JP2003259720A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP2003259720A JP2002061528A JP2002061528A JP2003259720A JP 2003259720 A JP2003259720 A JP 2003259720A JP 2002061528 A JP2002061528 A JP 2002061528A JP 2002061528 A JP2002061528 A JP 2002061528A JP 2003259720 A JP2003259720 A JP 2003259720A
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Yoshihiro Inoue
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F12/00Parts or details of threshing apparatus
    • A01F12/44Grain cleaners; Grain separators
    • A01F12/446Sieving means
    • A01F12/448Sieve adjusting means

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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレンパンからの処理物を選別処理するとと
もに堆積した処理物の総重量が変化することによって開
閉調節される開閉チャフシーブを備えている脱穀装置に
おいて、グレンパンの大型化、穀粒の損失を回避しなが
ら開閉チャフシーブに処理物が均一な分布で供給される
ようにする。 【解決手段】 扱室1の受網5のうち、グレンパン14
に処理物を落下供給する前側部分5aの処理物落下孔5
cの大きさを、開閉チャフシーブ30に処理物を落下供
給する後側部分5bの処理物落下孔5dの大きさより小
にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扱室から落下供給
された脱穀処理物を選別処理する揺動選別装置に、グレ
ンパン、及び、このグレンパンからの処理物を選別処理
するとともに開度調節自在な開閉チャフシーブを備え、
開閉チャフシーブに堆積している処理物の総重量が増加
するほど開閉チャフシーブの開度が拡大するように、開
閉チャフシーブに堆積している処理物の総重量が減少す
るほど開閉チャフシーブの開度が縮小するように、開閉
チャフシーブに堆積している処理物の総重量を基にして
開閉チャフシーブを自動的に開閉調節するチャフ調節手
段を備えてある脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チャフシーブに供給される処理物の量が
多くなると、チャフシーブの開度を拡大した方が、穀粒
がチャフシーブから漏れ落ちやすくなり、穀粒が塵埃と
共に機外に排出される損失を回避しやすくなる。チャフ
シーブに供給される処理物の量が少なくなると、チャフ
シーブの開度を縮小した方が、ワラ屑などがチャフシー
ブから漏れ落ちにくくなり、塵埃が穀粒に混入しにくく
なる。そして、チャフシーブに供給される処理物の量が
多くなれば、チャフシーブに堆積した処理物の重量が大
になる。これにより、上記脱穀装置は、チャフシーブを
開閉式とし、開閉チャフシーブに堆積した処理物の重量
が変化すればチャフ調節手段によって開閉チャフシーブ
の開度が自動的に調整され、チャフシーブに供給される
処理物の量が変化しても、穀粒への塵埃混入や穀粒の損
失を回避しながら脱穀作業できるように図られたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記脱穀装置の場合、
開閉チャフシーブに処理物が不均一な分布で供給される
と、大荷重が掛かっている可動チャフリップ板と、小荷
重しか掛かっていない可動チャフリップ板とができて可
動チャフリップ板が連動して動きにくくなりやすいこと
から、精度よい重量感知や開閉調節が行われにくくな
る。
【0004】このため、グレンパンの処理物移送方向で
の長さを長くすれば、扱室からグレンパンに脱穀処理物
が不均一な分布で供給されても、グレンパンで処理され
ている際に分布が均一になって開閉チャフシーブには処
理物が均一な分布で供給されるようになり、開閉チャフ
シーブの開閉調節が精度よく行われるようになる。とこ
