JP6147144B2 - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二輪車などが具備するシリンダ錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の保護装置に関するものである。
二輪車のシリンダ錠は、通常、イグニッションキーを挿抜可能なキー孔が形成されたロータを具備しており、従来、第三者によるはさみやドライバ等の当該キー孔への差し込みでシリンダ錠がいたずらされて破壊されるのを防止するために、シリンダ錠の保護装置が提案されている。かかる保護装置は、例えば特許文献1に開示されているように、キー孔を閉状態とする閉塞位置から当該キー孔を開状態とする開放位置まで移動可能なシャッターと、該シャッターを開放位置と閉塞位置との間で移動自在に保持するハウジングと、シャッターを閉塞位置に保持することによりキー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、磁石の磁気によりマグネット錠を解錠するマグネットキーを具備していた。
さらに、上記の特許文献で開示された従来のシリンダ錠の保護装置は、リモートコントローラ等による遠隔操作で正逆転するモータ或いは電磁ソレノイド等の駆動源を有し、マグネットキーによる手動操作に加え、当該リモートコントローラ等による遠隔操作によってもシャッターを開閉させ得るよう構成されていた。これにより、シャッターによるキー孔の開閉動作を、手動操作に加えて遠隔操作にて行うことができ、操作性を向上させることができる。
特開2001−317243号公報
しかしながら、上記従来のシリンダ錠の保護装置は、モータ又は電磁ソレノイドを駆動源とし、シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させるための複雑な駆動機構を必要とすることから、特にシャッターの閉塞位置から開放位置への移動が確実且つ円滑に行われない虞があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、構成を簡素化してシャッターの閉塞位置から開放位置への移動を円滑且つ確実に行わせることができるシリンダ錠の保護装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、イグニッションキーを挿入し得るキー孔が形成されたロータを覆って取り付けられたハウジングと、該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、遠隔操作によって前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放手段とを具備するとともに、前記キー孔に挿通されたイグニッションキーの回転操作により、車両が具備するエンジンを始動させるオン位置、当該エンジンを停止させるオフ位置、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置の間をロータが回転可能とされたシリンダ錠の保護装置であって、前記開放手段は、遠隔操作によって作動し得るアクチュエータと、前記ハウジング内の第1位置から第2位置までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、前記シャッターを連動させて前記閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放スライダと、前記開放スライダを前記第1位置から第2位置に向かって付勢する開放用付勢手段と、前記開放スライダを第1位置で係止するとともに、前記アクチュエータの作動によって当該係止を解除し得る開放用係止手段とを有したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシリンダ錠の保護装置において、前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、該カム部材から前記開放スライダまで延設されるとともに、前記イグニッションキーの回転操作に伴う当該カム部材の動作によって、前記開放用付勢手段の付勢力に抗して前記開放スライダを前記第2位置から第1位置まで移動させ、前記開放用係止手段による係止を行わせ得る延設部とを具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシリンダ錠の保護装置において、前記延設部は、前記キー孔に挿入されたイグニッションキーを前記オフ位置から前記ロック位置まで回転操作する過程において、前記開放スライダを前記第2位置から第1位置まで移動させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載のシリンダ錠の保護装置において、前記開放スライダは、スライド方向とは異なる逃がし方向に移動して前記延設部の移動軌跡から退避可能とされ、前記第2位置にあるとき、前記ロック位置からオフ位置に向かって移動する前記カム部材の延設部と干渉して逃がし方向に移動するとともに、前記オフ位置からロック位置に向かって移動する前記カム部材の延設部と当接して前記第1位置までスライド可能とされたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のシリンダ錠の保護装置において、前記開放スライダは、前記延設部と当接して前記第1位置までスライドした後、前記カム部材が更に移動してロック位置まで移動する際、前記逃がし方向に移動することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか1つに記載のシリンダ錠の保護装置において、前記開放スライダは、前記第1位置から第2位置にスライドする過程で前記シャッターを押圧することで当該シャッターを前記閉塞位置から開放位置まで移動させ得るアーム部を有するとともに、当該アーム部には、前記閉塞位置にあるシャッターを係止して前記開放位置への移動を規制する係止部が形成されたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか1つに記載のシリンダ錠の保護装置において、前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材を具備するとともに、前記ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際、当該カム部材の動作によって前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のシリンダ錠の保護装置において、前記シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置及び作動位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することで前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ得る作動部材と、該作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する閉塞用付勢手段と、前記作動部材を非作動位置で係止するとともに、前記ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際の前記カム部材の動作によって当該係止が解除される閉塞用係止手段とを具備したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、開放手段は、遠隔操作によって作動し得るアクチュエータと、ハウジング内の第1位置から第2位置までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、シャッターを連動させて閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放スライダと、開放スライダを第1位置から第2位置に向かって付勢する開放用付勢手段と、開放スライダを第1位置で係止するとともに、アクチュエータの作動によって当該係止を解除し得る開放用係止手段とを有したので、構成を簡素化してシャッターの閉塞位置から開放位置への移動を円滑且つ確実に行わせることができる。
