JP2001148094A - 移動体通信装置の移動情報収集システムおよび交通情報収集システム - Google Patents

移動体通信装置の移動情報収集システムおよび交通情報収集システム

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JP2001148094A
JP2001148094A JP32817799A JP32817799A JP2001148094A JP 2001148094 A JP2001148094 A JP 2001148094A JP 32817799 A JP32817799 A JP 32817799A JP 32817799 A JP32817799 A JP 32817799A JP 2001148094 A JP2001148094 A JP 2001148094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路や交差点などに専用の設備を設けること
なく、交通状態の把握をすることができるようにする。 【解決手段】 携帯電話機2は、GPS衛星6からの測
位電波信号を受けて位置を検出する位置検出部を備え、
検出した位置を基地局3を通じて送信する。交通情報セ
ンター5では、受信した位置検出データが道路上に位置
するかを判断し、前回の位置検出データを利用してその
移動速度を算出し、道路毎に進行方向別に収集する。道
路別の移動速度のデータのうちの上位10%のデータが
各種の判定レベルを超えるか否かで交通状況を推定す
る。速く走る車両が存在すれば、その道路は良好に流れ
ていることを推定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出機能を備
えた移動体通信装置と基地局を通じて送受信を行なうよ
うにした移動体通信装置の移動情報収集システムおよび
交通情報収集システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば、交通情
報収集システムとしては、交差点や道路際に車両検知器
を配置し、車両検知器を通過する車両を検知したり、あ
るいはその車速を検知してその検知情報を情報収集局に
送り、情報収集局において、送られた車両検知情報に基
づいて各道路の交通量や渋滞度などを認識するようにし
たものがある。また、交差点や道路際にテレビカメラな
どを配置して、この映像情報をリアルタイムで判断する
ことにより道路の交通状況を把握するようにした技術も
採用されている。
【0003】このようにして認識された交通情報を、道
路際などに設ける表示装置により道路交通情報として通
行する車両に案内することで、その道路を通行する場合
にかかる所要時間をあるい程度推定することができる
し、あるいは、渋滞の発生が予想されている場合には、
早い時点で経路を変更することができ、渋滞に巻き込ま
れないようにして迅速に目的地に到着することができる
ようになる。
【0004】また、特開平10−307993号公報に
は、道路を通行する車両側から直接情報を提供するシス
テムが考えられている。すなわち、自動車に設ける車載
ユニットに携帯電話機を接続することで、自車の走行状
態として速度、車種、カーナビを通じた位置情報を携帯
電話機を通じて基地局に送信するもので、基地局を通じ
て車両の情報を収集するようにした構成である。
【0005】しかしながら、上述したような従来構成の
ものでは、例えば、前者の構成では、十分な交通情報を
収集するためには、検知対象となる多数の交差点や道路
際に車両検知器やテレビカメラを配置する必要があり、
その設備に要する費用や維持費などが多大になり、さら
には、環境の違いや多種類に渡る車両によって交通量の
判断に大きな誤差を生じてしまう場合もある。
【0006】また、後者のものにおいては、上記したよ
うな不具合は解消されつつあるものの、車載ユニットを
必須要件としており、携帯電話機を所持するだけでは交
通情報を収集することができず、さらには、交通情報を
送信するためには携帯電話機を車載ユニットに接続する
ことが必要であるから、使用者にとっては情報を提供す
るための接続作業になる場合もあるので、運転の度に煩
わしい作業を行なわねばならないということになる。
【0007】また、従来においては、このように携帯電
話機などの移動体通信装置を所持して移動している人や
移動体の位置などを統括的に認識してこれを移動体通信
装置の分布情報あるいは移動情報などの情報として利用
することは行なわれておらず、これを利用した活用が望
まれていた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、特別な設備を設けることなく移動体通
信装置を携帯している人や移動体の分布情報や移動情報
を検出することができる移動体通信装置の移動情報収集
