JP6140560B2 - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二輪車などが具備するシリンダ錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の保護装置に関するものである。
二輪車のシリンダ錠は、通常、イグニッションキーを挿抜可能なキー孔が形成されたロータを具備しており、従来、第三者によるはさみやドライバ等の当該キー孔への差し込みでシリンダ錠がいたずらされて破壊されるのを防止するために、例えば特許文献1で開示されたようなシリンダ錠の保護装置が提案されている。かかるシリンダ錠の保護装置は、キー孔を閉状態とする閉塞位置から当該キー孔を開状態とする開放位置まで移動可能なシャッターと、該シャッターを開放位置と閉塞位置との間で移動自在に保持するハウジングと、シャッターを閉塞位置に保持することによりキー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、磁石の磁気によりマグネット錠を解錠するマグネットキーとを具備していた。
上記シリンダ錠の保護装置によれば、ハウジングから突出したシャッターの一部を当該ハウジング内に押し込む操作を行うことによりキー孔を閉塞しつつ、その位置でマグネット錠にて施錠することができる。すなわち、シャッターを閉塞位置とするための操作部が形成されており、運転者が当該操作部を操作することによってシャッターを閉塞位置とし、キー孔を覆ってシリンダ錠を保護し得る構成とされているのである。
一方、上記のシリンダ錠の保護装置においては、運転者が操作部を操作することによりシャッターを閉塞位置とするため、その操作が面倒であり、シャッターを閉塞位置にしない状態(保護装置を機能させない状態)で駐車することが頻繁に生じてしまうという不具合があった。すなわち、シャッターを閉塞位置とするには、イグニッションキーを抜く動作と、その後の操作部の操作との2つの動作が必要となるため、操作部の操作が面倒であると感じるユーザが多く、保護装置を機能させない状態で駐車してしまう不具合が生じてしまうのである。
こうした不具合を解消すべく、例えば特許文献2にて開示されているように、ロータがロック位置にあるとき、イグニッションキーをキー孔から抜き取る際、シャッターを自動的に閉塞位置まで移動させるものが提案されるに至っている。かかる従来のシリンダ錠の保護装置は、シャッターを開放位置に保持する第1係合部材及び第2係合部材と、イグニッションキーのキー孔に対する回転操作及び挿抜に応じて第1係合部材及び第2係合部材を作動させるカム手段とを具備していた。
特開平11−44132号公報 特開2009−121228号公報
しかしながら、上記した特許文献2で開示された従来技術においては、第1係合部材及び第2係合部材の2つの部材が必要とされることから、構成が複雑となるとともに部品点数が増大してコストが嵩んでしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、構成を簡素化し得るとともに部品点数が増大してしまうのを抑制してコストを低減させることができるシリンダ錠の保護装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、イグニッションキーを挿入し得るキー孔が形成されたロータを覆って取り付けられたハウジングと、該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、閉塞位置にある前記シャッターをロックする施錠手段と、該施錠手段によるロックを解除し、前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させる解錠手段とを具備するとともに、前記キー孔に挿通されたイグニッションキーの回転操作により、車両が具備するエンジンを始動させるオン位置、当該エンジンを停止させるオフ位置、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置の間をロータが回転可能とされたシリンダ錠の保護装置であって、前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、前記シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置、作動位置及び待機位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することで前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ、且つ、前記解錠手段により前記シャッターを閉塞位置から開放位置に移動させた際に待機位置とされる作動部材と、該作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する付勢手段と、前記作動部材を係止するとともに、前記ロータが特定位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