請求項2の発明によれば、キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、カム部材から開放スライダまで延設されるとともに、イグニッションキーの回転操作に伴う当該カム部材の動作によって、開放用付勢手段の付勢力に抗して開放スライダを第2位置から第1位置まで移動させ、開放用係止手段による係止を行わせ得る延設部とを具備したので、イグニッションキーの回転操作時の操作力を利用して開放スライダを第1位置まで移動させ得るとともに、開放用付勢手段の付勢力を回復させることができる。
請求項3の発明によれば、延設部は、キー孔に挿入されたイグニッションキーをオフ位置からロック位置まで回転操作する過程において、開放スライダを第2位置から第1位置まで移動させるので、オフ位置からロック位置まで回転操作されるイグニッションキーの操作力を利用して開放スライダを第1位置まで移動させ得るとともに、開放用付勢手段の付勢力を回復させることができる。
請求項4の発明によれば、開放スライダは、スライド方向とは異なる逃がし方向に移動して延設部の移動軌跡から退避可能とされ、第2位置にあるとき、ロック位置からオフ位置に向かって移動するカム部材の延設部と干渉して逃がし方向に移動するとともに、オフ位置からロック位置に向かって移動するカム部材の延設部と当接して第1位置までスライド可能とされたので、イグニッションキーの操作力を利用して開放スライダを移動させ得るとともに、カム部材の動作に伴う延設部の移動を確実に行わせることができる。
請求項5の発明によれば、開放スライダは、延設部と当接して第1位置までスライドした後、カム部材が更に移動してロック位置まで移動する際、逃がし方向に移動するので、カム部材のロック位置までの移動を確実且つ円滑に行わせることができる。
請求項6の発明によれば、開放スライダは、第1位置から第2位置にスライドする過程でシャッターを押圧することで当該シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させ得るアーム部を有するとともに、当該アーム部には、閉塞位置にあるシャッターを係止して開放位置への移動を規制する係止部が形成されたので、閉塞位置にあるシャッターが不用意に開放位置に移動してしまうのを確実に防止することができ、防犯性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材を具備するとともに、ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際、当該カム部材の動作によってシャッターを開放位置から閉塞位置に移動させるので、駐車時にロータをロック位置まで操作してハンドルバーをロックさせる場合に限ってシャッターを自動的に閉塞位置まで移動させることができる。
したがって、運転者が防犯を意識した状態(すなわち、ロータをロック位置まで操作してキー孔からイグニッションキーを抜き取る際)において、ハンドルバーのロックに加え、シャッターを自動的に閉塞位置まで移動させるとともに、防犯を意識しない状態(すなわち、ロータがオフ位置にあるときキー孔からイグニッションキーを抜き取る際)において、シャッターを自動的には閉塞位置まで移動させない構成とすることができ、防犯性の向上と利便性の両立を図ることができる。
請求項8の発明によれば、シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置及び作動位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することでシャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ得る作動部材と、作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する閉塞用付勢手段と、作動部材を非作動位置で係止するとともに、ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際のカム部材の動作によって当該係止が解除される閉塞用係止手段とを具備したので、構成を簡素化してシャッターの開放位置から閉塞位置への移動を円滑且つ確実に行わせることができる。
本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す平面図及び側面図 同シリンダ錠の保護装置を示す分解斜視図 同シリンダ錠の保護装置の内部を示す斜視図 同シリンダ錠の保護装置におけるシャッターを示す3面図 同シリンダ錠の保護装置における閉塞用スライダを示す4面図 同シリンダ錠の保護装置における開放用スライダを示す3面図 同シリンダ錠の保護装置におけるカム部材を示す3面図 同シリンダ錠の保護装置における回転部材を示す3面図 同シリンダ錠の保護装置における手動操作手段を示す2面図 同シリンダ錠の保護装置における回転部材及びロック手段を示す断面模式図であって、(a)回転部材がロック手段によりロックされた状態を示す模式図、(b)マグネットキーによってロックが解除された状態を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置におけるイグニッションキー及びマグネットキーを示す平面図及び正面図 同シリンダ錠の保護装置の内部構成を示す図であって、開放スライダが第1位置で係止された状態を示す斜視図 図12の状態から係止が解除された状態を示す斜視図 図13の状態から開放スライダが第2位置までスライドした状態を示す平面模式図 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダ(通常時)を示す断面図 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダ(逃がし方向への移動時)を示す断面図 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第2位置、且つ、カム部材がオフ位置) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第2位置から第1位置に向かってスライド、且つ、カム部材がオフ位置からロック位置に向かって回転) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第1位置、且つ、カム部材がロック位置に向かって回転) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが逃がし方向に移動、且つ、カム部材がロック位置に向かって回転) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第1位置、且つ、カム部材がロック位置) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第2位置、且つ、カム部材がロック位置からオフ位置に向かって移動) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第2位置、且つ、カム部材がオフ位置に向かって移動) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが逃がし方向に移動、且つ、カム部材がオフ位置に向かって移動) 