JP2003288663A - 移動体誘導システム、移動体誘導方法、及び情報記録媒体 - Google Patents

移動体誘導システム、移動体誘導方法、及び情報記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ゾーンに変更追加が発生したとし
ても、設備の配置を不要とし、車両に限らずあらゆる場
合に混雑状況を含む各種情報を得ることのできる移動体
誘導システムを提供する。 【解決手段】 ユーザーが利用し、自身の現在位置を測
位検出可能な通信機能を有する移動体通信端末と、前記
移動体通信端末より位置情報および端末情報を取得して
前記移動体通信端末を管理する管理装置とを備えた移動
体誘導システムである。領域設定手段は、任意の形状大
きさの少なくとも一つの特定領域を地理上に設定して監
視可能なものである。算出手段は、移動体通信端末の位
置情報および端末情報を取得し、前記領域設定手段にて
設定された特定領域内の前記移動体通信端末の数を算出
する。判定手段は、前記移動体通信端末の数と、予め設
定された特定の閾値とに基づいて、前記特定領域内の混
雑状況を判定する。通知手段は、前記判定手段にて判定
された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移動
体通信端末又は特定の告知手段に対して通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末の
位置情報による移動体誘導システム、移動体誘導方法、
及び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、交通情報収集システムと
しては、交差点や道路際に車両検知器を配置し、車両検
知器を通過する車両を検知したり、あるいはその車速を
検知してその検知情報を情報収集局に送り、情報収集局
において、送られた車両検知情報に基づいて各道路の交
通量や渋滞度などを認識するようにしたものがある。ま
た、交差点や道路際にテレビカメラなどを配置して、こ
の映像情報をリアルタイムで判断することにより道路の
交通状況を把握するようにした技術も採用されている。
【0003】また、道路交通情報システムやカーナビゲ
ーションでのVICSを用いた混雑状況の表示機能を備
えたものなどが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ある領域の
混雑状況を把握する為には、それらを監視する為の人員
もしくは専用の設備を必要とするが、監視する領域の変
更追加が発生した場合には、それらの設備を再配置もし
くは増設する必要があった。
【0005】さらに、カーナビゲーションシステムでも
限定地域に関する同様の情報を得る事が可能であるが、
車両のみの使用に限定される為にそれ以外に歩行時、公
共交通機関などでの車両乗車時以外に同様の情報を得る
事ができなかった。
【0006】また、これらのシステムでは、混んでいる
あるいは混んでいないといった単純な評価手法であるた
め、より的確で高精度な評価手法が望まれていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、監視する領域に変更
追加が発生したとしても、設備の配置を不要とし、車両
に限らずあらゆる場合に混雑状況を含む各種情報を得る
ことができより的確で高精度な評価を行うことができる
移動体誘導システム、移動体誘導方法、及び情報記録媒
体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ユーザーが利用し、自身
の現在位置を測位検出可能な通信機能を有する移動体通
信端末と、前記移動体通信端末より位置情報および端末
情報を取得して前記移動体通信端末を管理する管理装置
と、を備えた移動体誘導システムであって、任意の形状
大きさの少なくとも一つの特定領域を地理上に設定して
監視可能な領域設定手段と、前記移動体通信端末の位置
情報および端末情報を取得し、前記領域設定手段にて設
定された特定領域内の前記移動体通信端末の数を算出す
る算出手段と、前記移動体通信端末の数と、予め設定さ
れた特定の閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状
況を判定する判定手段と、前記判定手段にて判定された
前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移動体通信
端末又は特定の告知手段に対して通知する通知手段と、
を含むことを特徴としている。
【0009】また、請求項14に記載の発明は、ユーザ
ーが利用し、自身の現在位置を測位検出可能な通信機能
を有する移動体通信端末より位置情報および端末情報を
取得して管理装置を用いて移動体を誘導する移動体誘導
方法であって、任意の形状大きさの少なくとも一つの特
定領域を地理上に設定するステップと、前記移動体通信
端末の位置情報および端末情報を取得し、設定された特
定領域内の前記移動体通信端末の数を算出するステップ
と、前記移動体通信端末の数と、予め設定された特定の
閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定す
るステップと、判定された前記混雑状況に基づいて、適
切な情報を前記移動体通信端末又は特定の告知手段に対
して通知するステップと、を含むことを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0011】[第1の実施の形態] (システムの全体構成)先ず、本発明の移動体誘導シス
テムを動作させる前提となる、システムの概略構成、と
りわけその通信インフラ並びにハードウエア構成につい
て、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態の
移動体誘導システムの全体構成を示す説明図である。
【0012】本実施の形態の移動体誘導システム1は、
GPSなど位置測位が行え通信装置を兼ね備える移動体
通信端末と位置を管理するサーバーシステムを用いて、
あるゾーンに位置する端末数と端末の情報を収集し、そ
のゾーンの混雑状況等を知る事を可能とするものであ
り、また、その混雑状況に応じて、任意の特定領域(ゾ
ーン)の混雑状況を含む各種情報を得ることにより、空
きのある他の特定領域にユーザーを誘導案内するための
のものであり、前記ゾーン内の端末、もしくは前記ゾー
ンに向かうと思われる前記ゾーン外の端末に対して、前
記ゾーンの混雑を端末及び電子掲示板等の告知装置へ通
知、もしくは、広告配信などで他のゾーンに誘導する事
で混雑の緩和を可能とする誘導システムであり、ユーザ
ーが所有する移動体通信端末10と、前記移動体通信端
末10に対してネットワークNを介して通信可能とされ
前記移動体通信端末10より位置情報および端末情報
(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味
などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報
等)を取得して前記移動体通信端末10を管理する管理
装置であるサーバー20と、混雑状況に応じた適切な情
報が通知される移動体通信端末10もしくは告知される
告知手段である告知装置40と、を含んで構成されてい
る。
