JP2003279984A - 液晶パネル用バックライト接続構造 - Google Patents

液晶パネル用バックライト接続構造

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JP2003279984A
JP2003279984A JP2002084729A JP2002084729A JP2003279984A JP 2003279984 A JP2003279984 A JP 2003279984A JP 2002084729 A JP2002084729 A JP 2002084729A JP 2002084729 A JP2002084729 A JP 2002084729A JP 2003279984 A JP2003279984 A JP 2003279984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくし、接続作業、バックライ
ト交換・接続作業を短時間かつ容易にして、作業性、経
済性、対環境性の向上をはかる。 【解決手段】 バックライト電極保持部110 及びケーブ
ル芯線保持部120 を備えたバックライト・ケーブル保持
基台100 を設ける。スリット211 を挟んで二股状に突出
するバックライト電極用コンタクト210 及びスリット22
1 を挟んで二股状に突出するケーブル芯線用コンタクト
220 と、これらを接続する接続板部230 とを備えたバッ
クライト・ケーブル間接続導体200 を設ける。バックラ
イト・ケーブル間接続導体200 を保持してバックライト
・ケーブル保持基台100 と嵌合し、2つのスリット211,
221 にバックライトの電極532 及びケーブルの芯線541
を押し込んでこれらの間を電気的に接続する嵌合・接続
ボックス300 を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネル用バック
ライト接続構造に関し、特に液晶ディスプレイにおけ
る、液晶パネル照射用のバックライトに対する電力供給
線等を接続する、液晶パネル用バックライト接続構造に
属する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、低消費電力、薄型
軽量、フラット構造などの特徴を有しているため、その
普及が著しい勢いで進んでいる。この液晶ディスプレイ
には、液晶パネルを照射するためのバックライトが必要
であり、このバックライトに対し、高電圧の電力を供給
しなければならない。
【0003】この液晶パネル用バックライトの受電用の
電極には、蛍光を放射するガラス管(以下、蛍光管とい
う)の、端の部分の周囲を取り囲むように配置された口
金状のものや、蛍光管の端面から棒状に突出する構造の
もの、これら両者を併合させた構造のものなど、様々な
構造のものがある。
【0004】口金状の電極を有するバックライトへの、
電極供給線の接続は、この口金状の電極を挟持するソケ
ット型が一般的であり(例えば、特許第3118699
号公報参照)、このソケットにより、バックライトへの
電力供給線の接続と同時に、このバックライトの保持
と、液晶パネルに対するバックライトの位置決めを行っ
ていた。この場合のソケットは、バックライトの蛍光管
の端部分を挟持するため、ソケットそのものが大型化し
てしまい、液晶ディスプレイ全体が大型となる。
【0005】これに対し、蛍光管の端面から棒状に突出
する電極のバックライトを使用すると、電極が小さいた
め、液晶ディスプレイ全体を小型化することができる
が、この電極を単に挟持するタイプのソケットでは、電
極がソケットから抜け出し、バックライトが脱落してし
まう、という危険性がある。そこで、バックライトが脱
落しないようにした一例を図3に示す。
【0006】この図3には、液晶ディスプレイ500の
ディスプレイ・フレーム510における、バックライト
530及びケーブル540の配置、並びにその間の接続
構造が示されている。この例の液晶パネル用バックライ
ト接続構造は、その主構成として、バックライト取付板
520と、ケーブル固定具550と、接続部560と、
を有し、これらの詳細は次のとおりである。
【0007】バックライト取付板520は、バックライ
ト530の電極532を保持固定する電極保持部521
を備え、液晶パネルに対するバックライト530の位置
決めを行ってこれを固定する。また、ケーブル固定具5
50は、ケーブル540を、バックライト取付板520
に対し固定する。
【0008】接続部560は、ケーブル540の端末部
分に露出する芯線541に圧着接続された(圧着部56
2)圧着端子561を、半田付けによりバックライト5
30の電極532に接続して(半田付け部563)、そ
の上を、絶縁カバー564で覆う構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液晶パ
ネル用バックライト接続構造において、蛍光管531端
面から棒状に突出する電極532を有するバックライト
530を用いた場合、電極532が小さいので、液晶デ
ィスプレイ全体を小型化できる可能性はあるものの、こ
の電極532を単に挟持するタイプのソケットでは、こ
の電極532がソケットから抜け出してバックライト5
30が脱落してしまう、という危険性があり、図3に示
された例では、その接続部560が、圧着端子561を
用いてこれをケーブル540端末の芯線541に圧着
し、かつバックライト530の電極532に半田付け
し、その上を絶縁カバー564で覆う構造となってお
り、更に、バックライト530の電極532を、電極保
持部521で、ねじ止め固定すると同時に、ケーブル5
40も、ケーブル固定具550で固定する、という構造
となっているので、バックライト530が脱落する危険
性はなくなり、接続の信頼性は高いが、接続部560の
構造が複雑で、部品点数が多くかつ作業が煩雑になり、
