JP5060425B2 - 無線伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナを用いてデータを無線伝送する無線伝送装置に関する。
近年、光ファイバを代表とする有線伝送装置では、伝送量がGbpsの伝送路を一般ユーザでも使える環境が整いつつある。また、無線伝送についても、現状の数10Kbpsのデータ伝送から、数Mbps、さらに100Mbpsといった大容量のデータ伝送が要求されている。この要求に対して、例えば、変調方式の多値化や周波数帯域の拡大等により伝送量を増大させる手法があるが、最近では、空間的に複数の伝送路を構築するMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)方式が注目されている。
MIMO方式とは、複数のアンテナを用意して、同一周波数帯の電波に複数の伝搬路を空間上に設けることで、伝送量を増大する手法である。しかしながら、例えば、2×2のMIMO伝送の場合は、空中線、RF(Radio Frequency)無線部共に2つが必要となる。4×4のMIMO伝送の場合は、空中線、RF無線部共に4つが必要となる。
このように、MIMO方式によれば、周波数帯域や多値化をせずに伝送量を上げることができるが、送信側はアンテナの本数だけ、RF無線部が必要となり、消費電力や装置の構成が大きくなるという問題がある。
特開2007−81702公報 特開2007−96744公報 特開2006−115414公報 特開2006−42075公報
上述したように、MIMO方式によれば、周波数帯域や多値化をせずに伝送量を上げることができるが、送信側はアンテナの本数だけ、RF無線部が必要となり、消費電力の増大や装置が大型化してしまうなどの問題がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、MIMO方式において、消費電力を低減し、装置構成の簡素化を実現する無線伝送装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係る無線伝送装置の一態様は、アンテナ介してMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)信号を送受信する複数の無線部と、前記複数の無線部から送信する送信信号を前記MIMO信号に変換し、前記複数の無線部により受信されたMIMO信号から受信信号を復元するMIMO処理部と、予め決められた条件に従って、前記MIMO処理部で処理する前記MIMO信号の数を増減させると共に、前記複数の無線部のうち使用しない無線部への電力供給を停止させる制御部とを具備するものである。
また、本発明に係る無線伝送装置の他の態様は、セルを複数のセクタに分割し、前記複数のセクタ毎にMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)伝送を行う無線伝送装置であって、前記複数のセクタ毎に複数配置されたm個(mは4以上の整数)のアンテナと、前記アンテナを介してMIMO信号を送受信するn個(nは2≦n<mの整数)の無線部と、前記複数のセクタ毎に送信信号を分離し、前記複数のセクタのそれぞれの受信信号を多重する分離多重部と、前記セクタ毎に分離された送信信号をMIMO信号に変換し、前記無線部により受信されるセクタ毎のMIMO信号から前記受信信号を復元する複数のMIMO処理部と、前記n個の無線部と前記複数のMIMO処理部との間を選択的に接続する第1スイッチと、前記m個のアンテナと前記n個の無線部との間を選択的に接続する第2のスイッチと、予め決められた条件に従って、前記複数のMIMO処理部でそれぞれ処理する前記MIMO信号の数を増減させると共に、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを制御して前記複数の無線部を前記複数のセクタに割り当てる制御部とを具備する。
したがってこの発明によれば、MIMO方式において、消費電力を低減し、装置構成の簡素化を実現する無線伝送装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に、この発明の第1の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図1において、MIMO・変復調処理部3は、ネットワーク側信号入力端子1からの入力信号をMIMO信号に変換し、所定の変調を行って、RF無線部7−1,7−2にそれぞれ供給する。MIMO・変復調処理部3から供給された変調波は、RF電力増幅器4−1により無線周波数帯(RF:Radio Frequency)の所定の信号レベルまで増幅され、この無線送信信号は合成/分波器6−1により合波される。RF無線部7−2は、RF無線部7−1と同様の構成であり、RF無線部7−1、7−2から供給される無線送信信号は、空中線8−1,8−2からそれぞれ送信される。
