JP4325089B2 - 携帯端末を用いた位置管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的広大な敷地面積を有するテーマパーク、イベント会場或いは遊園地などに好適する携帯端末を用いた位置管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
比較的広大な敷地面積を有するテーマパーク、イベント会場或いは遊園地などにおいて、これらテーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入場者の位置を特定することは困難である。そのため、例えば入場者がいずれかのアトラクションやレストランに集中し、混雑しているような状況であっても、そのような状況を把握することはできない。
【0003】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的広大な敷地面積を有するテーマパーク、イベント会場或いは遊園地などの所定エリア内において、入場者の位置を特定することができ、それによって、入場者の位置を把握することができる携帯端末を用いた位置管理システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明によれば、携帯端末は、GPS受信手段がGPS衛星からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報を生成し、該生成した位置情報と共に、人の年齢層や性別の区別に対応して自己を識別する携帯端末識別コードをホスト局に送信させる。そして、ホスト局は、携帯端末から位置情報を受信すると、受信された位置情報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報を生成し、携帯端末から受信した携帯端末識別コードに基づいて人の年齢層や性別の区別に対応して携帯端末を識別し、該識別した携帯端末毎に前記生成した位置特定情報をディスプレイに表示させる。
【0005】
したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入場者に携帯端末を配付し、入場者に携帯端末を携帯させることによって、ホスト局において携帯端末の位置を示す位置特定情報を出力させることができるので、出力された位置特定情報を確認することによって、携帯端末を携帯する入場者の位置を特定することができ、入場者の位置を把握することができる。しかも、識別コードによって人の年齢層や性別を区別した上で入場者に携帯端末を配付することによって、単に入場者の位置を把握することができるのみでなく、入場者の年齢層や性別をも把握することができ、例えば幼児や小学生に人気のあるアトラクションなどを把握することができる。
【0006】
請求項2に記載した発明によれば、携帯端末は、GPS受信手段がGPS衛星からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信号に格納されているGPS情報と共に人の年齢層や性別の区別に対応して自己を識別する携帯端末識別コードをホスト局に送信させる。そして、ホスト局は、携帯端末から位置情報を受信すると受信したGPS情報に基づいて位置情報を生成し、該生成した位置情報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報を生成し、携帯端末から受信した携帯端末識別コードに基づいて人の年齢層や性別の区別に対応して携帯端末を識別し、該識別した携帯端末毎に前記生成した位置特定情報をディスプレイに表示させる。
【0007】
したがって、上記した請求項1に記載したものと同様にして、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入場者に携帯端末を配付し、入場者に携帯端末を携帯させることによって、ホスト局において携帯端末の位置を示す位置特定情報を出力させることができるので、出力された位置特定情報を確認することによって、携帯端末を携帯する入場者の位置を特定することができ、入場者の位置を把握することができる。しかも、識別コードによって人の年齢層や性別を区別した上で入場者に携帯端末を配付することによって、単に入場者の位置を把握することができるのみでなく、入場者の年齢層や性別をも把握することができ、例えば幼児や小学生に人気のあるアトラクションなどを把握することができる。
【0008】
また、この場合は、上記した請求項1に記載したものと比較すると、携帯端末において位置情報を生成するのではなく、ホスト局において位置情報を生成するので、その分、例えば携帯端末の制御手段が行う処理を簡素化できるなど携帯端末の構成を簡単にすることができ、入場者に携帯端末を配付することを鑑みると、仮に携帯端末が紛失したり或いは損傷した場合であっても、それによる損害を抑えることができる。
【0009】
請求項3に記載した発明によれば、ホスト局において、制御手段は、複数の携帯端末の位置特定情報を生成することによって携帯端末の分布を示す分布情報を生成し、生成した分布情報をディスプレイに表示させる。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、複数の入場者に携帯端末を配付し、複数の入場者に携帯端末を携帯させることによって、入場者の分布を把握することができ、例えば比較的混雑している(人気のある)アトラクションやレストランなどを把握することができる。
【0011】