ろが、この場合、グレンパンが大型化し、その分脱穀装
置全体も大型化するとともに経済面でも不利になる問題
が発生していた。
【0005】本発明の目的は、上記した大型化などを回
避しながら、さらには、穀粒が塵埃と共に機外に排出さ
れる損失を発生しにくくしながら開閉チャフシーブに処
理物を極力均一な分布で供給させることができる脱穀装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0007】〔構成〕扱室から落下供給された脱穀処理
物を選別処理する揺動選別装置に、グレンパン、及び、
このグレンパンからの処理物を選別処理するとともに開
度調節自在な開閉チャフシーブを備え、開閉チャフシー
ブに堆積している処理物の総重量が増加するほど開閉チ
ャフシーブの開度が拡大するように、開閉チャフシーブ
に堆積している処理物の総重量が減少するほど開閉チャ
フシーブの開度が縮小するように、開閉チャフシーブに
堆積している処理物の総重量を基にして開閉チャフシー
ブを自動的に開閉調節するチャフ調節手段を備えてある
脱穀装置において、扱室の受網のうち、扱室前側に位置
して脱穀処理物を前記グレンパンに落下供給する前側部
分の処理物落下孔の大きさが、扱室後側に位置して脱穀
処理物を前記開閉チャフシーブに落下供給する後側部分
の処理物落下孔の大きさより小である。
【0008】〔作用〕受網の前側部分での処理物落下孔
の大きさが後側部分でのそれよりも小さいものだから、
扱室からグレンパンに落下供給される脱穀処理物は、こ
の処理物が通る受網前側部分の処理物落下孔の大きさに
起因してグレンパンに極力均一な分布で落下しやすくな
る。扱室の後側部分に存在する穀粒は、受網後側部分の
処理物落下孔の大きさに起因してこの受網後側部分から
開閉チャフシーブに漏れ落ちやすくなる。これにより、
グレンパンで処理物分布の均一化を図る場合に比してグ
レンパンの搬送方向での長さを短くしながら、かつ、受
網後側部分の処理物落下孔の大きさを受網前側部分のそ
れと同じであるとかそれより小さいものにするに比して
送塵口から塵埃と共に排出される穀粒が少なくなるよう
にしながら開閉チャフシーブに処理物が極力均一な分布
で供給されるようにできる。
【0009】〔効果〕従って、開閉チャフシーブに処理
物が極力均一な分布で供給され、開閉チャフシーブの堆
積処理物の総重量を精度よく検出するとか可動チャフリ
ップ板を精度よく連動させて作動させるとかして開閉チ
ャフシーブの開閉調節を精度よく行わせられる。その割
には、グレンパンを長さが短い小型なものに済ませて脱
穀装置全体を小型かつ安価に得られる。さらに、扱室後
部に存在する穀粒が開閉チャフシーブに極力回収されて
塵埃と共に機外に排出されにくいように回収効率を向上
できる。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記受網の前記前側部分と前記後側部分との間に、
脱穀処理物の扱室後方向きの流動に抵抗を与える仕切り
板を設けてある。
【0012】〔作用〕穀粒が受網の前側部分から後側部
分に流動することを仕切り板によって抑制されて受網前
側部分からグレンパンに落下しやすくなるものである。
これにより、扱室の後側部分に流動して送塵口から塵埃
と共に排出される穀粒を少なくできる。
【0013】〔効果〕従って、送塵口から塵埃と共に排
出される穀粒がより少なくなって一層回収効率がアップ
する。
【0014】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0015】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記受網の前記前側部分が合成樹脂製であ
り、前記受網の前記後側部分が板金製である。
【0016】〔作用〕受網の前側部分が合成樹脂製であ
るものだから、穀粒が湿っていても受網前側部分に付着
しにくくしながら脱穀処理できる。受網後側部分も合成
樹脂製を採用すると、処理物落下孔が前側部分のそれよ
りも大きいことに起因して強度が低下しやすくなるが、
板金製を採用したものだから、必要な強度を具備させな
がら大きな処理物落下孔を備えさせられる。
【0017】〔効果〕従って、グレンパンの小型化及び
穀粒損失の回避を図りながら開閉チャフシーブに処理物
を均一な分布で供給させられるものを、湿った穀稈の脱
穀処理が可能であるとともに耐久性の面でも優れた状態
に得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、脱穀機体内の
