JP5841476B2 - 位置関連データ出力装置、位置関連データ出力方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

位置関連データ出力装置、位置関連データ出力方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、時刻情報と対応づけられた対象の位置情報を、蓄積し、必要に応じて提供する技術に関する。
従来より、ナビゲーションハードウェア、ナビゲーションOSおよびデバイスドライバにより構成されるプラットフォーム部と、ナビゲーションOS上で動作するナビアプリケーションモジュール46と、を備える、ナビゲーション装置が存在する(特許文献1)。
特開2001−208547号公報
しかし、上記の技術においては、個別のユーザと対応づけられない特定の領域や地点に関する情報の提供については、考慮されていなかった。また、どのような情報をあらかじめ用意して保存し、どのような情報を要求があった後に生成して提供すべきか、という問題については、十分検討されていなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
位置関連データ出力装置であって、
携帯端末を識別するための識別情報と、前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得することができる端末位置取得部と、
前記端末位置情報と前記識別情報とを対応づけて記憶することができる原データ記憶部と、
前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、記憶することができる加工情報準備部と、
外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成することができる応答生成部と、
前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記応答生成部が生成した前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力することができる、データ出力部と、を備え、
前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数の入力データを含み、
前記原データ記憶部は、前記複数の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶することができる、位置関連データ出力装置。
1.本発明の一の態様によれば、位置関連データ出力装置が提供される。この位置関連データ出力装置は、
携帯端末を識別するための識別情報と、時刻を表す時刻情報と、前記時刻における前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得することができる端末位置取得部と、
前記端末位置情報と前記識別情報と前記時刻情報とを対応づけて記憶することができる原データ記憶部と、
前記原データ記憶部内の複数組の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、記憶することができる加工情報準備部と、
外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成することができる応答生成部と、
前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記応答生成部が生成した前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力することができる、データ出力部と、を備える。
前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数組の入力データを含む。
前記原データ記憶部は、前記複数組の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶することができる。
このような態様とすれば、外部からの要求を受け取った後に、出力すべきすべての情報を生成して出力する態様に比べて、要求された加工情報を迅速に外部に提供することができる。また、出力すべきすべての情報を、外部からの要求を受け取る前に生成して記憶している態様に比べて、原データ記憶部や加工情報準備部の記憶容量を小さくすることができる。さらに、加工情報のもととなる端末位置情報を表すデータを共通の方式で生成して記憶しているため、外部からの要求を受け取った後に加工情報を生成する場合にも、互いに異なる方式で端末位置情報を表すデータを記憶している態様に比べて、要求された加工情報を迅速に外部に提供することができる。よって、異なる方式で端末の位置の情報を表すデータが入力されるにもかかわらず、指定された場所や特定の携帯端末に関する情報を、記憶すべきデータの量を小さく抑制しつつ、迅速に提供することができる。
2.本発明の他の態様によれば、前記加工情報準備部は、前記原データ記憶部内の複数組の前記端末位置情報であって、前記あらかじめ指定された場所を含む地図上の第1の領域に含まれる位置を表す複数組の前記端末位置情報に基づいて、前記加工情報を生成して、前記あらかじめ指定された場所の情報と対応づけて記憶する。
前記応答生成部は、前記要求に応じて、(i)前記原データ記憶部内の複数組の前記端末位置情報であって、前記要求において指定された場所を含む第2の領域に含まれる位置を表す複数組の前記端末位置情報と、(ii)前記加工情報準備部内の前記加工情報であって、前記第2の領域に含まれる位置を表す前記複数組の前記端末位置情報に基づいて生成された加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と対応づけて、前記加工情報を生成する。
このような態様においては、加工情報準備部は、あらかじめ指定された場所については、加工情報を事前に生成して記憶する。そして、応答生成部は、あらかじめ指定されておらず外部からの要求で指定された場所について、加工情報を生成する。そして、データ出力部は、加工情報準備部内の加工情報と、応答生成部が生成した加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、出力する。このため、あらかじめ場所を指定されていない場合にも、外部からの要求に応じて場所に関する加工情報を提供することができる。一方で、あらかじめすべての場所について加工情報を事前に生成して記憶する態様に比べて、加工情報準備部が記憶する情報の量を低減することができる。そして、すべての領域について加工情報を要求後に生成する態様に比べて、領域に関する加工情報を迅速に提供することができる。
あらかじめ指定されていない一部の場所についても、あらかじめ加工情報を生成して記憶しておくこともできる。
3.本発明の他の態様によれば、
前記加工情報準備部は、
前記原データ記憶部内の複数組の前記端末位置情報であって、前記あらかじめ定められた携帯端末の前記識別情報と対応づけられた複数組の前記端末位置情報に基づいて、前記加工情報を生成して、前記識別情報と対応づけて記憶し、
他の携帯端末の前記識別情報と対応づけられた複数組の前記端末位置情報に基づいて、前記加工情報を生成して記憶しない。
前記応答生成部は、前記要求に応じて、前記原データ記憶部内の複数組の前記端末位置情報であって、前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報と対応づけられた複数組の前記端末位置情報に基づいて、前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報と対応づけて、前記加工情報を生成する。
このような態様においては、加工情報準備部は、あらかじめ定められた携帯端末については、加工情報を事前に生成して記憶する。そして、加工情報準備部は、他の携帯端末については、加工情報を事前に生成しない。このため、あらかじめすべての携帯端末について加工情報を事前に生成して記憶する態様に比べて、加工情報準備部が記憶する情報の量を低減することができる。そして、応答生成部は、あらかじめ指定されておらず外部からの要求で指定された携帯端末について、加工情報を生成する。そして、データ出力部は、加工情報準備部内の加工情報と、応答生成部が生成した加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、出力する。このため、あらかじめ指定されていない携帯端末についても、外部からの要求に応じて加工情報を提供することができる。一方で、あらかじめすべての携帯端末について加工情報を事前に生成して記憶する態様に比べて、加工情報準備部が記憶する情報の量を低減することができる。そして、すべての領域について加工情報を要求後に生成する態様に比べて、領域に関する加工情報を迅速に提供することができる。
4.本発明の他の態様によれば、同一の前記携帯端末の連続して取得された2組の前記端末位置情報に対応づけられた2組の時刻情報の時刻の差が時間閾値よりも大きく、かつ、前記2組の端末位置情報が表す位置の距離が距離閾値よりも大きい場合に、前記原データ記憶部は、先に取得された前記端末位置情報が表す位置から、後に取得された前記端末位置情報が表す位置までの経路を、データベースを参照して決定し、前記経路上の位置を表す情報を、前記2組の時刻情報が表す時刻の間の時刻を表す時刻情報および前記識別情報と対応づけて、前記端末位置情報として、記憶する。
このような態様とすれば、所定時間以上、端末位置情報が取得されなかった場合にも、その間の携帯端末の位置の情報を補って原データ記憶部に蓄積することができる。その結果、より質の高い加工情報を生成して、出力データとして外部に出力することができる。