同シリンダ錠の保護装置における開放スライダとカム部材との関係を示す模式図(開放スライダが第2位置、且つ、カム部材がオフ位置) 同シリンダ錠の保護装置における発光手段による光の照射範囲を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置におけるシャッターとケース部との間の隙間を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置における閉塞用係止手段を示す模式図であって、閉塞用係止手段によって作動部材が係止された状態を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置における閉塞用係止手段を示す模式図であって、閉塞用係止手段による作動部材の係止が解除された状態を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置におけるシャッターが開放スライダの係止部にて係止された状態を示す平面模式図 同シリンダ錠の保護装置における回転部材と手動操作手段との位置関係を示す模式図 同シリンダ錠の保護装置における手動操作手段によって開放用係止手段によるシャッターの係止が解除された状態を示す斜視図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、開放スライダが第1位置、且つ、シャッターが閉塞状態を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、ソレノイドが作動して開放スライドの係止が解除され、開放スライダが第2位置の状態を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、ソレノイドが非作動状態とされ、且つ、発光手段による光の照射がなされた状態を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、キー孔にイグニッションキーが挿通された状態(ロック位置)を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、キー孔にイグニッションキーが挿通された状態(オフ位置)を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、キー孔にイグニッションキーが挿通された状態(オン位置)を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、図33の状態から手動開放手段の操作によって開放スライドの係止が解除された状態を示す図 同シリンダ錠の保護装置における動作を示す模式図であって、図37の状態からイグニッションキーをオフ位置からロック位置に向かって移動させる状態を示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、二輪車が具備するシリンダ錠のキー孔上方に設けられ、当該キー孔を外側から開放又は閉塞することによりシリンダ錠を保護し得るもので、図1〜11に示すように、ハウジング1と、シャッター2と、開放手段を構成するアクチュエータとしての電磁ソレノイドA、開放スライダ3、開放用付勢手段4及び開放用係止手段5と、カム部材6と、作動部材7と、閉塞用付勢手段8と、閉塞用係止手段9と、発光手段10と、手動開放手段を構成する回転部材11、解錠手段としてのマグネットキーMK(図11参照)及び手動操作手段12と、リモートコントローラE(図1参照)とから主に構成されている。
ハウジング1は、二輪車が具備するロータR(図1、2参照)を覆って取り付けられ、上記のマグネットキーMK及びリモートコントローラEを除く各種構成要素を内部に収容するとともに、二輪車のシリンダ錠を構成するシリンダボディS(図1参照)の上端部を収容し得るようになっている。かかるシリンダボディS内には、複数のタンブラを具備したロータRが配設されるとともに、当該ロータRには、キー孔Raが形成されてイグニッションキーIKを挿抜(抜き差し)し得るよう構成されている。
具体的には、ハウジング1は、ケース部1aと、蓋部1bとから主に構成されており、当該ケース部1aの上部に蓋部1bを取り付けることにより、内部に保護装置を構成する各種構成要素を収容可能な収容空間が形成されるようになっている。なお、蓋部1bには、キー孔Raを外部に臨ませ得る開口H1及び回転部材11の部位fを外部に臨ませ得る開口H2が形成されるとともに、ケース部1aには、シリンダ錠の上端部(ロータRが配設された部位)を挿通可能な開口H3(図2参照)が形成されている。
また、ロータRは、キー孔RaにイグニッションキーIKを挿入した状態にて回動操作可能とされており、二輪車が具備するエンジンを始動させるオン位置(「ON」なる表示が蓋部1b等になされた位置)、当該エンジンを停止させるオフ位置(「OFF」なる表示が蓋部1b等になされた位置)、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置(「LOCK」なる表示が蓋部1b等になされた位置)の間を回動可能とされている。
なお、ロータRがオフ位置にあるとき、キー孔Raに挿入したイグニッションキーIKを押圧して押し込み、その状態で図1中左側へ回動させることにより、ロック位置までの回動操作が可能とされている。このロック位置にロータRが移動すると、シリンダボディS内のロックバー(不図示)が突出するよう構成されており、当該ロックバーがハンドルバーの回動軸に形成されたロック孔(不図示)内に挿入して係止することにより、当該ハンドルバーに対するロックがなされるようになっている。
シャッター2は、ハウジング1内で閉塞位置(図12参照)と開放位置(図14参照)との間で移動(回転部材11を中心とした回動)可能とされ、閉塞位置でキー孔Raを塞ぐとともに開放位置でキー孔Raを開放し得るものである。かかるシャッター2は、図4に示すように、円環状の嵌合孔2aが形成されており、回転部材11の段部11cに当該嵌合孔2aを嵌合して組み付ける(図10、27参照)ことで、ボス部B及び回転部材11を中心に回動可能とされている。
また、シャッター2は、遮蔽部2dを有しており、開放位置においては、図34に示すように、当該遮蔽部2dがキー孔Raを避けた位置とされて当該キー孔Raを開放するとともに、閉塞位置においては、図33に示すように、当該遮蔽部2dがキー孔Raを覆って塞ぐ(外部から遮蔽する)ようになっている。さらに、シャッター2は、作動部材7の係止部7a(図5参照)に押圧され得る被係止部2bが形成されており、当該作動部材7が移動するのに伴って連動し、開放位置から閉塞位置に回転し得るようになっている。またさらに、本実施形態に係るシャッター2は、その遮蔽部2dの突端側に凸部2cが形成されている。
