JP2002044707A - 携帯端末を用いた位置管理システム - Google Patents

携帯端末を用いた位置管理システム

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JP2002044707A
JP2002044707A JP2000220560A JP2000220560A JP2002044707A JP 2002044707 A JP2002044707 A JP 2002044707A JP 2000220560 A JP2000220560 A JP 2000220560A JP 2000220560 A JP2000220560 A JP 2000220560A JP 2002044707 A JP2002044707 A JP 2002044707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的広大な敷地面積を有するテーマパーク
などにおいて、入場者の位置を把握することができるシ
ステムを提供する。 【解決手段】 カード型携帯端末3は、GPS衛星27
からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛
星信号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報
を生成し、生成した位置情報をホスト局1に送信する。
ホスト局1は、カード型携帯端末3から位置情報を受信
すると、受信された位置情報に基づいてテーマパーク内
におけるカード型携帯端末3の位置を特定することによ
ってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を生
成し、生成した位置特定情報を出力する。テーマパーク
を運営する側は、入場者にカード型携帯端末3を配付
し、入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによ
って、入場者の位置を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的広大な敷地
面積を有するテーマパーク、イベント会場或いは遊園地
などに好適する携帯端末を用いた位置管理システムに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】比較的広大な敷地面積
を有するテーマパーク、イベント会場或いは遊園地など
において、これらテーマパーク、イベント会場或いは遊
園地などを運営する側は、入場者の位置を特定すること
は困難である。そのため、例えば入場者がいずれかのア
トラクションやレストランに集中し、混雑しているよう
な状況であっても、そのような状況を把握することはで
きない。
【0003】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、比較的広大な敷地面積を有す
るテーマパーク、イベント会場或いは遊園地などの所定
エリア内において、入場者の位置を特定することがで
き、それによって、入場者の位置を把握することができ
る携帯端末を用いた位置管理システムを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
によれば、携帯端末において、制御手段は、GPS受信
手段がGPS衛星からGPS衛星信号を受信すると、受
信されたGPS衛星信号に格納されているGPS情報に
基づいて位置情報を生成し、生成した位置情報を所定エ
リア内通信手段からホスト局に送信させる。そして、ホ
スト局において、制御手段は、所定エリア内通信手段が
携帯端末から位置情報を受信すると、受信された位置情
報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特
定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報
を生成し、生成した位置特定情報を出力手段から出力さ
せる。
【0005】したがって、テーマパーク、イベント会場
或いは遊園地などを運営する側は、入場者に携帯端末を
配付し、入場者に携帯端末を携帯させることによって、
ホスト局において携帯端末の位置を示す位置特定情報を
出力させることができるので、出力された位置特定情報
を確認することによって、携帯端末を携帯する入場者の
位置を特定することができ、入場者の位置を把握するこ
とができる。
【0006】請求項2に記載した発明によれば、携帯端
末において、制御手段は、GPS受信手段がGPS衛星
からGPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛
星信号に格納されているGPS情報を所定エリア内通信
手段からホスト局に送信させる。そして、ホスト局にお
いて、制御手段は、所定エリア内通信手段が携帯端末か
らGPS情報を受信すると、受信されたGPS情報に基
づいて位置情報を生成し、生成した位置情報に基づいて
所定エリア内における携帯端末の位置を特定することに
よって携帯端末の位置を示す位置特定情報を生成し、生
成した位置特定情報を出力手段から出力させる。
【0007】したがって、上記した請求項1に記載した
ものと同様にして、テーマパーク、イベント会場或いは
遊園地などを運営する側は、入場者に携帯端末を配付
し、入場者に携帯端末を携帯させることによって、ホス
ト局において携帯端末の位置を示す位置特定情報を出力
させることができるので、出力された位置特定情報を確
認することによって、携帯端末を携帯する入場者の位置
を特定することができ、入場者の位置を把握することが
できる。
【0008】また、この場合は、上記した請求項1に記
載したものと比較すると、携帯端末において位置情報を
生成するのではなく、ホスト局において位置情報を生成
するので、その分、例えば携帯端末の制御手段が行う処
理を簡素化できるなど携帯端末の構成を簡単にすること
ができ、入場者に携帯端末を配付することを鑑みると、
仮に携帯端末が紛失したり或いは損傷した場合であって