システムを提供すると共に、例えば、道路や交差点など
に設備を設ける必要がなく、且つ、道路を通行する者が
車両の通信機器に接続する煩わしさも解消することがで
き、携帯電話機を所持しているだけで自動的に交通情報
を提供することができ、これによって、情報収集局側で
簡単且つ確実に交通情報を収集することができる交通情
報収集システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、移動体通信装置は、位置検出手段により測位用衛星
からの信号を受信して現在位置を検出して、これを基地
局を通じて送信する。移動情報収集装置は、移動状態算
出手段により、受信した位置検出データと前回の位置検
出データとに基づいて移動速度および移動方向を算出
し、移動情報収集手段により、この結果を対象としてい
る領域毎に分けてその領域に位置する移動体通信装置の
個数および移動速度データならびに移動方向データとし
て収集し、この収集したデータから移動体通信装置の分
布情報および移動情報として得ることができるようにな
る。
【0010】これにより、移動情報収集装置側におい
て、移動体通信装置を所有している人あるいは移動体の
分布状態あるいは移動状態を知ることができ、移動体通
信装置を所持する人あるいは搭載した移動体が増えるほ
ど、その分布状態や移動状態の情報は実際の分布状態や
移動状態を正確に反映することになり、的確な情報とし
て認識することができるようになる。また、移動体通信
装置を所持する人や搭載する移動体の数が多くない場合
でも、その分布状態や移動状態の情報に基づいて特徴的
な状況を把握したり、傾向を推定するなどの情報利用に
供することができるようになる。
【0011】上述の場合に、移動体通信装置を所持する
人の移動に関して、特定の場所や施設あるいは道路など
の移動状況を推定することができる。たとえば、人が多
く集まる施設や集会あるいは通路などの人数を推定する
ことや、あるいは駅のラッシュアワーなどの混雑状態を
推定したり、移動する人の移動方向を予測したりするな
どの移動情報として得ることができる。
【0012】また、移動体通信装置が車両などの移動体
と共に移動する場合には、その移動情報に基づいて交通
情報を得たり電車などの進行状態を判定するなどの利用
にも供することができるようになる。これにより、渋滞
の発生を推定したり、事故などの発生で車両の移動が停
止したりする状況を推定するといったことにも利用する
ことがきるようになる。
【0013】請求項2の発明によれば、移動体通信装置
は、位置検出手段により測位用衛星からの信号を受信し
て現在位置を検出した後、移動状態算出手段によりこの
位置検出手段により検出された位置検出データおよび前
回の位置検出データとに基づいて移動速度および移動方
向を算出し、その結果を基地局を通じて送信するように
なる。移動情報収集装置は、移動体通信装置からの位置
検出データおよび移動速度データならびに移動方向デー
タに基づいて、対象としている領域毎に分けてその領域
に位置する移動体通信装置の個数,移動速度データ,移
動方向データを収集し、移動体通信装置の分布情報およ
び移動情報を得るようになる。
【0014】これにより、請求項1と同様の情報利用を
することができるようになる。なお、この場合において
は、移動体通信装置の移動速度および移動方向データ
は、移動体通信装置側のそれぞれにおいて算出されるの
で移動情報収集装置側においては、各移動体通信装置別
に算出する必要がなくなり、迅速且つ簡単に移動情報を
収集することができるようになる。
【0015】請求項3の発明によれば、移動体通信装置
は、位置検出手段により測位用衛星からの信号を受信し
て現在位置を検出して、これを基地局を通じて送信す
る。交通情報収集装置は、判断手段により、受信した位
置検出データを地図データと比較して道路上に位置する
か否かを判断し、道路上に位置することが判断される
と、移動状態算出手段は、その受信した位置検出データ
と前回の位置検出データとに基づいて移動速度および移
動方向を算出し、交通情報収集手段により、対象として
いる道路毎に分けてその道路上に位置する前記移動体通
信装置の個数および移動速度データならびに移動方向デ
ータを収集するようになる。
【0016】これにより、交通情報収集装置において
は、道路上に位置している移動体通信装置の移動速度お
よび移動方向を交通状態を認識しようとする対象の道路
毎に把握することができるようになり、これをもって対
象道路を走行する車両の移動情報を推定することができ
るようになる。この場合、携帯電話などの移動体通信装
置の普及率が高くなるほど移動情報が正確になると考え
られるが、普及率が低い場合でも、得られた特徴的な移
動情報からその道路に関する交通状態をある程度推定す
ることができるので、迅速な交通情報を得て交通渋滞な
どの回避をするように誘導するなどの措置を講ずること
