JP2003510429A - ポリエチレン成形材料、及びその製造方法並びにその使用方法 - Google Patents

ポリエチレン成形材料、及びその製造方法並びにその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 ESCR/剛性関係及び膨潤率が改良されたポリエチレン成形材料、及びその製造方法並びにその使用方法を提供する。本発明は全体密度が0.940g/cm以上で、MFI190/5が0.01〜10dg/分の範囲にある多モード分子量分布を有するポリエチレン成形材料に関する。本発明の成形材料は、30〜60質量%の、40〜150cm/gの粘度数VNを有する低分子量エチレン単独重合体A、30〜65質量%の、150〜800cm/gの粘度数VNを有する、エチレンと炭素原子数4〜10の別のオレフィンとからなる高分子量共重合体B、及び1〜30質量%の、900〜3000cm/gの粘度数VNを有する、超高分子量エチレン重合体又は共重合体Cを含む。本発明は、さらに成形材料の3工程製造法、中空体へのその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ESCR/剛性関係及び膨潤率が改良された、多峰分子量分布を有
するポリエチレン成形材料、及びチグラー触媒と助触媒からなる触媒組成物の存
在下に、連続液相重合から構成される多段階反応順序によりこの成形材料を製造
する方法、並びにこの成形材料から押出吹き込み成形により製造された中空品に
関する。
【0002】 ポリエチレンは、成形品及び容器の製造に広く使用されている。これは、ポリ
エチレンが、低い固有質量を有するが、それにも拘わらず機械強度が高く、大気
酸素と組み合わされた時の湿気、水に対する耐腐食性に優れ、絶対的な耐長期間
信頼性を有する材料であるためであり、またポリエチレンは良好な耐化学薬品性
を有するるためである。特に、ボトル、キャニスター(缶)及び自動車の燃料タ
ンクに容易に加工することができる。
【0003】 EP−A−603935には、2モード(双峰)分子量分布を有するポリエチ
レンを基礎とする成形材料が既に記載されており、さらに、とりわけパイプの製
造に好適であることも述べられている。
【0004】 一様な、より幅広い分子量分布を有する原材料は、米国特許番号533858
9に記載されており、そしてWO91/18934に開示されている、マグネシ
ウムアルコキシドをゲル懸濁液の形で使用する高活性触媒、を用いて製造される
。驚くべきことに、この材料を成形体、特にパイプに使用することにより、一方
において、部分結晶性熱可塑性樹脂で通常矛盾する剛性及びクリープ傾向の特性
を同時に改良することを容易にし、他方で耐応力亀裂性及び靭性の同時改良を容
易にする。
【0005】 公知の2モード生成物は、特に、顕著な応力亀裂/剛性比と同時に良好な加工
性に特徴を有する。この特性の組み合わせは、プラスチックからの中空品、例え
ばボトル、キャニスター及び自動車の燃料タンク、の製造に特に重要である。し
かしながら、この特性の組み合わせに加えて、プラスチックの中空品の製造には
、溶融プラスチックの可能な最高の膨潤率が必要である。なぜなら膨潤率は、直
接、押出吹き込み成形の工業生産における、壁厚制御、溶接ラインの形成及び溶
接特性の最適設定を可能にする要因となるからである。
【0006】 高膨潤率を有するプラスチックを、いわゆるフィリップス(Philliops)触媒、
即ちクロム化合物を基礎とする重合触媒を用いて良好に製造することができるこ
とが知られている。しかしながら、このようにして製造されたプラスチックは、
2モード分子量分布の公知のプラスチックに比較して、好ましくない応力亀裂/
剛性比を有する。
【0007】 EP−A−0797599は、2モード分子量分布のポリエチレンさえ連続気
相及び液相重合で与える方法を開示している。このポリエチレンは、押出吹き込
み成形プラントに於いて中空品の製造に極めて好適であるけれども、溶融プラス
チックの膨潤率が未だあまりにも低いために、その加工挙動のさらなる改良が必
要である。
【0008】 本発明の目的は、全ての公知の材料に比較して、さらに良好な耐応力亀裂に対
する剛性の比を達成することができ、そして更に高い膨潤率を有し、押出吹き込
み成形法による中空品の製造において、最適壁厚制御を可能にするのみならず、
同時に優れた溶接ライン形成及び壁厚分布を容易にする、ポリエチレン成形材料
を開発することにある。
