワード線との
間にあるPチャネルMOSトランジスタのゲート電圧L
3、…、LKは、該トランジスタがオフとなる電圧、例
えば10Vに設定されている。上記各ゲート電圧L1、
…、LKの設定の制御は、並行動作をさせるブロックを
特定する情報と、該ブロックに於ける動作が、読み出
し、書き込み及び消去の何れであるかを示す情報とに基
づいて行われる。 以上のように、ワード線負電圧印加
消去方式を採用したフラッシュメモリに於いても、ワー
ド線を電気的に分離することが可能であり、レジスタR
1、…、R K−1にセットするデータによって、独立
動作する領域を任意に設定、変更することができ、該独
立動作領域間において、読み出し、書き込み、消去を全
く自由に同時実行させることができるものである。
めには、ローカルワード線LW1−1に5V程度の読み
出し用電圧を印加する必要がある。また、ブロックBL
2を消去するためには、ブロックBL2のすべてのロー
カルワード線LW2−1、…、LW2−Mを−10V程
度の負電圧にする必要がある。ローカルワード線LW1
−1を5V程度にするためには、行デコーダXD1によ
り、グローバルワード線GW1−1を5V程度にし、ロ
ーカルワード線LW1−1とグローバルワード線GW1
−1との間にあるPチャネルMOSトランジスタのゲー
ト電圧L1を、−2〜−5V程度の負電圧にする。ロー
カルワード線LW2−1、…、LW2−Mを−10V程
度の負電圧にするためには、行デコーダXD2により、
グローバルワード線GW2−1、…、GW2−Mを同様
に−10V程度の負電圧にし、グローバルワード線GW
2−1、…、GW2−Mとローカルワード線LW2−
1、…、LW2−Mとの間にあるPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲート電圧L2を−10Vよりも若干低い電
圧、例えば−12V程度にする必要がある。なお、他の
ブロックのグローバルワード線とローカルワード線との
間にあるPチャネルMOSトランジスタのゲート電圧L
3、…、LKは、該トランジスタがオフとなる電圧、例
えば10Vに設定されている。上記各ゲート電圧L1、
…、LKの設定の制御は、並行動作をさせるブロックを
特定する情報と、該ブロックに於ける動作が、読み出
し、書き込み及び消去の何れであるかを示す情報とに基
づいて行われる。 以上のように、ワード線負電圧印加
消去方式を採用したフラッシュメモリに於いても、ワー
ド線を電気的に分離することが可能であり、レジスタR
1、…、R K−1にセットするデータによって、独立
動作する領域を任意に設定、変更することができ、該独
立動作領域間において、読み出し、書き込み、消去を全
く自由に同時実行させることができるものである。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、各ワード線に、消去ブロック単位に、単純なスイ
ッチング・トランジスタをシリーズに挿入することによ
り、レイアウト面積の増加を極力抑えつつ、読み出し、
書き込み、消去を全く独立して行うことのできるメモリ
ブロックを自由に選択し、変更することができる、極め
て有用な不揮発性半導体記憶装置を実現することができ
るものである。また、本発明によれば、ワード線を電気
的に分離し、ワード線の負荷容量が減少するため、読み
出し速度を上げることができる。例えば、図1におい
て、ブロックBL1を、読み出し専用のプログラム(命
令コード)記憶部、ブロックBL2〜BLKを、書き込
み、消去が行われるデータ記憶部とすれば、行デコーダ
XD1が駆動するワード線の負荷容量が減少するため、
ワード線の遷移速度を上げることができ、プログラム記
憶部の読み出し速度を上げることも可能になる。
れば、各ワード線に、消去ブロック単位に、単純なスイ
ッチング・トランジスタをシリーズに挿入することによ
り、レイアウト面積の増加を極力抑えつつ、読み出し、
書き込み、消去を全く独立して行うことのできるメモリ
ブロックを自由に選択し、変更することができる、極め
て有用な不揮発性半導体記憶装置を実現することができ
るものである。また、本発明によれば、ワード線を電気
的に分離し、ワード線の負荷容量が減少するため、読み
出し速度を上げることができる。例えば、図1におい
て、ブロックBL1を、読み出し専用のプログラム(命
令コード)記憶部、ブロックBL2〜BLKを、書き込
み、消去が行われるデータ記憶部とすれば、行デコーダ
XD1が駆動するワード線の負荷容量が減少するため、
ワード線の遷移速度を上げることができ、プログラム記
憶部の読み出し速度を上げることも可能になる。
【図1】本発明の第一の実施形態の構成図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の構成図である。
【図3】本発明の第三の実施形態の構成図である。
【図4】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成図であ
る。
る。
【図5】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成図であ
る。
る。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成図であ
る。
る。
BL1、… メモリセルアレイブロック W1−1、… ワード線 GW1−1、… グローバルワード線 LW1−1、… ローカルワード線 B1−1、… ビット線 S1、… 共通ソース YD1、… 列デコーダ D−BUS−1 データバス D−BUS−2 データバス SV1、… ソース印加電圧選択出力回路 MOS1、… スイッチングMOSトランジスタ群 XD1、XD2 行デコーダ G1、… ゲート制御電圧 CON1、… コンフィギュレーション回路 R1、… レジスタ CM1、… CMOS回路 CM'1、… CMOS回路
Claims (3)
- 【請求項1】 電気的に情報の書き込み、消去及び読み
出しが可能な不揮発性メモリトランジスタがマトリクス
状に配列され、同一行のトランジスタのコントロールゲ
ートが共通接続されてワード線を構成し、同一列のトラ
ンジスタのドレインが共通接続されてビット線を構成
し、すべてのトランジスタのソースが共通接続されたメ
モリセルアレイブロックであって、入力アドレス信号の
所定部分の信号値に応じて、上記複数のビット線を選択
的にデータバスに接続するビット線選択回路と、上記共
通接続されたソースに、書き込み時、消去時及び読み出
し時の所定印加電圧を選択的に出力するソース印加電圧
選択出力回路とを有する構成のメモリセルアレイブロッ
クを、単一集積回路上に複数個有する不揮発性半導体記
憶装置に於いて、 上記各ブロックの複数のワード線は、各ブロック間に設
けられる複数のスイッチング・トランジスタを介して、
それぞれ、隣接ブロックの対応するワード線に接続さ
れ、 入力アドレス信号の他の所定部分の信号値に応じて所定
のワード線選択信号を出力するワード線選択回路を2個
有し、 上記複数個のブロックの内、所定の2個のブロックの各
ワード線が、それぞれ、対応する上記ワード線選択回路
に接続され、 更に、上記ビット線選択回路が、入力アドレス信号の上
記所定部分の信号値に応じて選択されたビット線を、2
組のデータバスに択一的に接続する構成であることを特
徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記各ブロック間に設けられる複数のス
イッチング・トランジスタのゲートは、各ブロック間毎
に、それぞれ共通接続され、それぞれ、所定のトランジ
スタ・オン電圧またはオフ電圧が印加されることを特徴
とする、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 その記憶内容を変更可能な記憶回路と、
該記憶回路の記憶内容に応じて、上記トランジスタ・オ
ン電圧またはオフ電圧を選択的に出力するトランジスタ
・スイッチング電圧出力回路とを設けて成ることを特徴
とする、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30226996A JPH10144086A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 不揮発性半導体記憶装置 |
US08/947,086 US6081450A (en) | 1996-11-14 | 1997-10-08 | Non-volatile semiconductor memory device in which read, write and erase operations can be simultaneously performed in different memory cell array blocks |
TW086114962A TW355844B (en) | 1996-11-14 | 1997-10-13 | Non-volatile semiconductor memory device |
EP97308480A EP0843316B1 (en) | 1996-11-14 | 1997-10-23 | Non-volatile semiconductor memory device |
DE69726698T DE69726698T2 (de) | 1996-11-14 | 1997-10-23 | Nichtflüchtige Halbleiterspeicheranordnung |
KR1019970063579A KR100287131B1 (ko) | 1996-11-14 | 1997-11-14 | 비휘발성 반도체 기억장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30226996A JPH10144086A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144086A true JPH10144086A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17906986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30226996A Pending JPH10144086A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6081450A (ja) |
EP (1) | EP0843316B1 (ja) |
JP (1) | JPH10144086A (ja) |
KR (1) | KR100287131B1 (ja) |
DE (1) | DE69726698T2 (ja) |
TW (1) | TW355844B (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418061B1 (en) | 1999-05-11 | 2002-07-09 | Fujitsu Limited | Non-volatile semiconductor memory device permitting data-read operation performed during data-write/erase operation |
US6465818B1 (en) | 1999-01-11 | 2002-10-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device capable of performing data writing or erasing operation and data reading operation in parallel |
US6469928B2 (en) | 2000-03-29 | 2002-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Nonvolatile semiconductor memory device with concurrent memory access and data locking |
US6522581B2 (en) | 2000-06-12 | 2003-02-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor storage device |
JP2005322383A (ja) * | 2004-05-04 | 2005-11-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体メモリ装置及びその駆動方法 |
KR100560634B1 (ko) * | 1999-01-13 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 불휘발성 반도체 메모리 장치 |
KR100632330B1 (ko) | 2003-10-10 | 2006-10-11 | 가부시끼가이샤 도시바 | 불휘발성 반도체 기억 장치 |
JP2007128633A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置及びこれを備えた送受信システム |
JP2007157331A (ja) * | 2007-03-16 | 2007-06-21 | Ricoh Co Ltd | 複合化フラッシュメモリ及びそれを搭載した携帯用機器 |
US8687409B2 (en) | 2011-05-31 | 2014-04-01 | Panasonic Corporation | Variable resistance nonvolatile memory device |
US9082515B2 (en) | 2011-05-24 | 2015-07-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Variable resistance nonvolatile memory device and driving method of variable resistance nonvolatile memory device |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6163478A (en) * | 1999-10-19 | 2000-12-19 | Advanced Micro Devices, Inc. | Common flash interface implementation for a simultaneous operation flash memory device |