【0013】なお、ネットワークNとしては、例えば携
帯電話回線網(基地局及び交換システムを含む)、公衆
電話回線網、インターネット(乃ち、TCP・IPプロ
トコルを用いた通信態様)や、他の種々の通信プロトコ
ルを用いたネットワーク、無線(衛星通信等を含む)ネ
ットワークであっても構わず、他のネットワークと接続
されたシステムであってもよい。
【0014】移動体通信端末10は、ユーザーが所有
し、自身の現在位置を自己でまたは補助してもらうこと
で測位可能な通信機能を有するものであり、人工衛星
(GPSを利用)やPHS及び携帯電話の基地局を利用
して自身の位置情報を取得する機能と、インターネット
関連の機能を有していれば、携帯電話端末・パームコン
ピュータ・PDA・PHS、デスクトップ、ラップトッ
プコンピュータ、モバイル、ページャその他無線・有線
通信機能を有する情報機器、またはこれに類するコンピ
ュータなどいかなるコンピュータでもよい。尚、移動体
通信端末10は、ユーザーの人数に応じて、通常、複数
個設けられる。
【0015】移動体通信端末10は、より詳細には、図
2に示すように、人工衛星2(GPSを利用)やPHS
及び携帯電話の基地局3を利用して自身の位置情報を取
得する位置情報取得部11と、この位置情報取得部11
によって取得された位置情報を指定された更新間隔毎に
サーバー20へ送信する、あるいはゾーン情報を受信す
るため、さらには他の情報処理装置との間で各種情報の
授受を行うための通信部12と、サーバー20から取得
したゾーン情報(ゾーン進入、進出通知等)や周辺地図
情報等の種々の情報を表示するための表示部13(スク
リーン)と、通信のための各種操作入力あるいは前記表
示部13の表示画面上にデータを入力するための操作部
14と、サーバー20から取得したゾーン情報(ゾーン
ID、ゾーン種別、ゾーンを構成する要素)をもとに種
々の演算処理、その他各種処理に必要な演算を行うため
の演算部15と、を含んで構成される。
【0016】この他、不図示の各種データを記憶するた
めの記憶手段(メモリ)、これらの制御を司る制御手段
などを有している。これらの各部の構成は、種々のハー
ドウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構成
される。
【0017】図1に説明を戻すと、サーバー20は、サ
ーバーに登録され決められた場所・範囲である特定領域
(ゾーン)のゾーン情報(ゾーン数値情報、ゾーン侵入
通知、ゾーン進出通知)のデータベース(ゾーンデータ
ベース)を統一的に管理し、ゾーン情報を移動体通信端
末10に通知する機能を有するゾーン情報管理部21
と、移動体通信端末10から位置情報を受信し、データ
ベース登録を行うと共に、移動体通信端末10へゾーン
情報の通知を行うための情報配信管理部24と、ユーザ
ーの情報管理を行うユーザー情報管理部26と、を含ん
で構成される。
【0018】ゾーン情報管理部21は、ゾーンの監視を
行うゾーン監視システム21a、監視ゾーンの管理を行
うゾーン管理データベース21bを含む。
【0019】情報配信管理部24は、移動体通信端末1
0もしくはその他の告知装置に情報を通知する為の情報
配信システム24a、配信情報の管理を行う配信情報管
理データベース24bを含む。
【0020】情報配信管理部24は、メール配信やOU
T/INTO通知などの管理を行うものであり、時刻指
定配信、繰り返し配信(配信間隔指定可能)などの配信
種別の設定、グループまたはボックスによる配信先指
定、配信メッセージ登録、OUT/INTO通知に関す
る各種指定(配信先、メッセージ又はメール、通知時
間)などの機能を有する。
【0021】移動体通信端末10の管理を行うユーザー
管理システム26a、前記移動体通信端末10の位置を
収集、管理する為の端末情報データベース26bと、を
含む。
【0022】サーバー20は、より詳しくは、移動体通
信端末10との通信、移動体情報、ゾーン情報の管理を
行い、予め指定したクライアントに電子メール等でゾー
ン侵入・進出を通知する機能を有し、図2に示すよう
に、ユーザーをグループ化し任意の管理単位による管理
機能により各種サービスと位置情報とを連動させた複雑
なユーザー管理を行うためのグループ情報管理部22
と、各機能の管理者ID・パスワードを承認するための
認証情報管理部23と、位置情報の表現変換を行う位置
情報表現変換部25と、移動体通信端末10の位置情報
や、移動体通信端末10が属するグループ、ゾーン毎の
移動体利用者情報等のデータベース(移動体データベー
ス)を管理する不図示の位置情報管理部27と、を含ん
で構成される。
【0023】さらに、サーバー20は、処理部30とし
て、移動体通信端末10から取得した位置情報から移動
体通信端末10が属するゾーンのゾーン判定を行うゾー
ン判定処理部31と、前記ゾーン情報管理部21のゾー
ン情報を用いて、任意の形状大きさの少なくとも一つの
特定領域(ゾーン)を地理上に設定して監視可能な領域
設定手段であるゾーン設定部32と、前記移動体通信端
末10の位置情報および端末情報を取得し、前記ゾーン
設定部32にて設定された特定領域内の前記移動体通信
端末10の数を算出する算出手段である算出部33と、
前記移動体通信端末10の数と、予め設定された特定の
閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定す
る判定手段である判定部34と、前記判定部34にて判
定された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移
動体通信端末10又は特定の告知装置40に対して通知
する通知手段である通知部35と、を含む。
【0024】サーバー20は、有線通信に加えて無線通
信機能を有し、データベースその他のメモリなど、サー
バー20にアクセス可能なメモリを有する。サーバー2
0は、例えばWeb上で情報をユーザーに提供するもの
であり、インタラクティブなウェブページの管理その他
インターネットサービスの提供を目的とした市販のサー
バーまたは無線・有線通信機能をもつ専用のサーバーで
よい。
【0025】このサーバー20は、図示しないが、ユー
ザー側にホームページなどのメニュー画面等の各種画面
が表示されるように促す例えばCGIプログラム等によ
り形成された表示処理手段、システム管理者用の表示手
段及び操作入力手段、各種制御プログラム、サービス実
行プログラムなどを記憶しておく記憶手段、などを含ん
で構成される。これらの各手段の構成は、種々のハード
ウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構成さ
れる。
【0026】ハードウエア構成の具体例としては、図示
しないが、通信機能の制御を行う通信用インターフェー
ス、ハードディスク等の記憶装置、端末からのデータ入
出力を行う入出力インターフェース、及びそれらの制御
を司る中央演算処理装置(CPU)等が挙げられる。
【0027】また、ソフトウエアとしては、このグラフ
ィカルユーザインターフェースを実現するための、標準
ウェブページオーサリングツールおよびHTML、XM
L、CGI、Java(登録商標)、Java(登録商
標)script、ActiveX等の言語を用いてプ
ログラムされている。
【0028】さらに、「サーバー20」には、webサ