電磁ソレノイドA、開放スライダ3、開放用付勢手段4及び開放用係止手段5は、本発明の開放手段を構成するもので、運転者が携帯し得るリモートコントローラEの操作ボタンG(図1参照)を押圧することによる遠隔操作によってシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得るものである。すなわち、操作ボタンGが押圧操作されると、例えば電波による制御信号が発信され、当該制御信号を受信することで電磁ソレノイドAに対する通電がなされ、シャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動し得るよう構成されているのである。なお、電波による制御信号の発信に限定されるものではなく、例えば赤外線等により制御信号を発信して遠隔操作するようにしてもよく、或いは後述するイグニッションキーIKの把持部(図11参照)に操作部を設けてリモートコントローラを兼用させるようにしてもよい。
電磁ソレノイドAは、ケース部1aの側面に取り付けられたアクチュエータから成り、遠隔操作によって内部のコイル(不図示)に通電されてプランジャP(図12、13参照)を作動(本実施形態においては、通電によりプランジャPが同図中下方に移動)させ得るよう構成されている。なお、本実施形態においては電磁ソレノイドAを用いているが、当該電磁ソレノイドAに代えて、遠隔操作によって作動し得る他の汎用的なアクチュエータ(例えばモータ等)としてもよい。
開放スライダ3は、ハウジング1におけるケース部1aに形成された溝形状の凹部1aa内に配設されるとともに、その凹部1aa内における第1位置(図12参照)から第2位置(図14参照)までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、シャッター2を連動させて閉塞位置から開放位置まで移動させ得るものである。かかる開放スライダ3は、図6に示すように、アーム部3aと、該アーム部の突端側に形成された係止部3bと、開放用付勢手段4の一端を受け得る受け部3cと、収容穴3dとが形成されている。
開放用付勢手段4は、開放スライダ3を第1位置から第2位置に向かって付勢するもので、本実施形態においてはコイルスプリングから成る。すなわち、開放用付勢手段4は、凹部1aa内に収容された開放スライダ3の受け部3cに一端を、当該凹部1aaの壁面に他端をそれぞれ当接させつつ組み付けられることにより、開放スライダ3に対して付勢力を付与し得るよう構成されているのである。なお、開放用付勢手段4の付勢力は、閉塞用付勢手段8の付勢力より大きくなるよう設定されている。
一方、開放スライダ3のアーム部3aは、第1位置から第2位置にスライドする過程でシャッター2を押圧することで当該シャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得るとともに、突端側に閉塞位置にあるシャッター2を係止して開放位置への移動を規制する係止部3bが形成されたものである。すなわち、図30に示すように、開放スライダ3が第1位置にあり、且つ、シャッター2が閉塞位置にある状態において、アーム部3aの突端側でフック状に形成された係止部3bがシャッター2の凸部2cを係止した状態とされており、シャッター2の開放位置側への移動を規制するとともに、開放スライダ3が第1位置から第2位置に移動すると、当該係止が解かれ、アーム部3aが凸部2cを介してシャッター2を押圧することで、当該シャッター2を開放位置まで回動させるのである。
開放用係止手段5は、開放スライダ3を第1位置で係止するとともに、電磁ソレノイドA(アクチュエータ)の作動によって当該係止を解除し得るもので、図12、13に示すように、開放用付勢手段4の付勢力に抗して開放スライダ3(具体的には、アーム部3a)を係止し得る係止爪5aと、電磁ソレノイドAのプランジャPと連結された作動爪5bと、手動操作手段12における先端部12cの近傍に位置する被作動爪5cとを有している。
かかる開放用係止手段5は、回動軸Lを中心に回動自在とされており、バネS2によって開放スライダ3を係止する方向に付勢されている。そして、遠隔操作によって電磁ソレノイドAに通電され、プランジャPが作動すると、図13に示すように、作動爪5bが図中下方に引っ張られて開放用係止手段5がバネS2の付勢力に抗して回動軸Lを中心に回動する。これにより、係止爪5aが図中上方に移動するので、開放スライダ3は、その係止が解除され、開放用付勢手段4の付勢力によって第1位置から第2位置に移動することとなる。なお、電磁ソレノイドAに対する通電が停止すると、バネS2の付勢力によって開放用係止手段5が回動軸Lを中心として反対側に回動し、図14に示すように、元の状態に戻るようになっている。
カム部材6は、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKの回転操作及び当該キー孔Raからの抜き取りに応じて動作するもので、図2、28、29に示すように、ロータRの平面視形状に対応させた外輪郭を有する円板状部材6aと、該円板状部材6a内で摺動可能な摺動部材6bとから主に構成されている。かかるカム部材6は、ハウジング1内における開口H1の直下であってロータRの上端面(キー孔Raが形成された面)より上方の位置に配設されている。
しかるに、イグニッションキーIKをキー孔Raに挿入させる過程において、イグニッションキーIKの先端が摺動部材6bの基端側部位(円板状部材6aに対する中央側部位)と当接するよう構成されており、その当接状態から更にイグニッションキーIKを挿入させることにより、当該摺動部材6bを摺動させて、図28に示すような状態(イグニッションキーIKの挿入状態)とされるようになっている。かかる挿入状態においては、摺動部材6bの先端側部位(円弧状部位)が円板状部材6aの側面と合致して、連続した円弧となるよう設定されている。
一方、イグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ると、摺動部材6bが元の状態(図29で示す状態)に戻るよう構成されている。よって、カム部材6は、イグニッションキーIKのキー孔Raに対する挿入又は抜き取りに応じて摺動部材6bが動作するとともに、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKが回転操作されると、ロータRと共に回転し得るようになっている。なお、カム部材6がロック位置にあるとき、図28、29に示すように、閉塞用係止手段9の当接部9aが摺動部材6bに当接するよう設定されている。
さらに、本実施形態に係るカム部材6(具体的には、円板状部材6a)には、図7に示すように、所定方向に延びた延設部6cが一体形成されている。かかる延設部6cは、カム部材6がハウジング1に組み付けられた状態で、当該カム部材6から開放スライダ3のアーム部3aまで延設されるとともに、イグニッションキーIKの回転操作に伴う当該カム部材6の動作によって、開放用付勢手段4の付勢力に抗して開放スライダ3を第2位置から第1位置まで移動させ、開放用係止手段5による係止を行わせ得るよう構成されている。
より具体的には、本実施形態に係る延設部6cは、カム部材6がオフ位置にあるとき、図17で示す位置とされるとともに、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKをオフ位置からロック位置まで回転操作する過程において、図18に示すように、当接部6caが開放スライダ3のアーム部3aと当接して図中左側(第1位置側)へ押圧し、当該開放スライダ3を連動させて第2位置から第1位置まで移動(図19参照)させるようになっている。なお、図19で示す状態においては、カム部材6は未だロック位置に至っていない。
ここで、本実施形態に係る開放スライダ3は、スライド方向X(図12、13参照)とは異なる逃がし方向Y(同図及び図15、16参照)に移動して延設部6cにおける当接部6caの移動軌跡から退避可能とされている。すなわち、本実施形態に係る開放スライダ3は、図6に示すように、所定部位(本実施形態においては、アーム部3aを挟んだ左右の位置)に一対の収容穴3dが形成されており、図15、16に示すように、当該収容穴3dにバネS3及びスチールボールbが収容されている。