ができるようになる。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の構成のうち、交通情報収集装置側に設けていた判断手
段を移動体通信装置側に設ける構成としているので、上
述と同様の作用効果が得られると共に、交通情報収集装
置側において道路上に位置するか否かの処理を実行する
必要がなくなり、その分だけデータ処理に要する時間や
手間を軽減することができるようになり、他のデータ処
理に活用することもできるようになる。また、移動体通
信装置側においては、交通情報として不必要なデータま
で常に送信する必要がないので、基地局との通信を必要
な場合にのみ利用することで消費電力の低減や通信回線
の効率的な利用をすることができるようになる。
【0018】請求項5の発明によれば、請求項3の発明
の構成のうち、交通情報収集装置側に設けていた判断手
段および移動状態算出手段を移動体通信装置側に設ける
構成としているので、請求項4の構成に比べて、さらに
交通情報収集装置側におけるデータ処理量を軽減するこ
とができるようになり、その分だけ他のデータ処理を迅
速に実行することができるようになり、移動体通信装置
側においても、交通情報として必要なデータのみを送信
することで効率的な通信を行なうことができるようにな
る。
【0019】請求項6の発明によれば、上記請求項3な
いし5の発明において、交通情報収集装置に推定手段を
設け、この推定手段により、移動体通信装置の分布情報
および移動情報とに基づいて、対象道路毎に移動速度が
大きい方から所定割合に相当する個数のデータを抽出し
てその抽出個数と移動速度の大きさとからその対象道路
の交通の流れ状態を推定するので、このようにサンプル
として抽出したデータを利用してその移動状態の特徴を
推定して全体の交通状態を推定することができるように
なる。
【0020】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
において、交通情報収集装置の推定手段により、抽出し
たデータの中にその道路における制限速度に相当する移
動速度のものが含まれる場合にその道路の交通状態は良
好であると推定するようにしたので、少なくとも、渋滞
状態では存在しえない速度で移動している移動体通信装
置が存在することで、その道路のその移動方向について
は良好な交通状態であることを迅速且つ正確に推定する
ことができ、有用な交通情報として利用することができ
るようになる。
【0021】請求項8の発明によれば、請求項6および
7の発明において、交通情報収集装置の推定手段によ
り、抽出したデータの中に車両が停滞していると想定さ
れる速度の移動体通信装置が多数含まれる場合にその道
路の交通状態は渋滞であると推定するようにしたので、
抽出したデータが移動速度の大きい方からサンプリング
していることから考えて、少なくとも、良好な交通状態
では制限速度に相当する移動速度のものが含まれると推
定されるにもかかわらず多数の移動体通信装置が停滞し
ていると想定される速度で移動していることで渋滞状態
の可能性が高いとして推定することができるようにな
る。
【0022】請求項9の発明によれば、請求項6ないし
8の発明において、交通情報収集装置の推定手段によ
り、抽出したデータがすべて停止状態を示す移動速度で
ある場合にその道路の交通状態に何らかの異常が発生し
ていることを推定するようにしたので、少なくとも、事
故などが発生してその道路の車両の通行を不能とする要
因が発生している状況を推定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を交通情報収集シス
テムに適用した場合の一実施形態について図面を参照し
ながら説明する。図1は本交通情報収集システムの全体
構成を概略的に示すもので、次のように構成される。移
動体としての車両である自動車1は、図示のように複数
台たとえば6台の自動車1a〜1gとして存在している
場合について考える。自動車1a〜1fは乗用車であ
り、自動車1gはバスなどの多数の人が乗車可能な車両
である。
【0024】移動体通信装置としての携帯電話機2は、
各自動車1a〜1gに乗車している人が携帯しており、
自動車1a〜1fには各1台の携帯電話機2a〜2fが
存在し、自動車1gには3台の携帯電話機2g〜2iが
存在している。各携帯電話機2a〜2iは、基地局3a
〜3cなどの各通信エリア内に位置するときにその基地
局3a〜3cを通じてPDC通信網4に接続可能となっ
ている。PDC通信網4からは、図示しない公衆通信網
への接続可能となっている。
【0025】交通情報収集装置としての交通情報センタ
ー5はPDC通信網4に接続されており、携帯電話機2
a〜2iなど多数の携帯電話機2からの位置検出データ
を受信回路5aを介して取得し、制御装置5bにおいて
後述するようにして交通情報として得ると共に道路毎の