ーバーのみならず、データベース、電子メールを送受信
するためのPOP及びSMTPサーバーやその他DNS
サーバーなどの各種サーバーを含んで構成され、これら
を含むシステムの総称として機能してもよい。
【0029】ここで、ゾーンとは、ある特定されたエリ
ア(場所)のことであって、当該ゾーンに関する情報、
即ち、ゾーン情報は、名称(ID)及び数値(座標)等
から構成されている。当該ゾーンの具体例としては、例
えば、ある一点を中心とする円によるゾーンや、複数点
の座標群から構成されるポリゴンによるゾーンや、さら
には、行政区によるゾーン等を挙げることができる。
【0030】ゾーン情報管理部21のゾーン管理データ
ベース21bは、行政界や位置情報により各場所に設定
されたゾーンをグルーピングとして管理するものであ
り、ゾーンテーブルを有し、このゾーンテーブルは、任
意に決定される文字列であるゾーンID、ゾーンの名称
を示す文字列であるゾーン名称、ゾーンが円であるのか
ポリゴンであるのか行政区なる特定の領域を示すもので
あるのかの種別を示す数字情報である種別、ゾーン登録
日時、ポリゴン(ポリゴンを構成するための文字列を指
定する)、行政区(行政区を構成するための行政区コー
ドを指定する)、種別が円である場合の円の中心点緯
度、種別が円である場合の円の中心点経度、円の半径等
の情報を含む。
【0031】また、ゾーン情報管理部21は、ゾーンの
作成および削除、ゾーンに関する情報取得、ゾーンに対
する各種判定(任意位置のゾーン内での存在確認、ゾー
ンの包含関係検索)、ゾーンと任意の位置と距離計算、
動的ゾーンの管理などの機能を有し、シンボルや住所な
どのDBを含む。また、前記ゾーンの検出を行う時間帯
も設定可能である。
【0032】グループ情報管理部22は、各ユーザーを
任意の階層に従ってグループ化しそのグループやメンバ
のプロファイルなどを管理するとともに第三者検索を管
理するものである。
【0033】グループ情報管理部22のデータベースに
は、移動体通信端末10に固有に設定されるユーザーテ
ーブル、メンバーゾーンテーブルを含み、ユーザーテー
ブルは、ユーザーのグループIDを示す文字列であるグ
ループID、ユーザーのIDを示す文字列であるメンバ
ID、ユーザーの氏名を示す文字列である名前、ユーザ
ーのメールアドレスを示すメールなどの情報を含む。
【0034】メンバーゾーンテーブルは、グループID
を示す文字列であるグループID、メンバーIDを示す
文字列であるメンバID、ゾーンIDを示す文字列であ
るゾーンIDなどの情報を含む。
【0035】従って、前記移動体通信端末10が属する
グループは、移動体通信端末10のユーザが属するグル
ープのことであって、また、前記ゾーン毎の移動体利用
者情報は、ゾーン毎のメンバーゾーンテーブルの情報の
ことを指している。
【0036】認証情報管理部23は、管理者ユーザーの
認証や鍵ファイル処理などを行うものである。
【0037】位置情報管理部27は、前記移動体通信端
末10の位置を補助で測位したり、前記移動体通信端末
10の位置情報を登録、通知、またその位置を検索でき
るものであり、前記移動体通信端末10のID管理を行
うものである。
【0038】位置情報管理部27の移動体データベース
は、位置情報テーブルを有し、この位置情報テーブル
は、メンバID、緯度、経度、サーバーに位置登録され
た時刻である登録時刻、位置情報が測位された日時であ
る測位時刻などの情報を含む。
【0039】算出部33は、ユーザーを特定の趣向に応
じて分類識別する識別情報(前記端末情報のうち例え
ば、性別であれば男、年齢であれば20才などの検索条
件情報等)に基づいて、前記特定領域内の前記ユーザー
のうち予め指定された前記識別情報に適合するユーザー
の前記移動体通信端末10の数を取得し、前記識別情報
に基づいて、前記特定領域内の滞在時間を前記識別情報
の分類項目毎に算出することもできる。
【0040】通知部35は、前記ゾーン設定部32にて
設定された前記特定領域が混雑であると判定された場合
に、前記特定領域以外の比較的空きのある他の領域へ誘
導する旨の通知情報を通知する。また、前記特定領域内
の移動体通信端末10、もしくは前記特定領域に向かう
と思われる前記特定領域外の移動体通信端末10のユー
ザーに対して前記通知情報を通知する。
【0041】告知装置40は、電子掲示板等を運営可能
な情報処理装置やその他広告配信によるものであっても
よい。
【0042】(本実施の形態の特徴)ここで、本実施の
形態の移動体誘導システムは、指定された特定領域Z
(以下、ゾーンと称する)への移動体通信端末10の進
入および前記ゾーンからの前記移動体通信端末1の進出
を検知するために、移動体通信端末10からその位置情
報を定期的に管理装置に含まれる位置情報サーバー40
へ送信し、この位置情報サーバー40と通信可能に形成
された管理装置に含まれるサーバー20において移動体
通信端末10の現在位置が、ゾーンRの内部にあるか外
部にあるかを判定して、その判定結果を移動体通信端末
10に通知するものである。
【0043】なお、移動体通信端末10自らが人工衛星
2等から位置情報を取得して、これを定期的にサーバー
20へ送信するもの、即ち、GPSを利用するものと、
PHS又は携帯電話の基地局3等の第三手段によって移
動体通信端末2の位置検索を行い、その検索結果を位置
情報としてサーバー20へ送信するもののいずれであっ
てもよい。
【0044】移動体通信端末10が移動を開始すると、
図3に示すように、移動体通信端末10がゾーンZの外
部にいる時には、移動体通信端末10の通信部12は、
位置情報取得部11が人工衛星2又はPHS・携帯電話
基地局3等から取得した位置情報を通常位置情報更新間
隔にて定期的にサーバー20へ送信する。
【0045】そして、移動体通信端末10がゾーンZの
内部に進入した場合には、ゾーン判定処理部31による
ゾーンZの境界近辺でのゾーン判定(進入/進出判定)
を行うことが可能となる。
【0046】このような処理が行われる中、サーバー2
0の位置情報管理部27は、前記ユーザーの前記移動体
通信端末10の位置情報を取得する。
【0047】すなわち、各移動体通信端末10の位置を
サーバー20で集中管理して、ある移動体通信端末10
の位置の集合を、ある地域の中の数を考慮して、あるエ
リアの混雑具合を判定する。その判定結果によって、そ
れらを情報伝達装置、掲示板、標識、広告等の配信を制
御することにより、混雑地域から違う地域の情報を優先
的にまわすことによって、それらの混雑の解消を図る。
【0048】このように、ゾーン判定をして、ゾーン内
に入っている移動体通信端末10の数をカウントして、
当該カウントした数がある値以上になっていると混雑で
あると判断して、前記移動体通信端末10ないしは告知
装置40に送信する。
【0049】なお、本実施の形態では、GPS衛星など
を用いて、ユーザーの位置情報を、ある移動体通信端末
10からサーバー20に対して知らせることで、若しく
は、サーバー20の方からその移動体通信端末10の位
置情報を取得し、かつゾーン設定により領域の設定が任
意に行えることで、混雑状況の調査領域が制限されず、
地球上のあらゆる地域・場所のあらゆる範囲の混雑状況
を調査することができる。また、GPSを用いることで
より精度は向上する。
【0050】しかも、この際、サービス提供者やユーザ
