JP3569848B2 - 液晶パネル用バックライト接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネル用バックライト接続構造に関し、特に液晶ディスプレイにおける、液晶パネル照射用のバックライトに対する電力供給線等を接続する、液晶パネル用バックライト接続構造に属する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイは、低消費電力、薄型軽量、フラット構造などの特徴を有しているため、その普及が著しい勢いで進んでいる。この液晶ディスプレイには、液晶パネルを照射するためのバックライトが必要であり、このバックライトに対し、高電圧の電力を供給しなければならない。
【0003】
この液晶パネル用バックライトの受電用の電極には、蛍光を放射するガラス管(以下、蛍光管という)の、端の部分の周囲を取り囲むように配置された口金状のものや、蛍光管の端面から棒状に突出する構造のもの、これら両者を併合させた構造のものなど、様々な構造のものがある。
【0004】
口金状の電極を有するバックライトへの、電極供給線の接続は、この口金状の電極を挟持するソケット型が一般的であり(例えば、特許第3118699号公報参照)、このソケットにより、バックライトへの電力供給線の接続と同時に、このバックライトの保持と、液晶パネルに対するバックライトの位置決めを行っていた。この場合のソケットは、バックライトの蛍光管の端部分を挟持するため、ソケットそのものが大型化してしまい、液晶ディスプレイ全体が大型となる。
【0005】
これに対し、蛍光管の端面から棒状に突出する電極のバックライトを使用すると、電極が小さいため、液晶ディスプレイ全体を小型化することができるが、この電極を単に挟持するタイプのソケットでは、電極がソケットから抜け出し、バックライトが脱落してしまう、という危険性がある。そこで、バックライトが脱落しないようにした一例を図3に示す。
【0006】
この図3には、液晶ディスプレイ500のディスプレイ・フレーム510における、バックライト530及びケーブル540の配置、並びにその間の接続構造が示されている。
この例の液晶パネル用バックライト接続構造は、その主構成として、バックライト取付板520と、ケーブル固定具550と、接続部560と、を有し、これらの詳細は次のとおりである。
【0007】
バックライト取付板520は、バックライト530の電極532を保持固定する電極保持部521を備え、液晶パネルに対するバックライト530の位置決めを行ってこれを固定する。また、ケーブル固定具550は、ケーブル540を、バックライト取付板520に対し固定する。
【0008】
接続部560は、ケーブル540の端末部分に露出する芯線541に圧着接続された(圧着部562)圧着端子561を、半田付けによりバックライト530の電極532に接続して(半田付け部563)、その上を、絶縁カバー564で覆う構造となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の液晶パネル用バックライト接続構造において、蛍光管531端面から棒状に突出する電極532を有するバックライト530を用いた場合、電極532が小さいので、液晶ディスプレイ全体を小型化できる可能性はあるものの、この電極532を単に挟持するタイプのソケットでは、この電極532がソケットから抜け出してバックライト530が脱落してしまう、という危険性があり、図3に示された例では、その接続部560が、圧着端子561を用いてこれをケーブル540端末の芯線541に圧着し、かつバックライト530の電極532に半田付けし、その上を絶縁カバー564で覆う構造となっており、更に、バックライト530の電極532を、電極保持部521で、ねじ止め固定すると同時に、ケーブル540も、ケーブル固定具550で固定する、という構造となっているので、バックライト530が脱落する危険性はなくなり、接続の信頼性は高いが、接続部560の構造が複雑で、部品点数が多くかつ作業が煩雑になり、しかも、この電極532にはジュメット線が用いられる場合が多く、その表面の銅が酸化して半田付けが困難であり、作業時間が長くなる上、環境性も悪く、更に、バックライト530の寿命などでこれを交換しなければならないときには、その交換作業が極めて困難で、しかも接続部560の構成部品を新しくする必要があるため、使用済みの部品は廃棄し、かつこれら部品の調達のための時間が必要となって、作業性、経済性、環境性が悪い、という問題点があり、また更に、接続部560が、バックライト530の電極532とケーブル540の芯線541とを、その端面どうしで突き合せて圧着、半田付け接続する構造であるため、そのスペースが大きくなってしまう、という問題点がある。
【0010】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、部品点数が少なく、接続作業及びバックライト交換時作業が短時間で容易な作業となり、バックライト交換時の新たな接続用部品の調達もなく、作業性、経済性が向上し、ジュメット線の電極に対する接続を含む全体の接続信頼性が高く、かつ半田付け作業及び廃棄部品を無くして環境性を高め、しかも接続構造全体のスペースを小さくすることができる、液晶パネル用バックライト接続構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶パネル用バックライト接続構造は、液晶ディスプレイにおける、液晶パネル照明用のバックライトの電極に電力供給用のケーブルを接続する、液晶パネル用バックライト接続構造であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ)前記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出する電極部分を保持してこのバックライトを前記液晶パネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、このバックライト電極保持部に対し予め設定された位置に配設され、前記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を保持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で形成されたバックライト・ケーブル保持基台
