JP2003303605A - 電源システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
おいて、燃料電池の起動時に充分な発電量を確保する技
術を提供する。 【解決手段】 電源装置15では、負荷要求に応じて運
転状態を変更する。すなわち、負荷要求が所定の値より
も小さいときには、燃料電池システム22を停止して2
次電池26から電力を得て(間欠運転モード)、負荷要
求が所定の値以上となると、燃料電池60から電力を得
る(定常運転モード)。定常運転モードにおいて燃料電
池60による発電を行なう際には、燃料電池60に供給
される燃料量を検出し、この燃料量を考慮して、燃料電
池60の運転ポイントを設定する。しかしながら、間欠
運転モードから定常運転モードに切り替わり、燃料電池
システム22を起動する際には、起動後所定の時間が経
過するまでは、上記燃料量を考慮することなく、負荷要
求に応じて燃料電池60の運転ポイントを設定する。
Description
器とを備える電源システム、およびその制御方法に関す
る。
酸素を含有する酸化ガスとの電気化学反応を進行するこ
とによって、起電力を得る。燃料電池システムとして
は、例えば、水素タンクから取り出した水素を上記燃料
ガスとして用いると共に、エアコンプレッサが取り込ん
だ圧縮空気を上記酸化ガスとして用いるものが知られて
いる。
クからの水素の取り出しの動作や、エアコンプレッサの
駆動が同時に開始される。その際、燃料電池の起動後し
ばらくの間は、燃料ガスや酸化ガスの供給量が、負荷が
要求する電力(目標電力)を発生するために要するガス
量に達しないおそれがある。例えば、エアコンプレッサ
は、起動後、所望量の酸素を取り込むことができる状態
(定常状態)になるまでに所定の時間を要するため、こ
の所定時間内には燃料電池において酸化ガス量が不足し
てしまうおそれがある。このように、目標電力に対して
供給される燃料ガスや酸化ガスの量が不足すると、燃料
電池において電圧降下などの不都合を生じてしまう。そ
こで従来は、実際に供給される燃料ガスや酸化ガスの流
量に基づいて、燃料電池で発電すべき電力(目標発電
量)を設定し、ガス量が不足してしまうのを防止してい
た。
うに実際に供給されるガス量に基づいて目標発電量を設
定すると、燃料電池の起動後の所定の時間内は、負荷が
要求する目標電力を充分に得られなくなってしまう。そ
のため、例えば燃料電池システムを車両の駆動用電源と
して搭載する場合には、燃料電池の起動後の所定の時間
内は、充分な加速性能が得られない場合があるという問
題が生じる。
ためになされたものであり、燃料電池と蓄電器とを備え
る電源システムにおいて、燃料電池の起動時に充分な発
電量を確保する技術を提供することを目的とする。
記目的を達成するために、本発明は、燃料電池と蓄電器
とが電源配線に並列に接続された電源システムの制御方
法であって、(a)前記燃料電池を起動する工程と、
(b)前記電源システムに要求される電力に関する情報
として外部から入力される負荷要求を取得する工程と、
(c)前記(a)工程で前記燃料電池が起動してからの
経過時間を測定する工程と、(d)前記燃料電池に実際
に供給されている燃料量に関する情報を取得する工程
と、(e)前記(c)工程で測定した経過時間と、予め
定めた所定の基準時間とを比較する工程と、(f)前記
経過時間が前記基準時間以内であると判断されるとき
に、前記燃料電池が出力すべき目標パワーを、前記燃料
量に関わりなく、前記負荷要求に基づいて設定する工程
と、(g)前記経過時間が前記基準時間を超えていると
判断されるときに、前記燃料電池が出力すべき目標パワ
ーを、前記(d)工程で取得した前記燃料量に応じて設
定する工程とを備えることを要旨とする。
してからの経過時間が上記基準時間以内のときには、燃
料電池に実際に供給されている燃料量に関わらず、負荷
要求に応じた電力を燃料電池から得ることができる。
対して燃料(水素を含有する燃料ガスおよび酸素を含有
する酸化ガス)の供給を開始することである。また、負
荷要求とは、上記電源システムから負荷に対して供給す
べき電力量として、外部から入力されるものである。燃
料電池を起動するときには、燃料電池に上記燃料を供給
する装置が定常状態(駆動信号に応じた量の燃料を供給
する運転状態)となるのに時間を要する。そのため、燃
料電池の起動後しばらくの間は、上記燃料を供給する装
置から燃料電池に供給される燃料量が、負荷要求に応じ
た発電を行なうには不足する状態となるおそれがある。
上記本発明の電源システムの制御方法を用いることで、
上記燃料を供給する装置が定常状態になるまでの間であ
っても、燃料電池から得ることができる電力を充分に確
保することが可能となる。このとき、燃料電池は、上記
燃料を供給する装置と燃料電池とを接続する燃料流路内
に滞留する燃料を用いて発電を行なう。
て、前記電源システムは、前記燃料電池の運転を停止し
て前記蓄電器によって負荷に対して電力を供給する第1
の運転モードと、前記燃料電池を用いて発電を行なう第
2の運転モードとを有し、前記負荷要求に応じて前記第
1の運転モードと第2の運転モードとを切り替えなが
ら、前記電源システムの運転を継続し、前記(a)工程
における前記燃料電池の起動は、前記第1の運転モード
から前記第2の運転モードへの切り替え時に行なわれる
こととしても良い。
ことで、上記のように第1の運転モードと第2の運転モ
ードとを負荷に応じて切り替える制御を継続して行なう
場合に、第2の運転モードに切り替えるたびに燃料電池
からの出力が不足してしまうのを抑えることが可能とな
る。
能であり、例えば、燃料電池と蓄電器とを備える電源シ
ステムや、この電源システムを搭載する電気自動車、あ
るいは電気自動車の制御方法などの形態で実現すること
が可能である。
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の全体構成: B.電気自動車10における運転モード: C.ガス流量に基づく定常運転モードの制御: D.モード切替時の制御: E.第2実施例: F.変形例:
1実施例である電気自動車10の構成の概略を表わすブ
ロック図である。電気自動車10は、電源装置15を備
えている。電源装置15から電力を供給される負荷とし
て、高圧補機40と、駆動インバータ30を介して電源
装置15に接続される駆動モータ32とを備えている。
これら電源装置15と負荷との間には、配線50が設け
られており、この配線50を介して、電源装置15と負
荷との間で電力がやり取りされる。
と、2次電池26とを備えている。燃料電池システム2
2は、後述するように発電の本体である燃料電池を備え
ている。2次電池26は、DC/DCコンバータ28を
