JP2007273376A - 弁の加熱システム及び弁の加熱装置の制御方法 - Google Patents

弁の加熱システム及び弁の加熱装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料ガス貯蔵容器と燃料ガス消費機器との間に配置される遮断弁の遮断性を確保可能とする遮断弁の加熱システム、及び、遮断弁の加熱装置の制御方法を提供する。
【解決手段】水素が貯蔵された水素タンク10から、水素の流通を遮断する遮断弁20を介して、水素を消費する燃料電池110に、水素が供給されるアノード系において、遮断弁20を加熱する加熱システムであって、遮断弁20を加熱する加熱手段70と、燃料電池110が水素を消費したことに対応する実測出力電流A1に基づいて、加熱手段70の加熱量を制御するECU90と、を備えた遮断弁の加熱システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、弁の加熱システム及び弁の加熱装置の制御方法に関する。
固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池の開発が盛んであり、燃料電池自動車、家庭用の発電システム等に適用されている。このような燃料電池を発電させるために、水素(燃料ガス)と、酸素を含む空気(酸化剤ガス)とを、燃料電池に供給する必要ある。空気はコンプレッサ等よって燃料電池に供給され、水素は水素タンクから燃料電池に供給される。
ここで、水素タンク内の水素が使用されると、水素タンク内に残存する水素が断熱膨張(サイモン膨張)し、水素の温度が低下する。この後、引き続いて水素が流れると、温度低下した水素によって、水素タンクの下流側の遮断弁が冷却される。
そうすると、遮断弁に内蔵されるOリング等のシール部材も冷却されて低温になり、硬くなる。よって、シール部材が低温の状態で、閉弁指令を受けて遮断弁が閉弁しても、そのシール性が低下しているため、遮断弁が完全に閉じていないおそれがある。
そこで、例えば、減圧弁(遮断弁)を経由するように温水を流通させて、減圧弁を暖める技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−158371号公報(0013〜0026、図1、図2参照)
このような水素が流通する水素供給系(燃料ガス供給系)に設けられた遮断弁等の弁が、指令に従って、確実に作動するための技術は、更なる向上が望まれている。
そこで、本発明は、燃料ガス貯蔵容器と燃料ガス消費機器との間に配置される弁の作動性を確保可能とする弁の加熱システム、及び、弁の加熱装置の制御方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、燃料ガスが貯蔵された燃料ガス貯蔵容器から、弁を介して、燃料ガスを消費する燃料ガス消費機器に、燃料ガスが供給される燃料ガス供給系における前記弁を加熱する加熱システムであって、前記弁を加熱する加熱手段と、前記燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する出力に基づいて、前記加熱手段の加熱量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする弁の加熱システムである。
ここで、特許請求の範囲における弁は、低温にさらされる弁であればよく、その機能、種類はどのようであってもよい。このような弁としては、いわゆる止め弁(stop valve)等の遮断弁や、断続的に燃料ガスの流通を遮断することでその下流側の圧力を制御する減圧弁や、その上流側の圧力を制御する背圧弁や、燃料ガスの逆流を防止するための逆止弁や、その上流側の圧力が所定パイロット圧力以上の場合に開くパイロット弁(チェック弁)等を含む。また、燃料ガスを二股等に分岐させる三方弁等であってもよいものとする。
そして、このような弁の加熱システムによれば、制御手段が、燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する燃料ガス消費機器の出力に基づいて、加熱手段の加熱量を制御することができる。すなわち、燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費すると、燃料ガス貯蔵容器内の燃料ガスが、その消費量に応じて流出するため、燃料ガス貯蔵容器内の燃料ガスが断熱膨張し、その温度が低下する。その後、この低温の燃料ガスが、燃料貯蔵容器から流出する。一方、制御手段が、燃料ガス消費機器の出力に基づいて、弁を加熱する加熱手段の加熱量を制御し、加熱手段によって弁を加熱する。