一方、空中線8−1,8−2に到来した無線信号は、RF無線部7−1,7−2によりそれぞれ受信される。RF無線部7−1では、上記無線信号が合成/分波器6−1により分離され、低雑音増幅器5−1においてこの無線受信信号を低雑音で増幅する。RF無線部7−2においてもRF無線部7−1と同様に受信処理が行われ、それぞれの無線受信信号がMIMO・変復調処理部3に供給される。MIMO・変復調処理部3は、所定の復調を行い、MIMO信号から元の受信信号を復元し、ネットワーク側信号出力端子2へ出力する。
なお、RF電力増幅器4−1とMIMO・変復調処理部3との接続、及び低雑音増幅器5−1とMIMO・変復調処理部3との接続は、アナログ信号でも良いし、ディジタル信号でもよく、ディジタル信号の場合は、RF電力増幅器4−1側にディジタル/アナログ変換部、低雑音増幅器5−1側にアナログ/ディジタル変換部が内在しているものとする。
伝送量測定部9は、ネットワーク側から来る送信データの伝送量と、端末側から来る受信データの伝送量とを測定している。制御部10は、SISO(Single-Input Single -Output)信号としての変調方式、帯域などで決まる伝送量を閾値として、伝送量測定部9で測定された伝送量がこの閾値を超えた場合は、MIMO・変復調処理部3に信号をMIMO信号として処理させ、空中線8−1,8−2を用いて2×2のMIMO信号として動作させる。一方、測定された伝送量が閾値以下の場合は、MIMO・変復調処理部3に信号をSISO信号として処理させると共に、使用しないRF無線部7−2への電力供給を停止させる。このような構成となっているため、送信信号及び受信信号の伝送量がSISO信号の最大容量以下の場合は、RF無線部の片側を停止させて消費電力を低減することが出来る。
なお、図1では、2×2のMIMO信号に対して説明したが、M×NのMIMO信号の場合も SISO信号の最大容量の2の整数倍、または、整数倍毎に閾値を設定して、使用するRF無線部の数量を制限することにより、装置全体の消費電力を低減することが可能となる。
(第2の実施形態)
図2に、本発明の第2の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図2の構成では、上記図1の伝送量測定部9の代わりに、接続端末カウント部11を具備している。その他は、上記第1の実施形態の構成と同様であるため、上記図1と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
接続端末カウント部11は、接続されている端末数をカウントする。制御部10は、接続端末カウント部11によりカウントされた端末数が予め設定した閾値数を超えた場合は、MIMO・変復調処理部3にMIMO信号としての処理を行わせ、RF無線部7−1及びRF無線部7−2を動作させる。一方、カウントされた端末数が上記閾値数以下の場合は、制御部10は、MIMO・変復調処理部3にSISO信号としての処理を行わせると共に、使用しないRF無線部7−2への電力供給を停止させ、装置全体の消費電力を低減させる。
なお、図2では、2×2のMIMO信号に対して説明したが、M×NのMIMO信号の場合も 接続端末に対する閾値を複数設定することで、使用するMIMOのアンテナ数とRF無線部の数量を制限することにより、装置全体の消費電力を低減することが出来る。
(第3の実施形態)
図3に、本発明の第3の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図3の構成では、上記図1の伝送量測定部9の代わりに、時刻スケジューラ12を具備している。その他は、上記第1の実施形態の構成と同様であるため、上記図1と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
時刻スケジューラ12は、1日の時間帯により、接続されている端末数や伝送量が異なるため、MIMO信号として動作させる時間帯を予め設定する機能を有する。制御部10は、時刻スケジューラ12で設定された時刻に従って、MIMO・変復調処理部3にMIMO信号として処理させ、RF無線部7−1及びRF無線部7−2を動作させる。一方、それ以外の時刻では、制御部10は、MIMO・変復調処理部3にSISO信号としての処理を行わせると共に、使用しないRF無線部7−2への電力供給を停止させ、装置全体の消費電力を低減させる。
なお、図3では、2×2のMIMO信号に対して説明したが、M×NのMIMO信号の場合も同様に適用可能である。
(第4の実施形態)
