JP2003239581A - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

シリンダ錠の保護装置

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JP2003239581A JP2002039273A JP2002039273A JP2003239581A JP 2003239581 A JP2003239581 A JP 2003239581A JP 2002039273 A JP2002039273 A JP 2002039273A JP 2002039273 A JP2002039273 A JP 2002039273A JP 2003239581 A JP2003239581 A JP 2003239581A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッターによるキー孔の閉塞操作を簡便と
し、操作性を向上させることができるシリンダ錠の保護
装置を提供する。 【解決手段】シリンダ錠のキー孔の上方に設けられるハ
ウジング1と、キー孔を外側から開閉するシャッター2
と、キー孔を閉塞すべくシャッター2を開放位置から閉
塞位置まで移動させる閉塞手段と、閉塞位置にあるシャ
ッター2をロックするロック手段6と、該ロック手段6
によるロックを解除し、シャッター2を閉塞位置から開
放位置まで移動させる開放手段とを具備し、シリンダ錠
を保護し得るシリンダ錠の保護装置において、閉塞手段
は、開放位置にあるシャッター2を閉塞位置に付勢する
ねじりバネ3と、ハウジング1から突出しつつねじりバ
ネ3で付勢されたシャッター2を開放位置で係止すると
ともに、突出部5aを押圧することにより係止を解除す
る押しボタン5とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等に装
備されるシリンダ錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の
保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、第三者によるはさみやドライバ等
のキー孔への差し込みで自動二輪車等のシリンダ錠がい
たずらされて破壊されるのを防止するために、例えば特
開平11−44132号公報で開示されたシリンダ錠の
保護装置が提案されている。かかる保護装置は、キー孔
を閉状態とする閉塞位置から当該キー孔を開状態とする
開放位置まで摺動可能なシャッターと、該シャッターを
開放位置と閉塞位置との間で摺動自在に保持するハウジ
ングと、シャッターを閉塞位置に保持することによりキ
ー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、磁石の磁気に
よってマグネット錠を解錠するマグネットキーを具備し
ていた。
【0003】上記保護装置によれば、ハウジングから突
出したシャッターの一部を当該ハウジング内に押し込む
ことによりキー孔を外側から閉塞しつつ、その位置でマ
グネット錠にて施錠することができる。即ち、シャッタ
ーには、押し込み操作すべくハウジングから所定寸法突
出した操作部と、キー孔を閉塞するための閉塞部とが形
成されており、当該ハウジングから突出した寸法だけ操
作部を移動させると閉塞部が開放位置から閉塞位置まで
移動するよう構成されていたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシリンダ錠の保護装置においては、キー孔を閉塞す
るにはシャッターの操作部を押し続けて、当該シャッタ
ーを所定寸法摺動させる必要があったので、操作が面倒
であるという問題があった。即ち、シャッターが開放位
置から閉塞位置まで移動するには、ある程度の寸法量操
作部を押圧操作し続ける必要があり、ユーザや操作時の
状況によっては面倒である場合があるのである。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シャッターによるキー孔の閉塞操作を簡便と
し、操作性を向上させることができるシリンダ錠の保護
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シリンダ錠のキー孔の上方に設けられるハウジングと、
該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能
とされ、前記キー孔を外側から開閉するシャッターと、
前記キー孔を閉塞すべく前記シャッターを開放位置から
閉塞位置まで移動させる閉塞手段と、閉塞位置にある前
記シャッターをロックするロック手段と、該ロック手段
によるロックを解除し、前記シャッターを閉塞位置から
開放位置まで移動させる開放手段とを具備し、シリンダ
錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置において、前記閉
塞手段は、開放位置にある前記シャッターを閉塞位置に
付勢する付勢手段と、前記ハウジングから突出しつつ前