【0009】 上記目的は、冒頭に述べた一般タイプの成形材料、即ち、その特徴は、 30〜60質量%の低分子量エチレン単独重合体A、 65〜30質量%の、エチレンと炭素原子数4〜10の他のオレフィンとから
なる高分子量共重合体B、及び 1〜30質量%の、超高分子量単独エチレン重合体又は共重合体C を含むもの(全ての百分率は成形材料総質量に対するものである)と見なされる
ものによって達成される。
【0010】 さらに、本発明はまた、段階的に行われる懸濁重合(カスケード懸濁重合)に
おいてこの成形材料を製造する方法、及びこの成形材料から得られる、優れた機
械強度特性を有する中空体に関する。
【0011】 本発明のポリエチレン成形材料は、23℃の温度における密度が0.940g
/cm以上で、広い3モード分子量分布を有する。高分子量エチレン共重合体
Bは、炭素原子数4〜10の他のオレフィン単位を5%以下の小割合で含んでい
る。この種のコモノマーの例としては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−オクテン又は4−メチル−1−ペンテンを挙げることができる。超高分
子量エチレン単独重合体又は共重合体Cは、随意、上述の1種以上のコモノマー
を0〜10質量%の量で含むことができる。
【0012】 本発明の成形材料は、さらにISO1133に従うMFI190/5として表
されるメルト・フロー・インデックスとして、0.01から10dg/分の範囲
、及びISO/R1191に従いデカリン中135℃にて測定される粘度数VN tot として、190〜700cm/gの範囲、好ましくは250〜500c
/gの範囲を有する。
【0013】 3モード性(trimodality)は、連続重合工程で形成される重合体のISO/R
1191に従い測定される粘度数VNを用いて、三個の個々の分子量分布の中心
位置の程度として記載することができる。個々の重合工程で形成される重合体の
下記のバンド幅を、ここでは考慮すべきである: 第1重合工程後に形成される低分子量ポリエチレンのVNは、低分子量ポリ
エチレンAの粘度数VNと一致し、本発明に従い40〜180cm/gの範
囲にある。
【0014】 第2重合工程で形成された相対的高分子量ポリエチレンBのVNは、下記の
数式:
【0015】
【数1】
【0016】 [但し、wが、最初の2つの工程で形成される2モード分子量分布を有するポ
リエチレンの合計量に対する、第1重合工程で形成される低分子量ポリエチレン
の割合(質量%)を表し、そしてVNが、第2重合工程後の重合体について測
定された粘度数を表す。] から計算することができる。VNの計算値は、通常150〜800m/gの
範囲にある。
【0017】 第3重合工程で形成された超高分子量重合体又は共重合体CのVNは、下記
の数式:
【0018】
【数2】
【0019】 [但し、wが、全3工程で形成される3モード分子量分布を有するポリエチレ
ンの合計量に対する、最初の2つの工程で形成される2モード分子量分布を有す
るポリエチレンの割合(質量%)を表し、そしてVNが、第3重合工程後の重
合体について測定された粘度数を表し、前述のVNtotと一致する。] から計算することができる。VNの計算値は、本発明に従い、900〜300
0m/gの範囲にある。
【0020】 ポリエチレンは、20〜120℃の温度、2〜60バールの圧力において、遷
移金属化合物と有機アルミニウム化合物とから構成されるチーグラー触媒の存在
下に、懸濁状態のモノマーの重合により得られる。重合は、3工程、即ち3連続
工程で行われ、ポリエチレンの分子量は計量導入される水素により各工程で調節
される。
【0021】 重合触媒の長期間活性度(これは前記の段階的に行われる手順に於いて必要で
ある)は、特別に開発されたチグラー触媒により保証される。この触媒の適性の
程度は、1〜8時間の長期間一定に維持される、極めて高い水素の応答及びその
高い活性度に対応する。このように好適な触媒の特定の例としては、マグネシウ
ムアルコキシドと、チタン、ジルコニウム又はバナジウム等の遷移金属化合物と
の反応による生成物(EP−A−0532551、EP−A−0068257及
びEP−A−0401776で引用されている)及び元素周期表第I、II又はII
Iの金属の有機金属化合物を挙げることができる。
【0022】 ポリエチレンを除いて、本発明のポリエチレン成形材料は、他の添加剤も含む
ことができる。この種の添加剤は、例えば熱安定剤、酸化防止剤、UV吸収剤、
光安定剤、金属失活剤、過酸化物−破壊化合物、基礎補助安定剤を、0〜10質
量%、好ましくは0〜5質量%で使用することができるが、またフィラー、強化