請求項4に記載した発明によれば、ホスト局において、制御手段は、生成した位置特定情報を記憶手段に一時的に記憶させ、生成した位置特定情報と、これよりも以前に記憶手段に一時的に記憶させている位置特定情報とを関連付けることによって携帯端末の移動軌跡を示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報をディスプレイに表示させる。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入場者に携帯端末を配付し、入場者に携帯端末を携帯させることによって、携帯端末の時系列的な位置の変化、つまり、入場者の移動軌跡を把握することができ、例えば行動ルートなどを把握することができる。
【0012】
請求項5に記載した発明によれば、携帯端末とホスト局とは、中継局を通じて無線通信を行う。したがって、携帯端末が放射する電波を中継局が中継することによって、携帯端末が放射する電波の電力レベルを抑えることができ、入場者に携帯端末を配付することを鑑みると、仮に入場者が他の電子機器(例えばビデオカメラなど)を携帯している場合であっても、携帯端末が放射する電波によって他の電子機器に悪影響(例えば画像の乱れなど)が及ぼされることを未然に回避することができ、また、携帯端末が電池によって駆動するものであれば、携帯端末における消費電流を抑えることによって充電或いは電池交換の頻度をも抑えることもできる。
【0013】
請求項6に記載した発明によれば、ホスト局において、制御手段は、生成した位置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報をサービス情報として表示端末に送信させる。そして、表示端末において、制御手段は、ホスト局からサービス情報を受信すると、受信されたサービス情報を表示手段に表示させる。
【0014】
したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、サービス情報として位置特定情報を送信することによって、入場者に対して入場者の位置を知らせることができ、また、サービス情報として分布情報を送信することによって、入場者の分布を知らせることができ、さらに、サービス情報として移動軌跡情報を送信することによって、入場者の移動軌跡を知らせることができ、このように入場者にとって有益なサービスを提供することができる。
【0015】
そして、入場者から見れば、サービス情報として位置特定情報を受信することによって、自分の位置を確認することができ、また、サービス情報として分布情報を受信することによって、例えば比較的混雑しているアトラクションやレストランなどを確認することができ、さらに、サービス情報として移動軌跡情報を受信することによって、例えば自分の行動ルートなどを確認することができ、有益なサービスを取得することができる。
【0016】
請求項7に記載した発明によれば、表示端末において、制御手段は、自己を識別する表示端末識別コードをホスト局に送信させる。そして、ホスト局において、制御手段は、表示端末から表示端末識別コードを受信すると、受信された表示端末識別コードに基づいて表示端末を識別する。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、携帯端末識別コードと表示端末識別コードとを関連付けておくことによって、表示端末の位置を識別することができ、表示端末の位置に応じた好適なサービス情報を送信することができ、入場者に対して位置に特化したサービスを提供することができる。
【0017】
請求項8に記載した発明によれば、表示端末は、携帯可能に構成されている。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入場者に表示端末を配付し、入場者に表示端末を携帯させ、表示端末にサービス情報を送信することによって、表示端末を携帯している入場者のみに対して入場者にとって有益なサービスを提供することができ、例えば希望する入場者のみに表示端末を配付するようにすれば、希望する入場者のみに対して有益なサービスを提供することができる。
【0018】
請求項9に記載した発明によれば、表示端末は、所定エリア内において所定場所に設置されている。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、表示端末にサービス情報を送信することによって、例えば表示端末を不特定多数の入場者が見易い場所に設置するようにすれば、不特定多数の入場者に対して有益なサービスを提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明を比較的広大な敷地面積を有するテーマパークにおける位置管理システムに適用した第1実施例について、図1ないし図16を参照して説明する。まず、図1おいて、破線Aは、テーマパークのエリアを概略的に示している。ホスト局1および複数(図1では4局)の中継局2は、テーマパーク内の所定位置に設置されている。カード型携帯端末3(本発明でいう携帯端末)は、テーマパークを運営する側が基本的には入場者の全員に配付することによって、入場者の全員が携帯するものであり、また、表示機能付携帯端末4(本発明でいう表示端末)は、テーマパークを運営する側が基本的には希望する入場者のみに配付することによって、希望する入場者のみが携帯するものである。すなわち、入場者は、基本的にはカード型携帯端末3を携帯することになり、希望すれば、表示機能付携帯端末4をも携帯することになる。
【0020】