したがって、前記した低温の燃料ガスが弁を流通しても、弁の温度が、遮断時のシール性が低下する温度に低下することはなく、弁の遮断性(作動性)は確保される。ゆえに、例えば、この低温の燃料ガスの流通中や流通直後に閉弁指令受けても、弁は燃料ガスの流通を確実に遮断することができる。
また、本発明は、燃料ガスが貯蔵された燃料ガス貯蔵容器から、弁を介して、燃料ガスを消費する燃料ガス消費機器に、燃料ガスが供給される燃料ガス供給系における前記弁を加熱する加熱装置の制御方法であって、前記燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する出力を検出する第1ステップと、当該検出した出力に基づいて、前記加熱装置の加熱量を制御する第2ステップと、を含むことを特徴とする弁の加熱装置の制御方法である。
このような弁の加熱装置の制御方法によれば、燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する燃料消費機器の出力を検出し(第1ステップ)、この検出した出力に基づいて、加熱装置の加熱量を制御する(第2ステップ)。これにより、加熱装置によって弁が加熱されるので、低温の燃料ガスが弁を流通しても、弁の温度は遮断時のシール性が低下する温度に低下することはなく、弁の遮断性は確保される。
本発明によれば、燃料ガス貯蔵容器と燃料ガス消費機器との間に配置される弁の作動性を確保可能とする弁の加熱システム、及び、弁の加熱装置の制御方法を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る遮断弁の加熱システムが組み込まれた燃料電池システムについて、図1から図8を参照して説明する。
≪燃料電池システムの構成≫
図1に示すように、本実施形態に係る燃料電池システム1は、燃料電池110(燃料ガス消費機器)と、燃料電池110のアノードに対して水素(燃料ガス)を供給及び排出するアノード系(燃料ガス供給系)と、燃料電池110のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス)を供給及び排出するカソード系と、燃料電池110の発電電力を消費する電力消費系と、アノード系の後記する遮断弁20を適宜に加熱する加熱手段70と、温度センサ81と、これらを電子制御するECU90(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を主に備えている。
因みに、燃料電池システム1は、燃料電池自動車(図示しない)に搭載されており、この燃料電池自動車は後記する走行モータ61を動力源として走行するようになっている。
<燃料電池>
燃料電池110(燃料電池スタック)は、単セルが複数積層されることによって構成された固体高分子型燃料電池であって、水素(燃料ガス)及び酸素を含む空気(酸化剤ガス)を消費することで発電するようになっている。
単セルは、電解質膜(固体高分子膜)の両面をアノード(燃料極)及びカソード(空気極)で挟んでなるMEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、MEAを挟む一対のセパレータと、を主に備えている。各セパレータには、各単セルを構成するMEAの全面に水素又は酸素を供給するための溝や、全単セルに水素、酸素を導くための貫通孔等が形成されており、これら溝等がアノード流路111、カソード流路112として機能している。
そして、アノード流路111を介して各アノードに水素が供給され、カソード流路112を介して各カソードに加湿された空気が供給されると、アノード及びカソードに含まれる触媒(Pt等)上で電気化学反応が起こり、各単セルで電位差(いわゆるOCV(Open Circuit Voltage:開回路電圧))が発生するようになっている。次いで、このように電位差が発生した燃料電池110に対して、走行モータ61等の外部負荷から発電要求があると、燃料電池110が発電するようになっている。
<アノード系>