剤、可塑剤、滑剤、乳化剤、顔料、蛍光増白剤、難燃剤、帯電防止剤、発泡剤又
はこれらの組み合わせを、混合物総量に対して合計量で0〜50質量%にて使用
することができる。
【0023】 本発明の成形材料は、中空品、例えば燃料キャニスター、耐化学薬品性容器、
キャニスター、ドラム又はボトルの製造に特に好適であり、製造は、まずポリエ
チレン成形材料を、200〜250℃の温度において押出機内で可塑化させ、そ
の後ダイより吹き込み成形金型に押し出して、その中を冷却することにより行わ
れる。
【0024】 中空品に変換するために、平滑供給部を有する通常の単一スクリュー押出機、
及び微細溝付きバレルと強制搬送供給部とを有する高性能押出機の両方を使用す
ることができる。スクリューは25〜30D(D=直径)の長さの減圧スクリュ
ーとして設計されているのが一般的である。減圧スクリューは、溶融物における
溶融温度の差異が補償され、かつその目的が剪断により生じた緩和応力を放散さ
せることである排出部を有する。
【0025】 [実施例1](本発明に従う) エチレンの重合を、一系統に接続された3基の反応器で、連続法により行った
。チーグラー触媒、充分な量の懸濁媒体、エチレン及び水素を、第一の反応器に
供給した。エチレンと水素の量は、9容量部のエチレン当たり1容量部の水素が
存在するように設定した。
【0026】 触媒はWO91/18934の実施例2に記載のチーグラー触媒を用いた。こ
のチーグラー触媒は、実施例2の中の操作番号2.2の触媒組成を有するもので
あり、元素周期表第I、II又はIII属の金属の有機金属化合物を含む助触媒と共
に添加される。
【0027】 上記触媒は、第1の反応器に助触媒及びトリエチルアミン(モル比で1:10
)と共に連続的に計量導入された。
【0028】 第1反応器の重合を、76℃の温度、0.78MPaにて、ガス空間中67〜
68容量%の水素含有量で、3.3時間行った。
【0029】 第1の反応器で得られた懸濁液を、その後第2反応器に移送し、そこでは水素
の量をガス空間中5容量部に減少させ、そしてCコモノマーの量を5容量部に
増加させてあった。水素量の減少は、暫定的なHの減圧により行った。
【0030】 第2反応器の重合は84℃の温度、0.5MPaの圧力にて54分間行った。
【0031】 第2の反応器で得られた懸濁液を、その後第3反応器に移送し、その移送を第
3反応器のガス空間中水素量を5容量%以下に設定することによる、さらなる暫
定的なHの減圧により行った。
【0032】 第3反応器の重合は47℃の温度、0.23MPa以下の圧力にて30分間行
った。
【0033】 第3反応器から排出された重合体懸濁液は、懸濁液媒体の除去及び乾燥の後、
顆粒化工程に給送した。
【0034】 実施例1に従い製造された、ポリエチレン成形材料に適用される重合体A、B
及びCの粘度数及び割合w、w及びwは、下記の表1に示される。表1に
は、これらのデータと共に、実施例2〜4に従い製造された成形材料の対応する
データも示されている。
【0035】 [実施例2](本発明に従う) 下記を変更して実施例1を繰り返した。
【0036】 第1反応器の重合を、82℃の温度、0.89MPaにて、反応器のガス空間
中68容量%の水素含有量で、2.6時間行った。
【0037】 第1の反応器で得られた懸濁液を、その後第2反応器に移送し、そこでは水素
の量をガス空間中10容量部に減少させ、そしてCコモノマーの量を反応器の
ガス空間中0.7容量部に増加させてあった。水素量の減少は、再び、暫定的な
の減圧により行われた。
【0038】 第2反応器の重合は80℃の温度、0.37MPaの圧力にて66分間行った
【0039】 第2の反応器で得られた懸濁液を、その後第3反応器に移送し、そして第3反
応器のガス空間中水素量を0.6容量%に、Cコモノマーの量を0.8容量%
に設定した。
【0040】 第3反応器の重合は80℃の温度、0.15MPaの圧力にて36分間行った
【0041】 実施例2に従い製造された、ポリエチレン成形材料に適用される重合体A、B
及びCの粘度数及び割合w、w及びwを、下記の表1に示す。表1には、
これらのデータと共に、他の実施例に従い製造された成形材料の対応するデータ
も示されている。
【0042】 [実施例3](本発明に従う) 下記を変更して実施例2を繰り返した。
【0043】 第1反応器の重合を、80℃の温度、0.74MPaにて、反応器のガス空間
中65容量%の水素含有量で、2.1時間行った。
【0044】 第1の反応器で得られた懸濁液を、その後第2反応器に移送し、そこでは水素
