JP2003507165A - 手持ち式静電スプレー装置用の使い捨てカートリッジ - Google Patents

手持ち式静電スプレー装置用の使い捨てカートリッジ

Info

Publication number
JP2003507165A
JP2003507165A JP2001516671A JP2001516671A JP2003507165A JP 2003507165 A JP2003507165 A JP 2003507165A JP 2001516671 A JP2001516671 A JP 2001516671A JP 2001516671 A JP2001516671 A JP 2001516671A JP 2003507165 A JP2003507165 A JP 2003507165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disposable cartridge
nozzle
electrode
product
insulator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001516671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3857135B2 (ja
Inventor
ベンジャミン ガウ,チント
ファン,チョウ−チ
イブラヒム カン,アユブ
アンドリュー マクラッケン,アイヴァン
ジェイソン ウォラス,エリク
ジェイムズ ピーターソン,ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2003507165A publication Critical patent/JP2003507165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3857135B2 publication Critical patent/JP3857135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/16Arrangements for supplying liquids or other fluent material
    • B05B5/1691Apparatus to be carried on or by a person or with a container fixed to the discharge device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M35/00Devices for applying media, e.g. remedies, on the human body
    • A61M35/003Portable hand-held applicators having means for dispensing or spreading integral media
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/043Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns using induction-charging

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 静電気帯電装置と共に使用される使い捨てカートリッジである。使い捨てカートリッジは、静電スプレーに適した商品の供給源を含む構造を持つタンクと、静電気帯電した商品を分散するような構造と配置を持つノズルと、分散前に商品を静電気により帯電させるように配置された電極とを備える。使い捨てカートリッジは、商品の供給源を静電気電荷から絶縁するための絶縁体も備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の技術分野] 本発明は、静電スプレー装置のカートリッジ、より詳しくは化粧品の静電スプ
レー装置に使用するための使い捨てカートリッジに関する。
【0002】 [発明の背景] 従来、例えばローション、香水、化粧品など、大部分のスキンケア又は美容商
品を塗布する方法の数は限られている。例えば、指を使って、又は塗布パッドを
利用して商品を皮膚に伸ばす、又はこすりつけるユーザーの手で単に塗布されて
いることがほとんどである。このような商品はまた、商品が高圧ガスを利用して
噴霧及びスプレーされるように、ポンプスプレーや加圧エアゾール容器に入れら
れて販売されることが多い。
【0003】 最近になって、スキンケアや美容商品などのパーソナルケア商品を噴霧するた
めの静電スプレー装置が開発された。しかしこのような最近の装置の多くは、依
然として嵩張り、及び/又は台上の装置との外部電気配線を必要とするため、扱
いにくく、使いづらいものである。携帯用の手持ち式静電装置も少数知られてい
るが、これら周知の静電装置では、通常手で圧力を加えて、又は例えばフルオロ
カーボンやクロロフルオロカーボンといった高圧ガスを利用して加圧容器から商
品を分散する必要がある。更に周知の静電スプレー装置の多くでは、別の詰め替
え容器に商品を注入する必要があり、次いで容器がホース又はディップチューブ
によってスプレー装置に接続される。
【0004】 一般的に周知の噴霧方法と装置には、幾つかの欠点が見られる。例えば、これ
らの方法と装置では、商品の所望する目標流量を高い正確度と精密度で達成する
ことが出来ず、噴霧範囲が不均一となって商品が浪費される結果となる。この欠
点は、例えばファンデーションなどの化粧品を噴霧する際には、特に厄介である
。過剰なファンデーションを不均一に噴霧すると、ファンデーションが噴霧され
た皮膚の最終的外観が満足できる魅力的なものではなくなるだけでなく、高価で
あろう化粧品を過剰に浪費する結果となる。例えば、皮膚が全て被覆されると、
素肌の色合いが透けて見えずに、ユーザーはマスクを着けているように感じる。
その結果、周知の噴霧方法と商品では、肌の欠点を適切に隠しながら見栄えが自
然であるとともに長持ちする、完成された「外観」を作り上げるのが困難なこと
が多い。
【0005】 そのうえ、従来の静電スプレー装置の中には、電荷を適切に集中する及び/又
は静電気による電荷から商品供給源を絶縁することができないものがある。二相
ファンデーションなどの二相商品が使用される時には、このような商品の中には
静電気による電荷が商品供給源を含むタンクに移動する時に分離する傾向を持つ
ものがあるので、特に問題である。
【0006】 更に、周知の静電装置の多くは、継続的な商品の詰め替えを必要とする容器又
はタンクを備えるので、このような容器は詰め替えが不便であるだけでなく、汚
れやすくて、ユーザーによるクリーニングとメンテナンスが必要である。詰め替
えにより、容器の残留物によって新しい商品が汚濁する危険が生じる。そのうえ
周知の静電スプレー装置は一般的に、繰り返し再使用されるスプレーノズルを1
本備える。反復的な及び/又は長期にわたる使用の後、この単一のノズルは詰ま
りや汚濁を生じやすく、ユーザーによるメンテナンスとクリーニングが必要であ
る。そのうえ、周知のノズルの多くは導電性材料で製作されるので、ユーザーが
思いがけずノズルに触れて感電することや、装置をアースする結果が生じること
がある。
【0007】 最後に周知の静電スプレー装置では、別々の電極とノズルと絶縁体など、分離
した多数の部品を生産する結果、製造の問題と付加的なコストが発生する。
【0008】 [発明の目的] 本発明の目的は、使用しやすい手持ち式自蔵型静電スプレー装置を製作するこ
とである。
【0009】 本発明の別の目的は、商品の流量が正確でほぼ一定であり、噴霧が均一かつ容
易であるとともに、商品の使用量を節約する静電スプレー装置を製作することで
ある。
【0010】 本発明の別の目的は、静電スプレー装置に使用される使い捨てカートリッジを
提供することであり、使い捨てカートリッジは、静電スプレーに適した商品の供
給源を保持する構造を持ち、使用が簡単かつ便利である。
【0011】 本発明の別の目的は、ファンデーションが肌の欠点を隠しつつ自然に見えると
いった望ましい見栄え、つまり「外観」をファンデーションのユーザーに与える
ように、ほぼ均一に離間した液滴での化粧用ファンデーション商品の噴霧を可能
にする静電スプレー装置を製作することである。
【0012】 本発明の別の目的は、台上の装置との外部電気配線の必要性を無くし使用が容
易な手持ち式の自蔵型静電スプレー装置を製作することである。
【0013】 本発明の別の目的は、思わずノズルに触れたことによる感電事故及び/又は装
置のアースを最小にする非導電性材料から製作されるノズルを備える使い捨てカ
ートリッジを提供することである。
【0014】 本発明の別の目的は、新しいカートリッジがスプレー装置に挿入される毎にノ
ズルが交換されてノズルをクリーニングする必要を本質的に無くすように、カー
トリッジの一部としてスプレーノズルを備える使い捨てカートリッジを提供する
ことである。
【0015】 本発明の別の目的は、静電スプレー装置に別の詰め替え用外部商品供給容器が
必要でないように、静電スプレーに適した商品の供給源を含む、詰め替え式でな
い使い捨てカートリッジを提供することである。
【0016】 本発明の別の目的は、ノズルと絶縁体と電極とが一つの一体部品として製造さ
れる使い捨てカートリッジを設けることにより、製造の問題及び/又はコストを
少なくすることである。
【0017】 本発明の別の目的は、二相商品の分離が最小となるように、静電気電荷を適切
に集中させて商品供給源を絶縁する使い捨てカートリッジを提供することである
【0018】 [発明の概要] これらの目的は、使い捨てカートリッジを備える、手持ち式で自蔵型のバッテ
リ作動式静電スプレー装置として設計された静電スプレー装置により達成される
【0019】 静電スプレー装置は、ユーザーの手で保持される構造のハウジングと、化粧品
などの商品の供給源を含む構造の使い捨てカートリッジと、受容者の肌に商品を
スプレーするためのノズルとを有する。商品を静電気的に帯電させるための電極
は、分散する前に商品を帯電させるように配置される。装置はまた、商品の供給
源から電極を越えて分散点まで商品を移動させるための構造を持つ。ハウジング
内には、装置の電源となる自蔵型電源装置も配置される。
【0020】 静電スプレー装置は、ユーザーの手による保持と操作が容易であるような寸法
と重量で設計されることが望ましい。さらに装置は、商品の供給源や電源など本
質的に全ての必要部品が装置のハウジング内に収容されるように、自蔵型である
ことが望ましい。そのため、かさばって扱いにくいことのある外部の商品供給源
と電源が必要ないことが望ましい。このようにすれば、いかなる場所でも使用で
き、一つの場所から別の場所へユーザーによる持ち運びが容易となり、携帯式の
静電スプレー装置となる。
【0021】 装置のハウジングは、概ねユーザーの手の形状をした輪郭を持つ把持部分を含
む。この把持部分は、商品を自分自身に噴霧する人や、例えば美容室という状況