前端側の上部に位置する扱室1、この扱室1の内部に扱
室前後向きの軸芯2aまわりで駆動回動自在に位置する
扱胴2を備えている脱穀部Aと、扱室1の下方に前端側
が位置する駆動揺動自在な揺動選別装置10、この揺動
選別装置10の前端側の下方に位置する唐箕20を備え
ている選別部Bと、この選別部Bの底部に脱穀機体の前
後方向に並んで位置する1番スクリューコンベア25と
2番スクリューコンベア26とを備えている回収部Cと
により、コンバイン用の脱穀装置を構成してある。この
脱穀装置は、コンバインの刈取部によって刈取り処理さ
れた稲・麦などの刈取穀稈を脱穀処理して穀粒を回収す
るものであり、詳しくは、次の如く構成してある。
【0019】脱穀部Aは、脱穀フィードチェーン3によ
って刈取穀稈の株元側を機体後方向きに挟持搬送して穂
先側を扱室1に供給し、その穂先側を扱胴2によって脱
穀処理し、脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン3によっ
て扱室1の後端部に位置する送塵口4から排出し、穀粒
などの脱穀処理物を扱室1の受網5から漏れ落し、ワラ
屑などの脱穀処理物を前記送塵口4から排出する。
【0020】揺動選別装置10は、前端側が揺動リンク
11を介して、後端側が偏芯式駆動機構12を介してそ
れぞれ脱穀機体によって支持されていて脱穀機体の前後
方向に往復揺動するように駆動される選別枠体13と、
受網5のうちの扱室前側に位置する部分であって、受網
5の扱室前後方向での全長の約2/3に相当する長さL
1を有する前側部分5a(図4)の下方に位置するよう
に配置して選別枠体13の前端側に取付けてあるグレン
パン14と、このグレンパン14の後端部下方近くに前
端部が位置するように配置して、さらに、受網5のうち
の扱室後側に位置する部分であって、受網5の扱室前後
方向での全長の約1/3に相当する長さL2を有する後
側部分5b(図4)の下方に前端側が位置するように配
置して選別枠体13に取付けてある開閉チャフシーブ3
0と、この開閉チャフシーブ30の後端近くに前端が位
置するように配置して選別枠体13に取付けてある固定
チャフシーブ15と、この固定チャフシーブ15の後端
近くに前端が位置するように配置して選別枠体13に取
付けてあるストローラック16と、開閉チャフシーブ3
0及び固定チャフシーブ15の上方に配置して選別枠体
13に取付けてある選別構造体17と、開閉チャフシー
ブ30の下方に位置するように配置して選別枠体13に
取付けてあるグレンシーブ18とによって構成してあ
る。
【0021】固定チャフシーブ15は、開閉チャフシー
ブ30より揺動選別装置後方側で揺動選別装置10の前
後方向に並べて選別枠体13に固定してある複数枚の固
定チャフリップ板で成り、処理物落下孔の開度が固定さ
れた状態になっている。
【0022】図2などに示すように、前記選別構造体1
7は、前記送塵口4の下方に前端側が位置し、後端が開
閉チャフシーブ30の後端部の上方に位置するグレンパ
ン17aと、このグレンパン17aの上面側の揺動選別
装置横方向での複数箇所から揺動選別装置後方向きに延
出し、延出端が固定チャフシーブ15の上方に位置して
いるストローラック17bと、前記グレンパン17aの
揺動選別装置横方向での複数箇所から揺動選別装置後方
向きに延出し、延出端が固定チャフシーブ15の上方に
位置しているとともに前記ストローラック17bどうし
の間に一本ずつ位置している篩線17cとによって構成
してある。
【0023】図2などに示すように、開閉チャフシーブ
30は、選別枠体13の左右の側枠部13aどうしの間
で揺動選別装置10の前後方向に並んでいる複数枚の可
動チャフリップ板31によって構成してある。図5、図
6などに示すように、前記複数枚の可動チャフリップ板
31それぞれの両端部における上端側は、可動チャフリ
ップ板31に相対回動自在に連結している連結ピン32
と、各可動チャフリップ板31の連結ピン32を支持し
ている一枚の支持板33とを介して選別枠体13の側板
部13aに連結ピン32の軸芯32aまわりで回動する
ように取付けてある。前記各連結ピン32の支持体33
から可動チャフリップ板31とは反対側に突出している
端部どうしにわたって1つの連結部材34を取付けてあ
る。可動チャフリップ板31の両端側で、各可動チャフ
リップ板31の下端側に位置するピン連結部31aに一
端が回動自在に入り込んでいる連動ピン35と、各可動
チャフリップ板31の前記連動ピン35の他端側に固着
されている1 つの連動部材36とにより、各可動チャフ
