JP2003237364A - 自動車の車室の付臭装置 - Google Patents

自動車の車室の付臭装置

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JP2003237364A
JP2003237364A JP2002368585A JP2002368585A JP2003237364A JP 2003237364 A JP2003237364 A JP 2003237364A JP 2002368585 A JP2002368585 A JP 2002368585A JP 2002368585 A JP2002368585 A JP 2002368585A JP 2003237364 A JP2003237364 A JP 2003237364A
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inlet
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JP2002368585A
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Gerard Poitier
ポワチエ ジェラール
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Valeo Climatisation SA
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Passenger Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安く、強さを調整しながら、1
つまたは複数の芳香性物質を拡散可能な付臭装置を提供
する。 【解決手段】 少なくとも1つの芳香剤カートリッジ
(78)を収容可能なほぼ円筒形のケーシング(68)
を支持する支持プレート(20)と、前記支持プレート
およびカートリッジの間に配置される調整部品とを含
み、この調整部品を、保管位置または拡散位置に選択的
に導くことにより、付臭された空気流を発生させるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室の付
臭装置に関する。
【0002】本発明は、付臭しようとする空気流を通し
て、付臭された空気流を発生することができるようにな
っている少なくとも一つの芳香剤入りの交換カートリッ
ジを備えるタイプの付臭装置に関する。
【0003】
【従来の技術】このタイプの付臭装置は既に知られてい
る。例えば、特開昭58−81817号公報には、自動
車の暖房およびまたは空調装置のハウジングから分岐さ
れている芳香剤カセットを備えた付臭装置が記載されて
いる。
【0004】この装置は、香りを拡散する強さを調整す
ることはできず、また芳香剤カートリッジまたはカセッ
トを1つしか備えていないために、様々な欠点を有す
る。
【0005】また、文献FR2774597により、並
列接続されて、ステッピングモータによりそれぞれ駆動
される複数の拡散装置を備える、揮発性物質の拡散装置
が公知となっている。しかしこの装置は、構造が複雑で
ある。
【0006】本発明は、特に、上記の欠点を解消するこ
とを目的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製造コスト
が安く、強さを調整しながら、一つまたは複数の芳香性
物質を拡散しうるようにした付臭装置を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による上記のタイ
プの付臭装置は、付臭される空気流が入る開口部、およ
び付臭された空気流が出る開口部が設けられたシート
と、支持プレートにより支持され、同一端面に入口およ
び出口を設けて軸方向に配置された、少なくとも一つの
芳香剤カートリッジを収容可能な、ほぼ円筒形のケーシ
ングと、前記支持プレートのシートおよび前記カートリ
ッジの端面の間に介在されて、カートリッジの芳香剤
が、前記流入開口部にも前記排出開口部にも広がらない
保管位置か、または、付臭される空気流が選択されたカ
ートリッジの入口に入り、このカートリッジの芳香剤で
充填されて付臭空気流を発生し、カートリッジの出口か
ら排出される少なくとも一つの拡散位置に、選択的に導
かれるようになっている調整部品とを備えている。
【0009】かくして、本発明の付臭装置は、構成が単
純で製造コストが安い。しかも、一つまたは複数のカー
トリッジの交換は、ケーシングから、軸方向にカートリ
ッジを抜き出して、このカートリッジを別のカートリッ
ジに交換するだけでよいので、簡単に行われる。
【0010】また、この付臭装置は、自動車の車室の選