際の前記カム部材の動作によって当該係止が解除される係止手段とを具備するとともに、前記係止手段は、非作動位置にある前記作動部材を係止する第1係止部と、待機位置にある前記作動部材を係止する第2係止部とを有した単一部材から成ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシリンダ錠の保護装置において、前記特定位置は、ロック位置であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のシリンダ錠の保護装置において、前記イグニッションキーがキー孔に挿入されて前記ロータが特定位置からオフ位置に移動すると、前記作動部材が待機位置から非作動位置に移動するとともに、前記第2係止部による係止が解除されて前記第1係止部による係止が行われることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、係止手段は、非作動位置にある作動部材を係止する第1係止部と、待機位置にある作動部材を係止する第2係止部とを有した単一部材から成るので、構成を簡素化し得るとともに部品点数が増大してしまうのを抑制してコストを低減させることができる。
請求項2の発明によれば、特定位置は、ロック位置であるので、駐車時にロータをロック位置まで操作してハンドルバーをロックさせる場合に限ってシャッターを自動的に閉塞位置まで移動させることができる。したがって、運転者が防犯を意識した状態(すなわち、ロータをロック位置まで操作してキー孔からイグニッションキーを抜き取る際)において、ハンドルバーのロックに加え、シャッターを自動的に閉塞位置まで移動させるとともに、防犯を意識しない状態(すなわち、ロータがオフ位置にあるときキー孔からイグニッションキーを抜き取る際)において、シャッターを自動的には閉塞位置まで移動させない構成とすることができ、防犯性の向上と利便性の両立を図ることができる。
請求項3の発明によれば、イグニッションキーがキー孔に挿入されてロータが特定位置からオフ位置に移動すると、作動部材が待機位置から非作動位置に移動するとともに、第2係止部による係止が解除されて第1係止部による係止が行われるので、第1係止部及び第2係止部によるシャッターの係止を円滑且つ確実に行わせることができる。
本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す平面図 同シリンダ錠の保護装置の内部構成(上方から見た図)を示す模式図(イグニッションキー挿通なし、且つ、オフ位置) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成(下方から見た図)を示す模式図(イグニッションキー挿通なし、且つ、オフ位置) 同シリンダ錠の保護装置における施錠手段近傍を示す断面模式図であって、(a)施錠手段にてシャッターがロックされた状態、(b)解錠手段にてシャッターのロックが解除された状態 同シリンダ錠の保護装置におけるイグニッションキー及びマグネットキーを示す平面図及び正面図 同シリンダ錠の保護装置における係止手段を示す平面図、正面図及び裏面図 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(イグニッションキー挿通あり、且つ、オフ位置) 図7における係止手段近傍を示す拡大図(イグニッションキー挿通あり、且つ、オフ位置) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(イグニッションキー挿通あり、且つ、ロック位置) 図9における係止手段近傍を示す拡大図(イグニッションキー挿通あり、且つ、ロック位置) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(ロック位置においてイグニッションキーを抜いた瞬間であって、シャッターがまだ閉じていない状態) 図11における係止手段近傍を示す拡大図(ロック位置においてイグニッションキーを抜いた瞬間であって、シャッターがまだ閉じていない状態) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(シャッターが開放位置から閉塞位置に至る途中の状態) 図13における係止手段近傍を示す拡大図(シャッターが開放位置から閉塞位置に至る途中の状態) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(図11の状態からシャッターが閉塞位置となった状態) 図15における係止手段近傍を示す拡大図(図11の状態からシャッターが閉塞位置となった状態) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(シャッターが閉塞位置から開放位置に至る途中の状態) 図17における係止手段近傍を示す拡大図(シャッターが閉塞位置から開放位置に至る途中の状態) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(図17、18の状態から完全にシャッターが開放位置に至った状態) 