など別の人に商品を噴霧する人によって装置が容易に使用されるような輪郭を持
つ。
【0022】 少なくとも一つの好適な実施例において、使い捨てカートリッジは、静電気に
よりスプレーされる商品の供給源を含む構造を持つタンクを含む。使い捨てカー
トリッジは、中の商品が空になるとユーザーが静電スプレー装置から取り外して
廃棄するように設計される。次に、商品供給源を詰め替えるため、新しいカート
リッジが装置に挿入される。
【0023】 一実施例において、商品が分散されるノズルは、使い捨てカートリッジの一部
である。ノズルを使い捨てカートリッジの一部とすることにより、カートリッジ
が交換されるたびに新しい清潔なノズルが設けられるため、ノズルの詰まりが少
なくなってユーザーがノズルをクリーニングする必要が少なくなるか、全く無く
なる。商品を帯電させる電極も、使い捨てカートリッジの一部である。
【0024】 使い捨てカートリッジはまた、商品供給源を静電気による電荷から絶縁するた
めの絶縁体を含む。一実施例において、ノズルと電極と絶縁体とが一体となって
単一の一体部品を形成する。この単一部品は例えば2回のショット成形によって
形成される。
【0025】 静電スプレー装置は、毎分1.1〜6.6回転の範囲の速度を持つモータ装置
を備える。静電スプレー装置は、一実施例において、2種類の速度設定を持ち、
例えば毎分約0.05ミリリットル〜毎分約0.3ミリリットルの商品供給速度
が得られる。
【0026】 一実施例において、商品供給源から分散点まで商品を移動させるための装置は
、モータとギヤボックスとを含み、使い捨てカートリッジの作動装置に係合する
駆動体を有する。カートリッジは、ケーシング内に摺動自在に取り付けられて作
動装置に接続されたピストン装置を備え、ピストンは、モータが作動するとケー
シング内の商品を加圧するように構成されているため、ケーシングから電極を越
えてノズルへ、そして静電スプレー装置の外へと商品を移動させる。一実施例に
おいてピストンは、ピストンロッドに接続され、ピストンロッドは約0.016
インチ〜約0.025インチのねじピッチを持つねじ部を有する。
【0027】 [好適な実施形態の詳細な説明] 図1と1Aは、静電スプレー装置の好適な実施例を示す。この実施例において
同装置は、使い捨てカートリッジを備える手持ち式の自蔵型スプレー装置として
設計される。
【0028】 簡単に述べると、図1は、左側ハウジング17あるいは第1ハウジングに固定
されるモータ/ギヤボックス部品14を示す。同部品は、ギヤボックス14bに
接続された精密モータ14aを有することが望ましい。モータ/ギヤボックス部
品14は、機械式手段と接着手段のいずれかにより所定位置に装着される。モー
タ/ギヤボックス部品14の下方には、電源が配置され、例としてバッテリ15
が図示されている。左側ハウジング17には、高圧接点2を介して電極3を充電
するのに使用される高圧電源1と、高圧電源制御回路18も装着されている。図
1にはまた、装置の概ね上部に配置された「オン・オフ」又は作動スイッチ8が
図示され、これに隣接してモータ速度選択スイッチ9が設けられている。使い捨
てカートリッジ31は、カートリッジ31の作動装置11が、モータ/ギヤボッ
クス部品14に取り付けられた駆動体13と係合するように、装置に挿入されて
いる。図示された部品に関するより詳細な説明を以下に記す。図1には、左側ハ
ウジング17に取り付けられた内部部品が図示されているが、内部部品を右側ハ
ウジング20あるいは第2ハウジングに取り付けることも可能である。
【0029】 図2Aと2Bは、本願の装置のハウジングとして考えられる一実施例を示す。
図に示されるように、装置は、それぞれ射出成形される上述の右側ハウジング2
0と左側ハウジング17と、更にキャップ部5とを含む三部品構成のハウジング
を備えている。ハウジングは、内部部品を左側ハウジング17にほぼ垂直に組み
付けらることが容易であるように設計されている。次に、プラスチックで製作さ
れることが望ましい3本のねじ41により、右側ハウジング20が左側ハウジン
グ17に固定される。いったん組み立てられると、二つのハウジング17、20
が一体となって、ユーザーによる使い捨てカートリッジ31の挿入を容易にする
ための挿入溝22を形成する。カートリッジ31が配置されると、キャップ5が
残りのハウジングにスナップ嵌めされる。二つのハウジング17、20には、ノ
ズル4の先端と「オン・オフ」又は作動スイッチ8及び速度選択スイッチ9(図
1参照)のための各開口部40が形成されている。作動スイッチ8又はボタンは
、この作動スイッチ8又はボタンが作動している時を示すLEDインジケータを
含む。例えば、スイッチ8は押し下げにより作動する。更に作動スイッチ8に又
はその付近にアース回路を取り付けることができ、このようにすれば、作動させ
るためにハウジングが把持されるとユーザーがアースされる。
【0030】 キャップ5を残りのハウジングに装嵌するには、最初にキャップ5の円形又は
曲線状のフック23を左側ハウジング17の溝24に約10〜20度の角度で嵌
合させる。次に、弾性スナップ25が内方に撓曲してハウジングの対応する係合
ポスト26を通過するまでキャップ5を下方に回転させてから、最初の位置に戻
す。このスナップとポストの仕組みによって、キャップ5は残りのハウジングに
しっかりと固定される。キャップ5はまた、キャップ5がハウジングに取り付け
られると安全スイッチ7を押圧して装置の作動に必要な電気回路を完成させるよ
うに配置された、垂直リブ上の前面27を備える。安全スイッチ7は、キャップ
5が取り外された時に、電気回路を遮断することにより、ユーザーの感電事故を
防止する。キャップ5が加圧により移動又は摺動するのを本質的に防止するため
、キャップ5が所定位置にスナップ嵌めされると同時にハウジング上の突起29
を押圧するように、この同じ垂直リブ上には後面28が設けられている。更にキ
ャップ5は、装置作動中に使い捨てカートリッジ31を押さえ付ける水平リブ3
0も備えている。
【0031】 ハウジングは、いったん組み立てられると、ユーザーの手で容易に把持できる
ように人間工学的に設計されている。図2Aと2Bに図示された実施例は、手で
把持されるための輪郭を持つ幅狭の中央の把持部分80を備えるほぼ「靴形状」
を呈している。この把持部分は本質的に、装置が中央付近で把持されて親指か人
差し指が作動スイッチ8に好都合かつ快適に位置するように、装置の周囲に延在
している。ハウジングは、装置のユーザーが様々な方法で装置を快適に把持でき
るように設計されていることから、ユーザーは、自分自身、並びに商品の受容者
である別の人のいずれにも商品を塗布できる。そのため本願の静電スプレー装置
は、家庭でも美容院という状況でも容易に使用できる。例を挙げると、装置を把
持する方法の一つは、親指以外の指を下向きにして底部を包み込むように中央部
を把持して、親指で作動スイッチ8を押さえるというものである。この位置であ
ればユーザーは、ユーザー自身や他の人に商品を容易にスプレーできる。自分自
身に塗布するには、ノズル4をユーザーに向け、ユーザーの親指で把持部分80
の底部を包み込むように装置を把持して、親指以外の手を装置の上部に置き、1
本の指で作動ボタン8を押すことができる。装置は軽量でバランスが取れている
ため、このように多様な把持方法が可能である。そのうえ把持部分80は、ユー
ザーの手をノズル4からかなり離れた距離に置く役割を有するため、帯電した商
品が所望部分、つまりアースされた受容者の皮膚でなくユーザーの手に引き寄せ
られることをかなり減少させるか、おそらくは防止する。これを達成するため、
把持部分80がノズル4からかなりの距離に配置されているだけでなく、手でノ
ズル4を塞ぐことを装置の前部によって防止するために装置の底部もくぼんでい
る。
【0032】 図3Aと3Bは、モータ/ギヤボックス部品14(つまりモータ14aとギヤ
ボックス14b)の一実施例と、使い捨てカートリッジ31の一実施例を示す。
図3Aは、図3Bの分解図である。モータ/ギヤボックス部品14は、そのモー
タ14a側端部に、正と負の端子を含む電気接点67を備える。反対側の端部に
は、例えば止めねじ12(図1参照)によりギヤボックス14bのシャフト34
に駆動体13が固定されている。駆動体13は、交換可能な使い捨てカートリッ
ジ31の一部である作動装置11の後部33に設けられた係合リセスに挿嵌可能
な、複数、例えば3本の突出フィンガ32を備える。作動装置11は、ねじ付シ
ャフト21の一端を通過させるための内ねじ37と、カートリッジ31のケーシ
ング又は胴部10の開口端にスナップ嵌めされるスナップビード16とを備える
。ねじ付シャフト21の他端には、ピストン6が装着されている。こうしてねじ
付シャフト21はピストン6を作動装置11に接続できるため、モータ/ギヤボ
ックス部品14による作動装置11の回転を受けて、ピストン6はカートリッジ
31のノズル4に向かってケーシング10の内面を摺動することができる。ピス
トン6のこの動作により、商品がカートリッジ31から排出される。少なくとも
一実施例では、約0.016インチ〜約0.025インチのねじピッチを持つね
じ付シャフト21により、商品の排出が確実に行なわれる。精密モータ14aと
ギヤボックス14bは、約1024:1の減速比と、毎分約1.1〜6.6回転
の範囲の速度を持つ。少なくとも一実施例において、ねじ付シャフト21は、射
出成形により形成される。
【0033】 モータ14aの好適な一実施例は、94010 カリフォルニア州バーリンゲ
ーム(Burlingame)、ミトゥン・ロード(Mitten Road)838のマクソン精密
モータ株式会社(Maxon Precision Motors,Inc.)から市販されている〔マクソ
ン直流モータ(Maxon DC motor)REφ10mm、貴金属ブラシ、1.5ワット
、型番118399;(416)697−9614〕。同様に、ギヤヘッドつま
りギヤボックス14bの好適な実施例も、マクソン精密モータ株式会社から入手
できる〔φ10mm、最大トルク0.1Nm、減速比1024:1、型番110
312〕。
【0034】 この確実な排出の仕組みの結果、装置から受容者へと非常に精密で均一な流量
で商品が排出されるため、商品をほぼ均一に塗布することができる。これは、所
望の結果を達成するのに必要な商品の量を低減させる結果ももたらす。例えば少
なくとも一つの実施例では、1回の噴霧で使用される商品は0.5グラム未満で
よい。更に、速度選択スイッチ9(以下詳述する)により、少なくとも2種類の
一定流量が可能となる。これら流量は、毎分約0.05ミリリットル〜毎分約0
.5ミリリットルであることが望ましい。更に少なくとも一つの実施例では、モ
ータ14aとギヤボックス14bとにより作動装置11に伝達されるトルクは、
カートリッジ31から商品を供給するのに必要な実トルクの約5倍である。この
余分なトルクのため、発生する可能性のある許容できない変化にも関わらず、カ
ートリッジ31から商品が噴霧される間ずっと、又は噴霧される毎に、ほぼ一定
の安定した流量が保証される。
【0035】 説明を続けると、図3Aに見られるように、ケーシング10は、スプレーされ