記付勢手段で付勢された前記シャッターを開放位置で係
止するとともに、ハウジングからの突出部を操作するこ
とにより係止を解除する操作手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】かかる構成によれば、操作手段の突出部を
操作すると、当該操作手段で開放位置にあるシャッター
の係止が解除されるとともに、付勢手段による付勢でシ
ャッターが閉塞位置まで移動する。かかる閉塞位置にて
シャッターはロック手段でロックされ、キー孔へのいた
ずらの防止が図られるのである。
【0008】請求項2記載の発明は、前記操作手段が、
前記ハウジングからの突出部を押圧することにより係止
を解除する押しボタンから成ることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記シャッターが
閉塞位置にあるとき、前記操作手段の一部が前記シャッ
ターと当接して当該操作手段の操作後の状態が維持され
ることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、前記シャッターと
前記ロック手段とが互いに独立に動作することを特徴と
する。
【0011】請求項5記載の発明は、閉塞位置にある前
記シャッターを係止するとともに、前記ロック手段によ
るロック解除動作に伴い係止を解除するスライダを設け
たことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
るシリンダ錠の保護装置は、二輪車が具備するシリンダ
錠のキー孔上方に設けられ、該キー孔を外側から開閉可
能とすることによりシリンダ錠を保護し得るもので、図
1〜図3に示すように、ケース1a及びカバー1bで構
成されるハウジング1と、シャッター2と、ねじりバネ
3、コイルバネ4及び押しボタン5(操作手段)から成
る閉塞手段と、マグネット錠を構成するロック手段6
と、開放手段としてのマグネットキーMKと、スライダ
7とから主に構成されている。尚、マグネットキーMK
は、図2に示すように、イグニッションキーIKのつま
み部(把持部)に形成されている。
【0013】ケース1aは、亜鉛ダイカスト成形品(ア
ルミダイカスト等他の材質でもよい)から成るものであ
り、車両のシリンダ錠を挿通し、そのキー孔を上方に臨
ませ得る挿通孔1aaが略中央に形成されるとともに、
その両側に押しボタン5を収容する収容凹部1abと、
マグネット錠用凸部1adとが形成されている。また、
収容凹部1ab内にはコイルバネ4を収容する収容穴1
aeが形成される一方、マグネット錠用凸部1adの周
囲には、ねじりバネ3を収容する収容穴1acが形成さ
れている。
【0014】マグネット錠用凸部1adは、その先端面
においてスプリングSを介してマグネットMを収容する
収容穴1afが複数(本実施形態においては4つ)形成
されるとともに、外周面でシャッター2の円環状部2a
を回動自在に嵌合し得るよう構成されている。また、マ
グネット錠用凸部1adの近傍には、スプリング8を介
してスライダ7を収容するための収容穴1agが形成さ
れている。
【0015】カバー1bは、アルミダイカスト成形品
(他の材質でもよい)から成り、ケース1aの上面側を
覆って該ケース1aとの間に形成される内部空間にシャ
ッター2等シリンダ錠の保護装置の構成部品を収容する
ためのもので、挿通孔1aaと対応した位置に形成され
てイグニッションキーIKをキー孔に挿通させ得る孔1
baと、押しボタン5の突出部5aを挿通させ得る孔1
bbと、ロック手段6の嵌合部6aを挿通させ得る孔1
bcとが形成されている。
【0016】シャッター2は、非磁性体材料から成るも
のであり、図4に示すように、円環状部2aと閉塞部2
bとが一体的に形成されたものである。即ち、円環状部
2aがマグネット錠用凸部1adに嵌合しつつ、これを
中心として回動すると、閉塞部2bがカバー1bの孔1
baを塞ぐ位置(閉塞位置)と、当該孔1baから離間
して開放する位置(開放位置)との間で移動し、キー孔
を外側から開閉し得るよう構成されている。
【0017】また、ねじりバネ3が収容穴1acに収容
された状態において、その一端がケース1aに係止され
つつ他端がシャッター2の円環状部2aに係止されてい
るので、シャッター2は、ねじりバネ3により閉塞位置
に回動する方向に常時付勢されている。尚、シャッター
2の形状は、ハウジング1全体の形状及び大きさや、他
の構成要素のレイアウト等により任意に変更することが
できる。
【0018】押しボタン5は、図5及び図7に示すよう
に、ハウジング1に組み付けられた状態でカバー1bか
ら寸法tだけ突出した突出部5aと、ねじりバネ3で付
勢されたシャッター2を開放位置で係止する係止部5b
とを有した樹脂製一体成形品から成り、操作者が突出部
5aを図5及び図7中の矢印方向に押圧することによ
り、係止部5bによるシャッター2の係止を解除し得る
ものである。
【0019】即ち、シャッター2が開放位置にあると
き、押しボタン5はコイルバネ4の付勢力により係止部
5bがカバー1bの裏面へ当接した状態とされており、