(ロ)スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記バックライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コンタクトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記ケーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コンタクトと、このケーブル芯線用コンタクトと前記バックライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状の付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性部材により一体形成された、バックライト・ケーブル間接続導体
(ハ)前記バックライト・ケーブル間接続導体を保持して前記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、前記バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているバックライトの電極を挟み込み、前記バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているケーブルの芯線を挟み込んで、バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接続する、絶縁性部材による嵌合・接続ボックス
【0012】
また、前記バックライト・ケーブル保持基台は、そのバックライト電極保持部が、バックライトの電極の、先端部分と、蛍光管端面への付け根部分と、を保持する2点保持構造となっており、この2点保持構造の合間にあるバックライトの電極が前記バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリット部分に挟み込まれ、そのケーブル芯線保持部が、ケーブル端末の露出した芯線の、先端部分と、被覆境界側の部分と、を保持する2点保持構造となっており、この2点保持構造の合間にあるケーブル芯線が前記バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタクトのスリット部分に挟み込まれる構造である、構成を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態は、液晶ディスプレイにおける、液晶パネル照明用のバックライトの電極に電力供給用のケーブルを接続する、液晶パネル用バックライト接続構造であって、バックライト・ケーブル保持基台、バックライト・ケーブル間接続導体、及び嵌合・接続ボックスを含んで構成され、これらの詳細は次のとおりである。
【0014】
まず、バックライト・ケーブル保持基台は、上記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出する電極部分を保持してこのバックライトを上記液晶パネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、このバックライト電極保持部に対し予め設定された位置に配設され、上記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を保持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で形成される。
【0015】
次にバックライト・ケーブル間接続導体は、スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に上記バックライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コンタクトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に上記ケーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コンタクトと、このケーブル芯線用コンタクトと上記バックライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状の付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性部材により一体形成される。
【0016】
次に嵌合・接続ボックスは、上記バックライト・ケーブル間接続導体を保持して上記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、上記バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリット部分で、上記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているバックライトの電極を挟み込み、上記バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタクトのスリット部分で、上記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているケーブルの芯線を挟み込んで、バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接続する、絶縁性部材による、構造となっている。
【0017】
このような構成、構造とすることにより、部品点数は上記の3点のみと少なくなり、接続作業は、バックライト・ケーブル間接続導体が保持されている嵌合・接続ボックスを、バックライト及びケーブルが保持されているバックライト・ケーブル保持基台と嵌合させる、というワンタッチ作業で済み、またバックライト交換時作業も、これらの離脱、嵌合というワンタッチ作業で済むので、その作業が極めて短時間かつ容易となり、また、これら構成品はくり返し使用可能であるので、バックライト交換時に新たな接続用部品を調達しなくて済み、しかも半田付け作業もないので、作業性、経済性及び環境性を向上させることができ、更に、バックライトのジュメット線による電極が、バックライト・ケーブル間接続導体の、バックライト電極用コンタクトのスリット部分に、またケーブルの芯線が、ケーブル芯線用コンタクトのスリット部分に、挟み込まれて接続されるので、これら電極及び芯線表面の、銅酸化物が除去され、接続信頼性を高めることができ、更にまた、バックライトの電極は、バックライトが液晶パネルに対し位置決めされた位置に配置され、ケーブルの芯線はその近傍の空きスペースに配置されて、バックライト・ケーブル間接続導体により、バックライトの電極部分とケーブルの芯線部分とを直接、圧接するので、接続構造全体を小さくすることができる。