も、それによる損害を抑えることができる。
【0009】請求項3に記載した発明によれば、ホスト
局において、制御手段は、複数の携帯端末の位置特定情
報を生成することによって携帯端末の分布を示す分布情
報を生成し、生成した分布情報を出力手段から出力させ
る。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊
園地などを運営する側は、複数の入場者に携帯端末を配
付し、複数の入場者に携帯端末を携帯させることによっ
て、入場者の分布を把握することができ、例えば比較的
混雑している(人気のある)アトラクションやレストラ
ンなどを把握することができる。
【0010】請求項4に記載した発明によれば、携帯端
末において、制御手段は、自己を識別する携帯端末識別
コードを所定エリア内通信手段からホスト局に送信させ
る。そして、ホスト局において、制御手段は、所定エリ
ア内通信手段が携帯端末から携帯端末識別コードを受信
すると、受信された携帯端末識別コードに基づいて携帯
端末を識別する。したがって、テーマパーク、イベント
会場或いは遊園地などを運営する側は、識別コードによ
って例えば年齢層や性別を区別した上で入場者に携帯端
末を配付することによって、単に入場者の位置を把握す
ることができるのみでなく、入場者の年齢層や性別をも
把握することができ、例えば幼児や小学生に人気のある
アトラクションなどを把握することができる。
【0011】請求項5に記載した発明によれば、ホスト
局において、制御手段は、生成した位置特定情報を記憶
手段に一時的に記憶させ、生成した位置特定情報と、こ
れよりも以前に記憶手段に一時的に記憶させている位置
特定情報とを関連付けることによって携帯端末の移動軌
跡を示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報
を出力手段から出力させる。したがって、テーマパー
ク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側は、入
場者に携帯端末を配付し、入場者に携帯端末を携帯させ
ることによって、携帯端末の時系列的な位置の変化、つ
まり、入場者の移動軌跡を把握することができ、例えば
行動ルートなどを把握することができる。
【0012】請求項6に記載した発明によれば、携帯端
末とホスト局とは、中継局を通じて無線通信を行う。し
たがって、携帯端末が放射する電波を中継局が中継する
ことによって、携帯端末が放射する電波の電力レベルを
抑えることができ、入場者に携帯端末を配付することを
鑑みると、仮に入場者が他の電子機器(例えばビデオカ
メラなど)を携帯している場合であっても、携帯端末が
放射する電波によって他の電子機器に悪影響(例えば画
像の乱れなど)が及ぼされることを未然に回避すること
ができ、また、携帯端末が電池によって駆動するもので
あれば、携帯端末における消費電流を抑えることによっ
て充電或いは電池交換の頻度をも抑えることもできる。
【0013】請求項7に記載した発明によれば、ホスト
局において、制御手段は、生成した位置特定情報、分布
情報或いは移動軌跡情報をサービス情報として所定エリ
ア内通信手段から表示端末に送信させる。そして、表示
端末において、制御手段は、所定エリア内通信手段がホ
スト局からサービス情報を受信すると、受信されたサー
ビス情報を表示手段に表示させる。
【0014】したがって、テーマパーク、イベント会場
或いは遊園地などを運営する側は、サービス情報として
位置特定情報を送信することによって、入場者に対して
入場者の位置を知らせることができ、また、サービス情
報として分布情報を送信することによって、入場者の分
布を知らせることができ、さらに、サービス情報として
移動軌跡情報を送信することによって、入場者の移動軌
跡を知らせることができ、このように入場者にとって有
益なサービスを提供することができる。
【0015】そして、入場者から見れば、サービス情報
として位置特定情報を受信することによって、自分の位
置を確認することができ、また、サービス情報として分
布情報を受信することによって、例えば比較的混雑して
いるアトラクションやレストランなどを確認することが
でき、さらに、サービス情報として移動軌跡情報を受信
することによって、例えば自分の行動ルートなどを確認
することができ、有益なサービスを取得することができ
る。
【0016】請求項8に記載した発明によれば、表示端
末において、制御手段は、自己を識別する表示端末識別
コードを所定エリア内通信手段からホスト局に送信させ
る。そして、ホスト局において、制御手段は、所定エリ
ア内通信手段が表示端末から表示端末識別コードを受信
すると、受信された表示端末識別コードに基づいて表示
端末を識別する。したがって、テーマパーク、イベント
会場或いは遊園地などを運営する側は、携帯端末識別コ
ードと表示端末識別コードとを関連付けておくことによ
って、表示端末の位置を識別することができ、表示端末
の位置に応じた好適なサービス情報を送信することがで
き、入場者に対して位置に特化したサービスを提供する
ことができる。
【0017】請求項9に記載した発明によれば、表示端
末は、携帯可能に構成されている。したがって、テーマ
パーク、イベント会場或いは遊園地などを運営する側
は、入場者に表示端末を配付し、入場者に表示端末を携
帯させ、表示端末にサービス情報を送信することによっ
て、表示端末を携帯している入場者のみに対して入場者
にとって有益なサービスを提供することができ、例えば
希望する入場者のみに表示端末を配付するようにすれ
ば、希望する入場者のみに対して有益なサービスを提供
することができる。
【0018】請求項10に記載した発明によれば、表示
端末は、所定エリア内において所定場所に設置されてい
る。したがって、テーマパーク、イベント会場或いは遊
園地などを運営する側は、表示端末にサービス情報を送
信することによって、例えば表示端末を不特定多数の入
場者が見易い場所に設置するようにすれば、不特定多数