図4に、本発明の第4の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図4では、上記図1の伝送量測定部9の代わりに、統計処理部13を具備している。その他は、上記第1の実施形態の構成と同様であるため、上記図1と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
統計処理部13は、過去の接続端末数、伝送量等を含むデータを時刻に対応付けて蓄積し、蓄積されたデータを統計処理することにより時刻毎のトラフィック量を推定する。制御部10は、統計処理部13により推定されたトラフィック量が増加する時刻に対して、MIMO・変復調処理部3にMIMO信号として処理させ、RF無線部7−1及びRF無線部7−2を動作させる。それ以外の時刻では、制御部10は、MIMO・変復調処理部3にSISO信号として処理させると共に、使用しないRF無線部7−2への電力供給を停止させ、装置全体の消費電力を低減させる。
なお、図4では、2×2のMIMO信号に対して説明したが、M×NのMIMO信号の場合も推定するトラフィック量に従い閾値を複数設定することで、対応するMIMOのアンテナ数と使用するRF無線部の数量を制限することにより、装置全体の消費電力を低減することが出来る。
(第5の実施形態)
図5に、本発明の第5の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図5の構成では、1つの領域(セル)を3セクタに分割し、各セクタは2×2のMIMO対応となっている。なお、上記図1と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
ネットワーク側入出力端子20から入力された信号は、セクタ分離/多重部21で対象となる端末の存在するセクタ毎に分割され、この分割された信号が各セクタに対応するMIMO・変復調処理部3−1〜3−3に供給される。伝送量測定部9は、セクタ毎に分割された信号の伝送量をそれぞれ測定し、測定された伝送量を制御部10に送る。
制御部10は、伝送量測定部9で測定されたセクタ毎の伝送量に応じて、MIMO・変復調処理部3−1〜3−3に対しセクタ毎に分割された信号を2×2のMIMO信号またはSISO信号に変換させると共に、第1マトリクススイッチ22及び第2マトリクススイッチ23を制御して上記RF無線部7−1〜7−5を各セクタに割り当てる。第1マトリクススイッチ22は、MIMO・変復調処理部3−1〜3−3により変換されたMIMO信号またはSISO信号を上記制御部10による制御に従って、RF無線部7−1〜7−5に導出する。また、RF無線部7−1〜7−5に入力された信号は、制御部10による制御に従って第2マトリクススイッチ23により空中線8−1〜8−6に導出される。
すなわち、制御部10は、伝送量測定部9により測定された各セクタの伝送量が予め閾値として設定されるSISOでの許容伝送量を超えた場合、そのセクタに対応するMIMO・変復調処理部3−1〜3−3に対してMIMO信号処理を実施させる。これに対応して、制御部10は、RF無線部7−1〜7−5のうち2台を第1マトリクススイッチ22により対応するセクタのアンテナへ接続する。一方、制御部10は、伝送量測定部9により測定されたセクタ毎の伝送量が上記閾値以下の場合には、そのセクタに対応するMIMO・変復調処理部3−1〜3−3に対してSISO信号処理を実施させ、RF無線部7−1〜7−5のうち1台を第1マトリクススイッチ22により対応するセクタのアンテナへ接続する。
このように、すべてのセクタにおいて、常に2×2のMIMO信号が必要なトラフィックが発生しないのであれば、RF無線部の数量をアンテナ数より少なくすることが可能となり、システムの消費電力を下げることが出来る。
図6は、セクタ3のトラフィックが少ない場合に、制御部10が、セクタ3にはRF無線部7−5のみを割り当てSISO信号として動作させ、セクタ1,2は2×2のMIMO信号として動作させている状態を示す図である。なお、図7は、この図6の設定時のサービスエリアを1つのセルに対してイメージした図である。
また、セクタ2のトラフィックが減少し、セクタ3の伝送量が増加した場合は、図8に示すように、制御部10は、第1マトリクススイッチ22と第2マトリクススイッチ23とを切り替え、MIMO・変復調処理部3−3とRF無線部7−4とを接続し、セクタ3の空中線8−6へ接続する。また、制御部10は、MIMO・変復調処理部3−2はSISO信号動作、MIMO・変復調処理部3−3は2×2のMIMO信号動作とさせる。
このようにすることで、2×2のMIMOで3セクタの場合、空中線6本に対して6台のRF無線部が必要であるが、RF無線部を1台少なくしても、パフォーマンスを下げずに運用することが可能となり、システム全体の消費電力を減少させることが出来る。また、トラフィック量の増減に従って、動的にRF無線部を割り当てることが出来るので、必要なセクタに対して適切なトラフィック量を与えることが出来る。