5.本発明の他の態様によれば、前記原データ記憶部は、同一の前記携帯端末の複数組の端末位置情報が表す位置が、不自然なものである場合に、前記複数組の端末位置情報の少なくとも一組について、前記原データ記憶部に記憶する対象から除く。
このような態様とすれば、不自然であり不正なものまたは誤りである可能性が高い端末位置情報が記憶されることによって、原データ記憶部の容量が消費される可能性を、低減することができる。
原データ記憶部は、複数組の端末位置情報のうち、少なくとも最後に取得された端末位置情報を記憶する対象から除くことが好ましい。このような対応とすれば、新たに取得されたそれ自身が不正なものである可能性が高い端末位置情報を、排除することができる。
6.本発明の他の態様によれば、前記原データ記憶部は、同一の前記携帯端末の2組の端末位置情報にそれぞれ対応づけられた時刻情報が表す時刻の差に対する、前記2組の端末位置情報が表す位置の間の距離が、所定値よりも大きい場合に、前記2組の端末位置情報の少なくとも一方について、前記原データ記憶部に記憶する対象から除く。
このような態様とすれば、不自然な高速移動を表しており不正なものまたは誤りである可能性が高い端末位置情報が記憶されることによって、原データ記憶部の容量が消費される可能性を、低減することができる。
原データ記憶部は、2組の端末位置情報のうち、後から取得された端末位置情報を記憶する対象から除くことが好ましい。このような対応とすれば、新たに取得されたそれ自身が不正なものである可能性が高い端末位置情報を、排除することができる。
7.本発明の他の態様によれば、前記原データ記憶部は、前記端末位置情報が表す位置が、不自然な数で表しうるものである場合に、前記端末位置情報を前記原データ記憶部に記憶する対象から除く。
8.本発明の他の態様によれば、前記原データ記憶部は、連続して取得された複数組の前記端末位置情報のうち、一部の端末位置情報を記憶せず、他の一部の端末位置情報を記憶する。
このような態様とすれば、互いに一致するかまたは変化量の少ない複数組の端末位置情報が記憶されることによって原データ記憶部の容量が消費される可能性を低減することができる。
9.本発明のさらに他の態様によれば、コンピュータを使用して位置関連データを出力する方法が提供される。
この方法は、
(a)携帯端末を識別するための識別情報と、時刻を表す時刻情報と、前記時刻における前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得する工程と、
(b)前記端末位置情報と前記識別情報と前記時刻情報とを対応づけて原データ記憶部に記憶する工程と、
(c)前記記憶された複数組の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、加工情報準備部に記憶する工程と、
(d)外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を、前記コンピュータを使用して生成する工程と、
(e)前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記要求に応じて生成された前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力する工程と、を備える。
前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数組の入力データを含む。
前記工程(b)は、前記コンピュータを使用して、前記複数組の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶する工程を含む。
10.本発明のさらに他の態様によれば、コンピュータに位置関連データを出力させるためのコンピュータプログラムが提供される。
コンピュータプログラムは、
携帯端末を識別するための識別情報と、時刻を表す時刻情報と、前記時刻における前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得する機能と、
前記端末位置情報と前記識別情報と前記時刻情報とを対応づけて原データ記憶部に記憶する機能と、
前記記憶された複数組の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、加工情報準備部に記憶する機能と、
外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成する機能と、
前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記要求に応じて生成された前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力する機能と、
を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムである。
前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数組の入力データを含む。
前記端末位置情報と前記識別情報と前記時刻情報とを記憶する機能は、前記複数組の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶する機能を含む。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、位置関連データ提供システム、位置関連データ提供装置および位置関連データ提供方法、位置関連情報提供システム、位置関連情報提供装置および位置関連情報提供方法、情報サービスシステム、情報サービス装置および情報サービス方法、ならびに、それらのシステム、装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の実施例である情報サービスシステムの構成の一部を示す図。 情報サービスシステムの構成の一部である第2のサービスサーバ1000内の構成を示す図。 プラットフォーム部600の位置情報入力API610が、携帯端末の位置情報と、識別情報と、時刻情報とを、位置情報履歴データベース620に格納する際の処理を示すフローチャート。
A.実施例:
A1.全体構成:
図1は、本発明の実施例である情報サービスシステムの構成の一部を示す図である。本実施例の情報サービスシステムは、携帯端末100と、第1のサービスサーバ200と、第2のサービスサーバ1000と、を含んでいる。これらは、互いにネットワークで結ばれている。第2のサービスサーバ1000は、位置情報サービス部300と、位置情報関連API(Application Program Interface)400と、統計パッケージ部500と、図1に示されていないプラットフォーム部600と、を備える。なお、本実施例では、説明を簡便にするため、位置情報サービス部300と、位置情報関連API400と、統計パッケージ部500と、プラットフォーム部600とは、同一の第2のサービスサーバ1000によって実現されるものとした。しかし、位置情報サービス部300と、位置情報関連API400と、統計パッケージ部500と、プラットフォーム部600とは、互いにネットワークで結ばれた2以上のサーバで実現されてもよい。
携帯端末100は、一般ユーザによって携帯される。携帯端末100は、位置情報取得部110を備えている。携帯端末100は、位置情報取得部110によって、自らの現在位置を表す端末位置情報を生成することができる。なお、位置情報取得部110は、より具体的には、GPS(Global Positioning System)ユニットとすることができる。GPSユニットは、3個以上の衛星から受信した電波に基づいて、自らの位置を表す情報を、その精度の情報とともに、生成することができる。なお、位置情報取得部110は、携帯電話の基地局や無線LANのアクセスポイントから受信した電波の強度や電波によって伝えられる情報に基づいて、自らの位置を特定し、現在位置情報を生成するものとすることもできる。
第1のサービスサーバ200は、ビジネスユーザが一般ユーザに対してサービスを提供するためのサーバである。たとえば、ビジネスユーザは、一般ユーザに対して、チェックインサービスを提供する(図1の矢印S1参照)。チェックインサービスの具体的な内容については、後に説明する。ビジネスユーザが一般ユーザに対して提供するサービスは、有料のサービスであってもよいし、無料のサービスであってもよい。また、原則無料であり、一部のサービスのみが有料である、いわゆる「フリーミアム」サービスであってもよい。
第2のサービスサーバ1000は、情報サービス提供者が、ビジネスユーザおよび一般ユーザに対してサービスを提供するためのサーバである。情報サービス提供者は、たとえば、一般ユーザに対して、チェックインサービスを提供する(図1の矢印S2)。すなわち、情報サービス提供者が第2のサービスサーバ1000により一般ユーザに対して提供するサービスと、ビジネスユーザが第1のサービスサーバ200により一般ユーザに対して提供するサービスは、競合し得る。
また、情報サービス提供者は、ビジネスユーザに対して、位置情報に関連する分析結果の情報(以下、「加工情報」ともいう)を提供する。より具体的には、情報サービス提供者は、特定の携帯端末(一般ユーザ)についての位置情報に関連する分析結果の情報を提供する(図1の矢印S3参照)。また、情報サービス提供者は、特定の場所についての位置情報に関連する分析結果の情報を提供する(図1の矢印S4参照)。以下、第1のサービスサーバ200と第2のサービスサーバ1000の処理について、より詳細に説明する。
