JP2000057782A - 不揮発性半導体記憶装置とその制御方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置とその制御方法

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JP2000057782A
JP2000057782A JP10223491A JP22349198A JP2000057782A JP 2000057782 A JP2000057782 A JP 2000057782A JP 10223491 A JP10223491 A JP 10223491A JP 22349198 A JP22349198 A JP 22349198A JP 2000057782 A JP2000057782 A JP 2000057782A
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Katsuichi Kurata
勝一 倉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソース分割なくブロック消去およびビット消
去を可能とすることを目的としている。 【解決手段】 ブロック消去されるメモリセルをM
(i,1)(i=1〜3)としたときに、ドレインを開
放し、消去セルを有するワード線WL1をグランドレベ
ルにし、非消去セルのワード線WLi(i=2〜3)を
高電圧にし、ソース線S0が高電圧にすると、メモリセ
ルM(i,1)(i=1〜3)のみがゲート、ソース間
に電位差を生じて消去動作が実施され、その他のメモリ
セルM(i,j)(i=1〜3,j=2〜3)は、消去
されない。これにより、消去ブロックをソース線で分割
することなく、ブロック消去が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置の中でも電気的にデータ書き換えが可能なフラッ
シュ型EEP−ROMに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フラッシュ型EEP−ROMにお
いては、プログラムのデバッグ用や、開発効率の向上の
ためにブロック消去機能を有するものが望まれている。
【0003】ブロック消去の従来例を説明する。図6は
一般的なフラッシュEEPROMを示す。メモリセルM
(i,j)(i=1〜3,j=1〜3)は、フローティ
ングゲートを有する二重ゲートトランジスタで形成さ
れ、3行3列のマトリックス状にアレー配置されてい
る。
【0004】各メモリセルM(i,j)のコントロール
ゲートはXデコーダ8の出力であるワード線WLi(i
=1〜3)に接続され、前記各メモリセルM(i,j)
のドレインはビット線BLj(j=1〜3)に接続され
ている。
【0005】メモリセルM(i,j)のソースの内のメ
モリセルM(1,j)(j=1〜3)のソースは、ソー
ス制御回路9の出力であるソース線S1,S2のS1に
接続され、その他のメモリセルM(i,j)(i=2〜
3,j=1〜3)のソースは、S2に接続されている。
【0006】前記各ビット線BLj(j=1〜3)は、
YゲートMYj(j=1〜3)のソースにそれぞれ接続
されている。YゲートMYjのゲートは、Yデコーダ2
の出力であるデコード信号線YGi(i=1〜3)に接
続されている。YゲートMYjのドレインは共通に接続
されてセンスアンプ回路4および書込み回路5に接続さ
れている。
【0007】フラッシュEEP−ROMのROMデータ
は、その”1” ”0”に応じて、メモリセルM(i,
j)の閾値電圧:Vtを、例えばROMデータ”1”の
場合は、0ボルト < Vt < 1ボルト、ROMデ
ータ”0”の場合は Vt > 電源電圧のように設定
され、ワード線WLiが”H”レベル(電源電圧)入力
時、ROMデータ”1”の場合はメモリセルM(i,
j)はオンし、またROMデータ”0”の場合はメモリ
セルM(i,j)はオフ状態のままとなる。
【0008】フラッシュEEP−ROMにおいて、メモ
リセルのデータ書き込みと消去動作を用いて説明する。
図7はメモリセルM(i,j)の閾値電圧:Vtを表わ
すものであり、横軸はゲート電圧、縦軸はメモリセルの
ドレイン電流を表わす。
【0009】メモリセルにデータを書き込む際は、例え
ばソースをグランドレベルにしておき、コントロールゲ