しかも、この電極532にはジュメット線が用いられる
場合が多く、その表面の銅が酸化して半田付けが困難で
あり、作業時間が長くなる上、環境性も悪く、更に、バ
ックライト530の寿命などでこれを交換しなければな
らないときには、その交換作業が極めて困難で、しかも
接続部560の構成部品を新しくする必要があるため、
使用済みの部品は廃棄し、かつこれら部品の調達のため
の時間が必要となって、作業性、経済性、環境性が悪
い、という問題点があり、また更に、接続部560が、
バックライト530の電極532とケーブル540の芯
線541とを、その端面どうしで突き合せて圧着、半田
付け接続する構造であるため、そのスペースが大きくな
ってしまう、という問題点がある。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、部品点数が少なく、接続作業及びバックライト
交換時作業が短時間で容易な作業となり、バックライト
交換時の新たな接続用部品の調達もなく、作業性、経済
性が向上し、ジュメット線の電極に対する接続を含む全
体の接続信頼性が高く、かつ半田付け作業及び廃棄部品
を無くして環境性を高め、しかも接続構造全体のスペー
スを小さくすることができる、液晶パネル用バックライ
ト接続構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネル用バ
ックライト接続構造は、液晶ディスプレイにおける、液
晶パネル照明用のバックライトの電極に電力供給用のケ
ーブルを接続する、液晶パネル用バックライト接続構造
であって、次の各構成を有することを特徴とする。 (イ)前記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出
する電極部分を保持してこのバックライトを前記液晶パ
ネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、こ
のバックライト電極保持部に対し予め設定された位置に
配設され、前記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を
保持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で
形成されたバックライト・ケーブル保持基台 (ロ)スリットを挟んで二股状を成して予め定められた
長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記バッ
クライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コン
タクトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定めら
れた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記
ケーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コ
ンタクトと、このケーブル芯線用コンタクトと前記バッ
クライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状
の付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性
部材により一体形成された、バックライト・ケーブル間
接続導体 (ハ)前記バックライト・ケーブル間接続導体を保持し
て前記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、前記
バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極
用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケ
ーブル保持基台に保持されているバックライトの電極を
挟み込み、前記バックライト・ケーブル間接続導体のケ
ーブル芯線用コンタクトのスリット部分で、前記バック
ライト・ケーブル保持基台に保持されているケーブルの
芯線を挟み込んで、バックライト電極・ケーブル芯線間
を電気的に接続する、絶縁性部材による嵌合・接続ボッ
クス
【0012】また、前記バックライト・ケーブル保持基
台は、そのバックライト電極保持部が、バックライトの
電極の、先端部分と、蛍光管端面への付け根部分と、を
保持する2点保持構造となっており、この2点保持構造
の合間にあるバックライトの電極が前記バックライト・
ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトの
スリット部分に挟み込まれ、そのケーブル芯線保持部
が、ケーブル端末の露出した芯線の、先端部分と、被覆
境界側の部分と、を保持する2点保持構造となってお
り、この2点保持構造の合間にあるケーブル芯線が前記
バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コ
ンタクトのスリット部分に挟み込まれる構造である、構
成を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態は、液晶デ
ィスプレイにおける、液晶パネル照明用のバックライト
の電極に電力供給用のケーブルを接続する、液晶パネル
用バックライト接続構造であって、バックライト・ケー
ブル保持基台、バックライト・ケーブル間接続導体、及
び嵌合・接続ボックスを含んで構成され、これらの詳細
は次のとおりである。
【0014】まず、バックライト・ケーブル保持基台
は、上記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出す
る電極部分を保持してこのバックライトを上記液晶パネ
ルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、この