第1のサービスサーバ200は、チェックインサービスの提供において、以下の処理を行う。すなわち、第1のサービスサーバ200は、ビジネスユーザとサービス提供の契約をしている一般ユーザの携帯端末100から、携帯端末100の端末位置情報と、その端末位置情報が取得された時刻と、ユーザIDと、「チェックイン」する旨の情報と、その一般ユーザの発言内容を表す情報と、を含むデータを受信する。そして、第1のサービスサーバ200は、ユーザIDに基づいて、その一般ユーザを特定し、ソーシャルメディア上において、その一般ユーザの現在位置と、発言内容を、その一般ユーザのユーザ名とともに公開する。そして、第1のサービスサーバ200は、たとえば、その一般ユーザに対してバッジを発行する。なお、図1において、携帯端末100と第1のサービスサーバ200との間の上記サービスに関する一般のやり取り(対価の支払いを含む)を表す矢印S1とは別に、端末位置情報を含むデータの送信を、特に矢印Pi1で示す。本願の図面においてPix(xは正の整数)で示す矢印は、端末位置情報を含むデータの送信を示す。
また、第1のサービスサーバ200は、携帯端末100から、端末位置情報、その端末位置情報の取得時刻、およびユーザID等を表すデータを受信すると、それらを第2のサービスサーバ1000の位置情報関連API400に送信する(図1の矢印Pi2)。そして、第1のサービスサーバ200は、所定のタイミングで、位置情報関連API400から、ある携帯端末100の端末位置情報、取得時刻、およびユーザIDから生成された、その携帯端末100を所有する一般ユーザに関する分析結果の情報を取得する(図1の矢印S3)。
第1のサービスサーバ200が位置情報関連API400から取得する情報としては、たとえば、(i)その一般ユーザがよく行く、すなわちよく「チェックイン」する場所や店舗の情報、(ii)その一般ユーザがよく「チェックイン」する店舗の傾向の情報、(iii)その一般ユーザの勤務先と推定される会社の情報、(iv)その一般ユーザの自宅と推定される場所の情報、(v)その一般ユーザの自宅や職場を含む「日常圏」の情報などとすることができる。なお、図1において、第1のサービスサーバ200と位置情報関連API400との間の上記サービスに関する一般のやり取り(対価の支払いを含む)を表す矢印S3とは別に、端末位置情報を含むデータの送信を、特に矢印Pi2で示す。
第2のサービスサーバ1000の位置情報サービス部300は、チェックインサービスの提供において、第1のサービスサーバ200と同様の処理を行う。すなわち、位置情報サービス部300は、情報サービス提供者とサービス提供の契約をしている一般ユーザの携帯端末100から、携帯端末100の端末位置情報と、その端末位置情報が取得された時刻と、ユーザIDと、「チェックイン」する旨の情報と、その一般ユーザの発言内容を表す情報とを含むデータを受信する。そして、位置情報サービス部300は、ユーザIDに基づいて、その一般ユーザを特定し、ソーシャルメディア上において、その一般ユーザの現在位置と、発言内容を、その一般ユーザのユーザ名とともに公開する。そして、位置情報サービス部300は、たとえば、その一般ユーザに対してバッジを発行する。なお、図1において、携帯端末100と位置情報サービス部300との間の上記サービスに関する一般のやり取り(対価の支払いを含む)を表す矢印S2とは別に、端末位置情報を含むデータの送信を、特に矢印Pi3で示す。
位置情報サービス部300は、携帯端末100から、端末位置情報、取得時刻、およびユーザID等のデータを受信すると、それらを位置情報関連API400に送信する(図1の矢印Pi4)。位置情報サービス部300から位置情報関連API400に送信されるデータは、端末位置情報、取得時刻、およびユーザIDを含むものであるが、第1のサービスサーバ200から位置情報関連API400に送信されるデータとは異なる方式のデータである。また、ユーザIDも、第1のサービスサーバ200によるサービスとは別に独自に付与されたものである。
なお、本明細書においては、「データ」は、所定の方式で情報を表した符号の集合をいう。このため、同一の情報を表すデータであっても、方式が異なる場合には、異なる内容となりうる。たとえば、同じ地点を表す情報を格納したデータであっても、世界測地系(The Japanese Geodetic Datum 2000)に従ってその地点を表すデータと、日本測地系に従ってその地点を表すデータと、住所(文字情報)によりその地点を表すデータと、では、内容が異なる。しかし、それらのデータは、同一の地点を表す情報を含んでいる。
位置情報サービス部300は、所定のタイミングで、位置情報関連API400から、ある携帯端末100の端末位置情報、取得時刻、およびユーザIDから生成された、その携帯端末100の所有者である一般ユーザに関する分析結果の情報を取得する(図1の矢印S5)。位置情報サービス部300が位置情報関連API400から取得する情報は、第1のサービスサーバ200が位置情報関連API400から取得する情報と同様の情報を含みうる。ただし、位置情報サービス部300が位置情報関連API400から受信するデータは、第1のサービスサーバ200が位置情報関連API400から受信するデータとは、方式および項目が異なっている。なお、図1において、位置情報サービス部300と位置情報関連API400との間の上記サービスに関する一般のやり取りを表す矢印S5とは別に、端末位置情報を含むデータの送信を、特に矢印Pi4で示す。
一方、第1のサービスサーバ200は、場所に関する統計的な分析結果を表すパッケージ情報の提供を、第2のサービスサーバ1000の統計パッケージ部500から、受ける(図1の矢印S4)。第1のサービスサーバ200が受け取るパッケージ情報は、たとえば、(i)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの人数、(ii)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの年齢区分や、性別ごとの人数、(iii)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの自宅や勤務地の場所の分布、(iv)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザのうち、同日に他の特定の場所に行った一般ユーザについての、前記(i)〜(iii)の分析結果とすることができる。なお、第1のサービスサーバ200と、第2のサービスサーバ1000の統計パッケージ部500との間では、個別の携帯端末100と対応づけられた端末位置情報のやり取りは行われない。
図2は、本発明の実施例である情報サービスシステムの構成の一部である第2のサービスサーバ1000内の構成を示す図である。第2のサービスサーバ1000は、前述のように、位置情報サービス部300と、位置情報関連API400と、統計パッケージ部500と、プラットフォーム部600と、を備える。
位置情報関連API400は、プラットフォーム部600に、携帯端末100の端末位置情報、取得時刻、識別情報等を表すデータを送信する(図2の矢印Pi5)。そして、プラットフォーム部600から、その識別情報に対応する一般ユーザに関する分析結果の情報を受け取る(図2の矢印S6)。また、位置情報関連API400は、プラットフォーム部600から、場所に関する統計的な分析結果を表すパッケージ情報を受け取る(図2の矢印S7)。統計パッケージ部500も、プラットフォーム部600から、場所に関する統計的な分析結果を表すパッケージ情報を受け取る(図2の矢印S8)。ただし、位置情報関連API400がプラットフォーム部600から受け取る情報と、統計パッケージ部500がプラットフォーム部600から受け取る情報とは、異なる種類の情報である。それらの情報の種類は、あらかじめ定められている。以下で、プラットフォーム部600内の処理について説明する。
プラットフォーム部600は、位置情報入力API(Application Program Interface)610と、位置情報履歴データベース620と、分析エンジン630と、個人分析データベース640と、個人分析取得API650と、統計分析データベース660と、統計分析取得API670と、経路ネットワーク・データベース680と、を備える。
位置情報入力API610は、位置情報関連API400から端末位置情報、その取得時刻、およびユーザID等のデータを受信する(図2の矢印Pi5)。この受信は、時間の経過とともに繰り返し行われる。これらのデータの方式は、第1のサービスサーバ200が提供するサービスを介して取得されたものと、第2のサービスサーバ1000の位置情報サービス部300が提供するサービスを介して取得されたものとで、異なる。
たとえば、第1のサービスサーバ200が提供するサービスにおいては、世界測地系(The Japanese Geodetic Datum 2000)に従って、端末位置情報が表されている。一方、第2のサービスサーバ1000の位置情報サービス部300が提供するサービスにおいては、日本測地系に従って、端末位置情報が表されている。位置情報入力API610は、それらのデータを、同一の方式に従って表されたデータに変換して、位置情報履歴データベース620に格納する(図2の矢印Pi6)。ここでは、位置情報履歴データベース620に格納されるデータにおいては、世界測地系にしたがって位置が表現されるものとする。
また、各一般ユーザのIDも、データが取得されたサービスによらず、携帯端末ごとに割り当てられた単一の方式にしたがって割りふられた識別データに変換される。端末位置情報を取得した時刻の情報も、同様に、データが取得されたサービスによらず、GMT(Greenwich Mean Time)など、単一の方式にしたがった時刻データに変換される。
端末位置情報と、識別情報と、時刻情報とは、上記の統一されたデータ形式で表され、互いに関連づけられて、位置情報履歴データベース620に格納される(図2の矢印Pi6)。すなわち、位置情報履歴データベース620には、時刻情報が表す取得時刻において、識別情報が表す一般ユーザが、端末位置情報が表す位置にいたことが記録される。そして、それらの情報が時間の経過とともに蓄積されてゆく。