一方、開放スライダ3及び開放用付勢手段4が配設された凹部1aaには、板状のカバー部材13がネジにて取り付けられており、スチールボールbが当該カバー部材13の下面に当接するよう組み付けられている。これにより、開放スライダ3は、通常時、バネS3の付勢力によって、図15に示すように、下方(凹部1aaの底面側)に押しつけられた状態とされ、その状態が維持されつつスライド方向Xにスライド可能とされている。そして、アーム部3aに対して上方に向かう力(スライド方向Xと略直交する力)が付与されると、図16に示すように、バネS3が圧縮されて開放スライダ3が所定寸法hだけ上方(すなわち、スライド方向Xと略直交する逃がし方向Y)に移動することとなる。
すなわち、開放スライダ3が通常状態(図15で示す状態)にあるとき、アーム部3aがカム部材6における当接部6caの移動軌跡内に位置するので、当該当接部6caにアーム部3aが押圧されてカム部材6の動作と連動して開放スライダ3が移動し得るとともに、開放スライダ3が逃がし方向Yに移動すると、アーム部3aがカム部材6における当接部6caの移動軌跡から退避した位置となるので、開放スライダ3のスライド方向Xの移動を回避(停止)させつつ当接部6caをアーム部3aの下方にて通過させることができ、カム部材6の動作を継続して行わせることができるよう構成されているのである。
これにより、図19で示すように、開放スライダ3が第1位置に達した状態において、更にカム部材6をロック位置に向かって動作(回転)させると、アーム部3aが開放用係止手段5の被作動爪5cにてスライド方向Xの更なる移動が規制されている(図12参照)ため、アーム部3aに対して当接部6caが干渉した状態で当該アーム部3aに対して上方に向かう力が作用することとなる。しかして、開放スライダ3は、逃がし方向Yに所定寸法hだけ移動するので、図20に示すように、カム部材6の動作(回動)を継続して行わせれば、当該寸法h内で当接部6caが通過し、図21に示すように、ロック位置まで動作させることが可能とされている。
さらに、開放スライダ3は、第2位置にあるとき、ロック位置からオフ位置に向かって移動するカム部材6における延設部6cの当接部6caと干渉して逃がし方向に移動するよう構成されている。すなわち、図22で示すように、開放スライダ3が第2位置にあり、且つ、カム部材6がロック位置にある状態から、当該カム部材6をオフ位置に向かって動作(回動)させると、図23で示すように、当接部6caがアーム部3aに達することとなるが、開放スライダ3のスライド方向Xの更なる移動が規制されている(開放スライダ3が凹部1aaの摺動端に達している)ため、アーム部3aに対して当接部6caが干渉した状態で当該アーム部3aに対して上方に向かう力が作用することとなる。しかして、開放スライダ3は、逃がし方向Yに所定寸法hだけ移動するので、図24に示すように、カム部材6の動作(回動)を継続して行わせれば、当該寸法h内で当接部6caが通過し、図25に示すように、オフ位置まで動作させることが可能とされている。
発光手段10は、上記の如き開放手段によってシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させた際、キー孔Raに光を照射し得るもので、本実施形態においてはLED10aから光が照射されるよう構成されている。すなわち、図26に示すように、LED10aによる光の照射範囲αにケース部1aの開口H3が含まれるよう設定されており、当該開口H3にて外部に臨ませたキー孔Raに対して光を照射させ得るのである。本実施形態においては、遠隔操作にて電磁ソレノイドAに対する通電が行われたことを条件として、一定時間、発光手段10を点灯させて光をキー孔Raに照射させ得るようになっている。
ここで、本実施形態においては、シャッター2及び発光手段10は、ケース部1a上に形成されるとともに、発光手段10からキー孔Raに照射される光の照射範囲αにおけるシャッター2とケース部1aとの間には、当該光を通過させ得る隙間t(図27参照)が形成されている。これにより、開放状態のシャッター2がキー孔Raの配設位置と発光手段10との間に位置していても、当該発光手段10から照射された光をキー孔Raまで至らせることができる。
なお、本実施形態に係る発光手段10には、当該発光手段10に電流を流すための配線jが延設されており、当該配線jの先端にはコネクタCが取り付けられている。また、本実施形態に係るケース部1aには、発光手段10を取り付ける取付孔と連通した切欠き1acが形成されている。これにより、コネクタCが発光手段10の取付孔より大きい場合であっても、配線jを切欠き1acを介して通過させることにより、当該発光手段10をケース部1aの取付孔に容易に取り付けることができる。
さらに、本実施形態においては、遠隔操作によりシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放手段に加え、手動操作によってシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得る手動開放手段を具備している。かかる手動開放手段は、図10に示すように、回転部材11と、ロック手段としての磁石Maと、解錠手段としてのマグネットキーMK(図11参照)と、手動操作手段12(図9参照)とを有して構成されている。
回転部材11は、図8、10に示すように、略円筒状に形成されるとともに、ボス部Bに取り付けられることによってケース部1aに対して回転可能とされたものである。ボス部Bには、図10(a)に示すように、複数(本実施形態においては4つ)の凹部Baが形成されており、それぞれの凹部Ba内には、コイルスプリングS1によりそれぞれ上方(回転部材11の裏面側)へ付勢された磁石Maが収容されている。かかる磁石Ma(ロック手段)は、ロック位置にある回転部材11の凹部11aに嵌入するよう構成されており、当該磁石Maが凹部11aに嵌入した状態で回転部材11をロック(回転方向の係合)して回転を規制するようになっている。
解錠手段としてのマグネットキーMKは、磁石Maによるロック(係合)を解除し、回転部材11を手動にて移動させるためのものである。かかるマグネットキーMKは、図11に示すように、イグニッションキーIKの把持部に一体成形された部位から成り、内部に磁石Mbを有して成る。そして、図10(b)に示すように、マグネットキーMKを回転部材11の表面に形成された部位fに嵌合させつつ当接させると、磁石Mbと磁石Maとが対向するとともに、これら磁石Mb、Maは互いに同じ極(S極とS極又はN極とN極)が対向するよう設定されている。なお、このときマグネットキーMKが部位f(回転部材11の表面)に対して回動方向に嵌合し連れ回し可能とされている。
しかして、マグネットキーMKを回転部材11の部位fに嵌合させつつ当接させることにより、磁石Ma、Mbの磁力に伴う反発力で当該磁石MaはコイルスプリングS1の付勢力に抗して下降し、凹部11aとの嵌合が解かれることとなるので、当該マグネットキーMKをそのまま回動させることにより、回転部材11を所定方向に回動させることができる。さらに、回転部材11には、図8に示すように、径方向に突出した突出部11bが一体形成されており、当該回転部材11の回転に伴って突出部11bが移動するよう構成されている。
手動操作手段12は、回転部材11の回転によりシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得るもので、図9に示すように、被作動部12a、棒状部12b及び先端部12cを有した長尺状部材から成るものである。かかる手動操作手段12は、図3に示すように、回転部材11と開放用係止手段5との間で延設された状態にて組み付けられ、回転部材11の回転により動作して開放用係止手段5による係止を解除させるよう構成されている。