図9はさらにRF無線部の数を減らして4台とした場合である。図9では、セクタ1はMIMO信号動作、セクタ2,3はSISO信号動作となっている。このように構成した場合、最大トラフィックを要求するセクタに対して、常に2×2のMIMO対応をすることが出来る。
(第6の実施形態)
図10に、本発明の第6の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図10の構成では、上記図5の伝送量測定部9の代わりに、接続端末カウント部11を具備している。その他は、上記第5の実施形態の構成と同様であるため、上記図5と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
接続端末カウント部11は、セクタ毎に接続されている端末数をカウントする。制御部10は、カウントされたセクタ毎の端末数に応じて各セクタのMIMO動作を決定する。すなわち、制御部10は、MIMO・変復調処理部3−1〜3−3のうち、あらかじめ設定した端末数に達したセクタに対して、2×2のMIMO動作を行わせ、それ以外はSISO動作とさせると共に、第1マトリクススイッチ22及び第2マトリクススイッチ23を切り替えてRF無線部7−1〜7−5を各セクタに割り当てる。このように構成しても、RF無線部の数量を削減しても、パフォーマンスを下げずに運用することが可能となり、システム全体の消費電力を減少させることが出来る。
(第7の実施形態)
図11に、本発明の第7の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図11の構成では、上記図5の伝送量測定部9の代わりに時刻スケジューラ12を具備している。その他は、上記第5の実施形態の構成と同様であるため、上記図5と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
時刻スケジューラ12は、1日の時間帯により、各セクタで接続される端末数や伝送量が異なるため、セクタ毎にMIMO信号として動作させる時間帯を予め設定する機能を有する。制御部10は、時刻スケジューラ12で設定された時刻に従って、各セクタのMIMO動作を決定する。すなわち、あらかじめ設定した時刻に、必要なセクタに対して、2×2のMIMO動作を行わせ、それ以外はSISO動作とさせると共に、第1マトリクススイッチ22及び第2マトリクススイッチ23を切り替えてRF無線部7−1〜7−5を各セクタに割り当てる。このように構成しても、RF無線部の数量を削減しても、パフォーマンスを下げずに運用することが可能となり、システム全体の消費電力を減少させることが出来る。
(第8の実施形態)
図12に、本発明の第8の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図12の構成では、上記図5の伝送量測定部9の代わりに統計処理部13を具備している。その他は、上記第5の実施形態の構成と同様であるため、上記図5と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
統計処理部13は、セクタ毎に過去の接続端末数及び伝送量等を含むデータを時刻に対応付けて蓄積し、蓄積されたデータを統計処理することにより各セクタの時刻毎のトラフィック量を推定する。制御部10は、統計処理部13により推定されたトラフィック量に応じて各セクタのMIMO動作を決定する。すなわち、統計処理部13は、過去の各セクタでのトラフィック量や接続端末数に対する情報を統計処理して推測し、制御部10は、この推測された統計情報に従って、必要なセクタに対して、2×2のMIMO動作を行わせ、それ以外はSISO動作とさせると共に、第1マトリクススイッチ22及び第2マトリクススイッチ23を切り替えてRF無線部7−1〜7−5を各セクタに割り当てる。このように構成しても、RF無線部の数量を削減しても、パフォーマンスを下げずに運用することが可能となり、システム全体の消費電力を減少させることが出来る。
なお、上記図5〜図12では、2×2のMIMOを例に挙げて説明したが、M×NのMIMOについても同様に運用することが出来る。
(第9の実施形態)
図13に、本発明の第9の実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す。
図13の構成では、上記図8の構成に加えて、端末確認切替信号発生器24を具備している。その他は、上記第8の実施形態の構成と同様であるため、上記図8と同一部分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