リップ板31の下端側どうしを連動させてある。
【0024】図5、図7に示すように、いずれか一つの
可動チャフリップ板31の一端側に付いている前記連動
ピン35の前記側枠部13aの円弧形状の長孔13bか
ら側枠部13aの外面側に突出している端部と、側枠部
13aの外面側に支持されている調節レバー41のばね
支持部41aとにわたってコイルスプリングで成るチャ
フ調節ばね37を取付けてある。このチャフ調節ばね3
7は、連動ピン35を長孔13bに沿わせて連結ピン3
2の軸芯32aまわりで上昇する側に移動付勢すること
により、全ての可動チャフリップ板31を連結ピン32
の軸芯32aまわりで上昇側に揺動付勢するように構成
してある。
【0025】つまり、揺動選別装置10の前後方向に並
ぶ前記複数枚の可動チャフリップ板31の隣接し合う一
対の可動チャフリップ板31どうしが、開閉チャフシー
ブ30の選別処理物を漏れ落とすための処理物落下孔を
形成している。前記連動ピン35が前記連結ピン32の
軸芯32aまわりで前記長孔13bに沿わせて移動操作
されることにより、全ての可動チャフリップ板31が連
動して連結ピン32の軸芯32aまわりで下降揺動して
処理物落下孔を拡大したり、上昇揺動して処理物落下孔
を縮小する。各可動チャフリップ板31に堆積した脱穀
処理物の総重量が変化すると、この重量変化のために、
チャフ調節ばね37が伸長側に変化して連動ピン35を
下降させることによって各可動チャフリップ板31を下
降揺動させたり、短縮側に変化して連動ピン35を上昇
揺動させることによって各可動チャフリップ板31を上
昇揺動させる。これにより、チャフ調節ばね37が開閉
チャフシーブ30に堆積している脱穀処理物の総重量を
感知し、この処理物総重量を基にして開閉チャフシーブ
30を自動的に開閉調節する。すなわち、開閉チャフシ
ーブ30に堆積した脱穀処理物の総重量が増加するほど
開閉チャフシーブ30の処理物落下孔の開度が拡大する
ように、開閉チャフシーブ30に堆積した脱穀処理物の
総重量が減少するほど開閉チャフシーブ30の処理物落
下孔の開度が縮小するように開閉調節する。
【0026】これにより、揺動選別装置10は、脱穀処
理物を次の如く選別処理する。すなわち、受網5の前側
部分5aから落下供給された脱穀処理物をグレンパン1
4によって受け止めて揺動選別装置後方側に搬送しなが
ら選別処理し、扱室1の送塵口4から落下供給された脱
穀処理を選別構造体17によって受け止めて揺動選別装
置後方側に搬送しながら選別処理する。グレンパン14
からの選別処理物、受網5の後側部分5bから落下供給
された脱穀処理物、選別構造体17のグレンパン17a
の後端から落下供給された選別処理物のそれぞれを開閉
チャフシーブ30によって受け止めて揺動選別装置後方
側に搬送しながら選別処理する。このとき、開閉チャフ
シーブ30に堆積している処理物の総重量が増加する
と、チャフ調節ばね37による重量感知に基づく自動調
節のために開閉チャフシーブ30の開度を拡大側に調節
して穀粒が漏れ落ちやすいようにしながら選別処理し、
開閉チャフシーブ30に堆積している処理物の総重量が
減少すると、チャフ調節ばね37による重量感知に基づ
く自動調節のために開閉チャフシーブ30の開度を縮小
側に調節してワラ屑などの塵埃が漏れ落ちにくいように
しながら選別処理する。開閉チャフシーブ30の後端か
らの選別処理物、選別構造体17の後端から落下供給さ
れた選別処理物のそれぞれを固定チャフシーブ15とス
トローラック16とによって揺動選別装置後方側に搬送
しながら選別処理する。開閉チャフシーブ30から漏れ
落ちた選別処理物をグレンシーブ18によって選別処理
する。
【0027】従って、選別部Bは、扱室1の受網5から
漏れ落ちた穀粒などの脱穀処理物、及び、扱室1の送塵
口4から落下したワラ屑などの脱穀処理物を、駆動揺動
自在な前記揺動選別装置10による比重選別と、前記唐
箕20によって機体後方向きに供給される選別風による
風選別とによって穀粒と、ワラ屑などの塵埃とに選別
し、穀粒を揺動選別装置10から落下させ、塵埃を選別
風と共に排塵ファン21の吐出口21aや、揺動選別装
置10の後方に位置する脱穀機体の排塵口22から機体
外に排出する。
【0028】回収部Cは、揺動選別装置10のグレンシ
ーブ18から漏れ落ちた1番処理物を揺動選別装置10
の前端側の下方に位置する前記1番スクリューコンベア
25によって脱穀機体の横外側に搬出し、揺動選別装置
10のグレンシーブ18、固定チャフシーブ15、スト