択された場所に配置しうるので、カートリッジ交換を簡
単に行うことができる。
【0011】さらに、本発明による装置は、自動車の暖
房、または空調装置から、完全に切り離すことができ
る。事実、支持プレートの流入開口部を供給する空気の
取入口と、支持プレートの排出開口部に接続されて、自
動車の車室の選択された場所に通じる空気の排出口とを
設けるだけでよい。
【0012】支持プレートが、流入開口部および排出開
口部にそれぞれ連通する入口管および排出管を備えてい
るのが好ましい。
【0013】本発明の好適な実施形態では、支持プレー
トのシートが円形であり、流入開口部および排出開口部
が、シートの直径方向に向かい合った領域に設けられて
おり、調整部品が、選択された領域に設けられた少なく
とも2個の開口部を含む回転ディスクであり、前記開口
部が、拡散位置で流入開口部および排出開口部にそれぞ
れ連通している。
【0014】そのため、調整部品は、保管位置、または
少なくとも一つの拡散位置に、配置することができる。
【0015】付臭装置は、異なる芳香剤を入れた少なく
とも2個のカートリッジを収容可能であるのが好まし
い。この場合、調整部品は、車室に拡散される芳香剤の
一方を選択することができる。
【0016】支持プレートのシートが、調整部品に接続
された回転シャフトを通すための中央開口部を有するの
が好ましい。
【0017】本発明のさらに別の特徴によれば、この装
置は、支持プレートにより支持され、調整部品を回転駆
動することにより、この部品を選択された角位置に導く
ことができるアクチュエータを備えている。調整部品
は、機械式、電気式、および空気圧式のアクチュエータ
の中から選択される。
【0018】本発明のさらに別の特徴によれば、カート
リッジが、このカートリッジの入口と出口との間に、U
字形またはジグザグ形の空気流の循環路を決定可能な少
なくとも一つの内部隔壁を備えている。カートリッジの
入口および出口が同一端面にあるので、付臭される空気
の流入口、および付臭された空気の排出口を、装置の支
持プレートの隣接個所に設けることができる。
【0019】本発明のさらに別の特徴によれば、この装
置は、カートリッジの識別手段を備えている。この識別
手段は、カートリッジの端面の反対側に配置されたカー
トリッジのキャップで支持可能である。
【0020】また、チップ、電気接点、バーコードタイ
プの認識手段として、識別手段を使用することも好まし
いことである。
【0021】さらに、ケーシングに、カートリッジを固
定する保持手段を設けてあると有利である。
【0022】好適な実施形態では、ケーシングには、軸
方向に隣接して配置された2個のカートリッジを収容可
能である。この場合、ケーシングは、ほぼ半円筒形の2
個のカートリッジをそれぞれ収容するほぼ半円筒形の2
個の溝を定めうる直径方向の内部隔壁を備えた円筒壁を
有し、かつケーシングは、カートリッジのセットまたは
取外しのための出し入れ開口端を備えている。
【0023】本明細書中の「円筒」または「円筒形」と
いう表現は、一般的または数学的な意味においては、必
ずしも円形ではない閉曲線からなる平行な母線により決
定される面を示すものとして理解されるべきである。
【0024】本発明のさらに別の特徴によれば、この装
置は、自動車の選択された場所への取付固定手段を備え
ている。
【0025】別の観点において、本発明は、上記のよう
な付臭装置を備える自動車にも関する。
【0026】本発明の付臭装置は、有利なことに、ダッ
シュボード、特にグローブボックスの選択された場所、
あるいは自動車の操作卓の位置に固定することができ
る。
【0027】そのため、カートリッジを交換する際に、
付臭装置のケーシングに容易に手を伸ばすことができ
る。
【0028】単なる例としての以下の説明は、添付図面
に基づくものである。
【0029】
【発明の実施の形態】最初に、自動車のグローブボック
ス12に、少なくとも一部分が取付けられた、本発明に
よる付臭装置10を示す図1を参照する。この付臭装置
は、グローブボックスの側壁16と上壁18との接合部
にあるコーナー14に配置されている。
【0030】付臭装置10は、アクチュエータ24を固
定する役割をする少なくとも2個の円筒形のボス22
(図1、図2)を備える支持プレート20を含み、アク
チュエータは、ここでは、駆動スプライン軸26を備え
たマイクロモータから構成されている。アクチュエータ
24は、少なくとも2個のボス28を有し、支持プレー
ト20のボス22に係合される少なくとも2個のねじ3
0を、このボスに通すことができる。
【0031】支持プレート20は、アクチュエータ24
の反対側を向く環状シート32を備えている(図2)。
シート32には、付臭するべき空気流が入る開口部34
と、付臭された空気流が出る開口部36とが設けられて