介して、上記配線50に接続しており、DC/DCコン
バータ28と、燃料電池システム22が備える燃料電池
とは、上記配線50に対して並列に接続されている。こ
の配線50には、燃料電池へ電流が逆流するのを防止す
るためのダイオード42がさらに設けられている。さら
に、配線50には、この配線50に対する燃料電池の接
続状態を入り切りするスイッチ20が設けられている。
また、このような電源装置15における電圧を測定する
ために、配線50には、電圧計52がさらに設けられて
いる。
略を表わす説明図である。燃料電池システム22は、燃
料電池60と、燃料ガス供給部61と、ブロワ64とを
備えている。本実施例では、燃料電池60として、固体
高分子型燃料電池を用いている。
し、水素ガスを燃料ガスとして燃料電池60に供給する
装置である。燃料ガス供給部61は、例えば、水素ボン
ベを備えることとすればよい。あるいは、水素吸蔵合金
を内部に有する水素タンクを備えることとし、上記水素
吸蔵合金に水素を吸蔵させることによって水素を貯蔵す
ることとしても良い。このような燃料ガス供給部61が
貯蔵する水素ガスは、水素ガス供給路62を介して燃料
電池60のアノードに供給され、電気化学反応に供され
る。電気化学反応で利用されなかった残りの水素ガス
は、水素ガス排出路63に排出される。水素ガス排出路
63は、水素ガス供給路62に接続しており、残余の水
素ガスは再び電気化学反応に供される。このように、残
余の水素ガスを燃料電池60に循環させるために、水素
ガス排出路63には、水素ポンプ69が設けられてい
る。
は、酸化ガス供給路65によって、酸化ガスとして燃料
電池60のカソードに供給される。燃料電池60から排
出されるカソード排ガスは、カソード排ガス路66に導
かれて外部に排出される。なお、水素ガス供給路62,
酸化ガス供給路65には、それぞれ、各流路を通過する
ガス流量を検出するための流量センサ67,68が設け
られている。また、燃料電池システム22において、水
素ガスあるいは空気を加湿する加湿器を、水素ガス供給
路62や酸化ガス供給路65にさらに設けることとして
も良い。
ケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチ
ウム2次電池など種々の2次電池を用いることができ
る。この2次電池26は、燃料電池システム22の始動
時に、燃料電池システム22の各部を駆動するための電
力を供給したり、燃料電池システム22の暖機運転が完
了するまでの間、各負荷に対して電力を供給する。ま
た、燃料電池60が定常状態で発電を行なうときにも、
負荷が所定の値よりも大きくなる場合には、2次電池2
6によって電力を補うこととしても良い。
は、2次電池26の残存容量(SOC)を検出するため
の残存容量モニタ27が併設されている。本実施例で
は、残存容量モニタ27は、2次電池26における充電
・放電の電流値と時間とを積算するSOCメータとして
構成されている。あるいは、残存容量モニタ27は、S
OCメータの代わりに電圧センサによって構成すること
としてもよい。2次電池26は、その残存容量が少なく
なるにつれて電圧値が低下するという性質を有している
ため、電圧を測定することによって2次電池26の残存
容量を検出することができる。
標電圧値を設定することによって、配線50における電
圧を調節し、これによって燃料電池60からの出力電圧
を調節して燃料電池60の発電量を制御する。また、D
C/DCコンバータ28は、2次電池26と配線50と
の接続状態を制御するスイッチとしての役割も果たして
おり、2次電池26において充放電を行なう必要のない
ときには、2次電池26と配線50との接続を切断す
る。
の一つである駆動モータ32は、同期モータであって、
回転磁界を形成するための三相コイルを備えている。こ
の駆動モータ32は、駆動インバータ30を介して電源
装置15から電力の供給を受ける。駆動インバータ30
は、上記駆動モータ32の各相に対応してスイッチング
素子としてのトランジスタを備えるトランジスタインバ
ータである。駆動モータ32の出力軸36は、減速ギヤ
34を介して車両駆動軸38に接続している。減速ギヤ
34は、駆動モータ32が出力する動力を、その回転数
を調節した上で車両駆動軸38に伝える。
源装置15から供給される電力を、300V以上の電圧
のまま利用する装置である。高圧補機40としては、例
えば、燃料電池60に空気を供給するためのブロワ64
(図2参照)や、水素ガス排出路63と水素ガス供給路
62との間で水素ガスを循環させるための水素ポンプ6
9が挙げられる。さらに、燃料電池60を冷却するため
に、燃料電池60内部に冷却水を循環させるための冷却
ポンプ(図示せず)も、高圧補機40に含まれる。これ
らの装置は、燃料電池システム22に含まれる装置であ
るが、図1においては、燃料電池システム22の外側
に、高圧補機40として示した。さらに、高圧補機40
としては、燃料電池システム22に含まれるものの他
に、例えば電気自動車10が備える空調装置(エアコ
ン)が含まれる。
らに備えている。制御部48は、マイクロコンピュータ
を中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め
設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実
行するCPUと、CPUで各種演算処理を実行するのに
必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納された
ROMと、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要
な各種データが一時的に読み書きされるRAMと、各種
の信号を入出力する入出力ポート等を備える。この制御
部48は、既述した電圧計52による検出信号や、残存
容量モニタ27が出力する信号、あるいは、車両の運転
に関して入力される指示信号を取得する。また、DC/
DCコンバータ28,スイッチ20,燃料電池システム
22、駆動インバータ30、高圧補機40などに駆動信
号を出力する。
本実施例の電気自動車10では、車両の駆動に要するエ
ネルギは主として燃料電池システム22によって供給さ
れる。このように、燃料電池60が、負荷の大きさに応
じた電力を発電するような運転状態を、「定常運転モー
ド」と呼ぶこととする。図3に、燃料電池60における
出力電流と、出力電圧あるいは出力電力との関係を示
す。図3に示すように、燃料電池60から出力すべき電
力PFCが定まれば、そのときの燃料電池60の出力電流
の大きさIFCが定まる。燃料電池60の出力特性より、
出力電流IFCが定まれば、そのときの燃料電池60の出