の入場者に対して有益なサービスを提供することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を比較的広大な敷地面積を有するテーマパークにおけ
る位置管理システムに適用した第1実施例について、図
1ないし図16を参照して説明する。まず、図1おい
て、破線Aは、テーマパークのエリアを概略的に示して
いる。ホスト局1および複数(図1では4局)の中継局
2は、テーマパーク内の所定位置に設置されている。カ
ード型携帯端末3(本発明でいう携帯端末)は、テーマ
パークを運営する側が基本的には入場者の全員に配付す
ることによって、入場者の全員が携帯するものであり、
また、表示機能付携帯端末4(本発明でいう表示端末)
は、テーマパークを運営する側が基本的には希望する入
場者のみに配付することによって、希望する入場者のみ
が携帯するものである。すなわち、入場者は、基本的に
はカード型携帯端末3を携帯することになり、希望すれ
ば、表示機能付携帯端末4をも携帯することになる。
【0020】次に、図2は、上記したカード型携帯端末
3の外観斜視図を示しており、また、図3は、カード型
携帯端末3の電気的な構成を機能ブロック図として示し
ている。カード型携帯端末3は、入場者の例えば上着の
ポケットに収納される程度の大きさのもので、GPS無
線部5(本発明でいうGPS受信手段)、ローカル無線
部6(本発明でいう所定エリア内通信手段)、CPU7
(本発明でいう制御手段)およびROM8がバス9を通
じて接続されて構成されている。この場合、CPU7
は、ROM8が格納している制御プログラムを実行する
ことによって、詳しくは後述するように、GPS無線部
5およびローカル無線部6を制御する。また、この場
合、カード型携帯端末3は、例えば充電可能な電池(図
示せず)によって駆動するように構成されている。
【0021】次に、図4は、上記したホスト局1の電気
的な構成を機能ブロック図として示している。ホスト局
1は、例えば通信機能を有する汎用のパーソナルコンピ
ュータを主体として構成されているもので、ローカル無
線部10(本発明でいう所定エリア内通信手段)、キー
ボード11およびマウス12などの入力機器を接続する
入力インタフェース13、ディスプレイ14(本発明で
いう出力手段)およびプリンタ15(本発明でいう出力
手段)などの出力機器を接続する出力インタフェース1
6、メモリ17(本発明でいう記憶手段)、CPU18
(本発明でいう制御手段)およびROM19がバス20
を通じて接続されて構成されている。この場合、CPU
18は、ROM19が格納している制御プログラムを実
行することによって、詳しくは後述するように、ローカ
ル無線部10、ディスプレイ14およびプリンタ15な
どを制御する。
【0022】次に、図5は、上記した表示機能付携帯端
末4の外観斜視図を示しており、また、図6は、表示機
能付携帯端末4の電気的な構成を機能ブロック図として
示している。表示機能付携帯端末4は、上記したカード
型携帯端末3よりも大きく、入場者が手に持つことが可
能な程度の大きさのもので、ローカル無線部21(本発
明でいう所定エリア内通信手段)、キーボ−ド22、デ
ィスプレイ23(本発明でいう表示手段)、CPU24
(本発明でいう制御手段)およびROM25がバス26
を通じて接続されて構成されている。この場合、CPU
24は、ROM25が格納している制御プログラムを実
行することによって、詳しくは後述するように、ローカ
ル無線部21およびディスプレイ23を制御する。尚、
キーボ−ド22は、例えばディスプレイ23にタッチパ
ネルが表示されることによって構成されるものである。
また、表示機能付携帯端末4は、上記したカード型携帯
端末3と同様にして、充電可能な電池(図示せず)によ
って駆動するように構成されている。
【0023】次に、上記した構成の作用について、図7
ないし図16も参照して説明する。ここで、処理の形態
を示すフェーズとしては、 (A)カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を送
信するフェーズ (B)ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情
報を送信するフェーズの2つのフェーズがある。以下、
これら2つのフェーズについて順次説明する。
【0024】(A)カード型携帯端末3がホスト局1に
位置情報を送信するフェーズ まず、カード型携帯端末3がホスト局1に位置情報を送
信するフェーズについて、図7ないし図11を参照して
説明する。ここでは、カード型携帯端末3がホスト局1
から比較的離れた場所に位置している状況を想定し、カ
ード型携帯端末3が中継局2を通じてホスト局1に位置
情報を送信することを前提とする。尚、カード型携帯端
末3がホスト局1から比較的近い場所に位置している状
況であれば、カード型携帯端末3がホスト局1に位置情
報を直接送信することも可能である(図1参照)。
【0025】カード型携帯端末3において、CPU7
は、例えば一定時間(例えば180秒)の周期にしたが
って、GPS衛星27(図1参照)が送信したGPS衛
星信号をGPS無線部5に受信させ、GPS衛星信号に
格納されているGPS情報を入力し、入力したGPS情
報を演算することによって位置情報(緯度、経度、高
度)を生成する。そして、CPU7は、リンク確立要求
をローカル無線部6から中継局2を通じてホスト局1に
送信させる。ホスト局1において、CPU18は、カー
ド型携帯端末3から中継局2を通じてリンク確立要求が
受信されると、リンク確立要求に対する応答としてリン
ク確立応答をローカル無線部10から中継局2を通じて
カード型携帯端末3に送信させる。
【0026】次いで、カード型携帯端末3において、C
PU7は、ホスト局1から中継局2を通じてリンク確立
応答が受信されると、ホスト局1との間でリンクを確立
し、上記した処理によって生成した位置情報をローカル
無線部6から中継局2を通じてホスト局1に送信させ
る。ホスト局1において、CPU18は、カード型携帯
端末3から中継局2を通じて位置情報が受信されると、
