JP3952826B2 - 移動体誘導システム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、移動体通信端末の位置情報による移動体誘導システムに関する
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、交通情報収集システムとしては、交差点や道路際に車両検知器を配置し、車両検知器を通過する車両を検知したり、あるいはその車速を検知してその検知情報を情報収集局に送り、情報収集局において、送られた車両検知情報に基づいて各道路の交通量や渋滞度などを認識するようにしたものがある。また、交差点や道路際にテレビカメラなどを配置して、この映像情報をリアルタイムで判断することにより道路の交通状況を把握するようにした技術も採用されている。
【0003】
また、道路交通情報システムやカーナビゲーションでのVICSを用いた混雑状況の表示機能を備えたものなどが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ある領域の混雑状況を把握する為には、それらを監視する為の人員もしくは専用の設備を必要とするが、監視する領域の変更追加が発生した場合には、それらの設備を再配置もしくは増設する必要があった。
【0005】
さらに、カーナビゲーションシステムでも限定地域に関する同様の情報を得る事が可能であるが、車両のみの使用に限定される為にそれ以外に歩行時、公共交通機関などでの車両乗車時以外に同様の情報を得る事ができなかった。
【0006】
また、これらのシステムでは、混んでいるあるいは混んでいないといった単純な評価手法であるため、より的確で高精度な評価手法が望まれていた。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、監視する領域に変更追加が発生したとしても、設備の配置を不要とし、車両に限らずあらゆる場合に混雑状況を含む各種情報を得ることができより的確で高精度な評価を行うことができる移動体誘導システム、移動体誘導方法、及び情報記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ユーザーが利用し、自身の現在位置を測位検出可能な通信機能を有する移動体通信端末と、前記移動体通信端末より位置情報および端末情報を取得して前記移動体通信端末を管理する管理装置とを備えた移動体誘導システムであって、任意の形状大きさの少なくとも一つの監視可能な特定領域を地理上に設定する領域設定手段と、前記移動体通信端末の位置情報および端末情報を取得し、特定期間における前記領域設定手段にて設定された特定領域へ進入する前記移動体通信端末の数と、前記特定領域から進出する前記移動体通信端末の数の各々を算出する算出手段と、進出進入する各前記移動体通信端末の数の経時的変化を統計化する統計化手段と、前記移動体通信端末の数と、予め設定された特定の閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定する判定手段と、前記移動体通信端末の端末情報と、前記統計化手段にて統計化された経時的に変化する混雑分布の統計情報とに基づいて、前記ユーザーの行動パターンを分析する分析手段と、前記判定手段にて判定された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移動体通信端末又は特定の告知手段に対して通知する通知手段とを含み、 前記通知手段は、前記行動パターンを含む前記統計情報と、現在の前記混雑状況とから個々のユーザーに応じた前記各領域を移動する最適なルートを各々推定して前記各ユーザーを各々誘導する情報を提供することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0011】
[第1の実施の形態]
(システムの全体構成)
先ず、本発明の移動体誘導システムを動作させる前提となる、システムの概略構成、とりわけその通信インフラ並びにハードウエア構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態の移動体誘導システムの全体構成を示す説明図である。
【0012】
本実施の形態の移動体誘導システム1は、GPSなど位置測位が行え通信装置を兼ね備える移動体通信端末と位置を管理するサーバーシステムを用いて、あるゾーンに位置する端末数と端末の情報を収集し、そのゾーンの混雑状況等を知る事を可能とするものであり、また、その混雑状況に応じて、任意の特定領域(ゾーン)の混雑状況を含む各種情報を得ることにより、空きのある他の特定領域にユーザーを誘導案内するためのものであり、前記ゾーン内の端末、もしくは前記ゾーンに向かうと思われる前記ゾーン外の端末に対して、前記ゾーンの混雑を端末及び電子掲示板等の告知装置へ通知、もしくは、広告配信などで他のゾーンに誘導する事で混雑の緩和を可能とする誘導システムであり、ユーザーが所有する移動体通信端末10と、前記移動体通信端末10に対してネットワークNを介して通信可能とされ前記移動体通信端末10より位置情報および端末情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報等)を取得して前記移動体通信端末10を管理する管理装置であるサーバー20と、混雑状況に応じた適切な情報が通知される移動体通信端末10もしくは告知される告知手段である告知装置40と、を含んで構成されている。
【0013】
なお、ネットワークNとしては、例えば携帯電話回線網(基地局及び交換システムを含む)、公衆電話回線網、インターネット(乃ち、TCP・IPプロトコルを用いた通信態様)や、他の種々の通信プロトコルを用いたネットワーク、無線(衛星通信等を含む)ネットワークであっても構わず、他のネットワークと接続されたシステムであってもよい。
【0014】
移動体通信端末10は、ユーザーが所有し、自身の現在位置を自己でまたは補助してもらうことで測位可能な通信機能を有するものであり、人工衛星(GPSを利用)やPHS及び携帯電話の基地局を利用して自身の位置情報を取得する機能と、インターネット関連の機能を有していれば、携帯電話端末・パームコンピュータ・PDA・PHS、デスクトップ、ラップトップコンピュータ、モバイル、ページャその他無線・有線通信機能を有する情報機器、またはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュータでもよい。尚、移動体通信端末10は、ユーザーの人数に応じて、通常、複数個設けられる。