ートとドレインに電圧をかけるとフローティングゲート
にエレクトロンのアバランシェ現象が生じてフローティ
ングゲートに電荷が溜まり、メモリセルの閾値電圧:V
tが高くなってソース−ドレイン間を遮断状態にするこ
とができる(図7の書き込み状態)。
【0010】データを消去する際は、例えばコントロー
ルゲートをグランドレベルにしておき、ドレインを開放
し、ソースに電圧をかけると、フローティングゲートに
溜まった電荷がソース側へ抜けていき、メモリセルの閾
値電圧:Vtが低くなって、メモリセルのトランジスタ
をもとの状態に戻すことができる(図7の消去状態)。
【0011】ブロック消去動作をメモリセルM(1,
j)(j=1〜3)に実施する場合の具体的な動作につ
いて説明する。Xデコーダ8によりワード線WLi(1
〜3)をグランドレベルにする。
【0012】Yデコーダ2によりYGj(j=1〜3)
を全てグランドレベルにしてYゲートMYj(j=1〜
3)をOFFし、メモリセルM(1,3)〜(3,3)
のドレインを開放する。
【0013】ソース制御回路9により、ブロックアドレ
ス信号ADBに選択されたメモリセルM(1,j)(j
=1〜3)に接続されるソース線S1が高電圧になり、
非選択ソース線S2はグランドレベルになる。
【0014】以上の動作により、メモリセルM(1,
j)(j=1〜3)のみが消去され、その他のメモリセ
ルM(i,j)(i=2〜3,j=1〜3)は消去され
ずにデータが保持される。
【0015】また、近年、フラッシュ型EEP−ROM
においては、マスクROMの置き換えとしての用途が増
えつつある。データの読み出しの時には、メモリセルの
コントロールゲートには5ボルト、ドレインには1ボル
ト、ソースにはグランドレベルが印加される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロッ
ク消去を可能にするには、ソース線をこの図6に示した
場合にはS1とS2に分割することが必要であり、あら
かじめソース分割された単位での消去しかできない。ま
た、分割ブロックの増加は、レイアウト面積増加を伴
う。
【0017】また、マスクROMの置き換えとしてフラ
ッシュ型EEP−ROMが使用した状況においては、デ
ータ保持寿命が最も大きな問題となる。具体的には、メ
モリセルのコントロールゲートに5ボルト、ドレインに
1ボルト、ソースをグランドレベルにしたデータの読み
出しの時には、消去セルに対しては、ゲート−基盤間の
電位差により、少しずつ書き込みが生じる(ゲートディ
スターブ)。よって、長期間読み出し動作を続けると、
誤ったデータが出力される。
【0018】本発明は上記課題を解決するもので、各メ
モリセルのソース線を分割しなくともブロック消去が可
能でレイアウト面積増加がない不揮発性半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
【0019】また、マスクROMの置き換えとして使用
した状況において長期間読み出し動作を続けてもデータ
保持寿命が良好で正しいデータを出力できる不揮発性半
導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、メモリセルアレーとXデコーダとYデコー
ダと、メモリセル列のドレイン側に直列につながり、Y
デコーダの出力信号で制御されるYゲートを備えたもの
において、Xデコーダを、Xアドレス信号と消去ブロッ
クアドレス信号を入力とし前記メモリセルアレーの行お
よび消去ブロック単位の複数行を選択するよう構成し、
ソース制御回路を、メモリセルアレーの各ソースを共通
に入力しソース電圧を制御するよう構成したことを特徴
とする。
【0021】この本発明によると、各メモリセルのソー
ス線を分割しなくともブロック消去が可能でレイアウト
面積増加がない不揮発性半導体記憶装置を実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】請求項1記載の不揮発性半導体記
憶装置は、電気的にデータの書き換えが可能なメモリセ
ルが行方向および列方向にマトリックス状に配置された
メモリセルアレーと、Xアドレス信号と消去ブロックア
ドレス信号を入力とし前記メモリセルアレーの行および
消去ブロック単位の複数行を選択するXデコーダと、Y
アドレス信号を入力とし前記メモリセルアレーの列を選
択するYデコーダと、メモリセル列のドレイン側に直列
につながり前記Yデコーダの出力信号で制御されるYゲ