位置情報が受信されたことを示す受信確認をローカル無
線部10から中継局2を通じてカード型携帯端末3に送
信させる。そして、カード型携帯端末3において、CP
U7は、ホスト局1から中継局2を通じて受信確認が受
信されると、ホスト局1との間でリンクを解放する。
【0027】さて、ホスト局1において、CPU18
は、このようにしてカード型携帯端末3から位置情報が
受信された後に、以下の処理を行う。すなわち、CPU
18は、カード型携帯端末3から受信された位置情報を
メモリ17に一時的に記憶させる。そして、CPU18
は、キーボード11或いはマウス12によってカード型
携帯端末3の位置を特定するための特定操作が行われる
と、メモリ17に一時的に記憶させている位置情報と、
例えばROM19に記憶させているテーマパークの地図
情報とを照合し、カード型携帯端末3の位置をテーマパ
ークの地図上に重ねることによってカード型携帯端末3
の位置を示す位置特定情報を生成する。
【0028】そして、CPU18は、キーボード12或
いはマウス13によってカード型携帯端末3の位置を出
力するための出力操作が行われると、図8に示すよう
に、上記した処理によって生成した位置特定情報をディ
スプレイ14に表示させる。この場合、CPU18は、
上記した処理によって生成した位置特定情報をディスプ
レイ14に表示させることに限らず、プリンタ15から
出力させることも可能である。このようにして、テーマ
パークを運営する側は、ディスプレイ14に表示された
表示情報或いはプリンタ15から出力された出力情報を
確認することによって、カード型携帯端末3の位置を把
握することができ、カード型携帯端末3を携帯している
入場者の位置を把握することができる。尚、図8では、
入場者の位置を「星」印によって示している。
【0029】また、CPU18は、複数のカード型携帯
端末3の位置特定情報を生成することによってカード型
携帯端末3の分布を示す分布情報を生成することも可能
であり、図9に示すように、生成した分布情報を例えば
ディスプレイ14に表示させることも可能である。この
ようにして、テーマパークを運営する側は、複数のカー
ド型携帯端末3の位置を把握することができ、カード型
携帯端末3を携帯している入場者の分布をも把握するこ
とができ、例えば比較的混雑している(人気のある)ア
トラクションやレストランなどを把握することができ
る。
【0030】ところで、以上は、カード型携帯端末3か
らホスト局1に位置情報のみを送信する場合を説明した
ものであるが、カード型携帯端末3からホスト局1に位
置情報と共にカード型携帯端末3を識別する識別コード
(本発明でいう携帯端末識別コード)を送信し、ホスト
局1がカード型携帯端末3から受信した識別コードを識
別するように構成すれば、以下に説明するアプリケーシ
ョンを実現することが可能となる。尚、ここでいう識別
コードは、例えば16ビットで表記されるもので、RO
M8が格納しているものである。
【0031】すなわち、識別コードによって例えば年齢
層や性別を区別した上で入場者にカード型携帯端末3を
配付すれば、図10に示すように、入場者の分布を例え
ば年齢層で区別してディスプレイ14に表示させること
が可能となる。この場合であれば、例えば「幼児・小学
生」、「中学生・高校生」、「大人」の3階層に区別し
た上で入場者にカード型携帯端末3を配付すれば、入場
者を「幼児・小学生」、「中学生・高校生」、「大人」
の3階層に区別した上で入場者の分布をディスプレイ1
4に表示させることが可能となり、これによって、テー
マパークを運営する側は、例えば幼児や小学生に人気の
あるアトラクションなどを把握することができたり、中
学生や高校性に人気のあるレストランなどを把握するこ
とができる。尚、図10では、「幼児・小学生」の位置
を「丸」印によって示しており、「中学生・高校生」の
位置を「三角」印によって示しており、「大人」の位置
を「四角」印によって示している。
【0032】また、CPU18は、生成した位置特定情
報と、これよりも以前にメモリ17に一時的に記憶させ
た位置特定情報とを関連付けることによってカード型携
帯端末3の移動軌跡を示す移動軌跡情報を生成すること
も可能であり、図11に示すように、生成した移動軌跡
情報を例えばディスプレイ14に表示させることも可能
である。このようにして、テーマパークを運営する側
は、カード型携帯端末3の移動軌跡をも把握することが
でき、カード型携帯端末3を携帯している入場者の行動
ルートをも把握することができる。
【0033】尚、CPU18は、表示画面をスクロール
するための操作が行われると、テーマパークの地図をス
クロールしてディスプレイ14に表示させることも可能
であり、また、表示画面を拡大・縮小するための操作が
行われると、テーマパークの地図を拡大・縮小してディ
スプレイ14に表示させることも可能である。
【0034】(B)ホスト局1が表示機能付携帯端末4
にサービス情報を送信するフェーズ 次に、ホスト局1が表示機能付携帯端末4にサービス情
報を送信するフェーズについて、図12ないし図16を
参照して説明する。ここでも、表示機能付携帯端末4が
ホスト局1から比較的離れた場所に位置している状況を
想定し、ホスト局1が中継局2を通じて表示機能付携帯
端末4にサービス情報を送信することを前提とする。
尚、表示機能付携帯端末4がホスト局1から比較的近い
場所に位置している場合であれば、ホスト局1が表示機
能付携帯端末4にサービス情報を直接送信することも可
能である。また、ここでいうサービス情報とは、上記し
た特定位置情報、分布情報或いは移動軌跡情報である。
【0035】表示機能付携帯端末4において、CPU2
4は、例えばキーボード22によってサービス情報の受
信を要求するための受信要求操作が行われると、リンク
確立要求をローカル無線部21から中継局2を通じてホ
スト局1に送信させる。ホスト局1において、CPU1
8は、表示機能付携帯端末4から中継局2を通じてリン
ク確立要求が受信されると、リンク確立要求に対する応
答としてリンク確立応答をローカル無線部10から中継
局2を通じて表示機能付携帯端末4に送信させる。