図19における係止手段近傍を示す拡大図(図17、18の状態から完全にシャッターが開放位置に至った状態) 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す模式図(図19、20の状態からイグニッションキーを挿通した状態) 図21における係止手段近傍を示す拡大図(図19、20の状態からイグニッションキーを挿通した状態) 図2、3の状態からシャッターを手動で閉塞位置まで移動させた状態を示す模式図 図19の状態からシャッターを手動で閉塞位置まで移動させた状態を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、二輪車が具備するシリンダ錠のキー孔上方に設けられ、当該キー孔を外側から開放又は閉塞することによりシリンダ錠を保護し得るもので、図1〜6に示すように、ハウジング1と、シャッター2と、施錠手段としてのマグネット錠3と、解錠手段としてのマグネットキーMK(図5参照)と、カム部材4と、作動部材5と、付勢手段としてのコイルバネ6と、係止手段7とから主に構成されている。
ハウジング1は、二輪車が具備するロータR(図2参照)を覆って取り付けられ、上記のマグネットキーMKを除く各種構成要素を内部に収容するとともに、二輪車のシリンダ錠を構成するシリンダボディ(不図示)の上端部を収容し得るようになっている。かかるシリンダボディ内には、複数のタンブラを具備したロータRが配設されるとともに、当該ロータRには、キー孔Ra(図2参照)が形成されてイグニッションキーIKを挿抜(抜き差し)し得るよう構成されている。
具体的には、ハウジング1は、ケース部1aと、蓋部1bとから主に構成されており、当該ケース部1aの上部に蓋部1bを取り付けることにより、内部に保護装置を構成する各種構成要素を収容可能な収容空間が形成されるようになっている。なお、蓋部1bには、キー孔Raを上方に臨ませ得る開口H1及びシャッター2におけるマグネット錠3が形成された部位を上方に臨ませ得る開口H2が形成されるとともに、ケース部1aには、シリンダ錠の上端部(ロータRが配設された部位)を挿通可能な開口H3が形成されている。
また、ロータRは、キー孔RaにイグニッションキーIKを挿入した状態にて回動操作可能とされており、二輪車が具備するエンジンを始動させるオン位置(「ON」なる表示が蓋部1b等になされた位置)、当該エンジンを停止させるオフ位置(「OFF」なる表示が蓋部1b等になされた位置)、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置(「LOCK」なる表示が蓋部1b等になされた位置)の間を回動可能とされている。
なお、ロータRがオフ位置にあるとき、キー孔Raに挿入したイグニッションキーIKを押圧して押し込み、その状態で図1中左側へ回動させることにより、ロック位置までの回動操作が可能とされている。このロック位置にロータRが移動すると、シリンダボディ内のロックバー(不図示)が突出するよう構成されており、当該ロックバーがハンドルバーの回動軸に形成されたロック孔(不図示)内に挿入して係止することにより、当該ハンドルバーに対するロックがなされるようになっている。
シャッター2は、ハウジング1内で閉塞位置(図15参照)と開放位置(図2参照)との間で移動(ボス部Bを中心とした回動)可能とされ、閉塞位置でキー孔Raを塞ぐとともに開放位置でキー孔Raを開放し得るものである。具体的には、図4に示すように、シャッター2の回転中心部(本実施形態においては、マグネット錠3が形成された部位)がハウジング1に形成されたボス部BにOリング等のシール材を介して嵌合され、該ボス部Bを中心に回動可能とされている。
また、シャッター2は、遮蔽部2aを有しており、開放位置においては、図2に示すように、当該遮蔽部2aがキー孔Raを避けた位置とされて当該キー孔Raを開放するとともに、閉塞位置においては、図15に示すように、当該遮蔽部2aがキー孔Raを覆って塞ぐ(外部から遮蔽する)ようになっている。さらに、シャッター2は、作動部材5の係止部tに係止され得る被係止部2bが形成されており、当該作動部材5が図2中下方へ移動するのに伴って連動し、開放位置から閉塞位置に回転し得るようになっている。
施錠手段としてのマグネット錠3は、図4(a)(b)に示すように、ハウジング1(ケース部1a)のボス部Bにおいて複数(本実施形態においては4つ)形成された凹部Ba内にそれぞれ配設されるとともに、コイルスプリングS3によりそれぞれ上方(シャッター2の裏面側)へ付勢された磁石Maを有して構成されたものであり、閉塞位置にあるシャッター2の凹部2cに磁石Maを嵌入させて、当該シャッター2をロックし得るものである。すなわち、磁石Maは、シャッター2が開放位置にあるときは当該シャッター2の裏面側で押されて凹部Ba内に収まっている一方、閉塞位置にあるときは上方へ突出してシャッター2に形成された凹部2cと係止し得るようになっている。これにより、閉塞位置にあるシャッター2が開放位置方向へ回動しないようにロックすることができる。