次に、図2は、上記したカード型携帯端末3の外観斜視図を示しており、また、図3は、カード型携帯端末3の電気的な構成を機能ブロック図として示している。カード型携帯端末3は、入場者の例えば上着のポケットに収納される程度の大きさのもので、GPS無線部5(本発明でいうGPS受信手段)、ローカル無線部6(本発明でいう所定エリア内通信手段)、CPU7(本発明でいう制御手段)およびROM8がバス9を通じて接続されて構成されている。この場合、CPU7は、ROM8が格納している制御プログラムを実行することによって、詳しくは後述するように、GPS無線部5およびローカル無線部6を制御する。また、この場合、カード型携帯端末3は、例えば充電可能な電池(図示せず)によって駆動するように構成されている。
【0021】
次に、図4は、上記したホスト局1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。ホスト局1は、例えば通信機能を有する汎用のパーソナルコンピュータを主体として構成されているもので、ローカル無線部10(本発明でいう所定エリア内通信手段)、キーボード11およびマウス12などの入力機器を接続する入力インタフェース13、ディスプレイ14(本発明でいう出力手段)およびプリンタ15(本発明でいう出力手段)などの出力機器を接続する出力インタフェース16、メモリ17(本発明でいう記憶手段)、CPU18(本発明でいう制御手段)およびROM19がバス20を通じて接続されて構成されている。この場合、CPU18は、ROM19が格納している制御プログラムを実行することによって、詳しくは後述するように、ローカル無線部10、ディスプレイ14およびプリンタ15などを制御する。
【0022】
次に、図5は、上記した表示機能付携帯端末4の外観斜視図を示しており、また、図6は、表示機能付携帯端末4の電気的な構成を機能ブロック図として示している。表示機能付携帯端末4は、上記したカード型携帯端末3よりも大きく、入場者が手に持つことが可能な程度の大きさのもので、ローカル無線部21(本発明でいう所定エリア内通信手段)、キーボ−ド22、ディスプレイ23(本発明でいう表示手段)、CPU24(本発明でいう制御手段)およびROM25がバス26を通じて接続されて構成されている。この場合、CPU24は、ROM25が格納している制御プログラムを実行することによって、詳しくは後述するように、ローカル無線部21およびディスプレイ23を制御する。尚、キーボ−ド22は、例えばディスプレイ23にタッチパネルが表示されることによって構成されるものである。また、表示機能付携帯端末4は、上記したカード型携帯端末3と同様にして、充電可能な電池(図示せず)によって駆動するように構成されている。
【0023】
次に、上記した構成の作用について、図7ないし図16も参照して説明する。ここで、処理の形態を示すフェーズとしては、
(A)カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を送信するフェーズ
(B)ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情報を送信するフェーズ
の2つのフェーズがある。以下、これら2つのフェーズについて順次説明する。
【0024】
(A)カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を送信するフェーズ
まず、カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を送信するフェーズについて、図7ないし図11を参照して説明する。ここでは、カード型携帯端末3がホスト局1から比較的離れた場所に位置している状況を想定し、カード型携帯端末3が中継局2を通じてホスト局1に位置情報を送信することを前提とする。尚、カード型携帯端末3がホスト局1から比較的近い場所に位置している状況であれば、カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を直接送信することも可能である(図1参照)。
【0025】
カード型携帯端末3において、CPU7は、例えば一定時間(例えば180秒)の周期にしたがって、GPS衛星27(図1参照)が送信したGPS衛星信号をGPS無線部5に受信させ、GPS衛星信号に格納されているGPS情報を入力し、入力したGPS情報を演算することによって位置情報(緯度、経度、高度)を生成する。そして、CPU7は、リンク確立要求をローカル無線部6から中継局2を通じてホスト局1に送信させる。ホスト局1において、CPU18は、カード型携帯端末3から中継局2を通じてリンク確立要求が受信されると、リンク確立要求に対する応答としてリンク確立応答をローカル無線部10から中継局2を通じてカード型携帯端末3に送信させる。
【0026】
次いで、カード型携帯端末3において、CPU7は、ホスト局1から中継局2を通じてリンク確立応答が受信されると、ホスト局1との間でリンクを確立し、上記した処理によって生成した位置情報をローカル無線部6から中継局2を通じてホスト局1に送信させる。ホスト局1において、CPU18は、カード型携帯端末3から中継局2を通じて位置情報が受信されると、位置情報が受信されたことを示す受信確認をローカル無線部10から中継局2を通じてカード型携帯端末3に送信させる。そして、カード型携帯端末3において、CPU7は、ホスト局1から中継局2を通じて受信確認が受信されると、ホスト局1との間でリンクを解放する。
【0027】