【0036】次いで、表示機能付携帯端末4において、
CPU24は、ホスト局1から中継局2を通じてリンク
確立応答が受信されると、ホスト局1との間でリンクを
確立し、サービス情報要求と共に表示機能付携帯端末4
を識別する識別コード(本発明でいう表示端末識別コー
ド)をローカル無線部21から中継局2を通じてホスト
局1に送信させる。尚、ここでいう識別コードは、例え
ば16ビットで表記されるもので、ROM25が格納し
ているものである。ホスト局1において、CPU18
は、表示機能付携帯端末4から中継局2を通じてサービ
ス情報要求と共に識別コードが受信されると、受信され
たサービス情報要求を解析し、サービス情報要求に応じ
たサービス情報をローカル無線部10から中継局2を通
じて表示機能付携帯端末4に送信させる。そして、表示
機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト局1
から中継局2を通じてサービス情報が受信されると、受
信されたサービス情報をディスプレイ23に表示させ
る。
【0037】すなわち、表示機能付携帯端末4におい
て、CPU24は、サービス情報が分布情報であれば、
ホスト局1から分布情報が受信されると、図13に示す
ように、受信された分布情報をディスプレイ23に表示
させる。このようにして、テーマパークを運営する側
は、入場者に対して入場者の分布を知らせることがで
き、入場者から見れば、例えば比較的混雑しているアト
ラクションやレストランなどを確認することができる。
【0038】また、ホスト局1において、CPU18
は、表示機能付携帯端末4から受信した識別コードを識
別することによって、サービス情報要求を送信した表示
機能付携帯端末4を識別することができ、上記したカー
ド型携帯端末3の識別コードと表示機能付携帯端末4の
識別コードとを関連付けておくことによって、表示機能
付携帯端末4の位置を識別することができ、つまり、サ
ービス情報要求を送信する操作を行った入場者の位置を
識別することができる。
【0039】したがって、ホスト局1において、CPU
18は、このようなカード型携帯端末3の識別コードと
表示機能付携帯端末4の識別コードとを照合する処理を
行うことによって、サービス情報が位置特定情報であれ
ば、位置特定情報を表示機能付携帯端末4に送信させ、
表示機能付携帯端末4において、CPU24は、ホスト
局1から位置特定情報が受信されると、図14に示すよ
うに、受信された位置特定情報をディスプレイ23に表
示させる。このようにして、テーマパークを運営する側
は、入場者に対して入場者の位置を知らせることがで
き、入場者から見れば、自分の位置を確認することがで
きる。
【0040】また、CPU18は、サービス情報が移動
軌跡情報であれば、表示機能付携帯端末4の位置の時系
列的な変化を識別し、移動軌跡情報を表示機能付携帯端
末4に送信させ、表示機能付携帯端末4において、CP
U24は、ホスト局1から移動軌跡情報が受信される
と、図15に示すように、受信された移動軌跡情報をデ
ィスプレイ23に表示させる。このようにして、テーマ
パークを運営する側は、入場者に対して入場者の移動軌
跡を知らせることができ、入場者から見れば、自分の行
動ルートを確認することができる。
【0041】尚、この場合も、CPU24は、表示画面
をスクロールするための操作が行われると、テーマパー
クの地図をスクロールしてディスプレイ23に表示させ
ることも可能であり、また、表示画面を拡大・縮小する
ための操作が行われると、テーマパークの地図を拡大・
縮小してディスプレイ23に表示させることも可能であ
る。
【0042】また、ホスト局1において、CPU18
は、位置特定情報を加工・編集することによって生成し
た情報(例えばアトラクションの混雑を示す文字情報)
をサービス情報として表示機能付携帯端末4に送信させ
ることも可能であり、表示機能付携帯端末4において、
CPU24は、図16に示すように、ホスト局1が位置
特定情報を加工・編集することによって生成した情報を
ディスプレイ23に表示させることも可能である。
【0043】ところで、以上は、テーマパークを運営す
る側が表示機能付携帯端末4を配付する場合を説明した
ものであるが、テーマパーク内の所定場所に大型のディ
スプレイを有する表示装置を設置し、ホスト局1から表
示装置にサービス情報を送信することによって、上記し
たようなサービス情報を表示装置に表示させることも可
能である。
【0044】以上に説明したように第1実施例によれ
ば、カード型携帯端末3において、GPS衛星27から
GPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信
号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報を生
成し、生成した位置情報をホスト局1に送信し、そし
て、ホスト局1において、カード型携帯端末3から位置
情報を受信すると、受信された位置情報に基づいてテー
マパーク内におけるカード型携帯端末3の位置を特定す
ることによってカード型携帯端末3の位置を示す位置特
定情報を生成し、生成した位置特定情報をディスプレイ
14に表示したり或いはプリンタ15から出力するよう
に構成した。
【0045】したがって、テーマパークを運営する側
は、入場者にカード型携帯端末3を配付し、入場者にカ
ード型携帯端末3を携帯させることによって、ホスト局
1においてカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情
報を表示させたり或いは出力させることができるので、
表示或いは出力された位置特定情報を確認することによ
って、カード型携帯端末3を携帯する入場者の位置を特
定することができ、入場者の位置を把握することができ
る。
【0046】また、ホスト局1において、複数のカード
型携帯端末3の位置特定情報を生成することによってカ
ード型携帯端末3の分布を示す分布情報を生成し、生成
した分布情報を表示したり或いは出力するように構成し