アノード系は、燃料電池110に供給される水素が高圧で貯蔵された水素タンク10(水素貯蔵容器)と、遮断弁20と、減圧弁121と、エゼクタ122と、パージ弁123とを主に備えている。そして、水素タンク10から下流側に向かって、遮断弁20と、配管121aと、減圧弁121と、配管121bと、エゼクタ122と、配管122aと、アノード流路111とが順に接続されており、ECU90によって遮断弁20が開かれると、減圧弁121で所定圧力に減圧された水素が、アノード流路111に供給されるようになっている。
アノード流路111の下流側には、配管123aと、パージ弁123と、その下流端が外部に開放した配管123bとが順に接続されている。また、配管123c(循環手段)によって、配管123aとエゼクタ122とが接続されている。
そして、パージ弁123が閉じられている場合、燃料電池110のアノードから排出されたアノードオフガスは、配管123cを経由して、燃料電池110の上流側に戻り、再び燃料電池110に供給されるようになっている。これにより、アノードオフガス中の未反応の水素が再利用され、その結果として、水素の消費が抑えられるようになっている。
なお、減圧弁121の下流側圧力は、この減圧弁121によって所定圧力に設定されるので、このようにパージ弁123が閉じている場合において、燃料電池110で水素が消費されると、減圧弁121が開き、その下流側に水素が流れ込むようになっている。ここで、燃料電池110の発電中(燃料電池システム1の運転中)は、遮断弁20は開いているので、このように減圧弁121が開き、その下流側に水素が流れ込めば、この流れ込みに連動して、水素タンク10内から遮断弁20を介して、水素が流れ出すようになっている。そして、このように水素タンク10から水素が流出すると、水素タンク10内に残存する水素が断熱膨張し、その温度(後記する実測水素温度T1)が下がるようになっている。
一方、パージ弁123が開かれている場合、アノードオフガスは、配管123a、パージ弁123、配管123bを介して、外部に排出される。なお、このようにECU90によってパージ弁123が開かれる場合は、燃料電池110(スタック)のセル電圧を監視するECU90が、セル電圧の低下を検知し、アノードオフガス中に所定量以上の不純物が含まれていると推定した場合である。
[水素タンク、遮断弁]
次に、水素タンク10と遮断弁20の具体的構成について、図2から図4を参照して説明する。
なお、図2は、本実施形態に係る遮断弁が取り付けられた水素タンクの平面図であり、図3は、図2の遮断弁及び水素タンクのX1−X1線断面図である。図4は、同X2−X2線断面図である。また、図3は、ソレノイド56がOFFされ、圧縮コイルバネ54(リターンスプリング)によってプランジャ51が閉方向(図3の上向き)に付勢され、シール53が弁座体32に当接した状態、つまり、遮断弁20が閉じている状態を記載している。
(水素タンク)
図3に示すように、水素タンク10は、金属製(アルミニウム合金等)のタンク本体11(ライナー)と、タンク本体11の表面を覆ったカバー13と、を主に備えている。タンク本体11は、外部に開口すると共に遮断弁20が取り付けられるネック部12を有している。カバー13は、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊維強化プラスチック)や、GFRP(Glass Fiber Reinforced Plastic:ガラス繊維強化プラスチック)等から形成され、これにより、タンク本体11が補強されると共に、水素タンク10の断熱性が高められている。
(遮断弁)
遮断弁20は、水素タンク10に一体的に取り付けられた弁であり、本実施形態では、その略半分が水素タンク10内に配置されるためインタンク弁とも称される。また、本実施形態に係る遮断弁20は、水素タンク10から外部への水素の流通を適宜に遮断する本来の機能に加えて、水素の充填口としての機能と、リリーフ弁としての機能とを備えている。このような遮断弁20は、水素タンク10に螺合固定された固定部30と、プランジャ51(弁体)を有する作動部50と、を主に備えている。
(遮断弁−固定部)
固定部30は、弁箱31と、弁座体32と、水素の放出口となる放出用リセプタクル33(レセプタクル)と、水素の充填口となる充填用リセプタクル34と、逆止弁35と、リリーフ弁36と、を主に備えている。