ローラック16のそれぞれから落下した2番処理物を揺
動選別装置10の後端側の下方に位置する前記2番スク
リューコンベア26と、この2番スクリューコンベア2
6の搬送終端部に脱穀機体の横外側で接続している揚送
装置27とによって脱穀機体内に搬送して揺動選別装置
10の前端側に再処理されるように還元する。
【0029】図2,図3、図4などに示すように、受網
5の前記送塵口4の直前に位置する部位に仕切り板7a
を設け、扱室天板6の内面側の送塵口直前位置に対向す
る部位に仕切り板7bを設け、下舌板8の内面側に前記
両仕切り板7a,7bと扱室周方向に一直線状に並ぶよ
うに配置した仕切り板7cを設け、受網5の前記前側部
分5aと前記後側部分5bとの間に仕切り板9aを設
け、受網5の前記前側部分5aの扱室前後方向での中間
に位置する部位に仕切り板9bを設けてある。受網5の
前側部分5aに位置する仕切り板9b、及び、受網5の
前側部分5aと後側部分5bとの間に位置する仕切り板
9aは、扱室内面から扱室内向きに突出しており、受網
5の前側部分5aを扱室後方向きに流動する脱穀処理物
に抵抗を与えることにより、脱穀処理物を扱室1に滞在
して扱胴2による処理を受けやすくしたり、穀粒を受網
5の前側部分5aからグレンパン14に漏れ落ちやすく
している。
【0030】受網5の後側部分5b、扱室天板6、下舌
板8に付いている各仕切り板7a〜7cは、受網5や扱
室天板6や下舌板8の内面から扱室内向きに突出してお
り、受網5の後側部分5bを扱室後方向きに流動する脱
穀処理物に抵抗を与えることにより、脱穀処理物を扱室
1に滞在して扱胴2による処理を受けやすくしたり、穀
粒を受網5の後側部分5bから漏れ落ちやすくしてい
る。
【0031】図2、図4などに示すように、受網5の前
記前側部分5aは、処理物落下孔5cとしての貫通孔が
扱室1の前後方向及び周方向に沿う方向に並んで開いて
いる孔開き板に超高分子合成樹脂材を成型して成る合成
樹脂板によって作製し、受網5の前記後側部分5bは、
処理物落下孔5dとしての貫通孔が扱室1の前後方向及
び周方向に沿う方向に並んで開いている孔開き板にプレ
ス加工した板金によって作製してある。受網5の前側部
分5aに備えてある処理物落下孔5cの大きさは、後側
部分5bに備えてある処理物落下孔5dの大きさより小
にしてある。これにより、扱室1の前記受網前側部分5
aを備えている前側部分では、穀稈が湿っていても受網
前側部分5aの樹脂製のために付着しにくくしながら、
受網前側部分5aの小さい処理物落下孔5cのために穀
粒をグレンパン14に極力均一な分布で落下させながら
脱穀処理する。扱室1の前記受網後側部分5bを備えて
いる後側部分では、受網後側部分5bの大きい処理物落
下孔5dのために穀粒を漏れ落ちやすくしながら、その
割には受網後側部分5bの板金製によって必要強度を発
揮しながら脱穀処理する。
【0032】受網5の前側部分5aが備えている2枚の
仕切り板9a,9bのうちの後側に位置する方の前記仕
切り板9aの受網内面から扱室内向きに突出している高
さH1を、前側に位置する方の仕切り板9bの受網内面
から扱室内向きに突出している高さH2より高くしてあ
る。
【0033】図5、図7に示すように、前記連動ピン3
5の端部が入り込んでいる貫通孔41bを備えた前記調
節レバー41の基端側を、連結ピン42を介して選別枠
体13の側壁部13aの外面側に回動自在に連結してあ
る。前記連動ピン35の端部が入り込んでいる貫通孔4
3aを備えた第2調節レバー43の基端側も、前記連結
ピン42を介して側壁部13aの外面側に回動自在に連
結してある。両調節レバー41,43は、連結ピン42
の軸芯まわりで各別に揺動操作できるようにしてある。
【0034】すなわち、調節レバー41を側壁部13a
に連結している部位を揺動支点にして操作部41cが側
壁部13aから離れる側に弾性変形させることによって
操作部41cを側壁部13aの外面側に固定されている
位置決め突起44から抜き外しながら調節レバー41を
連結ピン42の軸芯まわりで揺動調節し、調節目標位置
になった操作レバー41の操作部41cをこれの位置決
め孔によって複数個の位置決め突起44から選択した一
つに係合させて操作レバー41を調節目標位置にロック
したり、第2調節レバー43も調節レバー41と同様に
位置決め突起44から抜き外した状態にしながら連結ピ
ン42の軸芯まわりで揺動調節し、調節目標位置になる
と、操作部43bをこれの位置決め孔によって一つの位
置決め突起44に係合させて第2調節レバー43を調節
目標位置にロックすることにより、調節レバー41の前