たので、テーマパークを運営する側は、複数の入場者に
カード型携帯端末3を配付し、複数の入場者にカード型
携帯端末3を携帯させることによって、入場者の分布を
把握することができ、例えば比較的混雑している(人気
のある)アトラクションやレストランなどを把握するこ
とができる。
【0047】また、カード型携帯端末3において、自己
を識別する識別コードをホスト局1に送信し、そして、
ホスト局1において、カード型携帯端末3から識別コー
ドを受信すると、受信された識別コードに基づいてカー
ド型携帯端末3を識別するように構成したので、テーマ
パークを運営する側は、識別コードによって例えば年齢
層や性別を区別した上で入場者にカード型携帯端末3を
配付することによって、単に入場者の位置を把握するこ
とができるのみでなく、入場者の年齢層や性別をも把握
することができ、例えば幼児や小学生に人気のあるアト
ラクションなどを把握することができる。
【0048】また、ホスト局1において、生成した位置
特定情報を一時的に記憶し、生成した位置特定情報と、
これよりも以前に一時的に記憶している位置特定情報と
を関連付けることによってカード型携帯端末3の移動軌
跡を示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報
を表示或いは出力するように構成したので、テーマパー
クを運営する側は、入場者にカード型携帯端末3を配付
し、入場者にカード型携帯端末3を携帯させることによ
って、カード型携帯端末3の時系列的な位置の変化、つ
まり、入場者の移動軌跡を把握することができ、例えば
行動ルートなどを把握することができる。
【0049】また、カード型携帯端末3とホスト局1と
が中継局2を通じて無線通信を行うように構成したの
で、カード型携帯端末3が放射する電波を中継局2が中
継することによって、カード型携帯端末3が放射する電
波の電力レベルを抑えることができ、入場者にカード型
携帯端末3を配付することを鑑みると、仮に入場者が例
えばビデオカメラなどの他の電子機器を携帯している場
合であっても、カード型携帯端末3が放射する電波によ
って他の電子機器に例えば画像の乱れなどの悪影響が及
ぼされることを未然に回避することができ、また、カー
ド型携帯端末3が電池によって駆動するものであれば、
カード型携帯端末3における消費電流を抑えることによ
って充電或いは電池交換の頻度をも抑えることもでき
る。
【0050】また、ホスト局1において、上記したよう
な位置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報をサービ
ス情報として表示機能付携帯端末4に送信し、そして、
表示機能付携帯端末4において、ホスト局1からサービ
ス情報を受信すると、受信されたサービス情報をディス
プレイ23に表示するように構成したので、テーマパー
クを運営する側は、サービス情報として位置特定情報を
送信することによって、入場者に対して入場者の位置を
知らせることができ、また、サービス情報として分布情
報を送信することによって、入場者に対して入場者の分
布を知らせることができ、さらに、サービス情報として
移動軌跡情報を送信することによって、入場者に対して
入場者の移動軌跡を知らせることができ、このように入
場者にとって有益なサービスを提供することができる。
【0051】また、表示機能付携帯端末4において、自
己を識別する識別コードをホスト局1に送信し、ホスト
局1において、表示機能付携帯端末4から識別コードを
受信すると、受信された識別コードに基づいて表示機能
付携帯端末4を識別するように構成したので、テーマパ
ークを運営する側は、カード型携帯端末3の識別コード
と表示機能付携帯端末4の識別コードとを関連付けてお
くことによって、表示機能付携帯端末4の位置を識別す
ることができ、表示機能付携帯端末4の位置に応じた好
適なサービス情報を送信することができ、入場者に対し
て位置に特化したサービスを提供することができる。
【0052】また、表示機能付携帯端末4を携帯可能に
構成したので、テーマパークを運営する側は、入場者に
表示機能付携帯端末4を配付し、入場者に表示機能付携
帯端末4を携帯させ、サービス情報を表示機能付携帯端
末4に送信することによって、表示機能付携帯端末4を
携帯している入場者のみに対して入場者にとって有益な
サービスを提供することができ、例えば希望する入場者
のみに表示機能付携帯端末4を配付することによって、
希望する入場者のみに対して有益なサービスを提供する
ことができる。さらに、表示機能付携帯端末4の機能を
有する表示装置を所定エリア内において不特定多数の入
場者が見易いような場所に設置するように構成すれば、
テーマパークを運営する側は、サービス情報を表示装置
に送信することによって、不特定多数の入場者に対して
有益なサービスを提供することができる。
【0053】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
実施例について、図17を参照して説明する。尚、上記
した第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下、異なる部分について説明する。上記した
第1実施例では、カード型携帯端末3がGPS情報を演
算することによって位置情報を生成し、生成した位置情
報をホスト局1に送信するように構成したものである
が、この第2実施例では、カード型携帯端末3が位置情
報を生成することがなく、カード型携帯端末3からホス
ト局1にGPS情報を送信し、ホスト局1がGPS情報
を演算することによって位置情報を生成するように構成
したものである。
【0054】すなわち、ホスト局1において、CPU1
8は、カード型携帯端末3から受信された位置情報をメ
モリ17に一時的に記憶し、キーボード11或いはマウ
ス12よってカード型携帯端末3の位置を特定するため
の特定操作が行われると、メモリ17に一時的に記憶し
ているGPS情報を演算することによって位置情報を生
成し、生成した位置情報と、例えばROM19が記憶し
ているテーマパークの地図情報とを照合し、カード型携