本実施例において、端末位置情報と、識別情報と、時刻情報とは、上記の統一されたデータ形式で表され、互いに関連づけられて、位置情報履歴データベース620に格納される。その結果、以下のような効果が得られる。すなわち、位置情報履歴データベース620に互いに対応づけて格納された端末位置情報、時刻情報、識別情報に基づいて加工情報を生成する際に、異なる方式のままデータが蓄積されている態様に比べて、迅速に加工情報を生成することができる。
なお、位置情報関連API400から端末位置情報、その取得時刻、およびユーザID等のデータを受信する位置情報入力API610の機能部を、データ受信部612として図2に示す。携帯端末の位置情報と、識別情報と、時刻情報とを、互いに関連づけられて、位置情報履歴データベース620に格納する位置情報入力API610の機能部を、データ格納部614として図2に示す。
分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620に格納されている端末位置情報、時刻情報、および識別情報に基づいて(図2の矢印Pi7)、特定の携帯端末100に関する分析結果を表す加工情報を生成する。より具体的には、分析エンジン630は、指定された携帯端末の識別情報と対応づけられて位置情報履歴データベース620内に格納されている端末位置情報であって、取得時刻が所定の時間区間に含まれる端末位置情報に基づいて、加工情報を生成する。
所定の時間区間は、第1のサービスサーバ200でサービスを提供するビジネスユーザと、第2のサービスサーバ1000で情報サービス提供者との間で任意に定めることができる。また、第2のサービスサーバ1000の位置情報サービス部300が必要とする任意の時間区間とすることができる。たとえば、所定の時間区間は、過去7日間とすることができる。また、所定の時間区間として、過去7日間の各1日を採用して、7組の加工情報を生成することもできる。さらに、所定の時間区間として、過去1ヶ月間、過去3ヶ月間、過去1年間を採用することもでき、さらには、過去3ヶ月間や、過去1年間の所定の曜日についての加工情報、または、過去3ヶ月間や、過去1年間の平日、または休日および祝日ついての加工情報を生成することもできる。
分析エンジン630によって生成される携帯端末100に関する分析結果の加工情報は、たとえば、(i)その一般ユーザがよく行く場所や店舗の情報、(ii)その一般ユーザがよく行く店舗の傾向の情報、(iii)その一般ユーザの勤務先と推定される会社の情報、(iv)その一般ユーザの自宅と推定される場所の情報、(v)その一般ユーザの自宅や職場を含む「日常圏」の情報などとすることができる。
分析エンジン630は、あらかじめ位置情報関連API400を介して第1のサービスサーバ200から指定された携帯端末(一般ユーザ)につき、その分析結果を表す加工情報を生成する。指定された携帯端末に関する分析結果の加工情報の生成は、たとえば、1週間ごとに行われる。そして、生成されたに携帯端末に関する分析結果の加工情報は、その携帯端末の識別情報と対応づけられて、個人分析データベース640に格納される(図2の矢印Pi8)。このような機能を果たす分析エンジン630の機能部を、第1の個人分析エンジン632として図2に示す。
なお、本実施例では、分析エンジン630は、指定された携帯端末以外の携帯端末については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、個人分析データベース640に格納することをしない。このような処理とすることにより、すべての携帯端末について、分析結果を表す加工情報を生成し、個人分析データベース640に格納する態様に比べて、分析エンジン630の負荷を低減することができる。また、個人分析データベース640の容量を小さくすることができる。
また、分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620に格納されている端末位置情報、時刻情報、および識別情報、ならびに個人分析データベース640に格納されている各携帯端末(一般ユーザ)に関する分析結果の加工情報に基づいて、特定の場所に関する分析結果を表す加工情報を生成する。個人分析データベース640に格納されている加工情報を利用することにより、位置情報履歴データベース620に格納されている端末位置情報、時刻情報、および識別情報のみから特定の場所に関する分析結果の加工情報を生成する態様に比べて、場所に関する分析結果の加工情報を、迅速に生成することができる。
より具体的には、分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620内に格納されている端末位置情報であって、取得時刻が所定の時間区間に含まれ、かつ、指定された場所に対応する所定の領域に含まれる位置を表す端末位置情報に基づいて、加工情報を生成する。指定される場所は、第1のサービスサーバ200でサービスを提供するビジネスユーザと、第2のサービスサーバ1000で情報サービス提供者との間で任意に定めることができる。
指定された場所が、施設名や店舗名である場合は、所定の領域は、その施設や店舗が占める地図上の領域とすることができる。指定された場所が、住所である場合には、その住所が表す地図上の領域とすることができる。これらの領域の情報は、あらかじめポリゴンの情報としてプラットフォーム部600が保持しておくことができる。一方、所定の時間区間は、上記の第1の個人分析エンジン632による処理と同様に、様々に設定することができる。
分析エンジン630によって生成される特定の場所に関する分析結果の加工情報は、たとえば、(i)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの人数、(ii)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの年齢区分や、性別ごとの人数、(iii)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザの自宅や勤務地の場所の分布、(iv)所定の時間区間において、ある場所にいた一般ユーザのうち、同日に他の特定の場所に行った一般ユーザについての、前記(i)〜(iii)の分析結果とすることができる。
分析エンジン630は、あらかじめ統計パッケージ部500を介して第1のサービスサーバ200から指定された場所につき、それらの分析結果を表す加工情報を生成する。情報の生成は、たとえば、1週間ごとに行われる。そして、生成された場所に関する分析結果の加工情報は、その場所の位置情報と対応づけられて、統計分析データベース660に格納される(図2の矢印Pi10)。このような機能を果たす分析エンジン630の機能部を、第1の統計分析エンジン634として図2に示す。
なお、本実施例では、分析エンジン630は、指定された場所以外の場所については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、統計分析データベース660に格納することをしない。このような処理を行うことにより、すべての場所について、分析結果を表す加工情報を生成し、統計分析データベース660に格納する態様に比べて、分析エンジン630の負荷を低減することができる。また、統計分析データベース660の容量を小さくすることができる。
個人分析取得API650は、位置情報関連API400から、あらかじめ指定された特定の携帯端末100についての分析結果の要求があった場合には、その要求に応じて、特定の携帯端末100に関する分析結果の加工情報を個人分析データベース640から取りだして、位置情報関連API400に渡す(図2の矢印S6)。このような処理を行うことにより、要求があった後に特定の携帯端末100についての分析を行う態様に比べて、特定の携帯端末100に関する分析結果の加工情報を、要求があった後、迅速に提供することができる。
一方、あらかじめ指定された携帯端末ではない携帯端末を指定して、位置情報関連API400から分析結果の加工情報の要求があった場合には、分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620に格納されている携帯端末の位置情報に基づいて(図2の矢印Pi7)、特定の携帯端末100に関する分析結果の加工情報を生成する。このような機能を果たす分析エンジン630の機能部を、第2の個人分析エンジン633として図2に示す。なお、第2の個人分析エンジン633は、第1の個人分析エンジン632とは別個のエンジンとすることもでき、同一のエンジンとすることもできる。
生成されたその携帯端末に関する分析結果の加工情報は、個人分析データベース640を介して(図2の矢印Pi8)個人分析取得API650に渡され(同、矢印Pi9)、位置情報関連API400に渡される(同、矢印S7)。なお、このようにして個人分析データベース640に渡された加工情報が、所定期間経過後に個人分析データベース640から削除される態様とすることもできる。
このような処理を行うことにより、あらかじめ指定された携帯端末以外の携帯端末についても、位置情報関連API400からの要求に応じて、分析結果の加工情報を提供することができる。また、すべての携帯端末について、あらかじめ分析を行い、結果を個人分析データベース640に格納する態様に比べて、個人分析データベース640において必要とされる容量を小さくすることができる。
統計分析取得API670は、統計パッケージ部500から、あらかじめ指定された場所についての分析結果の要求があった場合には、その要求に応じて、その特定の場所に関する分析結果の加工情報を統計分析データベース660から取りだして、統計パッケージ部500に送信する(図2の矢印S8)。このような処理を行うことにより、要求があった後に特定の場所についての分析を行う態様に比べて、特定の場所に関する分析結果の加工情報を、要求があった後、迅速に提供することができる。