ーがゾーンの領域を任意に設定したりすることもできて
よく、ゾーンの大きさや、混雑状況の判定基準は動的に
変化するので、例えば、第1のゾーンについては第1の
判定基準とし、第2のゾーンについては第2の判定基準
とするようなことも可能である。本実施の形態では、ゾ
ーン設定によりゾーンを順次可変することができるの
で、どのような環境にあっても利用することができる。
【0051】ここに、混雑状況を調査する対象として
は、例えば、繁華街、大型施設、各種店舗、駅等で利用
することが好ましい。
【0052】さらに、本実施の形態では、位置情報を常
に取得しているので、移動体通信端末10の表示部にお
いて表示される混雑状況はリアルタイムなものとなり、
また、ゾーンの外にいるユーザーもしくはゾーン内にい
るユーザーがゾーン内の混雑状況をID単位で見たりす
ることもできる。
【0053】また、移動体通信端末10から位置情報を
取得する際には、前記位置情報とともに端末の情報(例
えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味など
の端末に入力されている端末を持つ人の個性情報、アン
ケートのもとになるような基本情報)も同時に取得され
るので、これらの端末数と端末の情報に基づいて、種々
の統計情報を取得して各種分析(例えば、マーケティン
グリサーチや動態調査)等にも応用することができる。
【0054】なお、第三者検索の際に、前記端末の情報
の中のある条件に適合する者の端末のみの分布を調べる
こともできる。
【0055】(処理手順について)次に、上述のような
構成を有する移動体誘導システムにおける処理手順につ
いて、図4を参照しつつ説明する。
【0056】先ず、前提として、特定の場所にゾーン設
定を行う。そして、移動体通信端末からの位置情報およ
び端末の情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その
人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人
の個性情報、アンケートのもとになるような基本情
報))を収集し、端末情報DBを管理する(S10
1)。続いて、ゾーン管理データベースにより、ゾーン
データを取得し、端末情報DBを参照することで、ゾー
ン内の端末数を取得する(S102)。
【0057】次いで、ゾーン内の端末数が規定値を越え
ているか否かの判断処理を行う(S103)。この判断
処理において、ゾーン内の端末数が規定値を越えていな
いと判断された場合には、S101に戻る。一方、S1
03の判断処理において、前記ゾーン内の端末数が規定
値を越えているものと判断された場合には、以下の第1
処理、第2処理のいずれか一方又は双方を行う。
【0058】すなわち、配信情報DBを参照し、適切な
情報を端末へ通知する(S104)。これにより、端末
においては、通知ないようを表示することとなる(S1
05)。このような第1の処理を行う。
【0059】一方、配信情報DBを参照し、適切な情報
を告知装置(告知手段)へ通知する(S106)。そし
て、前記告知装置に通知内容を表示されることとなる
(S107)。このような第2の処理を行う。
【0060】以上のように本実施の形態によれば、対象
のゾーンに限定された監視設備を用いる事無く任意のゾ
ーンの状況を監視する事が可能であり、監視するゾーン
の変更追加も容易に行うことができる。
【0061】また、移動体通信端末を用いることで、用
途が道路等に限定されない為に繁華街、大型施設、各種
店舗、駅、列車等での利用が可能である。
【0062】さらに、複数の近接したゾーンを監視し、
その分布で比較的空きのあるゾーンに関する情報を優先
的に配信する事で均一な分散を促すことが可能となる。
【0063】しかも、ゾーン設定により領域の設定が任
意に行え、動的に変化させることもできるので、混雑状
況の調査領域が制限されず、地球上のあらゆる地域・場
所のあらゆる範囲の混雑状況を調査することができる。
加えて、混雑状況の判定基準は動的に変化するので、例
えば、第1のゾーンについては第1の判定基準とし、第
2のゾーンについては第2の判定基準とするようなこと
も可能である。
【0064】さらに、本実施の形態では、位置情報を常
に取得しているので、移動体通信端末10の表示部にお
いて表示される混雑状況はリアルタイムなものとなり、
また、ゾーンの外にいるユーザーもしくはゾーン内にい
るユーザーがゾーン内の混雑状況をID単位で見たりす
ることもできる。
【0065】また、移動体通信端末10から位置情報を
取得する際には、前記位置情報とともに端末の情報(例
えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味など
の端末に入力されている端末を持つ人の個性情報、アン
ケートのもとになるような基本情報)も同時に取得され
るので、これらの端末数と端末の情報に基づいて、種々
の統計情報を取得して各種分析(例えば、マーケティン
グリサーチや動態調査)等にも応用することができる。
【0066】なお、第三者検索の際に、前記端末の情報
の中のある条件に適合する者の端末のみの分布を調べる
こともできる。
【0067】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図5ないし図7に基づい
て説明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の
実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部
分についてのみ述べる。図5は、本実施の形態における
ゾーン内の混雑状況を統計情報を用いて判定する場合の
概念を示す説明図である。
【0068】上述の第1の実施の形態では、ゾーン内の
混雑状況を、ゾーン内に存在する端末数が特定の閾値を
越えたか否かにより判定する構成について開示したが、
本実施の形態においては、統計情報を用いて判定する場
合の例を開示している。
【0069】具体的には、図5に示すように、特定期間
の間に設定されたゾーンZ内に進入した端末数X1、進
出した端末数X2を、前記OUT/IN判定の機能を利
用することによりカウントする。
【0070】(統計情報を用いたゾーン管理)より詳細
には、先ず、以下のように定義する。すなわち、ある一
定期間Tの間に設定したゾーンZに入った端末数をX
1、ある一定期間Tの間に設定したゾーンZから出た端
末数をX2とし、A=(X1−X2)/Tを定義する。
ここで、Aは、そのゾーンの混雑状況の時間的変化を表
している。
【0071】ここで、A>0ならば、込み合ってゆく状
況であり、A<0ならば、空いてゆく状況であり、A=
0ならば、混雑状況は一定であるものと判定するのであ
る。
【0072】このように、位置測位機能と通信機能をも
った移動体通信端末の位置情報をサーバーで一括管理
し、合わせてゾーン管理に動的(時間的)管理機能を加
えることにより、設定したゾーンの混雑状況の動的(時
間的)変化を知ることができるようになる。
【0073】(概略構成)このような機能を達成するた
めの具体的構成について、図6を参照しつつ説明する。
図6は、本実施の形態の移動体誘導システムに利用され
る管理装置たるサーバーの概略構成を示す機能ブロック
図である。
【0074】なお、図6に示すサーバー20は、その基