さて、ホスト局1において、CPU18は、このようにしてカード型携帯端末3から位置情報が受信された後に、以下の処理を行う。すなわち、CPU18は、カード型携帯端末3から受信された位置情報をメモリ17に一時的に記憶させる。そして、CPU18は、キーボード11或いはマウス12によってカード型携帯端末3の位置を特定するための特定操作が行われると、メモリ17に一時的に記憶させている位置情報と、例えばROM19に記憶させているテーマパークの地図情報とを照合し、カード型携帯端末3の位置をテーマパークの地図上に重ねることによってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を生成する。
【0028】
そして、CPU18は、キーボード12或いはマウス13によってカード型携帯端末3の位置を出力するための出力操作が行われると、図8に示すように、上記した処理によって生成した位置特定情報をディスプレイ14に表示させる。この場合、CPU18は、上記した処理によって生成した位置特定情報をディスプレイ14に表示させることに限らず、プリンタ15から出力させることも可能である。このようにして、テーマパークを運営する側は、ディスプレイ14に表示された表示情報或いはプリンタ15から出力された出力情報を確認することによって、カード型携帯端末3の位置を把握することができ、カード型携帯端末3を携帯している入場者の位置を把握することができる。尚、図8では、入場者の位置を「星」印によって示している。
【0029】
また、CPU18は、複数のカード型携帯端末3の位置特定情報を生成することによってカード型携帯端末3の分布を示す分布情報を生成することも可能であり、図9に示すように、生成した分布情報を例えばディスプレイ14に表示させることも可能である。このようにして、テーマパークを運営する側は、複数のカード型携帯端末3の位置を把握することができ、カード型携帯端末3を携帯している入場者の分布をも把握することができ、例えば比較的混雑している(人気のある)アトラクションやレストランなどを把握することができる。
【0030】
ところで、以上は、カード型携帯端末3からホスト局1に位置情報のみを送信する場合を説明したものであるが、カード型携帯端末3からホスト局1に位置情報と共にカード型携帯端末3を識別する識別コード(本発明でいう携帯端末識別コード)を送信し、ホスト局1がカード型携帯端末3から受信した識別コードを識別するように構成すれば、以下に説明するアプリケーションを実現することが可能となる。尚、ここでいう識別コードは、例えば16ビットで表記されるもので、ROM8が格納しているものである。
【0031】
すなわち、識別コードによって例えば年齢層や性別を区別した上で入場者にカード型携帯端末3を配付すれば、図10に示すように、入場者の分布を例えば年齢層で区別してディスプレイ14に表示させることが可能となる。この場合であれば、例えば「幼児・小学生」、「中学生・高校生」、「大人」の3階層に区別した上で入場者にカード型携帯端末3を配付すれば、入場者を「幼児・小学生」、「中学生・高校生」、「大人」の3階層に区別した上で入場者の分布をディスプレイ14に表示させることが可能となり、これによって、テーマパークを運営する側は、例えば幼児や小学生に人気のあるアトラクションなどを把握することができたり、中学生や高校性に人気のあるレストランなどを把握することができる。尚、図10では、「幼児・小学生」の位置を「丸」印によって示しており、「中学生・高校生」の位置を「三角」印によって示しており、「大人」の位置を「四角」印によって示している。
【0032】
また、CPU18は、生成した位置特定情報と、これよりも以前にメモリ17に一時的に記憶させた位置特定情報とを関連付けることによってカード型携帯端末3の移動軌跡を示す移動軌跡情報を生成することも可能であり、図11に示すように、生成した移動軌跡情報を例えばディスプレイ14に表示させることも可能である。このようにして、テーマパークを運営する側は、カード型携帯端末3の移動軌跡をも把握することができ、カード型携帯端末3を携帯している入場者の行動ルートをも把握することができる。
【0033】
尚、CPU18は、表示画面をスクロールするための操作が行われると、テーマパークの地図をスクロールしてディスプレイ14に表示させることも可能であり、また、表示画面を拡大・縮小するための操作が行われると、テーマパークの地図を拡大・縮小してディスプレイ14に表示させることも可能である。
【0034】
(B)ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情報を送信するフェーズ
次に、ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情報を送信するフェーズについて、図12ないし図16を参照して説明する。ここでも、表示機能付携帯端末4がホスト局1から比較的離れた場所に位置している状況を想定し、ホスト局1が中継局2を通じて表示機能付携帯端末4にサービス情報を送信することを前提とする。尚、表示機能付携帯端末4がホスト局1から比較的近い場所に位置している場合であれば、ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情報を直接送信することも可能である。また、ここでいうサービス情報とは、上記した特定位置情報、分布情報或いは移動軌跡情報である。
【0035】
表示機能付携帯端末4において、CPU24は、例えばキーボード22によってサービス情報の受信を要求するための受信要求操作が行われると、リンク確立要求をローカル無線部21から中継局2を通じてホスト局1に送信させる。ホスト局1において、CPU18は、表示機能付携帯端末4から中継局2を通じてリンク確立要求が受信されると、リンク確立要求に対する応答としてリンク確立応答をローカル無線部10から中継局2を通じて表示機能付携帯端末4に送信させる。