る商品を収容するための内部商品室つまりタンク38を提供する。少なくとも一
つの実施例では、各使い捨てカートリッジタンク38は、約2又は3ミリリット
ルの商品を収容できる。ピストン6の動作によりタンク38が加圧されるため、
使い捨てカートリッジ31の、作動装置11とは反対側の端部に設けられたノズ
ル4に商品が送出される。本願のカートリッジ31は本質的に、直接駆動モータ
と係合してこれに駆動される新規の注射器の形状であり、開示される排出機構は
、高い正確度と精密度で目標流量を吐出することができる。
【0036】 図3Aのように、電極3はノズル4の付近に設けられる。少なくとも一つの実
施例において、この電極3は、射出成形された炭素繊維40%添加のアクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン(ABS)からなる。この炭素繊維40%添加ア
クリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)は、55987 ミネソタ州
、ウィノーナ(Winona)、イースト・フロント・ストリート(East Front Stree
t)580のアール・ティー・ピー・カンパニー(RTP Company)から市販されて
いる〔RTP 687 アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、
炭素繊維40%PAN補強;(800)433−4787〕。少なくとも一つの
実施例では、炭素繊維は電極を流れる電流の流れ方向に対してほぼ縦方向に配置
される。
【0037】 電極3は二つのプラグシール35を含む、又は形成し、一方はケーシング10
を密封して他方はノズル4を密封する(これらシール35については以下に詳述
する)。電極3はまた、スプレー装置の左側ハウジング17のリセス又はソケッ
トに挿嵌されるように設計された単数又は複数の延出脚部36を備える。延出脚
部36は、使い捨てカートリッジ31が使用中に回転するのを防止する。また、
電極3の延出脚部36は、高圧電源1による電極3の帯電を可能にするため、左
側ハウジング17に配置された高圧接点2と接触している。本発明の少なくとも
一つの実施例では、延出脚部36は(図のように)タブの形状であるが、他の実
施例で延出脚部36は、ケーシング10の外側周囲の環状リム36aの形状とす
ることもできる(図17A〜17D参照)。
【0038】 高圧接点2は、多様な材料、例えば導電性プラスチックや銅などの金属で製作
される。少なくとも一つの実施例において、この高圧接点2は、射出成形による
、炭素繊維40%添加のアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)か
らなる。炭素繊維は、接点における電流の流れ方向に対してほぼ縦方向に配置さ
れる。この炭素繊維40%添加アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(AB
S)は、55987 ミネソタ州、ウィノーナ(Winona)、イースト・フロント
・ストリート(East Front Street)580のアール・ティー・ピー・カンパニ
ー(RTP Company)から市販されている〔RTP 687 アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン(ABS)、炭素繊維40%PAN補強;(800)43
3−4787〕。
【0039】 ノズル4には商品用のオリフィス39が設けられ、これにより商品の流れ方向
が定められる。電極3は、タンク38からオリフィス39に移動してきた商品を
帯電させるように配置されている。帯電した商品がオリフィス39から放出され
ると、帯電流体が分散される際に静電反発により液滴が形成される。
【0040】 図4は、電極3を帯電させるのに使用される高圧電源1の制御回路18(図1
参照)として考えられる一実施例の概略を示す。高圧電源1は、変圧器と高圧ア
センブリと制御回路18とを含む。この制御回路18は、電源1の残り部分から
本質的に独立するように構成されている。この制御装置18は、ピーク間で約2
00ボルトとなるように制御されるACパルス信号を発生させる。この信号は、
変圧器によって約8,000ボルトまで上昇された後、高圧アセンブリでほぼ2
倍となる。回路トポロジーは、フライバック変圧器のものである。この種の回路
を利用して低コストの高圧電源が製作されるが、その基礎となる原理は、インダ
クタで電流方向が切り換えられて高圧パルスが発生した結果生じる誘導スパイク
を利用することである。
【0041】 制御回路18の第2部分は、フライバック変圧器と高圧の整流器/倍電圧器と
を含む。変圧器は、約200ボルトの入力を約8,000ボルトまで上昇させる
。変圧器は例えば、一次コイルとして40回、二次コイルとして2,500回巻
かれたものである。高圧構造は、ダイオードD2、D3を備え、コンデンサC4
は、AC入力電圧をほぼ2倍にして約14KVの出力を発生させる充電ポンプと
して構成されている。
【0042】 少なくとも一つの実施例では、漏電とコロナ放電とを最小にするため、変圧器
と高圧構造とがエポキシで包囲されている。更に少なくとも一つの実施例では、
最終的な電圧出力を調整するため及び準公称バッテリを補うために、抵抗器R3
の代わりに電位差計が使用される。電流出力を制限するために別の抵抗器を追加
することもでき、例えば、電流出力を約10マイクロアンペアに制限するには1
ギガオーム(10億オーム)の抵抗器が使用される。
【0043】 図5及び9は、本願の静電スプレー装置の少なくとも一つの実施例に使用され
る回路の互いに異なった構成を示す回路図である。図の電源15はバッテリであ
る。少なくとも一つの好適な実施例でこの電源は、ユーザーによる交換が可能な
単数又は複数のバッテリ、例えば規格の「9V」バッテリである。この電源の変
形は本発明の範囲に包含され、例えば電源は、ユーザーによる再充電が可能な電
池や、ユーザー以外の業者による再充電が可能なパワーパックや、外部電源(つ
まりライン電源)でもよい。
【0044】 少なくとも一つの実施例において、電源15は、「オン」スイッチ47により
回路の残り部分から分離される。このスイッチ47は、ライン電圧電源に安全性
を付加する可能性があるだけでなく、バッテリなどの自蔵型電源15の使用寿命
を延長させるという利点を提供でき、「オン」スイッチ47が閉じた時のみ、回
路の残り部分に電圧が供給される。スイッチ47の好適な一実施例は、次に作動
するまでその設定を維持するトグル設計である。
【0045】 上述したように、キャップ5がハウジングに載置された時に作動する安全スイ
ッチ7が含まれている(図5と2A参照)。このスイッチ7は、高圧接点2と接
触することにより装置ユーザーの感電事故を防止するように設計されている。こ
のスイッチは、作動しない時には通常の開位置を保ち、作動すると閉回路を形成
する「瞬間」タイプのものであることが望ましい。
【0046】 図5において、使用されるスイッチの種類に応じて、ユーザーにより「オン」
位置に押し下げ又は回転される「オン・オフ」又は作動スイッチ8は、電源回路
を完成させて、駆動モータ14aの枝路と高圧電源1の枝路とパワーオンインジ
ケータ48の枝路とに電力を送る。各枝路は互いに並列である。パワーオンイン
ジケータ48は、可視EM(電磁)スペクトルの緑色範囲の光を発するLEDを
用いることができる。図5に示されるように、このインジケータ48は、商品が
電極3により帯電している及び/又はモータ14aにより供給されていることを
示す役割を果たす。
【0047】 図9には別の回路構成が見られ、インジケータ48は、「オン」スイッチ47
が作動中であることを表示して、作動スイッチ8が作動して回路が完成されると
電力が他の枝路に送られることを示す。図示されたパワーオンインジケータ48
はLEDからなるので、約560オームの電流値が好適であるインピーダンス4
9が電流制限装置として機能する。このインピーダンス49は、独立した部品で
あっても、LEDランプアセンブリに組み込まれていてもよく、また、インピー
ダンスを必要としない別の種類のパワーオンインジケータ48が使用される場合
には、省略してもよい。
【0048】 速度選択スイッチ9により、ユーザーはモータ14aにより商品を供給する際
に「高速」と「低速」から選択することができる。例えば高速では、モータ速度
は約6.6RPM、商品流量は毎分約0.5mlである。例えば低速では、モー
タ速度は約1.1RPM、商品流量は毎分約0.05mlである。
【0049】 電圧調整器19は、モータ14aへの入力電圧を制御する。電圧調整器からの
公称電圧出力は、約3.3ボルトであることが望ましい。高速を達成するため、
速度選択スイッチ9はこの全電圧をモータに直接伝送する。低速を達成するため
、速度選択スイッチは、モータに供給される電圧を望ましくは約2.6ボルトま
で低下させる電圧低下装置50、例えばツェナーダイオードを介して、この電圧
を送る。この速度選択スイッチ9は、多様な形状を持ち、例えばトグル型のスイ
ッチとすることができる。
【0050】 図5に図示された構成では、電流を一方向のみに流すため、整流器ダイオード
51が含まれる。この整流器ダイオード51は、高圧電源へのダメージにより電
圧が間違った方向に流れるのを防止し、更に高圧電源1が間違った方向で駆動モ
ータ14aへ電流を送るのを防止できる。これは電荷を蓄積してから再び回路に
放出して駆動モータ14を逆方向に回転させるコンデンサを高圧電源1が備える
場合に発生する。このような種類の不都合な状況が他の方法で回避されるならば
、整流器ダイオード51は必要ない。
【0051】 高圧電源1からの出力電流は、種々の機構により制限される。例えば、高圧電
源が自身の出力を制限するか、図5及び9のように、電源1の出力と直列に抵抗
器52を配置することも可能である。抵抗器52は1,000,000,000
オーム(1ギガオーム)の値を持つことが望ましい。
【0052】 ユーザーへの静電気ショックを回避し、商品の分散を助長するため、アース接
点53により装置回路とユーザーとの間のアースが設けられる。このアースは、
装置ユーザーに静電ショックを与える結果をもたらすユーザーと装置との間の電
位の上昇を防止することができる。更にこのアースは、ユーザーの顔に帯電粒子
が蓄積した際にユーザーの皮膚上で電荷が増大するのを防止するが、この皮膚上
の帯電粒子は同じ部分に後から塗布される商品をはじく可能性がある。そのため
美容室という状況など、装置のユーザーが商品の受容者ではない時には、受容者
が装置のユーザーと常時、又は時折接触していると好都合である。このアース接
点53は作動スイッチ8に組み込まれる及び/又はかなり近接していることが望
ましく、ユーザーは、同時に自分自身を装置にアースしないと高圧電源を起動さ
せることができない。作動スイッチ8は金属で製作され、及び/又は導電性の接
点又はアース電極は、例えば作動スイッチ8に隣接して配置される。
【0053】 図6は、本願の使い捨てカートリッジ31の一実施例を示す。これらのカート
リッジ31は、複数回スプレーするだけの商品を含み、装置から容易に取り外さ
