JP7127600B2 - 燃料電池車両および燃料電池車両の制御方法 - Google Patents
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Description
この形態の燃料電池車両によれば、掃気処理を実行するための許可条件として、燃料電池車両の車速が所定の速度以下である状態が、所定期間継続されたという条件を設定できるため、回生制動力が発生しない速度域において掃気処理を実行することができる。そのため、回生摩擦協調ブレーキの制動力を安定させることができる。
(2)上記形態の燃料電池車両において、前記制動制御部は、前記車速が第2速度以下である場合には、制動要求に応じて発生させる制動力における、前記回生制動力の割合をゼロとし、前記第1速度は、前記第2速度よりも低くてもよい。
この形態の燃料電池車両によれば、第2速度以下では、回生制動力が発生せず、掃気処理は、第2速度よりも小さい第1速度以下にて実行される。そのため、回生摩擦協調ブレーキの制動力をより確実に安定させることができる。
(3)上記形態の燃料電池車両において、前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、予め定められた中断条件が満たされた場合、前記掃気処理を終了させ、前記滞留水の量の推定値を初期値に戻してもよい。
この形態の燃料電池車両によれば、掃気処理の中断と実行とが繰り返されることが抑制される。そのため、掃気処理が繰り返されて燃料電池内が乾燥することを抑制できる。
(4)上記形態の燃料電池車両において、前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、前記車速が前記第1速度を超えた場合であっても、前記燃料電池車両がアクセルオン状態である場合には、前記掃気処理を終了させずに継続してもよい。
この形態の燃料電池車両によれば、掃気処理が実行されている間に、許可条件が満たされなくなったとしても、回生制動力が発生しないアクセルオン状態である場合には、掃気処理が継続される。そのため、許可条件が満たされなくなった場合に掃気処理が中断される形態に比べて、燃料電池内の滞留水が排出されやすくなり、滞留水が燃料電池内に滞留する期間を短くできる。
(5)上記形態の燃料電池車両において、前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、前記車速が前記第1速度を超えた場合には、前記燃料電池車両がアクセルオフ状態であることを検出したタイミングで前記掃気処理を終了してもよい。
この形態の燃料電池車両によれば、掃気処理を中断するタイミングとアクセルオフ状態とされるタイミングとを一致させることができる。そのため、回生摩擦協調ブレーキの制動力を安定させることができる。
本開示は、燃料電池車両以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池車両の制御方法、燃料電池車両に搭載された燃料電池の掃気方法等の形態で実現することができる。
図1は、第1実施形態における燃料電池車両20の概略構成を示す説明図である。燃料電池車両20は、燃料電池100と蓄電装置421とを含む燃料電池システム30と、電動発電機40と、摩擦ブレーキ50と、アクセルペダル70と、ブレーキペダル80と、車速検出部60と、制御部500とを備えている。燃料電池車両20は、アクセルペダル70やブレーキペダル80の操作に応じて駆動または制動される。本実施形態の電動発電機40は、燃料電池車両20を駆動する力行モードと、燃料電池車両20を制動する回生モードとで動作可能である。力行モード時の電動発電機40は、燃料電池システム30から電力の供給を受けて、前輪FWと後輪RWとの少なくとも一方を回転させることによって燃料電池車両20を駆動する。回生モード時の電動発電機40は、燃料電池車両20の運動エネルギを電力に変換することによって燃料電池車両20を制動する。回生モード時の電動発電機40による制動のことを、回生ブレーキとも呼ぶ。本実施形態の燃料電池車両20は、回生ブレーキと摩擦ブレーキ50とを併用した回生摩擦協調ブレーキによって制動される。摩擦ブレーキによる制動力のことを摩擦制動力と呼び、回生ブレーキによる制動力のことを回生制動力と呼び、回生摩擦協調ブレーキによる制動力のことを回生摩擦協調制動力と呼ぶ。
図7は、第2実施形態における掃気許可判定処理の処理内容を示すフローチャートである。第2実施形態における燃料電池車両20の構成は、特に説明しない限り第1実施形態と同じである。
図8は、第3実施形態における掃気許可判定処理の処理内容を示すフローチャートである。第3実施形態における燃料電池車両20の構成は、特に説明しない限り第1実施形態と同じである。