【0018】
【実施例】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例の、分解状態、及び嵌合、接続動作を示す斜視図、図2はその嵌合、接続前の平面図、並びに嵌合、接続後の平面図及びA−A断面側面図である。
この実施例は、液晶ディスプレイにおける、ディスプレイ・フレーム510内に配置された液晶パネル照明用のバックライト530の電極532に、インバータ回路などからの、高電圧の電力供給用のケーブル540を接続する、液晶パネル用バックライト接続構造であって、バックライト・ケーブル保持基台100と、バックライト・ケーブル間接続導体200と、嵌合・接続ボックス300と、を有して構成され、これらの詳細は次のとおりとなっている。
【0019】
バックライト・ケーブル保持基台100は、バックライト530の、蛍光管531端面から棒状に突出するジュメット線製の電極532部分を、その先端部分及び蛍光管531との付け根部分で保持してバックライト530を、液晶パネル(ディスプレイ・フレーム510の液晶パネル配置領域511に配置される)に対し位置決めするバックライト電極保持部110と、このバックライト電極保持部110に対し、バックライト530の電極532と直交する部位の、ディスプレイ・フレーム510上の空きスペース部分に配置され、ケーブル540の端末の、露出した芯線541部分を、その先端部分と被覆付け根部分とで保持するケーブル芯線保持部120と、固定用突起131を含み、嵌合・接続ボックス300と嵌合してこれを固定する嵌合部130と、を備え、絶縁性部材により形成されている。
【0020】
バックライト・ケーブル間接続導体200は、スリット211を挟んで二股状を成して予め定められた長さでU字状に形成され、そのスリット211部分にバックライト530の電極532が押し込まれるバックライト電極用コンタクト210と、スリット221を挟んで二股状を成して予め定められた長さでU字状に形成され、そのスリット221部分にケーブル540の端末の芯線541が押し込まれるケーブル芯線用コンタクト220と、このケーブル芯線用コンタクト220とバックライト電極用コンタクト210との間を、それぞれの二股状の付け根側で接続する接続板部230と、を備え、導電性弾性部材により一体形成された構造となっている。
【0021】
嵌合・接続ボックス300は、固定用孔311を含む嵌合部310を備え、かつバックライト・ケーブル間接続導体200を内側に保持してバックライト・ケーブル保持基台と嵌合しこれに固定され、バックライト・ケーブル間接続導体200のバックライト電極用コンタクト210のスリット211部分で、バックライト・ケーブル保持基台100に保持されているバックライト530の電極532を挟み込み、また、バックライト・ケーブル間接続導体200のケーブル芯線用コンタクト220のスリット221部分で、バックライト・ケーブル保持基台100に保持されているケーブル540の芯線541を挟み込んで、バックライト530の電極532とケーブル540の芯線541との間を電気的に接続する構造となっていて、絶縁性部材により形成されている。
【0022】
この実施例においては、部品点数が、バックライト・ケーブル保持基台100、バックライト・ケーブル間接続導体200、及び嵌合・接続ボックス300の3点のみと少なくなっており、またバックライト530の電極532へのケーブル540の接続作業は、バックライト・ケーブル間接続導体200を内部に保持した嵌合・接続ボックス300を、バックライト・ケーブル保持基台100と嵌合させてこれに固定する、という極めて単純、かつ短時間の、ワンタッチ作業で済む。
【0023】
また、バックライト530交換時の作業も、嵌合部130の固定用突起131と嵌合部310の固定用孔311との間の結合を解除して、バックライト・ケーブル間接続導体200内蔵の嵌合・接続ボックス300を、バックライト・ケーブル保持基台100から離脱させて、バックライト530を、単に新品と入れ替え、再度、嵌合する、という、3段階のワンタッチ作業で済む。また、これら構成品(100〜300)はくり返し使用が可能であり、従来例のように廃棄処分する部品がなく、また新たな接続用部品を調達する必要もない上、半田付け作業もないので、環境にやさしい、環境性の高い構造である。
すなわち、この実施例による構造は、作業性、経済性、及び環境性に優れている。
【0024】
また、バックライト530の、ジュメット線製の電極532が、バックライト電極用コンタクト210のスリット211部分で挟み込まれ、ケーブル540の芯線541が、ケーブル芯線用コンタクト220のスリット221部分で挟み込まれて、接続されるので、電極532及び芯線541の表面の、その部分の銅酸化物が除去されて接続状態となり、接続信頼性を高めることができる。
【0025】
更に、バックライト530の電極532は、このバックライト530が液晶パネルに対して位置決めされた位置に配置され、一方、ケーブル540の芯線541はその近傍の空きスペースに配置することができて、これらの間の接続は、バックライト530の電極532部分とケーブル540の芯線541部分とを、バックライト・ケーブル間接続導体200により直接、圧接して接続する構造であるので、蛍光管531端面から棒状に電極532が突出した構造のバックライト530が有する、小型化の特徴を生かし、液晶パネル用バックライト接続構造全体を小型化することができる。
【0026】