一方、位置情報関連API400から、場所についての所定の分析結果の要求があった場合には、分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620に格納されている端末位置情報、時刻情報、および識別情報(図2の矢印Pi7)、ならびに個人分析データベース640に格納されている携帯端末に関する分析結果の加工情報に基づいて、特定の場所に関する分析結果の加工情報を生成する。そして、生成されたその場所に関する分析結果の加工情報は、統計分析データベース660を介して(図2の矢印Pi10)、統計分析取得API670に渡され(同、矢印Pi11)、位置情報関連API400に渡される(同、矢印S7)。なお、このようにして統計分析データベース660に渡された加工情報が、所定期間経過後に統計分析データベース660から削除される態様とすることもできる。
なお、位置情報関連API400から分析結果が要求される場所は、あらかじめ指定されていない。そして、要求時にその場所が指定される。このようにして位置情報関連API400に分析結果の加工情報が渡される分析は、あらかじめその分析の種類が定められている。そのような分析は、統計パッケージ部500に分析結果が渡される分析、すなわち、あらかじめ分析結果が用意される分析に比べて、処理の負荷が小さい分析である。このような機能を果たす分析エンジン630の機能部を、第2の統計分析エンジン635として図2に示す。なお、第2の統計分析エンジン635は、第1の統計分析エンジン634とは別個のエンジンとすることもでき、同一のエンジンとすることもできる。
このような処理を行うことにより、あらかじめ指定された場所以外の場所についても、位置情報関連API400からの要求に応じて、分析結果の加工情報を提供することができる。また、すべての場所について、あらかじめ分析を行い、結果を統計分析データベース660に格納する態様に比べて、統計分析データベース660において必要とされる容量を小さくすることができる。
A2.位置情報入力APIにおける処理:
図3は、プラットフォーム部600の位置情報入力API610が、端末位置情報と、識別情報と、時刻情報とを、位置情報履歴データベース620に格納する際の処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、技術の理解を容易にするため、同一の識別情報に対応するデータの処理に限定して、説明する。しかし、実際には、異なる識別情報ごとに、対応する端末位置情報および時刻情報について、図3の処理が繰り返し行われる。なお、図3の処理は、端末位置情報等が位置情報入力API610に入力されるたびに、行われる。
ステップS10で、位置情報入力API610は、位置情報関連API400から端末位置情報と、識別情報と、時刻情報と、を表すデータを取得する(図2の矢印Pi5参照)。なお、これらのデータの方式は、各データが、第1のサービスサーバ200が提供するサービスを介して取得されたものか、第2のサービスサーバ1000の位置情報サービス部300が提供するサービスを介して取得されたものか、によって異なる。
ステップS20では、位置情報入力API610は、端末位置情報等のデータを前回、位置情報履歴データベース620に格納してから、所定の時間Tが経過したか否かを判定する。ここでは、Tは、「1分」とする。所定の時間Tが経過していない場合には、処理はS10に戻る。位置情報履歴データベース620に格納してから、所定の時間Tが経過していた場合には、処理は、ステップS20に進む。
このような処理を行うことにより、連続して取得された端末位置情報等のうち、一部のみが蓄積されることとなる。その結果、ほとんど位置が変化しておらず、蓄積する価値がない多数の組の端末位置情報および関連する情報のデータが、位置情報履歴データベース620に格納され、位置情報履歴データベース620の記憶容量が消費される事態を防止することができる。
ステップS30では、位置情報入力API610は、端末位置情報のデータが、不自然な数で表されたものではないかを判定する。より具体的には、データ内の数が、C×nmで表現できる数(Cは正の整数、nは2または10、mは4以上の整数)で表されるか否かが判定される。たとえば、端末位置情報のうち、緯度の情報、経度の情報、標高の情報のいずれか1個以上がC×nmで表現できる数である場合には、「データ内の数が、C×nmで表現できる数で表される」に該当する。
端末位置情報のデータ内の数のうちの一定個数以上の数がそのように表現できる場合には、対応する端末位置情報のデータ、識別情報のデータ、および時刻情報のデータは破棄され(ステップS40)、処理は、ステップS10に戻る。上記のように表現できるデータが一定個数未満である場合には、処理は、ステップS50に進む。なお、ここでは、しきい値となる「一定個数」は1個とする。ただし、しきい値となる「一定個数」は、2,3など、他の数とすることもできる。
このような処理を行うことにより、人工的に生成されたと推測される不自然な情報が位置情報履歴データベース620に記憶され、位置情報履歴データベース620の容量が消費される事態を防止することができる。また、不自然な情報を蓄積対象から排除することにより、分析エンジン630が生成する分析結果の加工情報の質を高めることができる。
ステップS50では、位置情報入力API610は、端末位置情報と、識別情報と、時刻情報のデータを、それらの情報が取得されたサービスによらない共通の方式のデータに変換する。ここでは、端末位置情報は、世界測地系にしたがって位置が表現されるデータとして保存される。時刻情報は、GMTで表現されたデータとして保存される。各携帯端末(一般ユーザ)のIDも、統一された採番による識別情報で表現されたデータとして保存される。
ステップS60では、位置情報入力API610は、連続して取得された端末位置情報が表す位置の間の関係が、不自然ではないかを判定する。より具体的には、連続して取得された2組の端末位置情報が表す位置の間の距離を、それら連続して取得された端末位置情報に対応する取得時間の間隔で割った値が、所定の閾値未満であるか否かが判定される。
上記の値が、閾値以上である場合には、処理はステップS40に進む。そして、今回取得された位置情報のデータ、識別情報のデータ、および時刻情報のデータは破棄され、処理は、ステップS10に戻る。一方、連続して取得された携帯端末の位置情報が表す位置の間の距離を、連続して取得された携帯端末の位置情報の時間間隔で割った値が、閾値未満である場合には、処理はステップS80に進む。ここでは、閾値は、400km/hであるものとする。
このような処理を行うことにより、実際にはあり得ないような高速移動を表す不自然な情報が位置情報履歴データベース620に記憶され、位置情報履歴データベース620の容量が消費される事態を防止することができる。また、不自然な情報を蓄積対象から排除することにより、分析エンジン630が生成する分析結果の加工情報の質を高めることができる。
ステップS70では、位置情報入力API610は、(i)直前に取得された端末位置情報に対応づけられた時刻情報の時刻と、今回、取得された端末位置情報に対応づけられた時刻情報の時刻とが、所定の時間閾値より大きい時間間隔を有し、かつ、(ii)直前に取得された端末位置情報の位置と今回、取得された端末位置情報の位置との距離が所定の距離閾値より大きいか否かを判定する。所定の時間閾値は、たとえば、1時間とすることができる。所定の距離閾値は、たとえば、1kmとすることができる。ただし、これらの閾値は、任意の値を設定することができる。
ステップS70の判定結果がNoである場合には、処理はステップS90に進み、今回取得された端末位置情報、識別情報、および時刻情報のデータが、位置情報履歴データベース620に格納される。一方、判定結果がYesである場合には、処理はステップS80に進む。
ステップS80では、位置情報入力API610は、端末位置情報を補間する。具体的には、位置情報入力API610は、直前に取得された携帯端末の位置情報が表す位置から、今回、取得された携帯端末の位置情報が表す位置に至る経路を、経路ネットワーク・データベース680を参照して探索する。そして、探索された経路上の1以上の点を表す位置情報と、その点を通過したと推測される時刻の時刻情報と、を計算する。なお、これらの点としては、直前に取得された携帯端末の位置情報が表す位置から、時間Tが経過するごとに位置したと推測される点が、選択される。
その後、ステップS90では、今回取得された端末位置情報および時刻情報のデータと、ステップS80で生成された位置情報および時刻情報のデータとが、今回取得された携帯端末の識別情報と対応づけられて、位置情報履歴データベース620に格納される。
このような処理を行うことにより、携帯端末100において位置情報の取得に失敗した時間区間があり、その間に一般ユーザが長い距離を移動した場合にも、その間の端末位置情報を補完することができる。その結果、分析エンジン630が生成する分析結果の加工情報の質を高めることができる。
なお、本実施例における「プラットフォーム部600」の機能を実現している「第2のサービスサーバ1000」が、「課題を解決するための手段」における「位置関連データ出力装置」に相当する。本実施例において位置情報入力API610が位置情報関連API400から受け取るデータ(図2のPi5参照)が、「課題を解決するための手段」における「入力データ」に相当する。「データ受信部612」が、「端末位置取得部」に相当する。「データ格納部614」および「位置情報履歴データベース620」が、「原データ記憶部」に相当する。「第1の個人分析エンジン632」および「個人分析データベース640」と、「第1の統計分析エンジン634」および「統計分析データベース660」とが、「加工情報準備部」に相当する。