解錠手段としてのマグネットキーMKは、マグネット錠3の磁石Maによるロック(係合)を解除し、シャッター2を閉塞位置から開放位置まで手動にて移動させるためのものである。かかるマグネットキーMKは、図5に示すように、イグニッションキーIKの把持部に一体成形された部位から成り、内部に磁石Mbを有して成る。そして、図4(b)に示すように、マグネットキーMKをシャッター2におけるマグネット錠3が形成された部位f(シャッター2の回動中心部における表面)に当接させると、磁石Mbと磁石Maとが対向するとともに、これら磁石Mb、Maは互いに同じ極(S極とS極又はN極とN極)が対向するよう設定されている。なお、このときマグネットキーMKが部位f(シャッター2の表面)に対して回動方向に嵌合し連れ回し可能とされている。
しかして、マグネットキーMKをシャッター2の部位fに嵌合させつつ当接させることにより、磁石Ma、Mbの磁力に伴う反発力で当該磁石MaはコイルスプリングS3の付勢力に抗して下降し、凹部2cとの嵌合が解かれることとなるので、当該マグネットキーMKをそのまま回動させることにより、シャッター2を開放位置まで回動させることができる。
カム部材4は、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKの回転操作及び当該キー孔Raからの抜き取りに応じて動作するもので、ロータRの平面視形状に対応させた外輪郭を有する円板状部材4aと、該円板状部材4a内で摺動可能な摺動部材4bとから主に構成されている。かかるカム部材4は、ハウジング1内における開口H1の直下であってロータRの上端面(キー孔Raが形成された面)より上方の位置に配設されている。
しかるに、イグニッションキーIKをキー孔Raに挿入させる過程において、イグニッションキーIKの先端が摺動部材4bの基端側部位(円板状部材4aに対する中央側部位)と当接するよう構成されており、その当接状態から更にイグニッションキーIKを挿入させることにより、当該摺動部材4bを摺動させて、図7に示すような状態(イグニッションキーIKの挿入状態)とされるようになっている。かかる挿入状態においては、摺動部材4bの先端側部位(円弧状部位)が円板状部材4aの側面と合致して、連続した円弧となるよう設定されている。
一方、イグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ると、摺動部材4bが元の状態(図3で示す状態)に戻るよう構成されている。よって、カム部材4は、イグニッションキーIKのキー孔Raに対する挿入又は抜き取りに応じて摺動部材4bが動作するとともに、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKが回転操作されると、ロータRと共に回転し得るようになっている。なお、カム部材4(円板状部材4a)の側面における所定部位には、凹部4abが形成されており、図15に示すように、係止手段7の所定部位7cが凹部4abに入り込み得るようになっている。
作動部材5は、シャッター2と連動可能とされるとともに、非作動位置(図2参照)、作動位置(図15参照)及び待機位置(図19参照)の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動(図中下方への摺動)することでシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させ、且つ、マグネットキーMK(解錠手段)によりシャッター2を閉塞位置から開放位置に移動させた際に、図中上方へ摺動して待機位置とされるものである。
すなわち、既述したように、作動部材5は、その係止部tによってシャッター2の被係止部2bと係止されていることから、シャッター2と連動可能とされており、作動部材5の図中下方への移動時にシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させ得るとともに、マグネットキーMKにて閉塞位置にあるシャッター2を開放位置まで手動操作すると、作動部材5が待機位置まで移動し得るようになっているのである。
なお、シャッター2は、係止部tによる一方向に対する係止(作動部材5が作動位置に向かう方向に対する係止)にて作動部材5と連動可能とされているため、作動部材5が非作動位置から作動位置まで移動する際、連動して開放位置から閉塞位置まで移動するともに、作動部材5が非作動位置にあるとき、単独で(すなわち、作動部材5とは独立して)開放位置と閉塞位置との間を移動し得るようになっている。
付勢手段としてのコイルバネ6は、一端がハウジング1のケース部1a側に当接するとともに、他端が作動部材5の所定部位5aに当接して組み付けられており、作動部材5を非作動位置から作動位置に向かって(図中下方に向かって)常時付勢するためのものである。これにより、作動部材5は、係止手段7による係止が解除されると、コイルバネ6の付勢力にて摺動し、非作動位置から作動位置まで自動的に移動し得るよう構成されている。