弁箱31は、その内部に、水素の流路になると共に弁座体32を収容する弁座体収容空間31aを有している。そして、弁箱31は、ネック部12に螺合固定されている。なお、弁箱31とネック部12との間には、Oリング41が介設されており、気密性が確保されている。
また、弁箱31には、後記する加熱手段70のヒータ71が埋設されるヒータ用穴31bが形成されている。ここで、遮断弁20を構成する各部品は略金属製であるので、ヒータ71が作動し、発熱した場合、この熱は弁箱31等を伝達し、遮断弁20が加熱されるようになっている。これにより、後記するゴム製のシール53や、Oリング41等も暖められるようになっている。
弁座体32は、略円筒体であって、弁座体収容空間31aに収容されると共に、その上部が弁箱31に螺合固定されている。なお、弁座体32と弁箱31との間にはOリング42が介設されている。弁座体32と弁箱31との間には、平断面視において、リング状の隙間が形成されており、この隙間は、水素の充填時及びリリーフ時において、水素の流路として機能している。
また、弁座体32には、その中心軸線上を貫通するように流路32aが形成されている。そして、遮断弁20が閉状態にある場合、シール53が弁座体32に当接することで、流路32aの図3における下端開口が閉じるように設計されている。一方、遮断弁20が開状態にある場合、シール53が弁座体32から離間することで、流路32aの図3における下端開口が開き、水素が、流路32a、弁箱31に螺合固定された放出用リセプタクル33(図4参照)の中空部33aを順に通って、外部に放出されるようになっている。
充填用リセプタクル34は、水素の充填口として機能するものであって、弁箱31に固定されている。充填用リセプタクル34は、略円筒体であって、中空部34aを有している。
逆止弁35は、充填用リセプタクル34の中空部34aに摺動可能に収容されており、その外周面にOリング43が設けられている。そして、図3に示すように、外部の水素ステーション等の水素圧力が作用すると、逆止弁35が弁座体32側に移動して逆止弁35が開き、水素が、弁座体収容空間31a、後記する中空部57a及び連通孔57bを介して、水素タンク10に充填されるように構成されている。一方、水素圧力が作用しない場合、逆止弁35と弁座体32との間に設けられた圧縮コイルバネ37が、逆止弁35を充填用リセプタクル34の入口側(図3の右側)に付勢し、これにより、逆止弁35が閉じるように構成されている。
リリーフ弁36は、外部熱源の接近による水素タンク10の爆発を防止する弁であって、例えば、低融点の金属や、SBR等の熱可塑性エラストマーから形成されており、弁箱31の適所に固定されている。そして、外部熱源が接近すれば、リリーフ弁36が例えば溶融し、水素タンク10内の水素が、連通孔57b、中空部57a、弁座体収容空間31a及びリリーフ弁36を介して、外部に放出されるように構成されている。
(遮断弁−作動部)
作動部50は、ECU90からの指令に従って、プランジャ51を作動させる部分である。具体的に、作動部50は、プランジャ51と、シール53と、圧縮コイルバネ54(リターンスプリング)と、ガイド体55と、ソレノイド56と、マウント57と、を主に備えている。
マウント57は、略円筒体であって、弁座体収容空間31aに連通する中空部57aを有しており、弁箱31の下部に螺合固定されている。また、マウント57の周壁には周方向において複数の連通孔57bが形成されており、この連通孔57bによって、中空部57aと、その外部の水素タンク10内とが連通されている。
ガイド体55は、下底を有する略有低円筒体であって、マウント57の下端に螺合固定されている。
プランジャ51は、ガイド体55に摺動自在に収容されており、ガイド体55によってガイドされている。プランジャ51の上端には、カップ52及びゴム製のシール53が固定されている。そして、圧縮コイルバネ54が、カップ52とガイド体55との間に介設されており、この圧縮コイルバネ54によって、カップ52、シール53及びプランジャ51が、図3における上方向に付勢されている。よって、ソレノイド56がOFFされている場合、シール53が弁座体32の下端面に当接し、これにより、弁座体32内の流路32aの下端開口が閉じられ、水素タンク10内の水素が外部に流出しないようになっている(遮断弁20の閉状態)。