れ、カートリッジによる商品の供給がほぼ尽くされるか、あるいはもはや必要な
くなった場合にユーザーにより廃棄される。次に、同じ又は別の商品を収容する
新しいカートリッジ31が、ユーザーによって容易に装置へ挿入される。更に本
願のこの種の使い捨てカートリッジ31は、スプレーノズル4を、スプレー装置
の一部ではなくカートリッジ31自体の一部品として備えるという付加的な利点
を持つ。これによりユーザーは、新しいカートリッジ31を装置に取り付けるた
びに清潔で詰まりのない新しいノズル4が得られるため、ユーザーの側で必要な
装置のメンテナンスが少なくなる。しかし、ノズルがカートリッジ31の一部で
はなく装置から独立するか装置の一部であるようにカートリッジ31を設計する
ことも、本発明の少なくとも一つの実施例の範囲に包含される。同様に電極3も
、カートリッジ31の一部でなく装置の一部であるか装置から独立したものとし
て設計できる。更に、カートリッジ31を使い捨てでなく詰め替えできるように
設計することも可能である。
【0054】 図6及び7のように、少なくとも一つの実施例では、ノズル4内に絶縁体60
が設けられる。ノズル4は先端4a(図7参照)を備える。絶縁体60は略円筒
形の形状で、ノズル先端の最も近くに位置する一端は、円錐形先端部61を備え
る。この絶縁体の他端は略円筒部62を備え、二つの端部の間には、より細い円
筒部66が設けられているため、二つの略円筒部62、66の間には環状棚部6
3が形成される。この棚部63において、ほぼ環状の本体部3aを備える電極3
が絶縁体60の外面周囲に位置し、ここから電極の延出脚部36が延出している
。図7のように、若干テーパ状となった絶縁体60の幅広端部62と電極本体部
3aの一部が、使い捨てカートリッジ31のケーシング10のつば部10aに挿
入される。幅広端部62の外面はプラグとして機能し、つば部10aとともにプ
ラグシール62aを形成する。電極3の環状リムは、このリムから延出する二つ
の略環状部とともに二つのプラグシール35として機能し、片側がケーシングつ
ば部10aの一部を密封するプラグシール35を形成し、反対側がノズル4の一
部を密封する第2プラグシール35を形成する。
【0055】 絶縁体60の中央には、非常に細い商品の流経路つまり流路64が延在する。
流路64は、タンク38に最も近い端部に幅広流路部64aを備える。この幅広
流路部64aは、幅広流路部を流路64に接続することにより、商品が幅広流路
部64aから流路64へと通過する際にこの箇所で乱流を発生させることが望ま
しい「縮径」区分64bを備える。流路64は更に、商品の流れを制限する役割
を果たす。絶縁体60には、流路64に対して概ね横向きに、別の流路又は孔6
5が設けられている。孔65は、商品がノズル4から分散される前に孔65を通
過する際に、電極3からの電荷を孔65を介して商品に集中させて、商品を静電
気により帯電させる役割を果たす。孔65は、タンク38の商品供給源よりもノ
ズル4の先端4aにかなり近い距離で、絶縁体60に配置されている。こうして
、つまり流路64内における商品の流れを制限して孔65をノズル先端4a近く
に配置することにより、タンク38の商品供給源へ戻る電極3からの電荷が、最
小となる。
【0056】 少なくとも一つの実施例において、絶縁体60とノズル4とは、19898
デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)、マーケット・ストリート(Market
Street)1007のイー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパ
ニー(E.I.du Pont de Nemours and Company:Dupont)から市販されているデル
リン(Delrin)から製作される〔デルリン 500P(NC010、中粘度汗タ
ール);(800)441−7515〕。ピストン6は、ミシガン州ミッドラン
ド(Midland)のダウ・ケミカル・カンパニー(Dow Chemical Company)〔高密
度ポリエチレン(HDPE)、30460M、フッ素処理済み;800−232
−2436〕から市販されている高密度ポリエチレン(HDPE)、又はフッ素
処理された低密度ポリエチレン(LDPE)など、多様な材料から製作できる。
作動装置11は例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、
又は44114 オハイオ州クリーブランド(Cleveland)、レイクサイド・ア
ベニュー(Lakeside Avenue)1000のフェロ・コーポレーション(Ferro Cor
poration)から市販されているカルシウムが20%添加されたポリプロピレン(
PP)〔カルシウム20%添加ポリプロピレン(PP)、高光沢度、GPP20
YJ3395DK;(216)641−8580〕から製作される。ケーシング
10は、44210 オハイオ州クリーブランド、ウォレンズヴィル・センター
・ロード(Warrensville Center Road)440のビー・ピー・ケミカルズ株式会
社(BP Chemicals,Inc.)から市販されているバレックス(Barex)210〔Ba
rex 210、射出グレ_ード、衝撃変形アクリロニトリル・メチル・アクリ
レート共重合体;(216)586−5847〕により製作される。ハウジング
17、20とキャップ5は、マグナム(Magnum)545 アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン(ABS)から製作されることが望ましく、これは、ミシガ
ン州ミッドランドのダウ・ケミカル・カンパニー(Dow Chemical Company)〔8
00−232−2436〕から購入できる。
【0057】 一実施例において、ノズルと電極と絶縁体とは、例えば2回のショット成形で
形成される一つの一体部品として製作される。成形される第1プラスチック材料
は白色デルリンで、第2プラスチック材料は導電性ABSであることが望ましい
。周知のマルチショット射出成形技術により、1回の連続プロセスで複数の色及
び/又は材料を連続して成形できるという長所が得られるため、処理量が多くな
り、生産及び組立の作業が少なくなる。またマルチショット射出技術の結果、多
様な利点が得られ、例えば機械類、労働力、利益設備などのコストが削減できる
【0058】 使い捨てカートリッジ31の一実施例では、商品供給源と孔65の中心との間
の距離が約0.5インチで、孔65の中心からノズル4の最先端4aまでが約0
.25インチであるため、距離の比は約2:1となる。孔65の中心と絶縁体6
0の円錐部61の最先端との間には、約0.170インチの距離が存在する。
【0059】 図8は、静電スプレー装置の別の実施例の断面図を示し、図1に図示された実
施例と同じ又は類似した部品には、同じ参照番号が付けられている。
【0060】 図10は、図8に示された静電スプレー装置の実施例の外側を示す斜視図であ
る。このハウジングは、前述した実施例よりも滑らかな設計を持つ。この実施例
は、単数又は複数のバッテリ15へのアクセスを容易にする着脱式カバーである
追加ハウジング部品5aを備える。この実施例でカートリッジを挿入するための
キャップ5は、ハウジングの前部に取り付けられ、取外しを助けるための緩めボ
タン77を備える。更に装置の後部には独立したパワーオンインジケータ48が
配置されている。速度選択スイッチ9は3種類の位置、例えば高速、低速、パワ
ーオフ位置を持つ。
【0061】 図11は、モータ電源と高圧電源用の回路構成を含む、静電スプレー装置の少
なくとも一実施例として考えられる別の回路を示す概略図である。
【0062】 図12Aは、絶縁体60として考えられる一実施例の上面図である。図12B
と12Cは、図12Aに図示された実施例の断面図である。この実施例で流路6
4は、約0.03インチの直径を持つ。流路64は約0.020から0.030
インチの直径を持つことが望ましい。ノズル先端4aへ分散される前に電極3か
らの電荷をこの溝78を介して商品に集中させるため、絶縁体60の先端には溝
又は通路78が形成されている。更にこの実施例では、幅広の流路部64aが、
これより広い作動装置60の略円筒形端部62のかなり大部分を占める。図12
Dは、同じ実施例の斜視図である。
【0063】 図13Aは、絶縁体60として考えられる別の実施例を示す上面図、図13B
は断面図である。この実施例で絶縁体60は、孔65を通過する際に電極3から
の電荷を商品に集中させるのに役立つ、前述の孔65を含む。孔65は、好まし
くは直径約0.020〜0.030インチであることができる。
【0064】 図14Aは、上述のように電極3に電荷を与える高圧接点2として考えられる
ものの上面図である。端接触部72は電極3と電気接触して、電気接続部71が
接点2を高圧電源1に接続する。この電気接続部71は例えば、洋鋤(スペード
)接続部の形である。図14Bと14Cは同じ実施例の断面図、図14Dはこの
接点2の実施例の斜視図である。
【0065】 図15は、静電スプレー装置の一実施例の配線を示す概略図である。
【0066】 図16Aと16Bのように、スタンド70を設けることができる。このスタン
ド70は、プラスチック製であることが望ましく、装置のノズル端部が、スタン
ド70の金属インサート(図示せず)を備える受入れ又はネック部73を越えて
基部74に挿入されるように設計されている。この基部74は、表面に載置され
るように設計される。ネック部73は装置の底部エッジ又は表面75の支持体と
なるような構造である。このスタンドは、装置の便利な載置又は保管場所となる
だけでなく、装置及び/又は中の商品に蓄積された残余電荷をスタンドに散逸さ
せることができる。
【0067】 図17Aは、電極3として考えられる別の実施例を示す側面図である。この電
極実施例では、接点又は延出脚部は環状リム又は突起36aの形状である。この
環状接点36aは、ケーシング10の外面を囲繞する構造を持つ。この電極3の
残り部分は、延出脚部36の形状の接点を備える前述した電極実施例とほぼ同じ
又は同様に設計されている。図17B〜17Dは、この電極3の実施例を示す別
の図であり、図17Bは電極3の正面図、図17Cは電極3の上面図、図17D
は電極3の斜視図である。
【0068】 図18Aと18Bは、図8に図示されたのと本質的に同じである本発明の実施
例を示し、図18Bは高圧接点2の端接触部72と電極3の延出脚部36との接
触部分の拡大図である。
【0069】 同様に図19Aは、電極3と高圧接点2との接触部分を示す別の斜視図である
。図19Bは、カートリッジ31から延出して高圧接点2の接触部72と接触す
る延出脚部36を備えるカートリッジ31を示す、この同じ部分の単純化された
図である。
【0070】 本願の装置は、化粧品、香水、医薬品、消臭剤といった多数のパーソナルケア
商品を含む、様々な商品をスプレーするのに使用できる。すなわち本願の装置は
、局所用の商品、特に受容者の皮膚へ化粧用ファンデーション商品を噴霧するの
に適している。
【0071】 好適な化粧品は、液状ファンデーション、より好適なのはここに開示された静