力電圧VFCが定まる。定常運転モードが選択されている
ときには、制御部48が、DC/DCコンバータ28に
対して、このようにして求めた出力電圧VFCを目標電圧
として指令することによって、燃料電池60の発電量が
所望量となるように制御する。なお、図3に示したよう
な、燃料電池60の出力電流に対する出力電圧の値、あ
るいは出力電力の値は、燃料電池60の内部温度によっ
て変化する。したがって、上記のように燃料電池60の
出力電圧(目標電圧)VFCを定めるときには、燃料電池
60の内部温度をさらに考慮することが望ましい。
常運転モードによる電力供給を行なうと、燃料電池シス
テム22のエネルギ効率が望ましくない程度に低下して
しまう場合には、燃料電池60による発電を停止する制
御を行なう。このような、負荷に電力を供給する際に燃
料電池60の発電を停止する運転状態を、以下、「間欠
運転モード」と呼ぶ。
エネルギ効率との関係を表わす説明図である。図4
(A)は、燃料電池60の効率および燃料電池補機が要
する動力と、燃料電池60の出力との関係を示す。燃料
電池補機とは、燃料電池60による発電を行なうために
用いる補機類のことである。例えば、既述したブロワ6
4や水素ポンプ69あるいは冷却水ポンプなどがこれに
相当する。図4(B)は、燃料電池60の出力と、燃料
電池システム22全体の効率との関係を示す。図4
(A)に示すように、燃料電池60の出力が大きくなる
ほど、燃料電池60の効率は次第に低下する。また、燃
料電池60の出力が大きくなるほど、補機動力、すなわ
ち補機を駆動するために消費するエネルギが大きくな
る。図4(A)に示した燃料電池60の効率と補機動力
に基づいて、燃料電池システム22全体の効率を求める
と、図4(B)に示すように、システム効率は、燃料電
池60の出力が所定の値のときに最も高くなる。
モータ32の消費電力の大きさに比べてはるかに小さ
い。しかしながら、燃料電池60の出力が小さいときに
は、発電によって得られる電力量に比べて、発電のため
に燃料電池補機が消費する電力量の割合が大きくなる。
そのため、図4(B)に示すように、燃料電池60の出
力が小さいときには、燃料電池システム22全体のエネ
ルギ効率が低くなる。本実施例の電気自動車10では、
燃料電池システム22全体の効率が悪くなる低負荷時
(燃料電池60の出力が図4(B)に示すP0 よりも小
さくなって、システム全体の効率がE0 よりも低下する
とき)には、燃料電池60を停止するという間欠運転モ
ードを採用することによって、エネルギ効率が低下する
のを防止している。
両の走行時に運転者がブレーキを踏み込む動作を行なっ
たとき)には、駆動モータ32を発電機として用いるこ
とによって、車軸の有する運動エネルギを電気エネルギ
に変換し、これを回収する。このように、制動時にエネ
ルギを回収する運転状態を、「回生運転モード」と呼
ぶ。電気自動車10では、このような回生運転モードに
おいて電力として回収されるエネルギは、2次電池26
によって吸収する。電気自動車10において、回生運転
モードとなって駆動モータ32が発電する際には、駆動
モータ32側から駆動インバータ30を介して配線50
に対して電力が供給される。このとき、2次電池26に
対しては、DC/DCコンバータ28を介して配線50
から電力が供給され、充電が行なわれる。なお、残存容
量モニタ27の検出結果により、2次電池26の充電状
態が略満充電であると判断されるときには、制動時にお
いても、このような2次電池26の充電は行なわない。
を選択するための運転モード判断処理ルーチンを表わす
フローチャートである。本ルーチンは、電気自動車10
において暖機運転が終了した後、電源装置15を用いた
運転が行なわれている間、所定の時間毎に制御部48に
おいて実行される。
は、制動時であるかどうかを判断する(ステップS10
0)。制動時ではないと判断されると、制御部48は、
負荷要求の読み込みを行なう(ステップS110)。負
荷要求とは、所望の走行状態を実現するのに駆動インバ
ータ30が要する電力であり、電気自動車10の車速お
よびアクセル開度に基づいて定まる。
要求に基づいて、電源装置15に要求されている要求電
力Preq を算出する(ステップ120)。なお、要求電
力P req を算出する際には、上記駆動インバータ30が
要する電力に加えて、高圧補機40の消費電力も考慮さ
れる。また、2次電池26の残存容量が所定の値以下で
あるときには、2次電池26を充電するために要する電
力を、さらに加えることとしても良い。
電力Preq が、所定の基準値よりも小さいか否かを判断
する(ステップS130)。ここで、所定の基準値と
は、図4(B)に示したP0 に相当する値である。ステ
ップS130において要求電力Preq が所定の基準値よ
りも小さいと判断されると、間欠運転モードを選択して
(ステップS140)、本ルーチンを終了する。間欠運
転モードが選択されると、それまで定常運転モードが選
択されていた場合には、燃料電池システム22が停止さ
れる。すなわち、燃料ガス供給部61およびブロワ64
を停止して、燃料電池60に対するガスの供給をストッ
プする。また、スイッチ20(図1参照)を開状態とし
て、燃料電池60と配線50との間の接続を切断する。
このように、間欠運転モードが選択されて、燃料電池シ
ステム22が停止されると、要求電力Preq に相当する
電力が、2次電池26によって駆動インバータ30に供
給される。なお、間欠運転モードが選択されている状態
のときに、ステップS140において再び間欠運転モー
ドが選択されると、燃料電池システム22を停止して2
次電池26から所望の電力を得る運転状態が維持され
る。
が所定の基準値以上であると判断されると、定常運転モ
ードを選択して(ステップS150)、本ルーチンを終
了する。定常運転モードが選択されると、それまで他の
運転モードが選択されていた場合には、燃料電池システ
ム22が起動される。すなわち、燃料ガス供給部61お
よびブロワ64を起動して、燃料電池60に対するガス
の供給を開始する。また、この起動時にはさらに、スイ
ッチ20(図1参照)を閉状態として、燃料電池60と
配線50との間を接続する。定常運転モードが選択され
て、燃料電池システム22が起動された後の動作につい
ては、後述する。なお、既述したステップS100にお
いて制動時であると判断されるときには、回生運転モー
ドを選択して(ステップS160)、本ルーチンを終了
する。
御:定常運転モードにおいては、燃料電池60は、この
燃料電池60に供給されるガスの流量に応じて発電量が
制御される。図6は、燃料電池60における出力電流−
出力電圧特性が、ガス流量に応じて変化する様子を表わ
す説明図である。図6は、供給ガス量をF1,F2,F