(D1)上述した各実施形態における燃料電池車両20では、掃気制御部520は、燃料電池100内のカソード側における滞留水を燃料電池100外へと排出するために掃気処理を実行する。これに対して、掃気制御部520は、燃料電池100内のアノード側における滞留水を排出するために掃気処理を実行してもよい。掃気制御部520は、例えば、水素循環ポンプを222駆動することによって、燃料電池100内に滞留した滞留水を燃料電池100外へと排出させることができる。この場合、水素循環ポンプ222のことをガス供給部と呼ぶこともある。また、水素タンク211から燃料電池100内へと水素ガスを供給することによって、燃料電池100内に滞留した滞留水を燃料電池100外へと排出させてもよい。この場合、水素タンク211のことをガス供給部と呼ぶこともある。
Claims (6)
- 燃料電池車両であって、
燃料電池と、
前記燃料電池内に反応ガスを供給するガス供給部と、
前記燃料電池車両を制動する摩擦ブレーキと、
前記燃料電池車両を駆動する力行モードと、前記燃料電池車両を制動する回生モードとで動作可能な電動発電機と、
前記燃料電池によって発電された電力と、前記回生モード時の前記電動発電機によって発電された電力とを蓄電可能な蓄電装置と、
前記燃料電池車両の車速を検出する車速検出部と、
制動要求に応じて発生させる制動力における、前記摩擦ブレーキによる摩擦制動力と前記回生モード時の前記電動発電機による回生制動力との割合を、少なくとも前記車速に応じて決定し、決定した前記割合に応じて、前記摩擦ブレーキと前記回生モード時の前記電動発電機とを制御する制動制御部と、
前記燃料電池内に滞留する滞留水の量を推定し、推定した前記滞留水の量が予め定められた閾値以上であり、かつ、予め定められた許可条件が満たされた場合に、前記ガス供給部から反応ガスを前記燃料電池内に供給することによって前記滞留水を前記燃料電池外へ排出させる掃気処理を実行する掃気制御部と、
を備え、
前記許可条件は、前記車速が予め定められた第1速度以下である状態が予め定められた第1期間以上継続された、という条件である、
燃料電池車両。 - 請求項1に記載の燃料電池車両であって、
前記制動制御部は、前記車速が第2速度以下である場合には、制動要求に応じて発生させる制動力における、前記回生制動力の割合をゼロとし、
前記第1速度は、前記第2速度よりも低い、燃料電池車両。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池車両であって、
前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、予め定められた中断条件が満たされた場合、前記掃気処理を終了させ、前記滞留水の量の推定値を初期値に戻す、燃料電池車両。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池車両であって、
前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、前記車速が前記第1速度を超えた場合であっても、前記燃料電池車両がアクセルオン状態である場合には、前記掃気処理を終了させずに継続する、燃料電池車両。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池車両であって、
前記掃気制御部は、前記許可条件が満たされて前記掃気処理が実行されている間に、前記車速が前記第1速度を超えた場合には、前記燃料電池車両がアクセルオフ状態であることを検出したタイミングで前記掃気処理を終了する、燃料電池車両。 - 燃料電池車両の制御方法であって、
前記燃料電池車両は、
燃料電池と、
前記燃料電池内に反応ガスを供給するガス供給部と、
前記燃料電池車両を制動する摩擦ブレーキと、
前記燃料電池車両を駆動する力行モードと、前記燃料電池車両を制動する回生モードとで動作可能な電動発電機と、
前記燃料電池によって発電された電力と、前記回生モード時の前記電動発電機によって発電された電力とを蓄電可能な蓄電装置と、
前記燃料電池車両の車速を検出する車速検出部と、
を備え、
制動要求に応じて発生させる制動力における、前記摩擦ブレーキによる摩擦制動力と前記回生モード時の前記電動発電機による回生制動力との割合を、少なくとも前記車速に応じて決定し、決定した前記割合に応じて、前記摩擦ブレーキと前記回生モード時の前記電動発電機とを制御し、
前記燃料電池内に滞留する滞留水の量を推定し、推定した前記滞留水の量が予め定められた閾値以上であり、かつ、予め定められた許可条件が満たされた場合に、前記ガス供給部から反応ガスを前記燃料電池内に供給することによって前記滞留水を前記燃料電池外へ排出させる掃気処理を実行し、
前記許可条件は、前記車速が予め定められた速度以下である状態が予め定められた期間以上継続された、という条件である、
燃料電池車両の制御方法。
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