帯端末3の位置をテーマパークの地図上に重ねることに
よってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報を
生成する。
【0055】以上に説明したように第2実施例によれ
ば、カード型携帯端末3において、GPS衛星27から
GPS衛星信号を受信すると、受信されたGPS衛星信
号に格納されているGPS情報をホスト局1に送信し、
そして、ホスト局1において、カード型携帯端末3から
GPS情報を受信すると、受信されたGPS情報に基づ
いて位置情報を生成し、位置情報に基づいてテーマパー
ク内におけるカード型携帯端末3の位置を特定すること
によってカード型携帯端末3の位置を示す位置特定情報
を生成し、生成した位置特定情報をディスプレイ14に
表示したり或いはプリンタ15から出力するように構成
した。
【0056】したがって、上記した第1実施例と同様に
して、テーマパークを運営する側は、入場者にカード型
携帯端末3を配付し、入場者にカード型携帯端末3を携
帯させることによって、ホスト局1においてカード型携
帯端末3の位置を示す位置特定情報を表示させたり或い
は出力させることができるので、表示或いは出力された
位置特定情報を確認することによって、カード型携帯端
末3を携帯する入場者の位置を特定することができ、入
場者の位置を把握することができる。
【0057】また、この場合は、上記した第1実施例に
記載したものと比較すると、カード型携帯端末3におい
て位置情報を生成するのではなく、ホスト局1において
位置情報を生成するので、その分、例えばカード型携帯
端末3のCPU7が行う処理を簡素化できるなどカード
型携帯端末3の構成を簡単にすることができ、入場者に
カード型携帯端末3を配付することを鑑みると、仮にカ
ード型携帯端末3が紛失したり或いは損傷した場合であ
っても、それによる損害を抑えることができる。
【0058】(その他の実施の形態)本発明は、上記し
た実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形
または拡張することができる。テーマパークにおける位
置管理システムに限らず、比較的広大な敷地面積を有す
るイベント会場或いは遊園地における位置管理システム
であっても良く、また、他の施設における位置管理シス
テムであっても良い。ホスト局とカード型携帯端末との
間のシーケンス(通信手順)およびホスト局と表示機能
付携帯端末との間のシーケンスは、他のものであっても
良い。
【0059】ホスト局における表示形態或いは出力形態
や表示機能付携帯端末における表示形態は、他の形態で
あっても良く、また、テーマパークの地図は、平面的
(二次元的)に表示するものに限らず、立体的(三次元
的)に表示するものであっても良く、それに応じて、位
置特定情報、分布情報或いは移動軌跡情報を立体的に表
示する構成であっても良い。表示機能付携帯端末のキー
ボードをタッチパネルによって構成することに限らず、
ハードウェア的に備える構成であっても良い。
【0060】カード型携帯端末がホスト局に位置情報を
送信する周期は、180秒に限らず、他の秒数であって
も良く、例えば敷地面積の大きさや入場者数によって可
変的に決定されるものであっても良い。また、学習機能
を備えることによって、例えば入場者の移動速度が比較
的大きく、位置情報が頻繁に変更する傾向が続くような
場合であれば、周期を比較的短く設定し、一方、入場者
の移動速度が比較的小さく、位置情報が稀にしか変更し
ない傾向が続くような場合であれば、周期を比較的長く
設定する構成であっても良い。
【0061】ホスト局から表示機能付携帯端末にサービ
ス情報を送信することに加えて、例えばレストランのメ
ニュー情報やアトラクションの開催情報などの入場者の
位置とは関係のない情報を送信することが可能な構成で
あっても良い。入場者の数が極めて多いような場合に
は、複数人(例えば10人)を1つの印によって表示し
たり或いは出力する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を概略的に示す図
【図2】カード型携帯端末の外観斜視図
【図3】カード型携帯端末の機能ブロック図
【図4】ホスト局の機能ブロック図
【図5】表示機能付携帯端末の外観斜視図
【図6】表示機能付携帯端末の機能ブロック図
【図7】シーケンス図
【図8】ホスト局におけるディスプレイの表示例を示す
【図9】図8相当図
【図10】図8相当図
【図11】図8相当図
【図12】図7相当図
【図13】表示機能付携帯端末におけるディスプレイの
表示例を示す図
【図14】図13相当図
【図15】図13相当図
【図16】図13相当図
【図17】本発明の第2実施例を概略的に示す図
【符号の説明】
図面中、1はホスト局、2は中継局、3はカード型携帯
端末(携帯端末)、4は表示機能付携帯端末(表示端
末)、5はGPS無線部(GPS受信手段)、6はロー
カル無線部(所定エリア内通信手段)、7はCPU(制
御手段)、10はローカル無線部(所定エリア内通信手
段)、14はディスプレイ(出力手段)、15はプリン
タ(出力手段)、17はメモリ(記憶手段)、18はC
PU(制御手段)、21はローカル無線部(所定エリア
内通信手段)、23はディスプレイ(表示手段)、24
はCPU(制御手段)、27はGPS衛星である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/04 D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末と、この携帯端末との間で所定
    エリア内において無線通信を行うホスト局とを具備し、 前記携帯端末は、 GPS受信手段がGPS衛星から受信したGPS衛星信
    号に格納されているGPS情報に基づいて位置情報を生
    成し、生成した位置情報を所定エリア内通信手段から前
    記ホスト局に送信させる制御手段を備え、 前記ホスト局は、 所定エリア内通信手段が前記携帯端末から受信した位置