【0015】
移動体通信端末10は、より詳細には、図2に示すように、人工衛星2(GPSを利用)やPHS及び携帯電話の基地局3を利用して自身の位置情報を取得する位置情報取得部11と、この位置情報取得部11によって取得された位置情報を指定された更新間隔毎にサーバー20へ送信する、あるいはゾーン情報を受信するため、さらには他の情報処理装置との間で各種情報の授受を行うための通信部12と、サーバー20から取得したゾーン情報(ゾーン進入、進出通知等)や周辺地図情報等の種々の情報を表示するための表示部13(スクリーン)と、通信のための各種操作入力あるいは前記表示部13の表示画面上にデータを入力するための操作部14と、サーバー20から取得したゾーン情報(ゾーンID、ゾーン種別、ゾーンを構成する要素)をもとに種々の演算処理、その他各種処理に必要な演算を行うための演算部15と、を含んで構成される。
【0016】
この他、不図示の各種データを記憶するための記憶手段(メモリ)、これらの制御を司る制御手段などを有している。これらの各部の構成は、種々のハードウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構成される。
【0017】
図1に説明を戻すと、サーバー20は、サーバーに登録され決められた場所・範囲である特定領域(ゾーン)のゾーン情報(ゾーン数値情報、ゾーン侵入通知、ゾーン進出通知)のデータベース(ゾーンデータベース)を統一的に管理し、ゾーン情報を移動体通信端末10に通知する機能を有するゾーン情報管理部21と、移動体通信端末10から位置情報を受信し、データベース登録を行うと共に、移動体通信端末10へゾーン情報の通知を行うための情報配信管理部24と、ユーザーの情報管理を行うユーザー情報管理部26と、を含んで構成される。
【0018】
ゾーン情報管理部21は、ゾーンの監視を行うゾーン監視システム21a、監視ゾーンの管理を行うゾーン管理データベース21bを含む。
【0019】
情報配信管理部24は、移動体通信端末10もしくはその他の告知装置に情報を通知する為の情報配信システム24a、配信情報の管理を行う配信情報管理データベース24bを含む。
【0020】
情報配信管理部24は、メール配信やOUT/INTO通知などの管理を行うものであり、時刻指定配信、繰り返し配信(配信間隔指定可能)などの配信種別の設定、グループまたはボックスによる配信先指定、配信メッセージ登録、OUT/INTO通知に関する各種指定(配信先、メッセージ又はメール、通知時間)などの機能を有する。
【0021】
移動体通信端末10の管理を行うユーザー管理システム26a、前記移動体通信端末10の位置を収集、管理する為の端末情報データベース26bと、を含む。
【0022】
サーバー20は、より詳しくは、移動体通信端末10との通信、移動体情報、ゾーン情報の管理を行い、予め指定したクライアントに電子メール等でゾーン侵入・進出を通知する機能を有し、図2に示すように、ユーザーをグループ化し任意の管理単位による管理機能により各種サービスと位置情報とを連動させた複雑なユーザー管理を行うためのグループ情報管理部22と、各機能の管理者ID・パスワードを承認するための認証情報管理部23と、位置情報の表現変換を行う位置情報表現変換部25と、移動体通信端末10の位置情報や、移動体通信端末10が属するグループ、ゾーン毎の移動体利用者情報等のデータベース(移動体データベース)を管理する不図示の位置情報管理部27と、を含んで構成される。
【0023】
さらに、サーバー20は、処理部30として、移動体通信端末10から取得した位置情報から移動体通信端末10が属するゾーンのゾーン判定を行うゾーン判定処理部31と、前記ゾーン情報管理部21のゾーン情報を用いて、任意の形状大きさの少なくとも一つの特定領域(ゾーン)を地理上に設定して監視可能な領域設定手段であるゾーン設定部32と、前記移動体通信端末10の位置情報および端末情報を取得し、前記ゾーン設定部32にて設定された特定領域内の前記移動体通信端末10の数を算出する算出手段である算出部33と、前記移動体通信端末10の数と、予め設定された特定の閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定する判定手段である判定部34と、前記判定部34にて判定された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移動体通信端末10又は特定の告知装置40に対して通知する通知手段である通知部35と、を含む。
【0024】
サーバー20は、有線通信に加えて無線通信機能を有し、データベースその他のメモリなど、サーバー20にアクセス可能なメモリを有する。サーバー20は、例えばWeb上で情報をユーザーに提供するものであり、インタラクティブなウェブページの管理その他インターネットサービスの提供を目的とした市販のサーバーまたは無線・有線通信機能をもつ専用のサーバーでよい。
【0025】
このサーバー20は、図示しないが、ユーザー側にホームページなどのメニュー画面等の各種画面が表示されるように促す例えばCGIプログラム等により形成された表示処理手段、システム管理者用の表示手段及び操作入力手段、各種制御プログラム、サービス実行プログラムなどを記憶しておく記憶手段、などを含んで構成される。これらの各手段の構成は、種々のハードウエア及びソフトウエアによって実現できるよう構成される。
【0026】
ハードウエア構成の具体例としては、図示しないが、通信機能の制御を行う通信用インターフェース、ハードディスク等の記憶装置、端末からのデータ入出力を行う入出力インターフェース、及びそれらの制御を司る中央演算処理装置(CPU)等が挙げられる。
【0027】
また、ソフトウエアとしては、このグラフィカルユーザインターフェースを実現するための、標準ウェブページオーサリングツールおよびHTML、XML、CGI、Java(登録商標)、Java(登録商標)script、ActiveX等の言語を用いてプログラムされている。
【0028】
さらに、「サーバー20」には、webサーバーのみならず、データベース、電子メールを送受信するためのPOP及びSMTPサーバーやその他DNSサーバーなどの各種サーバーを含んで構成され、これらを含むシステムの総称として機能してもよい。
【0029】