係止手段7は、作動部材5を係止するとともに、ロータRが特定位置(本実施形態においてはロック位置)にあり、且つ、イグニッションキーIKがキー孔Raから抜き取られた際のカム部材4の動作によって当該係止(作動部材5に対する係止)が解除されるよう構成されたものである。具体的には、係止手段7は、回転軸や摺動案内等によっては動作が拘束されない所謂フローティング状態にてハウジング1内に組み付けられる部品から成り、図6に示すように、非作動位置にある作動部材5を係止する第1係止部7aと、待機位置にある作動部材5を係止する第2係止部7bとを有した単一部材から成る。
この係止手段7は、上下に向かってそれぞれ延びる腕部が形成されており、図3に示すように、その一方の腕部には、コイルバネS1の一端を受ける受け部aが形成されるとともに、他方の腕部には、コイルバネS2の一端を受ける受け部bが形成されている。なお、コイルバネS1の他端は、ケース部1aの所定部位に形成された受け部cにて受けられるとともに、コイルバネS2の他端は、ケース部1aの所定部位に形成された受け部dにて受けられるようになっている。
そして、作動部材5が非作動位置にあるとき、係止手段7の第1係止部7aが当該作動部材5の所定部位5bに係止した状態(図3参照)とされつつ、第2係止部7bによる係止が行われていない状態とされるとともに、作動部材5が待機位置にあるとき、係止手段7の第2係止部7bが当該作動部材5の所定部位5cに係止した状態(図19参照)とされつつ、第1係止部7aによる係止が行われていない状態とされる。
次に、本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における動作について説明する。
まず、キー孔RaにイグニッションキーIKが挿入されず、且つ、ロータRがオフ位置にあるとき、図2、3に示すように、作動部材5は、非作動位置とされるとともに、シャッター2は、開放位置とされている。かかる状態においては、係止手段7は、その第1係止部7aが作動部材5の所定部位5bに係止した状態とされており、当該作動部材5を非作動位置に保持しているとともに、第2係止部7bについては作動部材5に対して係止されていない。なお、このとき、シャッター2の開放位置から閉塞位置への移動が許容されており、マグネットキーMKをシャッター2の部位fに当接して回動させれば、図23に示すように、当該シャッター2を閉塞位置とすることができる。
そして、キー孔RaにイグニッションキーIKを挿入すると、図7、8に示すように、当該イグニッションキーIKに押圧されて(既述したイグニッションキーIKの挿入状態とされて)カム部材4の摺動部材4bが摺動し、摺動部材4bの先端側部位(円弧状部位)が円板状部材4aの側面と合致してカム部材4の外輪郭が連続した円弧(カム部材4の断面形状が略円形)とされる。なお、このとき、係止手段7は、図8に示すように、ハウジング1、カム部材4及び作動部材5に対して接触点P(以下の図面においても接触した点を符号Pで示す)で接触しており、第1係止部7aにおける作動部材5の所定部位5bに係止した状態が維持されている。
その後、キー孔Raに挿入したイグニッションキーIKをロック位置(特定位置)まで回転操作するとカム部材4も連れ回しされ、図9、10に示すように、カム部材4の摺動部材4bの先端側部位が係止手段7の第1係止部7a(所定部位5bと係止する部位とは反対側の部位)と当接した位置とされるとともに、カム部材4の凹部4abが係止手段7の所定部位7cと対向した位置とされる。なお、このとき、係止手段7は、図10に示すように、ハウジング1、カム部材4及び作動部材5に対して接触点Pで接触しており、第1係止部7aにおける作動部材5の所定部位5bに係止した状態が維持されている。
かかる状態から、イグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ると、図11、12に示すように、カム部材4の摺動部材4bが元の状態(イグニッションキーIKが挿入される前の状態)に戻るとともに、係止手段7がコイルバネS1、S2の付勢力によって、同図中左方向へ移動する。これにより、第1係止部7aが作動部材5の所定部位5bから離間して、係止が解かれることとなる。
しかして、第1係止部7aによる所定部位5bに対する係止が解かれると、図13、14に示すように、作動部材5がコイルバネ6(付勢手段)の付勢力によって図中下方に摺動し始めるとともに、当該作動部材5の係止部tがシャッター2の被係止部2bを押圧する。これによって、シャッター2が開放位置から閉塞位置に向かって移動し始めることとなる。そして、作動部材5が摺動端(下端)である作動位置に達すると、図15、16に示すように、シャッター2が閉塞位置とされる。なお、このとき、係止手段7の所定部位7cは、カム部材4の凹部4abに入り込んだ状態とされている。