交通状態を推定するようになっている。また、制御装置
5bには、交通情報を記憶すると共に地図データが記憶
されているデータ記憶部5cが接続されると共に、得ら
れた交通情報を外部に伝達するための交通情報発信局5
dが付設されている。また、携帯電話機2a〜2iは、
後述するように、測位用衛星としての多数のGPS衛星
6a,6b,…からの測位電波信号を受信してその現在
位置を算出するように構成されている。
【0026】図2は、携帯電話機2(2a〜2i)の電
気的構成を示す機能ブロック図である。この図2におい
て、制御回路7は、マイクロコンピュータ等を主体とし
て構成されるもので、後述する位置検出プログラムを実
行すると共に通常の通話機能の制御を行なうものであ
る。
【0027】キー操作部8は、図示しない本体の前面部
に設けられるもので、通話開始キー、通話終了キー、テ
ンキー、アスタリスクキー、シャープキー、ファンクシ
ョンキー、マナーキー、ドライブモード設定キーなど各
種のキーから構成されており、その操作信号は制御回路
7に入力されるようになっている。
【0028】位置検出手段としての位置検出部9は、ア
ンテナ9aを介して受信するGPS衛星6a,6b,…
からの複数のGPS信号(測位電波信号)に基づいて演
算処理を実行して受信位置のデータを作成し制御回路7
に出力する。受信位置のデータは、例えば、緯度、経
度、高度などを示すデータで構成されている。
【0029】音声処理部10は、制御回路7によって制
御されるもので、マイク11から入力される音声信号を
A/D変換すると共に、スピーカ12に対してD/A変
換した音声信号を出力する。音声処理部10は、マイク
11から音声信号を受けてA/D変換してデータ変換部
13に出力し、データ変換部13において復調された音
声信号をD/A変換してスピーカ12に対して出力す
る。このスピーカ12は着信音等のリンガー音も出力す
るように構成されている。
【0030】データ変換部13は、音声処理部10から
の音声信号を、例えばπ/4シフトDQPSK(Differ
ential Quadrature Shift Keying)信号に変換する。こ
の変換(デジタル変調)された信号は、送受信部14に
おいて例えば800MHz帯の搬送波信号によって直交
変調され、アンテナ15から電波信号として外部に送信
されるようになっている。また、送受信部14は、アン
テナ15を介して電波信号を受信し、その受信信号をデ
ータ変換部13において復調して音声処理部10に与え
るようになっている。
【0031】記憶部16は、RAM、ROM、EEPR
OMなどから構成されている。制御回路7は必要に応じ
てこの記憶部16に対してデータの書き込みや読出しを
行なうように構成されている。この記憶部16にはあら
かじめ所定領域に対応した地図データが記憶されてい
る。
【0032】ディスプレイ17は、制御回路7から与え
られる種々の表示データを表示するものである。駆動部
18は、バイブレータ19を振動動作させるもので、制
御回路7からの駆動信号に応じて動作する。バイブレー
タ19は、例えば着信時に駆動され、その振動動作によ
り図示しない筐体が振動され、使用者に振動を伝えて着
信を知らせるものである。リンガー音を同時に発生させ
る使用形態と、リンガー音に代えて振動動作のみを行な
う使用形態とが設定可能になっている。
【0033】次に本実施形態の作用について図3ないし
図7も参照して説明する。携帯電話機2は、制御回路7
により、所定時間毎に図3に示す位置検出プログラムを
実行して位置検出部9による位置検出動作を行なわせる
と共にその検出位置データの送信処理を行なう。制御回
路7は、プログラムを開始すると、まず、位置検出部9
によりアンテナ9aを介してGPS衛星6a,6b,…
からのGPS信号を受信させ(ステップS1)、その受
信信号に基づいて現在位置を算出させる(ステップS
2)。
【0034】制御回路7は、この位置検出部9により算
出された現在位置の位置検出データを送受信部14を介
してアンテナ15から送信する(ステップS3)。この
ような位置検出動作を定期的に繰り返し実行することで
交通情報センター5側に自己の存在する位置の位置検出
データを逐次送信してその移動情報を得るようにしてい
る。
【0035】次に、交通情報センター5においては、制
御装置5bにより、図4および図5に示すプログラムの
フローチャートにしたがって移動状態の算出および交通
状態の推定処理を行なっている。まず、図4において、
通信エリア内に存在する携帯電話機2から位置検出デー
タの送信があると、制御装置5bにおいては、受信回路
5aを介して位置検出データを受信し(ステップP
1)、その位置検出データが示す位置が道路上に位置し
ているか否かを判断する(ステップP2)。
【0036】この場合、制御装置5bは、データ記憶部