ここで、ゾーンとは、ある特定されたエリア(場所)のことであって、当該ゾーンに関する情報、即ち、ゾーン情報は、名称(ID)及び数値(座標)等から構成されている。当該ゾーンの具体例としては、例えば、ある一点を中心とする円によるゾーンや、複数点の座標群から構成されるポリゴンによるゾーンや、さらには、行政区によるゾーン等を挙げることができる。
【0030】
ゾーン情報管理部21のゾーン管理データベース21bは、行政界や位置情報により各場所に設定されたゾーンをグルーピングとして管理するものであり、ゾーンテーブルを有し、このゾーンテーブルは、任意に決定される文字列であるゾーンID、ゾーンの名称を示す文字列であるゾーン名称、ゾーンが円であるのかポリゴンであるのか行政区なる特定の領域を示すものであるのかの種別を示す数字情報である種別、ゾーン登録日時、ポリゴン(ポリゴンを構成するための文字列を指定する)、行政区(行政区を構成するための行政区コードを指定する)、種別が円である場合の円の中心点緯度、種別が円である場合の円の中心点経度、円の半径等の情報を含む。
【0031】
また、ゾーン情報管理部21は、ゾーンの作成および削除、ゾーンに関する情報取得、ゾーンに対する各種判定(任意位置のゾーン内での存在確認、ゾーンの包含関係検索)、ゾーンと任意の位置と距離計算、動的ゾーンの管理などの機能を有し、シンボルや住所などのDBを含む。また、前記ゾーンの検出を行う時間帯も設定可能である。
【0032】
グループ情報管理部22は、各ユーザーを任意の階層に従ってグループ化しそのグループやメンバのプロファイルなどを管理するとともに第三者検索を管理するものである。
【0033】
グループ情報管理部22のデータベースには、移動体通信端末10に固有に設定されるユーザーテーブル、メンバーゾーンテーブルを含み、ユーザーテーブルは、ユーザーのグループIDを示す文字列であるグループID、ユーザーのIDを示す文字列であるメンバID、ユーザーの氏名を示す文字列である名前、ユーザーのメールアドレスを示すメールなどの情報を含む。
【0034】
メンバーゾーンテーブルは、グループIDを示す文字列であるグループID、メンバーIDを示す文字列であるメンバID、ゾーンIDを示す文字列であるゾーンIDなどの情報を含む。
【0035】
従って、前記移動体通信端末10が属するグループは、移動体通信端末10のユーザが属するグループのことであって、また、前記ゾーン毎の移動体利用者情報は、ゾーン毎のメンバーゾーンテーブルの情報のことを指している。
【0036】
認証情報管理部23は、管理者ユーザーの認証や鍵ファイル処理などを行うものである。
【0037】
位置情報管理部27は、前記移動体通信端末10の位置を補助で測位したり、前記移動体通信端末10の位置情報を登録、通知、またその位置を検索できるものであり、前記移動体通信端末10のID管理を行うものである。
【0038】
位置情報管理部27の移動体データベースは、位置情報テーブルを有し、この位置情報テーブルは、メンバID、緯度、経度、サーバーに位置登録された時刻である登録時刻、位置情報が測位された日時である測位時刻などの情報を含む。
【0039】
算出部33は、ユーザーを特定の趣向に応じて分類識別する識別情報(前記端末情報のうち例えば、性別であれば男、年齢であれば20才などの検索条件情報等)に基づいて、前記特定領域内の前記ユーザーのうち予め指定された前記識別情報に適合するユーザーの前記移動体通信端末10の数を取得し、前記識別情報に基づいて、前記特定領域内の滞在時間を前記識別情報の分類項目毎に算出することもできる。
【0040】
通知部35は、前記ゾーン設定部32にて設定された前記特定領域が混雑であると判定された場合に、前記特定領域以外の比較的空きのある他の領域へ誘導する旨の通知情報を通知する。また、前記特定領域内の移動体通信端末10、もしくは前記特定領域に向かうと思われる前記特定領域外の移動体通信端末10のユーザーに対して前記通知情報を通知する。
【0041】
告知装置40は、電子掲示板等を運営可能な情報処理装置やその他広告配信によるものであってもよい。
【0042】
(本実施の形態の特徴)
ここで、本実施の形態の移動体誘導システムは、指定された特定領域Z(以下、ゾーンと称する)への移動体通信端末10の進入および前記ゾーンからの前記移動体通信端末10の進出を検知するために、移動体通信端末10からその位置情報を定期的に管理装置に含まれる位置情報サーバー40へ送信し、この位置情報サーバー40と通信可能に形成された管理装置に含まれるサーバー20において移動体通信端末10の現在位置が、ゾーンZの内部にあるか外部にあるかを判定して、その判定結果を移動体通信端末10に通知するものである。
【0043】
なお、移動体通信端末10自らが人工衛星2等から位置情報を取得して、これを定期的にサーバー20へ送信するもの、即ち、GPSを利用するものと、PHS又は携帯電話の基地局3等の第三手段によって移動体通信端末2の位置検索を行い、その検索結果を位置情報としてサーバー20へ送信するもののいずれであってもよい。
【0044】
移動体通信端末10が移動を開始すると、図3に示すように、移動体通信端末10がゾーンZの外部にいる時には、移動体通信端末10の通信部12は、位置情報取得部11が人工衛星2又はPHS・携帯電話基地局3等から取得した位置情報を通常位置情報更新間隔にて定期的にサーバー20へ送信する。
【0045】
そして、移動体通信端末10がゾーンZの内部に進入した場合には、ゾーン判定処理部31によるゾーンZの境界近辺でのゾーン判定(進入/進出判定)を行うことが可能となる。
【0046】
このような処理が行われる中、サーバー20の位置情報管理部27は、前記ユーザーの前記移動体通信端末10の位置情報を取得する。
【0047】
すなわち、各移動体通信端末10の位置をサーバー20で集中管理して、ある移動体通信端末10の位置の集合を、ある地域の中の数を考慮して、あるエリアの混雑具合を判定する。その判定結果によって、それらを情報伝達装置、掲示板、標識、広告等の配信を制御することにより、混雑地域から違う地域の情報を優先的にまわすことによって、それらの混雑の解消を図る。
【0048】
このように、ゾーン判定をして、ゾーン内に入っている移動体通信端末10の数をカウントして、当該カウントした数がある値以上になっていると混雑であると判断して、前記移動体通信端末10ないしは告知装置40に送信する。
【0049】