また、ゴム製のシール53は、その材質等に依存する保障温度T3を有している。すなわち、シール53の温度が保障温度T3以上ならば、シール53の柔軟性が確保され、遮断弁20が閉じた際に、シール53が弁座体32に好適に密着し、水素の外部への流出が遮断される。つまり、遮断弁20の温度が保障温度T3以上の場合、遮断弁20は確実に遮断可能となる。
ソレノイド56は、ガイド体55の周壁に内蔵されている。そして、ガイド体55の下端に固定された制御ユニット58が、信号ケーブル59を介してECU90から遮断弁20の閉指令を受けると、ソレノイド56をON(通電)するように構成されている。そして、このようにソレノイド56がONされれば、プランジャ51が図3における下側に移動し、これと共に、シール53及びカップ52が弁座体32から離間するように構成されている。その結果として、流路32aの下端開口が開き、水素タンク10内の水素が、連通孔57b、中空部57a、流路32a、放出用リセプタクル33(図4参照)を介して、外部に放出するようになっている(遮断弁20の開状態)。
<カソード系>
図1に戻って説明を続ける。
燃料電池110に対して空気を供給及び排出するカソード系は、コンプレッサ131を主に備えている。コンプレッサ131は、配管131aを介して、カソード流路112と接続されている。そして、コンプレッサ131が作動すると、酸素を含む空気がカソード流路112に供給されるようになっている。なお、配管131aには加湿器(図示しない)が設けられており、カソード流路112に供給される空気が適宜に加湿されるようになっている。
一方、カソード流路112の下流側には配管131bが接続されている。そして、カソードから排出されたカソードオフガスが、配管131bを介して、外部に排出されるようになっている。
<電力消費系>
電力消費系60は、走行モータ61と、出力検出器62とを主に備えている。走行モータ61は、燃料電池自動車を走行させるモータであって、燃料電池110の出力端子に接続されている。出力検出器62は、燃料電池110(スタック)の実際の出力電流(以下、実測出力電流A1)を検出する機器であって、電流計を備えている。そして、出力検出器62(電流計)は、燃料電池110と走行モータ61との間で、燃料電池110の実測出力電流A1を検出可能なように、適所に配置されている。また、出力検出器62はECU90と接続されており、ECU90は実測出力電流A1を監視するようになっている。
<加熱手段>
加熱手段70は、ECU90からの指令に従って、遮断弁20を適宜に加熱する手段であって、ヒータ71と、電源72と、インバータ73とを主に備えている。
ヒータ71は、電源72から電力が供給されると発熱し、この熱によって、遮断弁20を加熱する加熱装置である。このようなヒータ71としては、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが使用される。そして、ヒータ71は、遮断弁20のヒータ用穴31bに埋め込まれている(図2、図3参照)。
電源72は、ヒータ71の作動電源であって、例えば、燃料電池自動車に搭載されたバッテリ(二次電池)が使用される。その他に、燃料電池110の発電電力や、回生時における走行モータ61の発電電力を使用することもできる。
インバータ73は、電源72の出力電力を可変することで、ヒータ71の出力、つまり、ヒータ71の加熱量を制御する加熱量制御機器であり、ヒータ71と電源72との間に配置されている。また、インバータ73はECU90と接続されており、ECU90からの指令(指令ヒータ出力)に従って、ヒータ71の出力(加熱量)を制御するようになっている。
<温度センサ>
温度センサ81は、水素タンク10内の実際の水素(実測水素温度T1)の温度を検出するセンサであって、水素タンク10内の適所に配置されている。そして、温度センサ81はECU90と接続されており、ECU90は実測水素温度T1を監視するようになっている。
<ECU>
ECU90(制御手段)は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置である。このようなECU90は、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路等を含んで構成されている。そして、ECU90は、ヒータ71を作動させる必要があるか否かを判定する機能と、実測水素温度T1及び実測出力電流A1とに基づいてヒータ71の出力(加熱量)を制御する機能と、を備えている。