具体的には、回転部材11に形成された突出部11bの近傍には、図31に示すように、手動操作手段12の被作動部12aが位置しており、当該回転部材11を同図矢印a方向に回転させると、被作動部12aが突出部11bに押圧されて同図矢印b方向に摺動することとなる。これにより、図32に示すように、手動操作手段12の先端部12cが開放用係止手段5を押圧して開放スライダ3の係止を解除する方向に移動させるので、当該開放スライダ3が開放用付勢手段4の付勢力にて第1位置から第2位置に移動し、シャッター2を閉塞位置から開放位置に移動させることができる。
さらに、本実施形態に係る回転部材11は、図8、27に示すように、側面において周方向に亘って段部11cが形成されており、当該段部11cにシャッター2が取り付けられている。そして、段部11cがハウジング1のケース部1aから寸法tの高さに形成されていることから、シャッター2は、ケース部1aの上面との間で隙間tが形成されている。これにより、回転部材11は、シャッター2の回転軸としての機能と、シャッター2とケース部1aとの間で隙間tを保持する機能とを兼ね備えることとなる。
またさらに、本実施形態においては、ロータRがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーIKがキー孔Raから抜き取られた際、カム部材6の動作によってシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させるよう構成されており、作動部材7と、閉塞用付勢手段8と、閉塞用係止手段9とを具備している。なお、作動部材7及び閉塞用付勢手段8は、ハウジング1におけるケース部1aに形成された溝形状の凹部1ab(図2参照)内に配設されている。
作動部材7は、シャッター2と連動可能とされるとともに、凹部1ab内における非作動位置(図28参照)及び作動位置(図29参照)の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することでシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させ得るものである。すなわち、作動部材7は、図5に示すように、係止部7aが形成されており、非作動位置から作動位置に移動する過程において、当該係止部7aがシャッター2の被係止部2bを押圧することで、当該シャッター2が回転部材11を中心に回転して開放位置から閉塞位置に至るようになっている。
また、作動部材7には、閉塞用付勢手段8の一端を受ける受け部7b(図5参照)が形成されている。かかる閉塞用付勢手段8は、コイルスプリングから成り、一端がハウジング1のケース部1a側に当接するとともに、他端が作動部材7の受け部7bに当接して組み付けられており、当該作動部材7を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢して構成されている。これにより、作動部材7は、閉塞用係止手段9による係止が解除されると、閉塞用付勢手段8の付勢力にて摺動し、非作動位置から作動位置まで自動的に移動し得るよう構成されている。
閉塞用係止手段9は、作動部材7を非作動位置で係止するとともに、ロータRがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーIKがキー孔Raから抜き取られた際のカム部材6の動作によって当該係止が解除されるよう構成されている。具体的には、閉塞用係止手段9は、図28、29に示すように、スプリングS4、S5にて付勢されつつハウジング1内に組み付けられた部品から成り、カム部材6(円板状部材6a及び摺動部材6b)の外周面に当接した当接部9aと、作動部材7に形成された被係止部7d(図5参照)に係止可能な係止部9bとを有して構成されている。
そして、キー孔RaにイグニッションキーIKが挿通された状態であり、かつ、カム部材6(ロータR)がロック位置まで動作したとき、図28に示すように、当接部9aが当該カム部材6の摺動部材6bに当接した状態とされるとともに、閉塞用係止手段9の係止部9bが被係止部7dに係止した状態とされ、作動部材7が非作動位置にて保持される。かかる状態からイグニッションキーIKをキー孔Raから抜き取ると、摺動部材6bが摺動するとともに、当接部9aもスプリングS4、S5の付勢力にて追従し、係止部9bの非係止部7dに対する係止が解除される。これにより、作動部材7は、閉塞用付勢手段8の付勢力によって作動位置まで摺動し、シャッター2を開放位置から閉塞位置まで移動させることができるのである。
ここで、本実施形態に係る作動部材7には、図5に示すように、その摺動方向に沿って手動操作手段12の動作を案内し得る溝形状の案内部7cが形成されている。具体的には、案内部7cに沿って手動操作手段12における棒状部12bを摺動可能に組み付けることで、回転部材11が回転した際の手動操作手段12の長手方向の摺動を案内するとともに、回転部材11が回転しないとき、作動部材7が非作動位置と作動位置との間で移動しても、手動操作手段12が移動しないようになっている。これにより、作動部材7の移動と手動操作手段12の移動とを独立して行わせることができる。
次に、本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターを閉塞位置から開放位置に移動させるための動作について説明する。
シャッター2が閉塞状態にあるとき、図33に示すように、開放スライダ3は、開放用係止手段5にて第1位置で係止されており、この状態で運転者がリモートコントローラEの操作ボタンGを押圧すると、図34に示すように、電磁ソレノイドAが遠隔操作にて作動し、開放用係止手段5の係止が解除されることで、開放スライダ3が第2位置まで移動する。このとき、発光手段10のLED10aが所定時間発光し、キー孔Raに光が照射されることとなる。そして、電磁ソレノイドAの通電が停止されると、図35に示すように、開放用係止手段5が元の位置に戻る。
そして、イグニッションキーIKをロック位置にあるロータRaに挿入し(図36参照)、当該イグニッションキーIKをオフ位置まで回転操作すると、図37の状態とされるとともに、さらにイグニッションキーIKを回転操作してオン位置とすると、図38の状態とされる。一方、図37で示す如くオフ位置にあるイグニッションキーIKをロック位置まで回転操作すると、図40に示すように、カム部材6における延設部6cの当接部6caがアーム部3aと当接し、開放スライダ3を第1位置に向かって移動させる。
しかして、開放スライダ3が開放用係止手段5に至ると、当該開放用係止手段5の係止爪5aに干渉することとなるが、その係止爪5aにおける開放スライダ3との干渉部にはテーパ面5aa(図12〜14参照)が形成されており、開放スライダ3で係止爪5aが押されると、回転軸Lを中心に回動する(非係止位置まで移動する)よう構成されている。これにより、開放スライダ3は、第1位置まで移動することが可能とされている。なお、図33の状態から回転部材11を回転させて手動操作手段12を動作させることによっても、係止爪5aが当該手動操作手段12の先端部12cにて押され、回転軸Lを中心に回動する(非係止位置に移動する)よう構成されている。