電スプレー装置で受容者の皮膚にスプレーされる多相(乳状)合成物である。こ
の静電スプレーにより、商品の使用量が減って微小な粒子が噴霧され、分離した
点状のファンデーションが表面に付着するという効果が得られる。すなわち、商
品を静電気によって帯電させることにより、各々が本質的に同じ電荷を持つファ
ンデーションの微小な液滴が形成されるのである。これらの液滴は同様の電荷を
持つため、相互に反発して分散し、平均寸法で、望ましくは約150ミクロン未
満、より望ましくは約100ミクロン未満、最も望ましくは約80ミクロン未満
(例えば約30ミクロン未満)の個別の点として、皮膚にスプレーされるのが望
ましい。これらの点は皮膚に付着する際には不連続であることが望ましいため、
皮膚の欠点をごまかして素肌の色合いを表面に出すことができる。更にファンデ
ーション商品は多相の成分を持つファンデーションであるため、商品の相の一つ
が、この相が皮膚に付着する部分では受容者の素肌の色合いが現れるような成分
を有することが可能である。同時に、商品が不連続な点の形状で分散されること
から、皮膚の上で膜状に合体するか膜状に塗布される、非帯電スプレーや手で塗
布される商品など、従来技術と比較して、消費される商品が少量となる。
【0072】 好適である静電スプレー可能な多相の局所的合成物は、本願と共に譲渡され、
同時に提出され、トーマス・E・レーブその他(Thomas E Rabe, et al.)の名
で1999年8月18日に出願された、「絶縁性外部相と導電性内部相とを備え
る静電スプレー可能な局所用合成物(Electrostatically Sprayable Topical Co
mpositions Having Insulating External Phase and Conductive Internal Phas
e)」という名称の米国特許出願第60/149,566号(代理人整理番号第
7730P号)と、「スキンケア用合成物からの不連続膜(Discontinuous Film
s From Skin Care Compositions)」という名称の米国出願番号第60/149
,586号(代理人整理番号第7729P号)と、「肌触りが改善された耐磨耗
性局所用合成物(Wear Resistant Topical Compositions Having Improved Feel
)」という名称の米国特許出願第60/149,585号(代理人整理番号第7
732P号)とに記載されている。他の好適な静電スプレー可能な局所用合成物
は、一緒に譲渡され同時に提出され、上述した7729Pと7732P出願と同
様にトーマス・E・レーブその他の名前で1999年8月18日に出願された、
「安定した静電スプレーが可能な局所用合成物(Stable, Electrostatically Sp
rayable Topical Compositions)」という名称の米国特許出願第60/149,
565号に記載されている。これら各出願の開示内容は、参考としてここに取り
入れられている。
【0073】 商品の静電スプレーに関する他の適当な方法、例、関連の詳細は、全て参考と
してここに取り入れられた以下の米国特許に記載されている。 米国特許第4,549,243号−発行日:1985年10月22日;名称:
「スプレーノズルへ液体を毛管供給する静電スプレー装置(Electrostatic Spra
y Apparatus with Capillary Feed of Liquid to the Spray Nozzle)」 米国特許第4,561,037号−発行日:1985年12月24日;名称:
「静電スプレー(Electrostatic Spraying)」 米国特許第4,663,639号−発行日:1987年12月5日;名称「プ
リンタ(Printer)」 米国特許第5,121,884号−発行日:1999年12月16日;名称「
通常はエアゾールスプレーで分散される物質の分散を使用目的とする静電スプレ
ー装置(Electrostatic Spraying Device, Intended for use in Dispersing Ma
terials Normally Dispersed by Aerosol Sprays)」 米国特許第5,932,011号−発行日:1999年8月3日;名称「危険
状況警告システムを備える静電スプレー装置(Electrostatic Spraying Devices
with Hazardous Condition Warning System)」
【0074】 ここに引用された特許、特許出願、出版物は全て、その全体が記載されたのも
のとして、参考としてここに取り入れられている。
【0075】 発明の趣旨と範囲から逸脱することなくなされた変形や変更が可能であるので
、好適な実施例に関連して上述された発明は、ここに記載された詳細全てに限定
されるものとは解釈されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 静電スプレー装置の一実施例を示す断面図である。
【図1A】 図1に図示されたのと同じ実施例を示す分割正面図である。
【図2A】 キャップが取り外された、図1に図示された実施例の外側を示
す斜視図である。
【図2B】 キャップがハウジングに装着された、図2Aと同じ実施例を示
す図である。
【図3A】 カートリッジとモータ/ギヤボックス部品の一実施例を示す分
解図である。
【図3B】 図3Aに図示されたのと同じ実施例を示す斜視図である。
【図4】 高圧電源の制御回路として考えられる構成を示す概略図である。
【図5】 スプレー装置回路として考えられる構成を示す概略図である。
【図6】 カートリッジの一実施例を示す断面図である。
【図7】 カートリッジの一実施例のノズル端部を示す断面図である。
【図8】 静電スプレー装置の別の実施例を示す断面図である。
【図9】 スプレー装置回路として考えられる別の構成を示す概略図である
【図10】 図8に図示された実施例の外側を示す概略図である。
【図11】 静電スプレー装置の少なくとも一実施例として考えられる回路
構成を示す概略図である。
【図12A】 絶縁体の一実施例を示す上面図である。
【図12B】 図12Aに図示された絶縁体の実施例を示す断面図である。
【図12C】 図12Aに図示された絶縁体の実施例を示す断面図である。
【図12D】 図12Aに図示された絶縁体の実施例を示す斜視図である。
【図13A】 絶縁体の別の実施例を示す上面図である。
【図13B】 図13Aに図示された絶縁体の実施例を示す断面図である。
【図14A】 高圧接点の一実施例を示す上面図である。
【図14B】 図14Aに図示されたのと同じ高圧接点の実施例を示す断面
図である。
【図14C】 図14Aに図示されたのと同じ高圧接点の実施例を示す断面
図である。
【図14D】 図14Aに図示された高圧接点を示す斜視図である。
【図15】 静電スプレー装置の一実施例の配線を示す概略図である。
【図16A】 静電スプレー装置が収容される装置スタンドとして考えられ
る実施例を示す側面図である。
【図16B】 図16Aに図示されたのと同じスタンドと装置を示す斜視図
である。
【図17A】 環状接点を備える電極の別の実施例を示す側面図である。
【図17B】 図17Aに図示された電極の正面図である。
【図17C】 図17Aに図示された電極の上面図である。
【図17D】 図17Aに図示された電極の斜視図である。
【図18A】 図8に図示されたのと本質的に同じ本発明の実施例を示す。
【図18B】 図8に図示されたのと本質的に同じ本発明の実施例を示し、
接点部分の拡大図である。
【図19A】 図18Bに図示されたのと同じ又は同様の接点部分を示す別
の斜視図である。
【図19B】 図19Aに図示されたのと同じ部分を示す簡略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ガウ,チント ベンジャミン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 レジス、コート 2264 (72)発明者 ファン,チョウ−チ アメリカ合衆国オハイオ州、ウエスト、チ ェスター、グレンリッジ、コート 8138 (72)発明者 カン,アユブ イブラヒム アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 バーチバーク 8705 (72)発明者 マクラッケン,アイヴァン アンドリュー アメリカ合衆国ペンシルベニア州、エディ ンボロ、シェチナー、ドライブ 5101 (72)発明者 ウォラス,エリク ジェイソン アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナ チ、マーチン、ルーサー、キング、ドライ ブ 727 (72)発明者 ピーターソン,ロバート ジェイムズ アメリカ合衆国、オハイオ州、ラブラン ド、ベルモント、ロード 6337 Fターム(参考) 4F034 AA10 BA36 BB04 BB13 BB28

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電スプレー装置に使用するための使い捨てカートリッジで
    あって、 商品の前記供給源を収容するタンクと、 前記分散点に配置され且つ商品を分散するためのノズルと、 前記タンクと前記ノズルとの間に配置された流路と を備え、商品が前記流路内を移動する際に静電気により帯電することを特徴と
    する使い捨てカートリッジ。
  2. 【請求項2】 絶縁体をさらに備え、前記流路が前記絶縁体内に配置された
    請求項1に記載の使い捨てカートリッジ。
  3. 【請求項3】 商品を静電気により帯電させるための孔が前記絶縁体内に形
    成された請求項2に記載の使い捨てカートリッジ。
  4. 【請求項4】 電源から電力を受け取って前記孔を介して商品に電力を送る
    ための電極をさらに備えた請求項1に記載の使い捨てカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記電極の一部が前記タンクと前記ノズルとの間に配置され
    た請求項4に記載の使い捨てカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記電極の一部が前記タンクよりも前記ノズルに近接して配
    置された請求項5に記載の使い捨てカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記電極が前記カートリッジの外面から外方に延出する請求
    項4に記載の使い捨てカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記電極が環状接点である請求項4に記載の使い捨てカート
    リッジ。
  9. 【請求項9】 前記電極が導電性プラスチック製である請求項4に記載の使
    い捨てカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記電極が炭素繊維を備えるように製作された請求項4に