いる。
【0032】この2つの開口部36は、直径方向に向か
い合った領域に開けられており、開口部の形状は、それ
ぞれ円弧形である。開口部34、36は、流入管38お
よび排出管40にそれぞれ通じている。流入管38は、
付臭する給気源に接続可能であり、排出管40は、自動
車の車室に通じる管路(図示せず)に接続可能である。
反対の接続も可能である。
【0033】流入管38に入る付臭される空気流は、図
1、図2に矢印F1で示すように、流入管38に入り、
付臭された空気は、図1、図2に矢印F2で示すよう
に、排出管40から排出される。
【0034】支持プレート20は、スプライン軸26を
通す円形の中央開口部42を有する。シート32にはめ
込まれるパッキン44は、シートの開口部34、36に
それぞれ対応する2個の開口部46、48と、支持プレ
ートの中央開口部42に対応可能な中央開口部50とを
有する。この例では、パッキンは、支持プレートのシー
トに突出して形成されてパッキンの2個の孔54に係合
されるる2個の爪52により、所定の位置に保持されて
いる。パッキンを位置決めするために他の手段を検討す
ることも可能である。
【0035】シャフト26は、ディスク形の調整部品5
6を回転駆動可能であり、この調整部品は、選択された
領域に、3個の開口部58を有する。開口部は、ここで
は互いに約120°だけ角度をずらして設けられてい
る。この例では、開口部がほぼ正方形である。しかし、
他の形状にしてもよい。
【0036】調整部品56は、例では3個の分枝62を
含むパッキン60を収容し、各分枝は、調整部品の開口
部に向かい合って取り付けられる穿孔端64に、それぞ
れ続いている。
【0037】調整部品56は、パッキン60を介して、
ほぼ円柱形のケーシング68の第1の端66と気密に協
働し、他端70は、グローブボックス12(図1)の隅
に配置されている上壁72に通じている。グローブボッ
クスのカバー(図示せず)を開けた位置で端70に手を
伸ばすことができる。必要に応じ、図1に示すように、
付臭装置10の特別なトラップ71を、グローブボック
スに設けることがある。
【0038】ケーシング68は、ほぼ半円筒形の2個の
溝76を定めうる直径方向の内部隔壁74を備える円筒
壁73を有する。溝には、ほぼ半円筒形の2個のカート
リッジ78がそれぞれ収容されている。これらのカート
リッジは、それぞれ、付臭される空気流が通って、付臭
された空気流を発生する芳香剤を含んでいる。
【0039】2個のカートリッジ78は、図1に示すよ
うに、グローブボックスのカバーとトラップ71とを開
けたときに見える端のキャップ80に続いている。図示
の例では、カートリッジは、垂直に並置され、かつケー
シングの軸方向に配置されているので、内部カートリッ
ジおよび上部カートリッジを決定することができる。
【0040】変形実施形態では、図10に示すように、
カートリッジ78を水平に並置して、右側カートリッジ
および左側カートリッジを構成するようにしてもよい。
【0041】2個のカートリッジの各キャップ80に
は、たとえばカートリッジに入れる芳香剤の種類を決定
しうる識別手段(図示せず)が設けられている。
【0042】ケーシング68は、グローブボックスの壁
72にケーシングを固定するための2個の突出部82を
備えている。支持プレートは、図2に示すように、少な
くとも一つのねじ84によってコーナー14に固定され
ている。図2に示すように、固定点は、ダンパーリング
83により、グローブボックスから切り離すことができ
る。
【0043】アクチュエータ24は、選択される多数の
位置に、調整部品56を導くことができる。これらの位
置には、カートリッジの芳香剤が流入開口部34にも、
排出開口部36にも広がらないために、付臭空気が全く
発生しない保管位置も含まれる。
【0044】さらに、付臭される空気流が、選択された
カートリッジ、たとえば上部カートリッジまたは下部カ
ートリッジに入り、カートリッジの芳香剤を充填させ
て、カートリッジの出口から排出される少なくとも一つ
の拡散位置を含んでいる。図11A、11B、11Cに
関して後述するように、ストッパを設けることもでき
る。
【0045】次に、本発明の別の実施形態を示す図3〜
図9を参照しながら、ケーシングおよびカートリッジの
構造について詳しく説明する。本発明のこの第2の実施
形態において、図1、図2の実施形態と共通の要素につ
いては、同じ符号を付してある。
【0046】図3、図4では、図1、図2とは異なる構
成の支持プレート20が示されている。支持プレート
は、流入管および排出管を備えているが、これらは、簡
略化のために図示されていない。支持プレート20に同
様に固定されているアクチュエータ24は、図1、図2
と同様の調整部品56(図6、図7)と協働するスプラ