また、ECU90には、図5に示すマップAと、図6に示すマップBとが記憶されている。なお、マップA及びマップBは、事前試験等によって求められる。
[マップA]
マップAは、水素タンク内の水素温度(℃)と、ヒータ71の出力であるヒータ出力Aとが関連付けられたデータである。本実施形態に係るマップAでは、水素温度が所定温度T4以下の範囲ではヒータ出力Aは100%に、所定温度T4以上でシール53の保障温度T3以下の範囲では水素温度が上昇するに従いヒータ出力Bが線形的に減少するように、保障温度T3以上の範囲ではヒータ出力Aは0%に、それぞれ設定されている。なお、マップAは、水素タンク10の容量や、ヒータ71の仕様等に関係する。
[マップB]
マップBは、燃料電池110の出力電流(A)と、ヒータ出力Bとが関連付けられたデータである。本実施形態に係るマップBでは、出力電流が0以上で所定電流A2以下の範囲では出力電流が増加するに従いヒータ出力Bが線形的に増加するように、出力電流が所定電流A2以上の範囲では100%に、それぞれ設定されている。さらに説明すると、出力電流が高くなると、燃料電池110において水素が多量に消費され、この消費された分に対応して水素タンクから水素が流出し、この水素の流出に対応して水素が膨張し、水素タンク内の温度が低下するため、出力電流が高くなるに従って、ヒータ出力Bが高くなる関係となっている。なお、マップBは、ヒータ71の仕様等に関係する。
≪燃料電池システムの動作≫
次に、図7を主に参照して、燃料電池システム1(遮断弁の加熱システム)の動作と共に、ヒータ71(加熱装置)の制御方法について説明する。ヒータ71の制御方法は、燃料電池110の実測出力電流A1を検出する第1ステップと、実測出力電流A1に基づいて、ヒータ71の出力(加熱量)を制御する第2ステップと、を含んでいる。
ステップS101において、ECU90は、実測水素温度T1が所定水素温度T2以下であるか否かを判定する。
なお、所定水素温度T2は、前記した遮断弁20を構成するシール53の保障温度T3よりも高い温度であって、運転者がアクセルを急に踏み込んだ等により、燃料電池110が多量の水素を消費し、これにより、水素タンク10内の水素が急に断熱膨張しても、断熱膨張後の水素タンク10内の水素の温度(実測水素温度T1)が、シール53の保障温度T3未満に低下しない温度に設定される。したがって、所定水素温度T2は、単セルの数等の燃料電池110の仕様や、アクセルの最大踏み込み量等に関係し、燃料電池システム1毎に事前試験等によって求められる。そして、所定水素温度T2は、ECU90に記憶されている。
実測水素温度T1が所定水素温度T2以下である場合(S101・Yes)、ステップS103に進む。この場合は、水素タンク10から水素が流出したことにより、水素タンク10内に残存した水素の断熱膨張により、実測水素温度T1が所定水素温度T2以下の場合である。さらに説明すると、この状態で燃料電池110で多量の水素が消費されると、実測水素温度T1が保障温度T3未満に下がる可能性があるので、実測出力電流A1及び実測水素温度T1を監視し、これらに基づいて、前もって指令ヒータ出力を制御し、遮断弁20(詳細にはシール53)を暖めて、遮断弁20が保障温度T3よりも低くなることを防止する場合である。
一方、実測水素温度T1が所定水素温度T2以下でない場合(S101・No)、つまり、実測水素温度T1が所定水素温度T2よりも高い場合(T1>T2)、ステップS102に進む。この場合は、実測水素温度T1が所定水素温度T2よりも高いので、例えば、運転者によるアクセルの急な踏み込みがあっても、断熱膨張後の水素タンク10内の水素の温度(実測水素温度T1)が、保障温度T3未満に低下せず、遮断弁20の遮断性が失われない場合である。因みに、このように実測水素温度T1が高い場合は、例えば、水素タンク10への水素の充填直後等、水素が圧縮された場合である。
ステップS102において、ECU90は、インバータ73への指令ヒータ出力を0%とする。インバータ73は、これに従って、ヒータ71を出力させない。これにより、無駄な電力消費を抑えることができる。その後、リターンを経由してスタートに戻り、各ステップの処理を繰り返す。
ステップS103において、ECU90は、実測水素温度T1とマップA(図5参照)とに基づいて、ヒータ出力A(%)を決定する。