の量を反応器のガス空間中4.1容量部に減少させ、そしてCコモノマーの量
を1.1容量部に増加させてあった。水素量の減少は、再び、暫定的なHの減
圧により行われた。
【0045】 第2反応器の重合は80℃の温度、0.24MPaの圧力にて54分間行った
【0046】 第2の反応器で得られた懸濁液を、その後第3反応器に移送し、そして第3反
応器のガス空間中水素量を1.1容量%に、Cコモノマーの量を0.8容量%
に設定した。
【0047】 第3反応器の重合は60℃の温度、0.12MPaの圧力にて30分間行った
【0048】 実施例3に従い製造された、ポリエチレン成形材料に適用される重合体A、B
及びCの粘度数及び割合w、w及びwを、下記の表1に示す。表1には、
これらのデータと共に、他の実施例に従い製造された成形材料の対応するデータ
も示されている。
【0049】 [実施例4](本発明に従う) 下記を変更して実施例3を繰り返した。
【0050】 第1反応器の重合を、80℃の温度、0.82MPaにて、反応器のガス空間
中74容量%の水素含有量で、2.2時間行った。
【0051】 第1の反応器で得られた懸濁液を、その後第2反応器に移送し、そこでは水素
の量を反応器のガス空間中4.0容量部に減少させ、そしてCコモノマーの量
を1.3容量部に増加させてあった。水素量の減少は、再び、暫定的なHの減
圧により行われた。
【0052】 第2反応器の重合は80℃の温度、0.20MPaの圧力にて54分間行った
【0053】 第2の反応器で得られた懸濁液を、その後第3反応器に移送し、そして第3反
応器のガス空間中水素量を1.0容量%に、Cコモノマーの量を1.0容量%
に設定した。
【0054】 第3反応器の重合は60℃の温度、0.08MPaの圧力にて30分間行った
【0055】 実施例4に従い製造された、ポリエチレン成形材料に適用される重合体A、B
及びCの粘度数及び割合w、w及びwを、下記の表1に示す。表1には、
これらのデータと共に、他の実施例に従い製造された成形材料の対応するデータ
も示されている。
【0056】 [比較例](CE) 重合を第2反応工程後に停止したとの相違の外、実施例1を繰り返した。
【0057】 第1反応器の重合を、84℃の温度、0.90MPaにて、反応器のガス空間
中76容量%の水素含有量で、4.2時間行った。
【0058】 第1の反応器で得られた懸濁液を、その後第2反応器に移送し、そこでは水素
の量を反応器のガス空間中3.0容量部に減少させ、そしてCコモノマーの量
を1.9容量部に増加させてあった。水素量の減少は、再び、暫定的なHの減
圧により行われた。
【0059】 第2反応器の重合は83℃の温度、0.21MPaの圧力にて80分間行った
【0060】 これにより、2モード分子量分布を有するポリエチレンが得られ、これはEP
−A−603935の従来技術に対応する。
【0061】
【表1】
【0062】 表1における物理特性の略号は下記の意味を表す: FCM=曲げクリープ弾性率、ISO54852−Z4に従い、N/mm
、1分値として測定される。 SCR=本発明の成形材料の耐応力亀裂性。これは内部測定法で測定される。
この実験室の方法は、M. Fleissner, Kunststoffe 77 (1987) 45頁以下に記載さ
れている。この刊行物は、万能(all-round)ノッチを用いる試験バーについての
クリープ試験におけるゆっくりした亀裂成長の測定と、ISO1167に従う内
部静水圧力下での長期破壊試験における脆性枝との間に関係のあることを示して
いる。欠陥までの時間の短縮は、応力亀裂促進媒体としてのエチレングリコール
中で、80℃の温度及び3.5MPaの引張強度にてノッチ(1.6mm/剃刀
ブレード)により亀裂発生を短縮することによりなされる。サンプルは、厚さ1
0mmの圧縮シートから10×10×90mmの寸法の3枚の試験片を裁断する
ことにより作製する。この試験片に、この目的のために特に作製されたノッチ装
置における剃刀ブレード(Fleissnerの刊行物の図5に示されている)を用いて
、中心に万能ノッチが与えられる。ノッチの深さは1.6mmである。
【0063】 FT=本発明の成形材料の破壊靭性。これは、同様に、サンプルは、厚さ10
mmの圧縮シートを裁断することにより作製された10×10×90mmの寸法
の試験バーについて内部測定法により測定される。測定は、改良された試験片及
び改良された衝撃の配置(支持台間の距離)を用いて、ISO179に従うシャ
ルピー測定法に実質的に従い行われた。全ての試験片は、0℃の測定温度で2〜
3時間にわたっておかれた。試験片を、その後ISO179に従い振り子衝撃試
