JP2017131143A - コンバインの脱穀装置 - Google Patents

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郁朗 上加
Ikuro Ueka
郁朗 上加
岩本 浩
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
五島 一実
Kazumi Goto
一実 五島
和哉 奥村
Kazuya Okumura
和哉 奥村
伊之 上戸
Koreyuki Kamido
伊之 上戸
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Iseki and Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の課題は、揺動選別棚の終端側でも処理物量を検出するセンサを設け、そのセンサによる処理物量の検出結果に基づき、制御手段を作動させて3番ロスの軽減を図らんとするものである。【解決手段】 本発明は、脱穀装置(4)の扱室(10)下方から後方にわたって揺動選別棚(15)を配置したコンバインにおいて、前記揺動選別棚(15)の終端側には、処理物量に応じて層厚を検出する処理物量検出センサ(28)を設け、該センサの処理物量検出結果に基づき、処理物量制御手段(29)を作動させるべく構成する。【選択図】図2

Description

この発明は、刈取穀稈を脱穀選別するコンバインの脱穀装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に示されているように、揺動選別棚の始端側移送棚の上方に処理物の層厚に応じて検出する層厚センサを設け、移送棚上に落下する扱室からの処理物量検出結果に基づき、制御手段を作動させる技術が開示されている。
特開2012−205574号公報
従来の処理物量検出センサは、揺動選別棚始端側の移送棚上であるが、揺動選別棚の終端側でも藁屑と共に機外への3番飛散(3番ロス)が多く、特に、扱室の排塵口からの藁屑量が多いため、その下方より後方に至る揺動選別棚上では処理物量を検出するセンサと3番ロスを軽減する制御手段を要する。
従って、本発明では、揺動選別棚の終端側でも処理物量を検出するセンサを設け、そのセンサによる処理物量の検出結果に基づき、制御手段を作動させて3番ロスの軽減を図らんとするものである。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、脱穀装置(4)の扱室(10)下方から後方にわたって揺動選別棚(15)を配置したコンバインにおいて、前記揺動選別棚(15)の終端側には、処理物量に応じて層厚を検出する処理物量検出センサ(28)を設け、該センサの処理物量検出結果に基づき、処理物量制御手段(29)を作動させるべく構成してあることを特徴とする。
揺動選別棚(15)の終端側に位置する処理物量検出センサ(28)は、藁屑の多い処理物量に応じて上下動し、処理物量が多くなると上動し、少なくなると下動する。
そして、センサ(28)が上動すると、処理物量が多くなって、負担も大きくなるため、処理物量が少なくなる方向に制御手段(29)を作動させて対処する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記処理物量制御手段(29)は、唐箕(20)の風量増減を調整する制御に構成してあることを特徴とする。
処理物量が多くなると、唐箕(20)の風量を増大し、処理物量が少なくなると、唐箕(20)の風量を減少する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記処理物量制御手段(29)は、揺動選別棚(15)の開度を広く又は狭く調整する制御に構成してあることを特徴とする。
処理物量が多くなると、揺動選別棚(15)の開度を広くし、少なくなると、開度を狭くなる方向に制御する。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明において、前記処理物量制御手段(29)は、唐箕(20)の風量と揺動選別棚(15)の開度を調整する制御に構成してあることを特徴とする。
揺動選別棚(15)上の処理物量が多くなると、唐箕(20)の風量を増大し、揺動選別棚(15)の開度は広くなる方向に制御し、また、逆に、処理物量が少なくなると、唐箕の風量を減少し、揺動選別棚の開度は狭くなる方向に制御する。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記処理物量制御手段(29)は、刈取走行速度を変速制御する構成としてあることを特徴とする。
揺動選別棚(15)上の処理物量が多くなると、刈取走行速度を遅くし、処理物量が少なくなると、刈取走行速度は速くなる方向に制御される。