ステップS104において、ECU90は、実測出力電流A1とマップB(図6参照)とに基づいて、ヒータ出力B(%)を決定する。
ステップS105において、ECU90は、ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和が、100%以上であるか否かを判定する。ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和が、100%以上である場合(S105・Yes)、ステップS106に進む。一方、ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和が、100%以上でない場合(S105・No)、ステップS107に進む。
ステップS106において、ECU90は、インバータ73への指令ヒータ出力を100%とする。そして、インバータ73は、これに従って、ヒータ71を100%で出力させる。これにより、ヒータ71は出力100%で発熱し、遮断弁20(特にシール53)が加熱量100%で暖められる。
したがって、この後、低温の水素が水素タンク10から流れ出し、遮断弁20内を低温の水素が流通しても、シール53の温度が、そのシール性が保障される保障温度T3未満に、低下することは防止される。すなわち、ECU90から遮断弁20に閉指令が送られた場合、遮断弁20は確実に閉まることができる。
その後、リターンを経由してスタートに戻り、各ステップの処理を繰り返す。
ステップS107において、ECU90は、インバータ73への指令ヒータ出力を、ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和とする。そして、インバータ73は、これに従って、ヒータ71を出力させる。これにより、実測水素温度T1及び実測出力電流A1に対応して、遮断弁20が暖められる。よって、この後、ECU90から遮断弁20に閉指令が送られた場合、遮断弁20は確実に閉まることができる。その後、リターンを経由してスタートに戻る。
このような遮断弁20の加熱システムが組み込まれた燃料電池システム1によれば、実測出力電流A1に基づいて、ヒータ71の出力(加熱量)を制御するので、保障温度T3未満の水素によって、遮断弁20が冷却される前に、ヒータ71による加熱を開始することができる。特に、遮断弁20のシール53の温度が、そのシール性が確保されると共に保障温度T3未満に低下することを防止できる。よって、低温の水素が水素タンク10から流出した直後であっても、遮断弁20は確実に閉じることができる。
≪燃料電池システムの一動作例≫
次に、図8を主に参照して、燃料電池システム1の一動作例を説明する。なお、ここでは、実測水素温度T1が所定水素温度T2よりも低い場合を例示する(S101・Yes)。
例えば、燃料電池自動車を急加速するため、運転者がアクセルの踏み込み量を増加したことによって、走行モータ61が必要とする電力が大きくなると、燃料電池110は高出力で発電し、実測出力電流A1が上昇する。そうすると、実測出力電流A1に対応するヒータ出力Bが大きくなる(図6参照)。よって、ECU90は、実測出力電流A1に基づいて、ヒータ71の出力(加熱量)を増加させる。その結果として、遮断弁20の温度は上昇する。
このように実測出力電流A1が高くなると、これに対応して、水素が燃料電池110で消費される。そうすると、この消費された分に対応した量の水素が、水素タンク10から流出する。そして、水素タンク10内に残った水素が断熱膨張するため、大きな実測出力電流A1が検出されることに連動して、実測水素温度T1が下がる。
なお、実測水素温度T1が保障温度T3以上の場合、ヒータ出力Aが0%であるので(図5参照)、ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和である指令ヒータ出力は一定となる。因みに、本動作例では、実測出力電流A1が一定であり、これに基づくヒータ出力Bが一定である場合を記載している。
その後、実測水素温度T1が保障温度T3より低くなれば、実測水素温度T1に対応するヒータ出力Aが0%でなくなり、さらに、実測水素温度T1が低下すると、ヒータ出力Aが大きくなる(図5参照)。そうすると、ヒータ出力Aとヒータ出力Bとの和である指令ヒータ出力が増加し、これにより、遮断弁20の温度の上昇率が大きくなる。すなわち、ECU90は、実測出力電流A1と実測水素温度T1とに基づいて、指令ヒータ出力を制御することになる。