イン軸26(図6)を駆動する。
【0047】図3〜図7から分かるように、2個のカー
トリッジ78はほぼ半円筒形であり、ケーシング68の
内部に画定された溝に配置されている。2個のカートリ
ッジ78は、爪86を含む保持手段によりケーシングに
固定保持され、この爪は、カートリッジから出て、ケー
シングの円筒壁73に設けられた開口部88と協働する
(図2)。
【0048】しかし、別の保持手段を考えることもでき
る。このため、カートリッジの一端に係止手段を設ける
こともある。
【0049】変形実施形態として、トラップ71(図
1)に、カートリッジの保持手段を内蔵させることがで
きる。
【0050】図7から分かるように、各カートリッジ7
8は、調整部品の側に配置された開放端92と、キャッ
プ80により閉じられる開放端94とを備える半円柱形
の側壁90を備えている。各カートリッジの内部におけ
る底壁96には、図8の断面からよく分かるように穿孔
されている。カートリッジ内部に延びる長手方向の隔壁
98(図7)は、底壁96まで延びているが、端94か
ら離れている。穿孔された底壁96は、空気流の入口1
00および出口102を決定するので、カートリッジの
入口100と出口102との間の行程104を決定する
ことができる。
【0051】もちろん、他のタイプの隔壁も可能であ
り、特にジグザグ行程が決定される。図8では、上部カ
ートリッジの入口100および出口102と、下部カー
トリッジの入口100および出口102が示されてい
る。アクチュエータ24により、カートリッジの入口1
00およびまたは出口102を選択的に開閉して、上記
のような様々な位置を決定することができる。
【0052】次に、図9A、図9B、図9Cを参照し
て、様々な使用位置について説明する。
【0053】図9Aの位置では、3個の開口部58が、
2個のカートリッジのどれとも全く連通していない。従
って、一方のカートリッジの芳香剤が、流入開口部34
にも、排出開口部36にも広がらない保管位置にある。
【0054】図9Bの位置では、2個の開口部58(図
の上部に配置されている開口部)は、上部カートリッジ
の入口および出口にそれぞれ連通している。そのため、
付臭される空気流は、上部カートリッジの入口に入り、
このカートリッジ内の芳香剤により付臭空気流を発生
し、上部カートリッジの出口から排出される。
【0055】図9Cの位置では、2個の開口部58は、
下部カートリッジと連通している。そのため、付臭され
る空気流は、下部カートリッジの芳香剤を通る。
【0056】保管位置から、拡散位置のいずれかへ移行
するには、どちらかの方向に角度Aだけ回転させなけれ
ばならない。例では、この角度が37.5°である。
【0057】調整部品56の開口部58の形状は、円形
でなくてもよく、特に、カートリッジと、付臭強さの調
整装置とを通る空気流の調整を可能にする階段状の形状
にすることもできる。この場合、組立方法の制約に応じ
て、パッキン64の形状を階段状にしても、本体68の
端66の形状を階段状にしてもかまわない。
【0058】図示の実施形態では、カートリッジがない
ときに埃がたまらないようにするバルブが設けられる。
カートリッジは、グローブボックスのカバーを開けて簡
単に交換しうる。
【0059】次に、図1〜図5と同じであるが、右側カ
ートリッジと左側カートリッジとを得るために、水平に
並置されている2個のカートリッジ78を示す図10を
参照する。
【0060】図11A〜図11Cの実施形態では、調整
部品56が、支持プレート20に形成された2個のスト
ッパ108、110に協働可能な半径方向の突出部10
6を備えている。
【0061】図11Aの位置では、突出部106がスト
ッパ108に当たって、第1の拡散位置となっている。
図11Bの位置では、突出部106がストッパ110に
当たって、第2の拡散位置となっている。図11Cの位
置では、突出部106がストッパ108および110の
間にあって、保管位置または閉鎖位置を提供する中間位
置に相当する。
【0062】図12A、図12Bに示した調整部品56
は、図11A〜図11Cに示した調整部品と類似してい
る。この調整部品は、同様に角行程を制限する突出部1
06を備えている。
【0063】この実施形態では、支持プレートの開口部
34、36が、調整部品56に設けられた溝116と協
働する成形構造体112、114を有する。例では、こ
の溝が円弧形である。かくして、閉鎖位置(図12A)
でカートリッジの分流機能が得られ、停止時に付臭装置
を排気可能になる。これにより、香りと香りの混合を回
避し、ユーザに好ましい快適性を与えることができる。
【0064】排気機能は、ユーザが付臭を希望し、たと
えば図12Bに示したような使用位置に調整部品を回す
と停止する。
【0065】変形実施形態では、この排気手段は、自動