    記載の使い捨てカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記電極が前記静電スプレー装置内で前記使い捨てカート
    リッジの位置合わせをする請求項4に記載の使い捨てカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記ノズルが非導電性材料からなる請求項1に記載の使い
    捨てカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記ノズルと前記電極と前記絶縁体とが一体となって単一
    の一体部品を形成する請求項4に記載の使い捨てカートリッジ。
JP2001516671A 1999-08-18 2000-08-17 手持ち式静電スプレー装置用の使い捨てカートリッジ Expired - Lifetime JP3857135B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/377,332 1999-08-18
US09/377,332 US6318647B1 (en) 1999-08-18 1999-08-18 Disposable cartridge for use in a hand-held electrostatic sprayer apparatus
PCT/US2000/022544 WO2001012335A1 (en) 1999-08-18 2000-08-17 Disposable cartridge for use in a hand-held electrostatic sprayer apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003507165A true JP2003507165A (ja) 2003-02-25
JP3857135B2 JP3857135B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=23488686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001516671A Expired - Lifetime JP3857135B2 (ja) 1999-08-18 2000-08-17 手持ち式静電スプレー装置用の使い捨てカートリッジ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6318647B1 (ja)
EP (1) EP1202813B1 (ja)
JP (1) JP3857135B2 (ja)
KR (1) KR100484360B1 (ja)
CN (1) CN1165380C (ja)
AT (1) ATE297256T1 (ja)
AU (1) AU6779800A (ja)
CA (1) CA2381085A1 (ja)
DE (1) DE60020713T2 (ja)
ES (1) ES2243295T3 (ja)
WO (1) WO2001012335A1 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094506A (ja) * 2004-09-20 2006-04-06 Samsung Electronics Co Ltd 香水噴射装置が備えられた携帯電話
JP2017210487A (ja) * 2015-10-19 2017-11-30 花王株式会社 被膜の製造方法
JP2018024681A (ja) * 2015-10-19 2018-02-15 花王株式会社 被膜の製造方法
WO2018097202A1 (ja) 2016-11-22 2018-05-31 花王株式会社 化粧料用被膜の製造方法
WO2018194083A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 化粧被膜の製造方法
WO2018194087A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 紫外線防御被膜の製造方法
WO2018194132A1 (ja) * 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
WO2018194084A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
WO2018194130A1 (ja) 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜形成用組成物
JPWO2018194143A1 (ja) * 2017-04-19 2019-06-27 花王株式会社 被膜の製造方法及び静電スプレー装置
WO2019156146A1 (ja) 2018-02-08 2019-08-15 花王株式会社 被膜形成用組成物
KR20190137096A (ko) 2017-04-18 2019-12-10 카오카부시키가이샤 자외선 방어 피막의 제조 방법
WO2020032151A1 (ja) 2018-08-09 2020-02-13 花王株式会社 被膜の製造方法
WO2020080449A1 (ja) 2018-10-17 2020-04-23 花王株式会社 被膜の製造方法
JP2021503567A (ja) * 2017-11-21 2021-02-12 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法
WO2022124388A1 (ja) 2020-12-11 2022-06-16 花王株式会社 被膜形成用組成物
US11583487B2 (en) 2018-08-09 2023-02-21 Kao Corporation Method for producing coating
JP7430178B2 (ja) 2018-10-17 2024-02-09 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682004B2 (en) * 1999-08-18 2004-01-27 The Procter & Gamble Company Electrostatic spray device
AU2003215393A1 (en) * 2002-02-25 2003-09-09 The Procter And Gamble Company Electrostatic spray device
ATE453316T1 (de) 2002-10-25 2010-01-15 Battelle Memorial Institute Verfahren zur nichttherapeutischen behandlung von nichtmenschlichen tieren
US7849850B2 (en) * 2003-02-28 2010-12-14 Battelle Memorial Institute Nozzle for handheld pulmonary aerosol delivery device
WO2005075090A1 (en) * 2004-02-09 2005-08-18 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic spraying device
WO2005075093A1 (en) * 2004-02-09 2005-08-18 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrostatic spraying device
JP4415014B2 (ja) * 2004-02-09 2010-02-17 パナソニック電工株式会社 静電噴霧装置
US7841549B2 (en) * 2004-02-09 2010-11-30 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Electrostatic spraying device
US7774894B2 (en) * 2005-10-11 2010-08-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Micro powered floor cleaning device
US7661562B2 (en) * 2005-10-11 2010-02-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Micro powered dispensing device
US7732737B2 (en) * 2005-10-11 2010-06-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Micro powered warming container
US7665460B2 (en) * 2005-10-11 2010-02-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Micro powered gas-forming device
WO2007094835A1 (en) * 2006-02-14 2007-08-23 Ventaira Pharmaceuticals, Inc. Dissociated discharge ehd sprayer with electric field shield
CA2654904A1 (en) 2006-06-13 2007-12-21 Battelle Memorial Institute Handheld sprayer with removable cartridge and method of using same
US7673819B2 (en) 2006-06-26 2010-03-09 Battelle Memorial Institute Handheld sprayer with removable cartridge and method of using same
WO2008002556A1 (en) * 2006-06-26 2008-01-03 Battelle Memorial Institute Cartridge having self-actuating seal for a wetted lead screw
JP2009072717A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 静電霧化装置及びそれを備えた加熱送風装置
US7883033B2 (en) * 2007-12-10 2011-02-08 Battelle Memorial Institute Lead screw locking device
CA2724641C (en) * 2008-05-20 2020-03-24 Avant Medical Corp. Autoinjector system