上記実施形態によれば、開放手段は、遠隔操作によって作動し得る電磁ソレノイドA(アクチュエータ)と、ハウジング1内の第1位置から第2位置までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、シャッター2を連動させて閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放スライダ3と、開放スライダ3を第1位置から第2位置に向かって付勢する開放用付勢手段4と、開放スライダ3を第1位置で係止するとともに、電磁ソレノイドA(アクチュエータ)の作動によって当該係止を解除し得る開放用係止手段5とを有したので、構成を簡素化してシャッター2の閉塞位置から開放位置への移動を円滑且つ確実に行わせることができる。
また、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKの回転操作及び当該キー孔Raからの抜き取りに応じて動作するカム部材6と、カム部材6から開放スライダ3まで延設されるとともに、イグニッションキーIKの回転操作に伴う当該カム部材6の動作によって、開放用付勢手段4の付勢力に抗して開放スライダ3を第2位置から第1位置まで移動させ、開放用係止手段5による係止を行わせ得る延設部6c(本実施形態においては当接部6ca)とを具備したので、イグニッションキーIKの回転操作時の操作力を利用して開放スライダ3を第1位置まで移動させ得るとともに、開放用付勢手段4の付勢力を回復(本実施形態においては、バネの圧縮による付勢力の回復)させることができる。
さらに、本実施形態に係る延設部6cは、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKをオフ位置からロック位置まで回転操作する過程において、開放スライダ3を第2位置から第1位置まで移動させるので、オフ位置からロック位置まで回転操作されるイグニッションキーIKの操作力を利用して開放スライダ3を第1位置まで移動させ得るとともに、開放用付勢手段4の付勢力を回復させることができる。
またさらに、本実施形態に係る開放スライダ3は、スライド方向Xとは異なる逃がし方向Yに移動して延設部6c(本実施形態においては当接部6ca)の移動軌跡から退避可能とされ、第2位置にあるとき、ロック位置からオフ位置に向かって移動するカム部材6の延設部6cと干渉して逃がし方向Yに移動するとともに、オフ位置からロック位置に向かって移動するカム部材6の延設部6cと当接して第1位置までスライド可能とされたので、イグニッションキーIKの操作力を利用して開放スライダ3を移動させ得るとともに、カム部材6の動作に伴う延設部6cの移動を確実に行わせることができる。また、開放スライダ3は、延設部6c(本実施形態においては当接部6ca)と当接して第1位置までスライドした後、カム部材6が更に移動してロック位置まで移動する際、逃がし方向Yに移動するので、カム部材6のロック位置までの移動を確実且つ円滑に行わせることができる。
さらに、本実施形態に係る開放スライダ3は、第1位置から第2位置にスライドする過程でシャッター2を押圧することで当該シャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得るアーム部3aを有するとともに、当該アーム部3aには、閉塞位置にあるシャッター2を係止して開放位置への移動を規制する係止部3bが形成されたので、閉塞位置にあるシャッター2が不用意に開放位置に移動してしまうのを確実に防止することができ、防犯性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、キー孔Raに挿入されたイグニッションキーIKの回転操作及び当該キー孔Raからの抜き取りに応じて動作するカム部材6を具備するとともに、ロータRがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーIKがキー孔Raから抜き取られた際、当該カム部材6の動作によってシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させるので、駐車時にロータRをロック位置まで操作してハンドルバーをロックさせる場合に限ってシャッター2を自動的に閉塞位置まで移動させることができる。
したがって、運転者が防犯を意識した状態(すなわち、ロータRをロック位置まで操作してキー孔RaからイグニッションキーIKを抜き取る際)において、ハンドルバーのロックに加え、シャッター2を自動的に閉塞位置まで移動させるとともに、防犯を意識しない状態(すなわち、ロータRがオフ位置にあるときキー孔RaからイグニッションキーIKを抜き取る際)において、シャッター2を自動的には閉塞位置まで移動させない構成とすることができ、防犯性の向上と利便性の両立を図ることができる。
またさらに、本実施形態においては、シャッター2と連動可能とされるとともに、非作動位置及び作動位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することでシャッター2を開放位置から閉塞位置に移動させ得る作動部材7と、作動部材7を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する閉塞用付勢手段8と、作動部材7を非作動位置で係止するとともに、ロータRがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーIKがキー孔Raから抜き取られた際のカム部材6の動作によって当該係止が解除される閉塞用係止手段9とを具備したので、構成を簡素化してシャッター2の開放位置から閉塞位置への移動を円滑且つ確実に行わせることができる。
特に、本実施形態によれば、開放スライダ3を付勢して移動させるための開放用付勢手段4及び作動部材7を付勢して移動させるための閉塞用付勢手段8がそれぞれコイルスプリングにて構成されているため、2つのコイルスプリングによりシャッター2の開閉動作を行わせることができ、より一層装置構成を簡素化することができ、装置の信頼性を向上させることができる。
加えて、本実施形態によれば、シャッター2及び発光手段10は、ハウジング1を構成するケース部1a上に形成されるとともに、発光手段10からキー孔Raに照射される光の照射範囲αにおけるシャッター2とケース部1aとの間には、当該光を通過させ得る隙間tが形成されたので、発光手段10によりキー孔Raに光を照射してイグニッションキーIKの挿入時の操作性を向上することができるとともに、シャッター2及び発光手段10のハウジング1に対するレイアウトの自由度を向上することができる。
また、本実施形態に係るシャッター2は、回転部材11の側面において周方向に亘って形成された段部11cに回転自在に取り付けられることにより、ケース部1aとの間で隙間tが形成されたので、回転部材11が、シャッター2の回転軸としての機能と、シャッター2とケース部1aとの間で隙間tを保持する機能とを兼ね備えることができ、部品点数の削減及び装置の小型化を図ることができる。
さらに加えて、本実施形態に係る手動開放手段は、略円筒状に形成されるとともに、ケース部1aに対して回転可能とされた回転部材11と、該回転部材11をロックして回転を規制するロック手段(本実施形態においては磁石Ma)と、ロック手段のロックを解除して回転部材を回転させ得る解錠手段(本実施形態においてはマグネットキーMK)と、回転部材11の回転によりシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得る手動操作手段12とを具備したので、防犯性を維持しつつシャッター2を閉塞位置から開放位置まで手動にて移動させることができる。