バックライト電極保持部に対し予め設定された位置に配
設され、上記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を保
持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で形
成される。
【0015】次にバックライト・ケーブル間接続導体
は、スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長
さ及び形状に形成され、そのスリット部分に上記バック
ライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コンタ
クトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定められ
た長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に上記ケ
ーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コン
タクトと、このケーブル芯線用コンタクトと上記バック
ライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状の
付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性部
材により一体形成される。
【0016】次に嵌合・接続ボックスは、上記バックラ
イト・ケーブル間接続導体を保持して上記バックライト
・ケーブル保持基台と嵌合し、上記バックライト・ケー
ブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリ
ット部分で、上記バックライト・ケーブル保持基台に保
持されているバックライトの電極を挟み込み、上記バッ
クライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタ
クトのスリット部分で、上記バックライト・ケーブル保
持基台に保持されているケーブルの芯線を挟み込んで、
バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接続す
る、絶縁性部材による、構造となっている。
【0017】このような構成、構造とすることにより、
部品点数は上記の3点のみと少なくなり、接続作業は、
バックライト・ケーブル間接続導体が保持されている嵌
合・接続ボックスを、バックライト及びケーブルが保持
されているバックライト・ケーブル保持基台と嵌合させ
る、というワンタッチ作業で済み、またバックライト交
換時作業も、これらの離脱、嵌合というワンタッチ作業
で済むので、その作業が極めて短時間かつ容易となり、
また、これら構成品はくり返し使用可能であるので、バ
ックライト交換時に新たな接続用部品を調達しなくて済
み、しかも半田付け作業もないので、作業性、経済性及
び環境性を向上させることができ、更に、バックライト
のジュメット線による電極が、バックライト・ケーブル
間接続導体の、バックライト電極用コンタクトのスリッ
ト部分に、またケーブルの芯線が、ケーブル芯線用コン
タクトのスリット部分に、挟み込まれて接続されるの
で、これら電極及び芯線表面の、銅酸化物が除去され、
接続信頼性を高めることができ、更にまた、バックライ
トの電極は、バックライトが液晶パネルに対し位置決め
された位置に配置され、ケーブルの芯線はその近傍の空
きスペースに配置されて、バックライト・ケーブル間接
続導体により、バックライトの電極部分とケーブルの芯
線部分とを直接、圧接するので、接続構造全体を小さく
することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の、分解状態、及
び嵌合、接続動作を示す斜視図、図2はその嵌合、接続
前の平面図、並びに嵌合、接続後の平面図及びA−A断
面側面図である。この実施例は、液晶ディスプレイにお
ける、ディスプレイ・フレーム510内に配置された液
晶パネル照明用のバックライト530の電極532に、
インバータ回路などからの、高電圧の電力供給用のケー
ブル540を接続する、液晶パネル用バックライト接続
構造であって、バックライト・ケーブル保持基台100
と、バックライト・ケーブル間接続導体200と、嵌合
・接続ボックス300と、を有して構成され、これらの
詳細は次のとおりとなっている。
【0019】バックライト・ケーブル保持基台100
は、バックライト530の、蛍光管531端面から棒状
に突出するジュメット線製の電極532部分を、その先
端部分及び蛍光管531との付け根部分で保持してバッ
クライト530を、液晶パネル(ディスプレイ・フレー
ム510の液晶パネル配置領域511に配置される)に
対し位置決めするバックライト電極保持部110と、こ
のバックライト電極保持部110に対し、バックライト
530の電極532と直交する部位の、ディスプレイ・
フレーム510上の空きスペース部分に配置され、ケー
ブル540の端末の、露出した芯線541部分を、その
先端部分と被覆付け根部分とで保持するケーブル芯線保
持部120と、固定用突起131を含み、嵌合・接続ボ
ックス300と嵌合してこれを固定する嵌合部130
と、を備え、絶縁性部材により形成されている。
【0020】バックライト・ケーブル間接続導体200
は、スリット211を挟んで二股状を成して予め定めら
れた長さでU字状に形成され、そのスリット211部分
にバックライト530の電極532が押し込まれるバッ
クライト電極用コンタクト210と、スリット221を
挟んで二股状を成して予め定められた長さでU字状に形
成され、そのスリット221部分にケーブル540の端
末の芯線541が押し込まれるケーブル芯線用コンタク
ト220と、このケーブル芯線用コンタクト220とバ