【0036】
次いで、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト局1から中継局2を通じてリンク確立応答が受信されると、ホスト局1との間でリンクを確立し、サービス情報要求と共に表示機能付携帯端末4を識別する識別コード(本発明でいう表示端末識別コード)をローカル無線部21から中継局2を通じてホスト局1に送信させる。尚、ここでいう識別コードは、例えば16ビットで表記されるもので、ROM25が格納しているものである。ホスト局1において、CPU18は、表示機能付携帯端末4から中継局2を通じてサービス情報要求と共に識別コードが受信されると、受信されたサービス情報要求を解析し、サービス情報要求に応じたサービス情報をローカル無線部10から中継局2を通じて表示機能付携帯端末4に送信させる。そして、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト局1から中継局2を通じてサービス情報が受信されると、受信されたサービス情報をディスプレイ23に表示させる。
【0037】
すなわち、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、サービス情報が分布情報であれば、ホスト局1から分布情報が受信されると、図13に示すように、受信された分布情報をディスプレイ23に表示させる。このようにして、テーマパークを運営する側は、入場者に対して入場者の分布を知らせることができ、入場者から見れば、例えば比較的混雑しているアトラクションやレストランなどを確認することができる。
【0038】
また、ホスト局1において、CPU18は、表示機能付携帯端末4から受信した識別コードを識別することによって、サービス情報要求を送信した表示機能付携帯端末4を識別することができ、上記したカード型携帯端末3の識別コードと表示機能付携帯端末4の識別コードとを関連付けておくことによって、表示機能付携帯端末4の位置を識別することができ、つまり、サービス情報要求を送信する操作を行った入場者の位置を識別することができる。
【0039】
したがって、ホスト局1において、CPU18は、このようなカード型携帯端末3の識別コードと表示機能付携帯端末4の識別コードとを照合する処理を行うことによって、サービス情報が位置特定情報であれば、位置特定情報を表示機能付携帯端末4に送信させ、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト局1から位置特定情報が受信されると、図14に示すように、受信された位置特定情報をディスプレイ23に表示させる。このようにして、テーマパークを運営する側は、入場者に対して入場者の位置を知らせることができ、入場者から見れば、自分の位置を確認することができる。
【0040】
また、CPU18は、サービス情報が移動軌跡情報であれば、表示機能付携帯端末4の位置の時系列的な変化を識別し、移動軌跡情報を表示機能付携帯端末4に送信させ、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト局1から移動軌跡情報が受信されると、図15に示すように、受信された移動軌跡情報をディスプレイ23に表示させる。このようにして、テーマパークを運営する側は、入場者に対して入場者の移動軌跡を知らせることができ、入場者から見れば、自分の行動ルートを確認することができる。
【0041】
尚、この場合も、CPU24は、表示画面をスクロールするための操作が行われると、テーマパークの地図をスクロールしてディスプレイ23に表示させることも可能であり、また、表示画面を拡大・縮小するための操作が行われると、テーマパークの地図を拡大・縮小してディスプレイ23に表示させることも可能である。
【0042】
また、ホスト局1において、CPU18は、位置特定情報を加工・編集することによって生成した情報(例えばアトラクションの混雑を示す文字情報)をサービス情報として表示機能付携帯端末4に送信させることも可能であり、表示機能付携帯端末4において、CPU24は、図16に示すように、ホスト局1が位置特定情報を加工・編集することによって生成した情報をディスプレイ23に表示させることも可能である。
【0043】
ところで、以上は、テーマパークを運営する側が表示機能付携帯端末4を配付する場合を説明したものであるが、テーマパーク内の所定場所に大型のディスプレイを有する表示装置を設置し、ホスト局1から表示装置にサービス情報を送信することによって、上記したようなサービス情報を表示装置に表示させることも可能である。
【0044】
以上に説明したように第1実施例によれば、カード型携帯端末3において、GPS衛星27からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報を生成し、生成した位置情報をホスト局1に送信し、そして、ホスト局1において、カード型携帯端末3から位置情報を受信すると、受信された位置情報に基づいてテーマパーク内におけるカード型携帯端末3の位置を特定することによってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を生成し、生成した位置特定情報をディスプレイ14に表示したり或いはプリンタ15から出力するように構成した。
【0045】