その後、アクセルの踏み込み量が減ると、実測出力電流A1が下がり、ヒータ出力Aが下がる。これと同時に、水素タンク10内における断熱膨張による温度低下が停止する。そして、水素タンク10に残留した水素が、外部から吸熱するため、実測水素温度T1が上昇し始め、ヒータ出力Aが下がる(図5参照)。その結果として、指令ヒータ出力が実測水素温度T1の上昇に伴って下がる。すなわち、ECU90は、主に実測水素温度T1に基づいて、指令ヒータ出力を制御することになる。その結果として、遮断弁20の温度が下がる。
その後、実測水素温度T1が保障温度T3に到達すると、ヒータ出力Aが0%となる(図5参照)。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば以下のような変更をすることができる。
前記した実施形態では、特許請求の範囲における弁が、遮断弁20である場合を例示したが、その他に、減圧弁、背圧弁、逆止弁、パイロット弁(チェック弁)等であってもよい。
また、前記した実施形態では、遮断弁20が水素タンク10に取り付けられた構成を例示したが、遮断弁20が配管121a上に配置された構成であってもよい。
前記した実施形態では、遮断弁20を加熱する加熱装置が電熱式のヒータ71である場合を例示したが、その他に、遮断弁20内、又は、その周囲に温水を通流させることにより、遮断弁20を加熱する加熱装置であってもよい。
前記した実施形態では、本発明が、燃料電池自動車に搭載された燃料電池システム1に適用された場合について説明したが、これに限定されず、例えば、家庭用の据え置き型の燃料電池システムや、給湯システムに組み込まれた燃料電池システム等に本発明を適用してもよい。
本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る遮断弁が取り付けられた水素タンクの平面図である。 図2に示す遮断弁及び水素タンクのX1−X1線断面図である。 図2に示す遮断弁及び水素タンクのX2−X2線断面図である。 水素タンク内の水素温度と、ヒータ出力Aとが関連付けられたマップAである。 燃料電池の出力電流と、ヒータ出力Bとが関連付けられたマップBである。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る燃料電池システムの一動作例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 水素タンク(燃料ガス貯蔵容器)
20 遮断弁
31 弁箱
32 弁座体
33 放出用リセプタクル
34 充填用リセプタクル
35 逆止弁
36 リリーフ弁
51 プランジャ(弁体)
53 シール
54 圧縮コイルバネ
56 ソレノイド
62 出力検出器(出力検出手段)
70 加熱手段
71 ヒータ(加熱装置)
73 インバータ
81 温度センサ
90 ECU(制御手段)
110 燃料電池
121 減圧弁
122 エゼクタ
123 パージ弁

Claims (2)

  1. 燃料ガスが貯蔵された燃料ガス貯蔵容器から、弁を介して、燃料ガスを消費する燃料ガス消費機器に、燃料ガスが供給される燃料ガス供給系における前記弁を加熱する加熱システムであって、
    前記弁を加熱する加熱手段と、
    前記燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する出力に基づいて、前記加熱手段の加熱量を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする弁の加熱システム。
  2. 燃料ガスが貯蔵された燃料ガス貯蔵容器から、弁を介して、燃料ガスを消費する燃料ガス消費機器に、燃料ガスが供給される燃料ガス供給系における前記弁を加熱する加熱装置の制御方法であって、
    前記燃料ガス消費機器が燃料ガスを消費したことに対応する出力を検出する第1ステップと、
    当該検出した出力に基づいて、前記加熱装置の加熱量を制御する第2ステップと、
    を含むことを特徴とする弁の加熱装置の制御方法。
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