車の外部に直接通じる別の出口に連通可能である。その
ための有効な手段は、芳香の再上昇を制限する防臭弁か
らなる(空調エバポレータの)凝縮液のダクトを使用す
ることである。
【0066】図13、図14の実施形態では、カートリ
ッジ78は、前述の実施形態のカートリッジに類似して
いる。特に、カートリッジは、内部隔壁98を有し、空
気流がU字形またはジグザグ形に循環できるようになっ
ている。
【0067】空気流の水頭損失を制限するために、カー
トリッジの一部が、顆粒状の芳香剤を含まないようにす
る構成とすることも可能である。
【0068】顆粒を保持するには、様々な解決方法が考
えられる。たとえば、穿孔カプセル118を備えること
が考えられる。このカプセルは、たとえば、カートリッ
ジにはめ込まれるか、カートリッジと一体成形され、フ
ィルムヒンジによりカートリッジに接続可能である。
【0069】図13、図14の実施形態では、カートリ
ッジを閉じるキャップ80は階段状であり、グローブボ
ックスで占める容量を増やさずに、把持しやすくなって
いる。
【0070】変形実施形態では、カートリッジの入口お
よび出口は、下部カートリッジか上部カートリッジかに
応じて、あるいは右側カートリッジか左側カートリッジ
かに応じて、交換できるように構成可能である。そのた
め、上記の実施形態のように、空気流がカートリッジに
よって戻されるのではなく、付臭装置に内蔵された管路
によって戻される。
【0071】図15、図16の実施形態では、付臭装置
がマニュアル制御式である。2個のカートリッジ78の
各キャップ80は、対応する香りの名前をそれぞれつけ
られた制御ボタンから形成されている(図16)。
【0072】これらのボタン80は、図15に示された
ように、カートリッジが挿入される円筒ケーシング11
9で、2個のカートリッジ78の同時回転を制御可能で
ある。そのため、各カートリッジは、空洞122に係合
可能な膨張端120を有し、膨張端は、調整部品から次
第に拡大する。
【0073】図17は、図2の付臭装置によく似た付臭
装置を示している。調整部品56は、図11A〜図11
C、および図12A、図12Bに似た半径方向の突出部
106を有する。
【0074】ここでは、各カートリッジ78は、キャッ
プ80を受容するカートリッジ端に配置されたインサー
ト124を備えている。インサートにより、各香りに固
有の水頭損失が得られる。
【0075】図18に示したカートリッジは、調整部品
に挿入されるカートリッジ端の側に配置された位置決め
部品126を含んでいる。位置決め部品は、カートリッ
ジを識別可能にするので、2つの位置で、同一カートリ
ッジを、混同することなく無関係に使用可能である。
【0076】図19は、2個の平面カートリッジを示し
ており、一方(上方位置)はキャップを備え、他方(下
方位置)はキャップを備えていない。各カートリッジ
は、底壁130に結合されるほぼ半円形の側壁128に
より画定され、この底壁に、付臭する流体用の入口13
2と、付臭される流体用の出口134とが設けられてい
る。これらの入口132、134は穿孔されている。
【0077】カートリッジ内部に設けられた隔壁136
は、邪魔板を形成し、空気流がジグザグ行程をたどれる
ようにする。このようにして、上記のカートリッジに比
べて、外形寸法を小さくした平面カートリッジが構成さ
れる。
【0078】上記のカートリッジと同様に、芳香剤は、
有利には顆粒状であり、この顆粒の中に香りが吸収され
ている。
【0079】本発明は、上記の実施形態に制限されるも
のではなく、他の変形実施形態も含むものである。特
に、ケーシングに2個以上のカートリッジを設けてもよ
い。
【0080】さらに、回転部品の駆動に使用されるアク
チュエータは、他の形態を取ることもできる。これは、
特に、機械式、電気式、または空気圧式のアクチュエー
タに関する。
【0081】特に、制御手段(「driver」)と、
有線接続またはネットワークを介して計算機に直接接続
される内臓接続手段とを備えた、電動減速ギヤとしてア
クチュエータを構成することも考えられる。これによ
り、自動車の制御テーブルに制御手段が内蔵された、ま
たは内蔵されていない付臭装置を構成可能になる。2番
目の構成は、全ての自動車に容易に統合できる標準自動
システムが得られるという長所がある。
【0082】カートリッジの他の識別手段、特に電子チ
ップ、電気接点、バーコードなどの認識手段を設けるこ
とも可能である。
【0083】3個のカートリッジを収容するように付臭
装置を構成する場合、ケーシングは、約120°の扇形
に対応する断面を備えた3個の溝を確定し、カートリッ
ジは、対応する形状を有する。
【0084】付臭装置は、全ての給気源から供給可能で
あり、特に、自動車の暖房、または空調装置で採取可能