なお、本実施の形態では、GPS衛星などを用いて、ユーザーの位置情報を、ある移動体通信端末10からサーバー20に対して知らせることで、若しくは、サーバー20の方からその移動体通信端末10の位置情報を取得し、かつゾーン設定により領域の設定が任意に行えることで、混雑状況の調査領域が制限されず、地球上のあらゆる地域・場所のあらゆる範囲の混雑状況を調査することができる。また、GPSを用いることでより精度は向上する。
【0050】
しかも、この際、サービス提供者やユーザーがゾーンの領域を任意に設定したりすることもできてよく、ゾーンの大きさや、混雑状況の判定基準は動的に変化するので、例えば、第1のゾーンについては第1の判定基準とし、第2のゾーンについては第2の判定基準とするようなことも可能である。本実施の形態では、ゾーン設定によりゾーンを順次可変することができるので、どのような環境にあっても利用することができる。
【0051】
ここに、混雑状況を調査する対象としては、例えば、繁華街、大型施設、各種店舗、駅等で利用することが好ましい。
【0052】
さらに、本実施の形態では、位置情報を常に取得しているので、移動体通信端末10の表示部において表示される混雑状況はリアルタイムなものとなり、また、ゾーンの外にいるユーザーもしくはゾーン内にいるユーザーがゾーン内の混雑状況をID単位で見たりすることもできる。
【0053】
また、移動体通信端末10から位置情報を取得する際には、前記位置情報とともに端末の情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報、アンケートのもとになるような基本情報)も同時に取得されるので、これらの端末数と端末の情報に基づいて、種々の統計情報を取得して各種分析(例えば、マーケティングリサーチや動態調査)等にも応用することができる。
【0054】
なお、第三者検索の際に、前記端末の情報の中のある条件に適合する者の端末のみの分布を調べることもできる。
【0055】
(処理手順について)
次に、上述のような構成を有する移動体誘導システムにおける処理手順について、図4を参照しつつ説明する。
【0056】
先ず、前提として、特定の場所にゾーン設定を行う。そして、移動体通信端末からの位置情報および端末の情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報、アンケートのもとになるような基本情報))を収集し、端末情報DBを管理する(S101)。続いて、ゾーン管理データベースにより、ゾーンデータを取得し、端末情報DBを参照することで、ゾーン内の端末数を取得する(S102)。
【0057】
次いで、ゾーン内の端末数が規定値を越えているか否かの判断処理を行う(S103)。この判断処理において、ゾーン内の端末数が規定値を越えていないと判断された場合には、S101に戻る。一方、S103の判断処理において、前記ゾーン内の端末数が規定値を越えているものと判断された場合には、以下の第1処理、第2処理のいずれか一方又は双方を行う。
【0058】
すなわち、配信情報DBを参照し、適切な情報を端末へ通知する(S104)。これにより、端末においては、通知内容を表示することとなる(S105)。このような第1の処理を行う。
【0059】
一方、配信情報DBを参照し、適切な情報を告知装置(告知手段)へ通知する(S106)。そして、前記告知装置に通知内容を表示されることとなる(S107)。このような第2の処理を行う。
【0060】
以上のように本実施の形態によれば、対象のゾーンに限定された監視設備を用いる事無く任意のゾーンの状況を監視する事が可能であり、監視するゾーンの変更追加も容易に行うことができる。
【0061】
また、移動体通信端末を用いることで、用途が道路等に限定されない為に繁華街、大型施設、各種店舗、駅、列車等での利用が可能である。
【0062】
さらに、複数の近接したゾーンを監視し、その分布で比較的空きのあるゾーンに関する情報を優先的に配信する事で均一な分散を促すことが可能となる。
【0063】
しかも、ゾーン設定により領域の設定が任意に行え、動的に変化させることもできるので、混雑状況の調査領域が制限されず、地球上のあらゆる地域・場所のあらゆる範囲の混雑状況を調査することができる。加えて、混雑状況の判定基準は動的に変化するので、例えば、第1のゾーンについては第1の判定基準とし、第2のゾーンについては第2の判定基準とするようなことも可能である。
【0064】
さらに、本実施の形態では、位置情報を常に取得しているので、移動体通信端末10の表示部において表示される混雑状況はリアルタイムなものとなり、また、ゾーンの外にいるユーザーもしくはゾーン内にいるユーザーがゾーン内の混雑状況をID単位で見たりすることもできる。
【0065】
また、移動体通信端末10から位置情報を取得する際には、前記位置情報とともに端末の情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報、アンケートのもとになるような基本情報)も同時に取得されるので、これらの端末数と端末の情報に基づいて、種々の統計情報を取得して各種分析(例えば、マーケティングリサーチや動態調査)等にも応用することができる。
【0066】
なお、第三者検索の際に、前記端末の情報の中のある条件に適合する者の端末のみの分布を調べることもできる。
【0067】
[第2の実施の形態]
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について、図5ないし図7に基づいて説明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図5は、本実施の形態におけるゾーン内の混雑状況を統計情報を用いて判定する場合の概念を示す説明図である。
【0068】
上述の第1の実施の形態では、ゾーン内の混雑状況を、ゾーン内に存在する端末数が特定の閾値を越えたか否かにより判定する構成について開示したが、本実施の形態においては、統計情報を用いて判定する場合の例を開示している。
【0069】
具体的には、図5に示すように、特定期間の間に設定されたゾーンZ内に進入した端末数X1、進出した端末数X2を、前記OUT/IN判定の機能を利用することによりカウントする。
【0070】
(統計情報を用いたゾーン管理)
より詳細には、先ず、以下のように定義する。すなわち、ある一定期間Tの間に設定したゾーンZに入った端末数をX1、ある一定期間Tの間に設定したゾーンZから出た端末数をX2とし、A=(X1−X2)/Tを定義する。ここで、Aは、そのゾーンの混雑状況の時間的変化を表している。