記貫通孔41bの両端側に位置するストパー部のストッ
パー作用とか押し作用や、第2調節レバー43の前記貫
通孔43aの両端側に位置するストッパー部のストッパ
ー作用とか押し作用により、連動ピン35の揺動限界位
置を設定したり、連動ピン35をチャフ調節ばね37に
抗して押し操作することにより、可動チャフリップ板3
1の上昇閉じ側や下降開き側の限界位置を調節したり、
可動チャフリップ板31がチャフ調節ばね37によって
揺動調節される角度範囲を調節するとか、チャフ調節ば
ね37のばね力を調節することができる。尚、図5など
に示す如く、前記連動ピン35に一端側が貫通孔によっ
て係合し、中間部が前記連結ピン42に相対回動自在に
連結し、他端側にウエイト45を備えているカウンター
部材46は、揺動選別装置10の揺動に起因して開閉チ
ャフシーブ30が開閉することを抑制するものである。
【0035】〔別実施形態〕上記実施形態の如く、チャ
フ調節ばね37を採用する他、可動チャフリップ板31
を開閉操作する電動式などのアクチュエータと、開閉チ
ャフシーブに堆積した処理物の総重量を歪ゲージなどを
利用して計測する計測手段と、この計測手段による計測
結果に基づいて前記アクチュエータを操作する制御手段
とを採用することにより、開閉チャフシーブに堆積した
処理物の総重量に基づいて開閉チャフシーブの開度調節
が自動的に行われるように構成してもよい。従って、こ
れらチャフ調節ばね37や制御手段を総称してチャフ調
節手段37と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン用脱穀装置全体の縦断側面図
【図2】選別構造体及び開閉チャフシーブが配設されて
いる部位での断面図
【図3】脱穀部の横断正面図
【図4】受網全体の斜視図
【図5】開閉チャフシーブ開度調節部の平面図
【図6】チャフリップ板取付け部の断面図
【図7】開閉チャフシーブ開度調節構造を示す説明図
【符号の説明】
1 扱室 5 受網 5a 受網の前側部分 5c 受網前側部分の処理物落下孔 5b 受網の後側部分 5d 受網後側部分の処理物落下孔 9a 仕切り板 10 揺動選別装置 14 グレンパン 30 開閉チャフシーブ 37 チャフ調節手段
フロントページの続き (72)発明者 三井 孝文 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 井上 喜博 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B094 AA07 AA08 AA11 AH01 AH05 AJ01 AJ12 AJ13 EA05 HA04 HA07 HC01 HC07 HC12 HC14 HD05 HD09 2B095 AA01 AA07 AA12 BA03 BA11 BA21 BA25 BA30 BA35 BB12 BB27 BB29 BB48 CA02 CA04 EA02 EB19 GA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室から落下供給された脱穀処理物を選
    別処理する揺動選別装置に、グレンパン、及び、このグ
    レンパンからの処理物を選別処理するとともに開度調節
    自在な開閉チャフシーブを備え、開閉チャフシーブに堆
    積している処理物の総重量が増加するほど開閉チャフシ
    ーブの開度が拡大するように、開閉チャフシーブに堆積
    している処理物の総重量が減少するほど開閉チャフシー
    ブの開度が縮小するように、開閉チャフシーブに堆積し
    ている処理物の総重量を基にして開閉チャフシーブを自
    動的に開閉調節するチャフ調節手段を備えてある脱穀装
    置であって、 扱室の受網のうち、扱室前側に位置して脱穀処理物を前
    記グレンパンに落下供給する前側部分の処理物落下孔の
    大きさが、扱室後側に位置して脱穀処理物を前記開閉チ
    ャフシーブに落下供給する後側部分の処理物落下孔の大
    きさより小である脱穀装置。
  2. 【請求項2】 前記受網の前記前側部分と前記後側部分
    との間に、脱穀処理物の扱室後方向きの流動に抵抗を与
    える仕切り板を設けてある請求項1記載の脱穀装置。
  3. 【請求項3】 前記受網の前記前側部分が合成樹脂製で
    あり、前記受網の前記後側部分が板金製である請求項1
    又は2記載の脱穀装置。
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