3,F4と増やすに従って、出力電流−出力電圧特性が
変化する様子を示している。
給して燃料電池60において発電を行なう際には、出力
電流が大きくなるに従って、出力電圧は次第に低下す
る。そのため、出力電流と出力電圧との積として表わさ
れる燃料電池60からの出力電力は、所定の最大値を示
し、この出力電力の最大値は、供給ガス量に応じてそれ
ぞれ定めることができる。図6では、一例として、供給
ガス量がF2のときには、出力電力は最大値Pmとな
り、このときの出力電流はIm、出力電圧はVmである
ことを示す。
8が備える既述したROMにおいて、供給ガス量ごと
に、各々のガス流量に対応した出力電流−出力電圧特性
が記憶されている。燃料電池システム22では、供給ガ
ス量を測定し、上記出力電流−出力電圧特性を参照する
ことによって、そのときに燃料電池60から出力可能な
電力の最大値を求める。本実施例の電気自動車10で
は、供給ガス量に応じて求められるこのような出力電力
の最大値を、燃料電池60が出力電力可能な電力として
いる。なお、本実施例では、酸化ガスが充分量供給され
ているときに水素ガス量を変化させたときの出力電流−
出力電圧特性と、水素ガスが充分量供給されているとき
に酸化ガス量を変化させたときの出力電流−出力電圧特
性と、の両方を記憶している。燃料電池60に供給され
る水素ガス量と酸化ガス量を検出したときに、より不足
する側のガスの流量に対応する出力電流−出力電圧特性
を参照して、そのときに燃料電池60が出力可能な電力
量を求める。
ルーチンのステップS150において定常運転モードが
選択されたときに、制御部48において所定の時間毎に
実行される定常運転モード制御処理ルーチンを表わすフ
ローチャートである。なお、図5のステップS150に
おいて定常運転モードが選択されるときであっても、間
欠運転モードから定常運転モードへと切り替わる際には
異なる制御が行なわれるが、これについては後述する。
は、まず、流量センサ67,68より、水素ガス供給路
62を通過する水素ガスの流量と、酸化ガス供給路65
を通過する酸化ガスの流量とに関する情報を取得する
(ステップS200)。そして、ステップS200で読
み込んだガス流量に基づいて、制御部48のROMに記
憶する既述した出力電流−出力電圧特性を参照して、そ
のときに燃料電池60が出力可能な電力Ppermを決定す
る(ステップS210)。なお、このとき、燃料電池6
0の出力電力がPpermとなるときの燃料電池60の出力
電圧Vpermも、上記出力電流−出力電圧特性を参照して
決定する。
定すると、次に、図5のステップS120で算出した要
求電力Preq と、上記出力可能電力Ppermとの差(P
req −Pperm)を算出する(ステップS220)。(P
req −Pperm)が正の値のとき、すなわち、燃料電池6
0が出力可能な電力よりも要求電力の方が大きいときに
は、燃料電池60から出力すべき電力PFCを、出力可能
なPpermに設定する(ステップS230)。
M を、Ppermに基づいて設定する(ステップS24
0)。目標消費電力PM は、燃料電池60の出力可能電
力Ppermと、このときの高圧補機40の消費電力との差
として求められる。そして、ステップS230で設定し
た燃料電池60から出力すべき電力PFCに基づいて、D
C/DCコンバータ28に駆動信号を出力すると共に、
ステップS240で設定した目標消費電力PM に基づい
て、駆動インバータ30に駆動信号を出力して(ステッ
プS270)、本ルーチンを終了する。すなわち、DC
/DCコンバータ28に対しては、その出力側の電圧が
Vpermとなるように駆動信号を出力する。これによっ
て、配線50の電圧および燃料電池60の出力電圧がV
permとなる。また、上記のように駆動インバータ30に
駆動信号を出力することで、駆動モータ32における消
費電力が、Ppermに基づいて設定されたPM となるた
め、燃料電池60における出力電力は、PFC=Ppermと
なる。
perm)が0以下であるときには、要求電力Preq は、燃
料電池60が出力可能な電力Pperm以下であるため、燃
料電池60から出力すべき電力PFCを、要求電力Preq
に設定する(ステップS250)。その後、駆動モータ
32の目標消費電力PM を、既述した負荷要求(図5の
ステップS120参照)に基づいて設定する(ステップ
S260)。すなわち、車速とアクセル開度とから求め
られる負荷要求に応じた電力を駆動モータ32が消費す
るように、目標消費電力PM を設定する。
電池60から出力すべき電力PFCに基づいてDC/DC
コンバータ28に駆動信号を出力すると共に、ステップ
S260で設定した目標消費電力PM に基づいて駆動イ
ンバータ30に駆動信号を出力して(ステップS27
0)、本ルーチンを終了する。このとき、DC/DCコ
ンバータ28に対しては、その出力側の電圧が、燃料電
池60の出力電力がPre q となるときの出力電圧となる
ように、駆動信号を出力する。燃料電池60の出力電力
がPreq となるときの出力電圧は、制御部48に記憶さ
れる既述した出力電流−出力電圧特性と、ステップS2
00で読み込んだガス流量とに基づいて求められる。ま
た、上記のように駆動インバータ30に駆動信号を出力
することで、駆動モータ32における消費電力が、負荷
要求に基づいて設定されたPM となるため、燃料電池6
0における出力電力は、負荷要求に応じた値となる。
実行することにより、負荷要求に対して供給ガス量が充
分量であるときには、電気自動車10において所望の走
行状態を実現するのに必要な電力が、燃料電池60によ
って発電される。また、負荷要求に対して供給ガス量が
不足する場合には、燃料電池60は、供給ガス量に見合
った電力を発電する。このとき、電気自動車10におけ
る加速の程度は、加速の指令値であるアクセル開度に比
べて不十分なものとなる。
択されて燃料電池システム22が起動されたときには、
必要な量の燃料ガスおよび酸化ガスが燃料電池60に供
給されるように、負荷要求の大きさに応じて燃料ガス供
給部61およびブロワ64が駆動される。そのため、通
常は、燃料電池60が発電可能な電力Ppremと要求電力
Preq とはほぼ等しくなり、要求電力Preq を燃料電池
60によって発電することができる。しかしながら、負
荷要求の変動が大きいときには、供給ガス量が負荷要求
に充分に追従できない場合がある。そのため、上記のよ
うに供給されるガス流量に基づいて発電量を制御するこ
とにより、供給ガス量に比べて発電量が過剰となって、
燃料電池60の出力電圧が望ましくない程度に低下して
しまうのを防止している。
ータ32の目標消費電力PM を、P permに基づいて設定
する際に、2次電池26の残存容量が所定量以上のとき