5cに記憶している地図データを読出して、位置検出デ
ータの示す位置が地図上での道路上の位置に対応してい
るか否かを判断する。これにより、その携帯電話機2が
道路上に存在しているか否かを判断する。なお、道路上
に存在していない場合には次の位置検出データが受信さ
れるのを待機するべくステップP1に戻るようになる。
【0037】また、道路上に位置することが判断された
場合でも、その携帯電話機2が初めて位置検出データを
送信した場合には、前回の位置検出データは存在してい
ないので、移動速度を算出することができないため、受
信した位置検出データを記憶するにとどめて、次の位置
検出データを受信すべくステップP1に戻るようにな
る。
【0038】そして、2回目以降の位置検出データの受
信であった場合には、制御装置5bは、それらの位置検
出データに基づいて移動速度および移動方向を算出する
ようになる(ステップP3)。この場合、前回の位置検
出データの受信時刻と今回の位置検出データの受信時刻
との差から両者の間の移動時間が得られるので、その間
の移動量から移動速度を求めることができる。また、そ
の位置検出データの変位した方向から移動方向も求める
ことができるようになる。これにより、携帯電話機2が
移動した道路の移動方向と移動速度を検出することがで
きる。
【0039】次に、制御装置5bは、算出された移動方
向データおよび移動速度データを受信した位置検出デー
タおよびその携帯電話機2のIDと共に対応する道路別
にデータ記憶部5cに記憶し(ステップP5)、このプ
ログラムを終了する。このようにして、多数の携帯電話
機2から送信される位置検出データに基づいてそれぞれ
の移動速度および移動方向を求めてそのデータを蓄積す
ることにより、交通状態を推定しようとする道路毎の交
通情報を得ることができるようになる。
【0040】図5は、このようにして収集された交通情
報に基づいて道路毎の交通状態を推定する推定プログラ
ムを示すものである。すなわち、制御装置5bは、ま
ず、推定しようとする対象道路上に位置する多数の携帯
電話機2のうちで、同一方向に移動しているものの移動
速度のデータを読み出し、それらの移動速度データのう
ちの大きい方から所定割合たとえば10%の分のデータ
を抽出する(ステップQ1)。
【0041】次に、抽出した移動速度のデータを種々の
判定レベルと比較することで交通状態を判定するが、こ
の場合における判定レベルは、対象となる道路の制限速
度によって異なるので、ここでは、たとえば制限速度が
50km/hの道路の場合を例にとって説明する。い
ま、検出した移動速度のデータの分布が、例えば図6
(a),(b),(c)に示すような3つの分布を呈し
ている場合を例にとると、その大きい方から10%のデ
ータは図中斜線で示す部分が対象となる。
【0042】制御装置5bは、まず、抽出した移動速度
のデータを第1の判定レベルである速度のレベルA(た
とえば40km/h)とを比較してこれ以上の速度のデ
ータが存在するか否かを判断し(ステップQ2)、図6
(a)のような分布の場合では存在する場合に相当する
ので、そのときの交通状態は制限速度近傍で流れている
車両が存在することから、レベルAつまり良好なである
と推定して(ステップQ3)リターンする。
【0043】また、抽出した移動速度のデータの中にレ
ベルA以上のものがない場合には(ステップQ2)、次
に、第2の判定レベルである速度のレベルB(たとえば
25km/h)と比較してこれ以上の速度のデータが存
在するか否かを判断し(ステップQ4)、図6(b)の
ような分布の場合では存在する場合に相当するので、そ
のときの交通状態はレベルBつまり制限速度よりも低い
が停滞してはいない程度であると推定して(ステップQ
5)リターンする。
【0044】さらに、抽出した移動速度のデータの中に
レベルB以上のものもない場合には(ステップQ4)、
第3の判定レベルである速度のレベルC(たとえば10
km/h)と比較してこれ以上の速度のデータが存在す
るか否かを判断し(ステップQ6)、図6(c)のよう
な分布の場合では存在する場合に相当するので、そのと
きの交通状態はレベルCつまり動いてはいるが非常に低
速度である程度であるいわゆる「渋滞」の状態であると
推定して(ステップQ7)リターンする。
【0045】また、抽出した移動速度のデータの中にレ
ベルC以上のものがない場合には(ステップQ6)、そ
のときの交通状態はレベルDつまりほとんどの車両が停
止している状態で、何らかの事故あるいは異常の発生に
より車両の動きが全く停止してしまったような状態であ
るとして推定して(ステップQ8)リターンする。
【0046】次に、図7を参照して上述の判定を行なう
場合の具体的事例について簡単に説明する。図7は、交
差点RXを中心として東西に走る道路Ra,Rbと南北
に走る道路Rc,Rdとを示しており、この状況では、
道路Raの東行きの路線RaEが渋滞している場合を例