な空気流を分流して供給することができる。支持プレー
トの出口は、自動車の選択されたあらゆる場所、特に換
気口、霜取りノズル、暖房およびまたは空調装置自体に
付臭空気を導くことができる管路に接続される。
【0085】もちろん、たとえばダッシュボード、操作
板など、車室の別の場所に、本発明の装置を設置するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による付臭装置を備え
た自動車のグローブボックスの部分斜視図である。
【図2】図1の付臭装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による付臭装置の斜視
図である。
【図4】図3の付臭装置の側面図である。
【図5】図3、4の付臭装置の端部を示す図である。
【図6】図4のIV−IV線による断面図である。
【図7】図4のVII−VII線による断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線による断面図であ
る。
【図9A】付臭装置における調整部品の3つの異なる位
置を示す、図6のIX−IX線による断面図である。
【図9B】付臭装置における調整部品の3つの異なる位
置を示す、図6のIX−IX線による断面図である。
【図9C】付臭装置における調整部品の3つの異なる位
置を示す、図6のIX−IX線による断面図である。
【図10】別の実施形態における2個のカートリッジの
端部を示す図である。
【図11A】別の調整部品の3つの異なる位置を示す断
面図である。
【図11B】別の調整部品の3つの異なる位置を示す断
面図である。
【図11C】別の調整部品の3つの異なる位置を示す断
面図である。
【図12A】別の変形実施形態における調整部品の2つ
の位置を示す図である。
【図12B】別の変形実施形態における調整部品の2つ
の位置を示す図である。
【図13】別の実施形態におけるカートリッジの断面図
である。
【図14】図13の付臭装置およびカートリッジの断面
図である。
【図15】キャップが制御ボタンを形成する2個のカー
トリッジの断面図である。
【図16】キャップが制御ボタンを形成する2個のカー
トリッジの斜視図である。
【図17】図2に類似する付臭装置の斜視図である。
【図18】識別手段を備えたカートリッジの断面図であ
る。
【図19】重ねた2個の平面カートリッジの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 付臭装置 12 グローブボックス 14 コーナー 16 側壁 18 上壁 20 支持プレート 22 ボス 24 アクチュエータ 26 スプライン軸 28 ボス 30 ねじ 32 シート 34 流入開口部 36 排出開口部 38 流入管 40 排出管 56 調整部品 58 開口部 60 パッキン 62 分枝 64 穿孔端 66 端 68 ケーシング 70 端 71 トラップ 72 円筒壁 74 直径方向の内部隔壁 76 溝 78 カートリッジ 80 キャップ 82 突出部 83 ダンパリング 84 ねじ 86、88 爪(保持手段) 90 側壁 92、94 端 96 底壁 98 隔壁 100 入口 102 出口 104 行程 112、114 成形構造体 116 溝 118 カプセル 119 ケーシング 122 空洞 126 位置決め部品 128 側壁 130 底壁 132 入口 134 出口

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付臭空気流を発生するように付臭されよ
    うとする空気流が通過可能な芳香剤を入れた、少なくと
    も一つの交換カートリッジを備える自動車の車室の付臭
    装置において、 付臭される空気流が入る開口部(34)、および付臭さ
    れた空気流が出る開口部(36)が設けられたシート
    (32)と、支持プレート(20)により支持され、同
    一端面(96)に入口(100)および出口(102)
    を設けて軸方向に配置された、少なくとも一つの芳香剤
    カートリッジ(78)を収容可能な、ほぼ円筒形のケー
    シング(68)と、前記支持プレート(20)のシート
    (32)および前記カートリッジの端面の間に介在され
    て、カートリッジの芳香剤が、前記流入開口部(34)
    にも前記排出開口部(36)にも広がらない保管位置
    か、または、付臭される空気流が選択されたカートリッ
    ジの入口(100)に入り、このカートリッジの芳香剤
    を充填されて付臭空気流を発生し、カートリッジの出口
    (102)から排出される少なくとも一つの拡散位置
    に、選択的に導かれるようになっている調整部品(5