ートと、メモリセルアレーの各ソースを共通に入力しソ
ース電圧を制御するソース制御回路とを備え、消去動作
では、Yデコーダによって消去メモリアレイーのドレイ
ンを開放し、Xデコーダによって消去メモリアレイーの
ワード線をローレベル、非消去メモリアレイーのワード
線を高電圧とした状態でソース制御回路によってメモリ
アレイーのソースを高電圧にすることを特徴とする。
【0023】請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項1において、Yゲートのソース側につながり
メモリセルデータの読み出しを行うセンスアンプ回路
と、センスアンプ回路の出力を入力として読み出したデ
ータのラッチを行うよう1行に有するメモリセルと同数
のラッチが可能なラッチ回路と、Yゲートのソース側に
つながり前記ラッチ回路の出力を入力とし、メモリセル
データの書き込みを行う書込み回路を備えたことを特徴
とする。
【0024】請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置の
制御方法は、書き込まれたデータをリフレッシュするに
際し、Xアドレスを固定しYアドレスをインクリメント
して読み出し動作を行いワード線1本分のメモリセルデ
ータをラッチ回路にラッチし、次に消去ブロックアドレ
スを前記ラッチを行ったメモリセルのみ消去するようワ
ード線を選択して前記ラッチを行ったメモリセルのみ消
去し、次にXアドレスを固定し、Yアドレスをインクリ
メントして書き込み動作を行って前記データラッチ回路
にラッチされたデータを前記消去されたメモリセルに書
き込んでデータをリフレッシュすることを特徴とする。
【0025】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図5
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図6と同様の
作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【0026】(実施の形態1)図1と図2は本発明によ
るフラッシュEEP−ROMを示す。従来例を示す図6
と同一部分には同一符号を付け、異なる部分についての
み構成を説明する。
【0027】メモリセルM(i,j)(i=1〜3,j
=1〜3)のソースは、S0に接続され、ソース制御回
路3に接続されている。図2(a)(b)はセンスアン
プ回路4,書込み回路5の具体例を示している。
【0028】書き込み動作は次のように行われる。ここ
ではメモリセルM(1,2)にデータを書き込む場合を
例に挙げて説明する。
【0029】Yデコーダ2によりデコード信号線YG1
を電源電圧,YG2とYG3をグランドレベルにしてY
ゲートMY1をオン,MY2とMY3をオフにする。書
き込みデータとして書込み回路5によりビット線BL1
が電源電圧になる。
【0030】Xデコーダ1によりワード線WL1とWL
3をグランドレベル,WL2を高電圧にする。ソース制
御回路3によりソース線S0をグランドレベルにするこ
とによってメモリセルM(1,2)への書き込みが完了
する。
【0031】読み出し動作は次のように行われる。ここ
ではメモリセルM(1,2)のデータを読み出す場合を
例に挙げて説明する。
【0032】Yデコーダによりデコード信号線YG1を
電源電圧,YG2とYG3をグランドレベルにしてYゲ
ートMY1をオン,MY2とMY3をオフにする。セン
スアンプ回路4によりビット線BL1が約1ボルトにな
る。Xデコーダ1によりワード線WL1とWL3をグラ
ンドレベル,WL2を電源電圧にする。ソース制御回路
によりソース線S0をグランドレベルにすることによっ
てメモリセルM(1,2)の読み出しが完了する。
【0033】消去動作は次のように行われる。従来例の
Xデコーダ8はブロック消去時にワード線WL1,WL
2,WL3をグランドレベルにし、Yデコーダ2はブロ
ック消去時にデコード信号線YG1,YG2,YG3を
全てグランドレベルにし、ソース制御回路9はブロック
消去時にブロックアドレス信号ADBに選択されたソー
ス線S1が高電圧になり、非選択ソース線S2はグラン
ドレベルになったが、この(実施の形態1)では、ワー
ド線WL1,WL2,WL3を管理しているXデコーダ
1は、ブロックアドレス信号ADBによってブロック選