「第2の個人分析エンジン633」と「第2の統計分析エンジン635」とが、「応答生成部」に相当する。「個人分析取得API650」と「統計分析取得API670」とが、「データ出力部」に相当する。「個人分析取得API650」が「位置情報関連API400」に送信するデータ(図2のS6参照)と、「統計分析取得API670」が「位置情報関連API400」に送信するデータ(同、S7参照)と、「統計分析取得API670」が「統計パッケージ部500」に送信するデータ(同、S8参照)とが、「出力データ」に相当する。「プラットフォーム部600」の外部が「外部」に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例においては、携帯端末100が端末位置情報等の情報を送信するタイミングは、一般ユーザが「チェックイン」するタイミングである。しかし、携帯端末が端末位置情報等の情報を送信するタイミングは、サービスの提供を受ける際の他のタイミングであってもよい。また、一定時間ごとに定期的に端末位置情報等の情報を送信することとしてもよい。その際の時間間隔は1分、5分、15分、1時間など、様々な正の値を取りうる。そして、端末位置情報等の情報を送信する際に、最新の端末位置情報等の情報を送信することとしてもよいし、過去の未送信の端末位置情報等の情報をすべて、または選択して送信することとしてもよい。
B2.変形例2:
上記実施例においては、携帯位置情報は、日本測地系と世界測地系とにしたがって表現されている。しかし、携帯位置情報は、世界測地系1984(WGS 84)や、国際地球基準座標系(ITRF、de:International Terrestrial Reference Frame)の系統の座標系であってもよい。また、住所や通称名称などで地点を表現するものであってもよい。
B3.変形例3:
上記実施例においては、前回、位置情報履歴データベース620に格納してから、所定の時間Tを経過するまでは、新たに端末位置情報等を記憶せず、時間T(1分)を超える時間が経過した場合に、新たに端末位置情報等を記憶する。しかし、連続して取得された端末位置情報等のうち、一部のみを蓄積する態様は、他の態様とすることもできる。
たとえば、時間Tは、1分以外に、5分、15分、1時間など、様々な正の値を取りうる。また、たとえば、連続して取得された所定数以上の端末位置情報等を記憶せずに廃棄した後に、新たに端末位置情報等を記憶する態様とすることもできる。または、連続して取得された所定数以上の端末位置情報のうち、精度が最も高いものを選択して、記憶する態様とすることもできる。
B4.変形例4:
上記実施例においては、端末位置情報が表す携帯端末100の位置が、C×nmで表現できる数で表される場合に(Cは正の整数、nは2または10、mは4以上の整数)、端末位置情報を破棄する(図3のステップS30,S40)。しかし、そのような基準以外の基準を採用して、不自然な端末位置情報を排除することもできる。
たとえば、上記の基準において、Cは、1とすることができ、また、負の整数であってもよい。また、nは、3,7,11など、他の整数とすることもできる。そして、mは、1〜3、または5以上の整数とすることもできる。
また、端末位置情報が表す位置の標高が、第1の標高しきい値よりも高い場合や、第2の標高しきい値よりも低い場合には、その位置(標高)が不自然であるものとして、その端末位置情報を破棄する態様とすることができる。第1の標高としては、たとえば、4000m、5000m、100000mなど、任意の正の値を採用することができる。また、第2の標高としては、たとえば、−50m、−100m、−200mなど、任意の負の値を採用することができる。
また、たとえば、端末位置情報が表す位置が、海岸線から所定距離以上離れた海である場合に、その位置が不自然であるものとして、その端末位置情報を破棄する態様とすることができる。その場合の所定距離としては、200m、1000m、4000m、10kmなど、任意の正の値を採用することができる。また、端末位置情報が、ビジネスユーザが一般ユーザに対してサービスを提供する領域外(たとえば、日本国の領域外)の位置を表す場合に、不自然な端末位置情報として、これを排除することもできる。
なお、上記実施例では、位置情報入力API610は、端末位置情報のデータ内の数が、不自然なものである場合、対応する端末位置情報のデータ、識別情報のデータ、および時刻情報のデータは破棄される(図3のステップS30,S40)。しかし、端末位置情報等などを廃棄する条件であって、データ中の個別の値に基づいて定められる条件は、他の条件とすることもできる。たとえば、端末位置情報のデータ、識別情報のデータ、および時刻情報のデータのいずれかが、不自然な数で表されたものであることを、データ破棄の条件とすることもできる。より具体的には、各データ内の数が、C×nmで表現できる数(Cおよびmは正の整数、nは2または10)で表されることを、それらのデータを破棄する条件とすることもできる。また、時刻情報が、現在時刻よりも先の時刻を表している場合に、対応する端末位置情報のデータ、識別情報のデータ、および時刻情報のデータが破棄される態様とすることもできる。
B5.変形例5
上記実施例においては、ステップS60では、位置情報入力API610は、連続して取得された端末位置情報が表す位置の間の関係が、時速400km/hを超える速さの移動を表している場合に、不自然であるとして、新たに取得された端末位置情報が廃棄される(図3のステップS40)。しかし、速さの閾値は、150km/hや300km/hなど、他の値とすることもできる。
また、この閾値は、一般ユーザが使用している移動手段に応じて、設定することもできる。徒歩による移動の場合の第1の閾値、自動車による一般道の移動の場合の第2の閾値、自動車による高速道路の移動の場合の第3の閾値、新幹線以外の鉄道による移動の場合の第4の閾値、新幹線による移動の場合の第5の閾値など、移動手段に応じて2以上の閾値を設定することができる。なお、「第1の閾値」<「第2の閾値」であることが好ましく、「第2の閾値」<「第3の閾値」であることが好ましい。「第1の閾値」<「第4の閾値」であることが好ましく、「第4の閾値」<「第5の閾値」であることが好ましい。
また、上記実施例では、同一の前記携帯端末の位置を表す2組の端末位置情報にそれぞれ対応づけられた時刻情報が表す時刻の差に対する、前記2組の端末位置情報が表す前記携帯端末の位置の間の距離が、所定値よりも大きい場合に、後から取得された端末位置情報を破棄する(図3のステップS60,S40)。しかし、2組以上の端末位置情報を使用する基準であって、上記のような基準以外の基準を採用して、不自然な情報を排除することもできる。
たとえば、連続して取得された端末位置情報が表す位置のうち、最先ではなくかつ最後でもない端末位置情報が表す位置pが、それら連続して取得された端末位置情報が表す位置に応じて定められるしきい値よりも、それら複数の位置から遠い場合には、その位置pが不自然なものであるとして、その位置pを表す端末位置情報を破棄する態様とすることができる。連続して取得された端末位置情報が表す位置に応じて定められるしきい値としては、たとえば、それらの複数の位置のうち最も離れた2点の距離のA倍(Aは、1以上の数)とすることができる。また、それらの位置から遠いか否かの判断基準は、それらの位置の重心からの距離を基準としてもよい。また、それらの複数の位置のうち最も離れた2点の中点からの距離を基準としてもよい。
また、連続する3点を順に結んだ線がなす屈曲部の角度が所定のしきい値未満である、という事態が、複数回、連続して生じた場合に、それらの位置が不自然なものであるとして、それらの位置pを表す端末位置情報を破棄する態様とすることができる。角度のしきい値としては、たとえば、20度や10度、5度など、任意の角度を採用することができる。また、連続回数のしきい値としては、たとえば、3回や4回、5回など、任意の回数を採用することができる。
なお、2組以上の端末位置情報を使用する基準にしたがって、不自然な端末位置情報を記憶対象から除く際には、上記実施例のように、最後に取得された端末位置情報を記憶対象から除いてもよいし、判断に使用されたすべての端末位置情報を記憶対象から除いてもよい。また、一部の端末位置情報を記憶対象から除いてもよい。そして、最後に取得された端末位置情報を含む一部の記憶対象から除いてもよい。
B6.変形例6:
上記実施例においては、所定の場合に、端末位置情報等を破棄する(図3のステップS30,S40,S60)。その際のデータの破棄は、位置情報履歴データベース620に格納する前に行われてもよいし、いったん位置情報履歴データベース620に格納した後、そのデータを削除してもよい。すなわち、そのようなデータが記録媒体への格納や記憶の対象から除かれればよい。
また、図3のステップS30からステップS40に至る処理、ステップS50の処理、ステップS60からS40に至る処理、ステップS70からS80に至る処理は、上記実施例の順番に限らず、任意の順番で行うことができる。
B7.変形例7:
上記実施例においては、図3のステップS80で補完される端末位置情報は、ステップS20の所定時間と同じ時間間隔を有する位置情報である。しかし、図3のステップS80で補完される端末位置情報は、ステップS20の所定時間と同じ時間間隔よりも長い時間間隔を有する位置情報であってもよいし、短い時間間隔を有する位置情報であってもよい。
ただし、補完される端末位置情報は、連続して取得される端末位置情報の中から一つが選択される所定時間区間以下の時間間隔を有する位置情報であることが好ましい。そのような態様とすれば、不必要に端末位置情報が増やされることがない。また、補完される端末位置情報は、連続して取得される端末位置情報の中から一つが選択される所定時間区間と同じ時間間隔を有する位置情報であることがより好ましい。そのような態様とすれば、実際に取得された端末位置情報と同程度のサンプリング密度で端末位置情報を補完することができる。