また、この実施例では、バックライト・ケーブル保持基台100の固定用突起131が、嵌合・接続ボックス300の固定用孔311に入り込んでこれらが互いに固定された状態を保つことができるので、接続状態が解除されたり、バックライト530が脱落するようなことはない。また、バックライト電極保持部110及びケーブル芯線保持部120は、それぞれが2点保持構造となっていて、電極532及び芯線541それぞれを2箇所で保持し、これら2点保持構造の合間にある電極532及び芯線541がバックライト電極用コンタクト210のスリット211部分及びケーブル芯線用コンタクト220のスリット221部分で挟み込まれる構造となっているので、挟み込み、接続動作を円滑かつ確実に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、その主構成を、バックライト・ケーブル保持基台、バックライト・ケーブル間接続導体、及び嵌合・接続ボックスの3部品とし、バックライト・ケーブル保持基台を、バックライトの棒状の電極を保持してこのバックライトを液晶パネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、このバックライト電極保持部に対し予め定められた位置に配設されてケーブル端末の芯線を保持するケーブル芯線保持部と、を備えて絶縁性部材で形成し、バックライト・ケーブル間接続導体を、スリットを挟んで二股状を成して設定された長さ、形状に形成され、そのスリット部分でバックライト電極を挟み込むバックライト電極用コンタクトと、スリットを挟んで二股状を成して設定された長さ、形状に形成され、そのスリット部分でケーブル芯線を挟み込むケーブル芯線用コンタクトと、これら2コンタクト間をその二股状の付け根側で接続する接続板部と、を備えて導電性弾性部材で形成し、嵌合・接続ボックスを、上記バックライト・ケーブル間接続導体を保持して上記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、その保持しているバックライト・ケーブル間接続導体により、バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接続する、絶縁性部材製とする、構成、構造とすることにより、部品点数を少なくして、接続作業及びバックライト交換時作業を、半田付け作業がなく短時間、かつ容易な作業とし、バックライト交換時に新たな部品の調達や廃棄部品もないので、作業性、経済性、及び環境性を向上させることができる上、バックライトの電極及びケーブルの芯線に対する接続信頼性を高めることができ、しかも、蛍光管端面から棒状電極が突出するバックライトの特性を生かして、接続構造全体を小型化することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の、分解状態及び嵌合、接続動作を示す斜視図である。
【図2】図1に示された実施例の、嵌合、接続前の平面図、並びに嵌合、接続後の平面図及びA−A断面側面図である。
【図3】従来の液晶パネル用バックライト接続構造の一例を示す平面図及びB−B断面図である。
【符号の説明】
100 バックライト・ケーブル保持基台
110 バックライト電極保持部
120 ケーブル芯線保持部
130 嵌合部
131 固定用突起
200 バックライト・ケーブル間接続導体
210 バックライト電極用コンタクト
211 スリット
220 ケーブル芯線用コンタクト
221 スリット
230 接続板部
300 嵌合・接続ボックス
310 嵌合部
311 固定用孔
510 ディスプレイ・フレーム
511 液晶パネル配置領域
520 バックライト取付板
521 電極保持部
530 バックライト
531 蛍光管
532 電極
540 ケーブル
541 芯線
550 ケーブル固定具
560 接続部
561 圧着端子
562 圧着部
563 半田付け部
564 絶縁カバー
Claims (2)
- 液晶ディスプレイにおける、液晶パネル照明用のバックライトの電極に電力供給用のケーブルを接続する、液晶パネル用バックライト接続構造であって、次の各構成を有することを特徴とする液晶パネル用バックライト接続構造。
(イ)前記バックライトの、蛍光管端部から棒状に突出する電極部分を保持してこのバックライトを前記液晶パネルに対し位置決めするバックライト電極保持部と、このバックライト電極保持部に対し予め設定された位置に配設され、前記ケーブルの端末の、露出した芯線部分を保持するケーブル芯線保持部と、を備え、絶縁性部材で形成されたバックライト・ケーブル保持基台
(ロ)スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記バックライトの電極が押し込まれるバックライト電極用コンタクトと、スリットを挟んで二股状を成して予め定められた長さ及び形状に形成され、そのスリット部分に前記ケーブルの端末の芯線が押し込まれるケーブル芯線用コンタクトと、このケーブル芯線用コンタクトと前記バックライト電極用コンタクトとの間を、それぞれの二股状の付け根側で接続する接続板部と、を備え、導電性弾性部材により一体形成された、バックライト・ケーブル間接続導体
(ハ)前記バックライト・ケーブル間接続導体を保持して前記バックライト・ケーブル保持基台と嵌合し、前記バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているバックライトの電極を挟み込み、前記バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタクトのスリット部分で、前記バックライト・ケーブル保持基台に保持されているケーブルの芯線を挟み込んで、バックライト電極・ケーブル芯線間を電気的に接続する、絶縁性部材による嵌合・接続ボックス - 前記バックライト・ケーブル保持基台は、そのバックライト電極保持部が、バックライトの電極の、先端部分と、蛍光管端面への付け根部分と、を保持する2点保持構造となっており、この2点保持構造の合間にあるバックライトの電極が前記バックライト・ケーブル間接続導体のバックライト電極用コンタクトのスリット部分に挟み込まれ、そのケーブル芯線保持部が、ケーブル端末の露出した芯線の、先端部分と、被覆境界側の部分と、を保持する2点保持構造となっており、この2点保持構造の合間にあるケーブル芯線が前記バックライト・ケーブル間接続導体のケーブル芯線用コンタクトのスリット部分に挟み込まれる構造である、請求項1記載の液晶パネル用バックライト接続構造。
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