この状態ではシャッター2先端に係止して、その付勢方
向への回動が規制されている(図5及び図7参照)。一
方、コイルバネ4の付勢力に抗して押しボタン5を押圧
すると、それに伴い係止部5bも下方に移動することと
なるので、シャッター2の先端に対する係止が解除さ
れ、ねじりバネ3による付勢力でシャッター2が閉塞位
置まで回動するのである(図6及び図8参照)。
【0020】従って、押しボタン5の突出部5aに対す
る押圧操作は、シャッター2の係止を解除するストロー
ク量(多くても寸法t)だけあれば足り、従来の操作部
を押し続けるものに比べて、操作を簡便とすることがで
きる。また、押しボタン5を動作させる際、コイルバネ
4に抗する押し込み力で足りるため、指先の僅かな力で
押圧操作することができ、操作性を向上させることがで
きる。
【0021】更に、図6及び図8に示すように、シャッ
ター2が閉塞位置にあるとき、押しボタン5の一部(係
止部5bの表面側)がシャッター2の先端部分と当接し
て当該押しボタン5の押圧状態が維持されているので、
シャッター2が開放位置にあるときのみ突出部5aが突
出して押圧操作を可能とし、操作性を更に向上させるこ
とができる。
【0022】ロック手段6は、図9に示すように、表面
側にはマグネットキーMKを嵌合させ得る嵌合部6aが
形成されるとともに、裏面側にはマグネット錠用凸部1
ad先端に配設されたマグネットMを嵌合係止し得る複
数の嵌合穴6bが形成されている。また、ロック手段6
の裏面側先端には、スライダ7の作動部7bと当接し得
るカム部6cが形成されるとともに、基端には、シャッ
ター2の円環状部2aから突設された凸部2abと当接
し得る作動凸部6dが形成されている。尚、同図中符号
6eは、板バネ12(図3参照)を嵌め込む凹部を示し
ている。かかる板バネ12は、カバー1bの裏面に形成
された凹形状(不図示)と係合し得る凸部12aを有し
ており、マグネットキーMKの着脱位置とシャッター2
が開状態になって押しボタン5が戻る位置との間で節度
を持たせている。
【0023】かかるロック手段6をマグネット錠用凸部
1ad上に組み付けると、図10に示すように、嵌合穴
6bがスプリングSで上方に付勢されたマグネットMを
嵌合係止し得るよう構成されている。即ち、シャッター
2が閉塞位置にあるとき、マグネット錠用凸部1adの
先端に形成された収容穴1afと嵌合穴6bとが合致す
るよう設定されており、当該閉塞位置においてマグネッ
トMが嵌合穴6bに入り込むことによりロック手段6を
係止し、ロックし得るよう構成されているのである。
尚、同図における符号9はシール部材としてのOリング
を示している。
【0024】また、マグネットキーMKの先端には、図
11に示すように、マグネットMに対応する位置にマグ
ネットJが複数配設されており、このマグネットJは、
マグネットキーMKがカバー1bの孔1bcから挿通さ
れた状態で、マグネットMの上面側の極と異なる極が対
向するように配設されている。
【0025】これにより、ロック手段6(シャッター
2)がロックされた状態においてマグネットキーMKを
孔1bcに差し込むと、マグネットMとJとの反発力に
より、マグネットMがスプリングSの付勢力に抗して下
降し、ロックが解除されるのである。この状態のままマ
グネットキーMKを回転させれば、嵌合部6aの嵌合で
ロック手段6が連れ回されて回動するよう構成されてい
る。
【0026】ここで、上記ロック手段6のロックは、ロ
ック手段6の回動を規制するものの直接的にはシャッタ
ー2の回動を規制するものではない。しかし、ロック手
段6がロック位置にあるとき、スライダ7の係止部7a
がシャッター2の凸部2aaを係止して当該シャッター
2の回動を規制するので、間接的にシャッター2も閉塞
状態にてロックされることとなっている。
【0027】スライダ7は、図3に示すように、シャッ
ター2に近い側の突端が角形状に形成され、遠い側の突
端が円弧状に形成されており、角形状部がシャッター2
の凸部2aaと係止する係止部7aとされ、円弧状部が
ロック手段6のカム部6cと当接する作動部7bとされ
たものである。このスライダ7は、スプリング8を介し
てケース1aの収容穴1ag内に収容され、常時上方へ
付勢された状態とされている。
【0028】そして、図12に示すように、シャッター
2が閉塞状態にあるときは、係止部7aがシャッター2
の凸部2aaと当接して、当該シャッター2の開放位置
側への回動を規制する。これにより、シャッター2は閉
塞位置にてロックされ、第三者によるシャッター2の回
動を防止することができ、防犯効果を更に向上させるこ
とができる。
【0029】マグネットキーMKによりロック手段6を
回動させると、図13で示すように、ロック手段6のカ
ム部6cがスライダ7の位置まで回動し当接する。この
とき、図14に示すように、カム部6cがスライダ7の
作動部7bと当接するため、スライダ7はスプリング8
の付勢力に抗して下降し、収容穴1ag内に没すること
となる。
【0030】従って、シャッター2は開放位置方向へ回
動が許容されることとなり、ロック手段6が更に回動す