B8.変形例8:
上記実施例においては、1週間ごとに、一般ユーザに関する分析結果の加工情報が生成され、その一般ユーザの識別情報と対応づけられて、個人分析データベース640に格納される(図2の矢印Pi8)。また、1週間ごとに、場所に関する分析結果の加工情報が生成され、その場所の情報と対応づけられて、統計分析データベース660に格納される(図2の矢印Pi10)。しかし、要求に先立ってあらかじめ生成され、格納される情報は、他の周期で生成されてもよい。また、加工情報の生成の際に考慮される端末位置情報の取得時刻の区間は、現在時刻から生成周期だけさかのぼった時刻よりも前の時間区間を含んでよい。たとえば、1カ月分の端末位置情報に基づいて生成される加工情報が、1週間ごとに生成され更新されてもよい。
B9.変形例9:
上記実施例においては、分析エンジン630は、指定された携帯端末の識別情報と対応づけられて位置情報履歴データベース620内に格納されている端末位置情報であって、取得時刻が所定の時間区間に含まれる端末位置情報に基づいて、加工情報を生成する。また、分析エンジン630は、位置情報履歴データベース620内に格納されている端末位置情報であって、取得時刻が所定の時間区間に含まれ、かつ、指定された場所に対応する所定の領域に含まれる位置を表す端末位置情報に基づいて、加工情報を生成する。しかし、加工情報は、他の態様であってもよい。たとえば、特定の携帯端末と特定の場所の組合せについて、加工情報を生成することとしてもよい。
また、一組の分析結果の加工情報の生成対象となる特定の携帯端末は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。そして、その複数台の携帯端末は、一人によって所有されていてもよいし、複数人が所有しているものであってもよい。1台の携帯端末が、一人によって所有されているか、複数人によって共有されているかは、その1台の携帯端末について、分析を行い、加工情報を生成することによって、ある程度推測が可能である。また、複数台の携帯端末の所有者が、家族であるか否か、同じ会社に勤めている者同士であるか否かも、それらの複数台の携帯端末について、分析を行い、加工情報を生成することによって、ある程度推測が可能である。
その結果、特定の複数の携帯端末と特定の1以上の場所の組合せについて、分析結果の加工情報を生成することにより、たとえば、ある家族がある系列のショッピングモールに行く頻度についての加工情報を生成することも可能である。
生成された加工情報は、分析の対象となった携帯端末の識別情報、および分析の対象となった場所の情報と対応づけられて、格納され、また、外部に出力されることが望ましい。
B10.変形例10:
上記実施例においては、分析エンジン630は、あらかじめ位置情報関連API400を介して第1のサービスサーバ200から指定された携帯端末(一般ユーザ)につき、その分析結果を表す加工情報を生成する。また、分析エンジン630は、あらかじめ統計パッケージ部500を介して第1のサービスサーバ200から指定された場所につき、それらの分析結果を表す加工情報を生成する。しかし、あらかじめ加工情報を生成する対象となる携帯端末や場所は、位置情報関連API400や統計パッケージ部500を介さずに、指定されてもよい。
B11.変形例11:
上記実施例においては、分析エンジン630は、あらかじめ指定された携帯端末(一般ユーザ)につき、その分析結果を表す加工情報を生成し、個人分析データベース640に格納する(図2の矢印Pi8)。そして、指定された携帯端末以外の携帯端末については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、個人分析データベース640に格納しない。
しかし、分析エンジン630は、指定された携帯端末以外の携帯端末についても、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、格納してもよい。たとえば、指定された携帯端末と関連する携帯端末については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、格納することができる。指定された携帯端末と関連する携帯端末としては、たとえば、指定された携帯端末を所有する一般ユーザが所有する他の携帯端末や、指定された携帯端末を所有する一般ユーザの家族が所有する携帯端末とすることができる。
B12.変形例12:
上記実施例においては、分析エンジン630は、あらかじめ統計パッケージ部500を介して第1のサービスサーバ200から指定された場所につき、それらの分析結果を表す加工情報を生成し、統計分析データベース660に格納する(図2の矢印Pi10)。そして、指定された場所以外の場所については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、統計分析データベース660に格納しない。
しかし、分析エンジン630は、指定された場所以外の場所についても、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、格納してもよい。たとえば、指定された場所と関連する場所については、あらかじめ分析結果を表す加工情報を生成し、格納することができる。指定された場所と関連する場所としては、たとえば、指定された場所が施設である場合には、その施設と競合する他の施設の場所とすることができる。また、指定された場所と関連する場所としては、指定された場所の近傍の1以上の駅の場所とすることができる。
B13.変形例13:
分析エンジン630が生成する加工情報は、位置情報履歴データベース620内の端末位置情報などに基づいて生成された1次加工情報、1次加工情報を使用して生成された2次加工情報、2次加工情報を使用して生成された3次加工情報など、様々な情報であり得る。ただし、第1種の加工情報と、第1種の加工情報に基づいて生成される第2種の加工情報とがある場合には、第1種の加工情報は、あらかじめ生成して記憶部に保存しておき、第2種の加工情報は、要求があった後に生成することが好ましい。また、加工情報を生成するもととなる端末位置情報は、取得後、加工情報の生成のために保存されることが好ましい。そして、端末位置情報に基づいて生成される加工情報(1次加工情報、ならびに2次以降の多次加工情報を含む)は、あらかじめ生成され保存されてもよいし、あらかじめ生成され保存されないこととしてもよい。
B14.変形例14:
上記実施例において、位置情報関連API400がプラットフォーム部600から受け取る情報と、統計パッケージ部500がプラットフォーム部600から受け取る情報とは、異なる種類の情報であり、それらの情報の種類は、あらかじめ定められている。このように、あらかじめ生成して保存しておき、要求に応じて保存してある情報を送信する分析と、要求に応じて情報を生成して出力する分析とは、様々な観点に基づいて分けることができる。たとえば、前者は有料のサービスとしての分析とすることができる。そして、後者は無料のサービス、または他の有料サービスの付帯サービスとしての分析とすることができる。また、前者と後者を、分析結果の加工情報を提供する相手に応じて分けることもできる。なお、上記実施例においては、統計パッケージ部500には、要求時に場所を指定される分析結果の加工情報は送信されていないが、そのような要求に応じた分析結果の加工情報が統計パッケージ部500を介して外部に出力されてもよい。さらに、前者は処理負荷の大きい分析とすることができる。そして、後者は前者に対して処理負荷の小さい分析とすることができる。
B15.変形例15:
本発明の実施例である情報サービスシステムにおける携帯端末は、ユーザが携帯し、現在位置を取得でき、ユーザに対して所定の出力を行うことができる携帯端末であることが好ましい。この携帯端末は、携帯電話やスマートフォンとすることができる。また、電話機能を備えない機器としての、PDA(Personal Data Assistant)やノート型のコンピュータなどとすることもできる。すなわち、携帯端末は、ユーザが携帯でき、現在位置の情報を取得することができ、データに基づいてユーザに対して所定の出力を行うことができる装置であればよい。
B16.変形例16:
上記実施例では、携帯端末が現在位置情報を得るためにGPSを利用する態様について説明した。しかし、現在位置の情報の生成は、GLONASS(GlobalNavigation Satellite System)、Galile oなどのGPS以外の他の衛星測位システム(Satellite Navigation System)、言い換えれば、世界的航法衛星システム(GNSS:Global Navigation System)によってもよい。また、たとえば、ユーザが携帯する端末が携帯電話である場合には、位置情報の生成は、携帯電話と基地局の電波の強さに基づいて得られる基地局と携帯電話との距離に基づいて、行ってもよい。そのような態様においては、ユーザが携帯する端末は、世界的航法衛星システムの受信装置を備えない態様とすることができる。さらに、ユーザが携帯する携帯端末において位置情報を生成する構成要素は、複数の方式、たとえば、衛星測位システムを利用した方式と、携帯電話の基地局を利用する方式を併用する態様とすることもできる。
すなわち、携帯端末において位置情報を生成する構成要素は、現在位置の情報を特定できるものであれば、どのような原理に基づくもの、どのような機関が運営するシステムを利用するものであってもよい。
B17.変形例17:
本発明の実施例である情報サービスシステムのサービスサーバは、その各構成要素が一つの筐体内に収納されている一つの装置であってもよい。また、サービスサーバは、その構成要素が、互いにデータ通信回線で結ばれている2以上の装置として構成されるものとすることもできる。データを取得する機能、データを生成する機能などの各機能については、各装置に1以上の任意の機能を割り当てることができる。そして、各機能は、それぞれ一つの装置で実現されてもよく、2以上の装置が協働して実現してもよい。