本的構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので、
その共通部分については説明を省略する。すなわち、本
実施の形態においては、サーバー20は、前記ゾーン設
定部32などに加えて、さらに、特定期間における前記
特定領域へ進入する前記移動体通信端末10の数と、前
記特定領域から進出する前記移動体通信端末10の数の
各々を算出する算出手段である算出部41と、進出進入
する各前記移動体通信端末10の数の経時的変化を統計
化する統計化手段である統計化部42と、前記統計化部
42にて統計化された経時的に変化する混雑分布の統計
情報に基づいて、前記特定領域内の今後の混雑具合を予
測する予測手段である予測部43と、移動体通信端末1
0の端末情報と、前記統計情報とに基づいて、前記ユー
ザーの行動パターンを分析する分析手段である行動パタ
ーン分析部44と、前記第1の実施の形態同様の構成要
素を含む各部50と、を含んで構成される。
【0075】この場合、各部50に含まれる通知部は、
前記行動パターンを含む前記統計情報と、現在の前記混
雑状況とから個々のユーザーに応じた前記各領域を移動
する最適なルートを各々推定して前記各ユーザーを各々
誘導する情報を提供する。
【0076】(処理手順について)ここで、前記構成の
サーバーにおいて、このような統計情報に基づくゾーン
判定を行う場合の処理手順について、図7を参照しつつ
説明する。
【0077】先ず、図7に示すように、ゾーンを設定し
た後、時刻t1での端末の位置情報を収集する処理を行
う(S201)。次に、時刻t2での端末の位置情報を
収集する処理を行う(S202)。
【0078】続いて、ゾーン情報管理部よりゾーン情報
を取得し、(ユーザー情報管理部)の端末情報DBを参
照することでゾーン内に入る(IN)端末数、ゾーン内
から出る(OUT)端末数情報を取得する処理を行う
(S203)。
【0079】次いで、混雑状況の時間的変化を算出する
処理を行う(S204)。さらに、混雑状況の時間的変
化を統計化する処理を行う(S205)。
【0080】そして、統計情報に基づいて、特定期間の
混雑状況を推測する処理を行う(S206)。さらに、
結果を通知する処理を行う(S207)。
【0081】以上のように本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態の同様の作用効果を奏しながらも、ゾ
ーン管理に動的(時間的)管理機能を加えることによ
り、設定したゾーンの混雑状況の動的(時間的)変化を
知ることができるようになる。
【0082】つまり、時間的な系列を考えて、あるゾー
ンに端末数がどれだけ入って、どれだけ出たか、または
統計的にみると、ゾーンの動的な混雑状況が(例えば、
混んでいる、混んでいないではなく)徐々に混み始めて
いるとか、徐々に減る傾向にある等が把握できる。
【0083】このように、時間的な情報をゾーンに対し
て管理することによって、そのゾーンの混雑状況の時間
的な変化を評価でき、混んでいる/混んでいないのかと
いう情報以外にも、さらに混むように人が集まってい
る、人がすきはじめている等のより厳密な評価を行うこ
とができる。
【0084】このように、端末数だけではなく混雑状況
を元ににした経時的に変化する混雑分布の統計(ゾーン
に入る数と出る数の時間的変化の統計分布)情報に基づ
いて混雑状況を評価把握することができ、動的な情報を
リアルタイムにユーザーに提供でき、より的確で高精度
な評価を行うことができる。
【0085】さらに、過去の統計的分布があれば、モデ
ルにより、予測しながらも誘導するシステムを構築でき
る。
【0086】(第1応用例)次に、前記第2の実施の形
態の第1応用例について説明する。例えば、テーマパー
クや遊園地の各施設ゾーンを設定すれば、各施設の混雑
状況の動的変化を管理することができる。その情報を利
用者に提供(例えば、色情報などによる提供、施設の色
が赤ならば込み合ってゆく状況にあり、青ならば空いて
いく状況にある)すると、利用者は非常に効率的に施設
を巡回することができる。
【0087】このように、そのゾーンに対して端末の出
入りを管理することによって、そのゾーンの混雑状況の
時間的な変化が管理できるので、すき始めたという情報
を、そのゾーンに行きたいと思っている人に配信するこ
とで、より的確な集客ができる。
【0088】また、各施設(ゾーン)への端末の出入り
をデータベースに蓄積し、パターンマイニング技術を適
用すると、利用者の施設利用のパターンが分析できる。
ここで言うパターンとは、例えば、Aという施設に行っ
た人は、次にBという施設に行く傾向が強いような行動
パターンを指す。
【0089】この行動パターンは、施設の経営する人や
施設の利用者にとっても非常に有意義な情報である。経
営する側としては、施設の利用状況の改善などに利用で
き、利用する側としては、効率的な施設巡回に利用でき
る。
【0090】このように、各アトラクションの統計情報
を管理することによって、人間の行動のパターンによ
り、このような統計情報から最適な誘導を行う(統計情
報に基づく最適誘導方法)ことにより、このような統計
情報を監視すれば、拡張性があがる。
【0091】(第2応用例)次に、前記第2の実施の形
態の第2応用例について説明する。例えば、道路に設定
した任意のゾーンを通過する時間を求めることで、渋滞
情報などが距離ではなく時間という単位でユーザーに提
供できるようになる。つまり、あと何分すれば渋滞を抜
けられるかの情報が提供できる。
【0092】道路の渋滞において、利用者が非常に知り
たい情報は、あとどれ位の時間で渋滞を抜け出せるかで
あり、決して何キロ渋滞しているかではない。しかしな
がら、現在の渋滞情報の殆どは、距離を単位として提供
されている。
【0093】具体的には、図7に示すように、渋滞区間
の道路に対してゾーン管理を行い、位置測位機能と通信
機能をもった移動体通信端末の出入りを時刻t1、時刻
t2について管理することができれば、渋滞情報を、時
間を単位として利用者に提供できる。
【0094】このように、ある移動体通信端末がゾーン
(渋滞区間)に、何時に入り何時に出たかをサーバーで
一括管理することで、渋滞区間を抜けるのにどれ位の時
間が掛かったかが把握できる。
【0095】また、複数の渋滞区間の動的(時間的)変
化を管理することで、渋滞区間をさけるようなナビゲー
ションシステムを構築することができる。
【0096】さらには、ゾーン設定が任意に行えるの
で、新しくできた道路に対する渋滞情報管理を行うよう
な場合も、新規に設備を必要としない点も本システムの
特徴である。
【0097】このように、本応用例では、例えば任意の
道路に対して任意のゾーンを張って、ゾーン判定を行う
と、その渋滞しているゾーンを、どれくらいの時間で抜
けられるか、という情報が得られる。このため、渋滞何
kmという情報ではなく、その渋滞区間をあとどれくら
いの時間で抜け出せるかという情報が得られ、時間が直
感的にわかる。
【0098】(第3応用例)次に、第1の実施の形態の
応用例である第3応用例ついて説明する。例えば、バス
・電車等を中心としたゾーンを設定し、それらの車両と
それらに搭乗する乗客の位置をGPS・携帯基地局等の
位置測位機能の付いた通信端末装置より取得する事で、
その車両の混雑状況を知ることができる。それらの混雑
