JPS6021081Y2 - 通風放香容器 - Google Patents

通風放香容器

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Publication number
JPS6021081Y2
JPS6021081Y2 JP7617182U JP7617182U JPS6021081Y2 JP S6021081 Y2 JPS6021081 Y2 JP S6021081Y2 JP 7617182 U JP7617182 U JP 7617182U JP 7617182 U JP7617182 U JP 7617182U JP S6021081 Y2 JPS6021081 Y2 JP S6021081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
ventilation
ventilated
container
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP7617182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58179140U (ja
Inventor
和夫 伊藤
Original Assignee
東洋製罐株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋製罐株式会社 filed Critical 東洋製罐株式会社
Priority to JP7617182U priority Critical patent/JPS6021081Y2/ja
Publication of JPS58179140U publication Critical patent/JPS58179140U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通風芳香容器、特に自動車のベンチレーターや
空調冷暖房器の空気吐出口等に取付けて使用するものに
関する。
本考案の目的とするところは、芳香剤を内蔵した容器内
部に風を通すことによって、自動車内や室内に芳香を放
ち、タバコの臭等の悪臭を消すと同時に心地良い雰囲気
を醸成することにある。
また他の目的とするところは、容器本体をスライドさせ
るだけの簡単な操作でもって放香の開始または停止を行
えるようにすること、およびコンパクトな容器に形成す
ることによって所望の個所に場所の制約なくして取付け
られるようにすることにある。
上記の目的を有する本考案を図示の実施例に基づいて説
明すると、本考案の通風芳香容器は、概して容器本体1
に蓋体2を着脱自在に取付けて、これを、自動車のベン
チレーター等に設けた固定部材3によ、り摺動自在に保
持してなる。
さらに詳述すると、第1図乃至第3図には容器本体1が
示されており、この本体1は基部11の中央に逆T形の
取付孔12を、また基部11の左右に任意数の通気孔1
3群を備えている。
而して基部11の内面側には、上記通気孔13群の前方
位置へ延びる逆くの字形の通風翼14が複数突設せしめ
られており、通気孔13から本体1内に流入した流体は
これ等の通風翼14によって外部へ効率よく排出される
15は上記基部11の外面側に凹設した嵌合溝で、この
嵌合溝15は基部11のほぼ全長にわたって長手方向へ
延びている。
なお第7図および第9図において16,16は基部11
の左右外周縁部に形成した係止突起である。
次に通風芳香容器の組立てた状態を示す第6図乃至第1
0図において、2は上記本体1の内面側に取付けられる
略コ字形断面の蓋体で、その上面の左右に排気孔21を
有しており、この排気孔21内に前記通風翼14の先端
が嵌合され固定されている。
なお22は係止突起である。さらに第4図および第5図
には前記蓋体2付きの本体1を摺動自在に保持する固定
部材3が示されており、この固定部材3は本体の嵌合溝
15内に配置されいて、その基部31の左右に任意数の
調節孔32群を備えている。
而してこの固定部材3は嵌合溝15の溝幅より短かい長
さを有していて、該固定部材が嵌合溝15の左限位置す
なわち開口位置にあるとき、固定部材の調節孔32と本
体の通気孔13とは互いに連通し、本体1の内部は容器
外部と通じている。
一方固定部材が嵌合溝15の右限位置すなわち閉塞位置
にあるときは、調節孔32と通気孔13とは互いにその
位置がずれて、本体1の内部は外部と遮断される。
なお、33.34はクリップ等の如き取付具4を固定す
るための係止片で、35.36は前記本体1からの離脱
を防止するための係止突起である。
以上の構成よりなる通風芳香容器を、第6図に示すよう
に、取付具4を介[、て自動車のベンチレーター5に固
定した後、第7図および第8図に示すように、本体1を
右方へ摺動操作して通気孔13群を開口すれば、ベンチ
レーター5から送られてきた空気流は該通気孔13を通
って本体1の内部に流入腰本体1に内蔵させた芳香剤6
の芳香成分を伴って、通風翼14に案内されながら排気
孔21より車内へ拡散される。
このようにして自動車の車内に芳ばしい香りが漂うのと
同時に、タバコの煙等の悪臭を消すことができる。
なお通風芳香容器の通気孔13と調節孔32を完全にず
らさないで、両道気孔13と調節孔32を部分的に一致
連通させれば、少量の空気流が容器内部を通過し、これ
によって自動車の車内に少量の芳香成分を発散させるこ