    6)とを備えることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記支持プレート(20)が、前記流入
    開口部(34)および排出開口部(36)にそれぞれ連
    通する入口管(38)および排出管(40)を備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 支持プレート(20)のシート(32)
    が円形であり、前記流入開口部(34)および排出開口
    部(36)が、直径方向に向かい合った領域に設けられ
    ており、前記調整部品(56)が、選択された領域に設
    けられた少なくとも2個の開口部(58)を含む回転デ
    ィスクであり、かつ前記開口部が、拡散位置で前記流入
    開口部(34)および排出開口部(36)にそれぞれ連
    通していることを特徴とする請求項1または2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記支持プレート(20)が、調整部品
    (56)に接続された回転シャフト(26)を通すため
    の中央開口部(42)を有することを特徴とする請求項
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記支持プレート(20)により支持さ
    れ、前記調整部品(56)を回転駆動することにより、
    この部品を選択された角位置に導くことができるアクチ
    ュエータ(24)を備えることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエータ(24)が、機械
    式、電気式、および空気圧式のアクチュエータの中から
    選択されたものであることを特徴とする請求項5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジ(68)が、カートリ
    ッジの入口(100)と出口(102)との間に、U字
    形またはジグザグ形の空気流の循環路を決定しうる少な
    くとも一つの内部隔壁(98)を含むことを特徴とする
    請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジの識別手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記識別手段が、カートリッジ(78)
    の端面の反対に配置されたカートリッジのキャップ(8
    0)で支持されていることを特徴とする請求項8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 前記識別手段が、チップ、電気接点、
    バーコード認識手段のいずれかであることを特徴とする
    請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ケーシング(68)が、ケーシン
    グにカートリッジを固定する保持手段(86)(88)
    を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ケーシング(68)が、軸方向に
    隣接して配置された2個のカートリッジ(78)を収容
    可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか
    に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ケーシング(68)が、ほぼ半円
    筒形の2個のカートリッジをそれぞれ収容するほぼ半円
    筒形の2個の溝(76)を決定可能な直径方向の内部隔
    壁(74)を備える円筒壁(72)を備え、前記ケーシ
    ング(68)が、カートリッジのセットまたは取外しの
    ための出し入れを行う開いた端(70)を有することを
    特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 自動車の選択された場所への取付固定
    手段を備えていることを特徴とする請求項1〜13のい
    ずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載の付
    臭装置を備えていることを特徴とする自動車。
  16. 【請求項16】 付臭装置が、ダッシュボード、特にグ
    ローブボックス(12)の選択された場所、または自動
    車の操作ボードに固定されていることを特徴とする請求
    項15に記載の自動車。
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