【0071】
ここで、A>0ならば、込み合ってゆく状況であり、A<0ならば、空いてゆく状況であり、A=0ならば、混雑状況は一定であるものと判定するのである。
【0072】
このように、位置測位機能と通信機能をもった移動体通信端末の位置情報をサーバーで一括管理し、合わせてゾーン管理に動的(時間的)管理機能を加えることにより、設定したゾーンの混雑状況の動的(時間的)変化を知ることができるようになる。
【0073】
(概略構成)
このような機能を達成するための具体的構成について、図6を参照しつつ説明する。図6は、本実施の形態の移動体誘導システムに利用される管理装置たるサーバーの概略構成を示す機能ブロック図である。
【0074】
なお、図6に示すサーバー20は、その基本的構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その共通部分については説明を省略する。すなわち、本実施の形態においては、サーバー20は、前記ゾーン設定部32などに加えて、さらに、特定期間における前記特定領域へ進入する前記移動体通信端末10の数と、前記特定領域から進出する前記移動体通信端末10の数の各々を算出する算出手段である算出部41と、進出進入する各前記移動体通信端末10の数の経時的変化を統計化する統計化手段である統計化部42と、前記統計化部42にて統計化された経時的に変化する混雑分布の統計情報に基づいて、前記特定領域内の今後の混雑具合を予測する予測手段である予測部43と、移動体通信端末10の端末情報と、前記統計情報とに基づいて、前記ユーザーの行動パターンを分析する分析手段である行動パターン分析部44と、前記第1の実施の形態同様の構成要素を含む各部50と、を含んで構成される。
【0075】
この場合、各部50に含まれる通知部は、前記行動パターンを含む前記統計情報と、現在の前記混雑状況とから個々のユーザーに応じた前記各領域を移動する最適なルートを各々推定して前記各ユーザーを各々誘導する情報を提供する。
【0076】
(処理手順について)
ここで、前記構成のサーバーにおいて、このような統計情報に基づくゾーン判定を行う場合の処理手順について、図7を参照しつつ説明する。
【0077】
先ず、図7に示すように、ゾーンを設定した後、時刻t1での端末の位置情報を収集する処理を行う(S201)。次に、時刻t2での端末の位置情報を収集する処理を行う(S202)。
【0078】
続いて、ゾーン情報管理部よりゾーン情報を取得し、(ユーザー情報管理部)の端末情報DBを参照することでゾーン内に入る(IN)端末数、ゾーン内から出る(OUT)端末数情報を取得する処理を行う(S203)。
【0079】
次いで、混雑状況の時間的変化を算出する処理を行う(S204)。さらに、混雑状況の時間的変化を統計化する処理を行う(S205)。
【0080】
そして、統計情報に基づいて、特定期間の混雑状況を推測する処理を行う(S206)。さらに、結果を通知する処理を行う(S207)。
【0081】
以上のように本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態の同様の作用効果を奏しながらも、ゾーン管理に動的(時間的)管理機能を加えることにより、設定したゾーンの混雑状況の動的(時間的)変化を知ることができるようになる。
【0082】
つまり、時間的な系列を考えて、あるゾーンに端末数がどれだけ入って、どれだけ出たか、または統計的にみると、ゾーンの動的な混雑状況が(例えば、混んでいる、混んでいないではなく)徐々に混み始めているとか、徐々に減る傾向にある等が把握できる。
【0083】
このように、時間的な情報をゾーンに対して管理することによって、そのゾーンの混雑状況の時間的な変化を評価でき、混んでいる/混んでいないのかという情報以外にも、さらに混むように人が集まっている、人がすきはじめている等のより厳密な評価を行うことができる。
【0084】
このように、端末数だけではなく混雑状況を元にした経時的に変化する混雑分布の統計(ゾーンに入る数と出る数の時間的変化の統計分布)情報に基づいて混雑状況を評価把握することができ、動的な情報をリアルタイムにユーザーに提供でき、より的確で高精度な評価を行うことができる。
【0085】
さらに、過去の統計的分布があれば、モデルにより、予測しながらも誘導するシステムを構築できる。
【0086】
(第1応用例)
次に、前記第2の実施の形態の第1応用例について説明する。例えば、テーマパークや遊園地の各施設ゾーンを設定すれば、各施設の混雑状況の動的変化を管理することができる。その情報を利用者に提供(例えば、色情報などによる提供、施設の色が赤ならば込み合ってゆく状況にあり、青ならば空いていく状況にある)すると、利用者は非常に効率的に施設を巡回することができる。
【0087】
このように、そのゾーンに対して端末の出入りを管理することによって、そのゾーンの混雑状況の時間的な変化が管理できるので、すき始めたという情報を、そのゾーンに行きたいと思っている人に配信することで、より的確な集客ができる。
【0088】
また、各施設(ゾーン)への端末の出入りをデータベースに蓄積し、パターンマイニング技術を適用すると、利用者の施設利用のパターンが分析できる。ここで言うパターンとは、例えば、Aという施設に行った人は、次にBという施設に行く傾向が強いような行動パターンを指す。
【0089】
この行動パターンは、施設の経営する人や施設の利用者にとっても非常に有意義な情報である。経営する側としては、施設の利用状況の改善などに利用でき、利用する側としては、効率的な施設巡回に利用できる。
【0090】
このように、各アトラクションの統計情報を管理することによって、人間の行動のパターンにより、このような統計情報から最適な誘導を行う(統計情報に基づく最適誘導方法)ことにより、このような統計情報を監視すれば、拡張性があがる。
【0091】
(第2応用例)
次に、前記第2の実施の形態の第2応用例について説明する。例えば、道路に設定した任意のゾーンを通過する時間を求めることで、渋滞情報などが距離ではなく時間という単位でユーザーに提供できるようになる。つまり、あと何分すれば渋滞を抜けられるかの情報が提供できる。
【0092】
道路の渋滞において、利用者が非常に知りたい情報は、あとどれ位の時間で渋滞を抜け出せるかであり、決して何キロ渋滞しているかではない。しかしながら、現在の渋滞情報の殆どは、距離を単位として提供されている。