には、2次電池26からも駆動インバータ30に電力を
供給することとしても良い。この場合には、残存容量モ
ニタ27が検出する2次電池26の残存容量に基づい
て、2次電池26からの出力電力を決定し、この2次電
池26からの出力電力を加えた値を、駆動モータ32の
目標消費電力PM として設定する。このように2次電池
26から電力を補うこととすれば、2次電池26の残存
容量が充分量であるときには、駆動モータ32の目標消
費電力PM を、ステップS260と同様に負荷要求に応
じた値とすることが可能となる。
酸化ガスの両方のガス流量を常に検出するのではなく、
いずれか一方のガス流量を検出し、これに基づいて燃料
電池60が出力可能な電力Ppermを決定することとして
も良い。例えば、水素ガス量に比べて酸化ガス量が常に
不足する場合には、酸化ガスについてのみ出力電流−出
力電圧特性を記憶し、酸化ガスの流量を検出して上記制
御を行なうこととしても良い。
転切り替え時制御処理ルーチンを表わすフローチャート
である。本ルーチンは、図5に示した運転モード判断処
理ルーチンにおいて、ステップS140で間欠運転モー
ドが選択されたときに、制御部48において実行され
る。本ルーチンが実行されると、図5に示した運転モー
ド判断処理ルーチンを次回に実行する際に、定常運転モ
ードが選択されたかどうかを判断する(ステップS30
0)。すなわち、間欠運転モードから定常運転モードへ
の切り替えが行なわれるかどうかを判断する。運転モー
ド判断処理ルーチンにおいて、間欠運転モードから定常
運転モードへと、選択される運転状態が切り替わったと
きには、既述したように、図7に示した定常運転モード
制御処理ルーチンを実行することなく、この間欠運転切
り替え時制御処理ルーチンに従った制御が行なわれる。
なお、運転モード判断処理ルーチンにおいて、ステップ
S140において間欠運転モードが選択されている間
は、間欠運転切り替え時制御処理ルーチンにおいては、
ステップS300の判断を繰り返し行なって待機する。
ドから定常運転モードへの切り替えが行なわれると判断
されると、制御部48は、その内部に備えるタイマカウ
ンタ(図示せず)を初期化する(ステップS310)。
これによって、間欠運転モードから定常運転モードへ切
り替わってからの、経過時間Tが計測される。なお、図
5のステップS150において定常運転モードが選択さ
れて、図8のステップS300で定常運転モードへの切
り替えが判断されるときには、既述したように、燃料電
池システム22が起動される。したがって、上記経過時
間Tの計測が開始されるときには、燃料ガス供給部61
およびブロワ64が起動されて、燃料電池60に対する
ガスの供給が開始される。なお、起動された燃料ガス供
給部61およびブロワ64に対しては、図5のステップ
S120で算出した要求電力Pre q を発電するために燃
料電池60が必要とする量のガスを、燃料電池60に供
給するように、駆動信号が送られる。
定の基準時間T1 よりも小さいか否かを判断する(ステ
ップS320)。経過時間Tが基準時間T1 よりも小さ
いと判断されると、燃料電池60から出力すべき電力P
FCを、図5のステップS120で算出した要求電力P
req に設定する(ステップS330)。その後、駆動モ
ータ32の目標消費電力PM を、既述した負荷要求(図
5のステップS120参照)に基づいて設定する(ステ
ップS340)。すなわち、車速とアクセル開度とから
求められる負荷要求に応じた電力を駆動モータ32が消
費するように、目標消費電力PM を設定する。そして、
ステップS330で設定した燃料電池60から出力すべ
き電力PFCに基づいてDC/DCコンバータ28に駆動
信号を出力すると共に、ステップS340で設定した目
標消費電力PM に基づいて駆動インバータ30に駆動信
号を出力する(ステップS350)。ここで、ステップ
S330〜S350の工程は、図7のステップS250
〜S270と同様の動作を行なう工程である。
過時間Tと基準時間T1 との比較を行なう。このよう
に、間欠運転モードから定常運転モードに切り替わった
後は、所定の時間が経過するまでは、燃料電池に供給さ
れるガスの流量を考慮することなく、要求電力Preq に
相当する電力を燃料電池60が発電するように制御を行
なう。
基準時間T1 を超えたと判断されるときには、図7に示
した定常運転モード制御処理ルーチンに移行して(ステ
ップS360)、本ルーチンは終了する。定常運転モー
ド制御処理ルーチンに移行することにより、これ以後
は、燃料電池60に供給されるガス流量を考慮した制御
が行なわれるようになる。
置15によれば、間欠運転モードから定常運転モードに
切り替わるときに、負荷要求に応じた駆動力を確保する
ことができる。すなわち、定常運転モードへの切り替え
時に、電気自動車10において、燃料電池60を用い
て、アクセル開度に応じた加速を実現することができ
る。
替わり、燃料電池システム22が起動されるときには、
燃料ガス供給部61およびブロワ64は、駆動信号に応
じた量のガスを供給できる定常状態になるのに所定の時
間を要する。そのため、起動後しばらくの間(例えば1
〜3秒間)は、駆動信号に応じた量(要求電力Preqを
発電するのに必要な量)のガスを、燃料電池60に供給
することができない状態となる。そこで、定常運転モー
ドに切り替わる際に、図7に示した定常運転モード制御
処理ルーチンに従った制御を当初より行なうと、供給ガ
ス量に基づく燃料電池60が出力可能な電力Ppermは、
要求電力Preq よりも小さいと判断されることになる。
このように判断されると、駆動モータ32の消費電力が
抑制され、電気自動車においては、所望の加速が得られ
なくなる。
では、定常運転モードに切り替わってから所定の時間が
経過するまでの間、負荷要求に応じた加速を実現するこ
とが可能となる。このような制御が可能となるのは、水
素ガス供給路62や酸化ガス供給路65内に、所定量の
ガスが滞留していることによる。すなわち、間欠運転モ
ードが選択され、燃料電池システム22が停止している
ときには、燃料ガス供給部61およびブロワ64は停止
しているが、水素ガス供給路62および酸化ガス供給路
65内には、それぞれ、水素ガスおよび酸化ガスが滞留
している。本実施例では、これらの流路内にすでに存在
する所定量のガスを利用して、検出されるガス流量から
求められる発電可能な電力Ppermを超える電力を燃料電
池60によって発電する。このように、運転モード切り
替え時には、流量センサ67,68によって検出される
ガス流量が、要求電力Preq を発電するには不足する量
となるにも関わらず、要求電力Preqを燃料電池60
によって発電している。