請求項1記載の発明によれば、揺動選別棚上の処理物量を検出する処理物量検出センサは、藁屑の多い揺動選別棚の終端側に設けられ、処理物量制御手段を作動させるため、穀粒が藁屑と共に機外に飛散することが少なく、3番ロスを大幅に軽減することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、処理物量に応じて唐箕の風量を調整するため、選別精度があがり、3番ロスの低減を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、処理物量に応じて揺動選別棚の開度を変化させるため、選別精度は向上し、3番ロスの低減を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明による効果に加えて、処理物量に応じて唐箕の風量と、揺動選別棚の開度を調整するため、選別精度は大幅に向上し、3番ロスの低減を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載発明による効果に加えて、揺動選別棚上の処理物量に応じて刈取走行速度を速くしたり、遅くしたり制御するので、選別性能の向上、3番ロスの低減を図ることができる。
コンバインの側面図 脱穀部の要部の側断面図 同上要部の平面図 脱穀部の要部の側断面図 同上要部の平面図 制御ブロック回路図 別実施例の揺動選別棚の側面図 同上平面図 脱穀部要部の側面図 同上要部の平面図 脱穀部要部の側面図 同上要部の平面図 脱穀部要部の側面図
この発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
コンバインは、走行クローラ2を具備した車体1前部の刈取部3と、刈取部3から搬送供給される穀稈を脱穀処理する車体後部の脱穀装置(脱穀部)4とからなる。
刈取部3は、立毛する穀稈を左右に分草する分草体5,5…、分草後の穀稈を引き起す穀稈引起し装置6…、引起し後の穀稈を刈り取るバリカン式の刈刃装置7、刈取後の穀稈を掻込搬送する掻込搬送装置や掻込搬送後の穀稈を引き継いで揚上搬送し後方の脱穀部4に搬送供給する刈取穀稈搬送装置8等からなり、車体に対して上下に昇降可能に構成している。
脱穀部4は、脱穀フィードチエン9により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室10内で駆動回転する扱胴11により脱穀処理するよう構成している。扱室10の終端側には、穀粒を含む藁屑などを下方に落下させる排塵口12が開口されている。
前記扱室10のフィードチエン9側とは反対側一側には2番処理胴13及び排塵処理胴14が架設されている。また、扱室10の下方には、脱穀処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する揺動選別棚15が設けられ、選別方向上手側から移送棚16、チャフシーブ17、ストロ−ラック18の順に配置し、且つ、前記チャフシ−ブ17の下方にグレンシ−ブ19を配置して設けた構成としている。更に、揺動選別棚15の下方には、選別方向の上手側から順に、唐箕20と、1番ラセン21、2番ラセン22と、その上方に排塵フアン23を配置して設けた構成としている。
前記チャフシーブ17は、可動シーブ板が横軸心周りに揺動開閉するようになっており、シーブ開閉制御モータ24により揺動開閉し、処理物の漏下開度を変更調節できるように構成されている。
前記唐箕20は、回転数の増減によって選別風量が任意調節できる構成であり、処理物量が多くなると増速し、処理物量が少なくなると減速するように唐箕風量制御モータ25により制御する構成になっている。
また、処理物量が多くなると、刈取走行速度を遅くし、処理物量が少なくなると刈取走行速度が速くするように刈取走行制御モータ26を介して制御する構成であってもよい。
揺動選別棚15終端側のチャフシーブ17終端側上(図2,図3参照)、又はストローラック18上(図4,図5参照)には、処理物の層厚に応じて上下回動する処理物量検出センサ28が設置されている。なお、この処理物量検出センサは扱室の排塵口12に対応する部分を除く後方が良い。
揺動選別棚上に落下する扱室からの脱穀処理物量が多くなると、処理物量検出センサ28の処理物量検出結果に基づき、制御手段を作動させるが、例えば、モニタ表示、すなわち、「ロスが発生しやすい状態です」とモニタ27に表示し、警告することができる。
また、処理物量が多くなると、処理物量検出センサ28の処理物量検出結果に基づき、揺動選別棚のシーブの開度が開き、処理物量が少なくなると、シーブの開度が狭くなるように制御装置29によってモータ24を制御する。
揺動選別棚上の処理物量が多くなると、処理物量検出センサ28の処理物量検出結果に基づき、唐箕20による選別風量を増大させ、処理物量が少なくなると、選別風量を減少させるように制御装置(制御手段)29によってモータ25を制御する。