また、本実施形態に係る手動操作手段12は、回転部材11と開放用係止手段5との間で延設された長尺状部材から成り、回転部材11の回転により動作して開放用係止手段5による係止を解除させ得るので、手動によるシャッター2の開放位置への移動時、開放用係止手段5による係止を確実に解除させることができる。なお、手動操作手段12が回転部材11と開放用係止手段5との間で延設された長尺状部材から成るので、当該回転部材11と開放用係止手段5との離間寸法が比較的大きくても、手動操作を確実に行わせることができる。
さらに、本実施形態に係る作動部材7には、手動操作手段12の動作を案内し得る案内部7cが形成されたので、手動操作手段12の動作を安定して行わせることができ、且つ、手動操作手段12を案内するための手段を別個に配設するものに比べて、装置を小型化することができるとともに部品点数を削減することができる。特に、本実施形態に係る案内部7cは、作動部材7の移動方向に沿って形成された溝形状から成るので、作動部材7の移動と手動操作手段12の移動とを独立して行わせることができ、それぞれの機能を確実に発揮させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、遠隔操作によってシャッター2を閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放手段を具備していれば、発光手段或いは手動開放手段を具備していないものであってもよい。また、開放スライダ3及び作動部材7を常時付勢する開放用付勢手段4及び閉塞用付勢手段8は、コイルスプリングから成るものとされているが、他の汎用的な付勢手段に代えてもよい。
遠隔操作によって作動し得るアクチュエータと、ハウジング内の第1位置から第2位置までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、シャッターを連動させて前記閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放スライダと、開放スライダを第1位置から第2位置に向かって付勢する開放用付勢手段と、開放スライダを第1位置で係止するとともに、アクチュエータの作動によって当該係止を解除し得る開放用係止手段とを有したシリンダ錠の保護装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 ハウジング
2 シャッター
3 開放スライダ
4 開放用付勢手段
5 開放用係止手段
6 カム部材
7 作動部材
8 閉塞用付勢手段
9 閉塞用係止手段
10 発光手段
11 回転部材
12 手動操作手段
13 カバー部材
MK マグネットキー(解錠手段)
IK イグニッションキー

Claims (8)

  1. イグニッションキーを挿入し得るキー孔が形成されたロータを覆って取り付けられたハウジングと、
    該ハウジング内で閉塞位置と開放位置との間で移動可能とされ、閉塞位置で前記キー孔を塞ぐとともに開放位置で当該キー孔を開放するシャッターと、
    遠隔操作によって前記シャッターを閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放手段と、
    を具備するとともに、前記キー孔に挿通されたイグニッションキーの回転操作により、車両が具備するエンジンを始動させるオン位置、当該エンジンを停止させるオフ位置、及び車両が具備するハンドルバーをロックするロック位置の間をロータが回転可能とされたシリンダ錠の保護装置であって、
    前記開放手段は、
    遠隔操作によって作動し得るアクチュエータと、
    前記ハウジング内の第1位置から第2位置までスライド可能とされ、当該第1位置から第2位置にスライドする過程で、前記シャッターを連動させて前記閉塞位置から開放位置まで移動させ得る開放スライダと、
    前記開放スライダを前記第1位置から第2位置に向かって付勢する開放用付勢手段と、
    前記開放スライダを第1位置で係止するとともに、前記アクチュエータの作動によって当該係止を解除し得る開放用係止手段と、
    を有したことを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. 前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材と、
    該カム部材から前記開放スライダまで延設されるとともに、前記イグニッションキーの回転操作に伴う当該カム部材の動作によって、前記開放用付勢手段の付勢力に抗して前記開放スライダを前記第2位置から第1位置まで移動させ、前記開放用係止手段による係止を行わせ得る延設部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠の保護装置。
  3. 前記延設部は、前記キー孔に挿入されたイグニッションキーを前記オフ位置から前記ロック位置まで回転操作する過程において、前記開放スライダを前記第2位置から第1位置まで移動させることを特徴とする請求項2記載のシリンダ錠の保護装置。
  4. 前記開放スライダは、スライド方向とは異なる逃がし方向に移動して前記延設部の移動軌跡から退避可能とされ、前記第2位置にあるとき、前記ロック位置からオフ位置に向かって移動する前記カム部材の延設部と干渉して逃がし方向に移動するとともに、前記オフ位置からロック位置に向かって移動する前記カム部材の延設部と当接して前記第1位置までスライド可能とされたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のシリンダ錠の保護装置。
  5. 前記開放スライダは、前記延設部と当接して前記第1位置までスライドした後、前記カム部材が更に移動してロック位置まで移動する際、前記逃がし方向に移動することを特徴とする請求項4記載のシリンダ錠の保護装置。
  6. 前記開放スライダは、前記第1位置から第2位置にスライドする過程で前記シャッターを押圧することで当該シャッターを前記閉塞位置から開放位置まで移動させ得るアーム部を有するとともに、当該アーム部には、前記閉塞位置にあるシャッターを係止して前記開放位置への移動を規制する係止部が形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載のシリンダ錠の保護装置。
  7. 前記キー孔に挿入されたイグニッションキーの回転操作及び当該キー孔からの抜き取りに応じて動作するカム部材を具備するとともに、前記ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際、当該カム部材の動作によって前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させることを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載のシリンダ錠の保護装置。
  8. 前記シャッターと連動可能とされるとともに、非作動位置及び作動位置の間で移動可能とされ、非作動位置から作動位置に移動することで前記シャッターを開放位置から閉塞位置に移動させ得る作動部材と、
    該作動部材を非作動位置から作動位置に向かって常時付勢する閉塞用付勢手段と、
    前記作動部材を非作動位置で係止するとともに、前記ロータがロック位置にあり、且つ、イグニッションキーがキー孔から抜き取られた際の前記カム部材の動作によって当該係止が解除される閉塞用係止手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項7記載のシリンダ錠の保護装置。
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