B18.変形例18:
上記実施例において、第1のサービスサーバ200と、第2のサービスサーバ1000とは、上記各機能を奏するための所定のハードウェアを備えたコンピュータとして実現することができる。上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、位置情報サービス部300(図2)の機能の一部を制御回路が実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、磁気ディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、ホストコンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなホストコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
100…携帯端末
110…位置情報取得部
200…第1のサービスサーバ
300…位置情報サービス部
400…位置情報関連API
500…統計パッケージ部
600…プラットフォーム部
610…位置情報入力API
612…データ受信部
614…データ格納部
620…位置情報履歴データベース
630…分析エンジン
632…個人分析エンジン
634…統計分析エンジン
640…個人分析データベース
650…個人分析取得API
660…統計分析データベース
670…統計分析取得API
680…経路ネットワーク・データベース
1000…第2のサービスサーバ
Pi1〜Pi11…端末一条補を含むデータの流れを示す矢印
S1〜S8…サービスの提供を表す矢印

Claims (6)

  1. 位置関連データ出力装置であって、
    携帯端末を識別するための識別情報と前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得することができる端末位置取得部と、
    前記端末位置情報と前記識別情報とを対応づけて記憶することができる原データ記憶部と、
    前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、記憶することができる加工情報準備部と、
    外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成することができる応答生成部と、
    前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記応答生成部が生成した前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力することができる、データ出力部と、を備え、
    前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数の入力データを含み、
    前記原データ記憶部は、前記複数の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶することができる、位置関連データ出力装置。
  2. 請求項1記載の位置関連データ出力装置であって、
    前記加工情報準備部は、前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報であって、前記あらかじめ指定された場所を含む地図上の第1の領域に含まれる位置を表す複数の前記端末位置情報に基づいて、前記加工情報を生成して、前記あらかじめ指定された場所の情報と対応づけて記憶し、
    前記応答生成部は、前記要求に応じて、(i)前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報であって、前記要求において指定された場所を含む第2の領域に含まれる位置を表す複数の前記端末位置情報と、(ii)前記加工情報準備部内の前記加工情報であって、前記第2の領域に含まれる位置を表す前記複数の前記端末位置情報に基づいて生成された加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と対応づけて、前記加工情報を生成する、位置関連データ出力装置。
  3. 請求項1または2記載の位置関連データ出力装置であって、
    前記加工情報準備部は、
    前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報であって、前記あらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報と対応づけられた複数の前記端末位置情報に基づいて、前記加工情報を生成して、前記識別情報と対応づけて記憶し、
    他の携帯端末の前記識別情報と対応づけ前記加工情報記憶せず、
    前記応答生成部は、前記要求に応じて、前記原データ記憶部内の複数の前記端末位置情報であって、前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報と対応づけられた複数の前記端末位置情報に基づいて、前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報と対応づけて、前記加工情報を生成する、位置関連データ出力装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の位置関連データ出力装置であって、
    前記端末位置取得部は、前記識別情報と、時刻を表す時刻情報と、前記時刻における前記端末位置情報と、をそれぞれ表す前記入力データを、繰り返し取得することができ、
    前記原データ記憶部は、前記端末位置情報と前記識別情報と前記時刻情報とを対応づけて記憶することができ、
    同一の前記携帯端末の連続して取得された前記端末位置情報に対応づけられた前記時刻情報の時刻の差が時間閾値よりも大きく、かつ、前記端末位置情報が表す位置の距離が距離閾値よりも大きい場合に先に取得された前記端末位置情報が表す位置から、後に取得された前記端末位置情報が表す位置までの経路を、データベースを参照して決定し、前記経路上の位置を表す情報を、先に取得された前記端末位置情報に対応付けられた前記時刻情報が表す時刻と、後に取得された前記端末位置情報に対応付けられた前記時刻情報が表す時刻と、の間の時刻を表す時刻情報および前記識別情報と対応づけて、前記端末位置情報として、記憶する、位置関連データ出力装置。
  5. コンピュータを使用して位置関連データを出力する方法であって、
    (a)携帯端末を識別するための識別情報と前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得する工程と、
    (b)前記端末位置情報と前記識別情報とを対応づけて原データ記憶部に記憶する工程と、
    (c)前記記憶された複数の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、加工情報準備部に記憶する工程と、
    (d)外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を、前記コンピュータを使用して生成する工程と、
    (e)前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記要求に応じて生成された前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力する工程と、を備え、
    前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数の入力データを含み、
    前記工程(b)は、前記コンピュータを使用して、前記複数の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶する工程を含む、方法。
  6. コンピュータに位置関連データを出力させるためのコンピュータプログラムであって、
    携帯端末を識別するための識別情報と前記携帯端末の位置を表す端末位置情報と、をそれぞれ表す入力データを、繰り返し取得する機能と、
    前記端末位置情報と前記識別情報とを対応づけて原データ記憶部に記憶する機能と、
    前記記憶された複数の前記端末位置情報に基づいて、あらかじめ指定された場所の情報とあらかじめ指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成し、加工情報準備部に記憶する機能と、
    外部からの要求に応じて、前記原データ記憶部内の前記端末位置情報と、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、の少なくとも一方に基づいて、前記要求において指定された場所の情報と前記要求において指定された携帯端末の前記識別情報との少なくとも一方と対応づけられた加工情報を生成する機能と、
    前記要求に応じて、前記加工情報準備部内の前記加工情報と、前記要求に応じて生成された前記加工情報と、の少なくとも一方を表す出力データを、前記外部に出力する機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記繰り返し取得される入力データは、互いに異なる方式で前記端末位置情報を表す複数の入力データを含み、
    前記端末位置情報と前記識別情報とを記憶する機能は、前記複数の入力データを、共通の方式で前記端末位置情報を表すデータにそれぞれ変換して記憶する機能を含む、コンピュータプログラム。
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