状況をバス停の表示装置など、各種掲示装置に表示させ
る事で、混雑の回避を促すことができる。
【0099】また、GPS・携帯の基地局を利用した位
置情報には、若干の誤差が生じる為に、以前の位置情報
との差分も加味し、連続して同じ端末をゾーン内に検知
した場合にその車両の乗客と判定する。
【0100】(第4応用例)次に、第1の実施の形態の
応用例である第4応用例ついて説明する。例えば、繁華
街等にある有名店等を中心としたゾーンを設定し、それ
らのゾーン内に位置する端末数の推移を調査すること
で、その店舗の込み具合を判定し、「混雑」と判定した
場合には、駅・建物等に設置された電子掲示版に、先に
設定したゾーンで「混雑」と判定されなかった店舗の情
報を優先して掲示する事で、混雑の解消を促す。
【0101】また、そのゾーンに滞在する平均時間を得
る事で、食事店等の利用人数の最大が固定されている施
設に対しての待ち時間の掲示を行うことも可能である。
【0102】(第5応用例)次に、第1の実施の形態の
応用例である第5応用例ついて説明する。例えば、店舗
・観光地を中心としたゾーンを設定し、そのゾーン内に
位置する端末の位置情報と端末に保存された個人情報
(性別・年齢等)を同時に取得し、それらのゾーン内の
滞在時間を性別・年齢層毎に調査する事でそのゾーンに
対する興味の度合いを調査する。
【0103】また、その調査で興味の度合いが高いと判
定した性別年齢に近い個人情報を持つ端末に情報を送信
する事でより効果が得られる。他にも性別・年齢の近い
端末の集まる他に位置するゾーンに設置される掲示版に
情報を表示することで効果的な宣伝を可能とする。
【0104】さらに、電車・バス等を中心としたゾーン
での乗客のIN/OUTが発生した場合の乗客の個人情
報を調査する事で、そのIN/OUTの発生した地域に
対する興味の度合いを判定する事も可能である。
【0105】このように、前記各領域内の各移動体体通
信端末の各端末情報を取得し、該各領域内の滞在時間を
各性別、年齢層毎に調査し、通知部は、興味の度合いが
高いと判定された領域の前記各性別、各年齢層に比較的
近い端末情報を有する前記移動体通信端末に対して、前
記領域に誘導する旨の通知を行なう。
【0106】(第6応用例)次に、第1の実施の形態の
応用例である第6応用例ついて説明する。例えば、位置
を通知する端末が車両に固定される装置であれば、その
車の目的(観光・移動・業務等)を固定情報とする事
で、その車両に提供する情報の選別を行う。
【0107】例えば、あるゾーンに位置する観光目的の
車両が多数検知された場合には、観光目的の車両にはそ
の観光地への案内(空き駐車場の情報)を通知し、移動
等を目的とした車両には混雑状況または回避の案内を通
知する。
【0108】このように、通知部は、各領域内の各移動
体通信端末の各端末情報を取得した結果、観光目的の車
両に対しては観光地への案内情報を通知し、移動目的の
車両に対しては混雑状況の回避の案内を通知する。
【0109】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の
本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能で
ある。
【0110】例えば、上述の実施の形態の移動体誘導シ
ステム、それに用いるサーバー、告知装置、移動体通信
端末において処理される処理プログラム、説明された処
理、データ(例えば、ゾーン管理データベースなどの各
種テーブル等)の全体もしくは各部を情報記録媒体に記
録した構成であってもよい。さらに、上述の処理プログ
ラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能な電子メ
ールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込んだ電子
メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
【0111】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、CD―R、CD―RW、FD、DVDRAM、DV
DROM、MO、ZIP、磁気カード、磁気テープ、不
揮発性メモリカード、ICカード等に記録して構成して
用いてよい。
【0112】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネットにて利用されるものなどが挙げられ
る。
【0113】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0114】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、サーバー、端末(携帯電話)上のRTOS等が処理
の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み
出されたプログラムコードが、コンピュータ、情報処理
装置に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続
された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張
機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理
の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等
の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることがで
きる。
【0115】また、上述の実施の形態の「移動体誘導シ
ステム」を、ある「システム」の下位階層に組み込んだ
システムとして、これら全体を本発明の「移動体誘導シ
ステム」として構成することも一向に構わない。
【0116】なお、上述のシステムが搭載される情報処
理装置としては、例えばパーソナルコンピュータに限ら
ず、各種サーバー、EWS(エンジニアリングワークス
テーション)、中型コンピュータ、メインフレームなど
が挙げられ、サーバーとして利用する際にはこのサーバ
ーにアクセス可能な端末にも一部のプログラムを搭載し
て構成することもでき、その他、携帯型情報端末、各種
モバイル端末、PDA、携帯電話機、ページャ等からも
利用できる構成としても構わない。あるいは、これらの
端末に表示されるアプリケーションとして改良されたも
の(すなわち、本行動記録自動作成システムにサービス
を提供するための種々の改良ユーザーインターフェース
を組み入れたもの、あるいはパソコン表示用画面や携帯
電話機用表示用画面などハードウエア環境の違いによっ
て生じ得る異なるプログラム要素)も本システムの範囲
に含めることができる。
【0117】さらに、図4および図7の方法(処理手
順)及び本明細書で全般的に記述される手法並びに各種
データベース、画面データの情報は、コンピュータシス
テムを用いて実施されてよい。このようなシステムで
は、コンピュータシステム内で実行されるアプリケーシ
ョンプログラムなどのソフトウェアとして、コンピュー
タにより実行されるソフトウェア中の命令により達成さ
れる。ソフトウェアは、前記方法を実行する部分と、コ
ンピュータとユーザとのユーザインタフェースを管理す