したがって、テーマパークを運営する側は、入場者にカード型携帯端末3を配付し、入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによって、ホスト局1においてカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を表示させたり或いは出力させることができるので、表示或いは出力された位置特定情報を確認することによって、カード型携帯端末3を携帯する入場者の位置を特定することができ、入場者の位置を把握することができる。
【0046】
また、ホスト局1において、複数のカード型携帯端末3の位置特定情報を生成することによってカード型携帯端末3の分布を示す分布情報を生成し、生成した分布情報を表示したり或いは出力するように構成したので、テーマパークを運営する側は、複数の入場者にカード型携帯端末3を配付し、複数の入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによって、入場者の分布を把握することができ、例えば比較的混雑している(人気のある)アトラクションやレストランなどを把握することができる。
【0047】
また、カード型携帯端末3において、自己を識別する識別コードをホスト局1に送信し、そして、ホスト局1において、カード型携帯端末3から識別コードを受信すると、受信された識別コードに基づいてカード型携帯端末3を識別するように構成したので、テーマパークを運営する側は、識別コードによって例えば年齢層や性別を区別した上で入場者にカード型携帯端末3を配付することによって、単に入場者の位置を把握することができるのみでなく、入場者の年齢層や性別をも把握することができ、例えば幼児や小学生に人気のあるアトラクションなどを把握することができる。
【0048】
また、ホスト局1において、生成した位置特定情報を一時的に記憶し、生成した位置特定情報と、これよりも以前に一時的に記憶している位置特定情報とを関連付けることによってカード型携帯端末3の移動軌跡を示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報を表示或いは出力するように構成したので、テーマパークを運営する側は、入場者にカード型携帯端末3を配付し、入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによって、カード型携帯端末3の時系列的な位置の変化、つまり、入場者の移動軌跡を把握することができ、例えば行動ルートなどを把握することができる。
【0049】
また、カード型携帯端末3とホスト局1とが中継局2を通じて無線通信を行うように構成したので、カード型携帯端末3が放射する電波を中継局2が中継することによって、カード型携帯端末3が放射する電波の電力レベルを抑えることができ、入場者にカード型携帯端末3を配付することを鑑みると、仮に入場者が例えばビデオカメラなどの他の電子機器を携帯している場合であっても、カード型携帯端末3が放射する電波によって他の電子機器に例えば画像の乱れなどの悪影響が及ぼされることを未然に回避することができ、また、カード型携帯端末3が電池によって駆動するものであれば、カード型携帯端末3における消費電流を抑えることによって充電或いは電池交換の頻度をも抑えることもできる。
【0050】
また、ホスト局1において、上記したような位置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報をサービス情報として表示機能付携帯端末4に送信し、そして、表示機能付携帯端末4において、ホスト局1からサービス情報を受信すると、受信されたサービス情報をディスプレイ23に表示するように構成したので、テーマパークを運営する側は、サービス情報として位置特定情報を送信することによって、入場者に対して入場者の位置を知らせることができ、また、サービス情報として分布情報を送信することによって、入場者に対して入場者の分布を知らせることができ、さらに、サービス情報として移動軌跡情報を送信することによって、入場者に対して入場者の移動軌跡を知らせることができ、このように入場者にとって有益なサービスを提供することができる。
【0051】
また、表示機能付携帯端末4において、自己を識別する識別コードをホスト局1に送信し、ホスト局1において、表示機能付携帯端末4から識別コードを受信すると、受信された識別コードに基づいて表示機能付携帯端末4を識別するように構成したので、テーマパークを運営する側は、カード型携帯端末3の識別コードと表示機能付携帯端末4の識別コードとを関連付けておくことによって、表示機能付携帯端末4の位置を識別することができ、表示機能付携帯端末4の位置に応じた好適なサービス情報を送信することができ、入場者に対して位置に特化したサービスを提供することができる。
【0052】
また、表示機能付携帯端末4を携帯可能に構成したので、テーマパークを運営する側は、入場者に表示機能付携帯端末4を配付し、入場者に表示機能付携帯端末4を携帯させ、サービス情報を表示機能付携帯端末4に送信することによって、表示機能付携帯端末4を携帯している入場者のみに対して入場者にとって有益なサービスを提供することができ、例えば希望する入場者のみに表示機能付携帯端末4を配付することによって、希望する入場者のみに対して有益なサービスを提供することができる。さらに、表示機能付携帯端末4の機能を有する表示装置を所定エリア内において不特定多数の入場者が見易いような場所に設置するように構成すれば、テーマパークを運営する側は、サービス情報を表示装置に送信することによって、不特定多数の入場者に対して有益なサービスを提供することができる。