揺動選別棚15上の処理物量の多少に応じて処理物量検出センサ28が検出し、揺動選別棚の開度と同時に唐箕風量を制御すると、より良い選別効果を達成することができる。
また、制御後、一定の時間が経過しても、処理物量検出センサ28がOFFにならない場合は、「ロスが発生しています」とモニタ27に表示するなど警告するようにしておくとよい。
更に、揺動選別棚上の処理物量が多くなると、処理物量検出センサ28の処理物量検出結果に基づき、扱室の送塵量を調整する送塵板によって送塵量を少ない側に制御することもできる。
揺動選別棚の始端側と終端側とに処理物量検出センサを設けてあるコンバインにおいて、これら両センサを連動し、揺動選別棚の開度と唐箕風量を調節するよう制御する構成をとることもできる。
上記両センサを設けたものにおいて、揺動選別棚の終端側における処理物量検出センサ28が「高」の状態が一定以上継続した場合、「ロスが発生しています」とモニタに表示するなど警告することもできる。
図7及び図8の実施例で示すように、ストローラック18の先端部には3番棚先調整板31が上下動調整自在に設けられてあり、通常作業時は調整板31を下げた状態にあるが、3番飛散が多い場合には上げる構成としている。そこで、刈り終わり旋回時(脱穀スイッチON状態)、処理物量検出センサ28が「ONからOFF(穀物を感知していない時)になった時、モータにより3番棚先調整板31を上げるように構成しておくと、3番飛散の低減を図ることができる。すなわち、刈り終わり時に揺動選別棚の回転数を高いままで旋回すると、3番飛散が多く、ロスが目立つが、本件によれば、ロス低減化を図ることができるものである。
また、刈り終わり旋回時、穀稈センサがONからOFFを感知し、エンジン負荷が低くなった時、モータにより3番棚先調整板31を上げ調節するように構成しても3番ロスを低減することができる。
なお、刈り終わり旋回時、穀稈センサがONからOFFを感知し、エンジン負荷が低くなった時、揺動選別棚の回転数を低くするか、扱胴の回転数を低く抑える構成をとっても上記同様にロス低減化を図ることができる。
図9及び図10に示す脱穀部の入口漏斗32は、これを上下2段に構成し、下側の漏斗は扱室に通じる通常の入口受板33とし、上側の漏斗34は格子状に構成する。格子状漏斗34は主として穀稈を搬送して扱室内へ供給し、切れた穂先は下段の受板33上に落として扱室内へ供給する。
図11及び図12に示す入口漏斗32の上段は、複数の板バネ35を櫛状に設置した構成としている。切れた穂先は下段の受板33に落として穀稈の搬送に支障のなきようにし、穀稈の搬送量が一時的に増大した時でも板バネの作用で扱室内へ搬送することができる。
図13に示す入口漏斗32の上段は、櫛状の板バネ漏斗35とし、下段は、受板33に代えてベルトコンベア漏斗36の構成とした。特に、下段の漏斗はベルトコンベアであるため、穀粒の滞留がなく、スムースに供給することができる。
3 刈取部
4 脱穀部
15 揺動選別棚
17 チャフシーブ
18 ストローラック
20 唐箕
24 シーブ開閉制御モータ
25 唐箕風量制御モータ
26 刈取走行制御モータ
27 モニタ
28 処理物量検出センサ
29 制御装置(制御手段)

Claims (5)

  1. 脱穀装置(4)の扱室(10)下方から後方にわたって揺動選別棚(15)を配置したコンバインにおいて、
    前記揺動選別棚(15)の終端側には、処理物量に応じて層厚を検出する処理物量検出センサ(28)を設け、
    前記処理物量検出センサ(28)の処理物量検出結果に基づき、処理物量制御手段(29)を作動させる、ことを特徴とするコンバインの脱穀装置。
  2. 前記処理物量制御手段(29)は、唐箕(20)の風量増減を調整する制御手段である、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの脱穀装置。
  3. 前記処理物量制御手段(29)は、前記揺動選別棚(15)の開度を広く又は狭く調整する制御手段である、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの脱穀装置。
  4. 前記処理物量制御手段(29)は、唐箕(20)の風量と前記揺動選別棚(15)の開度を調整する制御手段である、ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインの脱穀装置。
  5. 前記処理物量制御手段(29)は、刈取走行速度を変速制御する、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの脱穀装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019178986A1 (zh) * 2018-03-20 2019-09-26 江苏大学 收获机脱出物自动均布装置与自动调节方法

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