る部分の2つの別々の部分に分割してもよい。ソフトウ
ェアは、例えば、記憶装置を含むコンピュータ読み取り
可能な媒体に格納してもよい。ソフトウェアは、コンピ
ュータ読み取り可能な媒体からコンピュータにロードさ
れ、コンピュータにより実行される。そのようなソフト
ウェア又はコンピュータプログラムが記録されたコンピ
ュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラム
製品である。コンピュータにおけるコンピュータプログ
ラム製品の使用は、好都合な装置を達成する。
【0118】なお、本実施の形態にて説明されたプログ
ラムは、ハードディスクもしくはメモリに常駐すること
が好ましく、実行時にCPUにより読み出され、制御さ
れる。プログラムの中間記憶領域及びネットワークから
取得したいかなるデータも半導体メモリを用いて、ある
いはハードディスク装置とともに用いて達成してもよ
い。幾つかの例においては、アプリケーションプログラ
ムは、CD−ROM又はフロッピー(登録商標)ディス
クに記録してユーザーに供給し、対応する装置を介して
読み出すか、あるいはモデム装置を介してユーザーがネ
ットワークから読み出してもよい。
【0119】さらに、ソフトウェアは、磁気テープと、
ROM又は集積回路と、光磁気ディスクと、コンピュー
タモジュールと別の装置との間の無線又は赤外線の伝送
チャネルと、PCMCIAカードなどのコンピュータ読
み取り可能なカードと、電子メール伝送及びウェブサイ
ト上などで記録された情報を含むインターネット及びイ
ントラネットとを含むその他のコンピュータ読み取り可
能な媒体からコンピュータシステムにロードすることも
可能である。これまでの説明は、関連するコンピュータ
読み取り可能な媒体のただの例示である。その他のコン
ピュータ読み取り可能な媒体も、本発明の趣旨から逸脱
することなく実施することができる。
【0120】さらに、本発明の実施形態は、コンピュー
タ産業及びデータ処理産業に適用可能であり、必ずしも
特定の基準に準拠していない可能性のあるコンピュータ
ソフトウェアアプリケーションに適用可能であること
は、上述から明らかである。
【0121】また、ゾーンは、3次元的な任意の形状の
立体空間の領域を設定するように構成してもよい。この
際、例えば、一段の高架道を有する高速道路が途中で各
々のルートに分岐し、地図平面上で重なる階層的な2段
の道路を構成するような場合も想定されうる。このよう
な場合において、上段の道路に第1ゾーンを設定し、下
段の道路に第2ゾーンを設定するようにして、各々のゾ
ーンにおける混雑状況を把握して、分岐前の高速道路を
走行する車中のユーザーに告知するように構成してよ
い。
【0122】さらに、上記実施形態には種々の段階が含
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。この場合において、本実施形態に
おいて特に記載しなくとも、各実施の形態及び変形例に
開示した各構成から自明な作用効果については、当然の
ことながら本例においても当該作用効果を奏することが
できる。また、実施形態に示される全構成要件から幾つ
かの構成要件が削除された構成であってもよい。
【0123】そして、これまでの記述は、本発明の実施
の形態の一例のみを開示しており、所定の範囲内で適宜
変形及び/又は変更が可能であるが、各実施の形態は例
証するものであり、制限するものではない。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
象のゾーンに限定された監視設備を用いる事無く任意の
ゾーンの状況を監視する事が可能であり、監視するゾー
ンの変更追加も容易に行うことができる。また、移動体
通信端末を用いることで、用途が道路等に限定されない
為に繁華街、大型施設、各種店舗、駅、列車等での利用
が可能である。
【0125】さらに、複数の近接したゾーンを監視し、
その分布で比較的空きのあるゾーンに関する情報を優先
的に配信する事で均一な分散を促すことが可能となる。
【0126】くわえて、前記位置情報とともに端末情報
(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味
などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報
等)も取得されるので、これらの端末の情報の中のある
条件に適合する者の端末のみの分布を調べることもでき
る。
【0127】また、統計情報に基づいて混雑を評価する
ことで、動的な情報をリアルタイムにユーザーに提供で
き、より的確で高精度な評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システム
の全体の概略構成の一例を示す説明図である。
【図2】図1の移動体誘導システムにおける移動体通信
端末、サーバーのより詳細な構成を示す機能ブロック図
である。
【図3】ゾーン判定を説明するための説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システム
において処理される処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図5】 ゾーン内の混雑状況を統計情報を用いて判定
する場合の概念を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システム
の全体の概略構成の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システム
において処理される処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図8】ゾーン設定の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 移動体誘導システム 2 衛星 3 基地局 10 移動体通信端末 11 位置情報取得部 12 通信部 13 表示部 14 操作部 15 演算部 20 サーバー 32 ゾーン設定部 33 算出部 34 判定部 35 通知部 41 算出部 42 統計化部 43 予測部 44 行動パターン分析部 N ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01S 5/14 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC06 5H180 AA01 BB05 BB15 DD04 EE02 FF05 5J062 AA08 BB01 BB05 CC07 5K067 AA34 BB41 DD17 EE02 FF03 HH21 HH22 JJ56

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザーが利用し、自身の現在位置を測
    位検出可能な通信機能を有する移動体通信端末と、前記
    移動体通信端末より位置情報および端末情報を取得して
    前記移動体通信端末を管理する管理装置とを備えた移動
    体誘導システムであって、 任意の形状大きさの少なくとも一つの特定領域を地理上
    に設定して監視可能な領域設定手段と、 前記移動体通信端末の位置情報および端末情報を取得
    し、前記領域設定手段にて設定された特定領域内の前記