US6240040B1 (en) * | 2000-03-15 | 2001-05-29 | Advanced Micro Devices, Inc. | Multiple bank simultaneous operation for a flash memory |
US6851026B1 (en) * | 2000-07-28 | 2005-02-01 | Micron Technology, Inc. | Synchronous flash memory with concurrent write and read operation |
KR100368590B1 (ko) * | 2000-04-17 | 2003-01-24 | 삼성전자 주식회사 | 비등분할 메모리 블록을 가진 반도체 메모리 장치 |
US6594194B2 (en) * | 2001-07-11 | 2003-07-15 | Sun Microsystems, Inc. | Memory array with common word line |
US7184307B2 (en) * | 2001-08-28 | 2007-02-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flash memory device capable of preventing program disturbance according to partial programming |
US7177197B2 (en) | 2001-09-17 | 2007-02-13 | Sandisk Corporation | Latched programming of memory and method |
US6741502B1 (en) * | 2001-09-17 | 2004-05-25 | Sandisk Corporation | Background operation for memory cells |
US20050185465A1 (en) * | 2003-03-11 | 2005-08-25 | Fujitsu Limited | Memory device |
US7058754B2 (en) * | 2003-12-22 | 2006-06-06 | Silicon Storage Technology, Inc. | Nonvolatile memory device capable of simultaneous erase and program of different blocks |
US7092288B2 (en) * | 2004-02-04 | 2006-08-15 | Atmel Corporation | Non-volatile memory array with simultaneous write and erase feature |
DE602005010403D1 (de) * | 2005-05-25 | 2008-11-27 | St Microelectronics Srl | Entladeschaltung für einen wortweise löschbaren Flash-Speicher |
EP2394221A4 (en) * | 2009-02-09 | 2012-11-21 | Rambus Inc | NON-VOLATILE MEMORY WITH MULTIPLE LEVELS WITH SYNCHRONIZED CONTROL |
KR102586179B1 (ko) * | 2018-10-04 | 2023-10-10 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 장치 |
CN112634955A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 长鑫存储技术有限公司 | Dram存储器 |
JP2023141465A (ja) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | キオクシア株式会社 | 半導体記憶装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5448517A (en) * | 1987-06-29 | 1995-09-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electrically programmable nonvolatile semiconductor memory device with NAND cell structure |
US5119340A (en) * | 1990-09-26 | 1992-06-02 | Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. | Semiconductor memory having latched repeaters for memory row line selection |
JP3143161B2 (ja) * | 1991-08-29 | 2001-03-07 | 三菱電機株式会社 | 不揮発性半導体メモリ |
US5621690A (en) * | 1995-04-28 | 1997-04-15 | Intel Corporation | Nonvolatile memory blocking architecture and redundancy |
EP0741415A1 (en) * | 1995-05-05 | 1996-11-06 | STMicroelectronics S.r.l. | Flash-EEPROM memory with contactless memory cells |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP30226996A patent/JPH10144086A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-08 US US08/947,086 patent/US6081450A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-13 TW TW086114962A patent/TW355844B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-10-23 EP EP97308480A patent/EP0843316B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-23 DE DE69726698T patent/DE69726698T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-14 KR KR1019970063579A patent/KR100287131B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6465818B1 (en) | 1999-01-11 | 2002-10-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device capable of performing data writing or erasing operation and data reading operation in parallel |