利用する制御であるため、図8のステップS320にお
ける判断を行なう際に用いる基準時間T1 は、水素ガス
供給路62および酸化ガス供給路65の容積に基づいて
定めておけばよい。運転モードが切り替わる通常の加速
時に必要であると予測される電力を、上記流路内に滞留
するガスを利用して発電可能な時間を、予め設定してお
けばよい。このように、検出したガス流量を考慮しない
制御を行なう基準時間T1 を、流路内に滞留するガス量
に応じて定めると、この基準時間T1 経過後に、燃料ガ
ス供給部61およびブロワ64が必ずしも定常状態とな
るわけではない。しかしながら、上記制御を行なうこと
で、定常運転モードへの切り替え時に、燃料電池システ
ム22を起動後の所定の時間、負荷要求に対して出力の
応答性が低下してしまうのを抑える効果を得ることがで
きる。
に切り替わるときは、間欠運転モードのときに2次電池
26が出力することで、2次電池26の残存容量が低下
している場合がある。このように2次電池26の残存容
量が不十分となっている場合にも、図8に示した制御を
行なうことで、2次電池26から電力を補うことなく、
所望の走行状態を確保することができる。また、間欠運
転モードの間に2次電池26の残存容量が低下した場合
にも、間欠運転切り替え時制御処理ルーチンを実行中
は、燃料電池60による2次電池26の充電を行なわな
いことが望ましい。これによって、定常運転モードへの
切り替え時に、電気自動車10において、負荷要求に応
じた走行状態を充分に確保することができる。
気自動車110の構成を表わす説明図である。電気自動
車110は、電源装置115を搭載している。図9の電
気自動車110において、第1実施例の電気自動車10
と共通する部分については同じ参照番号を付し、詳しい
説明を省略する。電気自動車110は、電気自動車10
と比べて、燃料電池システム22と2次電池26との接
続関係が異なっている。電気自動車110では、2次電
池26は、配線50に対して直接接続しており、燃料電
池60は、DC/DCコンバータ28を介して配線50
に接続している。
た運転モード判断処理ルーチンと同様の処理を行なっ
て、負荷要求や制動状態に応じて運転状態の切り替えを
行なう。図10は、上記運転モード判断処理ルーチンを
行なって定常運転モードが選択されたときに、電気自動
車110の制御部48において実行される定常運転モー
ド制御処理ルーチンを表わすフローチャートである。
は、流量センサ67,68より、水素ガスの流量と酸化
ガスの流量とに関する情報を取得する(ステップS40
0)。そして、ステップS400で読み込んだガス流量
に基づいて、制御部48のROMに記憶する既述した出
力電流−出力電圧特性を参照して、そのときに燃料電池
60が出力可能な電力Ppermを決定する(ステップS4
10)。燃料電池60が出力可能な電力Ppermを決定す
ると、次に、図5のステップS120で算出した要求電
力Preq と、上記出力可能電力Ppermとの差(Preq −
Pperm)を算出する(ステップS420)。これらステ
ップS400からステップS420までの工程で行なう
処理は、図7に示した定常運転モード制御処理ルーチン
におけるステップS200からステップS220までの
工程で行なう処理と同様のものである。
perm)が0以上のとき、すなわち、要求電力が、燃料電
池60が出力可能な電力以上であるときには、残存容量
モニタ27が検出する2次電池26の残存容量(SO
C)を取り込む(ステップS430)。そして、取り込
んだSOCに基づいて、2次電池26の出力電圧を決定
する(ステップS440)。
60の出力電流−出力電圧特性に加えて、2次電池26
の出力電流−出力電圧特性に関するデータをROM内に
記憶している。図11は、制御部48が記憶してる上記
データの一例を表わす説明図である。図11に示すよう
に、2次電池26の出力電流−出力電圧特性は、SOC
によって変化するものであり、SOCが決まれば、その
ときの出力電流−出力電圧特性が定まる。図11では、
SOCの小さな順に、出力電流−出力電圧特性がG1,
G2,…,G5となることを表わしている。ステップS
430においてSOCを取り込むと、制御部48は、そ
のSOCに対応する出力電流−出力電圧特性をROMか
ら読み出す。そして、ステップS440では、この読み
出した出力電流−出力電圧特性に基づいて、ステップS
420で求めた(Preq −Pperm)に相当する電力を2
次電池26によって出力するための2次電池26の出力
電圧を決定する。
対応した出力電流−出力電圧特性として、図11におけ
る特性G3が読み出されたとする。この場合、制御部4
8は、その読み出された特性G3において出力電圧と出
力電流の積(すなわち、2次電池26の出力電力)が、
上記(Preq −Pperm)に略等しくなるポイントを算出
する。今、このポイントが図11に示すPn であるとす
ると、そのポイントP n での2次電池26の出力電圧V
n を、2次電池26に要求される出力電圧としてステッ
プS440において決定する。
設定した2次電池26の出力電圧V n を出力側の指令値
として、DC/DCコンバータ28に駆動信号を出力す
ると共に、負荷要求に基づいて駆動インバータ30に駆
動信号を出力する(ステップS450)。これによっ
て、配線50の電圧および2次電池26の出力電圧がV
n となり、2次電池26からは電力Pn が出力される。
このとき、燃料電池60からは、ガス流量に応じた電力
Ppermが出力され、電源装置115全体では、要求電力
Preq が出力されるようになり(ステップ460)、本
ルーチンを終了する。
req −Pperm)が0よりも小さいとき、すなわち、燃料
電池60が出力可能な電力が、要求電力よりも大きいと
きには、残存容量モニタ27が検出する2次電池26の
残存容量(SOC)を取り込む(ステップS470)。
そして、取り込んだSOCが、所定の値よりも小さいか
どうかを判断する(ステップS480)。このステップ
S480において判断に用いる所定の値とは、2次電池
26の充電を行なう必要があるかどうかの判断を行なう
ための値として、予め設定し、制御部48のROM内に
記憶しておいた値である。
りも小さい、すなわち2次電池26を充電する必要があ
ると判断されると、次に2次電池26の出力電圧を決定
する(ステップS490)。このときには、まず、ステ
ップS470で読み込んだSOCに対応する出力電流−
出力電圧特性をROMから読み出す。そして、この読み
出した出力電流−出力電圧特性に基づいて、ステップS
420で求めた(Pre q −Pperm)に相当する電力を2
次電池26によって出力するための2次電池26の出力
電圧を決定する。
対応した出力電流−出力電圧特性として、前述したのと