    移動体通信端末の数を算出する算出手段と、 前記移動体通信端末の数と、予め設定された特定の閾値
    とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定する判
    定手段と、 前記判定手段にて判定された前記混雑状況に基づいて、
    適切な情報を前記移動体通信端末又は特定の告知手段に
    対して通知する通知手段と、 を含むことを特徴とする移動体誘導システム。
  2. 【請求項2】 特定期間における前記特定領域へ進入す
    る前記移動体通信端末の数と、前記特定領域から進出す
    る前記移動体通信端末の数の各々を算出する算出手段
    と、 進出進入する各前記移動体通信端末の数の経時的変化を
    統計化する統計化手段と、 前記統計化手段にて統計化された経時的に変化する混雑
    分布の統計情報に基づいて、前記特定領域内の今後の混
    雑具合を予測する予測手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の移動
    体誘導システム。
  3. 【請求項3】 前記移動体通信端末の端末情報と、前記
    統計情報とに基づいて、前記ユーザーの行動パターンを
    分析する分析手段をさらに有することを特徴とする請求
    項2に記載の移動体誘導システム。
  4. 【請求項4】 前記通知手段は、前記領域設定手段にて
    設定された前記特定領域が混雑であると判定された場合
    に、前記特定領域以外の比較的空きのある他の領域へ誘
    導する旨の通知情報を通知することを特徴とする請求項
    1に記載の移動体誘導システム。
  5. 【請求項5】 前記通知手段は、前記特定領域内の移動
    体通信端末、もしくは前記特定領域に向かうと思われる
    前記特定領域外の移動体通信端末のユーザーに対して前
    記通知情報を通知することを特徴とする請求項4に記載
    の移動体誘導システム。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記行動パターンを含
    む前記統計情報と、現在の前記混雑状況とから個々のユ
    ーザーに応じた前記各領域を移動する最適なルートを各
    々推定して前記各ユーザーを各々誘導する情報を提供す
    ることを特徴とする請求項3に記載の移動体誘導システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記端末情報は、ユーザーを特定の趣向
    に応じて分類識別する識別情報を含み、 前記算出手段は、前記識別情報に基づいて、前記特定領
    域内の前記ユーザーのうち予め指定された前記識別情報
    に適合するユーザーの前記移動体通信端末の数を取得
    し、前記識別情報に基づいて、前記特定領域内の滞在時
    間を前記識別情報の分類項目毎に算出することを特徴と
    する請求項1に記載の移動体誘導システム。
  8. 【請求項8】 前記告知手段は、電子掲示板もしくは広
    告配信によるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の移動体誘導システム。
  9. 【請求項9】 前記領域設定手段は、車両を中心とした
    領域に設定し、 前記通知手段は、前記車両の混雑状況を通知することを
    特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  10. 【請求項10】 前記領域設定手段は、複数の各店舗を
    中心とした各領域に各々設定し、 前記通知手段は、各前記店舗のうちいずれか一つの店舗
    が混雑と判断された場合に、当該混雑と判断されない他
    の店舗を建物に設置された電子掲示板に優先して通知す
    ることを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記領域設定手段は、観光地の各施設
    を中心とした各領域に各々設定し、 前記各領域内の各移動体通信端末の各端末情報を取得
    し、該各領域内の滞在時間を各性別、年齢層毎に調査
    し、 前記通知手段は、興味の度合いが高いと判定された領域
    の前記各性別、各年齢層に比較的近い端末情報を有する
    前記移動体通信端末に対して、前記領域に誘導する旨の
    通知を行なうことを特徴とする請求項1に記載の移動体
    誘導システム。
  12. 【請求項12】 前記領域設定手段は、複数の各車両を
    中心とした各領域に各々設定し、 前記通知手段は、各領域内の各移動体通信端末の各端末
    情報を取得した結果、観光目的の車両に対しては観光地
    への案内情報を通知し、移動目的の車両に対しては混雑
    状況の回避の案内を通知することを特徴とする請求項1
    に記載の移動体誘導システム。
  13. 【請求項13】 前記領域設定手段は、特定区間の特定
    方向の道路の領域に設定し、 前記通知手段は、渋滞を抜け出すのに必要な時間情報を
    通知することを特徴とする請求項2に記載の移動体誘導
    システム。
  14. 【請求項14】 ユーザーが利用し、自身の現在位置を
    測位検出可能な通信機能を有する移動体通信端末より位
    置情報および端末情報を取得して管理装置を用いて移動
    体を誘導する移動体誘導方法であって、 任意の形状大きさの少なくとも一つの特定領域を地理上
    に設定するステップと、 前記移動体通信端末の位置情報および端末情報を取得
    し、設定された特定領域内の前記移動体通信端末の数を
    算出するステップと、 前記移動体通信端末の数と、予め設定された特定の閾値
    とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定するス
    テップと、 判定された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記
    移動体通信端末又は特定の告知手段に対して通知するス
    テップと、 を含むことを特徴とする移動体誘導方法。
  15. 【請求項15】 特定期間における前記特定領域へ進入
    する前記移動体通信端末の数と、前記特定領域から進出
    する前記移動体通信端末の数の各々を算出するステップ
    と、 進出進入する各前記移動体通信端末の数の経時的変化を
    統計化し、統計化された経時的に変化する混雑分布の統
    計情報に基づいて、前記特定領域内の今後の混雑具合を
    予測するステップと、 を含むことを特徴とする請求項14に記載の移動体誘導
    方法。
  16. 【請求項16】 前記移動体通信端末の端末情報と、前
    記統計情報とに基づいて、前記ユーザーの行動パターン
    を分析するステップを含むことを特徴とする請求項14
    に記載の移動体誘導方法。
  17. 【請求項17】 請求項14乃至請求項16うちいずれ
    か一項に記載の移動体誘導方法をコンピュータにおいて
    実行させるためのプログラムを記録した情報記録媒体。
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