    情報に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を
    特定することによって携帯端末の位置を示す位置特定情
    報を生成し、生成した位置特定情報を出力手段から出力
    させる制御手段を備えたことを特徴とする携帯端末を用
    いた位置管理システム。
  2. 【請求項2】 携帯端末と、この携帯端末との間で所定
    エリア内において無線通信を行うホスト局とを具備し、 前記携帯端末は、 GPS受信手段がGPS衛星から受信したGPS衛星信
    号に格納されているGPS情報を所定エリア内通信手段
    から前記ホスト局に送信させる制御手段を備え、 前記ホスト局は、 所定エリア内通信手段が前記携帯端末から受信したGP
    S情報に基づいて位置情報を生成し、生成した位置情報
    に基づいて所定エリア内における携帯端末の位置を特定
    することによって携帯端末の位置を示す位置特定情報を
    生成し、生成した位置特定情報を出力手段から出力させ
    る制御手段を備えたことを特徴とする携帯端末を用いた
    位置管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ホスト局において、 前記制御手段は、複数の携帯端末の位置特定情報を生成
    することによって携帯端末の分布を示す分布情報を生成
    し、生成した分布情報を前記出力手段から出力させるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末を用い
    た位置管理システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末において、 前記制御手段は、自己を識別する携帯端末識別コードを
    前記所定エリア内通信手段から前記ホスト局に送信さ
    せ、 前記ホスト局において、 前記制御手段は、前記所定エリア内通信手段が前記携帯
    端末から受信した携帯端末識別コードに基づいて携帯端
    末を識別することを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の携帯端末を用いた位置管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ホスト局において、 前記制御手段は、生成した位置特定情報を記憶手段に一
    時的に記憶させ、生成した位置特定情報と、これよりも
    以前に前記記憶手段に一時的に記憶させている位置特定
    情報とを関連付けることによって携帯端末の移動軌跡を
    示す移動軌跡情報を生成し、生成した移動軌跡情報を前
    記出力手段から出力させることを特徴とする請求項4記
    載の携帯端末を用いた位置管理システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯端末と前記ホスト局とは、中継
    局を通じて無線通信を行うことを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の携帯端末を用いた位置管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記ホスト局との間で所定エリア内にお
    いて無線通信を行う表示端末を具備し、 前記ホスト局において、 前記制御手段は、生成した位置特定情報、分布情報或い
    は移動軌跡情報をサービス情報として前記所定エリア内
    通信手段から前記表示端末に送信させ、 前記表示端末は、 所定エリア内通信手段が前記ホスト局から受信したサー
    ビス情報を表示手段に表示させる制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯
    端末を用いた位置管理システム。
  8. 【請求項8】 前記表示端末において、 前記制御手段は、自己を識別する表示端末識別コードを
    前記所定エリア内通信手段から前記ホスト局に送信さ
    せ、 前記ホスト局において、 前記制御手段は、前記所定エリア内通信手段が前記表示
    端末から受信した表示端末識別コードに基づいて表示端
    末を識別することを特徴とする請求項7記載の携帯端末
    を用いた位置管理システム。
  9. 【請求項9】 前記表示端末は、携帯可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項7または8記載の携帯端末
    を用いた位置管理システム。
  10. 【請求項10】 前記表示端末は、所定エリア内におい
    て所定場所に設置されていることを特徴とする請求項7
    または8記載の携帯端末を用いた位置管理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003259420A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Yamaha Corp 自動車位置通信システム、カーナビゲーション装置及び携帯通信装置
JP2003288663A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Seiko Epson Corp 移動体誘導システム、移動体誘導方法、及び情報記録媒体
KR20040028041A (ko) * 2002-09-28 2004-04-03 주식회사 케이티 예상 대기시간 추정 장치
KR100763176B1 (ko) 2005-03-09 2007-10-04 삼성전자주식회사 놀이 기구의 이용 순서를 제공하는 장치 및 방법
JP2018109969A (ja) * 2016-12-29 2018-07-12 スキーデータ・アクチエンゲゼルシャフトSkidata Ag スキー場、見本市、遊園地または競技場内の複数の施設の収容力を利用する方法

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