にとっている。このことから、交差点RXからこの道路
Raの東行きの路線RaEに入ろうとする自動車が存在
する道路Rb,Rc,Rdの各路線RbE,RcN,R
dSについてもやや渋滞が発生している。逆に、道路R
aの西行きの路線RaWは渋滞の発生がないので、信号
待ちの場合を除いてスムーズに流れており、同様に道路
Rb,Rc,Rdの各路線RbW,RcS,RdNにつ
いても渋滞の発生はない状態である。
【0047】上述のような状況において、交通情報セン
ター5の制御装置5bは、各道路Ra〜Rdを走行する
自動車の運転者が携帯している携帯電話機2から位置検
出データを受信すると、前述した図4に示すプログラム
にしたがってデータ処理を行なうことで各道路Ra〜R
dの走行方向別にそれぞれの携帯電話機2の移動速度の
データを得るようになる。
【0048】次に、これに基づいて、制御装置5bは、
図5に示すプログラムにしたがってデータ処理を行なう
ことで、各道路Ra〜Rdの走行方向別の交通状態を判
定する。例えば、上述の交通状況から、抽出される移動
速度のデータは、道路Raの東行きの路線RaEでは図
6(c)に示すような分布となることが予想されるの
で、この路線RaEはレベルCの渋滞状態であることが
推定される。また、道路Raの西行きの路線RaWでは
図6(a)に示すような分布となることが予想されるの
で、この路線RaWはレベルAの良好な状態であること
が推定される。
【0049】同様にして、道路Rbの東行きの路線Rb
E,道路Rcの北行きの路線RcN,道路Rdの南行き
の路線RdSでは、図6(b)に示すような分布となる
ことが予想されるので、これらの路線RbE,RcN,
RdSはレベルBのやや渋滞している状態であることが
推定される。また、道路Rbの西行きの路線RbW,道
路Rcの南行きの路線RcS,道路Rdの北行きの路線
RdNでは、図6(a)に示すような分布となることが
予想されるので、これらの路線RbW,RcS,RdN
はレベルAの良好な状態であることが推定されるように
なる。
【0050】なお、上述のようにして得られた交通状態
の推定情報については、交通情報センター5側におい
て、例えば、VICSシステムを利用して車両の運転者
側にフィードバックすることができるし、道路の適宜の
場所の設けた表示装置によって表示させることや、ある
いはラジオなどの通信媒体を通じてフィードバックする
ことができる。また、交通情報センター側において、各
道路で発生する渋滞を回避をすべく種々の解析データに
用いることもできるし、あるいは渋滞回避をするための
誘導情報として利用することもできる。
【0051】このような本実施形態によれば、携帯電話
機2が備える位置検出部9の機能を利用して、交通情報
センター5において、基地局3を介してこれらから位置
検出データを受信して道路上に位置する携帯電話機2を
特定してその移動速度を算出し、これによって判定対象
の道路の進行方向毎に移動速度のデータを収集するよう
にしたので、各道路毎に特別な設備を設けることなく、
このような携帯電話機2が普及することに伴ってインフ
ラ設備を特に設けることなく、その道路毎の車両の交通
状態を簡便な方法で推定することができるようになる。
【0052】また、本実施形態によれば、収集した移動
速度のデータに基づいてその移動速度が大きい方から例
えば10%のものを抽出してこれらのデータからレベル
の判定をして交通状態を推定するようにしたので、少な
くともレベルA〜Cなどの移動速度で移動する車両が存
在することを認識することをもって、確からしい推定を
行なうことができるようになる。また、このように推定
を行なうことで、完全に道路上を走行する車両と1対1
に対応しない場合でも、簡便に交通状況を把握すること
ができるし、携帯電話機2の普及と共にこのような交通
状況の把握をより確実なものとすることができるように
なる。
【0053】本発明は、上記実施形態にのみ限定される
ものではなく、次のように変形また拡張できる。位置検
出データが道路上に位置するか否かをもってその携帯電
話機2が移動体である車両と共に移動する判断をするよ
うにしているが、より正確を期するために、前回の位置
検出データと比較して道路上を移動していることを判断
することをもって車両であることを特定するようにして
もよい。
【0054】抽出した移動速度のデータをレベルA〜C
と比較して交通状態を判断するようにしているが、その
ときのデータの個数も交通状態の判断要素として利用す
ることができる。例えば、携帯電話機の普及率を考慮し
ておおよその交通量も推定することができるし、移動速
度が遅く車両が停滞していると判断される場合でも、交
通量が少ない場合には渋滞ではないと判断するなどの実
情に則した判断要素を考慮することができる。
【0055】上記実施形態においては、交通情報センタ
ー5をPDC通信網4に接続するように構成している