【0093】
具体的には、図7に示すように、渋滞区間の道路に対してゾーン管理を行い、位置測位機能と通信機能をもった移動体通信端末の出入りを時刻t1、時刻t2について管理することができれば、渋滞情報を、時間を単位として利用者に提供できる。
【0094】
このように、ある移動体通信端末がゾーン(渋滞区間)に、何時に入り何時に出たかをサーバーで一括管理することで、渋滞区間を抜けるのにどれ位の時間が掛かったかが把握できる。
【0095】
また、複数の渋滞区間の動的(時間的)変化を管理することで、渋滞区間をさけるようなナビゲーションシステムを構築することができる。
【0096】
さらには、ゾーン設定が任意に行えるので、新しくできた道路に対する渋滞情報管理を行うような場合も、新規に設備を必要としない点も本システムの特徴である。
【0097】
このように、本応用例では、例えば任意の道路に対して任意のゾーンを張って、ゾーン判定を行うと、その渋滞しているゾーンを、どれくらいの時間で抜けられるか、という情報が得られる。このため、渋滞何kmという情報ではなく、その渋滞区間をあとどれくらいの時間で抜け出せるかという情報が得られ、時間が直感的にわかる。
【0098】
(第3応用例)
次に、第1の実施の形態の応用例である第3応用例ついて説明する。例えば、バス・電車等を中心としたゾーンを設定し、それらの車両とそれらに搭乗する乗客の位置をGPS・携帯基地局等の位置測位機能の付いた通信端末装置より取得する事で、その車両の混雑状況を知ることができる。それらの混雑状況をバス停の表示装置など、各種掲示装置に表示させる事で、混雑の回避を促すことができる。
【0099】
また、GPS・携帯の基地局を利用した位置情報には、若干の誤差が生じる為に、以前の位置情報との差分も加味し、連続して同じ端末をゾーン内に検知した場合にその車両の乗客と判定する。
【0100】
(第4応用例)
次に、第1の実施の形態の応用例である第4応用例ついて説明する。例えば、繁華街等にある有名店等を中心としたゾーンを設定し、それらのゾーン内に位置する端末数の推移を調査することで、その店舗の込み具合を判定し、「混雑」と判定した場合には、駅・建物等に設置された電子掲示版に、先に設定したゾーンで「混雑」と判定されなかった店舗の情報を優先して掲示する事で、混雑の解消を促す。
【0101】
また、そのゾーンに滞在する平均時間を得る事で、食事店等の利用人数の最大が固定されている施設に対しての待ち時間の掲示を行うことも可能である。
【0102】
(第5応用例)
次に、第1の実施の形態の応用例である第5応用例ついて説明する。例えば、店舗・観光地を中心としたゾーンを設定し、そのゾーン内に位置する端末の位置情報と端末に保存された個人情報(性別・年齢等)を同時に取得し、それらのゾーン内の滞在時間を性別・年齢層毎に調査する事でそのゾーンに対する興味の度合いを調査する。
【0103】
また、その調査で興味の度合いが高いと判定した性別年齢に近い個人情報を持つ端末に情報を送信する事でより効果が得られる。他にも性別・年齢の近い端末の集まる他に位置するゾーンに設置される掲示版に情報を表示することで効果的な宣伝を可能とする。
【0104】
さらに、電車・バス等を中心としたゾーンでの乗客のIN/OUTが発生した場合の乗客の個人情報を調査する事で、そのIN/OUTの発生した地域に対する興味の度合いを判定する事も可能である。
【0105】
このように、前記各領域内の各移動体通信端末の各端末情報を取得し、該各領域内の滞在時間を各性別、年齢層毎に調査し、通知部は、興味の度合いが高いと判定された領域の前記各性別、各年齢層に比較的近い端末情報を有する前記移動体通信端末に対して、前記領域に誘導する旨の通知を行なう。
【0106】
(第6応用例)
次に、第1の実施の形態の参考事例である第6応用事例について説明する。例えば、位置を通知する端末が車両に固定される装置であれば、その車の目的(観光・移動・業務等)を固定情報とする事で、その車両に提供する情報の選別を行う。
【0107】
例えば、あるゾーンに位置する観光目的の車両が多数検知された場合には、観光目的の車両にはその観光地への案内(空き駐車場の情報)を通知し、移動等を目的とした車両には混雑状況または回避の案内を通知する。
【0108】
このように、通知部は、各領域内の各移動体通信端末の各端末情報を取得した結果、観光目的の車両に対しては観光地への案内情報を通知し、移動目的の車両に対しては混雑状況の回避の案内を通知する。
【0109】
なお、本発明にかかる装置と方法は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能である。
【0110】
例えば、上述の実施の形態の移動体誘導システム、それに用いるサーバー、告知装置、移動体通信端末において処理される処理プログラム、説明された処理、データ(例えば、ゾーン管理データベースなどの各種テーブル等)の全体もしくは各部を情報記録媒体に記録した構成であってもよい。さらに、上述の処理プログラムを、一般のパソコンや携帯端末で動作可能な電子メールソフトに組み込んだもの、あるいは組み込んだ電子メールソフトを記録した情報記録媒体も含む。
【0111】
この情報記録媒体としては、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディスク、CD―R、CD―RW、FD、DVDRAM、DVDROM、MO、ZIP、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ICカード等に記録して構成して用いてよい。
【0112】
さらにまた、媒体の例としては、コンピュータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMCIAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデバイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウェブサイトその他に記録された情報を含むインターネットやイントラネットにて利用されるものなどが挙げられる。
【0113】
この情報記録媒体を上記各実施の形態によるシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができる。
【0114】