【0053】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2実施例について、図17を参照して説明する。尚、上記した第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明する。
上記した第1実施例では、カード型携帯端末3がGPS情報を演算することによって位置情報を生成し、生成した位置情報をホスト局1に送信するように構成したものであるが、この第2実施例では、カード型携帯端末3が位置情報を生成することがなく、カード型携帯端末3からホスト局1にGPS情報を送信し、ホスト局1がGPS情報を演算することによって位置情報を生成するように構成したものである。
【0054】
すなわち、ホスト局1において、CPU18は、カード型携帯端末3から受信された位置情報をメモリ17に一時的に記憶し、キーボード11或いはマウス12よってカード型携帯端末3の位置を特定するための特定操作が行われると、メモリ17に一時的に記憶しているGPS情報を演算することによって位置情報を生成し、生成した位置情報と、例えばROM19が記憶しているテーマパークの地図情報とを照合し、カード型携帯端末3の位置をテーマパークの地図上に重ねることによってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を生成する。
【0055】
以上に説明したように第2実施例によれば、カード型携帯端末3において、GPS衛星27からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信号に格納されているGPS情報をホスト局1に送信し、そして、ホスト局1において、カード型携帯端末3からGPS情報を受信すると、受信されたGPS情報に基づいて位置情報を生成し、位置情報に基づいてテーマパーク内におけるカード型携帯端末3の位置を特定することによってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を生成し、生成した位置特定情報をディスプレイ14に表示したり或いはプリンタ15から出力するように構成した。
【0056】
したがって、上記した第1実施例と同様にして、テーマパークを運営する側は、入場者にカード型携帯端末3を配付し、入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによって、ホスト局1においてカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を表示させたり或いは出力させることができるので、表示或いは出力された位置特定情報を確認することによって、カード型携帯端末3を携帯する入場者の位置を特定することができ、入場者の位置を把握することができる。
【0057】
また、この場合は、上記した第1実施例に記載したものと比較すると、カード型携帯端末3において位置情報を生成するのではなく、ホスト局1において位置情報を生成するので、その分、例えばカード型携帯端末3のCPU7が行う処理を簡素化できるなどカード型携帯端末3の構成を簡単にすることができ、入場者にカード型携帯端末3を配付することを鑑みると、仮にカード型携帯端末3が紛失したり或いは損傷した場合であっても、それによる損害を抑えることができる。
【0058】
(その他の実施の形態)
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形または拡張することができる。
テーマパークにおける位置管理システムに限らず、比較的広大な敷地面積を有するイベント会場或いは遊園地における位置管理システムであっても良く、また、他の施設における位置管理システムであっても良い。
ホスト局とカード型携帯端末との間のシーケンス(通信手順)およびホスト局と表示機能付携帯端末との間のシーケンスは、他のものであっても良い。
【0059】
ホスト局における表示形態或いは出力形態や表示機能付携帯端末における表示形態は、他の形態であっても良く、また、テーマパークの地図は、平面的(二次元的)に表示するものに限らず、立体的(三次元的)に表示するものであっても良く、それに応じて、位置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報を立体的に表示する構成であっても良い。
表示機能付携帯端末のキーボードをタッチパネルによって構成することに限らず、ハードウェア的に備える構成であっても良い。
【0060】
カード型携帯端末がホスト局に位置情報を送信する周期は、180秒に限らず、他の秒数であっても良く、例えば敷地面積の大きさや入場者数によって可変的に決定されるものであっても良い。また、学習機能を備えることによって、例えば入場者の移動速度が比較的大きく、位置情報が頻繁に変更する傾向が続くような場合であれば、周期を比較的短く設定し、一方、入場者の移動速度が比較的小さく、位置情報が稀にしか変更しない傾向が続くような場合であれば、周期を比較的長く設定する構成であっても良い。
【0061】
ホスト局から表示機能付携帯端末にサービス情報を送信することに加えて、例えばレストランのメニュー情報やアトラクションの開催情報などの入場者の位置とは関係のない情報を送信することが可能な構成であっても良い。
入場者の数が極めて多いような場合には、複数人(例えば10人)を1つの印によって表示したり或いは出力する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を概略的に示す図