ックライト電極用コンタクト210との間を、それぞれ
の二股状の付け根側で接続する接続板部230と、を備
え、導電性弾性部材により一体形成された構造となって
いる。
【0021】嵌合・接続ボックス300は、固定用孔3
11を含む嵌合部310を備え、かつバックライト・ケ
ーブル間接続導体200を内側に保持してバックライト
・ケーブル保持基台と嵌合しこれに固定され、バックラ
イト・ケーブル間接続導体200のバックライト電極用
コンタクト210のスリット211部分で、バックライ
ト・ケーブル保持基台100に保持されているバックラ
イト530の電極532を挟み込み、また、バックライ
ト・ケーブル間接続導体200のケーブル芯線用コンタ
クト220のスリット221部分で、バックライト・ケ
ーブル保持基台100に保持されているケーブル540
の芯線541を挟み込んで、バックライト530の電極
532とケーブル540の芯線541との間を電気的に
接続する構造となっていて、絶縁性部材により形成され
ている。
【0022】この実施例においては、部品点数が、バッ
クライト・ケーブル保持基台100、バックライト・ケ
ーブル間接続導体200、及び嵌合・接続ボックス30
0の3点のみと少なくなっており、またバックライト5
30の電極532へのケーブル540の接続作業は、バ
ックライト・ケーブル間接続導体200を内部に保持し
た嵌合・接続ボックス300を、バックライト・ケーブ
ル保持基台100と嵌合させてこれに固定する、という
極めて単純、かつ短時間の、ワンタッチ作業で済む。
【0023】また、バックライト530交換時の作業
も、嵌合部130の固定用突起131と嵌合部310の
固定用孔311との間の結合を解除して、バックライト
・ケーブル間接続導体200内蔵の嵌合・接続ボックス
300を、バックライト・ケーブル保持基台100から
離脱させて、バックライト530を、単に新品と入れ替
え、再度、嵌合する、という、3段階のワンタッチ作業
で済む。また、これら構成品(100〜300)はくり
返し使用が可能であり、従来例のように廃棄処分する部
品がなく、また新たな接続用部品を調達する必要もない
上、半田付け作業もないので、環境にやさしい、環境性
の高い構造である。すなわち、この実施例による構造
は、作業性、経済性、及び環境性に優れている。
【0024】また、バックライト530の、ジュメット
線製の電極532が、バックライト電極用コンタクト2
10のスリット211部分で挟み込まれ、ケーブル54
0の芯線541が、ケーブル芯線用コンタクト220の
スリット221部分で挟み込まれて、接続されるので、
電極532及び芯線541の表面の、その部分の銅酸化
物が除去されて接続状態となり、接続信頼性を高めるこ
とができる。
【0025】更に、バックライト530の電極532
は、このバックライト530が液晶パネルに対して位置
決めされた位置に配置され、一方、ケーブル540の芯
線541はその近傍の空きスペースに配置することがで
きて、これらの間の接続は、バックライト530の電極
532部分とケーブル540の芯線541部分とを、バ
ックライト・ケーブル間接続導体200により直接、圧
接して接続する構造であるので、蛍光管531端面から
棒状に電極532が突出した構造のバックライト530
が有する、小型化の特徴を生かし、液晶パネル用バック
ライト接続構造全体を小型化することができる。
【0026】また、この実施例では、バックライト・ケ
ーブル保持基台100の固定用突起131が、嵌合・接
続ボックス300の固定用孔311に入り込んでこれら
が互いに固定された状態を保つことができるので、接続
状態が解除されたり、バックライト530が脱落するよ
うなことはない。また、バックライト電極保持部110
及びケーブル芯線保持部120は、それぞれが2点保持
構造となっていて、電極532及び芯線541それぞれ
を2箇所で保持し、これら2点保持構造の合間にある電
極532及び芯線541がバックライト電極用コンタク
ト210のスリット211部分及びケーブル芯線用コン
タクト220のスリット221部分で挟み込まれる構造
となっているので、挟み込み、接続動作を円滑かつ確実
に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、その主構
成を、バックライト・ケーブル保持基台、バックライト
・ケーブル間接続導体、及び嵌合・接続ボックスの3部
品とし、バックライト・ケーブル保持基台を、バックラ
イトの棒状の電極を保持してこのバックライトを液晶パ
ネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、こ
のバックライト電極保持部に対し予め定められた位置に
配設されてケーブル端末の芯線を保持するケーブル芯線
保持部と、を備えて絶縁性部材で形成し、バックライト
・ケーブル間接続導体を、スリットを挟んで二股状を成
して設定された長さ、形状に形成され、そのスリット部
分でバックライト電極を挟み込むバックライト電極用コ
ンタクトと、スリットを挟んで二股状を成して設定され
た長さ、形状に形成され、そのスリット部分でケーブル
芯線を挟み込むケーブル芯線用コンタクトと、これら2
コンタクト間をその二股状の付け根側で接続する接続板
部と、を備えて導電性弾性部材で形成し、嵌合・接続ボ
ックスを、上記バックライト・ケーブル間接続導体を保
持して上記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、
その保持しているバックライト・ケーブル間接続導体に
より、バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接
続する、絶縁性部材製とする、構成、構造とすることに
より、部品点数を少なくして、接続作業及びバックライ
ト交換時作業を、半田付け作業がなく短時間、かつ容易
な作業とし、バックライト交換時に新たな部品の調達や