また、コンピュータ上で稼働しているOS、サーバー、端末(携帯電話)上のRTOS等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ、情報処理装置に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることができる。
【0115】
また、上述の実施の形態の「移動体誘導システム」を、ある「システム」の下位階層に組み込んだシステムとして、これら全体を本発明の「移動体誘導システム」として構成することも一向に構わない。
【0116】
なお、上述のシステムが搭載される情報処理装置としては、例えばパーソナルコンピュータに限らず、各種サーバー、EWS(エンジニアリングワークステーション)、中型コンピュータ、メインフレームなどが挙げられ、サーバーとして利用する際にはこのサーバーにアクセス可能な端末にも一部のプログラムを搭載して構成することもでき、その他、携帯型情報端末、各種モバイル端末、PDA、携帯電話機、ページャ等からも利用できる構成としても構わない。あるいは、これらの端末に表示されるアプリケーションとして改良されたもの(すなわち、本行動記録自動作成システムにサービスを提供するための種々の改良ユーザーインターフェースを組み入れたもの、あるいはパソコン表示用画面や携帯電話機用表示用画面などハードウエア環境の違いによって生じ得る異なるプログラム要素)も本システムの範囲に含めることができる。
【0117】
さらに、図4および図7の方法(処理手順)及び本明細書で全般的に記述される手法並びに各種データベース、画面データの情報は、コンピュータシステムを用いて実施されてよい。このようなシステムでは、コンピュータシステム内で実行されるアプリケーションプログラムなどのソフトウェアとして、コンピュータにより実行されるソフトウェア中の命令により達成される。ソフトウェアは、前記方法を実行する部分と、コンピュータとユーザとのユーザインタフェースを管理する部分の2つの別々の部分に分割してもよい。ソフトウェアは、例えば、記憶装置を含むコンピュータ読み取り可能な媒体に格納してもよい。ソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能な媒体からコンピュータにロードされ、コンピュータにより実行される。そのようなソフトウェア又はコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラム製品である。コンピュータにおけるコンピュータプログラム製品の使用は、好都合な装置を達成する。
【0118】
なお、本実施の形態にて説明されたプログラムは、ハードディスクもしくはメモリに常駐することが好ましく、実行時にCPUにより読み出され、制御される。プログラムの中間記憶領域及びネットワークから取得したいかなるデータも半導体メモリを用いて、あるいはハードディスク装置とともに用いて達成してもよい。幾つかの例においては、アプリケーションプログラムは、CD−ROM又はフロッピー(登録商標)ディスクに記録してユーザーに供給し、対応する装置を介して読み出すか、あるいはモデム装置を介してユーザーがネットワークから読み出してもよい。
【0119】
さらに、ソフトウェアは、磁気テープと、ROM又は集積回路と、光磁気ディスクと、コンピュータモジュールと別の装置との間の無線又は赤外線の伝送チャネルと、PCMCIAカードなどのコンピュータ読み取り可能なカードと、電子メール伝送及びウェブサイト上などで記録された情報を含むインターネット及びイントラネットとを含むその他のコンピュータ読み取り可能な媒体からコンピュータシステムにロードすることも可能である。これまでの説明は、関連するコンピュータ読み取り可能な媒体のただの例示である。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体も、本発明の趣旨から逸脱することなく実施することができる。
【0120】
さらに、本発明の実施形態は、コンピュータ産業及びデータ処理産業に適用可能であり、必ずしも特定の基準に準拠していない可能性のあるコンピュータソフトウェアアプリケーションに適用可能であることは、上述から明らかである。
【0121】
また、ゾーンは、3次元的な任意の形状の立体空間の領域を設定するように構成してもよい。この際、例えば、一段の高架道を有する高速道路が途中で各々のルートに分岐し、地図平面上で重なる階層的な2段の道路を構成するような場合も想定されうる。このような場合において、上段の道路に第1ゾーンを設定し、下段の道路に第2ゾーンを設定するようにして、各々のゾーンにおける混雑状況を把握して、分岐前の高速道路を走行する車中のユーザーに告知するように構成してよい。
【0122】
さらに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むことは言うまでもない。この場合において、本実施形態において特に記載しなくとも、各実施の形態及び変形例に開示した各構成から自明な作用効果については、当然のことながら本例においても当該作用効果を奏することができる。また、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された構成であってもよい。
【0123】
そして、これまでの記述は、本発明の実施の形態の一例のみを開示しており、所定の範囲内で適宜変形及び/又は変更が可能であるが、各実施の形態は例証するものであり、制限するものではない。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、対象のゾーンに限定された監視設備を用いる事無く任意のゾーンの状況を監視する事が可能であり、監視するゾーンの変更追加も容易に行うことができる。また、移動体通信端末を用いることで、用途が道路等に限定されない為に繁華街、大型施設、各種店舗、駅、列車等での利用が可能である。
【0125】
さらに、複数の近接したゾーンを監視し、その分布で比較的空きのあるゾーンに関する情報を優先的に配信する事で均一な分散を促すことが可能となる。
【0126】
くわえて、前記位置情報とともに端末情報(例えば、ID、性別、年齢、職業、その人が好む趣味などの端末に入力されている端末を持つ人の個性情報等)も取得されるので、これらの端末の情報の中のある条件に適合する者の端末のみの分布を調べることもできる。
【0127】