択されたワード線をグランドレベルに設定し、非選択さ
れたワード線を高電圧に設定するよう構成されている。
ソース制御回路3はブロック消去時にソース線S0が高
電圧になる。
【0034】ブロック消去されるメモリセルをM(i,
1)(i=1〜3)とする。まずYデコーダ2により、
YGj(j=1〜3)を全てグランドレベルにしてYゲ
ートMYj(j=1〜3)をOFFし、ドレインを開放
する。次にXデコーダ1により、消去セルを有するワー
ド線WL1をグランドレベルにし、非消去セルのワード
線WLi(i=2〜3)を高電圧にする。次にソース制
御回路3により、ソース線S0が高電圧になる。
【0035】以上の動作により、メモリセルM(i,
1)(i=1〜3)のみがゲート、ソース間に電位差を
生じて消去動作が実施され、その他のメモリセルM
(i,j)(i=1〜3,j=2〜3)は消去されな
い。その際、すでに消去されている非消去セルに書き込
みされないように、非消去セルのワード線WLi(i=
2〜3)は、ソース線S0より低い電圧に設定してお
く。例えば、S0を12ボルト、WLi(i=2〜3)
を6ボルトに設定する。
【0036】これにより、消去ブロックをソース線で分
割することなく、ブロック消去が可能になる。また、ソ
ース線分割のように、あらかじめブロック設定をする必
要がなく、任意のブロックを消去可能である。
【0037】(実施の形態2)図3〜図5は(実施の形
態2)を示す。図3において、図1と同一部分には同一
符号を付け、異なる部分についてのみ構成を説明する。
【0038】ラッチ回路6はワード線1本分のデータラ
ッチができる構成であり、リセット信号RST、センス
アンプ回路4の出力SOUTとラッチ信号LAT、およ
びYアドレスADYを入力とし、ラッチ出力LOUTを
アンド素子7に出力している。アンド素子7はLOUT
と書き込みデータPD0を入力とし、出力PD1を書込
み回路5に入力している。
【0039】図4はラッチ回路6の具体的な構成を示
す。ラッチ回路6には、YゲートMY1〜MY3を制御
するデコード信号線YG1,YG2,YG3に接続され
たYデコーダ2とは別に同じ構造のYデコーダ2aと、
このYデコーダ2aの出力のデコード信号線YG1,Y
G2,YG3に接続されたラッチ10a,10b,10
cで構成されている。図5はタイミングチャートを示
す。
【0040】以上のように構成されたフラッシュEEP
ROMにおいて、ビット消去は次のように行われる。消
去されるビットをM(2,1)とする。
【0041】初期状態でのラッチデータは、全て”1”
である。まず消去されるビットを含むワード線上のメモ
リセルM(i,1)(i=1〜3)の非消去ビットのデ
ータを読み出し、YアドレスADYに応じたラッチ回路
にデータをラッチする。
【0042】すなわち、ラッチデータは消去ビットの
み”1”になり、その他は消去ワード線上のデータと同
じになる。次にYデコーダ2により、YGj(j=1〜
3)を全てグランドレベルにしてYゲートMYj(j=
1〜3)をオフし、ドレインを開放する。次にXデコー
ダ1により、消去ビットを有するワード線WL1をグラ
ンドレベルにし、非消去ビットのワード線WLi(i=
2〜3)を高電圧にする。次にソース制御回路3によ
り、ソース線S0が高電圧にする。
【0043】以上の動作により、メモリセルM(i,
1)(i=1〜3)のみがゲート、ソース間に電位差を
生じて消去動作が実施され、その他のメモリセルM
(i,j)(i=1〜3,j=2〜3)は、消去されな
い。その際、すでに消去されている非消去セルに書き込
みされないように、非消去セルのワード線WLi(i=
2〜3)は、ソース線S0より低い電圧に設定してお
く。例えば、S0を12ボルト、WLi(i=2〜3)
を6ボルトに設定した。
【0044】次に、消去されるビットを含むワード線上
のメモリセルM(i,1)(i=1〜3)に書き込み動
作を行う。このとき、書き込みデータPD0はデータ”
1”に固定し、書き込みデータPD1はラッチデータL
OUTを有効にする。消去ビットはデータが”1”にな
っているので書き込まれず、その他のビットは消去前の
データが再現される。
【0045】最後にリセット信号RSTを入力し、ラッ
チデータを全て”1”にする。以上の動作により、任意
のビットのみ消去することが可能になる。 (実施の形態3)この(実施の形態3)の回路構成は、
図3に示した(実施の形態2)のそれと同じであって、
異なる部分について説明する。