ともできる。
自動車の車内に所望の香りを放香し終った時点で、第9
図および第10図に示すように、本体1を左方へ摺動操
作して通気孔13群を閉塞すれば、ベンチレーター5か
らの空気流は本体1の内部に流入せず、通風芳香容器を
迂回する。
もつとも斯かる場合において、通風芳香容器の通気孔2
1は常時開口しているので、容器内の芳香剤6はその成
分を該排気孔21より外部へ拡散するが、送風される空
気流と一緒に外部へ拡散させる場合に比べて、その拡散
に要する時間は長く、また発散量は極めて少ない。
本考案の通風芳香容器は以上の構成および作用からなる
もので、芳香剤を内蔵した容器内部に風を通すことによ
って自動車内等に芳香を放つことができるので、芳香成
分を広範囲に且つ短時間に拡散し得て、タバコ等の悪臭
の除去と心地良い雰囲気の醸成を効率よく行える効果が
ある。
また容器本体をスライドさせるだけの簡単な操作でもっ
て、芳香の開始または停止を行えるばかりでなく、芳香
に際しては芳香成分の発散量を適宜調節できて所望の芳
香濃度を得ることもできる。
さらに本考案の通風芳香容器はコンパクトに形成されて
いるので、設置面積の制約なく所望の個所に適宜取付け
ることができ、また他の障害物ともならない。
さらにまたクリップ等の取付具によって確実に固定でき
るので、あらゆる場所に任意に設置し得る等種々の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は容器本
体の背面図、第2図は第6図X−X線縦断面図、第3図
は第6図X−X線縦断面図、第4図は固定部材の背面図
、第5図は第6図X−X線縦断面図、第6図は組立て後
の通風芳香容器を自動車のベンチレーターに取付けた状
態の正面図、第7図は容器の開口状態を示す第6図X−
X線縦断面図、第8図は同第6図■−■線縦断面図、第
9図は容器の閉塞状態を示す第6図X−X線縦断面図、
第10図は同第6図X−X線縦断面図である。 符号の説明1・・・・・・本体、11・・・・・・基部
、12・・・・・・取付孔、13・・・・・・通気孔、
14・・・・・・通風翼、15・・・・・・嵌合溝、1
6・・・・・・係止突起、2・・・・・・蓋体、21・
・・・・・排気孔、22・・・・・・係止突起、3・・
・・・・固定部材、31・・・・・・基部、32・・・
・・・調節孔、33,34・・・・・・係止片、35,
36・・・・・・係止突起、4・・・・・・取付具、5
・・・・・・ベンチレーター 6・・・・・・芳香剤。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)摺動により開閉するようにした通気孔を備えた基
    部の内面に通風翼を突設すると共に基部外面に嵌合溝を
    凹設してなる摺動自在な本体と。 上面に排気孔を形成した前記本体の基部内面側に着脱自
    在に取付けられる蓋体と、前記本体の通気孔と対応する
    調節孔を有し且つ本体の嵌合溝内に位置して当該本体を
    摺動可能に保持する固定部材とからなることを特徴とす
    る通風芳香容器。
  2. (2)固定部材は一側面に取付具を備えていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の通風芳香
    容器。
JP7617182U 1982-05-26 1982-05-26 通風放香容器 Expired JPS6021081Y2 (ja)

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JP7617182U JPS6021081Y2 (ja) 1982-05-26 1982-05-26 通風放香容器

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JP7617182U JPS6021081Y2 (ja) 1982-05-26 1982-05-26 通風放香容器

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Publication Number Publication Date
JPS58179140U JPS58179140U (ja) 1983-11-30
JPS6021081Y2 true JPS6021081Y2 (ja) 1985-06-24

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ID=30085493

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008290507A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nakano Koji 空調用補助具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964136U (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 エステ−化学株式会社 自動車室内用芳香消臭剤容器
JP4710273B2 (ja) * 2004-07-30 2011-06-29 株式会社トヨトミ 送風ファンの吹出し部に設置する芳香装置
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