また、統計情報に基づいて混雑を評価することで、動的な情報をリアルタイムにユーザーに提供でき、より的確で高精度な評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システムの全体の概略構成の一例を示す説明図である。
【図2】図1の移動体誘導システムにおける移動体通信端末、サーバーのより詳細な構成を示す機能ブロック図である。
【図3】ゾーン判定を説明するための説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システムにおいて処理される処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】 ゾーン内の混雑状況を統計情報を用いて判定する場合の概念を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システムの全体の概略構成の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る移動体誘導システムにおいて処理される処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】ゾーン設定の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 移動体誘導システム
2 衛星
3 基地局
10 移動体通信端末
11 位置情報取得部
12 通信部
13 表示部
14 操作部
15 演算部
20 サーバー
32 ゾーン設定部
33 算出部
34 判定部
35 通知部
41 算出部
42 統計化部
43 予測部
44 行動パターン分析部
N ネットワーク

Claims (11)

  1. ユーザーが利用し、自身の現在位置を測位検出可能な通信機能を有する移動体通信端末と、前記移動体通信端末より位置情報および端末情報を取得して前記移動体通信端末を管理する管理装置とを備えた移動体誘導システムであって、
    任意の形状大きさの少なくとも一つの監視可能な特定領域を地理上に設定する領域設定手段と、
    前記移動体通信端末の位置情報および端末情報を取得し、特定期間における前記領域設定手段にて設定された特定領域へ進入する前記移動体通信端末の数と、前記特定領域から進出する前記移動体通信端末の数の各々を算出する算出手段と、
    進出進入する各前記移動体通信端末の数の経時的変化を統計化する統計化手段と、
    前記移動体通信端末の数と、予め設定された特定の閾値とに基づいて、前記特定領域内の混雑状況を判定する判定手段と、
    前記移動体通信端末の端末情報と、前記統計化手段にて統計化された経時的に変化する混雑分布の統計情報とに基づいて、前記ユーザーの行動パターンを分析する分析手段と、
    前記判定手段にて判定された前記混雑状況に基づいて、適切な情報を前記移動体通信端末又は特定の告知手段に対して通知する通知手段と
    を含み、
    前記通知手段は、前記行動パターンを含む前記統計情報と、現在の前記混雑状況とから個々のユーザーに応じた前記各領域を移動する最適なルートを各々推定して前記各ユーザーを各々誘導する情報を提供することを特徴とする移動体誘導システム。
  2. 前記統計情報に基づいて、前記特定領域内の今後の混雑具合を予測する予測手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  3. 前記通知手段は、前記領域設定手段にて設定された前記特定領域が混雑であると判定された場合に、前記特定領域以外の空きのある他の領域へ誘導する旨の通知情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  4. 前記通知手段は、前記特定領域内の移動体通信端末、もしくは前記特定領域に向かうと思われる前記特定領域外の移動体通信端末のユーザーに対して前記通知情報を通知することを特徴とする請求項3に記載の移動体誘導システム。
  5. 前記端末情報は、ユーザーを特定の趣向に応じて分類識別する識別情報を含み、
    前記算出手段は、前記識別情報に基づいて、前記特定領域内の前記ユーザーのうち予め指定された前記識別情報に適合するユーザーの前記移動体通信端末の数を取得し、前記識別情報に基づいて、前記特定領域内の滞在時間を前記識別情報の分類項目毎に算出することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  6. 前記告知手段は、電子掲示板もしくは広告配信によるものであることを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  7. 前記領域設定手段は、車両を中心とした領域に設定し、
    前記通知手段は、前記車両の混雑状況を通知することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  8. 前記領域設定手段は、複数の各店舗を中心とした各領域に各々設定し、
    前記通知手段は、各前記店舗のうちいずれか一つの店舗が混雑と判断された場合に、当該混雑と判断されない他の店舗を建物に設置された電子掲示板に優先して通知することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  9. 前記領域設定手段は、観光地の各施設を中心とした各領域に各々設定し、
    前記各領域内の各移動体通信端末の各端末情報を取得し、該各領域内の滞在時間を各性別、年齢層毎に調査し、
    前記通知手段は、興味の度合いが高いと判定された領域の前記各性別、各年齢層に近い端末情報を有する前記移動体通信端末に対して、前記領域に誘導する旨の通知を行なうことを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  10. 前記領域設定手段は、複数の各車両を中心とした各領域に各々設定し、
    前記通知手段は、各領域内の各移動体通信端末の各端末情報を取得した結果、観光目的の車両に対しては観光地への案内情報を通知し、移動目的の車両に対しては混雑状況の回避の案内を通知することを特徴とする請求項1に記載の移動体誘導システム。
  11. 前記領域設定手段は、特定区間の特定方向の道路の領域に設定し、
    前記通知手段は、渋滞を抜け出すのに必要な時間情報を通知することを特徴とする請求項2に記載の移動体誘導システム。
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