が、このPDC通信網4に接続される公衆通信網を介し
て接続する構成とすることもできる。
【0056】また、上記した実施形態では、バスなどの
車両に多数の人が乗車している場合に、各人が携帯電話
機2を所持しているときには、車両の台数を多く判断し
てしまうことも考えられる。しかし、このような点に関
しては、将来的に適用が予想される「Bluetooth 」とい
う技術を用いることで、携帯電話機2間で相互通信を行
なうことによりバスに同乗していることを把握して代表
となるものが位置検出データを送信するといったことも
行なえるようになるので、正確な情報を得られるように
なることは確実である。
【0057】この「Bluetooth 」と呼ばれる技術は、
2.45GHzで半径10mいないの通信端末間で相互
通信が可能となるもので、これによって同乗している携
帯電話機間で同一速度で移動していることを認識して代
表となる1台により位置検出データを送信することで車
両の台数を正確に把握することができるようになる。
【0058】また、将来的には、携帯電話機から各車両
に搭載されている車載ユニットを通じて位置検出データ
を送信することで、自動車に乗って移動していることを
認識させるようにすることもできる。
【0059】さらには、携帯電話機にあらかじめ車両情
報なども登録しておくことで、これを位置データ(速度
データ)と共に送信すれば、さらに詳細な交通情報を提
供することができるようになる。このとき、他人の自動
車に乗るときには「bluetooth 」の技術を利用して的確
な情報を提供できるようにすることができる。
【0060】また、上記実施形態では、車両の移動を対
象としているが、携帯電話機2を所持するのが人である
ことから、人の移動状態を判断することに利用すること
もできる。例えば、行事や集会などの人出の数や移動の
状況を把握したり、駅のラッシュアワーの混雑度や電車
と共に移動する人の流れなどを把握することもできる
し、特定の施設内での人の移動状態を判断することなど
にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成の概略図
【図2】携帯電話機の電気的なブロック構成図
【図3】携帯電話機の位置検出プログラムのフローチャ
ート
【図4】移動状態算出プログラムのフローチャート
【図5】交通状態の推定プログラムのフローチャート
【図6】交通状態を推定する場合の度数分布のパターン
【図7】渋滞が発生している交差点近傍の状態を事例と
して示す作用説明図
【符号の説明】
1,1a〜1gは自動車(移動体)、2,2a〜2iは
携帯電話機(移動体通信装置)、3a〜3cは基地局、
4はPDC通信網、5は交通情報センター(交通情報収
集装置)、5aは受信回路、5bは制御装置(判断手
段、移動状態算出手段、交通情報収集手段)、5cはデ
ータ記憶部、5dは交通情報発信局、6はGPS衛星
(測位用衛星)、7は制御回路、9は位置検出部(位置
検出手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 A H04M 1/725 106A 109M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を通じて送受信を行なうように構
    成され、測位用衛星からの信号を受信して現在位置を検
    出する位置検出手段を備えた移動体通信装置と、 前記移動体通信装置から前記基地局を通じて送信される
    位置検出データを受信してこの位置検出データと前回の
    位置検出データとに基づいて移動速度および移動方向を
    算出する移動状態算出手段と、対象としている領域毎に
    分けてその領域に位置する前記移動体通信装置の個数お
    よび移動速度データならびに移動方向データを収集する
    移動情報収集手段とからなる移動情報収集装置とを備え
    たことを特徴とする移動体通信装置の移動情報収集シス
    テム。
  2. 【請求項2】 基地局を通じて送受信を行なうように構
    成され、測位用衛星からの信号を受信して現在位置を検
    出する位置検出手段と、この位置検出手段により検出さ
    れた位置検出データおよび前回の位置検出データとに基
    づいて移動速度および移動方向を算出する移動状態算出
    手段とを有する移動体通信装置と、 前記移動体通信装置から前記基地局を通じて送信される
    位置検出データおよび移動速度データならびに移動方向
    データに基づいて対象としている領域毎に分けてその領
    域に位置する前記移動体通信装置の個数および移動速度
    データならびに移動方向データを収集する移動情報収集
    手段とを有する移動情報収集装置とを備えたことを特徴
    とする移動体通信装置の移動情報収集システム。