同様に、図11における特性G3が読み出されたとす
る。出力電流−出力電圧特性を読み出すと、制御部48
は、その読み出された特性G3において出力電圧と出力
電流の積(すなわち、2次電池26の出力電力)が、上
記(Preq −Pperm)に略等しくなるポイントを算出す
る。この場合、(Preq−Pperm)は0未満であるの
で、2次電池26の出力電力が負となるポイント、すな
わち2次電池26の出力電流が負となるポイントを算出
することになる。今、このポイントが図11に示すPr
であるとすると、そのポイントPr での2次電池26の
出力電圧Vr を、2次電池26に要求される出力電圧と
してステップS440において決定する。
設定した2次電池26の出力電圧V r を出力側の指令値
として、DC/DCコンバータ28に駆動信号を出力す
ると共に、負荷要求に基づいて駆動インバータ30に駆
動信号を出力する(ステップS500)。これによっ
て、配線50の電圧および2次電池26の出力電圧がV
n となり、2次電池26には電力が蓄積されることにな
る。このとき、燃料電池60からはガス流量に応じた電
力Ppermが出力され、この燃料電池の出力電力によっ
て、要求電力Preq が賄われると共に2次電池26の充
電が行なわれ(ステップ510)、本ルーチンを終了す
る。
が所定の値以上である、すなわち2次電池26を充電す
る必要がないと判断されたときにも、次に2次電池26
の出力電圧を決定する(ステップS520)。このとき
にも、ステップS470で読み込んだSOCに対応する
出力電流−出力電圧特性をROMから読み出す。そし
て、この読み出した出力電流−出力電圧特性に基づい
て、2次電池26の出力電力が0となるときの、2次電
池26に要求される出力電圧を決定する。
対応した出力電流−出力電圧特性として、図11におけ
る特性G5が読み出されたとする。出力電流−出力電圧
特性を読み出すと、制御部48は、その読み出された特
性G5において出力電圧と出力電流の積(すなわち、2
次電池26の出力電力)が略0となるポイントを算出す
る。この場合には、2次電池26の出力電流が略0とな
るポイントを算出することになる。今、このポイントが
図11に示すPs であるとすると、そのポイントPs で
の2次電池26の出力電圧Vs を、2次電池26に要求
される出力電圧としてステップS520において決定す
る。
設定した2次電池26の出力電圧V s を出力側の指令値
として、DC/DCコンバータ28に駆動信号を出力す
ると共に、負荷要求に基づいて駆動インバータ30に駆
動信号を出力する(ステップS530)。これによっ
て、配線50の電圧および2次電池26の出力電圧はV
s となり、2次電池26は充放電を行なわない状態とな
る。このとき、燃料電池60からは要求電力Preq が出
力され、負荷要求に応じた電力が、駆動インバータ30
を介して駆動モータ32で消費されるようになり(ステ
ップ540)、本ルーチンを終了する。
される電力は、負荷要求に応じたものであり、ステップ
S410でガス流量に基づいて決定される発電可能な電
力P permとは一致していない。このような場合には、燃
料電池60の動作ポイントは、ガス流量に対して最も発
電量が多くなるポイントからは、はずれることになる。
において実行される間欠運転切り替え時制御処理ルーチ
ンを表わすフローチャートである。本ルーチンは、図5
に示した運転モード判断処理ルーチンと同様の処理を行
なう際に、ステップS140で間欠運転モードが選択さ
れたときに、制御部48において実行される。本ルーチ
ンが実行されると、ステップS600からS620の処
理として、図8に示したステップS300からS320
と同様の処理を実行する。すなわち、間欠運転モードか
ら定常運転モードへの切り替えが行なわれるかどうかを
判断し、運転モードが切り替わるときには、図10に示
した定常運転モード制御処理ルーチンを実行することな
く、この間欠運転切り替え時制御処理ルーチンに従った
制御を行なう。そして、間欠運転モードから定常運転モ
ードへ切り替わってからの、経過時間Tを計測し、この
経過時間Tが、予め定めた所定の基準時間T1 よりも小
さいか否かを判断する。
への切り替えが判断されるときには、既述したように、
燃料電池システム22が起動される。したがって、上記
経過時間Tの計測が開始されるときには、燃料ガス供給
部61およびブロワ64が起動されて、燃料電池60に
対するガスの供給が開始されると共に、燃料電池60と
配線50との間が接続される。このとき、起動された燃
料ガス供給部61およびブロワ64に対しては、図5の
ステップS120で算出した要求電力Preq を発電する
ために燃料電池60が必要とする量のガスを、燃料電池
60に供給するように、駆動信号が送られる。
基準時間T1 よりも小さいと判断されると、制御部48
は、SOCの取り込みを行なう(ステップS630)。
その後、このSOCに基づいて、2次電池26の出力電
圧を決定する(ステップS640)。ここで、2次電池
26の出力電圧は、図10のステップS520と同様
に、そのSOCにおける2次電池の出力電流−出力電圧
特性に基づいて、2次電池26の出力電流が略0になる
ときの出力電圧Vs として決定する。
に、2次電池26の出力電圧Vs を出力側の指令値とし
て、DC/DCコンバータ28に駆動信号を出力すると
共に、負荷要求に基づいて駆動インバータ30に駆動信
号を出力する(ステップS650)。これによって、ガ
ス流量に関わらず、要求電力Preq に相当する電力を燃
料電池60が出力するようになる。このように、ステッ
プS630〜S660の工程は、図10のステップS4
70およびステップS520〜S540と同様の動作を
行なう工程である。
過時間Tと基準時間T1 との比較を行なう。このよう
に、間欠運転モードから定常運転モードに切り替わった
後は、所定の時間が経過するまでは、燃料電池に供給さ
れるガスの流量を考慮することなく、要求電力Preq に
相当する電力を燃料電池60が発電するように制御を行
なう。
基準時間T1 を超えたと判断されるときには、図10に
示した定常運転モード制御処理ルーチンに移行して(ス
テップS670)、本ルーチンを終了する。定常運転モ
ード制御処理ルーチンに移行することにより、これ以後
は、燃料電池60に供給されるガス流量を考慮した通常
の制御が行なわれるようになる。
置115によれば、第1実施例と同様に、間欠運転モー
ドから定常運転モードに切り替わるときに、負荷要求に
応じた駆動力を確保することができる。すなわち、定常
運転モードへの切り替え時に、電気自動車10におい
て、燃料電池60を用いて、アクセル開度に応じた加速
を実現することができる。このとき、燃料電池60にお