US8052645B2 (en) 2008-07-23 2011-11-08 Avant Medical Corp. System and method for an injection using a syringe needle
US8534301B2 (en) 2008-06-02 2013-09-17 Innovation Direct Llc Steam mop
US8960575B2 (en) * 2009-01-13 2015-02-24 Finishing Brands Holdings Inc. Electrostatic spray system and method
US8893990B2 (en) * 2010-02-26 2014-11-25 Finishing Brands Holdings Inc. Electrostatic spray system
US8833679B2 (en) 2010-11-24 2014-09-16 Finishing Brands Holdings, Inc. Electrostatic spray system with grounding teeth
CN103328107B (zh) * 2011-01-14 2015-12-23 格瑞克明尼苏达有限公司 用于喷雾系统的静电放电控制和隔离系统
EP2699293B8 (en) 2011-04-20 2022-07-20 Amgen Inc. Autoinjector apparatus
US8622324B2 (en) * 2011-10-14 2014-01-07 Zyw Corporation VOC-less electrostatic fluid dispensing apparatus
US9138760B2 (en) 2012-10-22 2015-09-22 Steven C. Cooper Electrostatic liquid spray nozzle having an internal dielectric shroud
TWI639453B (zh) 2013-03-15 2018-11-01 美商安美基公司 用於注射器之匣盒
JP5948370B2 (ja) * 2013-08-08 2016-07-06 花王株式会社 ナノファイバ製造装置、ナノファイバの製造方法及びナノファイバ成型体
WO2017082179A1 (ja) 2015-11-12 2017-05-18 花王株式会社 被膜形成装置
US9876018B2 (en) 2015-12-03 2018-01-23 Micron Technology, Inc. Ferroelectric capacitor, ferroelectric field effect transistor, and method used in forming an electronic component comprising conductive material and ferroelectric material
AU2017346675A1 (en) * 2016-10-18 2019-05-02 Graco Minnesota Inc Handheld ground sprayer
US11007545B2 (en) * 2017-01-15 2021-05-18 Graco Minnesota Inc. Handheld airless paint sprayer repair
WO2018194140A1 (ja) 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
JP2020517402A (ja) * 2017-04-24 2020-06-18 ディー. レヴィーン,ジョシュア チキソトロピー性ビンガム塑性流体避妊方法
USD925694S1 (en) 2018-08-10 2021-07-20 Kao Corporation Cartridge for fluid emitting device
USD913420S1 (en) 2018-08-10 2021-03-16 Kao Corporation Fluid emitting device
USD910808S1 (en) 2018-08-10 2021-02-16 Kao Corporation Main body of fluid emitting device
US20220234059A1 (en) * 2019-05-31 2022-07-28 Kao Corporation Cartridge for electrostatic spraying device
JP6782872B1 (ja) * 2019-05-31 2020-11-11 花王株式会社 静電スプレー装置、カートリッジおよびカバー
CN114082541A (zh) * 2020-08-06 2022-02-25 北京美爵信达科技有限公司 一种酒店防疫消毒用手持式电动静电喷雾枪
CN113289235B (zh) * 2021-05-14 2023-05-19 上海大学 一种面向紧急救援的创面修复智能手枪及其使用方法

Family Cites Families (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2159894A (en) 1937-02-04 1939-05-23 Posie L Hines Sprayer
US2629516A (en) 1951-10-02 1953-02-24 Lucretia E Badham Combination liquid pistol and spotlight
NL83694C (ja) 1952-12-30
US3495779A (en) * 1967-04-28 1970-02-17 Licentia Gmbh Electrostatic spray gun
US3711022A (en) * 1969-10-20 1973-01-16 Glick L Electrostatic coating apparatus
FR2127433A5 (en) 1971-03-01 1972-10-13 Tech Cuir Centre Electrostatic spraying process and machine - for finishing of leathers
US4122845A (en) 1975-09-30 1978-10-31 Bowles Fluidics Corporation Personal care spray device
US4194696A (en) 1976-07-14 1980-03-25 Nordson Corporation Electrostatic spray coating gun
US4079894A (en) 1976-07-14 1978-03-21 Nordson Corporation Electrostatic spray coating gun
US4255777A (en) * 1977-11-21 1981-03-10 Exxon Research & Engineering Co. Electrostatic atomizing device
US4258073A (en) 1978-03-02 1981-03-24 Payne John M Taking of finger prints
BE868443A (fr) 1978-06-26 1978-12-27 Staar Dev Cy S A Systeme de conditionnement/distributeur pour doses uniques
US4398671A (en) * 1978-09-26 1983-08-16 Imperial Chemical Industries Limited Holders for containers used in electrostatic spraying
SE438966B (sv) * 1978-12-04 1985-05-28 Gema Ransburg Ag Sprutanordning for pulver, med i munstycksoppningen tangentiellt inledd spridningsgas
SU867927A1 (ru) 1979-04-02 1981-09-30 Орловский научно-исследовательский институт легкого машиностроения Камера дл покрывного крашени кожи в электростатическом поле
BE882449A (fr) 1980-03-26 1980-07-16 Ransburg Japan Ltd Procede de revetement electrostatique et dispositif rotatif d'atomisation de peinture pour la mise en oeuvre de ce procede
BE882450A (fr) 1980-03-26 1980-07-16 Ransburg G M B H Dispositif de dispersion electrostatique en gerbe de substance de revetement
EP0096731A1 (fr) 1982-06-09 1983-12-28 Gabriel Bernaz Appareil pour soins esthétiques et électrothérapeutiques et dispositif d'atomisation
GB2128900B (en) 1982-10-29 1985-11-20 Theoktiste Christofidis Ionising spray
GB8305816D0 (en) 1983-03-02 1983-04-07 Ici Plc Containers
EP0120633B1 (en) 1983-03-25 1988-12-14 Imperial Chemical Industries Plc Spraying apparatus
DE3402945C2 (de) * 1984-01-28 1986-07-03 Ransburg-Gema AG, St. Gallen Elektrostatische Sprühpistole zum Sprühbeschichten
US5229105A (en) 1986-05-28 1993-07-20 Donald Basiliere Multi-active skin preparation
US4907727A (en) 1988-10-31 1990-03-13 Illinois Tool Works, Inc. Dispensing device having improved plunger assemblies
US5105984A (en) 1990-06-27 1992-04-21 Kazimir Charles E Paste tube dispenser and method for making same
ATE121970T1 (de) 1990-07-25 1995-05-15 Ici Plc Elektrostatische sprühmethode.