【図2】カード型携帯端末の外観斜視図
【図3】カード型携帯端末の機能ブロック図
【図4】ホスト局の機能ブロック図
【図5】表示機能付携帯端末の外観斜視図
【図6】表示機能付携帯端末の機能ブロック図
【図7】シーケンス図
【図8】ホスト局におけるディスプレイの表示例を示す図
【図9】図8相当図
【図10】図8相当図
【図11】図8相当図
【図12】図7相当図
【図13】表示機能付携帯端末におけるディスプレイの表示例を示す図
【図14】図13相当図
【図15】図13相当図
【図16】図13相当図
【図17】本発明の第2実施例を概略的に示す図
【符号の説明】
図面中、1はホスト局、2は中継局、3はカード型携帯端末(携帯端末)、4は表示機能付携帯端末(表示端末)、5はGPS無線部(GPS受信手段)、6はローカル無線部(所定エリア内通信手段)、7はCPU(制御手段)、10はローカル無線部(所定エリア内通信手段)、14はディスプレイ(出力手段)、15はプリンタ(出力手段)、17はメモリ(記憶手段)、18はCPU(制御手段)、21はローカル無線部(所定エリア内通信手段)、23はディスプレイ(表示手段)、24はCPU(制御手段)、27はGPS衛星である。
Claims (9)
- 携帯端末と、この携帯端末との間で所定エリア内において無線通信を行うホスト局とを具備し、
前記携帯端末は、
GPS受信手段がGPS衛星から受信したGPS衛星信号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報を生成する手段と、
該生成した位置情報と共に、人の年齢層や性別の区別に対応して自己を識別する携帯端末識別コードを前記ホスト局に送信させる制御手段とを備え、
前記ホスト局は、
前記携帯端末から受信した位置情報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報を生成する手段と、
前記携帯端末から受信した携帯端末識別コードに基づいて人の年齢層や性別の区別に対応して携帯端末を識別し、該識別した携帯端末毎に前記生成した位置特定情報をディスプレイに表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末を用いた位置管理システム。 - 携帯端末と、この携帯端末との間で所定エリア内において無線通信を行うホスト局とを具備し、
前記携帯端末は、
GPS受信手段がGPS衛星から受信したGPS衛星信号に格納されているGPS情報と共に人の年齢層や性別の区別に対応して自己を識別する携帯端末識別コードを前記ホスト局に送信させる制御手段を備え、
前記ホスト局は、
前記携帯端末から受信したGPS情報に基づいて位置情報を生成する手段と、
該生成した位置情報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報を生成する手段と、
前記携帯端末から受信した携帯端末識別コードに基づいて人の年齢層や性別の区別に対応して携帯端末を識別し、該識別した携帯端末毎に前記生成した位置特定情報をディスプレイに表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末を用いた位置管理システム。 - 前記ホスト局において、
前記制御手段は、複数の携帯端末の位置特定情報を生成することによって携帯端末の分布を示す分布情報を生成し、生成した分布情報を前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末を用いた位置管理システム。 - 前記ホスト局において、
前記制御手段は、生成した位置特定情報を記憶手段に一時的に記憶させ、生成した位置特定情報と、これよりも以前に前記記憶手段に一時的に記憶させている位置特定情報とを関連付けることによって携帯端末の移動軌跡を示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報を前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末を用いた位置管理システム。 - 前記携帯端末と前記ホスト局とは、中継局を通じて無線通信を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末を用いた位置管理システム。
- 前記ホスト局との間で所定エリア内において無線通信を行う表示端末を具備し、
前記ホスト局において、
前記制御手段は、生成した位置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報をサービス情報として前記表示端末に送信させ、
前記表示端末は、
前記ホスト局から受信したサービス情報を表示手段に表示させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯端末を用いた位置管理システム。 - 前記表示端末において、
前記制御手段は、自己を識別する表示端末識別コードを前記ホスト局に送信させ、
前記ホスト局において、
前記制御手段は、前記表示端末から受信した表示端末識別コードに基づいて表示端末を識別することを特徴とする請求項6記載の携帯端末を用いた位置管理システム。 - 前記表示端末は、携帯可能に構成されていることを特徴とする請求項6または7記載の携帯端末を用いた位置管理システム。
- 前記表示端末は、所定エリア内において所定場所に設置されていることを特徴とする請求項6または7記載の携帯端末を用いた位置管理システム。
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