いては、水素ガス供給路62および酸化ガス供給路65
内に滞留するガスを利用して、要求電力Preq に相当す
る電力が発電される。なお、このようにガス流量を考慮
しない制御を行なう間は、2次電池26の残存容量に関
わらず2次電池26の充電を行なわないことで、駆動イ
ンバータ30に供給する電力を確保している。
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
池60に供給されるガス流量は、流量センサ67,68
の検出結果に基づいて判断したが、異なる構成としても
良く、ガス流量を反映する値に基づいて判断すればよ
い。例えば、酸化ガスの流量を直接検出する代わりに、
ブロワ64の回転数を読み込んで、ガス流量を算出する
こととしても良い。
燃料電池60のアノード側に供給する燃料ガスとして水
素ガスを用いたが、改質ガスを用いることとしても良
い。このような場合には、燃料電池60に要求される発
電量に応じて、改質ガスの生成量を調節する。そのと
き、間欠運転モードから定常運転モードへの切り替え時
に、改質ガスの生成が定常状態になる前に本発明を適用
することで、上記切り替え時において負荷要求に対して
得られる動力が低下するのを抑えることができる。
ガス流量を考慮しない本発明の制御方法を、間欠運転モ
ードから定常運転モードへの切り替え時に行なうことと
したが、燃料電池システムの起動時であれば、他の状況
に適用することも可能である。燃料電池システムの停止
時に、配管内にガスが滞留する場合には、同様の制御を
行なうことができる。
成の概略を表わすブロック図である。
明図である。
るいは出力電力との関係を示す説明図である。
との関係を表わす説明図である。
ャートである。
が、ガス流量によって変化する様子を表わす説明図であ
る。
ーチャートである。
フローチャートである。
説明図である。
される定常運転モード制御処理ルーチンを表わすフロー
チャートである。
ときの出力電流−出力電圧特性の例を表わす説明図であ
る。
される間欠運転切り替え時制御処理ルーチンを表わすフ
ローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料電池と蓄電器とが電源配線に並列に
接続された電源システムの制御方法であって、(a)前
記燃料電池を起動する工程と、(b)前記電源システム
に要求される電力に関する情報として外部から入力され
る負荷要求を取得する工程と、(c)前記(a)工程で
前記燃料電池が起動してからの経過時間を測定する工程
と、(d)前記燃料電池に実際に供給されている燃料量
に関する情報を取得する工程と、(e)前記(c)工程
で測定した経過時間と、予め定めた所定の基準時間とを
比較する工程と、(f)前記経過時間が前記基準時間以
内であると判断されるときに、前記燃料電池が出力すべ
き目標パワーを、前記燃料量に関わりなく、前記負荷要
求に基づいて設定する工程と、(g)前記経過時間が前
記基準時間を超えていると判断されるときに、前記燃料
電池が出力すべき目標パワーを、前記(d)工程で取得
した前記燃料量に応じて設定する工程とを備える電源シ
ステムの制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の電源システムの制御方法
であって、 前記電源システムは、前記燃料電池の運転を停止して前
記蓄電器によって負荷に対して電力を供給する第1の運
転モードと、前記燃料電池を用いて発電を行なう第2の
運転モードとを有し、前記負荷要求に応じて前記第1の
運転モードと第2の運転モードとを切り替えながら、前
記電源システムの運転を継続し、 前記(a)工程における前記燃料電池の起動は、前記第
1の運転モードから前記第2の運転モードへの切り替え
時に行なわれる電源システムの制御方法。 - 【請求項3】 燃料電池と蓄電器とが電源配線に並列に
接続された電源システムであって、 前記電源システムに要求される電力に関する情報である
負荷要求を取得する負荷要求取得部と、 前記燃料電池が起動されてからの経過時間を測定する経
過時間測定部と、 前記燃料電池に供給される燃料の量を検出する供給燃料
量検出部と、 前記燃料電池が出力すべき目標パワーを設定する目標パ
ワー設定部と、 前記目標パワーが設定した前記目標パワーを前記燃料電
池が出力するように、前記燃料電池の運転状態を制御す
る運転状態制御部とを備え、 前記目標パワー設定部は、前記経過時間測定部が測定し
た前記経過時間が所定の基準時間内であるときには、前
記目標パワーを前記負荷要求に基づいて設定し、前記経
過時間測定部が測定した前記経過時間が所定の基準時間
を超えるときには、前記目標パワーを前記供給燃料量検
出部が検出した燃料の量に基づいて設定する電源システ
ム。 - 【請求項4】 請求項3記載の電源システムであって、 前記電源システムの運転状態として、前記燃料電池の運
転を停止して前記蓄電器によって前記負荷に対して電力
を供給する第1の運転モードと、前記燃料電池を用いて
発電を行なう第2の運転モードとを、前記負荷要求に応
じて切り替える運転状態切り替え部をさらに備え、 前記経過時間測定部は、前記第1の運転モードから第2
の運転モードに切り替わる際に、前記燃料電池が起動さ
れてからの経過時間を測定する電源システム。 - 【請求項5】 請求項3または4記載の電源システムで
あって、 前記蓄電器は、DC/DCコンバータを介して前記電源
配線に接続される2次電池であり、 前記運転状態制御部は、前記目標パワー設定部が設定し
た前記目標パワーを前記燃料電池が出力するときの出力
電圧を、前記DC/DCコンバータの出力電圧として設
定する電源システム。 - 【請求項6】 請求項3または4記載の電源システムで
あって、 前記燃料電池から出力される電力を前記電源配線に伝え
る際に電圧の変換を行なうDC/DCコンバータをさら
に備え、 前記蓄電器は2次電池であり、 前記運転状態制御部は、前記経過時間測定部が測定した
前記経過時間が所定の基準時間内であるときには、前記
電源配線における電圧が、前記2次電池が充放電を行な
わない電圧となるように、前記DC/DCコンバータの
出力電圧を設定する電源システム。 - 【請求項7】 請求項5または6記載の電源システムで
あって、 前記電源配線に接続し、前記燃料電池および/または前
記2次電池が出力する電力を外部の所定の負荷に対して
出力するインバータをさらに備え、 前記運転状態制御部は、前記経過時間測定部が測定した
前記経過時間が所定の基準時間内であるときには、前記
負荷要求に応じた電力を前記負荷が消費するように、前
記インバータを駆動する電源システム。
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