ると、該ロック手段6の作動凸部6dが凸部2abと当
接し、連れ回しすることとなる。即ち、スライダ7によ
る係止が解除されたシャッター2は、ロック手段6とと
もに回動し、図15で示す開放位置に至ることとなる。
尚、このとき、スライダ7は、その係止部7aがシャッ
ター2の下面で押された状態となっているので、その後
のシャッター2の閉塞位置への回動は規制されない。こ
のとき、押しボタン5が押圧操作前の位置に戻り、シャ
ッター2を係止する。
【0031】最後に、ロック手段6を逆向きに回動させ
て、図16で示した状態とし、マグネットキーMKを抜
き取る。これにより、ロック手段6は初期位置とされ
て、その後のシャッター2の閉塞位置への回動をスムー
ズにすることができる。かかる開放位置におけるシャッ
ター2は、既述の如く、ねじりバネ3による付勢力が付
与されつつ押しボタン5の係止部5bにより係止した状
態とされているので、押しボタン5の突出部5aを押圧
すれば、ねじりバネ3の付勢力により再びシャッター2
は閉塞位置(即ち、図12で示した状態)まで回動し、
スライダ7によりロックされる。
【0032】このように、ロック手段6とシャッター2
とを別部材で構成し、各々が互いに独立に動作するの
で、以下の如き効果がある。即ち、本実施形態のように
ロック手段6にOリング9を介在させた場合、ロック手
段6の作動負荷が大きくなるので、これに抗するべくね
じりバネ3の付勢力を大きくせざるを得なくなって、シ
ャッター2の開動作における作動負荷が大きくなってし
まうことが予想されるが、このような作動負荷の増大を
回避しつつ、シャッター2及びロック手段6の作動負荷
をそれぞれ適宜に設定することができるのである。
【0033】次に、本発明に係る他の実施形態について
説明する。本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、
操作手段としてスライドノブ10を具備したものであ
り、他の構成要素は略先の実施形態と同様である。かか
るスライドノブ10は、図17及び図18に示すよう
に、カバー1bの上面左側に形成された長孔1bb’か
ら突出した突出部10aと、ねじりバネ3(先の実施形
態参照)で付勢されたシャッター2を開放位置で係止す
る係止部10bとを有した樹脂製一体成形品(いずれの
材質であってもよい)から成り、同図中左右方向にスラ
イド自在とされたものである。
【0034】また、スライドノブ10は、コイルスプリ
ングS1によって常時右方向(シャッター2を係止する
方向)へ付勢されており、非操作時においては、係止部
10bの上部がシャッター2を係止して開放位置として
いる(図19参照)一方、当該コイルスプリングS1の
付勢力に抗して突出部10aを左側にスライド操作する
と、係止が解かれ、シャッター2がねじりバネ3の付勢
力により閉塞位置まで回動する(図20参照)。
【0035】従って、スライドノブ10の突出部10a
に対するスライド操作は、シャッター2の係止を解除す
るストローク量だけあれば足り、従来の操作部を押し続
けるものに比べて、操作性を簡便とすることができる。
また、スライドノブ10を動作させる際、コイルスプリ
ングS1に抗するスライド力で足りるため、指先の僅か
な力でスライド操作することができ、操作性を向上させ
ることができる。
【0036】更に、シャッター2が閉塞位置にあるとき
は、図20に示すように、係止部10bの下部がシャッ
ター2の先端部分と当接してスライドノブ10の操作後
の状態(突出部10aが長孔1bb’の左端部にある状
態)が維持されているので、シャッター2が開放位置に
あるときのみ突出部10aをスライド操作可能とし、操
作性を更に向上させることができる。
【0037】最後に、本発明に係る更なる他の実施形態
について説明する。本実施形態に係るシリンダ錠の保護
装置は、操作手段として回動ノブ11を具備したもので
あり、他の構成要素は略先の実施形態と同様である。か
かる回動ノブ11は、図21及び図22に示すように、
カバー1bの上面左側に形成された孔1bb’’から突
出した突出部11aと、ねじりバネ3(先の実施形態参
照)で付勢されたシャッター2を開放位置で係止する係
止部11bとを有した樹脂製一体成形品(いずれの材質
であってもよい)から成るものである。
【0038】また、回動ノブ11は、ねじりバネS2に
よって常時右回転(時計周り)する方向へ付勢されてお
り、非操作時においては、係止部11bの先端部がシャ
ッター2を係止して開放位置としている(図23参照)
一方、当該ねじりバネS2の付勢力に抗して突出部11
aを左に回動操作(反時計周り)すると、係止が解か
れ、シャッター2がねじりバネ3の付勢力により閉塞位
置まで回動する(図24参照)。
【0039】従って、回動ノブ11の突出部11aに対
する回動操作は、シャッター2の係止を解除するストロ
ーク量だけあれば足り、従来の操作部を押し続けるもの
に比べて、操作性を簡便とすることができる。また、回
動ノブ11を動作させる際、ねじりバネS2に抗する回
動力で足りるため、指先の僅かな力で回動操作すること
ができ、操作性を向上させることができる。