廃棄部品もないので、作業性、経済性、及び環境性を向
上させることができる上、バックライトの電極及びケー
ブルの芯線に対する接続信頼性を高めることができ、し
かも、蛍光管端面から棒状電極が突出するバックライト
の特性を生かして、接続構造全体を小型化することがで
きる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の、分解状態及び嵌合、接続
動作を示す斜視図である。
【図2】図1に示された実施例の、嵌合、接続前の平面
図、並びに嵌合、接続後の平面図及びA−A断面側面図
である。
【図3】従来の液晶パネル用バックライト接続構造の一
例を示す平面図及びB−B断面図である。
【符号の説明】
100 バックライト・ケーブル保持基台 110 バックライト電極保持部 120 ケーブル芯線保持部 130 嵌合部 131 固定用突起 200 バックライト・ケーブル間接続導体 210 バックライト電極用コンタクト 211 スリット 220 ケーブル芯線用コンタクト 221 スリット 230 接続板部 300 嵌合・接続ボックス 310 嵌合部 311 固定用孔 510 ディスプレイ・フレーム 511 液晶パネル配置領域 520 バックライト取付板 521 電極保持部 530 バックライト 531 蛍光管 532 電極 540 ケーブル 541 芯線 550 ケーブル固定具 560 接続部 561 圧着端子 562 圧着部 563 半田付け部 564 絶縁カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶ディスプレイにおける、液晶パネル
    照明用のバックライトの電極に電力供給用のケーブルを
    接続する、液晶パネル用バックライト接続構造であっ
    て、次の各構成を有することを特徴とする液晶パネル用
    バックライト接続構造。 (イ)前記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出
    する電極部分を保持してこのバックライトを前記液晶パ
    ネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、こ
    のバックライト電極保持部に対し予め設定された位置に
    配設され、前記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を
    保持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で
    形成されたバックライト・ケーブル保持基台 (ロ)スリットを挟んで二股状を成して予め定められた
    長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記バッ
    クライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コン
    タクトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定めら
    れた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記
    ケーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コ
    ンタクトと、このケーブル芯線用コンタクトと前記バッ
    クライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状
    の付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性
    部材により一体形成された、バックライト・ケーブル間
    接続導体 (ハ)前記バックライト・ケーブル間接続導体を保持し
    て前記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、前記
    バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極
    用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケ
    ーブル保持基台に保持されているバックライトの電極を
    挟み込み、前記バックライト・ケーブル間接続導体のケ
    ーブル芯線用コンタクトのスリット部分で、前記バック
    ライト・ケーブル保持基台に保持されているケーブルの
    芯線を挟み込んで、バックライト電極・ケーブル芯線間
    を電気的に接続する、絶縁性部材による嵌合・接続ボッ
    クス
  2. 【請求項2】 前記バックライト・ケーブル保持基台
    は、そのバックライト電極保持部が、バックライトの電
    極の、先端部分と、蛍光管端面への付け根部分と、を保
    持する2点保持構造となっており、この2点保持構造の
    合間にあるバックライトの電極が前記バックライト・ケ
    ーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのス
    リット部分に挟み込まれ、そのケーブル芯線保持部が、
    ケーブル端末の露出した芯線の、先端部分と、被覆境界
    側の部分と、を保持する2点保持構造となっており、こ
    の2点保持構造の合間にあるケーブル芯線が前記バック
    ライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタク
    トのスリット部分に挟み込まれる構造である、請求項1
    記載の液晶パネル用バックライト接続構造。
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