【0046】(実施の形態2)と同様に構成されたフラ
ッシュEEP−ROMにおいて、この(実施の形態3)
ではメモリセルデータのリフレッシュが次のような手順
で実行される。
【0047】まず、ワード線WL1に接続されているメ
モリセルM(i,1)(i=1〜3)をリフレッシュす
る。これは全メモリセルM(i,1)(i=1〜3)の
データを読み出し、YアドレスADYに応じたラッチ回
路6にデータをラッチする。すなわち、ラッチデータ
は、消去ワード線上のデータと同じになる。
【0048】次にYデコーダ2により、YGj(j=1
〜3)を全てグランドレベルにしてYゲートMYj(j
=1〜3)をOFFし、ドレインを開放する。次にXデ
コーダ1により、消去ビットを有するワード線WL1を
グランドレベルにし、非消去ビットのワード線WLi
(i=2〜3)を高電圧にする。
【0049】次にソース制御回路3により、ソース線S
0が高電圧になる。以上の動作により、メモリセルM
(i,1)(i=1〜3)のみがゲート、ソース間に電
位差を生じて消去動作が実施され、その他のメモリセル
M(i,j)(i=1〜3,j=2〜3)は、消去され
ない。その際、すでに消去されている非消去セルに書き
込みされないように、非消去セルのワード線WLi(i
=2〜3)は、ソース線S0より低い電圧に設定してお
く。例えば、S0を12ボルト、WLi(i=2〜3)
を6ボルトに設定しておく。
【0050】次に、消去されるビットを含むワード線上
のメモリセルM(i,1)(i=1〜3)に書き込み動
作を行う。このとき書き込みデータPD0はデータ”
1”に固定し、書き込みデータPD1はラッチデータL
OUTを有効にする。消去されたメモリセルM(i,
1)(i=1〜3)のデータは、消去前のデータが再現
される。最後にリセット信号RSTを入力し、ラッチデ
ータを全て”1”にする。以上の動作を全ワード線WL
i(i=1〜3)に対して実施すれば、、メモリセルデ
ータのリフレッシュが可能になる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体不揮発性半
導体記憶装置は、電気的にデータの書き換えが可能なメ
モリセルが行方向(X)および列方向(Y)にマトリッ
クス状に配置されたメモリセルアレーと、Xアドレス信
号と消去ブロックアドレス信号を入力とし前記メモリセ
ルアレーの行および消去ブロック単位の複数行を選択す
るXデコーダと、Yアドレス信号を入力とし前記メモリ
セルアレーの列を選択するYデコーダと、メモリセル列
のドレイン側に直列につながり前記Yデコーダの出力信
号で制御されるYゲートと、メモリセルアレーの各ソー
スを共通に入力しソース電圧を制御するソース制御回路
とを備えたため、Yデコーダによって消去メモリアレイ
ーのドレインを開放し、Xデコーダによって消去メモリ
アレイーのワード線をローレベル、非消去メモリアレイ
ーのワード線を高電圧とした状態でソース制御回路によ
ってメモリアレイーのソースを高電圧にすることによっ
て、ブロック分割なしにブロック消去および、ビット消
去が可能になり、レイアウト面積増加もない良好な記憶
装置を実現できる。
【0052】また、Yゲートのソース側につながりメモ
リセルデータの読み出しを行うセンスアンプ回路と、セ
ンスアンプ回路の出力を入力として読み出したデータの
ラッチを行うよう1行に有するメモリセルと同数のラッ
チが可能なラッチ回路と、Yゲートのソース側につなが
り前記ラッチ回路の出力を入力とし、メモリセルデータ
の書き込みを行う書込み回路とを追加した回路構成とす
ることによって、メモリセルデータのリフレッシュが可
能で、マスクROMの置き換えとして使用した状況にお
いて長期間読み出し動作を続けてもデータ保持寿命が良
好で正しいデータを出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)におけるフラッシュ
EEP−ROMの回路図
【図2】同実施の形態のセンスアンプと書込み回路の構
成図
【図3】本発明の(実施の形態2)におけるフラッシュ
EEP−ROMの回路図
【図4】同実施の形態のラッチ回路の構成図
【図5】同実施の形態のタイミング図
【図6】従来のフラッシュEEP−ROMの回路図
【図7】同従来例の書き込み、消去におけるメモリセル
の状態を示す説明図
【符号の説明】