GB9023339D0 (en) 1990-10-26 1990-12-05 Ici Plc Dispensing of fluids
US5296681A (en) 1991-01-15 1994-03-22 Gunter Tschauder Apparatus for hot moistening face-towels
GB9101812D0 (en) 1991-01-28 1991-03-13 Morgan Crucible Co Dispensing of fluids
ES2253174T3 (es) 1991-03-01 2006-06-01 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Pulverizacion de liquidos.
GB9115278D0 (en) 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Liquid spraying apparatus and method
GB9115275D0 (en) 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Colour cosmetic spray system
GB9115279D0 (en) 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Hair and scalp treatment system
GB9115276D0 (en) 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Skin treatment system
GB9115277D0 (en) 1991-07-15 1991-08-28 Unilever Plc Spraying system
CA2076488A1 (en) 1991-09-27 1993-03-28 James A. Quinn Continuous monitoring electrostatic discharge system
DE4138763A1 (de) 1991-11-26 1993-05-27 Basf Ag Verwendung von homo- oder copolymerisaten auf basis von quaternisierten 1-vinylimidazolen als organische polyelektrolyte
JP3100783B2 (ja) 1992-10-15 2000-10-23 キユーピー株式会社 ホスファチジルコリンおよびその製造方法
GB9224191D0 (en) 1992-11-18 1993-01-06 Unilever Plc Cosmetic delivery system
EP0746301A1 (en) 1992-11-23 1996-12-11 Estee Lauder Inc. Self-tanning cosmetic compositions and methods of using the same
GB2273673A (en) 1992-12-22 1994-06-29 Unilever Plc Dental active delivery system
GB2273872A (en) 1992-12-22 1994-07-06 Unilever Plc A method of treating skin
WO1994027560A1 (en) 1993-05-26 1994-12-08 The Procter & Gamble Company Solid cosmetics having moisturizing effect
US5674481A (en) 1993-06-24 1997-10-07 Wahi; Ashok L. Electrostatically charged nasal topical application product
US5468488A (en) 1993-06-24 1995-11-21 Wahi; Ashok L. Electrostatically charged nasal application product and method
EP0748256B1 (en) 1994-04-29 2000-09-27 The Procter & Gamble Company Spraying devices
CH688080A5 (de) 1994-09-29 1997-05-15 Kwc Ag Brause mit einem Handgriff und einem mittels eines Handhebels betaetigbaren Absperrorgan.
GB9420511D0 (en) 1994-10-11 1994-11-23 Ici Plc High voltage generator
GB9511514D0 (en) 1995-06-07 1995-08-02 Ici Plc Electrostatic spraying
RU2193453C2 (ru) 1994-10-04 2002-11-27 Проктер энд Гэмбл Компани Электростатическое распыление дисперсного материала
EP0963181A1 (en) 1996-03-11 1999-12-15 The Procter & Gamble Company Electrostatic hand sanitizer
US6079634A (en) * 1996-05-30 2000-06-27 The Procter & Gamble Company Electrostatic spraying
GB9622623D0 (en) 1996-10-30 1997-01-08 Ici Plc Dispensing devices

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094506A (ja) * 2004-09-20 2006-04-06 Samsung Electronics Co Ltd 香水噴射装置が備えられた携帯電話
JP2017210487A (ja) * 2015-10-19 2017-11-30 花王株式会社 被膜の製造方法
JP2018024681A (ja) * 2015-10-19 2018-02-15 花王株式会社 被膜の製造方法
WO2018097202A1 (ja) 2016-11-22 2018-05-31 花王株式会社 化粧料用被膜の製造方法
KR20190060863A (ko) 2016-11-22 2019-06-03 카오카부시키가이샤 화장료용 피막의 제조 방법
WO2018194083A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 化粧被膜の製造方法
WO2018194087A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 紫外線防御被膜の製造方法
US11737958B2 (en) 2017-04-18 2023-08-29 Kao Corporation Method for producing UV protective coating
WO2018194084A1 (ja) 2017-04-18 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
US11253439B2 (en) 2017-04-18 2022-02-22 Kao Corporation Method for producing cosmetic coating
KR20190135488A (ko) 2017-04-18 2019-12-06 카오카부시키가이샤 자외선 방어 피막의 제조 방법
KR20190137095A (ko) 2017-04-18 2019-12-10 카오카부시키가이샤 피막의 제조 방법
KR20190137096A (ko) 2017-04-18 2019-12-10 카오카부시키가이샤 자외선 방어 피막의 제조 방법
KR20190136008A (ko) 2017-04-18 2019-12-09 카오카부시키가이샤 화장 피막의 제조 방법
JP2018177803A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 花王株式会社 被膜の製造方法
US11571381B2 (en) 2017-04-19 2023-02-07 Kao Corporation Composition for forming coating
KR20190120404A (ko) 2017-04-19 2019-10-23 카오카부시키가이샤 피막 형성용 조성물
WO2018194132A1 (ja) * 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜の製造方法
JPWO2018194143A1 (ja) * 2017-04-19 2019-06-27 花王株式会社 被膜の製造方法及び静電スプレー装置
CN110536672A (zh) * 2017-04-19 2019-12-03 花王株式会社 覆膜的制造方法
CN110536672B (zh) * 2017-04-19 2022-07-26 花王株式会社 覆膜的制造方法
WO2018194130A1 (ja) 2017-04-19 2018-10-25 花王株式会社 被膜形成用組成物
JP7367110B2 (ja) 2017-11-21 2023-10-23 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法
JP7057828B2 (ja) 2017-11-21 2022-04-20 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法
US11697890B2 (en) 2017-11-21 2023-07-11 Kao Corporation Electrospinning apparatus and systems and methods thereof
JP2021503567A (ja) * 2017-11-21 2021-02-12 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法
US11534411B2 (en) 2018-02-08 2022-12-27 Kao Corporation Composition for forming coating film
WO2019156146A1 (ja) 2018-02-08 2019-08-15 花王株式会社 被膜形成用組成物
KR20200106517A (ko) 2018-02-08 2020-09-14 카오카부시키가이샤 피막 형성용 조성물
US11583487B2 (en) 2018-08-09 2023-02-21 Kao Corporation Method for producing coating
WO2020032151A1 (ja) 2018-08-09 2020-02-13 花王株式会社 被膜の製造方法
KR20210029802A (ko) 2018-08-09 2021-03-16 카오카부시키가이샤 피막의 제조 방법
WO2020080449A1 (ja) 2018-10-17 2020-04-23 花王株式会社 被膜の製造方法
KR20210054553A (ko) 2018-10-17 2021-05-13 카오카부시키가이샤 피막의 제조 방법
JP7430178B2 (ja) 2018-10-17 2024-02-09 花王株式会社 電界紡糸装置、電界紡糸システム及び電界紡糸方法
WO2022124388A1 (ja) 2020-12-11 2022-06-16 花王株式会社 被膜形成用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE60020713D1 (de) 2005-07-14
AU6779800A (en) 2001-03-13
ES2243295T3 (es) 2005-12-01
JP3857135B2 (ja) 2006-12-13
EP1202813B1 (en) 2005-06-08
CA2381085A1 (en) 2001-02-22
KR20020025977A (ko) 2002-04-04
CN1165380C (zh) 2004-09-08
US6318647B1 (en) 2001-11-20
KR100484360B1 (ko) 2005-04-20
ATE297256T1 (de) 2005-06-15
WO2001012335A1 (en) 2001-02-22
CN1379701A (zh) 2002-11-13
EP1202813A1 (en) 2002-05-08
DE60020713T2 (de) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3857135B2 (ja) 手持ち式静電スプレー装置用の使い捨てカートリッジ
JP3857136B2 (ja) 手持ち式静電スプレー装置
EP0120633B1 (en) Spraying apparatus
JP3384811B2 (ja) 静電噴霧装置、静電噴霧装置の使用方法及び静電噴霧方法
CA2062436C (en) Electrostatic spraying of liquids
JP3959026B2 (ja) 静電噴霧装置
JPH09502647A (ja) スプレイ誘導帯電装置
WO1995029758A1 (en) Spraying devices
GB1598501A (en) Electrostatic coating apparatus
JPH09504992A (ja) 静電噴霧装置
WO2006052741A2 (en) Self-contained powder coating system
KR100324980B1 (ko) 광전스위치
CN218394203U (zh) 流体喷雾器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050629

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060609

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3857135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term