【0040】以上、本実施形態に係るシリンダ錠の保護
装置について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えばロック手段とシャッターとを一体と
し(例えばシャッター上面にマグネットキーMKを嵌合
する嵌合部を形成し、下面にマグネットMを嵌合し得る
穴を形成する等)、スライダ7を不要としてもよく、こ
の場合、上述した作動負荷の観点から問題があるもの
の、部品点数を削減でき、シリンダ錠の保護装置におけ
る構成を簡素化することができる。
【0041】また、本実施形態においては、マグネット
Mをロック手段6に係止させるマグネット錠をロック手
段としているが、これに代えて他の形態のロック手段と
してもよい。更に、押しボタン5は、上記機能が果たせ
れば、ハウジング内のいずれの位置に設けるようにして
もよく、シャッター2を付勢するねじりバネ3に代えて
他の付勢手段としてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作手段の突
出部を操作すれば付勢手段の付勢でシャッターが閉塞位
置まで移動するので、シャッターによるキー孔の閉塞操
作を簡便とし、シリンダ錠の保護装置における操作性を
向上させることができる。即ち、操作手段の突出部に対
する操作は、シャッターの係止を解除するストローク量
だけあれば足り、従来の操作部を押し続けるものに比べ
て、操作が簡便となるのである。
【0043】請求項2の発明によれば、操作手段が押し
ボタンから成り、該押しボタンを押圧操作すれば付勢手
段の付勢でシャッターが閉塞位置まで移動するので、操
作性を更に向上させることができる。即ち、突出部を把
持することもなく、単に押圧による操作が可能となるの
である。
【0044】請求項3の発明によれば、シャッターが閉
塞位置にあるとき、操作手段の一部がシャッターと当接
して当該操作手段の操作後の状態が維持されるので、シ
ャッターが開放位置にあるときのみ操作を可能とし、操
作性を更に向上させることができる。
【0045】請求項4の発明によれば、シャッターとロ
ック手段とが互いに独立に動作するので、ロック手段の
作動負荷に拘わらず閉塞手段における付勢手段の付勢力
を設定することができる。即ち、例えばロック手段にO
リング等のシール部材を介在させた場合、ロック手段の
作動負荷が大きくなるので、これに抗するべく付勢手段
の付勢力を大きくせざるを得なくなって、シャッターの
開動作における作動負荷が大きくなってしまう。このよ
うな作動負荷の増大を回避しつつ、シャッター及びロッ
ク手段の作動負荷をそれぞれ適宜に設定することができ
る。
【0046】請求項5の発明によれば、係止機構によ
り、閉塞位置にあるシャッターを係止して当該シャッタ
ーの移動を規制する一方、ロック手段によるロック解除
動作に伴って係止が解除されて閉塞位置にあるシャッタ
ーが開放位置まで移動するのを許容するので、シャッタ
ーとロック手段とを独立に作動させたものにおいても、
確実にシャッターをロックさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
を示す上面図
【図2】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
を示す縦断面図
【図3】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
を示す分解斜視図
【図4】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
におけるシャッターを示す上面図、側面図及び底面図
【図5】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における押しボタンがシャッターを係止した状態を示す
斜視図
【図6】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
におけるシャッターが押しボタンと当接した状態を示す
斜視図
【図7】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
における押しボタンがシャッターを係止しつつ突出した
状態を示す断面模式図
【図8】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
押しボタンがシャッターと当接しつつ、押圧状態が維持
された状態を示す断面模式図
【図9】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置
におけるロック手段を示す上面図、側面図及び底面図
【図10】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるロック手段及びマグネットキーMKを示す断
面模式図
【図11】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるイグニッションキーIK及びマグネットキー
MKを示す上面図及び正面図