験器の支持台に遅延無く載置する。支持台間の距離は60mmである。2Jハン
マーの落下を、160°に設定された落下角度、225mmに設定された振り子
長さ及び2.93m/秒に設定された衝撃速度にて、引き起こす(triggered)。
測定値を評価するために、消費された衝撃エネルギーとノッチaFMでの初期断
面積との商(mJ/mm)を計算する。完全な破壊及び蝶番破壊の値のみが、
共通手段の基礎としてここで使用することができる(参照ISO179)。
【0064】 SR=膨潤率、円錐口(角度=15°)を有する2/2丸孔ダイで、剪断速度
1440l/s、温度190℃にて高圧細管レオメータ(流動計)で測定。
【0065】 上記測定値は、本発明の成形材料が、全ての場合において、より優れた強度を
もたらし、また製造中においてより良好な加工性を有することを明確に示してい
る。
【0066】 表2 孔製品試験のために、500mlの丸ボトルを下記の条件下においてBekum BA
E 3上で製造し、下記の結果が得られた:
【0067】
【表2】
【0068】 比較例の成形材料は、過度に薄い接合ラインを形成し、さらに圧力負荷で破裂
するかもしれない弱点を表すVノッチを有することが明瞭に示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 10/02 C08J 5/00 CES 4J128 C08J 5/00 CES B29K 23:00 // B29K 23:00 B29L 22:00 B29L 22:00 B65D 1/00 C A (72)発明者 エンデルレ,ヨハネス−フリードリヒ ドイツ、D−60318、フランクフルト、シ ュポールシュトラーセ、36 (72)発明者 シュープバッハ,ラインハルト ドイツ、D−83346、ベルゲン、ヘルツル ヴェーク、17 Fターム(参考) 3E033 AA01 BA15 CA03 CA06 FA03 4F071 AA15 AA15X AA81 AA82 AA88 AF05 AF14 AF53 BA01 BB06 BC04 4F208 AA04C AG07 AH55 AR06 LA01 LG22 4J002 BB03W BB03Y BB05X GG01 4J011 AA05 JB02 JB03 JB07 JB12 JB14 JB22 JB25 4J128 AA01 AB01 AC02 AC05 BA00A BA01B BB00A BB01B CB63C EB02 EB03 EC01 EC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体密度が0.940g/cm以上で、MFI190/5 が0.01〜10dg/分の範囲にある多モード分子量分布を有するポリエチレ
    ン成形材料であって、 30〜60質量%の、40〜150cm/gの粘度数VNを有する低分子
    量エチレン単独重合体A、 30〜65質量%の、150〜800cm/gの粘度数VNを有する、エ
    チレンと炭素原子数4〜10の他のオレフィンとからなる高分子量共重合体B、
    及び 1〜30質量%の、900〜3000cm/gの粘度数VNを有する、超
    高分子量エチレン単独重合体又は共重合体C を含むことを特徴とするポリエチレン成形材料。
  2. 【請求項2】 100〜300%の膨潤率によって表される、中空体にする
    ための優れた加工性を有することを特徴とする請求項1に記載のポリエチレン成
    形材料。
  3. 【請求項3】 モノマーの重合を、20〜120℃の温度、2〜60バール
    の圧力で、遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物から構成される高活性チー
    グラー触媒の存在下に、懸濁中で行われる請求項1に記載のポリエチレン成形材
    料の製造方法であって、 前記重合を3工程で、且つ各工程で製造されるポリエチレンの分子量を、それ
    ぞれ水素で調節して、行うことを特徴とする製造方法。
  4. 【請求項4】 中空品、例えば燃料タンク、キャニスター、ドラム又はボト
    ルの製造に、請求項1に記載のポリエチレン成形材料を使用する方法であって、
    ポリエチレン成形材料をまず、200〜250℃の温度において押出機内で可塑
    化させ、その後ダイより吹き込み成形金型に押し出して、その中を冷却すること
    を特徴とする使用方法。
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