KR100560634B1 (ko) * | 1999-01-13 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 불휘발성 반도체 메모리 장치 |
US6418061B1 (en) | 1999-05-11 | 2002-07-09 | Fujitsu Limited | Non-volatile semiconductor memory device permitting data-read operation performed during data-write/erase operation |
US6469928B2 (en) | 2000-03-29 | 2002-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Nonvolatile semiconductor memory device with concurrent memory access and data locking |
US6522581B2 (en) | 2000-06-12 | 2003-02-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor storage device |
KR100632330B1 (ko) | 2003-10-10 | 2006-10-11 | 가부시끼가이샤 도시바 | 불휘발성 반도체 기억 장치 |
JP2005322383A (ja) * | 2004-05-04 | 2005-11-17 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体メモリ装置及びその駆動方法 |
JP2007128633A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体記憶装置及びこれを備えた送受信システム |
JP2007157331A (ja) * | 2007-03-16 | 2007-06-21 | Ricoh Co Ltd | 複合化フラッシュメモリ及びそれを搭載した携帯用機器 |
US9082515B2 (en) | 2011-05-24 | 2015-07-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Variable resistance nonvolatile memory device and driving method of variable resistance nonvolatile memory device |
US8687409B2 (en) | 2011-05-31 | 2014-04-01 | Panasonic Corporation | Variable resistance nonvolatile memory device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0843316A2 (en) | 1998-05-20 |
EP0843316A3 (en) | 1999-05-19 |
KR100287131B1 (ko) | 2001-04-16 |
US6081450A (en) | 2000-06-27 |
TW355844B (en) | 1999-04-11 |
DE69726698D1 (de) | 2004-01-22 |
DE69726698T2 (de) | 2004-10-07 |
KR19980042858A (ko) | 1998-08-17 |
EP0843316B1 (en) | 2003-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10144086A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
US7212439B2 (en) | NAND flash memory device and method of programming the same | |
KR100392301B1 (ko) | 비휘발성 반도체 기억 장치 | |
US7529126B2 (en) | Nonvolatile memory device and semiconductor device | |
KR100374522B1 (ko) | 메모리 어레이의 면적을 축소할 수 있는 비휘발성 반도체기억 장치 | |
KR100476928B1 (ko) | 비트라인 커플링과 로딩 효과에 대해 안정적인 소스라인을 갖는 플레쉬 메모리 어레이 | |
KR960000345B1 (ko) | Eeprom 및 eeprom 독출 방법 | |
US6023423A (en) | Nonvolatile semiconductor memory device | |
US7286411B2 (en) | Row decoder circuit for use in non-volatile memory device | |
JP2964982B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2004103161A (ja) | 不揮発性半導体メモリ | |
JP2002367378A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JPH0664920B2 (ja) | 不揮発性メモリ | |
JP2003007100A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3544731B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2825217B2 (ja) | フラッシュメモリ | |
KR940005695B1 (ko) | 불휘발성 기억소자의 로우 디코더 회로 | |
JPH02192099A (ja) | 半導体メモリ | |
JP3258956B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ | |
JP4163473B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
KR0172747B1 (ko) | 플래쉬 메모리 장치 | |
JP3362917B2 (ja) | 半導体メモリ装置 | |
JP2000057782A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置とその制御方法 | |
JPH11176182A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JPH0273597A (ja) | Mos型不揮発性半導体メモリ装置 |