【図12】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるシャッターとロック手段との位置関係を示す
模式図(シャッターが閉塞位置にある状態)
【図13】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるシャッターとロック手段との位置関係を示す
模式図(ロック手段を所定角度回動された状態)
【図14】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるロック手段のカム部によりスライダが収容穴
に没した状態を示す模式図
【図15】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるシャッターとロック手段との位置関係を示す
模式図(シャッターが開放位置にある状態)
【図16】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装
置におけるシャッターとロック手段との位置関係を示す
模式図(シャッターが開放位置にあり、且つ、ロック手
段が初期位置に戻された状態)
【図17】本発明の他の実施形態(操作手段がスライド
ノブ)に係るシリンダ錠の保護装置を示す上面図
【図18】図17におけるXVIII−XVIII線断
面図
【図19】同スライドノブの動作(シャッターが開放位
置にある状態)を示すための模式図
【図20】同スライドノブの動作(シャッターが閉塞位
置にある状態)を示すための模式図
【図21】本発明の他の実施形態(操作手段が回動ノ
ブ)に係るシリンダ錠の保護装置を示す上面図
【図22】図21におけるXXII−XXII線断面図
【図23】同回動ノブの動作(シャッターが開放位置に
ある状態)を示すための模式図
【図24】同回動ノブの動作(シャッターが閉塞位置に
ある状態)を示すための模式図
【符号の説明】
1…ハウジング 1a…ケース 1b…カバー 2…シャッター 2a…円環状部 2b…閉塞部 3…ねじりバネ(付勢手段)(閉塞手段) 4…コイルバネ 5…押しボタン(操作手段)(閉塞手段) 5a…突出部 6…ロック手段 7…スライダ 7a…係止部 7b…作動部 8…スプリング 9…Oリング 10…スライドノブ(操作手段)(閉塞手段) 10a…突出部 10b…係止部 11…回動ノブ(操作手段)(閉塞手段) 11a…突出部 11b…係止部 M…マグネット S…スプリング S1…ねじりバネ S2…コイルスプリング MK…マグネットキー(開放手段) IK…イグニッションキー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ錠のキー孔の上方に設けられるハ
    ウジングと、 該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能
    とされ、前記キー孔を外側から開閉するシャッターと、 前記キー孔を閉塞すべく前記シャッターを開放位置から
    閉塞位置まで移動させる閉塞手段と、 閉塞位置にある前記シャッターをロックするロック手段
    と、 該ロック手段によるロックを解除し、前記シャッターを
    閉塞位置から開放位置まで移動させる開放手段と、を具
    備し、シリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置に
    おいて、 前記閉塞手段は、 開放位置にある前記シャッターを閉塞位置に付勢する付
    勢手段と、 前記ハウジングから突出しつつ前記付勢手段で付勢され
    た前記シャッターを開放位置で係止するとともに、ハウ
    ジングからの突出部を操作することにより係止を解除す
    る操作手段と、を備えたことを特徴とするシリンダ錠の
    保護装置。
  2. 【請求項2】前記操作手段は、前記ハウジングからの突
    出部を押圧することにより係止を解除する押しボタンか
    ら成ることを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠の保
    護装置。
  3. 【請求項3】前記シャッターが閉塞位置にあるとき、前
    記操作手段の一部が前記シャッターと当接して当該操作
    手段の操作後の状態が維持されることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のシリンダ錠の保護装置。
  4. 【請求項4】前記シャッターと前記ロック手段とが互い
    に独立に動作することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のシリンダ錠の保護装置。
  5. 【請求項5】閉塞位置にある前記シャッターを係止する
    とともに、前記ロック手段によるロック解除動作に伴い
    係止を解除するスライダを設けたことを特徴とする請求
    項4記載のシリンダ錠の保護装置。
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