1 Xデコーダ 2 Yデコーダ 2a Yデコーダ 3 ソース制御回路 4 センスアンプ回路 5 書込み回路 6 ラッチ回路 M(1,1)〜M(3,3) メモリセルアレー X 行方向 Y 列方向 ADB 消去ブロックアドレス信号 ADX Xアドレス信号 ADY Yアドレス信号 MY1〜MY3 Yゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にデータの書き換えが可能なメモ
    リセルが行方向(X)および列方向(Y)にマトリック
    ス状に配置されたメモリセルアレーM(i,j)と、 Xアドレス信号(ADX)と消去ブロックアドレス信号
    (ADB)を入力とし前記メモリセルアレーの行および
    消去ブロック単位の複数行を選択するXデコーダ(1)
    と、 Yアドレス信号(ADY)を入力とし前記メモリセルア
    レーの列を選択するYデコーダ(2)と、 メモリセル列のドレイン側に直列につながり前記Yデコ
    ーダの出力信号で制御されるYゲート(MY1〜MY
    j)と、 メモリセルアレーの各ソースを共通に入力しソース電圧
    を制御するソース制御回路(3)とを備え、 書き込み動作では、Xデコーダ(1)とYデコーダ
    (2)によって書き込みメモリアレイーを選択するとと
    もに書き込みメモリアレイーのソースをソース制御回路
    (3)によってローレベルにした状態で書き込みメモリ
    アレイーのドレインにハイレベルを印加してデータを書
    き込み、 読み出し動作では、Xデコーダ(1)とYデコーダ
    (2)によって読み出しメモリアレイーを選択するとと
    もに読み出しメモリアレイーのソースをソース制御回路
    (3)によってローレベルにした状態で読み出しメモリ
    アレイーのドレインのレベルをデータとして読み出し、 消去動作では、Yデコーダ(2)によって消去メモリア
    レイーのドレインを開放し、Xデコーダ(1)によって
    消去メモリアレイーのワード線をローレベル、非消去メ
    モリアレイーのワード線を高電圧とした状態でソース制
    御回路(3)によってメモリアレイーのソースを高電圧
    にする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 Yゲートのソース側につながりメモリセ
    ルデータの読み出しを行うセンスアンプ回路(4)と、 センスアンプ回路の出力を入力として読み出したデータ
    のラッチを行うよう1行に有するメモリセルと同数のラ
    ッチが可能なラッチ回路(6)と、 Yゲートのソース側につながり前記ラッチ回路の出力を
    入力とし、メモリセルデータの書き込みを行う書込み回
    路(5)とを備えた請求項1記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装
    置に書き込まれたデータをリフレッシュするに際し、 Xアドレスを固定しYアドレスをインクリメントして読
    み出し動作を行いワード線1本分のメモリセルデータを
    ラッチ回路にラッチし、 次に消去ブロックアドレスを前記ラッチを行ったメモリ
    セルのみ消去するようワード線を選択して前記ラッチを
    行ったメモリセルのみ消去し、 次にXアドレスを固定し、Yアドレスをインクリメント
    して書き込み動作を行って前記データラッチ回路にラッ
    チされたデータを前記消去されたメモリセルに書き込ん
    でデータをリフレッシュする不揮発性半導体記憶装置の
    制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006172707A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Samsung Electronics Co Ltd Norフラッシュメモリ装置及びそれのシリアルセンシング方法
US10878927B2 (en) 2018-06-05 2020-12-29 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Non-volatile semiconductor memory device and method for reprogramming thereof

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