図13では、セクタ3に対して接続する端末が1台も無い場合を図示している。この場合、セクタ3では、通信状態では無いが、端末の存在は認識する必要があるため、最低1台のRF無線機を接続して、該当セクタ内の端末の有無を確認する必要がある。しかし、この確認は定期的に実施すればよいので、その他の時間は他のセクタに割り当てることが出来る。
そこで、この第9の実施形態では、一定の周期で切替信号を発生する端末確認切替信号発生器23をさらに設け、この発生した切替信号にしたがって、第1マトリクススイッチ22及び第2マトリクススイッチ23を切り替えて、周期的にセクタ3にRF無線部7−4を割り当て、その他の時間はセクタ2に接続するようにする。このように構成することで、セクタ3内の端末の有無の確認しながら、セクタ2では間欠的ではあるが2×2のMIMO動作を実行することが出来る。なお、上記第9の実施形態では、2×2のMIMOを例に挙げたが、M×NのMIMOについても適応は可能である。
なお、この発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第2実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第3実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第4実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第5実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 図5に示した無線伝送装置の動作を示す図。 図6の設定時のサービスエリアのイメージを示した図。 図5に示した無線伝送装置の動作を示す図。 図5に示した無線伝送装置の動作を示す図。 この発明の第6実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第7実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第8実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。 この発明の第9実施形態に係る無線伝送装置の構成例を示す図。
符号の説明
1…ネットワーク側信号入力端子、2…ネットワーク側信号出力端子、3…MIMO・変復調処理部、4…RF電力増幅部、5…低雑音増幅部、6…合成/分波器、7…RF無線部、8…空中線、9…伝送量測定部、10…制御部、11…接続端末カウント部、12…時刻スケジューラ、13…統計処理部、20…ネットワーク側入出力端子、21…セクタ分離/多重部、22…第1第2マトリクススイッチ23…第2マトリクススイッチ、24…端末確認切替信号発生器。

Claims (4)

  1. 複数のアンテナを介してMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)信号を同一周波数帯の電波に複数の伝送路を空間上に設けることにより送受信する複数の無線部と、
    前記複数の無線部から送信する送信信号を前記MIMO信号に変換し、前記複数の無線部により受信されたMIMO信号から受信信号を復元するMIMO処理部と、
    前記送信信号及び前記受信信号の伝送量を測定する測定部と、
    前記測定された前記送信信号及び前記受信信号の伝送量のいずれもが、単一伝送路により伝送するSISO(Single-Input Single-Output)信号の伝送容量より少ない場合は、前記SISO信号で伝送すると共に、前記複数の無線部のうち使用しない無線部への電力供給を停止させる制御部と
    を具備することを特徴とする無線伝送装置。
  2. 前記制御部は、前記測定された前記送信信号及び前記受信信号の伝送量の少なくとも一方が、単一伝送路により伝送するSISO信号の伝送容量以上の場合は、前記MIMO処理部で処理する前記MIMO信号の数を前記SISO信号の伝送路数の整数倍で伝送するように増減させることをさらに特徴とする請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 前記SISO信号の伝送容量は、少なくとも変調方式および帯域のいずれか一方に基づいて決定することを特徴とする請求項1または2に記載の無線伝送装置。
  4. 前記MIMO処理部は、ネットワークに接続され、ネットワークから入力される信号を前記アンテナを介して端末へ送信し、前記アンテナを介して端末から受信した信号を前記ネットワークに出力することを特徴とする請求項1または2に記載の無線伝送装置。
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