このように、キー孔Raに挿入したイグニッションキーIKをロック位置(特定位置)まで回転操作した後、そのイグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ることにより、係止手段7による作動部材5の係止を解くことができ、当該作動部材5を非作動位置から作動位置に移動させることで、シャッター2を開放位置から閉塞位置に自動的に移動させることができる。すなわち、イグニッションキーIKをロック位置に回転操作することで、車両のハンドルバーをロックさせるとともに、その状態からイグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ることで、シャッター2を自動的に閉塞位置とすることができるのである。
一方、かかる状態からシャッター2を開放位置とするには、マグネットキーMKをシャッター2の部位fに当接してマグネット錠3(施錠手段)によるロックを解除しつつ回動させる。このとき、作動部材5の係止部tに対してシャッター2の被係止部2bが係止していることから、図17、18に示すように、シャッター2が開放位置に向かって回動するのに伴って作動部材5が連動して上方に向かって摺動することとなる。
なお、シャッター2が開放位置に向かって回動するのに伴って作動部材5が上方に向かって摺動する過程において、係止手段7の第2係止部7bが当該作動部材5の所定部位5cにおける傾斜面5caに当接した状態とされている。そして、シャッター2が開放位置から更に回動した位置(開放位置を僅かに越えた位置)に至ると、図19、20に示すように、作動部材5が待機位置(第1待機位置)まで移動するとともに、第2係止部7bが当該作動部材5の所定部位5cに係止することとなる。
すなわち、マグネットキーMKを回転操作してシャッター2を開放位置に向かって移動させることにより、係止手段7の第2係止部7bを作動部材5の所定部位5cに係止させることができるので、作動部材5を待機位置にて保持させることができるとともに、シャッター2を開放位置とすることができるのである。なお、このとき、シャッター2の開放位置から閉塞位置への移動が許容されているので、シャッター2の部位fに当接させたマグネットキーMKを反対方向に再び回動させれば、図24に示すように、当該シャッター2を閉塞位置とすることができる。
さらに、上記のようにシャッター2を開放位置とした後、キー孔RaにイグニッションキーIKを挿入すると、図21、22に示すように、当該イグニッションキーIKに押圧されて(既述したイグニッションキーIKの挿入状態とされて)カム部材4の摺動部材4bが摺動し、摺動部材4bの先端側部位(円弧状部位)が円板状部材4aの側面と合致してカム部材4の外輪郭が連続した円弧(カム部材4の断面形状が略円形)とされる。
このとき、摺動部材4bの先端側部位によって係止手段7の第1係止部7aが押圧されて作動部材5における所定部位5bの下方の位置(作動部材5が下方へ摺動すれば係止可能な位置)まで移動する。なお、このとき、係止手段7は、全体的に図20中右側に向かって僅かに回動することとなり、これに伴って作動部材5が僅かに下方に移動するものの、第2係止部7bによる係止が維持されていることから、待機位置(第2待機位置)が保持されるようになっている。
その後、キー孔Raに挿入したイグニッションキーIKをオフ位置まで回転操作するとカム部材4も連動して回転することから、凹部4abに入り込んでいた所定部位7cが押し出され、第2係止部7bが所定部位5cから離間することとなる。これにより、第2係止部7bによる係止が解かれるので、作動部材5がコイルバネ6の付勢力によって下方に摺動するとともに、図2、3に示すように、所定部位5bが第1係止部7aに係止されて作動部材5が非作動位置にて保持されることとなる。
上記実施形態によれば、係止手段7は、非作動位置にある作動部材5を係止する第1係止部7aと、待機位置にある作動部材5を係止する第2係止部7bとを有した単一部材から成るので、構成を簡素化し得るとともに部品点数が増大してしまうのを抑制してコストを低減させることができる。特に、特定位置がロック位置とされているので、駐車時にロータRをロック位置まで操作してハンドルバーをロックさせる場合に限ってシャッター2を自動的に閉塞位置まで移動させることができる。したがって、運転者が防犯を意識した状態(すなわち、ロータRをロック位置まで操作してキー孔RaからイグニッションキーIKを抜き取る際)において、ハンドルバーのロックに加え、シャッター2を自動的に閉塞位置まで移動させるとともに、防犯を意識しない状態(すなわち、ロータRがオフ位置にあるときキー孔RaからイグニッションキーIKを抜き取る際)において、シャッター2を自動的には閉塞位置まで移動させない構成とすることができ、防犯性の向上と利便性の両立を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、イグニッションキーIKがキー孔Raに挿入されてロータRがロック位置(特定位置)からオフ位置に移動すると、作動部材5が待機位置から非作動位置に移動するとともに、第2係止部7bによる係止が解除されて第1係止部7aによる係止が行われるので、第1係止部7a及び第2係止部7bによるシャッター2の係止を円滑且つ確実に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、係止手段7による係止が解除されるイグニッションキーIKの位置(ロータRの位置)は、ロック位置に限定されるものではなく、例えばオフ位置にあるとき、或いは他の特定位置(この場合、オン位置、オフ位置及びロック位置に加えて他の位置が設定される)にあるときであってもよい。また、作動部材5を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢するコイルバネ6に代えて、他の汎用的な付勢手段としてもよい。さらに、施錠手段は本実施形態の如きマグネット錠3に限定されるものではなく、解錠手段も本実施形態の如きマグネットキーMKに限定されるものではない。
キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置、作動位置及び待機位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することでシャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ、且つ、解錠手段によりシャッターを閉塞位置から開放位置に移動させた際に待機位置とされる作動部材と、該作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する付勢手段と、作動部材を係止するとともに、ロータが特定位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際のカム部材の動作によって当該係止が解除される係止手段とを具備するとともに、係止手段は、非作動位置にある作動部材を係止する第1係止部と、待機位置にある作動部材を係止する第2係止部とを有した単一部材から成るシリンダ錠の保護装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 ハウジング
2 シャッター
3 マグネット錠(施錠手段)
4 カム部材
5 作動部材
6 コイルバネ(付勢手段)
7 係止手段
7a 第1係止部
7b 第2係止部
MK マグネットキー(解錠手段)
IK イグニッションキー

Claims (3)

  1. イグニッションキーを挿入し得るキー孔が形成されたロータを覆って取り付けられたハウジングと、
    該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、
    閉塞位置にある前記シャッターをロックする施錠手段と、
    該施錠手段によるロックを解除し、前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させる解錠手段と、
    を具備するとともに、前記キー孔に挿通されたイグニッションキーの回転操作により、車両が具備するエンジンを始動させるオン位置、当該エンジンを停止させるオフ位置、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置の間をロータが回転可能とされたシリンダ錠の保護装置であって、
    前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、
    前記シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置、作動位置及び待機位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することで前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ、且つ、前記解錠手段により前記シャッターを閉塞位置から開放位置に移動させた際に待機位置とされる作動部材と、
    該作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する付勢手段と、
    前記作動部材を係止するとともに、前記ロータが特定位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際の前記カム部材の動作によって当該係止が解除される係止手段と、
    を具備するとともに、前記係止手段は、非作動位置にある前記作動部材を係止する第1係止部と、待機位置にある前記作動部材を係止する第2係止部とを有した単一部材から成ることを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. 前記特定位置は、ロック位置であることを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠の保護装置。
  3. 前記イグニッションキーがキー孔に挿入されて前記ロータが特定位置からオフ位置に移動すると、前記作動部材が待機位置から非作動位置に移動するとともに、前記第2係止部による係止が解除されて前記第1係止部による係止が行われることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシリンダ錠の保護装置。
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