  3. 【請求項3】 基地局を通じて送受信を行なうように構
    成され、測位用衛星からの信号を受信して現在位置を検
    出する位置検出手段を有する移動体通信装置と、 この移動体通信装置から前記基地局を通じて送信される
    位置検出データを受信して地図データと比較することに
    より道路上に位置するか否かを判断する判断手段と、こ
    の判断手段により道路上に位置することが判断された場
    合に受信した位置検出データと前回の位置検出データと
    に基づいて移動速度および移動方向を算出する移動状態
    算出手段と、対象としている道路毎に分けてその道路上
    に位置する前記移動体通信装置の個数および移動速度デ
    ータならびに移動方向データを収集してその道路の交通
    情報を得る交通情報収集手段とを有する交通情報収集装
    置とを備えたことを特徴とする交通情報収集システム。
  4. 【請求項4】 基地局を通じて送受信を行なうように構
    成され、測位用衛星からの信号を受信して現在位置を検
    出する位置検出手段と、検出された位置検出データを地
    図データと比較することにより道路上に位置する場合に
    その位置検出データを送信する判断手段とを有する移動
    体通信装置と、 この移動体通信装置から前記基地局を通じて送信される
    位置検出データを受信してその位置検出データと前回の
    位置検出データとに基づいて移動速度および移動方向を
    算出する移動状態算出手段と、対象としている道路毎に
    分けてその道路上に位置する前記移動体通信装置の個数
    および移動速度データならびに移動方向データを収集し
    てその道路の交通情報を得る交通情報収集手段とを有す
    る交通情報収集装置とを備えたことを特徴とする交通情
    報収集システム。
  5. 【請求項5】 基地局を通じて送受信を行なうように構
    成され、測位用衛星からの信号を受信して現在位置を検
    出する位置検出手段と、検出された位置検出データを地
    図データと比較することにより道路上に位置するか否か
    を判断する判断手段と、この判断手段により道路上に位
    置することが判断された場合に受信した位置検出データ
    と前回の位置検出データとに基づいて移動速度および移
    動方向を算出する移動状態算出手段とを有する移動体通
    信装置と、 この移動体通信装置から前記基地局を通じて送信される
    位置検出データおよび移動速度データならびに移動方向
    データに基づいて、対象としている道路毎に分けてその
    道路上に位置する前記移動体通信装置の個数および移動
    速度データならびに移動方向データを収集してその道路
    の交通情報を得る交通情報収集手段を有する交通情報収
    集装置とを備えたことを特徴とする交通情報収集システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の交
    通情報収集システムにおいて、 前記交通情報収集装置は、前記移動体通信装置の分布情
    報および移動情報とに基づいて、前記対象道路毎に移動
    速度が大きい方から所定割合に相当する個数のデータを
    抽出してその抽出個数と移動速度の大きさとからその対
    象道路の交通の流れ状態を推定する推定手段を備えた構
    成とされていることを特徴とする交通情報収集システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の交通情報収集システム
    において、 前記交通情報収集装置の推定手段は、前記抽出したデー
    タの中にその道路における制限速度に相当する移動速度
    のものが含まれる場合にその道路の交通状態は良好であ
    ると推定することを特徴とする交通情報収集システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の交通情報収集
    システムにおいて、 前記交通情報収集装置の推定手段は、前記抽出したデー
    タの中に車両が停滞していると想定される速度の移動体
    通信装置が多数含まれる場合にその道路の交通状態は渋
    滞であると推定することを特徴とする交通情報収集シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれかに記載の交
    通情報収集システムにおいて、 前記交通情報収集装置の推定手段は、前記抽出したデー
    タがすべて停止状態を示す移動速度である場合にその道
    路の交通状態に何らかの異常が発生していることを推定
    することを特徴とする交通情報収集システム。
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